箱根駅伝2025(第101回)の16人エントリーが発表されました。
詳細まとめはこちら
以降、
1月2日往路・3日(火)復路朝7時に、当日交代を含めて最終オーダー
1日最大4名、2日間で最大6名の変更が可能となっています。
このサイトでは、29日(金)までに、各大学の戦力分析と区間オーダーの予想を行っています。
総合力で全日本・箱根と突破!
✅日本体育大学
✅神奈川大学
です。
本サイトで戦力分析に、独自のランキングを使用しています。
7点:エース区間、山で貯金が望める選手
6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手
5点:エース区間で区間中位以上いける選手
4点:主要区間で区間上位でいける選手
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
はっきりとした分け方はなく、
・過去の駅伝実績
・1万mなどの持ちタイム
・ここ数か月の大会の成績
などから、主が総合的に独断で判断しています。
ご了承ください。
ページコンテンツ
箱根駅伝2024【日本体育大学】戦力分析&区間オーダー予想も!
【#箱根駅伝】
中心となるのは #平島龍斗 、#山崎丞 、#田島駿介 の3年生3人。ここへ4年生の力を融合させ、名門復活のきっかけにします。@nssu_ekiden
箱根駅伝77年連続の #日本体育大学 3年生「三本柱」と4年生の粘りでシード権獲得をhttps://t.co/CCMr4pIfUU— 4years. (@4years_media) December 17, 2024
11月以降の記録まとめ
11/10 世田谷246ハーフ
吉田黎大②64分41秒
佐藤大和①64分45秒12/1 日体大記録会
10000m9組
天瀬海斗②29分32秒38
大島修太②29分45秒54
濱田大翔④29分52秒08
西坂 侑③29分56秒23
池沢悠矢③30分06秒09
渡野幹大③30分54秒27
佐藤輝歩②30分59秒50
13組
田島駿介③28分11秒41
高村比呂飛④30分04秒96
14組
平島龍斗③28分20秒32
15組
山崎 丞③28分19秒3312/7 東海大記録会
10000m
高村比呂飛④29分40秒44★
戦力分析
7点:エース区間、山で貯金が望める選手
6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手
5点:エース区間で区間中位以上いける選手
山崎 丞③28分19秒33/62分06秒
≪24全2区8位、予16位、全予4組13位、23予80位、関東IC1万13位、箱1区9位、22予60位≫
…1年時から活躍している日体大のエース格の存在。1年目の箱根駅伝は1区9位好走している。2年目は怪我で出られなかったが、今年は箱根予選で各チームエースと戦い16位の成績。往路で戦う準備は整ってきた。
平島龍斗③28分20秒32/63分47秒
≪24全1区1位、予19位、全予4組9位、関東IC5千11位、箱1区23位、23予86位、関東IC5千、22予87位、関東IC5千決勝≫
…1年時から箱根予選で二けた順位で戦っている選手。初出場となった前回の箱根駅伝は1区で苦い思いをしたが、今年は全日予選4組9位と他校のエースと戦っている。全日本本戦は、1区区間賞のサプライズ。
4点:主要区間で区間上位でいける選手
田島駿介③28分11秒41/63分15秒≪24全3区11位、予33位、全予1組4位、関東IC5千、箱7区9位、23予88位、全予1組13位、22予86位≫
…前回の箱根駅伝7区で区間9位好走している。その後、ぐんぐん伸びてきて、3年目の箱根予選は33位の好走、さらに1万m28分11秒ベストは、一気にチームトップとなった。
分須尊紀④28分49秒01/64分12秒
≪24全4区10位、予81位、全予2組6位、関東IC1万14位、箱8区2位、23予135位、全予2組28位、関東IC3障、箱4区20位、22予138位、関東IC3障2位、箱4区15位、21全7区12位、予157位≫
…主将、1年時から箱根4区で粘りの走りを見せて、3障でも活躍する選手だった。前回の箱根駅伝で8区区間2位の快走して以降、一つレベルが上がった走りを見せ続けている。
山口 廉④29分26秒96/62分10秒≪24全6区6位、予82位、全予1組9位、関東IChalf16位、箱2区22位、23予19位、全予3組35位、関東IChalf7位≫
