箱根駅伝2026(第102回)の16人エントリーが発表されました。

詳細まとめはこちら

以降、

このサイトでは、28日(日)までに、各大学の戦力分析と区間オーダーの予想を行っています。

全日本駅伝で大きな見せ場！
✅順天堂大学
✅日本体育大学

になります。

本サイトで戦力分析に、独自のランキングを使用しています。

7点：エース区間、山で貯金が望める選手

6点：エース区間、山で区間上位をとれる選手

5点：エース区間で区間中位以上いける選手

4点：主要区間で区間上位でいける選手

3点：繋ぎの区間で区間上位で走れる選手

2点：繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手

1点：繋ぎの区間で耐えられる選手

0点：これまでの実績だと苦しい？or未知数

はっきりとした分け方はなく、
・過去の駅伝実績
・1万mなどの持ちタイム
・ここ数か月の大会の成績
などから、主が総合的に独断で判断しています。

ご了承ください。

箱根駅伝2026【城西大学】戦力分析＆区間オーダー予想も！

【動画】「5区、6区は計算ができますから」城西大・櫛部静二監督に聞く箱根駅伝“逆襲”の展望、2大エースへの信頼、そして大学生マラソン挑戦の是非「科学的なデータでみると…」（藤井みさ）#箱根駅伝 #城西大学 #櫛部静二 #斎藤将也 #NumberPREMIER https://t.co/t3IuNCneSj

— Number編集部 (@numberweb) December 2, 2025

11月以降の記録まとめ

11/15 日体大記録会
10000m
3組
河野温喜③29分32秒51★
4組
村尾恭輔①29分53秒96★
5組
山中達貴④30分07秒96
6組
中島巨翔③28分40秒21★
三宅　駿②28分40秒49★
小田伊織③29分04秒91★
村木風舞②29分09秒11
7組
小林竜輝②28分53秒24★
鈴木健真④29分42秒58

11/16 上尾ハーフ
大沼良太郎④63分08秒
熊井志岳③63分24秒
小早川凌真④63分51秒
浅井晴大郎④64分11秒
津端英大①64分12秒
河野世寿③64分18秒

戦力分析

 

　今年に関しては、苦しい前哨戦となった。出雲駅伝では3区キムタイ選手が3年連続区間賞の激走があり瞬間トップとなった場面があるも最終的に総合6位。全日本駅伝は、3区キムタイ8区齋藤選手のオーダーを組むも、あと一歩シード権に届かない総合9位。とはいえ、上級生に故障者もあったので、一概に今年は力がないとは言い切れない。

　エース2人は別格。キムタイ選手は、出雲3年連続3区区間賞、全日本駅伝は3年連続区間賞とはならなかったが3区区間2位とさすがの安定感。前回は区間10位となった箱根2区のリベンジを狙う。齋藤選手は2区と5区どちらも狙っていくが、全日本駅伝ラストの気迫を見ると、どちらでも一発行けそうな感じがする。

　この2人を活かせるかどうかだ。この2人に続くとみられた4年生が出場できていなく、前回の箱根9区区間賞を獲得している桜井選手に、スピードは高校時代から高いものを感じさせる鈴木選手がいずれも出られなかった。主将の山中選手も苦しかった。箱根型と思われた岩田選手に、1年時以来の大沼選手が奮闘して穴を埋めていた。彼らの復調次第でオーダーも相当変わりそうだ。

　3年生以下も目処が立ちつつある。前回箱根6区山下りでナイスパフォーマンスの2年小林選手や、3年柴田選手が前半区間を経験し他校のエースに懸命に食い下がってみせた。前回7区の2年三宅選手にアンカーの中島選手や、今年の出雲全日本出場の小田選手が状態を上げつつあるか。前哨戦とは違うところを見せてくれるかもしれない。

