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箱根駅伝2025(第101回)【城西大・早稲田大】戦力分析&区間オーダー予想も!

箱根駅伝2025(第101回)の16人エントリーが発表されました。

詳細まとめはこちら

2025年1月2日(木)3日(金)に箱根駅伝2025が行われます。 その16人エントリーが、 2024年12月10日(火)に行われます。...

以降、

12月29日(日)に区間エントリー発表

1月2日往路・3日(火)復路朝7時に、当日交代を含めて最終オーダー
1日最大4名、2日間で最大6名の変更が可能となっています。

このサイトでは、29日(金)までに、各大学の戦力分析と区間オーダーの予想を行っています。

今回は、
華やかなエースたちで流れを作る
城西大学
✅早稲田大学
です。

本サイトで戦力分析に、独自のランキングを使用しています。

7点:エース区間、山で貯金が望める選手

6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手

5点:エース区間で区間中位以上いける選手

4点:主要区間で区間上位でいける選手

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数

はっきりとした分け方はなく、
・過去の駅伝実績
・1万mなどの持ちタイム
・ここ数か月の大会の成績
などから、主が総合的に独断で判断しています。

ご了承ください。

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ページコンテンツ

箱根駅伝2024【城西大学】戦力分析&区間オーダー予想も!

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11月以降の記録まとめ

11/9 日体大記録会
10000m
4組
片渕大晴④29分59秒22★
5組
山中達貴③28分47秒03★
6組
桜井優我③28分37秒83★
久保出雄大④28分38秒98★
鈴木健真③28分57秒76
林 晃燿④29分12秒62★

NCG5000m
ヴィクター キムタイ③13分34秒26

11/20 上尾シティハーフ
山中達貴③62分52秒
三宅 駿①62分58秒
小林竜輝①63分04秒
中島巨翔②63分39秒
小田伊織②63分42秒
岩田真之③63分48秒
正岡優翔①64分13秒
小早川凌真③64分19秒
熊井志岳②64分38秒
伊藤大晴④64分43秒
古橋空弥③64分49秒
村木風舞①66分01秒
小林 翼④66分04秒
柴田 侑②66分14秒

11/23 八王子ロングディスタンス
斎藤将也③27分45秒12

11/30 日体大記録会
10000m
小早川凌真③29分36秒17

戦力分析

7点:エース区間、山で貯金が望める選手
ヴィクター キムタイ③27分41秒04/62分21秒
≪24全3区1位、出3区1位、関東IC5千1位1万3位、箱3区3位、23全3区1位、出3区1位、全予4組12位、関東IC1万1位5千1位、箱3区11位、22予6位≫
…城西大のエース選手。関東ICでの活躍に、出雲・全日本駅伝では両駅伝も2年連続で3区で区間賞と、駅伝でもチームを引っ張っている非常に頼りになる選手。箱根駅伝も3区を走っていたが、2区の準備も進めている。

斎藤将也③27分45秒12/63分18秒
≪24全4区2位、出1区11位、関東IC5千、箱2区8位、23全4区1位、出1区10位、全予3組18位、関東IC1万19位、箱2区15位、22予27位≫
…城西大のエース選手。箱根は2年連続2区を走っていて、前回は区間8位の走りで、キムタイ選手に繋いでいる。今年もここにきて大きく調子が上がってきて1万m27分45秒ベスト。2区希望だが、卒業生の穴が大きい山登りにいよいよ挑むか。

6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手

5点:エース区間で区間中位以上いける選手
平林 樹④28分03秒13/62分49秒
≪24全8区5位、出4区9位、関東IC1万2位、箱9区10位、23全7区10位、全予2組4位、関東IChalf4位、箱9区8位、22予79位、21:予198位≫…年々強くなってきていた城西大の主力選手。特に春先の関東IC1万m2位は、キムタイ選手に勝ってのもので、一気に柱となった。秋口は立ち上げが遅れていたものの、全日本8区5位の成績で復調気配があった。

