箱根駅伝2025(第101回)の16人エントリーが発表されました。
詳細まとめはこちら
以降、
1月2日往路・3日(火)復路朝7時に、当日交代を含めて最終オーダー
1日最大4名、2日間で最大6名の変更が可能となっています。
このサイトでは、29日(金)までに、各大学の戦力分析と区間オーダーの予想を行っています。
留学生激走で突き抜けたい!
✅日本大学
✅東京国際大学
です。
本サイトで戦力分析に、独自のランキングを使用しています。
7点:エース区間、山で貯金が望める選手
6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手
5点:エース区間で区間中位以上いける選手
4点:主要区間で区間上位でいける選手
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
はっきりとした分け方はなく、
・過去の駅伝実績
・1万mなどの持ちタイム
・ここ数か月の大会の成績
などから、主が総合的に独断で判断しています。
ご了承ください。
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箱根駅伝2024【日本大学】戦力分析&区間オーダー予想も!
11月以降の記録まとめ
11/20 上尾シティハーフ
長谷川豊樹②63分52秒
菅原広希③63分59秒
小路翔琉③64分30秒12/1 日体大記録会
10000m6組
中澤星音③29分57秒43
10組
大橋 優④29分55秒44
11組
小路翔琉③28分49秒91
長澤辰朗①28分52秒54
長谷川豊樹②29分30秒65
12組
山口聡太②28分55秒47
山口月暉③28分56秒33
菅原広希③28分58秒96
滝澤愛弥③29分09秒62
岡田祐太④29分48秒13
13組
安藤風羽④28分38秒52
冨田悠晟③28分39秒39
大仲竜平③28分49秒84
山口彰太②29分02秒78
14組
高田眞朋②28分37秒99
鈴木孔士③28分45秒00
戦力分析
7点:エース区間、山で貯金が望める選手
J.キプケメイ②27分20秒05/60分16秒
≪24予1位、全予4組2位、関東IC5千2位、箱2区10位、23予1位、全予4組29位≫
…2年連続箱根予選全体トップを取っている日大の大エース。高速条件でも酷暑の条件でも勝ち切っていて勝負強さも持っている。前回の箱根駅伝は、腹痛で区間10位となったので、そのリベンジも狙う。
6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手
5点:エース区間で区間中位以上いける選手
安藤風羽④28分38秒82/63分12秒
≪24予57位、全予4組33位、関東IC1万10位、箱3区4位、23予172位、全予3組6位、関東IC1万、22全4区17位、予123位、全予1組26位≫
…前年の箱根駅伝3区を走り、区間4位激走。上位の流れに乗って、かなりのパフォーマンスを見せた。秋になって、尻上に調子を上げてきて箱根に合わせてきている日大のエース格。
4点:主要区間で区間上位でいける選手
大仲竜平③28分49秒84/64分24秒≪24予34位、全予2組25位、関東IChalf19位、箱10区17位、23予153位、全予3組27位、関東IChalf20位、22全5区18位、予176位≫
…今年の箱根アンカーを走った選手。タフな条件だった関東ICハーフと箱根予選で好走したが、その後の1万mも28分49秒の自己ベストを出して、一気にエース格に成長した。
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
高田眞朋②28分37秒99/65分05秒
≪24予110位、全予3組10位、関東IC5千≫
…今年急成長してきた日大のエース候補。全日予選はある程度早いペースとなった中で、3組10位と他校主力と戦っている。箱根予選はやや苦しかったが、直近1万m28分37秒で日本人トップの記録となった。
冨田悠晟③28分39秒39/64分07秒
≪24予58位、全予3組28位、関東IC1万22位、23予124位、関東IChalf≫
…前年の箱根予選で好走して、1万m28分台を達成している。だが、箱根駅伝は走れず。今年パワーアップして戻ってきて、箱根予選58位、1万m28分39秒のベストで今度こその想い。
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
