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【大学駅伝2025-2026】青山学院大学~振り返りと次年度へ向けて

箱根駅伝を中心に、
大学駅伝2025-2026振り返りと来年への展望を行います。

まずは、
青山学院大学です。

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【大学駅伝2025-2026】青山学院大学~振り返りと次年度へ向けて

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出雲駅伝2025

7位青山学院大学2時間10分52秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップ差
1区(8.0k) 6位 小河原陽琉③ 23分46秒 6位 18秒差
2区(5.8k) 10位 折田壮太② 16分56秒 11位 54秒差
3区(8.5k) 10位 飯田翔大② 25分17秒 11位 2分03秒差
4区(6.2k) 8位 神邑亮佑① 17分44秒 11位 2分22秒差
5区(6.4k) 1位 塩出翔太④ 17分54秒 10位 2分18秒差
6区(10.2k) 1位 黒田朝日④ 29分15秒 7位 1分40秒差

全日本大学駅伝2025

🥉青山学院大学5時間9分28秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップとの差
1区9.5㎞ 12位 榅山一颯① 27分28秒 11位 8秒差
2区11.1㎞ 10位 荒巻朋熙④ 31分56秒 10位 52秒差
3区11.9㎞ 7位 宇田川瞬矢④ 33分54秒 8位 1分05秒差
4区11.8㎞ 7位 塩出翔太④ 34分44秒 7位 1分56秒差
5区12.4㎞ 4位 佐藤有一④ 36分34秒 7位 2分54秒差
6区12.8㎞ 1位 飯田翔大② 37分20秒 5位 2分52秒差
7区17.6㎞ 1位 黒田朝日④ 49分31秒 2位 1分57秒差
8区19.7㎞ 7位 小河原陽琉② 58分01秒 3位 2分35秒差

箱根駅伝2026

1位青山学院大学10時間37分34秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップ差
1区(21.3㎞) 16位 小河原陽琉② 61分47秒 16位 1分19秒差
2区(23.1㎞) 10位 飯田翔大② 66分29秒 11位 2分16秒差
3区(21.4㎞) 7位 宇田川瞬矢④ 61分51秒 8位 3分16秒差
4区(20.9㎞) 3位 平松享祐③ 60分45秒 5位 3分24秒差
5区(20.8㎞) 1位 黒田朝日④ 67分16秒 1位 ー18秒差
6区(20.8㎞) 3位 石川浩輝① 57分15秒 1位 ー1分34秒差
7区(21.3㎞) 3位 佐藤愛斗② 62分49秒 1位 ー1分28秒差
8区(21.4㎞) 1位 塩出翔太④ 63分45秒 1位 ー1分44秒差
9区(23.1㎞) 1位 佐藤有一④ 67分38秒 1位 ー1分59秒差
10区(23.0㎞) 2位 折田壮太② 67分59秒 1位 ー2分33秒差

1区小河原選手…当日の区間変更で違和感があったのですよね。出雲1区担当していたとはいえ、全日本8区担当した選手を箱根1区かなぁと思っていましたら、アクシデントあったんですよね。4区予定でしたが、1区予定の荒巻選手が年末に胃腸炎で倒れ、緊急1区でした。

 結果的に、最初の中大藤田選手の仕掛けも含め、多くの仕掛けに反応してしまい、六郷橋前に苦しくなりました。離れてから粘りに粘ったのは青学大の選手らしい感じでしたが、区間16位で1区の役割としては、うまくはいかなかったかもしれません。

2区飯田選手…エース候補が、ついに目覚めてきましたね。初駅伝の出雲3区は下位でタスキをもらいリズムよく走れませんでしたが、全日本6区は追い上げモードの中でナイスランの区間新記録。MARCH対抗戦1万m27分台で、十分2区を務める素養はありました。とはいえ、本当に実現するとは??