…昨年箱根予選チームトップを獲得し、本戦でも2区を走った大黒柱の一人。今年は各主要大会安定した成績を残し続けている。
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
住原聡太④28分41秒88/64分00秒
≪24予85位、関東IC1万9位、箱10区6位、23予109位、全予4組36位≫
…3年時の昨年1万m28分台を出してぐっと台頭、箱根本戦も10区で区間6位とスピードを武器に健闘している。今年の関東IC1万m9位ながら28分41秒のベストを出した。
二村昇太朗③29分04秒88/65分51秒≪24全5区8位、全予3組16位、23関東IC1万≫
…日体大の隠れたエース候補。久々の試合となった全日予選で、3組16位と他校と戦い出場に貢献。箱根予選は走っていないが、全日本駅伝5区8位の好走を見せている。
浦上和樹③29分11秒28/63分21秒≪24全8区10位、全予3組8位、23関東IChalf5位≫
…前年の関東ICハーフで5位入賞し、一躍エース候補となった選手。その後、故障などで試合間隔が空いたが、今期は飛躍。全日予選3組8位と他校のエースと戦うと、全日本8区も前を追い上げる走りをした。
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
富永椋太④28分52秒69/62分24秒
≪24全7区13位、全予2組18位、関東IC5千14位、箱6区14位、23予114位、全予2組24位、関東IC3障≫
…3障が得意種目だったが、徐々に距離に対応。3年目で箱根予選を走って、本戦も6区山下りを走っている。今年は5千m13分台で走りに磨きがかかっている。
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
石川龍芽④29分02秒91/64分12秒≪24予149位、関東IChalf17位≫
…4年間かけて力をつけてきた選手。関東ICハーフ17位と長い距離で一定の成果を出している。箱根予選は途中で激しい転倒をしながら走り切った。
山下大毅④29分27秒02/63分57秒≪24予67位、22予99位≫
…2年連続箱根予選で二けた順位で好走している。最後に本戦を走れるか。
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
植松孝太④29分18秒95/64分08秒
≪24予DNF、関東IChalf、23予126位、22予264位≫
…3年連続箱根予選に出場している選手。今年の予選は酷暑の中、苦い思いをしたが、16人のエントリーには入ってきた。
瀬戸雅史②29分30秒85/67分57秒
…2年連続でこの時期1万29分30秒台を出している。6区希望か。
吉田黎大②29分39秒34/64分11秒
…1年目でハーフ64分11秒と、長い距離で適性を見せている選手。
高村比呂飛④29分40秒44≪24関東IC1500m1位≫
…2年間中距離1500mで王者であり続けている選手。4年目に長い距離も緊急参戦、直前に1万m29分40秒ベストを出して16人に割って入った。
佐藤大和①29分53秒10/64分45秒≪24全国1区43位≫
…1年生で唯一エントリー。世田谷246ハーフで64分45秒と結果を出している。
上位10名合計:34点
(参考:30点前後シード権争い、40点以上優勝争い)
久々に強い日体大が見れるかもしれません。ここ数年は箱根予選に合わせる形だったところ、全日本予選もしっかり調整できる余裕が出てきた。さらに全日本本戦では、1区区間賞からシード権争いに絡んでいき、総合10位。戦う力があるところを示した。
強いのが3年生。箱根予選は、山崎・平島・田島選手の3年生トリオが大活躍。さらに全日本駅伝ではその3人を並べて、1区平島選手が大混戦の中、区間賞。2区山崎・3区田島選手も食らいついた。さらに、その後は田島選手が1万m28分11秒のベストでチームトップに。実力は山崎選手と思うが、ここの争いが活性化している。
さらに3年生は隠れエース格の選手がいる。箱根予選不出場ながら、全日予選3組・全日本駅伝本番で活躍したのが二村・浦上選手。二村選手は全日本5区8位、浦上選手も8区10位と戦っている。この2人は明らかに箱根予選からの戦力アップとなる。
