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箱根駅伝2025(第101回)【専修大/山梨学大】戦力分析&区間オーダー予想も!

箱根駅伝2025(第101回)の16人エントリーが発表されました。

詳細まとめはこちら

2025年1月2日(木)3日(金)に箱根駅伝2025が行われます。 その16人エントリーが、 2024年12月10日(火)に行われます。...

以降、

12月29日(日)に区間エントリー発表

1月2日往路・3日(火)復路朝7時に、当日交代を含めて最終オーダー
1日最大4名、2日間で最大6名の変更が可能となっています。

このサイトでは、29日(金)までに、各大学の戦力分析と区間オーダーの予想を行っています。

さらに下馬評を覆すか!
✅専修大学
✅山梨学院大学

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本サイトで戦力分析に、独自のランキングを使用しています。

7点:エース区間、山で貯金が望める選手

6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手

5点:エース区間で区間中位以上いける選手

4点:主要区間で区間上位でいける選手

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数

はっきりとした分け方はなく、
・過去の駅伝実績
・1万mなどの持ちタイム
・ここ数か月の大会の成績
などから、主が総合的に独断で判断しています。

ご了承ください。

ページコンテンツ

箱根駅伝2024【専修大学】戦力分析&区間オーダー予想も!

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11月以降の記録まとめ

11/10 日体大記録会
23組
平松龍青②14分17秒58★
丹柊太郎②14分18秒46★
西岳政宗①14分19秒86★
29組
大濵優輝①14分07秒48★
藁科健斗③14分08秒92
手塚太一③14分12秒04
NCG
D.マイナ①13分31秒54★
新井友裕③13分44秒14★

11/20 上尾シティハーフ
犬塚知宏③64分53秒
中西慶士郎①65分07秒
水津智哉①65分09秒
長谷川源④65分21秒

12/1 日体大記録会
8組
丹柊太郎②29分44秒33★
西岳政宗①30分29秒06★
10組
高橋凛琥①29分13秒16★
和田晴之②29分13秒59★
大濵優輝①29分14秒98★
手塚太一③29分16秒92★
大西裕翔②29分22秒93★
田口萩太①29分25秒53★
平松龍青②29分26秒17★
犬塚知宏③29分28秒19★
具志堅一斗②29分29秒31★
佐藤恵伍①29分33秒83★
佐藤 陸②29分47秒37
水津智哉①29分50秒37★
12組
藁科健斗③28分56秒23★
ダンカン キサイサ④DNF
15組
新井友裕③28分26秒95★

戦力分析

7点:エース区間、山で貯金が望める選手

6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手
D.マイナ①28分24秒61/61分47秒≪24予3位、全予4組28位、関東IC5千2位、23IH5千2位≫
…1年生ながら専修大の大エース格になっている選手。関東IC5千mでいきなり2着に食い込むと、箱根予選会は酷暑の中3位の好走。既に高い総合量を持ち合わせていて、個人としてもエース区間の成績が楽しみな選手。

5点:エース区間で区間中位以上いける選手

4点:主要区間で区間上位でいける選手
新井友裕③28分26秒95/63分38秒
≪24予21位、全予4組27位、関東IC1万、23予73位、箱4区19位、22関東IC5千≫
…2大会前、1年時に箱根往路4区を走っている選手。年々実力をつけて、酷暑の箱根予選で21位と他校のエース相手に粘りの走り。1万mも28分26秒まで浮上、1区を希望している。

上山詩樹②29分09秒54/63分09秒
≪24予26位、全予2組21位、関東IC5千20位
…専修大期待のエース候補。昨年に1満29分09秒を記録してから、ぐんぐん記録を伸ばしている。箱根予選は、チーム3番手となる26位と好走。1区を希望している。

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
具志堅一斗②29分29秒31/64分32秒
≪24予89位、全予1組29位、関東IChalf14位、23全予1組27位≫
…今年主要大会で結果を残し続けている選手。関東ICハーフや箱根予選89位といい結果を残している。

