出雲駅伝・全日本大学駅伝が終わって、いよいよ箱根駅伝モードになってきますね。
箱根駅伝出場大学の、
今季のチームの特徴や、山など箱根に向けての戦力分析をしていきたいと思います。
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続いて、
箱根予選から上がり目のあるチーム!
日本体育大・中央学院大・神奈川大・順天堂大です。
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前哨戦の振り返り
箱根予選…77年連続77回目の出場のミッションは見事にクリア。酷暑でも大丈夫でした。特に3年生山崎・平島・田島選手が上位に入って、見事に他校の主力とも戦って見せました。その他、主力と言われた4年生分須・山口・住原選手に、箱根予選巧者の山下選手らが100以内に。とはいえ、15㎞以降やや崩れたということで、チームは青ざめていたとか?
全日本大学駅伝…大健闘だったのではないでしょうか。大混戦となった1区で平島選手がサプライズの区間賞がありましたが、その後山崎・田島選手らが粘り、非予選の5区二村選手が区間8位、今年の箱根2区を走った山口選手が6区6位とシード権内で推移しました。7区でシード権争いから落ちましたが、アンカー浦上選手がまとめて総合10位。かなり収穫のある駅伝になりました。
[戦力分析①]エース力
3年生の成長が凄いですね。箱根予選で、チームワンツースリーとなった平島・山崎・田島選手が、全日本駅伝1区2区3区にそのまま入りました。平島選手が大混戦の中で区間賞、山崎・田島選手も戦い抜いて、シード権が見える範囲で繋ぎ切りました。
平島選手は、前回の箱根1区を走るも区間最下位。展開が違ったとはいえ、大きく成長しています。これなら同じく1区でもいいように思います。山崎選手は、チームのーエースながら、中々箱根駅伝に縁がなかった選手。今年ついにエース区間2区でのデビューになりそうな予感です。
田島選手は、前回7区で区間9位の走りで復路の流れを作っています。走力をつけてきている4年生もいますが、そのまま往路3区に入ってもいいのかもしれません。そしてもう一人、下級生で忘れてはならないのが1年生吉岡選手。箱根予選とは別路線で強化して、準備を進めています。希望通り4区を走ることができれば、チームとしては最高でしょうか。
[戦力分析②]山の力
山登りは、前任者が卒業しています。3年山崎選手が、非常に適性があり、この区間に配置したいと、前々から話がありましたが、まだそこまでの余裕はないか。長い距離に長けていますので、上級生でもいいのかもしれません。
現状、前回箱根2区を走っている山口選手が希望区間に上がっていますね。トラックよりロードで非常に強い選手で、前回の箱根予選でチームトップで走り切っています。箱根予選は酷暑で失速しましたが、全日本6区で復調傾向。万全なら面白そうです。
6区山下りは、4年生の富永選手が前回走っていますね。その後に5千m13分台を出すなど、大きな成長を遂げています。全日本7区はやや力不足でしたが、持ち味のスピードを活かせる舞台で、再びリベンジを狙えそうですね。他、2年生の選手も希望している選手がいますので、また箱根にエントリーされたら争いに注目です。
[戦力分析③]選手層
復路は…もしかすると全員4年生になってくるのかもしれませんね。それも例年より強いはずです。下級生で往路を組むことができれば、1万m28分台の住原・分須選手あたりを、再び復路で起用することができます。
分須選手は8区2位で走っていますし、もう一度この区間か。それとも山登りもあるのでしょうか。往路4区の経験もあるので、どの区間でもいけそうです。住原選手はスピードもありますので、前回と同じ10区か、下り基調の復路エース区間の9区あたりが面白そうです。
このほかでは、2年連続箱根予選好走している山下選手あたりは10区の適性があるか。また4年目に急成長している石川選手もチャンスは残されているでしょう。このあたりも8区や10区というのはあると思います。他、下級生では長い距離では2年吉田選手が安定しているのでチャンスがあるか。下級生の刺激も、さらにチーム層を厚くしそうです。
まとめ
シード権を狙える戦力が整いつつあります。3年生は平島・山崎・田島選手と、箱根予選で他校の主力と戦って上位に。全日本駅伝も繋いでいて、箱根駅伝もそのまま組んでも良さそうな形。