4点:主要区間で区間上位でいける選手
鈴木健真③28分53秒43/64分06秒
≪24全1区7位、出4区4位、関東IC1万、23箱4区18位、22全予1組18位≫
…城西大エース候補の一人。2年時までは故障が多かったものの、3年目になって順調に、駅伝も登場するようになった。

林 晃燿④29分12秒62/63分22秒
≪24全5区7位、箱7区5位、23全1区18位、出4区3位、全予1組1位、箱7区9位、22:全予2組17位≫
…城西大でいぶし銀の走りを続けている選手。箱根駅伝では2年連続7区を走り、区間9位と区間5位の成績。秋口出遅れていたが、全日本5区7位と復帰している。

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
桜井優我③28分37秒83/64分59秒≪24全6区11位、23全6区10位、出5区6位、全予1組11位、関東IChalf13位、箱8区14位、22予129位≫…城西大中堅選手の一人。まだ実績が少なかった1年時の箱根8区の粘りを称える声は多い。前回の箱根前から暫く離脱していたが、全日本で戦線復帰した。

久保出雄大④28分38秒98/63分58秒
≪24全7区11位、出6区9位、関東IChalf7位、箱6区13位、22予139位≫
…城西大たたき上げの選手、準部員から今年箱根6区を走り、さらに関東ICハーフでも入賞するほど力をつけた。前哨戦にも出走し、終盤の長距離区間を走っている。

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
山中達貴③28分47秒03/62分52秒
≪24出2区13位、関東IC1500m9位≫
…城西大の秘密兵器的存在。2年時まで中距離を中心に活動していたものの、ハーフマラ袖62分台を出せるところまでスタミナをつけてきた。

柴田 侑②28分57秒46/66分14秒≪24全2区11位≫…今年秋に伸びた選手。10月に1万m28分台を出して、全日本2区に登場した。

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
中島巨翔②29分07秒40/63分39秒≪24関東IChalf≫…昨年当時1年生から箱根16人に名前が入っていた選手。上尾ハーフで63分39秒の好記録を出して、出走メンバーに近づいた。

小林竜輝①29分24秒93/63分04秒…メキメキと力をつけてきたルーキー。10月に1万m29分24秒のベスト、上尾ハーフで63分04秒のチーム上位で走った。

三宅 駿①29分26秒90/62分58秒≪23IH1500m10位≫…出雲駅伝からエントリー入りしている1年生。上尾ハーフで62分58秒の好走で、初出走に近づいた。

小田伊織②29分31秒07/63分36秒
≪24関東IChalf、箱8区17位≫…前回の箱根を走っている選手。この時は単独走に苦しみ区間17位。上尾ハーフで63分42秒でチーム内に近づいた。

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
岩田真之③29分17秒91/63分48秒…年々力をつけてきた選手、上尾ハーフで63分48秒を出した

小早川凌真③29分35秒17/64分19秒
≪24関東IC3障10位、23関東IC3障7位≫
…3障で活躍しつつも、箱根駅伝のメンバーに入ってくる選手。今年は11月末に1万m29分36秒とベストに迫る成績。

伊藤大晴④30分11秒68/63分32秒
…10月・11月と2本ハーフマラソンをいずれも64分台でまとめている。4年目でエントリー入りした。

上位10名合計:38点
(参考:30点前後シード権争い、40点以上優勝争い)

 昨年総合3位大躍進となった城西大。一部主力は卒業しつつも、出雲駅伝・全日本大学駅伝は6位と堅実にまとめていて、確実に地力はあがってきている。指揮官も、今年も総合3位を狙っていけると士気は上がっている。

 キムタイ・齋藤選手のW3年生が、チームを大きく引っ張ります。全日本駅伝の2年連続シード権にはまず欠かせず。3区4区でともに連続で好走して、大きく順位を引き上げています。箱根は2年連続2区齋藤3区キムタイ選手でしたが、キムタイ選手が駅伝に対応できてきたということで2区、そして…ついに齋藤選手5区の可能性もあるようです。

