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今年度から、春の時期は、男子実業団駅伝チームの紹介をしていこうと思います。
勿論、箱根駅伝ランナーが多く所属しているから、というのもありますが、
昨今、実業団駅伝チームを閉鎖する企業さんが多くなってきています。
企業運営上仕方がないのですが、陸上長距離ファンとして何かできることはないかと思ったのが、現時点の実業団チームのまとめです。
もう一度NY駅伝復帰へ!埼玉医科大Gです。
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埼玉医科大G【男子陸上長距離実業団情報】
参照サイト:埼玉医科大学アスリートクラブ
2021年度主要大会
■第63回東日本実業団陸上競技選手権大会
1500m
安斎 宰3分53秒42
5000m
3位ワンブア タイタス13分32秒22
長山瑞季13分57秒40
石綿弘人14分03秒14
内田健太14分10秒03
山口弘晃14分21秒50
滝口 諒14分21秒83
島田匠海14分23秒46
東日本実業団には、多くのランナーが出場していましたね。留学生ワンブア選手は、留学生の中でも上位になる13分32秒の好走。
日本陣では長山選手が一人13分台でトップ。石綿・内田選手も14分03秒・14分10秒、その他の選手も大きくは崩れずしっかりまとめている印象でした。
■第105回日本陸上競技選手権大会(兼 東京2020五輪代表選考会)
■第69回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会
■第62回東日本実業団対抗駅伝競走大会
1区(13.4㎞)18位石綿宏人40分12秒 18位通過
2区(8.4㎞)11位ワンブア タイタス23分47秒 16位
3区(16.8㎞)14位内田健人49分52秒 14位
4区(8.4㎞)12位三田眞司24分39秒 13位
5区(8.4㎞)10位島田匠海24分43秒 13位
6区(8.4㎞)10位長山瑞季24分41秒 13位
7区(12.6㎞)11位畝 歩夢37分38秒 13位
2年連続のNY駅伝出場を狙ったのですが…、1区抜擢の石綿選手が区間18位とやや出遅れました。これが響きましたかね。2区ワンブア・3区内田・4区三田選手で、次点の13位まで浮上しますが、この時点でボーダー12位まで1分14秒の差がありました。
ここから懸命の追い上げ、島田・長山選手が区間10位の走りで少しずつ追い上げ26秒差へ。アンカー畝選手が奮闘も、ボーダーには17秒及ばず2年連続の通過になりませんでした。
■第66回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)
■第50回全日本実業団ハーフマラソン大会
長山瑞季63分08秒 2022/02/13第50回全日本実業団ハーフマラソン大会
畝 歩夢63分28秒 2022/02/13第50回全日本実業団ハーフマラソン大会
石綿宏人63分50秒 2022/02/13第50回全日本実業団ハーフマラソン大会
島田匠海64分50秒 2022/02/13第50回全日本実業団ハーフマラソン大会
実業団ハーフは、長山選手の63分08秒が最高ですかね。トップ集団には、今回は付かずにレースを進めていく形でした。
■第105回日本陸上競技選手権大会クロスカントリー競走
2021年度記録ランキング
5000m
ワンブア タイタス13分22秒49 2021/07/03ホクレンディスタンス士別大会
三田眞司13分47秒96 2021/12/05第293回日本体育大学長距離競技会
畝 歩夢13分50秒64 2021/12/05第293回日本体育大学長距離競技会
内田健太13分51秒39 2021/12/05第293回日本体育大学長距離競技会
長山瑞季13分54秒84 2021/12/05第293回日本体育大学長距離競技会
石綿宏人13分59秒27 2021/07/03ホクレンディスタンス士別大会
山口弘晃14分03秒36 2021/12/05第293回日本体育大学長距離競技会
島田匠海14分09秒55 2021/11/20第91回平成国際大学長距離競技会
滝口 諒14分14秒69 2021/12/05第293回日本体育大学長距離競技会
鴇澤駿介14分20秒18 2021/12/05第293回日本体育大学長距離競技会