鈴木孔士③28分45秒60/63分54秒≪24予182位、全予2組20位、箱8区14位、23予99位≫
…前回の箱根予選好走し、1万m28分台と結果を残した。箱根は8区区間14位と粘って、繰り上げ回避に貢献している。今年は調子が中々上がらなかったが、直近1万28分台まで上がってきた。
山口月暉③28分56秒33/64分59秒
≪24予480位、関東IC3障5位、箱6区19位、23全予2組21位、関東IC3障7位、22予438位、日本IC3障6位≫
…3障で活躍が光る選手。その脚力は箱根駅伝山下りでも役に立っている。今年の箱根予選は最後に脱水症状で本来の走りとならなかったが、その後復活。力は付けている。
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
山口聡太②28分55秒47/67分14秒
≪24予241位、全予1組20位、関東IC1500m、23関東IC1500m≫
…前半戦シーズンは関東ICで1500mや5千mなどスピードで光るところを見せた。箱根予選は失速も、1万m28分台に乗せてきた。
山口彰太②29分02秒78/65分33秒≪24予156位、関東IC1500m≫
…2年前の夏を超えて急成長。酷暑の箱根予選156位に食い込んで通過に貢献している。
大橋 優④29分16秒28/64分12秒≪24予147位、箱5区19位、23予136位≫
…前年急成長してきて、長い距離で安定している。前回の箱根駅伝は5区山登りを担当している。
中澤星音③29分38秒33/64分48秒≪24全予1組30位、箱9区19位、23予204位、22全7区18位、予126位≫
…1年目から長い距離で粘りある走り、前回の箱根9区も最低限でまとめて繰り上げを回避した。今年は3年生ながら主将を務めている。
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
小路翔琉③28分49秒91/64分30秒
…直近11月上尾ハーフ・12月日体大と自己ベストを出してメンバーに入ってきた。
長澤辰朗①28分52秒54/67分07秒≪24予183位≫
…1年生ながら箱根予選出走し通過に貢献。その後、1万m28分台を出した。
菅原広希③28分58秒96/63分59秒
…上尾ハーフで63分59秒を出している新戦力。1万mも28分台と好走している。
長谷川豊樹②29分30秒65/63分52秒
…上尾ハーフで63分52秒と好走して、新戦力候補として上がっている。
岡田祐太④29分48秒13/65分38秒≪24予176位、関東IC3障11位≫
…関東IC3障など脚力があるところを見せながら、長い距離も対応している選手。
上位10名合計:29点
(参考:30点前後シード権争い、40点以上優勝争い)
新監督体制になって、2年連続で箱根駅伝に出場となった日本大。高速の前年と酷暑の今季と安定して走れたところ、少しずつ底上げが出来ていると言える。その象徴的存在なのが、2年キプケイメ選手。両箱根予選で連続して全体のトップ!他の留学生もちぎっているので、ある意味最も強い留学生かも。あとは、冬の気候に慣れるととんでもない走りとなるか。
日本人も各学年盛り上がっていますね。前年3区で好走をしている4年安藤選手を中心に、今年急成長の大仲選手に、復活した冨田選手と3年生、さらに全日予選好走を皮切りに一気に主力となってきた2年高田選手が中心格。
出場争いも激しくなってきていて、12月の日体大記録会では1万m28分台が続出。7位通過のチームでこれだけ出る以上、1万m28分台相当の走力を有しているのが通常というところになってきた。前年出走している鈴木選手や、山下りの山口選手だけでなく、2年山口兄弟が本格化の兆候。
さらに、3年小路・菅原選手が新たに28分台、1年生唯一の長澤選手も28分台とレベルが上がってきた。これに前年5区と9区と重要区間を走っている大橋・中澤選手もいるので、走れる選手は多くなってきているように見えますね。前回は3区まででしたが、今年はもっと流れが続くようにも見えますね。
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— Number編集部 (@numberweb) December 13, 2024
区間オーダー予想
往路はある程度固まっているように思います。流れは前年より繋いでいけるように思います。
1区(21.3km)高田眞朋②28分37秒99