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
藁科健斗③28分56秒23/64分12秒≪24予129位、全予1組26位、関東IC1万、23予134位、全予3組33位≫
…専修大の3年生主力選手。箱根予選は2年連続出走していて、まとめている。先日1万m28分56秒と好走した。

福田達也③29分04秒81/63分53秒
≪24予286位、予197位、全予3組25位、関東IChalf≫
…専大の主力候補の一人、昨年の全日予選では3組で中位と他校の主力と戦えた経験もある。箱根予選以降試合に出場していない。

大西裕翔②29分22秒93/64分41秒
≪24全予3組32位、23予208位≫
…高校時代に5千m14分一桁を出している実力者。中々調子が上がってこなかったが、直前の記録会で1万m29分22秒をマークした。

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
和田晴之②29分13秒59/65分50秒
≪24予105位、予299位≫
…箱根予選で15㎞以降の好走で、テレビに映っていた一人。2年連続出場していて、大きく記録を伸ばしてきている。

手塚太一③29分16秒92/63分48秒
≪24予170位、予237位、全予2組14位、関東IC5千、22全予2組39位≫
…前年トラックを中心に台頭してきた選手。昨年は全日予選2組で好走している。箱根予選は170位が最高だが、その後5千m14分12秒・1万m29分16秒とベストを出している

佐藤 陸②29分39秒63/64分56秒
≪24予117位、関東IChalf21位≫
…長い距離で一定の安定感がある選手。関東ICハーフ・箱根予選と連続で粘りの走りをしている。

大田和一斗④30分06秒09/63分37秒
≪24予92位、予154位≫
…箱根予選など長距離ロード特化で結果を残している選手。特に今年は92位の好走で、2位通過に貢献した。

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
高橋凛琥①29分13秒16
≪24全予2組36位、23高校5区3位≫
…直前の日体大記録会で、1万m29分13秒の記録を出し、箱根予選メンバーを上回った。

田口萩太①29分25秒53/67分43秒≪24予225位≫
…1年生ながら箱根予選の出走メンバーに名前を連ねた選手。その後、1万m29分25秒を出して、上級生に食らいついた。

犬塚知宏③29分28秒19/64分50秒
…上尾シティハーフで64分53秒と粘り、ロードで一定の評価がある。

丹柊太郎②29分44秒33/66分09秒
…11月以降の記録会で、5千m・1万m自己ベストを出して、16人のメンバーに入ってきた。

長谷川源④30分32秒26/64分30秒
≪24予128位、関東IC3障、23関東IC3障≫
…3障で結果を残しつつも長い距離も安定している選手。初出走となった箱根予選も安定した走りを見せた。

上位10名合計:26点
(参考:30点前後シード権争い、40点以上優勝争い)

 昨年の18位予選敗退から、一気に2位通過と大きく飛躍した今年の箱根予選。例年より早くから長い距離に取り組んできたのが、箱根予選・さらにトラックの記録にもいいパフォーマンスを与えたそう。ここまで上位通過した時に、専大は箱根本戦でシード権獲得をしたとき要注意だ。

 まずエースが強い。1年生マイナ選手が、箱根予選でいきなり3位好走。その後のトラック種目でも自己ベストを出していて、さらに成長を続けています。高校時代から日本で駅伝をしているので、2区でいきなりどんな走りをしてくるのか、非常に興味深い。

 さらに日本人も2大エースが揃ってきた。3年新井選手と2年上山選手が、箱根予選で揃って20位台。特に新井選手は、一度箱根出走の経験があり、直後の記録会でも1万m28分26秒の好走で、チームで抜けた存在になってきている。上山選手も、前半戦の勢いが戻るか。ともに箱根1区希望だが、どちらかが3区に回って、マイナ選手の周りも堅そうだ。

 面白いのが2年生。箱根予選では、具志堅・和田・佐藤選手が15㎞過ぎに併走しながら次々と順位を上げている映像が映りましたが、一番力があるのは具志堅選手か。関東ICハーフでも入賞に迫っていて安定感が高い。和田・佐藤選手も明らかに走力が上がっていて楽しみ。さらに、高校時代5戦m14分一桁の大西選手も、少しずつ調子を戻しつつあり、秘密兵器になりそう。

