新年度になりましたね。少しずつですが、当サイトでも、関東大学長距離各チームの2021年度のメンバーの紹介と実績、簡単な戦力分析を行いたいと思います。もちろん、新入生も紹介していきます。
続いて、
新たな歴史を作りに!予選から殴り込みをかける中央学院大学です。
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昨年度はまさかだった。5年ぶりの箱根駅伝予選会に回ったが、戦力は高い方と思われた。予選を知らない選手ばかりという気がかりな点はあったが、通過は大丈夫と、あまり作戦を立てて臨まなかった。
コロナ禍で、立川駐屯地内の平坦な周回コースに加えて、雨が降りしきる条件だった。高速ペースに途中まで対応したものの、後半になって総合順位が落ち始める。雨で身体が冷えて、低体温症に陥る選手が何人も出てしまったのだ。
結果、まさかの予選敗退。常連校になっていた中央学院大の連続出場が18で途切れてしまった。出場権のあった全日本大学駅伝は、終盤で当時の4年生の活躍があったものの、中々上位とはいかなかった。
今年は、ユニフォームを一新し、心機一転で新しい歴史を作りにかかっています。関東インカレでは早速活躍する場面が見られています。今年はまた一足違った中央学院大が見られるかもしれません。
※ベスト記録は、2021年6月4日現在
栗原啓吾④28分03秒39≪20:全3区11位、予16位、箱1区5位、19:出5区20位、箱3区13位、18:全3区9位、出2区9位≫
小野一貴④29分01秒27
坂田隼人④29分10秒38
青柳達也④29分14秒65≪18:出5区10位≫
吉田光汰④29分15秒02≪20:予97位、箱7区14位、19:全3区18位、出4区7位、箱7区16位、18:全4区14位、出4区6位≫
糸井春輝④29分29秒24
松井尚希④29分30秒01≪20:予236位≫
馬場竜之介④29分47秒59≪20:予266位≫
川崎博貴④29分50秒99
白鳥航也④29分54秒73
廣中拓磨④30分27秒35
4年生は主力選手に、レギュラーボーダーライン上の選手が多くいますよね。その中で、栗原選手がチーム全体のエースとして引っ張っています。2年時の箱根1区の好走以降、爆発力が魅力になっています。
今年度は1万m28分03秒を記録して成長したのが一番の活躍。期待された関東インカレは、脚部の虫刺されによって無念の欠場となりましたが、全日本予選以降の登場となりそう。
他の4年生も頑張っていて、過去何度も駅伝を走っている吉田選手も好調。関東インカレは、得意の3障で見事に優勝!8分40秒台とレベルも上がっていました。また、昨年箱根予選を走った松井選手が、1500mで入賞はサプライズ。チームにいい刺激が入ったはず。
あとは、レギュラーに迫ったことのある小野・坂田・糸井選手や、一度は主要大会を走っている青柳・馬場選手も戦力候補。全日本予選にエントリーされた選手もいますが、高いレベルでレギュラー争いが行われています。
武川流以名③28分40秒48≪20:全1区15位、予186位、箱6区5位≫
小島慎也③28分42秒41≪21:箱3区18位相当、20:全1区15位、予67位、19:出2区5位≫
松島 匠③29分05秒81
荻沼直人③29分29秒45
吉本光希③29分34秒69≪20:予132位≫
米山奏楽③29分44秒35
上野航平③29分46秒33
川田啓仁③29分46秒71≪20:予184位≫
鈴木吟河③29分47秒80
鞍野陸人③29分49秒89
中島稜貴③29分54秒27≪20:全5区10位予101位≫
前田篤志③30分11秒58
白髭一生③30分22秒93
28分台をマークしている武川・小島選手が大きく目立っていますね。そしてともに箱根駅伝を出走しています。武川選手は、大学から陸上を始めていきなり山下りで好走したことで話題になりました。やや足踏みしていた時期もありましたが、そろそろまた伸びてきそう。
小島選手は、この世代では元々走力が抜けていた選手。今年の箱根駅伝で連合チームとしてデビュー。3区を駆け抜けています。今年度は早くも主将としてチームを率いています。5月関東インカレは欠場も、既に試合復帰。全日本予選を見据えています。
昨年度、数名がブレイクしかけていました。トラックで結果を出した川田・松島選手に、箱根予選などに出場した吉本・中島選手が主力候補になっています。川田選手は関東インカレにも出場、全日本予選での好走の期待が高まってきています。
他にも、上野選手が3000m障害で2部3位と結果を出すなど、存在感が増してきています。1万m29分台のランナーも増えてきていて、注目の世代です。
伊藤秀虎②28分52秒15≪20:全6区14位、予190位≫
飯塚達也②29分48秒98
井潤翔太②30分07秒21
この世代は、伊藤選手以外はまだ目立っていないのですよね。昨年秋の予選落ちのショックもあったのかどうか…。その伊藤選手は1万m28分台まで走力アップ。関東インカレ1万mでも粘って、今後のエース候補です。
元々期待が高かった選手が大活躍していますね。吉田・堀田選手が5000mの走力が14分一けたあって、即戦力になってくれればなぁと思っていたのが、いきなり記録会で、10000m28分台!一気に主力候補になると
関東インカレでは吉田選手が5000mで7位入賞!いきなり他校のエースと堂々戦い抜いています。堀田選手はやや失敗レースも、その後の記録会で好走。既に全日本予選に切り替えています。
なお、関東インカレは、他にも3名出場。工藤・前川選手が1500m、西垣内選手が3000m障害で出場。まずは大学レベルのスピードを体験したところ、今後どうなっていくでしょうか。
今年はどの学年もエース選手がいますね。4年生は栗原選手が全体のエースとして期待されていますし、吉田選手らも走力が高いです。3年生は小島主将と武川選手が走力が高いですが、川田・松島選手ら主要大会で好走できそうな選手が増えてきています。
下級生はさすがにまだ選手層が薄いですが、柱がいます。2年生は伊藤選手が1万m28分台に突入し、他校のエースとも戦える気配が出てきています。1年生はいきなり吉田・堀田選手が目立っていますが、関東インカレは他にも多く出場しています。
昨年度の予選落ちのショックからは脱して、新しい歴史を作るぞ!という気概を感じますし、何より結果が出てきています。まずは全日本予選・箱根予選で殴り込みをかけていく様相。楽しみですね。
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