区間オーダー予想

　主力の回復次第なのかなと思いますが、ハマれば意外性の城西大を発揮できるようにオーダーを組みたい。

1区柴田選手…スタミナがついてきたなら、この選手で乗り切りたいというのが3年柴田選手。スピード面は昨年の秋に1万m28分台を達成していて、今年の出雲駅伝は1区7位と終盤まで他校のエースに食いついていって力は秘めていると感じる選手。全日本後は、試合に出場せずに控えていて、力を蓄えていると思う。

2区ｷﾑﾀｲ選手…駅伝で高い安定感を誇るキムタイ選手も、これで学生駅伝としては最後になるのですね。出雲駅伝や全日本駅伝のゴボウ抜きが非常に鮮烈な印象に残っていますが、最後の箱根駅伝でも痛快な走りといきたいところですかね。前回の66分50秒からどこまで上積みとなるか。

3区小林選手…4年生全員が絶好調ならもう一度6区かなぁとも思いつつ、もう一人6区の選手がいるなぁということで、思い切って平地抜擢あるのではないでしょうか。2年小林選手が力をつけています。全日本2区は直前に体調不良があった中だったそう。箱根3区でも臆せずガンガン突っ込んでいく力は秘めています。

4区桜井選手…万全の状態に戻してきたならこの4区でしょうか。ある程度の上り坂が走れるし、他校の主力に食い下がっていけるのは1年時の箱根8区でも見せているところ。ここのところ上級生の激走が目立っている区間、彼もやっていく力はあると思います。

5区齋藤選手…この山登りでどこまで前にいけているか。齋藤選手最後の箱根は、2年連続の山登りになると思います。前回まずまず走るも、直前の発熱で万全からは遠かったそう。今年はまた駅伝でのパフォーマンスを上げてきていますし、今度こそ上り坂の強さを見せてくれると思います。個人としても70分切り、そのうえにいくか。

 

【#箱根駅伝】
大学60周年、男子駅伝部25周年に箱根駅伝20回目の出場――。3大会前からこの年をめざしてきました。”5強”に割って入る覚悟です。

「あっと驚かせるレースを」 #城西大学 、箱根駅伝で”総合3位以上”の目標に見せる自信@josai_ekidenhttps://t.co/s43vigD3u2

— 4years. (@4years_media) December 16, 2025

6区大沼選手…3大会前に山下りを走っている大沼選手。その後、中々日の目を浴びなかったものの、4年目に再び急成長。出雲・全日本出走すると、全日本駅伝は区間一桁で走って見せた。これなら小林選手を平地に回して、2度目の大沼選手山下りでいいスタートを切れそう。

7区三宅選手…復路は、現状では何とか昨年ほどの戦力ではオーダーを組めるのではないでしょうか。楽しみなのは7区と8区は成長があります。7区は前回区間14位だった三宅選手が、1万m28分40秒を出すなど成長して上積みが臨めます。シード権内できていたら、後ろを突き放せるか。

8区岩田選手…前回区間16位だった岩田選手も、その後の丸亀ハーフで62分台を出すなど、間違いなく成長している選手。全日本5区の区間10位も、流れを考えると1万mベスト以上で走っていると思います。今年は区間一桁順位で来ることができれば、復路終盤へいい流れに持っていけます。

9区中島選手…前回アンカーで区間7位好走している中島選手を、今度は復路エース区間9区へ。全日本7区はシード権を追いかける場面で苦しい走りになりましたが、復路9区の方が適正あるような感じがします。1万28分40秒のスピードもついたところ、満を持して走ってくれれば。

10区小田選手…最後は4年生の回復次第では選手層ギリギリかな？それでも一定の走力はついているだろう3年小田選手がまだ残っている。全日本1区はやや適正外だったと思っていますし、長丁場を淡々と走っていけるでしょう。

*****************************

　桜井選手が万全で4区には入れたらの仮定だけでもだいぶ変わってくるのかなとおもいます。鈴木・山中選手が回復して入ってくると、またオーダーの幅が広がりますし、5区齋藤6区小林選手で再び組んで、10区に大沼選手というのも面白そうです。