 これに3年生がどれくらい絡むか。新井選手以外の3年生が、箱根予選もう少しだったものの、藁科選手は直近1万m28分台を出してやはり主力の一人、福田選手は希望区間が5区となっていて、試合に出場していない。トラックで台頭した手塚選手もどこかで出番があるかどうか。

 あとは1年生ながらメンバーに入った高橋選手らや、4年生2人のみエントリー大田和・長谷川選手のロード特化した爆発力があるか。なお、長谷川監督は山は自信があるとの話…オーダー予想をしていきたい。

区間オーダー予想

1区(21.3km)新井友裕③28分26秒95
2区(23.1km)D.マイナ①28分24秒61
3区(21.4km)上山詩樹②29分09秒54
4区(20.9km)具志堅一斗②29分29秒31
5区(20.8km)福田達也③29分04秒81

6区(20.8km)和田晴之②29分13秒59
7区(21.3km)手塚太一③29分16秒92
8区(21.4km)佐藤 陸②29分39秒63
9区(23.1km)大西裕翔②29分22秒93
10区(23.0km)藁科健斗③28分56秒23

1区新井選手…先陣を切るのは絶好調3年新井選手でしょう。2大会前、チーム事情で往路4区を出走しましたが、ここまで強くなるのはびっくり!酷暑の箱根予選だけでなく、1万m28分26秒までスピードを伸ばして来て総合力高くなっています。まずは前が見える位置で渡せれば。

2区マイナ選手…既に大エースとなってきているマイナ選手。箱根予選3位といきなり結果を残すと、その後5千m13分31秒台ベスト。まだまだ底が知れていない選手。加えて駅伝経験は、高校時代から積んでいるので、駅伝はもう分かっている。どこまで専修大の順位を上げられるか。

3区上山選手…2年生ながらエース格になってきた選手。昨年の冬前に1万m29分09秒を出すと、そこから完全に主力となった。箱根予選は、新井選手に食らいついく走り。チーム状況次第で1区か3区か。スピードもついてきているので、それが活かせれば。

4区具志堅選手…復路8区以降が適性かなぁと思いつつ、将来性の期待も込めて、具志堅選手を4区予想へ。タフな条件になってくると、じわりと順位を上げてくる選手。アップダウンもあって総合力を問われる4区なら、十分他校の主力に食らいつけると思う。

5区福田選手…山は自信があるという長谷川監督。5区は現時点で希望しているのは福田選手くらいでしょうか。1万m29分04秒は主力の一角の記録。箱根予選は酷暑の中、うまくいかなかったですが、その後は試合に出ていないので、山籠もり中とみる。どれくらいでくるか。

6区和田選手…山下りは非常に自信があるという長谷川監督。主力選手の中で希望しているのは2年和田選手。2度目の箱根予選でぐっと力をつけてきているとは感じていましたが、どうやら秘密兵器の模様。58分台あたりは期待してもいいか。非常にいいスタートダッシュになりそう。

7区手塚選手…復路シード権に向けて勝負をかけたい7区。トラックから台頭してきた3年手塚選手の予想。箱根予選はもう少しと言う成績でしたが、持っているポテンシャルは高いと思う。ここにきて2年生以来の自己ベストを出してきているので、ここでロードでも好走を。

8区佐藤選手…この選手も箱根予選で、力がついてきているところを見せていた選手。15㎞以降のアップダウンも走れていたので、8区は脚に合いそうな気がしています。箱根予選で見せたひたむき走りができれば。

9区大西選手…もう一人秘密兵器になる選手。即戦力として期待された選手、ただ1年目から2年目前半まではもう少し弾けなかった。ただ、ここにきて1万m29分22秒の自己ベストと、他予選出走者と変わらない成績に。上積みがあれば、いきなり通用してもいい。

