【全日本大学駅伝 当日】
第50回全日本大学駅伝当日となりました。
8時05分スタートとなります。
初のシード権を獲得し、新たな國學院の歴史を刻みたいと思います。
チーム國學院への熱いご声援よろしくお願いします! pic.twitter.com/lkfDUfAsbq
— 國學院大學 陸上競技部 (@kokudai_ekiden) November 3, 2018
出雲駅伝・箱根予選・全日本大学駅伝と怒涛の一か月間でした。
箱根駅伝のエントリー日まで、できる限り各チームの振り返りや箱根への展望をしてみたいと思います。
前哨戦から確かに吹いている旋風!
國 學 院 大 學
箱根予選&全日本大学駅伝振り返り!
【箱根予選】
4位國學院大學10:40:38
7位浦野雄平③62分02秒
27位土方英和③63分20秒
38位江島崚太④63分36秒
51位臼井健太②63分47秒
65位茂原大悟③64分01秒
75位長谷勇汰④64分12秒
81位蜂屋瑛拡④64分20秒
128位小中駿祐④64分59秒
132位青木祐人③65分02秒
152位中山貴裕④65分19秒
167位河東寛大②65分29秒
245位稲毛暉斗③66分58秒
【全日本大学駅伝】
6位國學院大學5:19:50
1区(9.5㎞)臼井健太②19位28分11秒(18)0:48
2区(11.1㎞)浦野雄平③3位32分13秒(7)0:38
3区(11.9㎞)青木祐人③11位35分09秒(7)1:38
4区(11.8㎞)藤木宏太①6位35分19秒(8)2:19(シード権に-0:05)
5区(12.4㎞)江島崚太④6位36分56秒(8)2:50(-0:21)
6区(12.8㎞)茂原大悟③8位38分36秒(7)3:44(-1:06)
7区(17.6㎞)土方英和③6位53分07秒(6)5:04(-1:26)
8区(19.7㎞)長谷勇汰④15位60分19秒(6)6:39(-0:47)
・浦野選手、箱根2区で戦えるエースに成長か!?
箱根予選はまずは個人が目立ちましたね。浦野選手が日本人先頭集団に食らいつき、最後まで激しいバトルを展開。62分02秒と立派なタイムで走り抜きました。この出来なら、箱根駅伝の2区でも非常に面白い戦いができそうです。國學院は毎年ここで遅れて、巻き返さないといけないことが多かった。非常に頼りになる存在になってきました。
その他では、少し離れてしまいましたが、江島選手がだいぶ状態が上がってきて2年臼井選手が63分台健闘がありましたね。かねてから1区希望していましたが、あともう少しという感じがします。土方選手が思ったほどはいかず、青木選手は苦しい状態が続いていますが、箱根に合わせてこれるかどうか。
その他、叩き上げの育成は例年通りしっかりとできていましたね。全日本予選で活躍した茂原・長谷選手がしっかり64分前半、小中選手はもう少し行きたかったと思いますがそれでも65分はオーバーしませんでした。そして嬉しいのが蜂屋選手復活!64分20秒と箱根も充分狙える位置にいます。予選通過順位もまずまずだったと思います。
・魅せた繋がり!2区浮上からシード権手放さず!
