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【SUBARU】男子実業団陸上駅伝チーム2022最新情報!!

 いつもご訪問ありがとうございます。

 今年度から、春の時期は、男子実業団駅伝チームの紹介をしていこうと思います。

 勿論、箱根駅伝ランナーが多く所属しているから、というのもありますが、
昨今、実業団駅伝チームを閉鎖する企業さんが多くなってきています。

 企業運営上仕方がないのですが、陸上長距離ファンとして何かできることはないかと思ったのが、現時点の実業団チームのまとめです。

NY駅伝準優勝!エースもますます充実SUBARUです。

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ページコンテンツ

SUBARU【男子陸上長距離実業団情報】

参照サイト:SUBARU陸上部

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2021年度主要大会

■第63回東日本実業団陸上競技選手権大会
5000m
10位清水歓太13分45秒56
15位住吉秀昭13分51秒85
20位照井明人13分56秒24
梶谷瑠哉14分08秒70
国川恭朗14分50秒33
10000m
5位ロロット アンドリュー28分27秒49
11位住吉秀昭29分00秒81
中村拳梧30分28秒80
国川恭朗31分28秒52

 東日本実業団大会から積極的にレースに参加。5000mではエース清水選手が13分45秒全体の10位、住吉・照井選手も13分台で続く健闘でした。

 10000mは留学生の一人アンドリュー選手が28分27秒とまずまずのタイムで5位、5000mと一緒に出場した住吉選手は29分00秒で11位は悪くなかったかな?

■第105回日本陸上競技選手権大会(兼 東京2020五輪代表選考会)

■第69回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会
5000m
5位清水歓太13分22秒25
18位梶谷瑠哉13分42秒26
10000m
6位ロロット アンドリュー27分54秒15
16位住吉秀昭28分38秒42
照井明人28分52秒26

 夏前あたりから覚醒してきていた清水選手が5000mで留学生に交じって好記録。13分22秒と日本長距離選手としてもトップレベルとなる記録を出していました。梶谷選手もまずまずでした。

 10000mもアンドリューしっかり調子を上げて27分54秒の好タイムで6位、住吉選手もここまでずっと好調で28分38秒とまずまずのタイムをマークしていました。

■第62回東日本実業団対抗駅伝競走大会
1区(13.4㎞)5位清水歓太 5位通過
2区(8.4㎞)4位ロロット アンドリュー 3位
3区(16.8㎞)11位照井明人 8位
4区(8.4㎞)6位鈴木勝彦 8位
5区(8.4㎞)5位口町 亮 7位
6区(8.4㎞)7位藤原滋記 7位
7区(12.6㎞)2位梶谷瑠哉 7位

 因縁の予選会。前回はまさかの予選落ち。直前でオーダーが変わるなどバタバタした中で途中棄権の苦難を味わいました。NY駅伝地元群馬県の企業として、この年の通過は命題でした。

 エースに成長した清水選手が5位と好調なスタート、アンドリュー選手が3位に浮上して大きく波に乗せます。3区最長区間配置の照井選手がもう少し調子があがっていなく、8位まで順位を落としますが、大きく流れは失いませんでした。

 4区には、9月末にSGホールディングスから新加入となった鈴木選手。区間6位の走りで流れを作り直すと、口町・藤原選手が堅実に繋ぎます。アンカー梶谷選手が区間2位の好走、混戦の中7位で通過を決めます。とはいえ、本戦の上位争い候補とは言われていませんでした。

■第66回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)
1区(12.3km)8位鈴木勝彦34分57秒 8位通過
2区(8.3km)1位キプランガット ベンソン22分03秒 1位
3区(13.6km)16位梶谷瑠哉38分18秒 6位
4区(22.4km)8位清水歓太64分26秒 3位
5区(15.8km)3位照井明人48分06秒 2位
6区(12.1km)2位小山 司36分54秒 2位
7区(15.5km)3位口町 亮47分25秒 2位