 とはいえ、あくまで可能性。もちろん往路1区3区4区を誰で走っていくかということになってきます。1区と4区も出走者が卒業しています。候補は出てきていて、まずは2年連続9区を走っている平林選手。関東IC1万mでは28分02秒で総合2位に入る大活躍、3人目の柱と言われたほどだった。秋口に一旦調子を落としたものの、復調途上。これなら往路になるのではないか。

 これに城西大のいぶし銀の存在として活躍してた4年林選手、またついに順調に練習が積めるようになってきた3年鈴木選手あたりが候補になってくるか。林選手は2年連続箱根7区で、前回は区間5位。往路も面白そうだ。鈴木選手は、元々高校時代から活躍していた選手、練習が積めているなら、満を持してということになってきそうだ。

 復路はやや選手層が薄いのかなという印象があるものの、叩き上げでは4年久保出選手が成長。往路1区の希望があるものの、一人でも堅実に走れる選手でもあり復路の要か。もしくは4区登場あるのか。また、1年時から駅伝に出ていた3年桜井選手が完全復活。この2人が11月日体大で28分30秒台、着実に力をつけてきた。

 他、下級生では柴田選手が全日本駅伝2区に出走、中島・小田選手らに走力上超えてきているか。1年生は三宅・小林選手が上尾ハーフ63分前後でまとめていて、ともに通用する可能性を示した。また、ジョーカーとして、2年時まで中距離で活動していた3年山中選手の存在も面白いか。ここにきて、穴の無いオーダーが組めそうな様相になってきた。

区間オーダー予想

 これなら2区キムタイ・5区齋藤選手でいけるか。

1区(21.3km)鈴木健真③28分53秒43
2区(23.1km)ヴィクター キムタイ③27分41秒04
3区(21.4km)平林 樹④28分03秒13
4区(20.9km)久保出雄大④28分38秒98
5区(20.8km)斎藤将也③27分45秒12

6区(20.8km)小林竜輝①29分24秒93
7区(21.3km)林 晃燿④29分12秒62
8区(21.4km)三宅 駿①29分26秒90
9区(23.1km)桜井優我③28分37秒83
10区(23.0km)山中達貴③28分47秒03

1区鈴木選手…隠れたエース候補が満を持して登場なるか。1年時から往路4区を任されるほどの選手ながら、2年時は怪我に苦しみました。3年生の今年は、出雲・全日本とも確実な継走、前が見える範囲で繋いでいけると思います。

2区キムタイ選手…ついに箱根2区で快速見れるでしょうか。城西大史上のエース、また歴代他校の留学生を交えてもかなり安定して走れているのではと思うキムタイ選手。箱根のエース区間2区でどこまで、チームの順位を引き上げていくかは非常に見ものですね。

3区平林選手…春先の勢いに戻っていれば楽しみな4年平林選手。関東IC1万mは日本人トップで、留学生の間にも割って入っています。1区や4区も考えましたが、下り基調の復路9区で好走しているので、脚が合うかなと思う3区予想です。

4区久保出選手…叩き上げから、一気に主力選手まで羽ばたいた久保出選手。前哨戦は、出雲6区・全日本7区に抜擢。やや力負けしたものの、1万m28分38秒をマーク。距離が伸びてくれば、対抗できると思います。この区間なら食らいつく力付けていると思います。

5区齋藤選手…ついにこの区間で見れるでしょうか。2年前の激坂王で、その後山の妖精として名をはせる卒業者よりも早く駆け抜けた選手。箱根2区で結果を残した上で、どのくらいの走りとなるか。1区から4区も充実してきているので、一気に城西大を上位に引き上げられるはずです。

