箱根駅伝2025(第101回)の16人エントリーが発表されました。
詳細まとめはこちら
以降、
1月2日往路・3日(火)復路朝7時に、当日交代を含めて最終オーダー
1日最大4名、2日間で最大6名の変更が可能となっています。
このサイトでは、29日(金)までに、各大学の戦力分析と区間オーダーの予想を行っています。
今回は、
エース揃い3強崩しなるか!?
✅創価大学
✅中央大学
です。
本サイトで戦力分析に、独自のランキングを使用しています。
7点:エース区間、山で貯金が望める選手
6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手
5点:エース区間で区間中位以上いける選手
4点:主要区間で区間上位でいける選手
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
はっきりとした分け方はなく、
・過去の駅伝実績
・1万mなどの持ちタイム
・ここ数か月の大会の成績
などから、主が総合的に独断で判断しています。
ご了承ください。
ページコンテンツ
箱根駅伝2024【創価大学】戦力分析&区間オーダー予想も!
箱根駅伝Stories/「総合優勝」掲げる #創価大 出雲、全日本4位からの逆襲「前半から攻める」
「箱根の目標は往路優勝しての総合優勝なので、前半から攻めていくしかありません。逃げ道を断つというか、退路を断ってスタートするつもり」#箱根駅伝
|月陸Online https://t.co/xnZWlM04ka— 月陸Online/月刊陸上競技 (@Getsuriku) December 20, 2024
11月以降の記録まとめ
11/9 日体大記録会
若狭凛太郎④28分39秒72★
山瀬美大①28分57秒56★
有田伊歩希④29分20秒9211/10 世田谷246ハーフ
川上翔太②63分23秒
齊藤大空②63分58秒
織橋 巧②65分16秒11/20 上尾シティハーフ
ムトゥク ソロモン①63分33秒
浦川栞伍①63分55秒
石丸修那①64分05秒11/23 八王子ロングディスタンス
S.ムチーニ②27分47秒30 創価大12/1 日体大記録会
11組
石丸修那①28分49秒55★
有田伊歩希④29分00秒34★
浦川栞伍①29分25秒39★
根上和樹②29分26秒60★
12組
齊藤大空②28分27秒44★
山口翔輝①28分40秒91★
吉田 凌④28分43秒03
織橋 巧②28分47秒63
黒木陽向③28分51秒07★
15組
石丸惇那③28分21秒48★
ムトゥク ソロモン①28分42秒24★
小暮栄輝④28分51秒63
戦力分析
7点:エース区間、山で貯金が望める選手
吉田 響④28分12秒01/61分45秒
≪24全2区2位、出2区1位、関東IC1万7位、箱5区9位、23全5区1位、出5区1位、22予26位、全予1組1位、箱5区2位≫
…創価大の駅伝男からエースへ。酷暑などタフな気象条件で非常に強さを発揮する選手だったが、出雲・全日本では2区スピードエース区間で高いレベルで戦って見せた。東海大時代の1年時に5区山登りで好走して、三度の5区を目指したが、箱根2区の可能性も出てきた。
6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手
S.ムチーニ②27分41秒52/
≪24全5区2位、関東IC1万2位、箱2区5位、23全7区4位、日本IC1万3位、関東IC5千2位≫
…創価大のエース選手。駅伝は前年の全日本から急遽参戦の形も、箱根2区で非常に安定して走っていた。トラックも活躍して1万m27分41秒までベストを伸ばした。秋は、出雲直前で膝を負傷し、全日本は5区出走で区間2位、それでも八王子で1万m27分台で走るなど戻ってきた。
5点:エース区間で区間中位以上いける選手
4点:主要区間で区間上位でいける選手
小暮栄輝④28分32秒28/62分18秒
≪24全1区3位、出6区6位、関東IC1万18位、23日本IC1万m9位、22関東IC1500m≫
…下級生の頃から期待されつつ、前回は3区予定だった。だが、怪我などもあり、中々出走機会が訪れなかった。4年目、出雲でついに駅伝デビュー。いきなりアンカーも区間6位、全日本は1区で区間3位、駅伝で強いところを見せている。