そして、全体中心となるのが4年生。前回復路で走っている分須・富永・住原選手が、関東ICなども入賞に迫る勢い、分須選手は、今年の箱根8区2位健闘で、全日本4区も他校の主力に食らいついていて、確実に勢いがある選手だ。住原・富永選手もスピードを武器に探っている。
ロード型の選手でも、前回2区を走った山口選手が、全日本6区好走でもう一つ飛躍のきっかけを掴んでいる。それから箱根予選2年連続走っている山下選手や、4年目になって主要大会に出られるようになった石川選手らも最後のチャンスを狙っているか。他にも3年連続箱根予選出走の植松選手や、さらに1500m王者・高村選手がまさかの箱根参戦…?日体大が面白くなってきている。
区間オーダー予想
なんだか3年生で往路、4年生が復路という極端なオーダーになりましたが…。とはいえ、3年生に攻めキャラが多い気もするので、これでいいと思いました。
1区(21.3km)平島龍斗③28分20秒32
2区(23.1km)山崎 丞③28分19秒33
3区(21.4km)田島駿介③28分11秒41
4区(20.9km)二村昇太朗③29分04秒88
5区(20.8km)浦上和樹③29分11秒28
6区(20.8km)石川龍芽④29分02秒91
7区(21.3km)富永椋太④28分52秒69
8区(21.4km)分須尊紀④28分49秒01
9区(23.1km)山口 廉④29分26秒96
10区(23.0km)住原聡太④28分41秒88
1区平島選手…2年連続1区平島選手でいいと思います。昨年は、区間最下位と苦戦を強いられましたが、それをバネに大きく成長しています。全日予選4組9位と他校のエースと戦いきると、全日本駅伝1区で浜坂の区間賞。今年は自信を持って戦っていけるでしょう。
2区山崎選手…満を持してエースが登場するのではないでしょうか。昨年もエースとして、2区もしくは5区山登りで準備を進めていましたが、インフルエンザで走れず。2年分の想いとして期する者はあるでしょう。5区で見たい気もしますが、往路序盤から戦っていくために、今年は山崎選手2区で。
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— 寺田的陸上競技WEB (@rikujouterada) December 17, 2024
3区田島選手…覚醒したのか。箱根予選3年連続好走していて、前回7区9位と走っているので期待の選手でしたが…1万mで1分以上のベストとなる28分11秒の記録を直前にマークしたのは驚き。そのスピードをもって、箱根3区も走れると面白い。
4区二村選手…箱根予選からの戦力アップとなる選手。全日予選3組と全日本5区で他校の主力と戦って結果を出している選手。箱根予選は走っていないですが、主要大会でバッチリ合わせてきています。4区でも十分戦える選手と思います。
5区浦上選手…今年の山登りは、3年浦上選手でしょうか。長い距離は非凡なものがあり、2年時から関東ICハーフで入賞する力があります。怪我などで試合間隔が飛んだ時もありましたが、全日本駅伝はアンカーでシード権を追いかけていました。箱根でも往路一桁順位を目指す走りができると思います。
6区石川選手…山下りは、前任者は平地のスピードも伸びたので、走れれば最初で最後の箱根路ととなる石川選手。スピードとかいうわけではなく、4年間かけてここまで上がってきた根性をここで見せてくれると思います。
7区富永選手…勝負をかけて前回6区山下りの富永選手を平地へ。箱根予選は飛ばして、全日本7区は本調子ではなかったように見えます。春先の5千m13分台・1万m28分台の勢いが戻っていれば、十分通用するはず。
8区分須選手…ここまででシード権争いに残っていると面白くなってきます。前回8区区間2位、往路もあるかなと思った分須選手を、もう一度8区に配置できるような選手層になってきていると思います。前年より颯爽を遊行寺の坂を駆けのぼると、一気にチーム浮上となる。
9区山口選手…前回箱根2区を走った山口選手を、復路エース区間9区に回すことができますね。前回の箱根予選チームトップだったように、長い距離適性はチーム屈指のものがあると思います。一時の不調からは脱してきています。68分台十分ターゲットにできるはず。
10区住原選手…最後にもうひと押し。前回区間6位好走している住原選手を、再びアンカーへ。走力は十分上がっています。全日本駅伝は飛ばしましたが、再びここに向けて仕上がって来ていれば、区間賞争いに近いところまで顔を出せるか。一気に捲って、どの順位でゴールするでしょうか??