2区(23.1km)J.キプケメイ②27分20秒05
3区(21.4km)安藤風羽④28分38秒82
4区(20.9km)大仲竜平③28分49秒84
5区(20.8km)鈴木孔士③28分45秒60
6区(20.8km)山口月暉③28分56秒33
7区(21.3km)山口聡太②28分55秒47
8区(21.4km)山口彰太②29分02秒78
9区(23.1km)冨田悠晟③28分39秒39
10区(23.0km)岡田祐太④29分48秒13
1区高田選手…今年急成長してきた2年高田選手を1区予想。特に、全日予選3組の走りは良くて、各大学エース格の選手に食い下がったのは印象的でした。また12月になって1万m28分37秒出すなど、大きく成長してきているところを見せましたので、やはり髙田選手が一番上位と差がなくタスキを渡せるのではと思います。
2区キプケメイ選手…箱根予選で2年連続全体トップとなった最強留学生キプケメイ選手。前回の箱根は腹痛となったが、日本特有の寒さの気候や、権太坂以降のアップダウンと苦慮した模様。逆に言えば、前回からの伸び代は大きい。今度こそ、駅伝でも好走して、一気にチームを上位に導けるか。
3区安藤選手…前回3区の走りは良かったですね。國學院大や早大らの選手を交わりながら、そのまま上位の流れで踏ん張って区間4位でした。今年は箱根予選も二けた順位、1万mのタイムも昨年並みまで上がってきました。昨年以上に流れに乗る準備は出来ていると思います。
4区大仲選手…昨年はこの区間で上位争いから落ちてしまった。今年は勢いのある選手を置けそうで3年大仲選手。前回箱根10区を走ってから、急激に競技レベルが上昇。箱根予選好走してタフなところは得意なところを見せた。区間一桁ないし、それに近い走りとなれば、いい流れで山に入っていけるでしょう。
5区鈴木選手…前回も希望していながら、おそらく調子が落ちて8区となった…と思っている選手。今年は10月箱根予選はもう少しだったが、その後トラックの記録を見る限り調子を戻してきていると思います。昨年上った大橋選手の調子次第ですが、今のところ鈴木選手がいい走りできそうです。
6区山口月選手…昨年下っている山口月選手が、パワーアップ。箱根予選も、最後に脱水症状になってしまったが、力を振り絞れる選手とも思います。3障の脚力も上がり、最後の下りも走れる力もついたと思って、この区間連続で起用と見ます。
7区山口聡選手…山口聡選手も6区候補には上がっていますね。トラックのスピードもあり、1万m28分台も乗ってきています。とはいえ、平地でも貴重な戦力になってくる選手。スピード区間化してきている7区で脚が合うんじゃないかと思っています。
8区山口彰選手…3人目の山口姓ですね。箱根予選は酷暑の中、100位台に踏ん張って走っていたので、ロードの適性はもしかすると一番高いのかもしれません。1万mも29分02秒と高くなってきたところ、8区でしっかり前との差を詰めて行ければと思います。
9区冨田選手…前年の中澤選手が一時の不調からは上がってきていますが、準エース格の3年冨田選手を、この区間に温存。ロードもトラックもバランスよく走れているので、この区間で区間一桁あたりを狙っていけると思います。優勝争いが白熱化すると思うので、一人残しておきたい。
10区岡田選手…最後の区間は、4年生で長い距離一定の安定感がある岡田選手になると予想します。日本学生ハーフ・箱根予選と安定して長い距離を走破できていますので、おそらく彼になるのかなと。シード権争いが分かりませんが、まとめられれば。
まとめ
・4年安藤選手に、新戦力3年大仲冨田、2年高田選手!
・1万m28分台で選手層は厚くなったか
やはりまずはキプケイメ選手。前回の箱根失速は冬の気候&2区のコースの対応と、色々戸惑いがあったようで。それならば、今年は伸びしろも非常に多いという所。66分きりは十分できる選手なので、日大を先頭争いに引き上げられる存在です。
日本人は4年安藤選手が中心ですが、そのほかの選手がぐっと上がってきていますね。3年大仲・冨田選手が大きく成長。冨田選手は昨年も往路候補でしたが、怪我。今年は臨戦態勢だ。大仲選手は、タフさだけでなく総合力も高くなり、髙田選手は勢いがありますね。
そして、1万m28分台がずらり。鈴木選手に3人の山口選手や、その他1万m28分台がスタンダートになったのが分かるようなチーム構成。その中で、選ばれた選手は、きっと高速駅伝にも対応できるはず。今年は4区以降も食らいついていけるはずだ。
箱根駅伝2024【東京国際大学】戦力分析&区間オーダー予想も!