山口翔輝①28分40秒91/63分40秒
≪24全4区8位、出3区7位、関東IChalf15位、全国5区3位、23高校3区4位≫
…高校駅伝3区4位の好成績など、ロードで活躍が光る期待のルーキー。出雲駅伝は急遽の3区ながら区間7位で奮闘、全日本も堅実に走っている。1年生ながらもっと長い距離に適性もありそう。
野沢悠真③28分47秒63/61分46秒
≪24全8区2位、箱4区15位、23関東IC1万、箱5区13位、22全予3組10位≫
…1年時から長距離ロードで高い適性を見せている選手。箱根も5区や4区と中核の区間を任されている。初出場となった全日本アンカーでは、57分台での区間2位と高いパフォーマンス。さらなる成長を感じた。
川上翔太②29分20秒28/63分23秒≪24箱6区3位≫
…前回山下りで、1年生歴代最速のタイムで区間3位好走していた選手。今年も世田谷246ハーフ63分23秒の好記録、調子を上げてきた。
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
石丸惇那③28分21秒48/62分31秒
≪24全3区10位、出1区10位、関東IC5千19位、箱7区8位、23全3区13位、出1区5位、箱10区15位、22全4区11位、出4区7位≫
…ここまで三大駅伝すべて出場するなど創価大の中核の選手。過去2年の箱根は復路を担っている。今年の出雲・全日本は前半区間で大崩れせずに走り切っている。
小池莉希②28分26秒33/63分26秒
≪24関東IC5千7位、箱8区15位、23全4区16位、出2区5位≫
…前年9月に5千13分30秒台を出して話題になった選手。今年になって、関東IC5千入賞するなど安定感もついてきた。ただ、9月絆記録会で怪我をして、秋は駅伝を走っていない。
吉田 凌④28分36秒30/61分58秒
≪24全7区12位、出4区4位、関東IChalf9位、箱9区15位、23全8区7位、出6区5位、関東IChalf3位、22全3区12位、箱8区8位≫
…ロードで安定して走る選手。箱根駅伝も8区や9区で起用されている。今季は出雲駅伝は4区4位で好成績、全日本7区は攻めて入ってやや失速。直前1万mは28分43秒とベストに近い成績でまずまず。
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
齊藤大空②28分27秒44/63分58秒
≪24関東IC3障3位、23関東IC3障≫
…高校時代から3障などトラックで活躍している選手。今季は関東IC3障3位になるだけでなく、1万mも28分27秒の好記録。駅伝出走も近づいてきた。
若狭凛太郎④28分39秒72/63分51秒≪23関東IC5千≫
…ここまで主要大会の実績は少ないものの、記録会などで自己ベストを積み重ねてきた。11月に1万m28分39秒のベストで、出走の可能性を残した。
織橋 巧②28分41秒25/63分34秒
≪24関東IC5千16位、23全1区4位、日本IC5千7位≫
…1年時の前年、全日本大学駅伝1区で区間4位好走、以降中々駅伝の出番がないが、連続してエントリーし続けている。
黒木陽向③28分51秒07/63分15秒
≪24全6区9位、出5区6位、関東IC3障1位≫
…3障で好成績を残しながら、長い距離の成績も上がってきた選手。今年になって駅伝でも起用されて、出雲・全日本ともに区間一桁の成績を残している。
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
石丸修那①28分49秒65/64分05秒
…3年石丸選手の弟さん、記録会は堅実な成績で、上尾ハーフ64分05秒・1万m28分49秒、駅伝でエントリーに入り続けている。
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
浦川栞伍①29分25秒39/63分55秒
…1年生ながらエントリーに名前を連ねた選手。上尾ハーフで64分を切る成績を残している。
齋藤一筋①29分32秒29≪23高校2区4位、IH1500m9位≫
…高校時代から、インターハイ1500mや高校駅伝2区4位など抜群のスピードを誇っている選手。
上位10名合計:40点
(参考:30点前後シード権争い、40点以上優勝争い)