10区藁科選手…彼を4区にするかどうか迷った3年藁科選手。箱根予選は2年連続100位台で走れていて、ここにきて1万m28分56秒と好走しています。優位にレースを進めるか、最後シード権を狙っていくか。3本柱に次ぐ存在として勝負区間です。

まとめ

・マイナ選手と新井&上山選手の3本柱
・予選2位通過は、83回大会シード権獲得
・長谷川監督「4区がポイント、山下りは自信がある」

 予選2位通過の専修大は、やはり気になる存在ですね。おそらく2区を走るだろうマイナ選手は強いですし、日本人も新井・上山選手と新たな柱が出てきました。

 これに箱根予選好走した2年生の世代、その他トラックの持ちタイムを持っている3年生の巻き返しに注目となってくる。

 長谷川監督は気になる発言をされていて、「ヤマハ対策している、特に山下り6区には自信がある」とのこと。ポイントは、差が付きそうな4区ということもあげていて、このあたり区間配置がどうなるか。

 長らくシード権を取れていない専修大ですが、この長谷川監督が、選手として4年生の時だった第83回大会で専修大はシード権を獲得。その時は予選2位通過だった。これはサインなのでしょうか??

箱根駅伝2024【山梨学院大学】戦力分析&区間オーダー予想も!

11月以降の記録まとめ

11/10 日体大記録会
10000m
3組
田原匠真②29分23秒81★
伊東 駿②29分25秒28★
土器屋快都④29分38秒64
塚本陸斗③30分43秒14
5組
平八重充希③28分39秒66★
村上大樹④28分42秒31★
徳田秋斗④28分57秒71★
阿部紘也①29分17秒92★
和田瑛登②29分28秒29
NCG
B.キピエゴ②27分42秒76

11/20 上尾シティハーフ
大杉亮太朗①63分56秒
田原匠真②64分07秒
高橋楓河①64分37秒

戦力分析

7点:エース区間、山で貯金が望める選手
J.ムトゥク③27分23秒09/60分46秒
≪24全予4組1位、関東IC1万1位、23予3位、全予4組2位、関東IC1万1位、22予4位、日本IC5千3位≫
…関東ICらトラックでの留学生エース。関東IC1万mは2年連続優勝、全日予選4組も2位1位。スピードはずば抜けて強い留学生。

B.キピエゴ②27分42秒76/61分02秒
≪24予2位、関東IChalf1位、箱2区9位、23関東IChalf1位≫
…ロード巧者の留学生。関東ICハーフは2年連続1位、さらに前回の箱根駅伝も2区走って、いきなり区間9位と役割を果たしている。箱根予選も今年は彼が出走した。

6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手

5点:エース区間で区間中位以上いける選手

4点:主要区間で区間上位でいける選手
平八重充希③28分39秒66/64分43秒
≪24予69位、全予2組12位、箱9区22位、23予209位≫
…前回の箱根駅伝9区を担当。長い思いをしたものの、そのあと急成長。夏前に1万m28分台を出すと、11月に28分39秒まあで更新。箱根予選も69位とまずまず走っている。

村上大樹④28分42秒31/63分46秒
≪24予113位、全予1組8位、23予87位、関東IC5千、箱3区19位≫
…2大会前3区を走り、5千m日本人チームトップの選手。前回の箱根は怪我でエントリーを外れてしまった。今年夏前に復帰し、全日予選・箱根予選と走っている。

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
和田瑛登②29分06秒98/63分48秒
≪24予70位、全予4組37位、箱4区17位≫
…前回の箱根駅伝で当時1年生ながら4区を出走。区間17位ながら64分以内で走り切った。今年は予選70位に入るなど、一回り成長した姿を見せた。
阿部紘也①29分17秒92/65分08秒≪24予45位≫
…期待のホープ。1年生ながら箱根予選で45位好走を見せているエース候補。その後、1万mも29分17秒までタイムを伸ばしている。