 出雲の時のようにいきなり無理に追っていかずに、大東大や東海大の選手と集団を形成してじっくりいく構え。権太坂付近で集団から抜けると、それ以降は全体の2番目の走りで、後半はすさまじい追い上げモード。区間10位ながら66分29秒にまとめ、5つ順位を上げ総合11位に上がりました。

3区宇田川選手…徐々に頭角を現していきましたよね。最初は関東IC1500mで優勝して台頭しましたが、徐々に走れる距離が伸びていきました。2年時に箱根アンカーで優勝のゴールテープを切って、昨年は1区を走って優勝に貢献。MARCH対抗戦で1万m27分台を達成して、青学の象徴区間3区に入りました。

 とはいえ、追い上げていく走りは簡単にはいかず。序盤突っ込んで農大や日大に追い付くも、思ったように引き離すわけにはいかず。それでも区間7位の61分51秒、最後は意地のスピードで総合8位に順位を上げましたが、総合優勝はこの時点でまだ霧がかかっていました。

4区平松選手…この霧を晴らしたのが、ピンチヒッターだった平松選手。すぐに、創価大の実力者を追い抜くと、区間上位の走りで前を追いかけていきます。酒匂橋までに順大・駒大を抜くと、最後に城西大に追い付いて総合4位タイに浮上。初駅伝で60分45秒を記録し、区間3位の好走でした。

 入学時から監督から意識が高いと期待されていましたが、どうしても後半に失速してしまう。何かあるのではと、病院で詳細に検査をして、汗が出ない病気と判明。治療が功を奏しました。元々交代要員でエントリーしていた4区で、裏のMVPとまで評された走り!実際に、5区で優勝争いには戻りそうなタイム差でした。

5区黒田選手…さて、本当に実現してしまった5区山登り黒田朝日。2年時の箱根2区快走以降、「2区でも5区でもどちらでも行ける」と原監督。夏合宿での山登り適性を見極める練習でも圧巻の強さを見せていました。ですが、2区65分台でいけるアドバンテージで2区だろうと思っていましたが…4区までにそれほど遅れないという自信と、黒田選手の適性に自信を持っていました。

 最初の平地は落ち着いて入りましたが、本格的な登りに入ってからは、とんでもないLAPを刻み続けます。3分26秒あった差が、小涌園前で1分05秒差に縮まり、しかも区間記録を1分上回っていました。芦之湯を前に先頭の早大を視界にとらえると、下りも勢いは衰えず、残り2㎞で一気に追い抜いていき往路優勝!67分16秒と2分区間記録を更新して、すべてをひっくり返しました。

6区石川選手…原監督がしきりに「山は1年生」と言われていましたが、山下りでしたね。前年の56分台区間記録保持者が抜けてどうするんだろうと思っていましたが、エントリーされたのは1年石川選手。U-20日本選手権5千mで上位に入ったこと以外は、大学に入ってからの実績はそれほどありませんでした。

 序盤こそ、後方にいる早大と一進一退の攻防でしたが、下りに入って徐々にエンジンがかかりました。小涌園以降は、区間賞レベルに匹敵するラップを刻んでいき、最終的に57分15秒の区間3位!58分15秒ではなく、57分15秒を1年生が出したところに、石川選手の能力と、見抜いた原監督に恐ろしさを感じます。他校は6区57分台のランナーを少なくとも用意する必要がありそうです。

7区佐藤愛選手…前年はあと一歩で箱根駅伝出走メンバーを逃していた佐藤愛選手。ですが、世田谷246ハーフ61分台優勝と、MARCH対抗戦27分台の記録をもって、今回は実力でメンバー入りしました。

 中盤までは10㎞28分40秒のペースで入るなど、さすがのスピードを見せました。中盤以降少し疲れましたが、62分49秒の区間3位で繋ぎました。ただ、國學院大が執念の走りで差を詰めてきたので、逃げながら攻めるというスタイルで走る必要がありました。

8区塩出選手…8区はもうこの選手しかいない。2年連続区間賞を獲得している塩出選手が、最終学年の今回も登場。とはいえ、外野はここで青学大との差を詰められないかという声も。というのも出雲5区区間賞獲得しつつ、全日本4区10位と失速していたので、調子どうなんだというもの。本人は鬱憤を抱えての出走だったそうです。