出雲駅伝4位、全日本大学駅伝4位と、3強に次ぐ成績を残している創価大。ただ、出雲は留学生無し、全日本は留学生あり。ここを榎木監督らチーム陣営はどうみているか。
エースは4年生吉田響選手。駅伝男とかだけでなく、出雲2区1位・全日本2区2位はもう強豪校のエースに匹敵する選手にもなってきます。本人は三度の5区山登り希望ですが、果たして平地もあるのかどうか。
他のメンバーを見ると、まずは留学生のムチーニ選手。出雲前に膝の負傷があったが、八王子で1万m27分台ともう問題なさそう。さらに新エースとなりつつあるのが全日本8区2位好走の野沢選手。ロードになると確実にプラスアルファが出てくる。さらに4年生の小暮選手がようやく駅伝デビュー。昨年も往路予定だった選手が好調なのはいい。
これに駅伝で何度も走っている選手がどれだけ絡んでくるか。終盤区間での搭乗がいい吉田凌選手も4年生で最後の駅伝はどの区間に来るか。三大駅伝皆勤中の3年石丸選手は堅実に来ている。今年になって活躍している3年黒木選手も、勿論出走候補だ。ポイント、秋口に故障があったエース候補2年小池選手もエントリーには入り、どの区間に登場するか。
ルーキーが複数エントリーしていて、出雲3区・全日本4区と中核を担った山口選手は、どこの区間でもリザーブになれそうで当日まで分からないか。石丸選手の弟さんも食らいついていて他のチームなら出走してもおかしくないくらいまで伸びてきた。
他スピードランナーでは2年齋藤選手が1万m28分27秒まで短縮し、駅伝デビューしても十分な成績。一度駅伝を走っている織橋選手も候補だ。忘れてはならないのは2年川上選手。山下りは創価大アドバンテージがある区間。あとは、4年目に伸びた若狭選手らにもチャンスがあるかどうか…。メンバーは充実、誰が10人に並んでくるかだ。
区間オーダー予想
吉田響選手を2区にするか、5区にするかは最後まで悩みましたよ。
1区(21.3km)小暮栄輝④28分32秒28
2区(23.1km)吉田 響④28分12秒01
3区(21.4km)S.ムチーニ②27分41秒52
4区(20.9km)野沢悠真③28分47秒63
5区(20.8km)山口翔輝①28分40秒91
6区(20.8km)川上翔太②29分20秒28
7区(21.3km)小池莉希②28分26秒33
8区(21.4km)齊藤大空②28分27秒44
9区(23.1km)吉田 凌④28分36秒30
10区(23.0km)石丸惇那③28分21秒48
1区小暮選手…今年になってついに駅伝メンバーに入ってきた小暮選手ですが、インカレなど主要大会では活躍があった選手。3年目までは怪我などで中々恵まれなかっただけ。出雲・全日本では往路を走るに十分な活躍、総合力が高い選手なので1区でまず上位かと。
2区吉田響選手…個人的に見てみたいという願望もあって、吉田響選手2区予想。スピード区間でも走れるなら、箱根2区が非常に楽しみ。間違いなく権太坂以降のアップダウンからぐんと伸びてくる選手のはず。十分66分台前半までターゲットにできそうな走力は突いている。
3区ムチーニ選手…本調子に戻ってきたところで、敢えての3区ムチーニ選手。3強崩しを考えると、3区に2区を走る力のあるランナーを配置したい。1万m27分台を複数回出しているムチーニ選手は、この区間も適性あると思います。強豪校に食らいついていくか。
4区野沢選手…箱根2区も見てみたいくらいの記録を、全日本8区で出してきた野沢選手。少し追い風参考ではあるものの、かなり力をつけてきているのは間違いない。前回4区は寒さで力を出し切れなかった悔しさもあるそうで、ここでのリベンジを狙っているそう。アップダウンが増える程いいと思うので、楽しみだ。
5区山口選手…将来性も兼ねて、期待のルーキー山口選手を5区山登りに起用すると予想します。留学生もいる高校駅伝3区で4位の成績を残していて、上りの適性は一定あると思います。総合優勝を狙うなら71分がノルマになり、結構なレベルになってきますが、どこまで近づけるか。
6区川上選手…前回山下りで1年生記録で区間3位で走ってびっくりしたのは印象に残っていますよね。今年も世田谷246ハーフで63分前半を出すなど、アップダウンがあるようなコースはやはり強いことを印象付けています。一気に57分台の世界へ、十分3強崩しに絡んでいけます。
