スポンサーリンク

[6][7]箱根駅伝2026(第102回)【中央学院大/立教大】戦力分析&区間オーダー予想も!

箱根駅伝2026(第102回)の16人エントリーが発表されました。

詳細まとめはこちら

2026年1月2日(金)3日(土)に、箱根駅伝2026が行われます。 その16人エントリーが、 2025年12月10(水)に行われます。...

以降、

 12月29日(月)に区間エントリー発表

1月2日(金)往路・3日(土)復路朝7時に、当日交代を含めて最終オーダー
1日最大4名、2日間で最大6名の変更が可能となっています。

このサイトでは、28日(日)までに、各大学の戦力分析と区間オーダーの予想を行っています。

昨年13位と14位、今年こそシード権以上を!
✅中央学院大学
✅立教大学

です。

スポンサーリンク

本サイトで戦力分析に、独自のランキングを使用しています。

7点:エース区間、山で貯金が望める選手

6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手

5点:エース区間で区間中位以上いける選手

4点:主要区間で区間上位でいける選手

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数

はっきりとした分け方はなく、
・過去の駅伝実績
・1万mなどの持ちタイム
・ここ数か月の大会の成績
などから、主が総合的に独断で判断しています。

ご了承ください。

ページコンテンツ

箱根駅伝2026【中央学院大学】戦力分析&区間オーダー予想も!

スポンサーリンク

11月以降の記録まとめ

10kmTT
長友英吾②2855
前原颯斗③2859
小野崎亨①2905
黒葛野瑞希④2915
米田昂太②2916
山中航太②2922

11/16 上尾ハーフ
三代田宏太朗②62分24秒
長友英吾②62分26秒
徳善 龍②62分35秒
山中航太②62分58秒
成川翔太④63分09秒
黒谷 優④63分18秒
小野崎亨①63分24秒
一ノ瀬慎太①63分30秒

戦力分析

7点:エース区間、山で貯金が望める選手

6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手

5点:エース区間で区間中位以上いける選手
近田陽路④28分32秒54/60分45秒
≪25全2区15位、予7位、全予4組14位、箱10区11位、24予18位、全予3組12位、箱9区23位、23予53位、全予1組10位、関東IChalf5位、22予179位、全予1組21位≫
…今年の箱根予選日本人全体のトップ。一躍時の人となった。長丁場のレースが得意で関東ICや全日予選の前半の組で活躍した。その中で、今年はスピードがついてきて、活躍につあんがってる。箱根駅伝は過去2回外してしまっているので、最後往路で爆発したい。

4点:主要区間で区間上位でいける選手
市川大世③28分38秒31/61分43秒≪25全3区10位、予18位、全予4組21位、箱3区18位、24予88位≫
…近田選手に並んで中央学院大の2本柱。昨年台頭してきて箱根3区出走、今年は全日予選・箱根予選ともに他校のエース相手に最後まで戦い切って、チームの通過に貢献している。全日本3区は、タスキをもらう位置が低い中で区間10位追い上げている。

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
米田昂太②28分40秒18≪25全予3組5位≫
…今年の春の成長株。これまで目立った実績が少なかった中、全日本予選3組に出走すると28分40秒の高パフォーマンスで組5位。通貨に大きく貢献。秋は試合出場がなかったが、無事にエントリーされた。

長部虎太郎②28分55秒85/62分57秒≪25全7区13位、予38位、全予3組14位、箱9区17位、24全予2組16位≫
…前回の箱根駅伝で1年生ながら復路エース区間9区を任された選手。今年度一気に伸びてきて、全日予選3組14位、箱根予選も38位とエース格の仲間入りをしている。

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
小松裕大朗④28分58秒38/63分46秒
≪25箱6区11位、24箱6区16位、22関東IC3障10位≫
…2年連続山下りを走っている選手で、区間16位から区間11位と確実に積み上げてきている選手。今年は58分台はターゲットにできそう。

黒谷 優④29分00秒04/63分11秒
≪25全5区13位、予88位、箱8区10位、24予135位、箱8区16位、23予214位≫
…2年連続8区を走っていて区間16位から区間10位と成長。箱根予選も214位・135位・88位と中央学大らしい成長曲線を描いている。

三代田宏太朗②29分25秒32/62分24秒≪25全6区12位、予49位≫
…2年目になってぐっと力を付けてきた選手。箱根予選・全日本駅伝ともに出走し、さらに上尾ハーフで62分24秒とベストを更新した。