これに4年生が最後にどこまで仕上げられるか。前回箱根2区を走っている山口選手はロード巧者、スタミナを活かせる区間に今年は起用する余裕がありそう。1万m28分台の住原・分須・富永選手を、今年も復路に残しておけそうになってきています。
そして、駅伝未経験選手も面白い選手としては、箱根予選巧者の山下選手に4年目に伸びてきた石川選手、さらに別ルートで強化している1年生吉岡選手も気になる存在。全日本駅伝も堅実につないで10位、箱根駅伝で真価を発揮するでしょうか。
箱根予選は6位で通過。エースの4年生吉田選手は、酷暑の中慎重に留学生集団を追ったのが功を奏し、日本人トップで貯金を稼ぎました。さらに関東ICハーフなど、タフな条件の実績が高い近田選手が全体の18位で走り切り、実質2本柱で走りました。
この他の選手は100位前後に固まっていますかね。4年生柴田・堀田・太田選手に、勢いある2年生市川・林選手らが、固まって入りました。チーム戦でこのところ崩れることが多かったですが、今回は粘り強く戦い抜き、ここ最近で最高での通過順位でした。
[戦力分析①]エース力
箱根駅伝2区は決まっていますね。おそらく吉田選手が3度目の箱根2区に挑むことになると思います。過去2度は区間二けたとなっていますが、後方追い上げないといけないところで襷をもらっていました。今年こそ、区間上位で流れを作れるかどうか。
もう一人面白いのは3年近田選手。前回も走っている9区が向いているのかなと思いますが、トラックも1万m29分05秒ベストを出しています。箱根4区の可能性も出てきましたね。ロード巧者なので、うまく繋いでくれると思っています。
1区と3区をどうするか。前回1区を走った稲見選手が中々試合に出れていない状況でしたが、ここにきて大きくベストを更新する選手が続出してきています。4年堀田選手が絶好調になってきていて、直近1万28分27秒のベスト。長い距離も安定しつつあるので、往路スピード区間に配置できるか。
あともう一人迷いますが、箱根予選・上尾ハーフ連続で結果を出しているのが2年市川選手。箱根予選でチーム4番手で走ってびっくりしましたが、上尾ハーフも62分台をマーク。これなら往路十分あり得るのかな?同じ2年生林選手も1万m28分台で走っていますし、もしかすると近田選手を再び9区に残す配置もありえそうです。
[戦力分析②]山の力
山登り・山下りは人材はいますね。山登りは前回走っている4年柴田選手がさらに成長。箱根予選は、チーム3番手の65位65分19秒で走り切っていて、さらに1万m28分44秒の自己ベスト、区間一桁あたりも見えてきそうです。
6区山下りは経験者が2人。1年時に58分台を好走を見せている工藤選手は4年生、前回7区を走っている以上もう平地か。現時点では、前回6区を走った小松選手が1万m28分58秒と記録を出してきていて、十分2年連続がありえる成績。
さらに、同記録会の同組で、この小松選手に続いた4年清水選手も6区を希望。29分02秒と大幅ベストで、最後の箱根駅伝に臨んでいるようで。このあたり、昨年に比べて明らかに選手間の争いが活性化してきています。
[戦力分析③]選手層
そして、復路は争いが激しいですね。箱根予選組とそれ以外組と自己ベストが続出しています。箱根予選で好走した3年坂本・4年太田選手が、上尾ハーフでも63分台、1万m28分台をマーク、
これを2年前原選手が記録上上回る28分45秒で走りっています。上尾ハーフでは3年三角選手も63分台で走り切っています。このあたり、本当に熾烈なら沿いになっています。
全日本予選の起用で話題になった1年生も、長部選手が29分11秒で、日数谷選手も29分22秒と自己ベストを出してきていますね。これに前回7区と8区を走っている4年工藤・3年黒谷選手もいるわけですから、選手層は明らかに厚くなってきています。面白いチームですよ。
まとめ
選手層は本当に上がってきているので、往路でどこまで勝負できるかになりそうです。4年生吉田選手は、おそらく3度目の2区に挑むでしょう。個人として非常に気になりますね。
そして、ロード巧者の近田選手や、4年堀田選手が最後の箱根に向けて大きく調子を上げてきています。また、2年生市川・林選手らに勢いがあって、往路候補に挙がってきています。
山は、前回経験者の柴田・小松選手が、それぞれ1万m28分台をマークしていてパワーアップ。平地は、前回蹴権者の工藤・黒谷選手以外に続々候補が出てきていて、
1万m28分台を4年太田・3年坂本選手選手がマーク、上尾ハーフは三角選手が63分台をマークしています。1万m29分前半も相当増えてきています。これに前回1区の2年稲見選手らもいますし、間違いなく昨年より選手層は厚くなっています。久々シード権に粘る中央学院大が見られるかもしれません。