7区小池選手…調子が戻っているなら勝負をかけて2年小池選手を投入していくでしょう。スピード面が抜群なのは分かっているので、序盤からある程度突っ込んでいけそうな7区がいいのかなと思います。全日本からの+αとなっていくか。
8区齋藤選手…1万m28分27秒あたりまで走力を伸ばしてようやく初駅伝出走なるか、トラックのタイムは参考とはいえ、創価大のレベルの高さを感じます。3障で有力な選手ですが、総合力もついてきています。遊行寺坂は分からないとはいえ、脚力で乗り切ってくれればと思っています。
9区吉田凌選手…復路のエース区間は、4年生吉田凌選手が基本路線になると思います。長いロードでは、安定感高い走りを続けている選手です。前年9区は珍しく苦しんだ走りになりましたが、今年は69分切も狙っていけるのかなと思っています。
10区石丸選手…三大駅伝皆勤が続く石丸選手を、2年ぶりに10区登板と予想します。出雲・全日本はスピード区間でもう少しでしたが、後半区間であれば威力を発揮するのではないでしょうか。2年前に比べて格段に走力も伸びていますし、最後の順位を争いも安心して任せられます。
まとめ
・ムチーニ&野沢&小暮選手ら往路充実
・1万m28分30秒前後ボーダーの選手層
ここのところずっと上位で安定していますよね。ムチーニ&吉田響選手のWエースだけでなく、ロード力の高い野沢選手や、総合力高い小暮選手、楽しみなルーキー山口選手ら、それぞれ持ち味を発揮しています。
その他に、駅伝皆勤の3年石丸選手や、ロード巧者の吉田凌選手あたりも控えています。総合力は高いです。出雲全日本からの+αに、山下りの川上選手、間に合えば小池選手もいます。
総合力は明らかに高くなっていて、1万m28分30秒あたりまで伸びています。タイムは参考とはいえ、出雲全日本ともに4位に入るチームだと感じます。
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箱根駅伝2024【中央大学】戦力分析&区間オーダー予想も!
11月以降の記録まとめ
11/20 Zevenheuvelenloop 15km ロードレース
26位白川陽大③44分50秒 中央大11/23 MARCH対抗戦
2組
阿部陽樹④28分43秒30
3組
田原琥太郎①28分33秒54★
吉中祐太③28分34秒93★
山平怜生④28分35秒45★
鈴木耕太郎②28分39秒24★
山口大輔④28分58秒86★
七枝 直①29分31秒40
4組
吉居駿恭③27分44秒48★
本間 颯②27分46秒60★
岡田開成①28分08秒51★
藤田大智②28分29秒98★
佐藤大介①28分32秒14★
並川颯太①28分32秒15★12/1 THE DISTANCE GAMES in ARAKAWA
本間 颯②62分45秒
溜池一太③63分18秒
阿部陽樹④63分21秒
山平怜生④63分21秒
吉中祐太③63分21秒
鈴木耕太郎②63分21秒
藤田大智②63分21秒
吉居駿恭③63分45秒
並川颯太①63分53秒
東海林宏一④64分59秒12/1 第86回奥多摩渓谷駅伝競走大会
3区(6.6km)1位園木大斗④12/15 第138回関東10マイルロードレース
1位佐藤 蓮②47分14秒
2位浦田優斗④47分25秒※エントリー
6位佐野拓実④47分44秒
8位原田望睦①47分51秒※エントリー
戦力分析
7点:エース区間、山で貯金が望める選手
6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手
5点:エース区間で区間中位以上いける選手
吉居駿恭③27分44秒48/63分45秒≪24全7区14位、箱7区1位、23全1区3位、出3区11位、日本5千、箱4区5位、22全3区8位、出6区4位≫
…中央大のエース選手。今年の箱根駅伝はチームが苦境の中、7区区間賞と改めて高いパフォーマンスを見せた。さらなる高みを目指すため、箱根予選は出場せずに、全日本7区に挑んだがまさかのブレーキ。一転、MARCH対抗戦では27分44秒の高パフォーマンスを見せた。
本間 颯②27分46秒60/62分45秒≪24全3区6位、23全5区5位≫
…今年秋の成長株。故障で箱根予選は飛ばしたが、順調な練習を積んでいた全日本3区では、他校のエースと互角に走る区間6位。MARCH対抗戦では27分台を出して、一気にチームのエース格に。