6区小林選手…今年は1年生から抜擢でしょうか。臆せず突っ込んで走れるという小林選手に、夏合宿で下りの適性を感じているそうなので、おそらく彼か。上尾ハーフは63分ほぼフラット、長い距離も大丈夫なので、ちょっと楽しみです。

7区林選手…往路1区や4区も考えつつも、林選手を3年連続7区で起用すると予想します。この区間も少しアップダウンも多いのですが、2年連続しっかり起用に応えています。この区間が一番適任ではと思います。

8区三宅選手…1年生ながら上尾ハーフ62分58秒と、いい走りをしていた選手。結構、イーブンペースで走れる選手だそう。2年連続1年生の起用が続いていますし、将来のエース候補として、遊行寺坂に挑んでほしい。

9区桜井選手…齋藤選手を5区に置けそうとともったのは、桜井選手が9区を任せられそうになったから。全日本6区は何とか間に合った感じでしたが、その後1万m28分37秒としっかりと復活。この調子で状態が上がれば、復路のエース区間も対応できるでしょう。

10区山中選手…長い距離で結果を出しつつある若手もいますが、ちょっと山中選手にロマンを感じます。初駅伝となった出雲2区は、追い上げないといけない展開で苦戦しましたが、スタミナは上尾ハーフ62分台で十分ついている。気温が低めなら面白い。

 やはり齋藤選手を平地ということなら、おそらく4年生でエントリーされている伊藤選手が控えているかなぁ?主力の状態を直前まで見ながらの29日オーダー発表でしょう。

まとめ

・ついに2区キムタイ5区齋藤選手となるか
・4年平林久保出選手躍進、3年鈴木桜井選手復活
・十分昨年並みの総合力になってきた?

 昨年の躍進から、往路の1区4区5区の選手が卒業、当初は底まで注目を集めていなかったと思います。それが総合3位以内を狙えるところまで上がってきています。

 2大エースのキムタイ齋藤選手だけでなく、走力では平林選手が追いついてきて、久保出選手も総合力が付きました。前回の箱根に出ていない3年鈴木・桜井選手も復活し、4年林選手も健在です。小林・三宅選手ら若手も出てきました。

 5区の穴だけは大きすぎるので、ならばということで齋藤選手の5区山登りの案も上がり始めました。とはいえ他の9区間の配置もあるので、5区になるのなら、平地が充実しているとポジティブにとらえていいはずです。当日のオーダーに注目になってきます。

箱根駅伝2024【早稲田大学】戦力分析&区間オーダー予想も!

11月以降の記録まとめ

11/9 日体大記録会
10000mNCG
山口智規③27分52秒37★

11/20 上尾シティハーフ
宮岡凜太③62分39秒
菅野雄太④63分39秒
伊福陽太④63分55秒
伊藤大志④64分18秒
藤本進次郎③64分26秒
伊藤幸太郎③64分32秒
瀬間元輔①64分44秒
間瀬田純平③64分50秒

12/1 日体大記録会
10000m11組
吉倉ナヤブ直希①28分46秒68★
石塚陽士④28分50秒71

戦力分析

7点:エース区間、山で貯金が望める選手

6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手
山口智規③27分52秒37/61分16秒
≪24全2区5位、出1区12位、全予4組4位、関東IC5千4位、箱2区6位、23全2区4位、出2区3位、関東IC5千3位、22全4区3位、予289位≫
…早大の期待のエース。スピードランナーのイメージが強いも、前回は箱根駅伝2区を任され、後半権太坂以降追い上げて、66分台の早大記録で区間6位。高いポテンシャルを見せた。今季は噛み合わない時期が続いたが、11月日体大で1万m27分52秒の大台へ。今回は66分台前半を目指す。

5点:エース区間で区間中位以上いける選手
工藤慎作②28分31秒87/62分29秒
≪24全8区3位、出6区2位、全予4組19位、関東IC1万13位、箱5区6位、23全4区13位、出4区10位、関東IC1万6位≫
…早大のロードエース選手。特に今年の夏合宿を終えてから調子を上げてきて、出雲・全日本ともにアンカーに起用され、区間2位と3位と力走を見せている。前回の箱根は”山の名探偵”の愛称で5区山登りを攻略。