11月以降の記録まとめ
11/9 日体大記録会
30組
小柴裕士郎①13分58秒23
冨永昌輝④14分22秒26
NCG5000m
アモス ベット②13分30秒0511/20 上尾ハーフ
山本秦輝④63分29秒
久保遼人②63分57秒
松田拓也②65分09秒
古賀智也①65分13秒11/24 小江戸川越ハーフマラソン
中山拓真③63分41秒12/1 日体大記録会
10組
古賀智也①29分20秒12
政 仁斗①29分22秒32
11組
小柴裕士郎①28分45秒22
益田郁也④29分13秒37
15組
木村海斗④29分14秒75
戦力分析
7点:エース区間、山で貯金が望める選手
R.エティーリ②27分06秒88/59分32秒
≪24予11位、23予12位、日本IC1万1位≫
…1万m27分06秒・ハーフ59分32秒の最速留学生。調子がいいと非常に軽やかな走りをする。ただ、箱根予選は2年連続アクシデントがあって、やや不本意な走りとなっている。
6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手
アモス ベット②27分48秒00/60分11秒
≪24全2区3位、23全2区5位、全予4組1位≫
…東国大2人目の留学生。全日本駅伝関連は彼が出場している。持ちタイム程の走りとはいってないものの、全日本駅伝は2年連続2区で、区間5位と3位と順位を上げてきた。
5点:エース区間で区間中位以上いける選手
佐藤榛紀④28分13秒02/63分43秒
≪24全3区4位、予31位、23全3区5位、予77位、関東IC5千、21:全1区10位、出2区4位≫
…東国大の日本人エースで、出雲駅伝優勝の経験を知っている選手。3年時に復活して、全日本駅伝3区で2年連続区間5位以内で走っていて、力のあるところを示している。
4点:主要区間で区間上位でいける選手
大林洸己④29分14秒02/63分36秒≪24全7区7位、予35位≫
…4年目になって急成長している。箱根予選で35位と上位に入ると、全日本駅伝7区でも区間7位でシード権を追い上げる走りを見せている。一気に東国大の主力格の選手となった。
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
菅野裕二郎③29分33秒31/62分25秒
≪24予44位、関東IC5千18位、23全5区9位、全予1組8位≫
…東国大の主力の一人。下級生の頃から高いポテンシャルを見せていた選手。初となった箱根予選も44位と好走、脚に違和感が出て全日本は回避したが、既に復帰している。
川内琉生③29分43秒48/63分02秒
≪24全8区13位、予86位、関東IChalf13位、23全8区10位、予40位、関東ICハーフ≫
…長い距離で安定して走っている選手。箱根予選で2年連続二けた順位、全日本駅伝は2年連続アンカーを任されている。
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
木村海斗④28分21秒24/63分18秒
≪24全1区17位、予318位、23全1区7位、予180位、22全5区12位≫
…東国大のスピードランナーの一人。前年の全日本駅伝では、1区7位とシード権へ流れを作った。今年は不調だが、12月に1万m29分14秒と復調傾向。
小柴裕士郎①28分45秒22/67分17秒
≪24予195位、関東IC1500m6位、全国4区8位≫
…東国大の期待の1年。関東IC1500m入賞など経験を積んでいる。箱根予選はうまくいかずも、11月に5千m13分台、12月に1万m28分台と自己ベスト更新中。
大村良紀③29分34秒34/64分26秒≪24全6区8位、予96位≫
…3年目の夏に急上昇してきた選手。箱根予選96位と好走すると、続く全日本6区では、初駅伝ながら区間8位で走り、シード権ラインに食い下がった。
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
冨永昌輝④29分02秒28/63分47秒
≪24予224位、関東IC5千、23予85位、22全1区16位、出1区8位、箱7区6位≫
…下級生時に箱根駅伝7区6位と好走経験がある選手。その後、やや不安定な時期も続いたが、主力の一人としてエントリーされた。
楠木悠人④29分03秒72/64分17秒
≪24予DNF、23予213位、全予3組30位、関東IChalf9位≫