弓削征慶③30分35秒67≪24箱5区11位≫
…昨年の激坂王で2位に好走して、箱根も山登り。チームが苦戦する中区間11位と健闘した。

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
徳田秋斗④28分57秒71/63分37秒≪24予111位、全予2組23位、箱7区23位、23予71位、全予2組22位≫
…3年生になってから台頭してきた選手。前回の予選は71位好走で、チームの通過に大きく貢献。今年も一定の安定感がある。

髙田尚暉④29分40秒12/63分51秒
≪24予165位、関東IC1500m6位、箱6区21位、23予277位、関東IC1500m6位、箱6区10位、22予76位、箱3区19位、21:予83位≫
…関東IC1500m2年連続入賞と、チーム屈指のスピードランナー。箱根駅伝も3区や6区といった下り基調の区間を走っている。

土器屋快都④29分37秒63/64分55秒≪24予66位、22全予1組36位≫
…4年間かけて力をつけてきた選手。タフな展開となった箱根予選で66位好走した。

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
大西 陸④29分23秒20/64分58秒
≪24予185位、全予3組35位、23予257位、22予175位≫
…3年連続箱根予選出走しながら、中々本戦に縁がない選手。最後に走れるか。

大杉亮太朗①29分35秒93/63分56秒
≪24全国5区21位、23高校1区12位≫
…高校駅伝1区12位の好走があり、ロードに強い1年生。上尾ハーフで63分56秒を出してエントリーに入ってきた。

塚本陸斗③30分07秒33/64分49秒
≪24予101位、関東IChalf20位、23予206位≫
…2年連続で箱根予選に出走、大きくパフォーマンスを上げてきている。

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
田原匠真②29分23秒81/64分07秒
…11月に1万m&ハーフの自己ベスト出してエントリーに入ってきた。

伊東 駿②29分25秒28/65分10
…11月日体大記録会で1万m29分25秒のベストを出している。

高橋楓河①29分39秒40/64分37秒
≪24全国5区23位、23高校1区32位≫
…秋になって伸びてきた選手。上尾ハーフで長い距離に対応していることを示した。

上位10名合計:31点
(参考:30点前後シード権争い、40点以上優勝争い)

 山梨学院大も、前回13位増枠ギリギリの予選通過から、3位通過と大躍進!本戦も最下位になったところからのスタート、ジョギングの質を上げたうえで、休む時はきちんと休むなど色んな改革が功を奏したとのこと、本戦に向けても、例年より調整面が期待できるかもしれません。

 留学生はどちらも強い。関東IC1万m2年連続優勝と、スピードに長けている3年ムトゥク選手、関東ICハーフ2年連続優勝とロード巧者の2年キピエゴ選手。前回の箱根本番は驚きのキピエゴ選手出走だったが、箱根予選でも出走したところを見ると、キピエゴ選手がやはり優勢か。どちらかが走るにせよ66分台は十分狙っていける選手たちです。

 日本人の成長スピードがぐんと上がってきて、前回9区を走っている3年平八重選手が大きく成長。1万m28分39秒を出して日本人エースに。前回4区出走の和田選手も順調に上がり、さらに1年生阿部選手が急成長して、一躍エース候補になっている。これに、前回の箱根を走れなかった4年村上選手もリベンジを狙っています。

 このほか、育成のチームらしく上級生も多い。スタミナ型の徳田選手も上がってきて復路のエース区間を視野に入れている、スピードランナーの髙田選手に、最後の箱根を狙う大西選手は果たして起用があるか。4年目で箱根予選初登場ながら66位と健闘した土器屋選手も気になるところ。

 あとは、2年連続箱根予選出場して大きく伸びている3年塚本選手に、1年生でエントリーに入ってきた大杉・高橋選手は高校駅伝を走っている選手、どこかで出番があるか。山は、弓削選手ら準備が進んでいる。留学生で流れに乗るオーダーを考えたい。 

区間オーダー予想

 何気に昨年10区を走った占部選手が外れているので、細かいところで少し迷いました。

1区(21.3km)平八重充希③28分39秒66
2区(23.1km)B.キピエゴ②27分42秒76
3区(21.4km)村上大樹④28分42秒31
4区(20.9km)和田瑛登②29分06秒98
5区(20.8km)弓削征慶③30分35秒67