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
前原颯斗③28分45秒33/64分30秒≪23全予2組8位≫
…昨年に1万m28分台をマークして、箱根3区にエントリーされたこともある(当日変更)。今年は全日予選2組に出走し組8位の好走経験を積んでいる。秋はエントリーされていないが、公開された10㎞TTで28分59秒で走り切っている。

坂本 駿④28分46秒71/62分50秒
≪25全1区17位、予137位、全予1組5位、箱7区15位、24予136位、全予2組9位、関東IChalf、23予205位≫
…長い距離を一定のペースで押していける選手で、全日予選の前半の組や箱根予選で3年連続安定してまとめている。全日本1区はやや適正外だった感じだが、箱根駅伝の方が距離が合っている。

林 愛斗③28分53秒20/62分56秒≪25全8区19位、予56位、24予116位≫
…2年連続箱根予選を走り、今年は56位好走で力を伸ばしている。全日本駅伝8区は連戦できつかったものの、箱根本線で再び好走したい。

長友英吾②29分14秒22/62分26秒≪25全予1組19位≫
…今年の全日予選の通過に貢献している選手。秋はエントリーされずも10月10㎞TTで28分55秒チームトップ、上尾ハーフ62分26秒でメンバー入りできる記録を出している。

三角洸太④29分17秒96/63分04秒≪25全4区16位、予52位、全予2組23位≫
…豊富な練習量で今年レギュラーをつかんでいる選手。箱根予選52位と好走している。

徳善 龍②29分37秒08/62分35秒≪25予71位、24予148位≫
…1年時の昨年から、箱根予選を走っている選手。今年71位とぐっと力を付けてきている。

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
成川翔太④29分13秒60/63分09秒
…士別ハーフなど長い距離の記録会にコンスタントに出場。上尾ハーフで63分09秒の自己ベストをマーク

山中航太②29分40秒06/62分58秒≪24全予1組33位≫
…全日予選の出走メンバーに選ばれている選手。箱根予選は12人に入れずも、上尾ハーフ62分58秒でメンバーに滑り込んだ。

小川優晴①29分48秒09/64分04秒≪25予123位≫
…高校時代の5000mは15分02秒だったが、ロードの力は抜けていた。箱根予選通過に貢献している。

上位10名合計:24点
(参考:30点前後シード権争い、40点以上優勝争い)

【過去3年間成績】
101回総合14位
100回総合19位
99回不出場

 予選会は驚きましたね。全日本予選通過するなど、総合力がついていたので通過は堅いだろうと思っていましたが、まさかのトップ通過。昨年までエース格の選手の貯金で、なんとか出場したイメージがあったのですが、チームとしてスピード化が進んできているのでしょう。全日本駅伝はまさかの関東地区最下位でしたが、箱根駅伝の方が戦いやすいでしょう。

 2大エースとなっているのが4年近田選手と3年市川選手。特に近田選手は箱根予選で日本人トップの活躍をして、一躍時の人に。全日本2区はスピード負けしましたが、箱根2区は65分台も狙ってる?市川選手は前回往路3区を経験、区間18位でしたが、今年の全日本3区は後方からの追い上げで区間10位。今年は戦えるのではないでしょうか。

 その他前回の経験者と新戦力で群雄割拠の状態。前回の経験者では、前回当時1年生ながら9区を任された長部選手が予選38位と確実に成長、2年連続8区を担当している黒谷選手が予選88位と3度目の予選で初の二けた順位、間違いなく上積みがあります。2年連続山下りの小松選手は今年は試合に出ずに山下り専念でしょうか。前回7区を走っている坂本選手も健在ですね。

 新戦力としては、全日予選で通過に大きく貢献している3年前原・長友選手に、長い距離で一定の成果を上げている林選手。林選手は全日本アンカー抜擢、長友選手は練習で10㎞ロード28分台を出しています。他にも、予選49位で走り全日本6区の三代田選手や、2年連続予選を走った徳善選手、4年目で最後を狙う三角・成川選手ら、ボーダーのレベルは上がっています。

 秘密兵器になる選手もいて、全日予選3組で28分40秒を出して話題になった米田選手もどこまであがってくるか。秋はエントリーはされませんでしたが、10月の10㎞TTには参加できる感じでした。ここから、どこまで上がってくるかは分かりませんが、ポテンシャルは計り知れません。また、一気に上がってきた1年小川選手も秘密兵器な気も??オーダーを考えてみましょう。