 本戦の1区は、安定感が高い鈴木選手。鈴木選手が区間8位と好位に付けます。すると2区起用されたベンソン選手が大快走!留学生も増えてきている中での価値ある区間賞。一気に先頭に躍り出ます。

 3区スピードエース区間を担ったのは梶谷選手。強豪チームはスピード抜群の選手を起用してきて、難しい区間。トップは譲ったものの、持ち前のオールマイティ差を発揮し6位踏みとどまります。

 すると4区起用されたエース清水選手が、他チームのエース選手と真っ向勝負をしながら順位を上げていき、なんと3位に浮上!ここにきて表彰台の争いに加わり始めます。

 5区はぐっと調子を上げていた照井選手。2位争いを繰り広げながら、じりじりと先頭を追っていく走り。こちらも3位で中継。6区小山選手は、途中までHondaと一緒に先頭を追っていきます。

 途中で引き離されたものの、持ち前の粘りで三菱重工を交わして2位に浮上!トップも見える位置でした。アンカー口町選手は、向かい風の中中盤まで初優勝の夢を繋げる走り、最後は力尽きたものの、見事準優勝のゴールでした。

 昨年は予選落ち、過去最高は2013年の6位(入賞はその一度飲み)だったチームの大躍進でした!

■第50回全日本実業団ハーフマラソン大会
鈴木勝彦62分02秒

■第105回日本陸上競技選手権大会クロスカントリー競走
9位梶谷瑠哉29分22秒
18位鈴木勝彦29分53秒
19位川田裕也29分54秒

 その後のレースにも選手が顔を出しました。1区でまずまずの走りをした鈴木選手は連戦して高い安定感を見せました。梶谷選手は、クロカンでしかり粘りを見せて9位29分22秒、そしてもう一人スピードある川田選手も顔を見せました。

2021年度記録ランキング

3000m
鈴木勝彦8分01秒74 2022/03/25第19回早稲田大学競技会
川田裕也8分04秒27 2022/03/25第19回早稲田大学競技会
梶谷瑠哉8分06秒95 2022/03/25第19回早稲田大学競技会
ロロット アンドリュー8分15秒38 2021/05/04第1回東海大学中長距離記録挑戦会
照井明人8分22秒42 2022/03/25第19回早稲田大学競技会

 新年度直前の早大記録会で、主力選手が出場。鈴木・川田・梶谷選手と、走力が高い選手が8分一桁でまとめました。やはりベースのスピードは速いです。

5000m
清水歓太13分22秒25 2021/09/26第69回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会
梶谷瑠哉13分38秒94 2021/04/10第29回金栗記念選抜陸上中長距離大会
住吉秀昭13分48秒45 2021/07/17ホクレンディスタンス千歳大会
川田裕也13分54秒26 2021/05/04第1回東海大学中長距離記録挑戦会
照井明人14分01秒93 2021/11/14第292回日本体育大学長距離競技会
藤原滋記14分03秒22 2021/10/03第291回日本体育大学長距離競技会
中村拳梧14分09秒51 2021/11/06第90回平成国際大学長距離競技会
国川恭朗14分24秒93 2021/10/03第291回日本体育大学長距離競技会

 タイムと言う点では清水選手が素晴らしかったですよね。9月全日本実業団で清水選手が13分22秒のビッグパフォーマンス。大学時代はロードのイメージが強かったのですが、もうトラックとか関係なく本当に走力が高くなったと感じます。

 また梶谷選手も春先に13分38秒とナイスパフォーマンス。主将を務めていましたが、走力でしっかり引っ張っています。他、住吉・川田選手も13分台。それから、年度末で引退となった藤原・中村選手らも秋に一度はいい記録を出していますね。