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4区と8区が逆の方が色々バランスいいのか…。とはいえ、10区間キレイに繋がるようにも思います。そして、結局オーダー予想には入れませんでしたが、1500m王者・高村選手はどこの区間で準備を進めているのかどうか…。6区もしくは10区で一発狙うことも??走る可能性は高くないと思いますが、エントリーに注目したい。
まとめ
・経験豊富な4年生分須&山口&住原選手ら
・予選からのプラス戦力に二村&浦上選手ら
今年は間違いなく要注意になってくるチームと思う。毎年往路でスピード負けしてシード権争いで脱落、復路は一斉スタート組でまずまずいいレースをする、という感じでした。
3年生の山崎・平島・田島選手が力をつけてきて、往路のスピード勝負に十分対応できそうになってきています。4年生も往路経験者の分須・山口選手がさらに力をつけてきて、住原・富永選手らもいます。
これに全日本駅伝好走の3年二村・浦上選手が加わってきますので、4位通過の箱根予選に戦力は十分上回るはず。全日本駅伝も、箱根予選疲れもありながら総合10位。
今年の戦力なら、前回の復路好走者を、また復路に温存できそう。粘って粘ってシード権争いまで浮上してもおかしくありません。
箱根駅伝2024【神奈川大学】戦力分析&区間オーダー予想も!
「学生はこの段階でも成長するんだなって驚きました」
神奈川大学・中野剛新監督にインタビュー。前回の箱根駅伝は21位。”強い神奈川大”を実現するために、中野監督はどのようにチームを再建していくのだろうか。@ku_ekidenhttps://t.co/sYrq2blA5K— 集英社スポルティーバ (@webSportiva) September 12, 2024
11月以降の記録まとめ
11/16 10000m記録挑戦会
新妻玲旺②30分11秒7011/16 世田谷246ハーフ
石口大地④64分37秒
松崎圭佑③64分44秒
森 稜真②64分47秒
太田宗一郎①64分54秒
飯塚 厚④65分35秒
横浜凛太朗③66分14秒
菅野涼介④66分18秒
中原優人④66分25秒
戦力分析
7点:エース区間、山で貯金が望める選手
6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手
5点:エース区間で区間中位以上いける選手
宮本陽叶③28分33秒32/62分14秒
≪24全3区8位、予DNF、全予4組17位、関東IC1万、箱4区21位、23予49位、全予4組27位、関東IC1万、22全3区16位、予132位、全予1組2位≫
…神大のエース選手。全日予選は最終組で戦いきって、本戦出場を手繰り寄せた。箱根予選はまさかの棄権となったものの、全日本3区で区間8位好走。エース区間で戦う走力はつけている。
4点:主要区間で区間上位でいける選手
酒井健成③28分50秒21/64分20秒
≪24全2区16位、予41位、全予3組20位、箱10区8位、23関東IC1万、予146位≫
…前回の箱根駅伝10区区間8位と好走。それ以降、メキメキと力をつけてきている。箱根予選は、エースが棄権する中、41位まで浮上し、代理エースを見事に果たしている。
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
中野蒼心③30分57秒94/63分27秒≪24予175位、関東IChalf20位≫
…ロード一辺倒にために、トラック用のスパイクを持っていない。箱根予選は不調で4度立ち止まりながらも、チーム10番以内で走り切った根性あり。なお、父は優勝メンバーで監督と血縁関係あり。
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
滝本朗史②28分49秒40/66分53秒≪24全6区14位、予166位、全予1組3位≫
…今年になって一気に台頭してきたスピードランナー。全日予選1組で思い切って飛び出して、先陣を切った。秋口は調子は上がっていなかったが、必要なランナー。
近藤大智②29分26秒14/64分39秒≪24全4区9位、予78位≫
…今年になってじわじわ上がってきている選手。7月記録会で1万m29分26秒を記録すると、箱根予選・全日本4区と連続で好走が続いている。
大岩 蓮②29分33秒32/65分13秒≪24全1区13位、予52位、全予1組7位≫