区間オーダー予想

 多くの区間の経験者が残っていますが、前回まずまず良かった1区2区5区が卒業しているところは考えてオーダーを組んでいく必要があり、実際そのあたりが大事になりそうです。

1区(21.3km)米田昂太②28分40秒18
2区(23.1km)近田陽路④28分32秒54
3区(21.4km)市川大世③28分38秒31
4区(20.9km)長部虎太郎②28分55秒85
5区(20.8km)小川優晴①29分48秒09

6区(20.8km)小松裕大朗④28分58秒38
7区(21.3km)長友英吾②29分14秒22
8区(21.4km)黒谷 優④29分00秒04
9区(23.1km)三代田宏太朗②29分25秒32
10区(23.0km)徳善 龍②29分37秒08

1区米田選手…本調子になっていてくれと願望込ですが、2年米田選手に託したいと思います。全日予選3組5位28分40秒で走り切ったところ、スピードだけでなく他の選手を競い合うところに、強みがあるのではないかと考えています。スタミナ型の選手も多いので、彼がここを担えればだいぶオーダー編成は楽になります。

2区近田選手…箱根予選の成績はびっくりましたね。とはいえ、日本学生ハーフでは60分45秒で走り切って、他の大学エース選手と戦ってるのを見ると、思っている以上に力がついているのかもしれません。上り坂の攻略もフォームを試行錯誤していましたし、大学記録の可能性は十分あるのかもしれません。

3区市川選手…前回往路に3区に抜擢され、今年急成長している選手。前回はやや弱気になってしまったとのことでしたが、今年はそれよりずっと走力もついて自信を持って挑めるのではないでしょうか。62分台あたりを狙って走れれば、他校の高速化に食らいつけるはず。

4区長部選手…前回1年生ながら箱根9区を任された長部選手。区間17位でしたが脱水症状にもなった中での走りだったそうで。そこから予選38位まで走力が上がっています。本人は9区のリベンジを狙っているそうですが、もう往路の4区を走っていいのではないでしょうか。今度こそ食らいつけるか。

5区小川選手…前回好走している山登りが卒業して、誰になるのか。白羽の矢が立っているのが、予選会でちょっと話題になった1年生の小川選手のようですね。トラックでは全く目立たないのですが、長い距離やロードは高校時代から強かった選手。9月末調整で1万m29分48秒で走っていますので、その走力はずっと高い。72分台をめどに走れれば。

6区小松選手…基本は2年連続走っている小松選手がやはり良さそうな気がします。前回は59分少しで走り切っていて、今年は58分台も可能。58分台ならかなりいい復路のスタートになります。往路を終えてシード権を狙える位置に残っていれば、非常に楽しみになってきます。

7区長友選手…今年は勢いに乗ってきている2年生が中心になってくると思います。秋は主要大会にエントリーこそされませんでしたが、10㎞ロードで28分台を出し、上尾ハーフは予選メンバーに割って入る62分台の長友選手を抜擢すると思います。今年は対応できるのではないでしょうか。

8区黒谷選手…黒谷選手は積み上げがありますね。3年連続8区になると思います。1万mは29分台でしたが、予選は63分43秒の全体88位と中央学院大らしいロード職人となっています。区間一桁、今度こそ狙っていけるのではないかと思います。

9区三代田選手…今年の大きな成長株ですね。箱根予選の49位63分11秒はチーム4番手。その後全日本駅伝6区を経て、上尾ハーフ62分台で、長い距離で一定の成果が出ています。7区8区希望とのことですが、ここまでチーム内成績がいいなら臆せず復路エース区間9区で大丈夫と思います。

10区徳善選手…もう一人2年生でロード職人がいるんですよね。2年連続予選会に出走し、77位63分27秒の成績。上尾ハーフで彼も62分台で走り切っていて、長い距離で頭角を現しています。シード権を狙いながら、来年の布石を打つチームに見えます。

 これに、全日本アンカーの林選手や、全日予選で通過に貢献している前原選手、他4年生がバックアップという感じが面白そうと思いますが、どうでしょうか。

まとめ

・近田選手の2区挑戦はどこまで
・往路耐えれば箱根出走者大いに飛躍中
・1区と5区がポイント区間

 箱根予選トップ通過、総合力は高いだけあって、オーダー予想した感じだと、往路でシード権から落ちていなければ、復路は間違いなく昨年以上の粘りができそうでシード権に絡みそうだと思います。