溜池一太③27分52秒38/63分18秒≪24全1区20位、関東IC1万4位、箱1区19位、23全4区3位、出5区3位、箱1区4位、22出5区2位≫
…藤原監督が最も期待を寄せる選手。前半戦は1万m27分台を出すなど充実、海外合宿までは絶好調だった。9月に仙骨を痛めて、全日本1区は回復途上で出場。調子が戻れば2区起用もあるという。
4点:主要区間で区間上位でいける選手
岡田開成①28分08秒51/64分28秒≪24全2区6位、予24位、関東IC5千6位、全国5区4位、23IH5千11位≫
…超大物ルーキー。高校時代から活躍していたが、酷暑となった箱根予選では1年生トップの24位。全日本2区のスピードも食いついた。さらにMARCH対抗戦は28分08秒好記録。他校のエースと戦う力は付けている。
阿部陽樹④28分26秒58/62分05秒≪24全8区18位、予36位、箱8区22位、23全8区4位、出4区5位、関東IC1万12位、箱5区3位、22全8区8位、出4区3位、関東IC1万m8位、箱5区6位、21全2区12位≫
…4年間走りでチームを率いてきた選手。下級生の時から長い距離が得意では箱根5区山登りの好走もある。箱根予選もチームに故障者が相次ぐ中36位とまとめる成績。最後の箱根は、前回のリベンジも兼ねての8区を希望している。
白川陽大③28分45秒07/62分18秒≪24予17位、関東IChalf3位、箱9区16位、23関東IC1万16位≫
…今年の箱根予選でチームトップの17位の好成績。長い距離やタフなコンディションになるとぐっと浮上してくる選手。予選後、調子を落としたため、全日本は飛ばしたが、箱根にはエントリーしている。
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
佐藤大介①28分32秒14/65分09秒≪24全6区7位、予47位≫
…箱根予選で好走しているルーキーの一人。全日本駅伝にも登場し6区で区間7位とまずまずの成績、1万mも28分32秒まで短縮している。
並川颯太①28分32秒15/63分53秒≪24予126位、関東IC5千20位、23高校4区3位≫
…高校駅伝4区3位の好走があるなど、期待のルーキーの一人。箱根予選は酷暑で泣くもなんとか走り切っている。冬になって調子を上げていて、1万m28分32秒、12月ハーフで64分を切った。
吉中祐太③28分34秒93/63分21秒≪23全6区4位、関東IC5千8位≫
…昨年伸びてきていた選手。全日本駅伝6区4位の好成績がある。その後、しばらく試合間隔が空いていたが、MARCH対抗戦で1万m28分34秒と復活している。
浦田優斗④28分54秒53/65分58秒≪24全4区13位、関東IC3障、箱6区5位、23出1区13位、関東IC3障2位≫
…前年3障で関東IC2位、さらに箱根駅伝山下りで好走するなど、一気に調子を上げてきた選手。全日本4区は失敗レースとなったが、関東10マイルで47分25秒とまずまずの成績を出した。
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
藤田大智②28分29秒98/63分21秒
…記録会で確実にベストを更新している選手。MARCH対抗戦は最終組で登場し28分29秒好成績を残した。12月の練習のハーフでも1㎞3分でほぼ走り切って絶好調。
田原琥太郎①28分33秒54/63分34秒
…ここまで主要大会での実績は少ないものの、記録は主力と肩を並べている1年生。MARCH対抗戦は3組目に登場ながら28分33秒で上級生らにも勝利した。
鈴木耕太郎②28分39秒24/63分21秒≪24予103位≫
…高校時代から実績のある選手。1年時は中々試合に出場できなかったが、2年目の夏を超えて復帰。箱根予選の出走メンバーに選ばれている。
原田望睦①29分18秒45/65分01秒≪24予40位、全国1区27位、23高校1区13位≫
…高校時代から実績のある選手。箱根予選も40位好走し、長い距離に対応していることを示した。
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
園木大斗④28分29秒78/63分40秒≪22関東IChalf、21:全予4組17位、20:予131位≫