4点:主要区間で区間上位でいける選手
石塚陽士④27分58秒53/63分47秒
≪24全予2組3位、関東IC5千13位、箱4区13位、23全3区7位、出3区7位、関東IC1万3位、箱2区10位、22全3区3位、予51位、箱4区6位、21:全5区4位、出4区1位≫
…1年時から駅伝で大活躍していて、箱根駅伝は4区や2区など主要区間を任されている。ただ、3年の後半あたりから中々足踏みが続いていて、出雲・全日本は今季は未搭乗。それでも12月日体大で28分台をマークして、出場の目途が立ちつつある。

伊藤大志④28分37秒34/61分50秒
≪24全4区5位、出2区10位、全予3組9位、関東IC1万11位、23全7区6位、出1区4位、関東IC5千5位、箱5区6位、22全7区5位、予39位、箱5区11位、21:全1区7位、出5区12位≫
…早大のユーティリティープレイヤー。トラックのスピードがありながらも、箱根5区山登りを担ったり、出雲の1区を担うなど様々な区間で活躍が続いている。今年は少し足踏みが続いたが、全日本4区を走って区間5位と復調傾向。

山口竣平①29分11秒26/
≪24全5区3位、出3区11位、全予3組7位、関東IC5千15位、全国5区1位、23高校3区3位、IH5千10位≫
…期待のスーパールーキー。高校時代から、トラックや駅伝で活躍し、大学に入ってからも、対抗戦で食らいついている姿が見える。駅伝は出雲3区は、下位で襷をもらうことになったが、全日本5区は自信を持って追い上げていた。

長屋匡起②29分42秒54/64分29秒
≪24全7区5位、出5区3位、23出6区6位≫
…復活したロード巧者。夏を超えてから調子を上げてきて、出雲5区区間3位、タフな気候となった全日本7区も区間5位と前を追い上げる走りをしている。

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
伊福陽太④28分55秒78/62分50秒
≪24全6区10位、関東IChalf5位、箱8区5位、23全8区19位、関東IChalf、箱8区10位≫
…2年連続箱根駅伝8区を走っている選手。その後フルマラソンでサブテンを達成するなど、かなり力をつけてきている。対抗戦でも関東ICハーフで5位に入るなど、改めて長い距離で適性を示している。

宮岡凜太③29分46秒31/62分39秒≪24関東IChalf11位≫
…3年目になって大きく力をつけてきた選手。関東ICハーフで11位と箱根出走者と変わらない成績を残すと、上尾ハーフで62分39秒の好記録。一気に主力に肩を並べようとしている。

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
間瀬田純平③29分13秒46/64分50秒≪24全1区19位、全予1組19位、関東IC1万、箱1区12位、23全1区2位、出5区5位、関東IC1500m、箱1区14位、22全1区11位、予114位、U-20世陸1500m、関東IC1500m10位≫
…1500mで活躍するスピードランナーで、駅伝では主に1区を担当している。昨年の全日本1区で区間2位を取ったのが一番の成績。今年は、調整が遅れて、出雲は不出場、全日本はギリギリ間に合っての走りだった。

菅野雄太④29分25秒21/63分18秒
≪24全予2組26位、関東IChalf10位、箱10区5位、23全6区11位、関東IChalf11位、箱10区10位、22予96位≫
…長めの距離で台頭してきて、2年時から箱根駅伝10区を2年連続で走っている。今年も上尾ハーフで63分半ばで走るなど、状態を上げてきた。

藤本進次郎③29分39秒50/64分26秒
≪24全3区15位、出4区7位≫
…3年目になって初めて主要大会で出走。出雲駅伝は、下位で襷をもらい4区で区間7位好走を見せた。全日本3区は、やや荷が重く区間15位も、期待は変わらない。