まとめ

　城西大は、キムタイ齋藤選手は強いので、その2人が作る貯金を活かせるチームになっているかどうか。前哨戦の苦戦は4年生桜井・鈴木・山中選手が故障で走れなかったことが大きいので、彼らが戻るだけでも、かなりチームに活気がわくはずです。

　その中、出雲・全日本は、復調を期す上級生に若手の下級生でも収穫がありました。前回の箱根6区山下りの小林選手は、平地でもいける目処が立ちつつあり、3大会前山下りの大沼選手が今年好調です。シード権を獲得するためにオーダーも思い切るかもしれません。

　往路で貯金ができれば、昨年の復路のメンバーの三宅・岩田・中島選手らもいるし、復調してきた4年生の選手も入るかもしれません。出雲・全日本からは大きく前進した姿が見れるでしょう。

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箱根駅伝2026【東京国際大学】戦力分析＆区間オーダー予想も！

 

 

 

 

 

 

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11月以降の記録まとめ

10/19 レガシーハーフ
R.ｴﾃｨｰﾘ③61分21秒
小柴裕士郎②63分05秒
政　仁斗②64分30秒
古賀智也②65分48秒

10/19 長井マラソン
ｱﾓｽ ﾍﾞｯﾄ③62分35秒
菅野裕二郎④63分15秒
久保遼人③63分16秒
佐藤柊輔①64分02秒
前田寛明④64分31秒
立石晟唯①65分23秒
菱田紘翔③66分07秒

11/15-16 日体大記録会
10000m
4組
久保遼人③29分04秒75
政　仁斗②29分22秒09
久保茉潤①29分48秒33★
6組
小柴裕士郎②28分17秒70★
NCG
Ｒ.ｴﾃｨｰﾘ③27分25秒49

NCG5000m
ｱﾓｽ ﾍﾞｯﾄ③13分24秒80

11/16 上尾ハーフ
大平滉太④63分55秒
菱田紘翔③64分15秒
川村智哉④65分14秒
前田寛明④65分16秒

11/29 日体大記録会
ｱﾓｽ ﾍﾞｯﾄ③27分44秒02

戦力分析

 

　昨年は、2年ぶりの復帰で、懸命のシード権確保。2区エティーリ選手の留学生パワーだけでなく、復路途中で一旦シード権外へはじき出されそうになったところでで、9区10区逆転してのシード権獲得だった。

　チームとしても、出雲駅伝は関東地区最下位となる11位となったものの、箱根駅伝への調整力は高い。どんどん1万m27分台28分台前半が他校が出していく中、一部の主力を除いて、レースを控えていて不気味な感じも受けるだろうか。

　留学生は、史上最速留学生エティーリ選手が3年生。前年は調整期間が少ない中でも、区間新記録とポテンシャルは計り知れない。また、もう一人の留学生アモス選手も、直近1万m27分44秒と準備に抜かりない。どちらが走っても怖い存在になりそうです。

　勿論、エティーリ選手が引き上げて、それを活かしていかないとシード権は届かないわけですが、日本人エース格は揃ってきていますね。前回箱根9区を区間3位好走し、逆転のシード権の口火を切った4年菅野選手に、直近1万m28分17秒の記録を出した2年小柴選手が往路を担えそう。彼らは出雲1区2区食い下がっている。

　続くのが、東国大らしい4年生の育成で育ってきたランナー。特に下級生の頃からロードで逞しい走りを続けている川内選手が頼りになる。箱根は怪我で走れれば初だが、一番向いている舞台だ。これに前回6区山下りで好走した中山選手に、前回アンカーでシード権のゴールを切った大村選手に、最後の4年目でエントリーに入った選手もいる。彼らの粘りはきっと活きる。

　3年生以下では、出雲駅伝のメンバーに抜擢された久保選手に、安定感があり補欠に毎度選ばれている菱田選手、さらに全日予選で3組に出走された期待の2年生古賀・政選手もいる。山登りは下級生で考えているそうですが、ルーキーからの抜擢も出てくるか。東国大の戦略を探っていきたい。