6区(20.8km)大西 陸④29分23秒20
7区(21.3km)髙田尚暉④29分40秒12
8区(21.4km)阿部紘也①29分17秒92
9区(23.1km)徳田秋斗④28分57秒71
10区(23.0km)塚本陸斗③30分07秒33

1区平八重選手…一気にエースに駆け上った平八重選手が満を持して挑む予定。前回の箱根9区繰り上げは少なくともバネになっているでしょう。今の山学大日本人で一番強いと思いますし、自信を持って先陣を切ってくれれば。

2区キピエゴ選手…2人いる留学生は…キピエゴ選手の流れと思って良さそうかなぁ?昨年走って、箱根予選も走ったとなると、やはり彼になってくるでしょうか。十分に66分台出していける選手、1区次第ではかなり上位にまで浮上してくるはず。

3区村上選手…2大会前3区抜擢も区間19位。力をつけた前回は故障でエントリーから外れてしまった。最後の今回にかける想いは強いだろう4年村上選手。直前に1万m28分42秒の自己ベスト、今年こそ流れを繋いでいけるはずだ。

4区和田選手…前回経験したのが大きかった2年和田選手。箱根予選もしっかり好走して、力は間違いなくついてきた。前回も63分台で走っていて、駅伝でいい走りができる選手かもしれない。いい流れで山登りに入りたい。

5区弓削選手…直前まで、1年阿部選手と悩んだんだけど…やはり昨年区間11位と好走している弓削選手に託して、平地を強化したい。箱根予選通過校としては、本当に頼もしい存在。今年は区間一桁を目標にしたい。

6区大西選手…2年連続走っている髙田選手を平地にして、最初で最後の箱根にかける大西選手の予想。山学大が6区激走するときって、最初で最後の箱根の4年生多いと思う。長い距離は走れる盤石の足腰はあるので、好スタートを切れれば。

7区髙田選手…走れば4年連続出走になる高田選手を、復路の2区である7区へ。1年目の箱根予選で二けた順位に入っているので、平地も問題はないはず。1500mとの兼ね合いもあったけど、最後の箱根でもう一つやってくれると思っている。シード権狙うなら勝負かけるところかと。

8区阿部選手…往路起用も考えた1年生阿部選手を8区に温存。夏前から1万m29分台を出すと、酷暑の箱根予選でチーム上位。一気にエース候補になってきました。往路も面白いですが、シード権獲得に向けて、敢えてここで仕掛けていくのも面白いと思う。

9区徳田選手…前年の3年生あたりから叩き上げで上がってきた選手。前回の箱根予選では救世主となっている。今年も主要大会で安定した成績を残していて、さらに1万m28分台の走力もついてきた。満を持して復路のエース区間を走ると思う。

10区塚本選手…2年連続箱根予選走っていて、ぐっと成績を上げてきた塚本選手をアンカー予想。関東ICハーフも20位で粘る走りをしているので、ある程度気温が上がってくる区間で適任だと思います。

まとめ

・2区留学生争いは今回もキピエゴ選手?
・平八重選手&阿部選手が急成長!
・村上&徳田選手ら4年生のリベンジは

 山学大は、一番最初に留学生を導入しただけあって、本当に留学生は外しませんね。ムトゥク・キピエゴ選手がますますレベル高くなっています。キピエゴ選手の方がロード巧者なのかなと思いますが、いずれにせよ今回も高いレベルでまとめると思います。

 今年は、その流れを活かせる選手層を徐々に構築しつつありますね。3年平八重&1年阿部選手が急成長して、特に平八重選手は1万m28分39秒とエース格に。これに和田選手ら前回の経験者がどれだけ上積みがあるか。

 また、前回悔しい思いをした4年生がどこまで走れるか。村上選手、徳田選手、髙田選手ら、それぞれ前回上手くいかなかった。ですが、今年は明らかに上積みがあるので、好走が期待できます。今年こそ久々に山学大を上位で見続けることができるかもしれません。

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