…主将、前年の関東ICハーフ9位に入るなど、長い距離で活躍する選手。今年の箱根予選は5㎞手前でアクシデントに見舞われて棄権したが、箱根5区に向けて着々と準備を進めている。
益田郁也④29分13秒37/65分35秒
≪24全5区15位、予DNF、23全4区10位≫
…2年連続全日本駅伝に出走している選手。特に昨年は非箱根予選組として4区10位と踏ん張る走りをした。
中山拓真③29分27秒17/63分41秒≪24全4区14位≫
…今年の全日本駅伝、非箱根予選組として4区を出走した。その後上尾ハーフで63分台を出すなど成長する姿をみせた。
山本秦輝④29分45秒85/63分29秒
≪24関東IChalf17位、23予201位≫
…長い距離で徐々に東国を現している選手。箱根予選は出走していないが、関東ICハーフ17位・上尾ハーフ63分29秒の結果がある。
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
政 仁斗①29分08秒04
…期待の1年生の一人。主要大会の出番はまだないが、1万m29分前半を複数回マークするなど、ポテンシャルは高そう。
古賀智也①29分20秒12/65分13秒
≪24予215位、全国4区23位≫
…今年の箱根予選に出走した1年生。その後、上尾ハーフ・1万m記録会と徐々に記録が伸びてきている。
上位10名合計:30点
(参考:30点前後シード権争い、40点以上優勝争い)
とにかくまずは留学生がどれだけ力を出せるかですね。エティーリ・アモス選手とも、持ちタイム程箱根予選や全日本駅伝で力を発揮しているとは言えないのですよね。とはいえ、ここから合わせてくるはず。丸亀ハーフで高パフォーマンスがあるので、寒さも大丈夫。箱根2区のコースをどう攻略するか。
日本人は、それぞれの色がありますね。スピードエースは4年佐藤選手。1万m28分13秒の自己ベストもあるし、全日本駅伝3区4位の好成績。ロードも走れます。これにロード力で追いついてきたのが大林選手。箱根予選好走だけでなく、全日本7区好走で、一定の力が付いたことを示しました。4年生が強いのはいいですね。
3年生以下も伸びてきていて、高校時代から5千m13分台を出していた菅野選手も徐々に調子を取り戻しつつあり、長い距離では川内選手が安定。さらにここにきて大村選手も伸びてきていて、全日本駅伝で戦力になっていました。若い選手も1年生小柴選手が安定していますね。
あとは、ここのところ不調だった上級生、駅伝好走経験のある冨永選手や、箱根予選苦汁を舐めている楠木選手、1万m28分21秒のスピードのある木村選手の復調が間に合うかどうかというところ。東国大伝統的に山が苦手ですが、今年こそ攻略できれば…2大会前は総合11位だっただけに、十分逆転シード権の芽は出てきます。
区間オーダー予想
往路はある程度型がありますかね。山さえこなせれば、平地は結構強いですよ。
1区(21.3km)菅野裕二郎③29分33秒31
2区(23.1km)R.エティーリ②27分06秒88
3区(21.4km)佐藤榛紀④28分13秒02
4区(20.9km)大林洸己④29分14秒02
5区(20.8km)楠木悠人④29分03秒72
6区(20.8km)中山拓真③29分27秒17
7区(21.3km)小柴裕士郎①28分45秒22
8区(21.4km)大村良紀③29分34秒34
9区(23.1km)川内琉生③29分43秒48
10区(23.0km)木村海斗④28分21秒24
1区菅野選手…理想は木村選手ですが、復調が間に合うかどうか…。それなら、箱根予選の後芦野違和感から、全日本駅伝を休んでいる菅野選手を予想します。今年2月の丸亀ハーフでは62分台で走っていて、やはりスピードは高い選手。万全なら箱根駅伝1区十分に対応できると思います。
2区エティーリ選手…いよいよお披露目なんでしょうか。先輩留学生の区間記録をすべて更新したいと意気込んでいるので、2区3区4区いずれかの登場になるか。佐藤選手2区の可能性を考えましたが、やはり箱根復帰したばかりなので、2区エティーリ選手がいいかなぁ。アップダウンもこなしていくと思うので、チームを上位に引き上げたい。
3区佐藤選手…日本人エース佐藤選手を3区に。全日本3区を見ていると、上位の流れに乗っていく力がありますので、2区で上位に上がってからの佐藤選手で、2区間連続で大砲になりえるのではないかと思います。なんだかんだ箱根駅伝は走れば初、思い切り爆発してほしい。
