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【大学駅伝2025-2026】國學院大學~振り返りと次年度へ向けて

箱根駅伝を中心に、
大学駅伝2025-2026振り返りと来年への展望を行います。

続いて、
國學院大學です。

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【大学駅伝2025-2026】國學院大學~振り返りと次年度へ向けて

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出雲駅伝2025

🥇國學院大學2時間9分12秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップ差
1区(8.0k) 5位 青木瑠郁④ 23分42秒 5位 14秒差
2区(5.8k) 6位 尾熊迅斗② 16分30秒 5位 24秒差
3区(8.5k) 2位 野中恒亨③ 23分49秒 2位 5秒差
4区(6.2k) 1位 辻原 輝③ 17分20秒 1位 ‐23秒差
5区(6.4k) 2位 高山豪起④ 17分58秒 1位 ‐39秒差
6区(10.2k) 4位 上原琉翔④ 29分53秒 1位 ‐38秒差

全日本大学駅伝2025

4位國學院大學5時間9分45秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップとの差
1区9.5㎞ 3位 尾熊迅斗② 27分21秒 3位 1秒差
2区11.1㎞ 9位 辻原 輝③ 31分42秒 7位 31秒差
3区11.9㎞ 1位 野中恒亨③ 31分11秒 2位 1秒差
4区11.8㎞ 2位 高山豪起④ 33分54秒 2位 2秒差
5区12.4㎞ 2位 飯國新太② 36分26秒 2位 52秒差
6区12.8㎞ 4位 浅野結太② 37分35秒 3位 1分05秒差
7区17.6㎞ 9位 青木瑠郁④ 52分11秒 4位 2分50秒差
8区19.7㎞ 4位 上原琉翔④ 57分25秒 4位 2分52秒差

箱根駅伝2026

2位國學院大學10時間40分07秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップ差
1区(21.3㎞) 1位 青木瑠郁④ 60分28秒 1位 ‐9秒差
2区(23.1㎞) 12位 上原琉翔④ 67分08秒 6位 1分36秒差
3区(21.4㎞) 3位 野中恒亨③ 61分22秒 5位 2分07秒差
4区(20.9㎞) 4位 辻原 輝③ 60分59秒 3位 2分29秒差
5区(20.8㎞) 4位 髙石 樹① 70分05秒 4位 1分54秒差
6区(20.8㎞) 8位 後村光星③ 58分44秒 4位 3分23秒差
7区(21.3㎞) 1位 高山豪起④ 60分54秒 2位 1分28秒差
8区(21.4㎞) 2位 飯國新太② 64分01秒 2位 1分44秒差
9区(23.1㎞) 3位 野田顕臣① 67分53秒 2位 1分59秒差
10区(23.0㎞) 4位 尾熊迅斗② 68分33秒 2位 2分33秒差

1区青木選手…この青木選手のスタートが最高でしたよね。いきなり区間記録ペースで中大の選手らがぶっ飛ばしていく中、「こんなペースで持つはずがない」と、最後方一人ポツン。前田監督が肝を冷やしていましたが、2分50秒のイーブンで押していくと、徐々に前に進出していきます。

 中盤以降はレースの主導権を握りながら、徐々に集団の数を絞っていくと、六郷橋の手前で早くもロングスパートをかけて単独先頭へ。全日本7区失速から吹っ切れたような上尾ハーフ60分台の走りをさらに加速させたような感じ。最終的に60分28秒の区間新記録を樹立!なんと國學院大史上初の箱根トップ中継。初優勝へ向けて、幸先良いスタートでした。

2区上原選手…ここからどう繋いでいくかでした。出雲・全日本で優勝のゴールテープを切ったり、チームの大黒柱ともいえる上原選手がエース区間へ。ただ、絶好調ではないなという感じもあったそう。突っ込んできた中大の選手に先頭を譲るのは良かったのですが、中盤になってから、差が一気に開き始めました。