…今年になって台頭してきた選手。全日予選に抜擢され1組7位好走、箱根予選も好走している。なお、今年6区山下りを走っている大岩選手は兄。
志食隆希③30分54秒84/64分54秒≪24全8区16位、予59位≫
…元々陸上部じゃなかったところから、努力で陸上部に入部した選手。箱根予選は59位好走している。
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
中原優人④28分47秒66/64分38秒
≪24関東IC5千、23全予1組14位、関東IC5千、22全6区14位、予302位、関東IC1500m3位、21:予199位≫
…神大屈指のスピードランナー。関東ICで1500mや5千mで戦っているが、全日予選は好走がある。
三原涼雅②28分53秒12/64分14秒≪24全予2組11位、23予141位≫
…前年1年時に箱根予選を100位台で走り切っている選手。今年も全日予選2組を任されるなど、一定の走力はある。秋は試合に出ていないが、箱根にエントリーされた。
新妻玲旺②28分54秒78/64分20秒≪24予251位、全予4組34位、箱7区18位、23関東IC5千≫
…前回の箱根7区を走っている選手。全日予選は最終組を任されるなど勝利のエース候補の選手。秋口は結果は出なかったものの、必要なスピードランナー。
中西良介④28分55秒81/64分25秒≪24全5区14位、予162位、全予2組8位、23予274位≫
…長い距離を中心に年々力をつけてきている。全日予選の通過にも貢献し、本戦にも出場している。
西坂昂也③30分45秒99/65分29秒≪24全7区15位、予75位≫
…長い距離を中心に今年になって台頭した選手。箱根予選75位と好走している。
上田航大①31分28秒71/65分41秒≪24予87位、関東IC3障≫
…1年生ながら箱根予選に選ばれて出走。酷暑の中で二けた順位で走り切っている。
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
塩田大空③29分47秒63/66分19秒≪24予131位≫
…長い距離を中心に地道に積み上げてきた選手、箱根予選131位とまずまず。
石口大地④30分08秒13/64分16秒≪22予215位≫
…2年前の箱根予選を走っている選手。最終学年の今季、世田谷246ハーフを走って64分37秒好走で、16人のエントリーに入ってきた。
松崎圭佑③30分15秒52/64分44秒
…世田谷246ハーフで64分44秒の粘りの走り、16人のエントリーに入ってきた。
上位10名合計:23点
(参考:30点前後シード権争い、40点以上優勝争い)
新しい体制、多くの主力の卒業がありながら、全日本駅伝・箱根駅伝どちらにも出場した神奈川大。特に箱根予選は、エースの棄権というアクシデントがありながらも、突破してきた。もしかすると、点数的には秋の結果になってしまうので、伸びてないものの、潜在能力はもっとあるはずだ。
エースは3年宮本選手。1万m28分33秒と徐々に力を伸ばしてきていますね。箱根予選は10㎞まで非常に余裕があったものの、そこからの体調不良。でしたが、全日本は下位で襷をもらいながら区間8位。やはり駅伝は強い選手。マイペースに走れる区間の方がいいというが、自分のペースで2区も効力する潜在能力はあるように見える。
これに続く選手がどれくらい上がってくるか。2年生はスピードランナーが多い。滝本・新妻選手と言った全日予選で活躍した選手が、箱根予選は酷暑でうまくいかず、とはいえここにきてあがるはずでもある。さらに、一気に戦力となってきたのが大岩・近藤選手。主要大会の安定感は高く、十分彼らが往路に回る可能性はあるか。
3年生はロード巧者が多い。まずあがるのは酒井選手。前回の箱根10区で好走してから明らかにレベルが上がってきた。予選はチームトップで通過ラインぎりぎりのところを救った。安定感を武器に、往路で戦うか。
箱根予選はアクシデントがありながらも175位で走り切っている中野選手は、おそらく秘密兵器になるはず。ロード特化でどこまでいくか。同じようにそれまで名前を聞いていなかった西坂・志食選手といった選手は復路で要になってくるでしょうか。
ここから、どれだけ上積みがあるか。前半戦覚醒の兆しがありながら、秋は試合に出ていない2年三原選手は戻っていれば面白い。4年間かけて力をつけてきた中西・石口選手も復路で出番を狙う。中原選手はどこで準備をしているか。また、ルーキーながら酷暑の箱根予選で87位に食い込んだ上田選手も出番があるか。戦えるオーダーを考えたい。