前哨戦振り返り
箱根予選…苦難を乗り切った箱根予選でした。酷暑の中、稼ぎ頭の3年生エース宮本選手が、熱中症により15㎞以降に途中棄権。さらに秘密兵器と言われた3年中野選手も失速していた。15㎞の地点でチームトップで、チーム総合順位は11位。大ピンチでしたが、毎年予選を通過しているチームは強かだった。
今年の箱根10区を走った3年酒井選手が長い距離の強みを発揮し、41位65分02秒まで浮上。さらに2年生は新戦力となる大岩・近藤選手、3年生も新戦力となる西坂・志食選手が、集団走り抜け出して、一気に二けた順位に。エースが棄権しながら、15㎞以降は全体の6番目タイムで駆け抜け、総合9位逆転での連続出場でした。
全日本大学駅伝…予選は、見事最後の枠を勝ち取った神大。こう見ると勝負強いですね。箱根予選からの調整と、スピードランナーが大きくないということで苦戦想定で下が、総合はやはり14位。その中で、3区エース宮本選手が復活し区間8位、続く4区近藤選手の区間9位があったのが収穫でした。
[戦力分析①]エース力
エースは一人抜けているのですよね。総合力が高い3年宮本選手。1年時から即戦力として期待されていましたが、3年生になってぐっと成長、他校のエースと戦えるようになってきていると思います。今年から就任の中野監督曰く、「さっさと神大記録(28分20秒)更新よろしく」というところだそうです。満を持して箱根2区に入ると思われます。
このほかは横一線の印象ですが、ロードで活躍が光るのが3年酒井選手。前回の箱根駅伝でチームが苦戦していた中、10区区間8位と好走していた選手。箱根予選でチームトップになったのは、やはり力がついている。4区や9区あたりが適任な気がしますが、もっと早い登場もありそうだ。
それと、全日予選2組で好走し、箱根予選・全日本1区と主要大会で安定している2年大岩選手が、持ちタイム以上に走力をつけてきていそうな感じで、往路1区や3区に入ってもおかしくない印象。それと箱根予選・全日本4区で好走した近藤選手も往路候補に。主力の多くが卒業した中、一気に伸びた若手が出てきていますね。
[戦力分析②]山の力
山に関しては、前任者がともに卒業していますね。対策をしたいところ、2年滝本選手が希望していますね。全日予選1組で思い切った飛び出しをして流れを作ったりしてスピードランナーのイメージでしたが、上り適性があるなら面白い。どこまで爆発できるか。
6区山下りは分かりませんが、現時点で希望は3年横浜選手あたりでしょうか。世田谷246ハーフで66分少しで走っているのが、唯一の成績になりますが、準備が進んでいるんであれば。他にも台頭している選手は多いので、もう一つ10日エントリーを見てみたいところです。
[戦力分析③]選手層
復路は、神大らしい安定してロードを走れる選手が中心になってくるでしょうか。今年大幅に伸びた3年志食選手あたりが中心でしょうか。練習生からの成り上がり組ながら、一気に主力に。一番勢いがある選手と言っていいでしょう。8区以降のどこかで登場してくるはずです。
この他にも、同じく箱根予選で一気に台頭した西坂選手に、本来は箱根予選で稼ぎ頭になるはずだった中野選手といった3年生が中心になってきそうですかね。中野選手はもしかすると4区あたりということもありそうで、そうしたら、またオーダーが面白くなってきます。
これに、1万m28分台のスピードが合って前回7区の新妻選手、箱根予選でまずまずの3年塩田・1年上田選手に、4年生で最後の箱根を狙う中西・石口・中原・飯塚選手らがいます。チームは勢いづいていますね。
まとめ
大きく主力が卒業して、さらに箱根予選でアクシデントがあった中で通過した神奈川大。スピードランナーは多くないですが、強たかに戦うと思います。主力は3年宮本選手で、満を持して2区で登場すると思います。まず個人でどこまで通用するか。
他の往路は、ロード巧者や勢いある選手で繋いでいく形でしょうか。直近では前回復路で好走している3年酒井選手や、2年近藤・大岩選手あたりが務めそうですが、他に新妻選手ら1万m28分台のランナーもいるのでどうなるか。そのうちの1人28分台の2年滝本選手は、箱根5区山登りを希望。これならいい形で往路のオーダーを組めそうです。
復路はロード巧者が中心になりそうです。3年になって一気に長い距離で開花した志食・西坂・中野選手に、他に塩田選手ら箱根予選で好走している選手がいます。粘り強く戦って、じわじわ浮上してくるかもしれませんね。