…5年生の選手。夏前に1万m28分29秒のベストを更新して、絶好調だった。その後足を痛めたものの、12月のローカル駅伝で、好成績を残している。
山平怜生④28分35秒45/62分48秒≪24予133位、関東IC1万15位、23関東IC1万11位、22全2区11位、関東IChalf3位≫
…長い距離を中心に時折好走している選手。関東ICなどで安定した成績を残している。駅伝は2年の全日本駅伝のみ、11月に1万m28分35秒の成績で出走の可能性を残した。
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
上位10名合計:39点
(参考:30点前後シード権争い、40点以上優勝争い)
ここにきて評価急上昇中の中央大。前回の箱根駅伝で優勝候補に挙げられながら、12月下旬のコンディション不良に泣いた。それからもう一つ噛み合わない展開が続き、箱根予選は6位通過、全日本駅伝はエースがまさかの失速でシード権落ち。藤原監督が「スマートにやりすぎていた」と、奮起を促したMARCH対抗戦では、27分台~28分台続出で青学大に上回る成績だった。
やはりまずは3年生吉居・溜池選手の2本柱。全日本7区まさかのブレーキだったが、MARCH対抗戦では自己ベストを更新する27分44秒更新。やはり強い時のスピードはすさまじいものがあるとみる。さらに藤原監督が信頼するのは夏前に27分52秒を出していた溜池選手。9月に故障するまでは本当に凄まじかったそう。調子が戻っていれば2区になる想定だ。
他の上級生も調子を上げていて、全日本3区好走から覚醒した2年本間選手も1万m27分台。個人的には彼の2区の可能性もありそうだがどうか。4年生は阿部選手が徐々に復調していて、箱根予選チームトップ3年白川選手も、前回同様9区あたりで登場か。ロード巧者タイプも総合力をつけている。
そして楽しみなのが1年生。入学時から期待が高かった岡田選手がどんどん成績を上げてきていて、コンディションの違う箱根予選・全日本2区共に好走、1万mも28分08秒とすでに一線級であることを示した。
さらに箱根予選で好走している佐藤・原田選手もメンバーに入り、高校の実績では上回っている並川選手も1万m28分34秒、ここまで主要大会登場していない田原選手も同等の成績。彼らの好成績は、一気にメンバーのレベルを引き上げている。
上級生も大きく刺激を受けている。夏前まで絶好調だった5年生園木選手が、ローカル駅伝で好成績を残すと、4年山平選手、暫く試合間隔が空いていた3年吉中選手も1万m28分30秒台ベスト、出走の可能性を残した。
さらに2年藤田・鈴木選手もほぼ同等の成績、6区山下りの実績ある浦田選手もいますので、メンバー争いは非常にレベルが高くなっています。これだけのメンバーが揃ったなら…もしかすると3強崩し一番手は中央大ではないかと思い始めました。
【#箱根駅伝】
もともと選手個々のポテンシャルが高く、選手層も厚いチーム。#佐野拓実 主将は「どの10人が走っても中大らしい走りができる」と誇ります。二枚看板の #吉居駿恭 ・ #溜池一太 を擁する #中央大学 箱根駅伝は全日本の無念晴らす舞台に@chuo_tfhttps://t.co/kiwdXbkLdj
— 4years. (@4years_media) December 24, 2024
区間オーダー予想
出走ボーダー高いな…
1区(21.3km)岡田開成①28分08秒51
2区(23.1km)溜池一太③27分52秒38
3区(21.4km)吉居駿恭③27分44秒48
4区(20.9km)本間 颯②27分46秒60
5区(20.8km)園木大斗④28分29秒78
6区(20.8km)浦田優斗④28分54秒53
7区(21.3km)佐藤大介①28分32秒14
8区(21.4km)阿部陽樹④28分26秒58
9区(23.1km)吉中祐太③28分34秒93
10区(23.0km)白川陽大③28分45秒07
1区岡田選手…高いレベルで安定しているルーキー岡田選手を1区で予想します。箱根予選は酷暑で、全日本2区スピードエースの中で好走、MARCH対抗戦も終盤まで食らいついての28分08秒。1区展開が読みにくい中、一番対応できる選手と思います。
2区溜池選手…夏前の1万m27分台を出した時の勢いが戻っているならば溜池選手が2区を務めるそうですね。基本的には駅伝でも高いレベルで安定していた選手、3年目に走力が飛躍的に上がっていますので、どこまで調子が上がっているか。