区間オーダー予想
それにしても、全日本駅伝があった影響もあり、主力選手がほとんど記録会に出ていない。調子の読みが難しい中、どうなってくるか。
1区(21.3km)酒井健成③28分50秒21
2区(23.1km)宮本陽叶③28分33秒32
3区(21.4km)近藤大智②29分26秒14
4区(20.9km)中野蒼心③30分57秒94
5区(20.8km)滝本朗史②28分49秒40
6区(20.8km)上田航大①31分28秒71
7区(21.3km)大岩 蓮②29分33秒32
8区(21.4km)志食隆希③30分54秒84
9区(23.1km)三原涼雅②28分53秒12
10区(23.0km)新妻玲旺②28分54秒78
1区酒井選手…前回10区で好走している酒井選手を1区で起用すると予想。適正は中盤区間かなぁと思いますが、今年度勢いが非常にある選手というの確か。全日予選3組で他校の主力と競り合っていますし、喰らいつく走りとなれば。
2区宮本選手…2区は基本宮本選手で不動だと思います。チームで頭一つ抜けていますし、全日本3区でも後方から上がってきて光るものを見せていました。自分のペースで走る区間の方がいいとはいえ、2区も自分のペースで刻むことが大事場面もあると思います。どこまでいけるかですね。
3区近藤選手…一気に期待の主力選手になりましたね。夏前までは主力候補でしたが、箱根予選78位と好走すると、全日本駅伝も4区9位。トラックの持ちタイム以上に走力がついていると思います。最終的に、3区で戦っていければと思います。
4区中野選手…ロードの鬼と化している中野選手。箱根予選は、酷暑での体調不良で立ち止まるアクシデントがあってのことなので、まだ秘密兵器のままでいます。2月の神奈川ハーフで好走していますし、十分に往路をやれる潜在能力を秘めていると思います。
5区滝本選手…全日予選1組で思い切って飛び出していった選手ですね。そして本人も組3位に残って、本戦通過の流れを作りました。1万m28分台のスピードを持っているランナーだけど、5区山登りを希望している模様。それなら、勢いある2年生、是非というところ。
6区上田選手…1年生の上田選手は、箱根予選好走も、全日本駅伝には出場せず、そのままエントリーに入ってきています。3障の経験もあるし、6区山下り…と思うのは早計でしょうか。とはいえ、貴重な主力候補、どこかで起用があっていい。
7区大岩選手…今年一気に主力となった大岩選手。全日予選・箱根予選・全日本1区と主要大会で高い安定感を見せていた。兄貴と同じ6区山下りも考えつつも、平地区間の予想に。チーム状況次第では往路もあるかもしれない選手です。
8区志食選手…準部員からの叩き上げの選手。箱根予選も好走して、全日本駅伝もアンカーを務めるところまで、一気に駆け上がってきましたね。スタミナは武器だと思うので、遊行寺坂が後半に待ち構えている8区がいいと思います。
9区三原選手…試合に一切出ずに合わせてくることが神奈川大は結構あります。前年の箱根予選で長い距離に対応していて、全日予選でしっかり走っていた三原選手を復路エース区間9区で予想。主力になっていると面白いです。
10区新妻選手…中原・中西選手ら4年生も考えたのですが、2年生新妻選手の調子が上がってきていれば、やっぱり起用したいなと思います。1万m28分台ランナーで全日予選4組も走っています。比較的スピードを活かせるこの区間で、大きく成長できればと思います。
まとめ
・近藤&大岩選手に、中野&志食選手ら新戦力多く
・1万m28分台ランナーがどれだけ走れるか
強かにこの1年間を戦ってきている神奈川大。宮本選手や酒井選手が、何度も主要大会を経験するうちに強くなってきていて、同学年では中野&志食選手ら、ロード特化の選手も出てきています。
他にも勢いある2年生では、1万m28分台の滝本・新妻選手のほかに、大岩・近藤選手らが一気に台頭してきて、レギュラー争いが激化、ここにきて三原選手も復調気味なので、箱根予選からまたメンバーが変わるかもしれません。
往路序盤のスピードに付けられるかどうかの課題がありましたが、そこを乗り切れば、長い距離で強かに戦えそうな選手が揃っています。注目はされていませんが、下剋上あるかもしれません。
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