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
吉倉ナヤブ直希①28分46秒86≪24関東IC1500m7位、23IH1500m12位≫
…IHや関東ICで1500mで活躍しているスピードランナー。長い距離も少しずつ対応してきて、12月日体大記録会で1万m28分46秒ベストを出した。

山﨑一吹②29分39秒35/64分22秒≪23全予1組15位、関東IC5千16位≫
…今年前半戦を中心に活躍。全日予選1組で先頭で引っ張る場面もあった。今年秋以降試合出場ないものの、エントリーに入ってきた。

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
和田悠都④29分33秒13/64分25秒
…4年目でエントリー入り。10月に学内記録会で1万m29分台を出している。

草野洸正④29分52秒65/64分45秒≪24関東IC3障6位≫
…関東IC3障で出場しメンバーレベルが高い中で6位の好成績を残した。その後、花田監督に6区山下りを打診されている。

瀬間元輔①29分57秒85/64分44秒≪24全国5区19位、23高校3区13位≫
…高校時代から駅伝で何度も出走経験がある選手。上尾ハーフで64分44秒の成績でメンバーに入ってきた。

上位10名合計:37点
(参考:30点前後シード権争い、40点以上優勝争い)

 早大としては、選手層が揃っているのかなと思います。3年生山口選手が完全にエース。前回箱根2区66分台のパフォーマンスはびっくり!一時噛み合わない時期もありつつ、1万m27分台で再び軌道に乗ってきていて、逞しくなってきた。今回も魅せる2区になるか。

 そして、ロードで堅い選手が出てきている。前回の箱根で”山の名探偵”と言われた2年工藤選手が、出雲・全日本のアンカーで活躍。本格化の兆しを見せている。さらに同学年の長屋選手も、出雲5区・全日本7区と単独で前を追う展開でナイスラン。今年は彼らが、往路の主軸になってきそう。

 他、4年生の主力の石塚・伊藤選手がちょっと苦しんだ時期がありましたが、伊藤選手は全日本駅伝で復調気配、石塚選手も12月記録会で1万m28分台の走りを見せて、何とか最後の箱根に臨む態勢だ。あとは、2年連続1区の3年間瀬田選手も間に合うかどうか。

 その間に、新たな戦力の台頭もあった。元々期待されていたルーキー山口選手は、出雲3区・全日本5区を出走。全日本5区は負担軽めだったとはいえ、区間3位としっかり結果を残して、自信もって全日本に臨むか。また、3年富士も選手も出雲・全日本出走。出雲駅伝で区間7位まずまずの走り、箱根も勿論出走候補だ。

 そして、今年は叩き上げ組が例年以上にレベルが高い。2年連続8区と10区を務めた伊福・菅野選手が健在。伊福選手がフルマラソンで2時間9分台を出したのは驚き!今年は復路のエース区間でも良さそう。そして、さらに3年宮岡選手が上尾ハーフで62分台を出すなど新戦力として、いきなり主要区間でもいい成績だ。

 他にも、4年草野・和田選手ら叩き上げ組、前半戦主力として目処が立っていて2年山崎選手に、スピードある吉倉選手の出番もあるか。10時間46分台の目途が立っているというところ、オーダーを考えてみたい。

区間オーダー予想

1区(21.3km)山口竣平①29分11秒26
2区(23.1km)山口智規③27分52秒37
3区(21.4km)伊藤大志④28分37秒34
4区(20.9km)長屋匡起②29分42秒54
5区(20.8km)工藤慎作②28分31秒87

6区(20.8km)草野洸正④29分52秒65
7区(21.3km)石塚陽士④27分58秒53
8区(21.4km)宮岡凜太③29分46秒31
9区(23.1km)伊福陽太④28分55秒78
10区(23.0km)菅野雄太④29分25秒21