3区吉居選手…ようやく本来の走りができるようになった吉居選手を、スピードエース区間ともいえる3区へ。前回7区区間賞で、駅伝への苦手意識も払しょくできていますので、十分強豪校相手でも通用するところです。
4区本間選手…今年の一番の成長株ですね。前年の全日本5区出走していたものの、秋の子の活躍は予想外。全日本3区で上位と戦うと、MARCH対抗戦は1万m27分台。彼が2区でもいいように思いますが、準エース区間4区で区間賞狙いで。
5区園木選手…色々考えました。1年生思い切って抜擢でいいのですが、おそらくこの区間に合わせてきている5年生園木選手で。前回出走者よりも、12月ローカル駅伝の成績は圧倒的に良かった。走力も夏前に1万m28分30秒切と申し分ありません。最後に大激走があってもいいでしょう。
6区浦田選手…この区間も原田選手ら1年生ら若手と迷いましたが…、6区山下りなら確実に走るだろう4年浦田選手にしました。前年もチームが苦しい状況の中区間5位の走り。今度は57分台を狙っていきます。
7区佐藤選手…復路はメンバー争い激しいですね。その中で安定した1年生佐藤選手と予想。箱根予選40位で全日本6区も出走してどちらもまずまず走っています。これなら十分通用するはず。
8区阿部選手…前年絶不調で走ってから、ようやく本来の走りに戻ってきている4年阿部選手。MARCH対抗戦も28分台を出して、起用の目途は立ってきていると思います。本来なら、昨年も優勝の一手としての8区。今回は、有終の美を飾るための8区としたい。
9区吉中選手…調子が上がって来ていれば面白い選手。スピードランナーのイメージがある吉中選手を復路エース区間9区へ。9区も下りが多いので、総合力がついていればむしろスピードランナーがいい区間になってきています。68分台は目指していけるでしょう。
10区白川選手…前回も9区を走り、今年は関東ICハーフ3位・箱根予選チームトップの白川選手。その後に調子を落としていますが、スタミナと言う面では一番安心できる選手。長丁場の10区で、十分通用するでしょう。
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2年藤田鈴木・1年並川選手らもオーダーに入れたかったのですが…どうなるでしょうか??
まとめ
・2年本間選手急成長!他にも1万m28分台続出!
・岡田選手を初め、レベルの高いルーキーたち
本当に箱根予選6位通過のチームなのかというくらい、ここにきて激変している中央大。MARCH対抗戦はかなりタイムが出る気候だったとはいえ、1万m平均では中央大です。
吉居・溜池選手の3年生2人が調子を戻してきていますし、どうやら満を持して往路重要区間で起用となりそう。これに走力面で2年本間選手が追いついていて、ポテンシャルで1年岡田選手も往路でしょう。スピード面非常に強力です。
この他にも候補はたくさんいます。有終の美を飾りたい阿部選手や、ここにきて復活してきた吉中選手、箱根予選チームトップの白川選手、持ちタイムは変わらない2年藤田選手や、並川・佐藤選手ら他のルーキーも充実。山も浦田選手ら抜け目ありません。
コンディション作りは、昨年の事もあるので慎重になっていると思います。2大会前は、駒大に最後まで食い下がって総合2位になっています。スピードランナーが充実している今年こそ、復活のチャンスなのかもしれません。
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コメント
創価、吉田響選手の2区をみたいですね。吉田響&ムチーニの2区間はストロングポイントになります。1区がトップと秒差なから面白いですし、管理人さんの予想通り5区、山口選手を配置し快走できたら上位は確実ですね。キーマンは4区の選手。
ここが上位校より少し弱くなってしまう。4区といえば榎木監督の采配を期待したいです。
中大は個々のポテンシャルは高いから、それを活かした駅伝にしたいですね。2区終了時までにトップと1分差なら面白い。
>なかじさん
吉田響選手2区で、3強のランナーと近い位置で襷を受け取った時の走りはとても楽しみですよね。かなり突進できるはずです。中大も、なんだか2年前のような雰囲気になってきて手ごわくなってきています。