 走り出したら、いつものいや、いつも以上に力感のある走りで、安定感だけでなくスピード感もあふれる走り。序盤から飛ばしていって、区間記録を大幅に上回るペースで推移。遊行寺坂を乗り越えると、影取以降の踏ん張りは全選手トップ。63分44秒の区間記録で再び青学大が主導権を握ります。

9区佐藤有選手…最終学年になり大きく飛躍しましたね。前年も箱根メンバーに入っていましたが、6区山下り控え。それが今年全日本5区出走すると区間4位好走、MARCH対抗戦で1万m28分一桁で走り切ると、最初で最後の箱根は、復路エース区間9区でした。

 9区のレベルが上がってきて、後方は秘密兵器だったり、エース格を起用してきたチームもありましたが、それよりも上回る走りを披露。一時は区間記録も出るのではというところまでペースアップ。最終的に67分38秒でしたが区間賞を獲得。大会新記録での総合優勝へ突き進みます。

10区折田選手…1区でも3区でも走るかと思われた将来のエース候補折田選手。ただ、出雲2区で大きく外してしまったことで、全日本は出走メンバー漏れ。MARCH対抗戦で結果を出すしかないと奮起し27分台好走。待っていたのは…大手町のゴールシーンでした。

 10区にエントリーされたときは失礼ながら、何かあったのか勘ぐってしまったのですが、最初からアンカー予定でした。区間記録に近いペースでさすがに刻んでいき、最終的には67分59秒と歴代上位の記録。そして10時間37分34秒の、さらに高次元へ突入する記録をチームで作りました。

来年度の戦力分析

≪箱根出走ランナー≫
1区16位小河原陽琉②28分37秒01
2区10位飯田翔大②27分51秒51
4区3位平松享祐③28分25秒01
6区3位石川浩輝①5千13分48秒21
7区3位佐藤愛斗②27分55秒93
10区2位折田壮太②27分43秒92

≪補欠≫
上野山拳士朗②28分20秒82
松田祐真①5千13分58秒60
鳥井健太③28分10秒0
中村海斗③28分49秒40
遠藤大成②28分39秒12

≪その他≫
安島莉玖②28分19秒81
黒田 然②28分24秒38
佐々木大輝③28分26秒34
前川竜之将②28分36秒55
榅山一颯①half61分23秒

 青学大の箱根メソッドの凄さが、さらに際立ちましたね。昨年の今頃は、総合優勝どころかシード権落ちもあると原監督が言い続け、それも功を奏したが夏合宿あたりからぐっと手応えが出てきたということですが、一気に10時間40分を突破するチームを育成してきたわけですから…。

 今回箱根駅伝を走った中で2区飯田4区平松6区石川選手のレベルは高く、次年度もそのままでうまく走っていけそうです。平松選手の世代は、中々箱根駅伝を走れていなかったのですが、平松選手が快走したことで、ほぼ同じ立ち位置だった鳥井・中村選手といったところも能力は高いはずです。

 層が厚い2年生世代では小河原選手は本来のタフな区間でもやれるところがありますし、佐藤愛・折田選手ももう少し骨太になれば往路を走ってもいい存在でしょう。補欠となったものの伸びは凄まじい上野山選手も気になりますし、ケガなどでメンバーには入れなかった安島・黒田選手は、今回の優勝メンバーに入ってもおかしくないポテンシャルがあります。

 1年生の世代は石川選手と、山登りに元々エントリーされていた松田選手が実際どこまでいけるか。箱根11区で好走していた椙山選手は、今回うまくいかなかった1区でハマる可能性がありますし、ポテンシャル秘めています。宮古島駅伝組も確かな自信をつけているでしょうし強いです。

 強いて言えば、黒田選手の穴になりますが…、ただ最終的な解決方法として、飯田選手を5区に回すという裏技もありそうです。権太坂以降の走りはすさまじかった。青学大の選手層からすると…2区の代わりはでてもおかしくはありませんね。次もやはり青学大が中心的存在でしょう。

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