タイタス選手のスピード凄いですね。ホクレンで13分22秒のスピードを見せました。今後もNY駅伝に向けて武器になっていきそう。日本人は12月の日体大記録会でベストを出していた選手が多いですね。
三田選手がほぼベストに並ぶ13分47秒、また長距離タイプと思われた畝選手が13分50秒とかなりスピードを伸ばしました。内田・長山選手も13分台で力はあります。東日本駅伝1区の石綿選手はホクレンで初13分台です。
その他のランナーもまとめていて、2021年度は5000mにかなり力を入れていたのかなと言う印象です。また、引退レースとなった鴇澤選手も、14分20秒まずまずの記録で走り切っています。
10000m
ワンブア タイタス27分36秒87 2021/11/27八王子ロングディスタンス
三田眞司27分59秒00 2021/11/13第292回日本体育大学長距離競技会
畝 歩夢29分13秒32 2021/12/04第293回日本体育大学長距離競技会
長山瑞季29分24秒74 2021/12/26第92平成国際大学長距離競技会
石綿宏人29分33秒98 2021/06/05第88回平成国際大学長距離競技会
内田健太29分45秒06 2021/06/05第88回平成国際大学長距離競技会
島田匠海30分15秒33 2021/06/05第88回平成国際大学長距離競技会
タイタス選手は1万mもしっかり記録を残していて27分36秒。機会があればもっと出そうかな?日本人はびっくり、三田選手が27分59秒のビッグパフォーマンス。東日本駅伝から約10日後でしたが、ここまで合わせてくるとは!?
また、畝選手が29分13秒、5千m13分50秒をマークした日体大なので、連戦で結果を残していました。長山選手もまずまずでした。全体的には今年は1万mへの出場は少な目でしたかね。
ハーフマラソン
長山瑞季63分08秒 2022/02/13第50回全日本実業団ハーフマラソン大会
畝 歩夢63分28秒 2022/02/13第50回全日本実業団ハーフマラソン大会
内田健太63分31秒 2021/12/29イヤーエンドハーフ
石綿宏人63分50秒 2022/02/13第50回全日本実業団ハーフマラソン大会
島田匠海64分50秒 2022/02/13第50回全日本実業団ハーフマラソン大会
ほとんどが、先の実業団ハーフでしたが、内田選手がイヤーエンドハーフで63分31秒の記録をマークしています。
フルマラソン
内田健太2時間11分19秒 2022/1/16第50回ヒューストンマラソン
畝 歩夢2時間33分01秒 2022/02/27大阪・びわ湖毎日マラソン統合
PM:ワンブア タイタス 2021/12/19第52回防府読売マラソン
内田選手は、前年度に一度2時間8分台を出していて、マラソン好走歴があります。今年1月に海外マラソンを経験、表彰台に秒差の4位だったそうなので、タイム以上の価値がありそうです。他、タイタス選手が防府読売マラソンのPMを務めています。
2022年度最新情報
移籍・引退選手
三田眞司(サンベルクス)
鴇澤駿介
滝口 諒
ビッグニュース。埼玉医科大G日本人ランナー初の27分台をマークした三田選手が移籍。しかも東日本地区ライバルチームの一つサンベルクス。埼玉医科大としては、新たなエースを育てることができるか。
また、他に2選手が引退。チーム創設時のメンバー鴇澤選手に、東日本駅伝初出場しに、留学生区間を担った滝口選手が引退。歴史を作った選手たちがここで引退を選びました。最後まで記録もまずまずだったのもポイントです。
新入部員・中途加入選手
吉田光汰(中央学院大)
橋口大希(日本大)
松井尚希(中央学院大)
木榑杏祐(国士舘大)
新入部員が今回は4名。即戦力とまではいかずも、箱根駅伝経験者が入ります。駅伝経験豊富なのは中学吉田選手、箱根駅伝だけでも3度出場があります。3000m障害のスピードも魅力あり、NY駅伝の距離の方が合っているかも?
勢いということでは、国士大の木榑選手になりますかね。箱根駅伝高速1区についていき区間10位、直近の成績では最も走力が高そうです。
また、中学大松井選手も4年目になって伸びてきた選手で、まだまだこれからという印象。日大橋口選手も復調すれば力があります。NY駅伝2度目の出場へ力になっていくはずです。
箱根駅伝ファンのための情報集
【箱根駅伝ファンのためのリンク集】
【【結果も!】2022年度箱根駅伝ファンのための競技会日程】