1区山口竣選手…期待のルーキーを先陣に。高校時代に5千m13分30秒台のベストを出していて、大学でも主要大会を何度も通じて、少しずつ成績が安定してきている。練習が積めているし、いい意味でチャレンジャーの1区として臨めそうです。

2区山口智選手…早大のエースだけでなく、さらに高いレベルを目指しつつの箱根2区になってきた山口選手。今年の取り組みが、秋になってきて実を結んで1万m27分台。2回目の箱根駅伝2区で、どれだけ他校を追い抜いていけるかどうかが、楽しみになってくる。

3区伊藤選手…箱根駅伝でようやく一番適性の高い区間で伊藤選手を見れるでしょうか。5区山登りもそつなくはこなすけれど、本来はスピード選手。前回はまさかのインフルエンザで不出場となりましたが、今回こそ、3区で持ち前のスピードを見せての快走がみたい。

4区長屋選手…トラックシーズン走れなかったので、持ちタイムは目立ってないけど、1万m28分台前半相当の走力と思ってもいい長屋選手。全日本7区で区間5位と単独走のロードで好成績。これでアップダウンがあったほうがよいとことなので、4区は本当に適任。初の箱根路でどういう走りとなるか。

5区工藤選手…どこまでいけるでしょうか。前回1年生の時の5区はそれほど調子が上がっていない中で挑んで区間6位の粘走。今年は出雲・全日本とアンカーで好走して、いい調子で山に挑みます。旧5区区間記録にもなった大先輩の記録は勿論、さらに伸ばしていけるかもしれません。2回目の名探偵の走りに要注目!

6区草野選手…6区は前任者が卒業して、花田監督が見極めているという事。それっぽい選手が複数エントリーしている中で、準備をしている草野選手。関東IC3障決勝で入賞できる脚力を備えていて、4年間の積み重ねもあります。下り適正があれば、こういう選手は過酷な6区こなせると思います。

7区石塚選手…ここは色々迷いましたけど、大丈夫なら石塚選手になってくるでしょうか。出雲・全日本も走れないことはなかったけど、調子のいい選手を優先した感じでした。スピードは戻りつつあるので、箱根7区ならと。山崎・間瀬田・藤本選手あたりも気になるんですけどね。

8区宮岡選手…ロードで覚醒してきた宮岡選手を8区。関東ICハーフで入賞ラインが見える走りをすると、上尾ハーフで62分台好走。一気に主力と言えるところまで上がってきました。遊行寺坂も以降に、ぐっと区間順位を上げてきそうな感じがしています。

9区伊福選手…そして2年連続8区の伊福選手を、満を持して復路のエース区間9区へ。本来は上り坂は非常苦手で、毎回遊行寺坂で後退して盛り返してきている走り。ようやく本来の適性区間に起用ができそう。序盤の下りでうまくリズムに乗れれば、かなり上位も狙える。

10区菅野選手…3年連続でアンカー区間起用となると思います。前回も区間5位ですので、準備万端で起用となってくるでしょうか。今年も上尾ハーフで63分台で走破していて、ロードは堅実です。最後のまとめは楽しみですね。

まとめ

・エース山口選手に、ロード巧者工藤&長屋選手!
・頼もしい復路型、伊福&菅野&宮岡選手!
・あとは4年伊藤&石塚選手がどこまで戻るか

 今回は結構楽しみなオーダーになってきそう。3年生山口選手が1万m27分台でますます充実、一気に流れを加速したところで、おそらく往路後半に長屋・工藤選手と楽しみな2年生が待ち構えているでしょう。

 復路は、鉄板の伊福・菅野選手だけでなく、宮岡選手という新戦力も台頭してきているので、とても楽しみです。

 あとは4年生伊藤・石塚選手がどこまであがってくるか。早大としては選手層が厚くなってきていますが、目標の総合3位、10時間46分ということなら、好調に戻っているかどうか。新入生も話題になったけど、まずは今回の箱根駅伝が楽しみです。