箱根予選振り返り
箱根予選は、ギリギリ1秒差のきわどい通過。4年生浅井・海老澤選手が、4年生らしい走りでチームをけん引。特に浅井選手が日本人2位まで最後浮上してきた激走が最後に効いた形だった。
そのあと、酷暑の中で好走した古川選手に、失速した吉岡選手が98位でチーム4番手。これがチームとしての苦戦を物語っていました。堀越・大倉選手ら新戦力候補の選手らの踏ん張りもあって、何とか通過。とはいえ、この1年間流れが良くなかった中、懸命につなぎとめた連続出場でもありました。
[戦力分析①]エース力
まずは4年生になりますね。4年浅井選手が復活!今年の箱根駅伝2区は、やや調子を落としてしまっていたか凡走となりましたが、爆発力は非常に高い選手。箱根予選で日本人2位と力のあるところをしっかり見せています。下剋上には彼の力は必須です。そして海老澤選手も着実に長い距離の安定感が増していっていて、往路の区間でも十分戦える選手になっています。まずはこの2人。
そして、眠れるエース2年吉岡選手も、少しずつ波に乗ってきていますか。11月記録会で28分26秒のタイム。やっていることが噛み合ってきたでしょうか。さらに、入学した多くの有力ルーキーでは池間選手が1万m28分29秒と続く成績。箱根予選は走っていないものの、これなら往路にいきなり投入もありそうだ。
スピードあるエース選手は多い。今のところ、今年の箱根駅伝ではかなり気温が低くなりそうなので、箱根予選からエース格の一辺はありそうだ。
[戦力分析②]山の力
山に関しては、再考していくことになりますが、山登りは複数の主力選手が希望区間として挙げているのですよね。箱根予選でチーム3番手で踏ん張った2年古川選手がまず希望、走力的にも十分に候補だが、そうは問屋が卸さない。
春先長い距離を中心に勢いが良かった同じ2年小林選手も希望しており、さらに期待のルーキーの一人川原選手も興味がある模様。都道府県対抗駅伝1区でぐいぐい前にいく走りをしたのは記憶に新しい。直近上尾ハーフで、62分45秒の好走を見せていて、走る可能性は十分だ。
6区山下りは、前年出走している3年氷見選手がリベンジを希望していますが、果たしてどうか。10月に1万m29分31秒を出している2年林選手、さらに高校時代は1500mで自慢の快速でインターハイ活躍している谷本選手が希望。箱根予選は酷暑でチーム12番手でしたが、状態が上がっていれば面白い一人です。
[戦力分析③]選手層
箱根予選最下位から、徐々に盛り返してきているので、復路も面白くなってきています。4年生は、箱根予選走っている堀越・服部・油谷選手あたりは、勿論チャンス。過去に駅伝出走があるのはプラスのはず。
そして3年大倉選手も新戦力だ。スピードのある石岡選手も、虎視眈々と狙っているか。3障で大活躍している村尾選手も、今は徐々に長い距離に移行しているところか。
2年生は先の古川選手が山を走らなかった場合、酷暑に強かったので復路終盤もあるか。そして力的には同じとみている荒牧選手あたりも状態が上向いてくるかどうか。またスピードランナー大野選手も、5千m13分台は10月に出していて、不気味なのは間違いない。
そして1年生がどうなるか。先の川原・池間選手もそうだが、本当は一番分厚い世代。箱根予選で走っている永原選手も、まだ走るチャンスはありそう。状態が上がっていたら7区あたりで間違いなく怖い存在にもなる。箱根予選最下位通過のチームじゃないんですよね。どこまで浮上してくるか。
まとめ
4年生浅井・海老原選手が力強く引っ張れるようなら、全く最下位通過のチームではない。2人とも往路で区間一桁を取れる実力者だ。これに2年吉岡選手も流れに乗り始めていて、往路はしっかりハマれば上位の流れに乗ってもおかしくないのですよね。
これに春先話題になったルーキーたちも再び調子を上げてきた。池間選手や川原選手が記録を出して往路を走ってもおかしくない状態に。箱根予選を走った永原・谷本選手も、十分巻き返す素質がありますね。
中間層も、古川選手が箱根予選に好走し目処が立っていますし、村尾・荒牧選手らにも刺激が入っています。服部選手ら一度駅伝を経験している4年生もいますね。山も複数人候補が出てきて、いい意味でオーダーが読めなくなっています。シーズン初めに掲げた『下剋上』、名が体を成す準備は整っています。
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