 その往路は、まずは近田・市川選手が軸。近田選手は、学生ハーフで60分45秒出していたのは最近になって思い出した(失礼)ので、権太坂が乗り越えられるのなら、十分に他校のエースと渡り合ってもおかしくありません。昨年のエース格の選手よりもいいタイムで来れるなら面白い。

 スタミナ型が多いので1区と、経験者が卒業した5区山登りが誰になってくるか。1区はできるだけ1万m28分台の選手で行きたいですが、市川選手を3区に残せるかどうか。5区山登りは思い切って1年生も面白い、トップ通過するだけの魅力あるチームになっていますね。

PR【陸マガ増刊号】箱根駅伝2026完全ガイド

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【送料無料】箱根駅伝2026完全ガイド 2026年1月号 【陸上競技マガジン増刊】【雑誌】
価格:1,320円(税込、送料無料) (2025/12/16時点)

楽天で購入

 

箱根駅伝2026【立教大学】戦力分析&区間オーダー予想も!

11月以降の記録まとめ

11/16 上尾シティハーフ
尾関柊太①64分01秒
本宮慶尚②64分21秒

11/22 MARCH対抗戦
2組
向津 翼①29分07秒38★
木島 陸③29分12秒71★
3組
小倉史也④28分27秒84★
伊藤匠海③28分34秒63★
永井 駿④28分38秒40★
原田颯大③28分38秒67★
山下翔吾②29分10秒07★
4組
國安広人④28分10秒04★

戦力分析

7点:エース区間、山で貯金が望める選手

6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手
馬場賢人④28分40秒67/60分26秒
≪25関東IC1万11位、箱2区7位、24全7区4位、予15位、全予4組20位、関東IC1万14位、箱3区8位、23予31位、全予3組16位、箱4区16位、22:全予3組24位≫
…立教大の大エース。前年の予選15位で走破したあと、全日本7区4位シード権獲得、箱根は2区66分台の区間7位、4年目はユニバハーフ代表にもなり、学生長距離界の顔となった。ただ、そこから故障が連続、箱根予選は仙骨の疲労骨折で欠場、秋は最後の箱根にかける。

5点:エース区間で区間中位以上いける選手
國安広人④28分10秒04/61分30秒
≪25全8区12位、予33位、関東IC1万11位、24全2区15位、予30位、全予3組3位、箱2区20位、23予47位、全予4組28位、箱2区18位、22:予21位、全予4組30位≫
…4年間立教大のエースとしてチームを引っ張っている選手。当時1年生、箱根路復帰したばかりのチームで華の2区を任された選手。その後もチーム引っ張り、全日本駅伝の出場にも貢献している。4年目になってまた一気に飛躍し、1万m28分10秒台を2度記録している。

4点:主要区間で区間上位でいける選手
原田颯大③28分28秒67/62分20秒≪25全7区11位、予20位、関東IC3障4位、箱6区12位、24予80位、関東IC3障、箱6区11位、23関東IC3障≫
…2年連続箱根駅伝6区山下りを走り好走、3障の脚力も今年は4位とあがってきている。それでいながら、箱根予選ではチームトップの20位、一気にチームのエース格に駆けあがってきている。

3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
小倉史也④28分27秒84/62分42秒
≪25全4区14位、予44位、箱7区17位、24全5区10位、予68位、23予325位≫
…昨年になってぐっと伸びてきた選手。前回の予選68位飛躍して全日本もシード権獲得に貢献。ただ、夢の箱根路は7区で悔しい失速、シード権争いから後退してしまった。4年目、予選44位で駆け抜けると、MARCH対抗戦で1万m28分27秒と大幅自己ベストを出した。

吉屋佑晟④30分34秒48/63分16秒
≪25全1区16位、予55位、箱1区16位、24全1区6位、予71位、箱7区19位、23予207位、全予1組20位≫
…ここところ、立教大駅伝の1区を務めている選手。昨年の全日本1区6位の好走がある。箱根予選は毎年着実に順位を上げ、最終学年の上積みに期待。

2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
伊藤匠海③28分34秒63/64分50秒≪25全2区14位≫
…早い段階で5千m13分台の好記録を出していたが、ロードでは中々縁がなかった選手。でしたが、全日本駅伝2区を走り、初めて駅伝の経験を積んだ。MARCH対抗戦で28分34秒自己ベストを更新している。

永井 駿④28分38秒40/64分10秒
≪25全6区8位、予133位、箱10区17位、24全予1組17位、22予97位、全予1組15位≫
…4年生の主力選手の一人、1年生の頃から箱根予選を走るなど将来のエース候補と期待されたが、度々怪我に泣かされてきた。4年目ようやく身体が出来てきて、全日本6区で、関東地区最後方から区間8位追撃の走りをしている。