10000m
清水歓太27分31秒27 2022/03/06THE TEN 10000m
ロロット アンドリュー27分51秒59 2021/07/14ホクレンディスタンス北見大会
川田裕也27分59秒66 2021/11/13第292回日本体育大学長距離競技会
照井明人28分17秒89 2021/11/27八王子ロングディスタンス
住吉秀昭28分21秒34 2021/07/10ホクレンディスタンス網走大会
梶谷瑠哉28分24秒94 2021/11/27八王子ロングディスタンス
鈴木勝彦28分27秒37 2021/11/20第15回早稲田大学競技会
口町 亮28分41秒75 2021/11/27八王子ロングディスタンス
小山 司28分53秒51 2021/11/27八王子ロングディスタンス
中村拳梧29分19秒26 2021/11/28第207回東海大学長距離競技会

 1万mはやはり力を入れていますよね。清水選手は八王子で27分台出したのち、NY駅伝エース区間、さらに海外遠征をして27分31秒とベストを更新しています。本当に夏前からずっと充実した1年間になったのではないでしょうか。勿論、日本選手権で、オリンピックも狙ってくると思います。

 さらに、NY駅伝不出場では川田選手が27分59秒好記録!まだ戦力があるということなんですよね。さらに夏前まで好調だった住吉選手も上位に入っています。

 そして本戦を走った照井選手が28分17秒、梶谷・鈴木選手が28分20秒台。5区までにスピードランナーをつぎ込んでいました。口町・小山選手はロードで+αが出ますが、29分以内はキープ。バランスのいいチームでしたね。

ハーフマラソン
口町 亮61分46秒 2022/01/30大阪ハーフマラソン
鈴木勝彦62分02秒 2022/02/13第50回全日本実業団ハーフマラソン大会

フルマラソン
口町 亮2時間12分54秒 2022/02/27大阪びわ湖毎日統合マラソン

 駅伝後のロードレースは今回は控えめ。やはりNY駅伝で何としても結果を出す必要がありましたので、NY駅伝に一度合わせていたかもしれません。その中で、口町選手がハーフで61分46秒の好記録の後、フルマラソンに挑戦していました。

2022年度最新情報

移籍・引退選手

引退選手について

・住吉 秀明(移籍・九電工へ)
・滑 和也コーチ(引退・退社)
・藤原 滋記(引退)
・中村 拳梧(引退)
・国川 恭朗(引退)

 まず、移籍するのは住吉選手。秋以降レースに出ていないのは故障かなと思いますが、実力はある選手。伝統ある九電工でその力を発揮します。

 あとは引退ですね。びっくりしたのは、滑コーチ。SUBARU準優勝を支えて、その後は新天地を求めていく形になったそうです。陸上にも携わる可能性あり、また名前を見ることはあるかもです。

 引退の選手では、藤原選手がびっくり!東日本駅伝予選で堅実な走りを見せてまだまだやれると思っていたところでしたが、本人の中に見切りあったかな?中村・国川選手もお疲れさまでした。

新入部員・中途加入選手

新戦力について

真船恭輔(八千代工業)
栗原啓吾(中央学院大)
長田駿佑(東海大)
唐澤剣也※パラ種目

 まず、休部となった八千代工業からエースランナー真船選手が加入。各大会安定した走りが持ち味です。NY駅伝ならどこの区間でも力になれる存在です。

 大学からは、地元出身の栗原選手が加入。大学時代に見せていた爆発力は魅力ですし、即戦力となっていくはずです。今は調子を落としていますが、駅伝シーズンまでに戻ってくれば面白いです。東海大長田選手も長い距離楽しみですね。

 他、東京パラリンピックで5000m2位に入るなど実力ある唐澤選手が、今期はSUBARUにて競技継続することに。チームに新たな刺激が入りますね。

金栗記念で13分16秒48!NY駅伝2区1位伊達じゃない!

 金栗記念で今年度の初戦でした。鈴木・梶谷選手が5千m13分台、1万mでは照井選手が猛スパートで組トップの28分34秒をマーク。

 それ以上に凄かったのが、今年のNY駅伝で2区区間賞を獲得した、ベンソン選手。5千m最終組で多くの留学生にも勝ち切り、13分16秒48のビッグパフォーマンスで総合トップの成績!

 やっぱり、タイムも凄いし、大会で勝ち切る強さもずば抜けているのだなと納得。今後ますます目が離せなくなりそうです。