 それでも、高校時代からともに陸上人生を歩んだ嘉数選手からの力水をもらいながら、67分08秒では走り切りました。ただ、これで区間12位、そしてトップとの1分36秒差はともかく、優勝ライバルチームに1分近く差が空いたところ、現在の箱根駅伝のレベルを感じました。

3区野中選手…ある意味一番注目だったかもしれません。前哨戦で大活躍!出雲駅伝では優勝の立役者となる3区の追い上げ。あの時は留学生グループと一緒に先頭を追い上げていました。全日本駅伝3区では、出遅れを立て直す追い上げをして区間賞を獲得しました。その後1万m27分36秒の高パフォーマンスを見せていました。

 この3区で60分ジャストを目標に走り出しましたが、秋にかなり高い出力をしたこともあり、箱根駅伝まで仕上げるのは難しかったか。60分よりは少し遅めのペースで推移、終盤にポメラニアンのアクシデントもあり、前見えていたチームにも追いつけず。区間4位で先頭との差を詰めれなかったのは、悔しさの残る箱根路となりました。

4区辻原選手…1年時から箱根4区を任されるなどチームの主軸の選手。今年の出雲駅伝は、選手層の厚さで繋ぎ区間の4区でしたが、一気に先頭に立ち優勝に大きく貢献。全日本駅伝はスピード区間2区にやや対応できず、本業ともいえる箱根4区でこそ快走を誓っていました。

 前を追い上げる必要もあったため、序盤から飛ばしていき二宮までは一番早いペースで突っ込んでいきました。城西・駒大を交わして、総合3位に浮上します。ただ、酒匂橋以降は少し疲れましたかね。調子も完全に上がり切ったわけではなかったそうですが、60分59秒の区間3位にはまとめきりました。

5区髙石選手…前田監督から「5区山登りは出会いがあった」と盛んに話があったのですよね。他の選手からも、「駅伝に出ていないけど、めっちゃ練習を詰めている1年生がいる」との話もありました。最終的に1年生が2人出場し、この1人が髙石選手のことでした。

 後ろから青学大ら猛者たちが追い抜いていきますが、前傾姿勢で力強いフォームを保って、上位争いをキープします。途中区間記録ペースの城西大斎藤選手には食らいつくなど、1年生離れの走りを披露。下りもしっかりこなすと、70分04秒の1年生記録を大幅更新する区間4位力走。往路4位でフィニッシュし、トップとの差も1分54秒差と、まだまだ総合優勝を狙える位置でした。

6区後村選手…1年生の時に、山下りを担当。そのまま専任のつもりでしたが、前回は12月に入っての故障でメンバーに入れず。その後、故障が続き大会になかなか出られない状況が続きましたが、今年は何とかメンバーに滑り込みました。

 上りに強いタイプだそうで、最初思い切り突っ込んで中大をとらえたときはおおっ!?と思わせました。下りで再逆転を許しましたが、ある程度のペースで下っていき、58分44秒と2年前の記録は更新。ただ、57分台も当たり前になりつつある中、区間8位。さらなるレベルアップも必要な区間です。

7区高山選手…意外な区間配置でした。1年時から8区・10区、前年は5区山登りを担当するなどタフな区間で出走が続いていた選手。その中で、今期は、出雲駅伝は5区で力強くトップを疾走、全日本駅伝も4区で概ね先頭集団を引っ張り続けるなど、明らかに総合力がアップ、往路でもやれると思っていたし、復路なら9区かなと。そうではなく、復路の2区攻め区間でした。

 序盤からガンガン攻めていくと、二宮の時点では、前年樹立の区間記録を上回るペースで前を追っていきます。直後に、早大・中大を追い抜くと、先頭の青学大との差を詰めていきます。最終的に区間記録とはならずも60分54秒は区間2位に約1分半も差をつける快走。トップ青学大と1分28秒差と、総合優勝の可能性をつなぎました。実は過去3年間なぜか箱根に合わせられなかったのですが、4年分の思いを込めての力走でした。

8区飯國選手…勢いある2年生から飯國選手が選ばれました。全日本駅伝5区でデビューして、一つ大学駅伝の経験を積んでいました。前の青学大が突っ走りますが、自分のペースをキープして、冷静に追いかける展開。1分半を隔てた遊行寺坂の攻防は見ごたえがありました。最後は、相手が一枚上手でしたが、16秒差の区間2位で走り切っています。