野口颯汰③30分13秒07/63分22秒≪25全3区17位、予67位≫
…今年の7月に5千m14分17秒の自己ベストを出すと、箱根予選で67位63分22秒の激走。予選通過に大きく貢献し、全日本3区を担当。主力候補になった。

1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
山下翔吾②29分10秒07/63分44秒≪25予90位、24予237位、全予2組19位≫
…昨年当時1年生ながら全日予選で好走し初出場に貢献している選手。1年目は長い距離の対応に苦戦したものの、2年目の予選は90位。メンバーに入ってきた。

木島 陸③29分12秒71/63分42秒≪25予139位、関東IChalf16位≫
…長い距離を中心に、徐々に頭角を現してきていた選手。関東ICハーフ16位に食い込むと、箱根予選にも出走。5区山登りを希望している。

鈴木愛音②29分49秒15/64分20秒
≪25全5区12位、予164位、24予115位、全予2組15位≫
…昨年当時1年生ながら全日予選で好走し初出場に貢献している選手。長い距離も2年連続100位台で走り、全日本5区で初駅伝の舞台を踏んだ。

木代博也③/63分56秒
…今年学生ハーフで63分56秒の好成績を残している。今年の秋以降は、あまり試合出場が無かったものの無事エントリー。

0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
向津 翼①29分07秒38≪25全国4区7位、24高校2区4位≫
…高校駅伝で好成績があり、2区4位のスピードも魅せた。MARCH対抗戦で1万m29分07秒の好成績を残して16人のメンバーにも入ってきた。

本宮慶尚②29分33秒54/64分21秒≪25予255位≫
…箱根予選を走り255位ながら65分27秒の成績でチーム10番手。ギリギリの通過に貢献した。その後、MARCH対抗戦で1万m29分33秒。

尾関柊太①30分21秒94/64分01秒≪24高校7区8位≫
…高校駅伝で実績のあるルーキー。上尾ハーフに挑み64分01秒、長い距離の目途が立ち16人のメンバーへ。

森川祐暉②/64分57秒
…3月立川ハーフで64分57秒のベストがあった選手。11月以降は試合出場しなかった中でエントリーへ。

上位10名合計:29点
(参考:30点前後シード権争い、40点以上優勝争い)

【過去3年間成績】
101回総合13位
100回総合14位
99回総合18位

 薄氷を踏む思いでの通過だった。前年全日本駅伝駅伝は初出場初シード権獲得、前回の箱根駅伝はシード権を取れるとも思いきや、高速化の波が予想以上。そこから主力が大きく抜けるも、全日本予選がなくもう少しだった前半戦。

 そこから夏合宿で巻き返したものの、箱根予選1週間前に大エース馬場選手が仙骨の疲労骨折で離脱。以前の予選のように序盤は上位に付けるも、後半の失速が予想以上だった。全日本駅伝も関東地区最下位回避がやっとだったが、MARCH対抗戦を経て上がってきた。

 やはりまずは4年生の2人。4年間引っ張ってきた國安選手は、今年も安定した成績。特にトラックのスピードが付き、今年は28分10秒台を2度記録した。今年こそ往路で高順位か。気になる馬場選手は、故障してからはこれまでやれなかったフィジカルトレーニングに注視、箱根2区しか見ていないというその状態がどこまでか。

 ただ、この2人が元気なら箱根予選から一変するか。前回1区を務めている吉屋選手は健在です。また、大きく成長した選手としては、箱根予選で全体のチームトップとなった3年原田選手に、昨年のリベンジを誓う4年小倉選手も急浮上、1万m28分台半ばまでジャンプアップしてきた。

 他にも、4年目になってついに素質が開花しそうな永井選手に、スピードで上がってきた伊藤選手に、ロード特化の野口・木島選手、2年生の山下&鈴木選手らも長い距離が徐々に行けるようになってきた。20番目のチームではないように見える。おだー予想をしてみよう。

区間オーダー予想

 各記事から馬場選手の情報はポジティブなものが多いような感じがする。ならば、馬場選手2区で勝負を仕掛けるのではと思います。

1区(21.3km)吉屋佑晟④30分34秒48
2区(23.1km)馬場賢人④28分40秒67
3区(21.4km)國安広人④28分10秒04
4区(20.9km)小倉史也④28分27秒84
5区(20.8km)野口颯汰③30分13秒07