驚いたのが全日本大学駅伝ですよね。1区抜擢の臼井選手がやや出遅れましたが、エースとなった浦野選手がさすがの走りの区間3位!11人抜きで一気にチームの順位を7位まで引き上げると、青木選手も何とか区間11位で順位をキープします。
そしてある意味MVPと言っていいかもしれないのが4区藤木選手。全日本予選エントリーされていた1年生なんですよね。箱根予選は入らなかったのでロードはまだかなぁと思っていましたが、いきなり登場して区間6位。出入りの激しい最初の4区間でシード権内に留めて、大きく流れを引き寄せました。
ここからはじわりと厚くなった選手層を活かしました。力のある江島選手が9位のチームをじわりと引き離すと、初駅伝となった茂原選手も好走。一気に1分以上のリードを取りました。7区土方選手は3人の6位グループ、前半は後ろで力をためると、後半一気に突き放す走り!アンカーへ大きな貯金を作りました。
アンカーはこれまた初駅伝となる長谷選手でしたが、しっかり安定した走りでしたね。攻める区間じゃなかったので区間15位は仕方ないですが、タイムまずまずですね。箱根で復路終盤なら区間一桁を充分狙える数値かなと思います。見事、増枠がたとえなかったとしても初シード権獲得をできる6位でフィニッシュしました。
箱根駅伝2019に向けて・展望
徐々に駅伝常連校になりつつ國學院大ですが、大学駅伝での最高は箱根駅伝での10位だったのでびっくり!伊勢路は大学にとって所縁のあるところで力は入れていたと思いますが、これはびっくり。駅伝の流れに苦労していましたが、今回に関してはエース選手、そしてポイント区間でしっかり流れを作りましたね。
・スターターと山をどうするか
勿論、10位前後だったチームと差がそれほどありませんでしたし、箱根駅伝で同じような流れで戦えるかどうかはわかりません。國學院前回大失速となってしまった山もありますので、そこをうまく走れるかどうかは大事になってきます。
区間オーダー予想(例)
1区臼井健太②
2区浦野雄平③
3区青木祐人③
4区土方英和③
5区小中駿祐④
6区芹澤昭紀④
7区藤木宏太①
8区茂原大悟③
9区江島崚太④
10区長谷勇汰④
オーダーを組むと1区に結構困ったのですよね。夏前から強く1区を希望していた臼井選手が全日本は知りましたが、力不足感だったのですよね…。9.5㎞だったので目立ちませんでしたが、ちょっと気になる結果。江島・藤木選手を回すかどうか悩みましたが、ひとまずそのままに。2区以降の流れも考えました。
2区は浦野選手、満を持してのエース区間でどんな成績を残すでしょうか。3区青木4区土方選手は昨年と同じです。昨年好走している区間でしっかり流れを作ってほしい。順当ならこの時点で10位以内に入ってこれるはず。
そして山は…今のところ分かりません。全日本好走の藤木選手も候補になってくるのでしょうかね。小中・茂原選手やスピードのある芹澤選手あたりの抜擢あるのかなぁ?分かりませんが、悪くても区間15位は割らないようにできるかどうか。
ここを乗り切れば7区以降は面白いオーダー。全日本駅伝で飛躍した藤木・茂原選手が7区と8区に控えています。9区は、前回10区で好走した江島選手に満を持して主要区間を任せたい。アンカーは全日本に引き続き長谷選手。10区間戦える選手でオーダー組めるのかなと思います。やっぱり、山次第なのかなぁという印象です。
コメント
國學院にとって浦野、土方という柱がいることは、初めてシード権を獲得した時に仁科、荻野のWエースがいた状況に似ていて、あの時は箱根予選2位通過、今回は全日本でシード権獲得と共にチームが上昇ムードであることを考えると、戦い方しだいではおもしろい存在になりそうです。
私が考えるオーダーは臼井ー浦野ー青木ー藤木ー土方、芹澤ー茂原ー小中ー江島ー長谷で、かなり管理人さんに近い形になりました。去年は1区で好スタートも2区でブレーキだったため、1区臼井選手が先頭から大きく離されず、2区から逆襲。4区にルーキーの藤木選手を配置して、前後を主力の3年生が固めることで臆せず走れたら。5区土方選手は適性よりも走力でシード圏周辺の大学を抜く役割を期待します。
復路は爆発力には欠けるものの、上級生が固める安定性で繋いでいければ、シード権が見えてくると思います。ポイントは9区の江島選手。駅伝の経験値も高く、往路でも起用してもいい選手ですが、今シーズン好調なため、復路の切り札として。
いつも楽しく拝見させていただいてます。
私は往路江島→浦野→青木→土方→藤木
復路芹澤or小中→臼井→蜂谷→茂原→長谷あたりで。
とにかく出遅れはダメなんで、臼井君は1区は回避して出し惜しみなく信頼の江島を。
管理人さんのいうようにとにかく山ですね。山重視なら茂原やギャンブルですが臼井を1区に回して4区藤木5区土方6区江島もありですが、土方君高校の先輩の服部選手みたいにならないかと!
土方君は責任感で5区志望もありかと!
ここも山登りの予想がつかない大学。
なんとなくこの選手?というか箱根予選以降見ない有力選手を(私が見落としてるだけの可能性もある。)山籠りと信じて予想します。
江島→浦野→青木→土方→蜂屋
藤木→臼井→長谷→小中→茂原
臼井選手は1区から遅れるのを恐れて、昨年繰上げから集団走で好走した江島選手を1区に。蜂屋選手は前述の通り。藤木選手は期待の新戦力を6区に置くイメージから。あとは、8、9、10を上級生で固めて7区には育てたい選手。6区と7区は逆でもありだと思います。