9区野田選手…國學院大は今回1年生を出雲・全日本駅伝に出場させず、練習に専念させたことで秘密兵器となりましたね。野田選手は、上尾ハーフでいきなり61分半ばの成績を出して、駅伝ファンを驚かせました。10区希望との話でしたが、復路エース区間になりました。

 区間記録ペースですすむ青学大には、突き放されていくものの、野田選手も、あの4大会前の当時1年平林選手の記録を破るくらいのペースで進んでいくと、横浜駅前でさらにギアをあげていき、後半は青学大を追い上げる走り。区間順位で負けて悔し涙となりましたが、67分53秒は大学記録であり1年生記録。國學院大史上最高のエースになる資格はあると思います。

10区尾熊選手…今年の秋大活躍の選手でしたね。大学駅伝デビューとなった出雲駅伝2区をうまく繋いで総合優勝に貢献すると、全日本駅伝は1区を任されトップと秒差で繋いでいます。箱根は最近スピード化が進んだアンカーへ。68分33秒とまずまずの記録でまとめて区間4位力走。チームとしても、史上最強の2位チームとなる10時間40分07秒のゴールテープを切りました。

来年度の戦力分析

≪箱根出走ランナー≫
3区3位野中恒亨③27分36秒64
4区3位辻原 輝③28分27秒93
5区4位髙石 樹①28分57秒49
6区8位後村光星③28分30秒39
8区2位飯國新太②28分39秒28
9区3位野田顕臣①29分08秒36
10区4位尾熊迅斗②28分35秒45

≪補欠≫
岡村享一②28分40秒97
浅野結太②28分51秒33
鼻野木悠翔②29分06秒84
永田智基③29分20秒05

≪その他≫
田中愛睦③28分42秒68
山倉良太③28分43秒97
桶田一翔②28分58秒54
山田雅貴③half62分39秒
武田寧登③half62分42秒
上田悠晴①half62分45秒
五十嵐新太(新)5千13分49秒50

 ここ数年、箱根駅伝のスタートラインに立つ前に故障者・体調不良者が相次いでしまい、中々総合優勝争いに絡めなかったチームが、ついに最後まで総合優勝争いをしきった。充実感と、それでも青学大を倒せなかった悔しさが滲む形ですね。勿論、そのメンバーが7人残る来期も期待が高まります。

 新4年生世代では、箱根往路を走っている野中・辻原選手がまずは中心。それぞれおそらくもう少しずつ箱根駅伝不完全燃焼だったと思うので、もう一つレベルアップできるか。なお、2区も走れるでしょうけど、國學院大としては、できれば3区野中4区辻原選手そのままでいきたいでしょうか?

 新3年生以下では、今年の復路で好走している飯國選手は上り坂もこなせるし2区候補の一人になってくるでしょうか。10区を走った尾熊選手は、出雲・全日本駅伝で前半区間を務めていますし、1区候補に挙がってくるでしょう。

 さらにもう一気にチームの中心核になってきそうな新2年生の野田・髙石選手はさらに注目。ともに國學院大史上最高のエースになる器があります。髙石選手は5区69分台以内の期待が高まる一方、日本学生ハーフでは平地のスピードも魅せましたし、箱根にとらわれない活躍ができそうに思います。彼らで主要区間の争いは凄いのではないでしょうか。来年も7区や9区に主力がきそうです。

 選手層としては、箱根6区2度出走の後村選手のほかに、一度箱根駅伝出走している田中選
手や持ちタイムはほぼ追いついている山倉・岡村・山田選手、全日本駅伝を走っている浅野選手や、出雲駅伝あと一歩だったと思われる鼻野木選手などで10人争いはレベル高い。新入生も高校駅伝1区5位の五十嵐選手がいますし、来期の國學院大も期待大!箱根も楽しみですが、まずは3連覇がかかる出雲駅伝から…でしょうか?

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