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— Number編集部 (@numberweb) December 13, 2024
4区大林選手…9区に残そうか迷いましたが、今回は復路にも人材がいるので、4年目に急成長の大林選手に4区を託すのではと予想。酷暑だったとはいえ全日本7区にも対応してきていますので、アップダウンのある4区ならもっといい成績も望めると思います。5位くらいの争いで山に入りたいな。
5区楠木選手…山登りは現状分かりませんが、主将の楠木選手がかなりヤル気を見せています。ロードになると、間違いなくプラスアルファが出ている選手。1万mも29分03秒は出しているのですよね。適正と粘りで、区間一桁までいけるかは他の強いですが、差なくいければと思います。
6区中山選手…下りもあまり得意ではない東国大。だいぶ粒ぞろいになってきたところ、比較的スピードのある3年中山選手と思います。希望区間でもありますし、全日本駅伝で一度駅伝を経験できたのはいいなと思っています。60分きりで下れれば、復路に流れができます。
7区小柴選手…楽しみなルーキー小柴選手。トラックは既に5千m13分台・28分台を出している選手で、将来のエース候補です。箱根予選は酷暑になったので、参考外でいいのかなと。チームが順調でシード権争いかと思っていますけど、勢いで乗り切りたい。
8区大村選手…思わぬ急成長ですね。昨年1万m29分台は出していたものの、箱根予選・全日本駅伝6区と連続で好走。ロードで大きく羽ばたいてきていますよね。ロード巧者ということで、8区の適性は高いと思います。チームの順位を押し上げたい。
9区川内選手…ここを走らせたくて仕方ない選手。トラックでは目立たないですが、箱根予選2年連続二けた順位、全日本駅伝は2年連続アンカー。非常にタフですよね。全日本駅伝後は、一旦休んでいるので、調子も戻っていると思います。69分台で走れれば、シード権ラインも見えるでしょうか。
10区木村選手…10区は非常に悩みましたが、スピードランナー木村選手が回復間に合っていればと思っています。今のところ、比較的寒いコンディションが予想されています。それならば、スピードもかなり重要になってきます。スピードの切れでシード権ラインを超えられればと思います。
まとめ
・4年大林3年川内&大村選手らロード巧者の存在
・山をどれくらいでターンできるか
往路の突進は、もう本当に楽しみです。エティーリ選手は寒さに対応できているので、2区3区4区どこでも準備万端だと思っています。2区佐藤選手も少し考えましたが、上位の流れに乗れる選手なので、2区エティーリ選手で上位に行って3区佐藤選手でさらに畳みかけるのがいいのかなと。
あとは、ポイントポイントにロード巧者の選手がいますね。3年生の川内選手が有名でしたが、4年目に急成長の大林選手に、3年大村選手が、全日本6区7区で結果を残していました。最悪彼らが山登りを担当することもあるでしょう。
その山区間をどうしのぐか、それとあともう1人2人というところを誰でいくかですね。4年木村・楠木選手や、1年小柴選手ら候補は出てきています。駅伝の流れなら面白いですよね。
東国大始動時から、総監督を率いてきた横溝さんが亡くなられました。予選通過だけでなく、シード権獲得で一つ形にしたいところです。
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【箱根駅伝ファンのためのリンク集】
【【結果も!】2022年度箱根駅伝ファンのための競技会日程】
姉妹サイトより
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【競馬重賞予想!~予想も一流よ!~】
コメント
『ハーフマラソンの練習しかしない』という日大に注目しています。1区好走すれば、2区キプケメイ&3区安藤はストロングポイントなので、往路シード圏内も可能。6区を区間上位で好走すれば、面白い存在になりそう。シード圏内は総合タイム10時間台でしょうが、挑んでもらいたい。
東京国際はエティーリの快走に期待したいです。
>なかじさん
ハーフマラソンの練習しかしていないといいつつ、1万m28分台まで走力をあげてきた日大の選手たち頑張っていると思います。大変な練習ですが、成果が発揮できるといいですよね。