6区(20.8km)原田颯大③28分28秒67
7区(21.3km)伊藤匠海③28分34秒63
8区(21.4km)山下翔吾②29分10秒07
9区(23.1km)永井 駿④28分38秒40
10区(23.0km)鈴木愛音②29分49秒15

1区吉屋選手…立教大の顔となってきましたね。1区と言えば吉屋選手です。前回は六郷橋付近で苦しくなり、区間16位の発進となりました。箱根予選の順位は徐々に上がってきているので、今年はもっといい勝負ができると思います。2区で上位に行けるような位置にいたい。

2区馬場選手…前回の活躍は見事、66分32秒の区間7位で、一気にチームを上位で走る流れに乗せる活躍だったのですよね。夏場まではそのまま絶好調でしたが、仙骨の疲労骨折は高い出力が増えたからでしょうか。とはいえ、2区に向けてみっちり仕上げてきているようです。昨年以上の状態なら立教大面白くなってきます。

3区國安選手…1年目2年目と箱根2区を走っていた國安選手ですが、前回は故障で走ることがかなわず、今までで一番悔しかったそう。もう一度2区…と思いつつ、結構イーブンペースで刻んでいくのが得意ということで、適性は3区や4区なのかもしれません。1万m28分10秒のスピードも付けたので3区予想。

4区小倉選手…力を付けましたよね。昨年の成長株、満を持して7区に挑むも、雰囲気に飲まれてしまい区間17位。64分台で粘ってますが、今の高速化だとそれでもブレーキだった。あれから1年逞しくなりました。ロードの力はありますし、裏の4区で倍返しできそうです。

5区野口選手…ロードで急浮上してきた選手ですね。箱根予選で67位63分22秒の好走で、一気に主力の一角になりました。全日本3区はスピード負けした形ですが、長いタフな距離がいいと思います。5区は木島選手ら他に候補がいますが、平地の走力も込みで野口選手で予想しました。

6区原田選手…勿体ない気もしますが、原田選手の予想。本人は6区で行く気満々ですし、往路である程度手応えがあるなら、原田選手でもう一つ抜け出しにかかるのも作戦としてあり。とはいえ、他に59分フラットでいける選手がいるなら、9区に温存したい。

7区伊藤選手…10番目ギリギリ誰になるか。ここは全日本2区で、大学駅伝の舞台を踏むことができた3年伊藤選手に託したいと思います。スピードは立教大の中でも上位の存在。1万m28分34秒の走力が、高速化してきた7区に脚が合えばいいなと思います。

8区山下選手…2年生の世代が伸びてきたので、少し選手層が厚くなってきていますね。比較的上り坂は得意なので、5区候補にもなってきますが、シード権争いの事を考えて、この区間に残しておきたい選手。遊行寺坂を駆けあがっていきたい。

9区永井選手…原田選手6区の場合でも、復路エース区間をやれる選手が残っています。前回10区の永井選手を、満を持して9区に登場させるのではと思います。全日本6区は完全単独走ながら区間8位の好走、力はもともと持っています。最後の箱根で一気に開花といきたい。

10区鈴木選手…最後を誰にするか。スタミナ型のランナーもいますが、伸び盛りの2年生にかけたい。全日本5区で、下位の流れの中では区間12位とまずまず走っている鈴木選手が残っていますね。箱根予選の成績も安定しています。それより上位の流れでくれば、必ず走れると思います。

まとめ

・2区馬場選手66分台なら一変するチーム
・原田選手を平地に下ろすべきかどうか
・20番目からどこまで浮上するか楽しみ

 もし馬場選手が昨年のように66分台で走れる状態なら十分箱根予選から一変はできると思います。國安選手にスピードがついて箱根3区を任せられそうですし、1区は吉屋選手が健在、4区以降も原田・小倉・永井選手と力をつけた上級生がいます。

 あとは2年連続6区ながら、平地の走力が大いについた原田選手をどこに配置するか。本人の希望は6区ですが、ここまで走力が上がったなら、私自身は59分切りできそうな選手を他に差がしたい気持ちですが…流れを考えて前倒しもありえるでしょう。

 中間層もだいぶ上がってきました。スピードのある伊藤選手に、ロード特化の野口・木島選手に、勢いある2年生鈴木・山下選手ら、それぞれ得意分野がありそうな選手がいます。ピースがハマれば、十分シード権争いに残る可能性を秘めているチームです。

PR 立教大駅伝部スポンサー【ファイテン】