区間オーダー予想

　記録会に出ていない面もあり、難しいけど、なんだかんだ上級生のイメージのある東国大。

 

1区小柴選手…1区はスピードランナーのイメージのある小柴選手がいいのかなと思います。1年時は関東IC1500ｍで入賞したことがあります。そのうえで、10月の時点でハーフ63分少しで走れていましたし、涼しい時期になってきて、この区間を任せられるのではないでしょうか。

2区ｴﾃｨｰﾘ選手…基本路線は2区エティーリ選手でしょう。本人は、最後の上り坂が死ぬほど苦しかったとも話しているそうですが、ただ東国大で今の2区をやれるのはやはり彼になってくるのかなというイメージがあります。記録会には出ずに、しっかり脚を溜めて準備して、どこまで記録を短縮してくるか。

3区菅野選手…4年生エース菅野選手は3区予想。僅かに2区菅野選手、3区ｴﾃｨｰﾘ選手を考えましたが、やはりこちらが自然か。個人的に少し下り基調の3区は9区好走者と相性がいいと思っていますし、エティーリ選手の作る流れを活かせるのではないかと思います。

4区川内選手…最初で最後と言うのが信じられないくらいロード巧者。2年連続全日本駅伝アンカーを走って、シード権のゴールテープを切った経験もあります。今年の出雲アンカーはアクシデントがありましたが、今回無事エントリー。他校エースのスピードランナーも強いですが、うまく食い下がってくれると思います。

5区佐藤選手…この山登りは若手までの情報なのですよね。試合に出ていない古賀選手や荒谷選手ら外から見ていると色んな候補がいるのかなと思います。10月の時点でハーフ64分ほどで走れていた1年佐藤選手を考えてみました。ここは耐える区間になるのでしょうが、自分のペースで73分台が目処になってくるでしょうか。

6区中山選手…ここに経験者が残っているのは大きい。6区復路のスタートで、好走できるとやはり復路もスピードで流れに乗っていきやすいです。昨年は59分00秒ジャストの区間10位。58分台前半まで乗せてくると、面白くなってくるかもしれません。

7区久保選手…下級生と悩みましたが、3年久保選手を7区予想に。出雲駅伝で選ばれているということと、直後の長井マラソンで63分16秒と1㎞3分を切るペースで走り切っていて、一度出雲駅伝で起用したのはこのあたりもあるのかなと。なお、東国大7区は激走があるとシード権を獲得するというデータもあります。

8区菱田選手…長い距離を安定して走るイメージのある3年菱田選手を8区へ。上尾ハーフでも64分15秒で走っています。スピードに長けたというところとは違うので、ここは何とか区間15位付近で踏ん張って、他校との差を広げられないようにというところでしょうか。

9区大村選手…復路のエース区間9区に、前回10区で好走している大村選手を配置すると予想。本当に昨年の成長株で、駅伝力も高いようなイメージもあります。昨年以上の状態まで上がれば、この9区でも通用する走りができるのかなと思います。ここでシード権以内に残っているか。

10区大平選手…最後も4年生の大平選手で。上尾ハーフ63分台で走っていますが、まだ上があるとみます。東国大は、前哨戦の記録会で自己ベストを更新した4年生が、箱根でさらにもう一つギアが上がるイメージがあります。10位以内に残っていれば、粘り倒す走りをすると思います。

 

まとめ

　注目はやはり留学生ランナーになると思います。区間記録をどこまで短縮してくるかのフェーズに入ってくるのかなと思います。そのエティリー選手にいい位置で渡して、次の区間は流れを引き継げそうになってきていますね。菅野・小柴選手あたりが役割を担うでしょう。

　山登りは若手の誰かで何とか凌ぐことができれば、山下りは中山選手がいますし、川内・大村選手と言ったロードで、駅伝で頼りになる4年生がいますので、箱根駅伝となるとうまく粘ってくるチームだと思います。記録会に出ていないので、点数は控えめですが、なんかやってきそうです。

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