新年度ももう前半戦が終了しました。各大学ある程度の収穫と課題があったのではないでしょうか。当サイトでも、大学長距離各チームの2025年度のメンバーの紹介と実績、簡単な戦力分析を行いたいと思います。もちろん、新入生も紹介していきます。
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【箱根駅伝】立教大学 高林祐介監督インタビュー「箱根の洗礼を受けました」https://t.co/PdE0GnnGL5#YouTube pic.twitter.com/PkSzIzTif8— Number編集部 (@numberweb) July 18, 2025
2大エース誕生も
今年は正念場か!?
立教大学です。
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【立教大学】第102回箱根駅伝2026へ~新入生情報や戦力分析&持ちタイムなど!
昨年の勢いは凄かった。高林監督が就任して、全日本予選初の突破、箱根予選はトップ通過を果たした。それだけにとどまらず、初出場となった全日本駅伝は、一気にエースとなった7区馬場選手らの活躍で、いきなりシード権獲得。箱根も勿論シード権と思われた。
これまで苦手だった2区を馬場選手が66分台半ばで走り流れに乗ると、何とか間に合った5区山登りの選手が好走して往路一桁順位でターン。しかし、7区でシード権争いから後退すると、8区9区ロード巧者の選手で巻き返しを図るも追い上げることができなかった。
総合13位でゴール。昨年総合14位だったので、高林監督「一つしか順位を上げられなかった」と頭を悩ませる。設定タイム通りには走っているので、強化スケジュールを見直す必要がありそう。今年は、全日予選が無く戦力が分かりにくい、ここで整理しておこう。
新チーム各学年戦力分析
※持ちタイムは8月1日地点
※関東ICは2部
4年生主力選手について
#立教箱根駅伝 #箱根駅伝 #駅伝 #江戸紫
男子駅伝チームの馬場賢人さんの活躍が、読売新聞オンラインに掲載されました。立教大のエース馬場賢人、ユニバ・ハーフ4位で芽生えた思い…箱根路へ「留学生に勝つ意識を強く」https://t.co/gjWFz4aJrE
— 立教大学 / Rikkyo University (@rikkyouniv) August 21, 2025
國安広人④28分18秒71/13分54秒56≪25関東IC1万11位、24全2区15位、予30位、全予3組3位、箱2区20位、23予47位、全予4組28位、箱2区18位、22:予21位、全予4組30位≫
馬場賢人④28分40秒67/13分52秒55≪25関東IC1万11位、箱2区7位、24全7区4位、予15位、全予4組20位、関東IC1万14位、箱3区8位、23予31位、全予3組16位、箱4区16位、22:全予3組24位≫
永井 駿④28分51秒30/14分06秒74≪25箱10区17位、24全予1組17位、22予97位、全予1組15位≫
小倉史也④29分15秒96/14分09秒27≪25箱7区17位、24全5区10位、予68位、23予325位≫
吉屋佑晟④30分34秒48/13分58秒73≪25箱1区16位、24全1区6位、予71位、箱7区19位、23予207位、全予1組20位、関東IC5千決勝≫
畠山 永④30分38秒71/14分32秒05
大塚直哉④1500m3分44秒04≪25関東IC1500m7位≫
まず2大エースがいますね。この1年間大活躍しているのが、馬場選手。全日本駅伝7区で区間4位の走りで一気にシード権内に突入する走りを見せると、箱根駅伝は留学生とも真っ向勝負し、区間7位の好走。その後、ユニバハーフにも出場しています。彼がここまで成長するとは…。学生長距離界を代表する選手になってきた。
もう一人、國安選手もついに最終学年に。彼が1年時からロードに対応して、箱根復活を決めたのが懐かしい。実は今年の箱根本戦は走れず、一つ立大としては誤算だった。今年3月1万m28分18秒の断トツチームトップとなるベストを出し、彼の大きな成長も確認が取れた。この4年生2人が成長しているので、箱根本戦出場できれば楽しみなのだ。
あとの4年生がどれだけ成長してくるか。往路1区で吉屋選手が、復路の7区に小倉選手と10区永井選手が出場したものの、ここは区間二けたに留まった。小倉選手は箱根予選・全日本駅伝で活躍し、新戦力と期待されたが、スピード化した箱根7区に対応できなかったか、一つ悔しい思いをした彼らが、どこまで上がってくるか。秋の活躍に彼らの活躍が不可欠だ。
3年生主力選手について
伊藤匠海③28分56秒64/13分57秒31
原田颯大③29分39秒38/14分06秒50≪25関東IC3障4位、箱6区12位、24予80位、関東IC3障、箱6区11位、23関東IC3障≫
髙田遙斗③29分53秒53/14分18秒07
野口颯汰③30分13秒07/14分17秒95
木島 陸③30分18秒22/14分18秒66≪25関東IChalf16位≫
瀬川航平③30分43秒67/14分24秒98
青木龍翔③/14分16秒10≪25関東IC1500m1位≫
田所夢太郎③/14分18秒83
松尾宥汰③/14分29秒89
木代博也③/14分38秒53
この世代の台頭がもっとほしいところ。活躍しているのは、原田選手か。関東IC3000m障害でも上位入賞の活躍をしていますが、その脚力が箱根山下りにも生きているようで、2年連続区間中位にまとめることができています。
それ以外の選手がどうか。1万m持ちタイムは伊藤選手が28分台で抜けていますが。木島・野口・高田選手あたりが伸びてくるか。木島選手は、関東ICハーフに出場し経験積んでいますし、野口選手はここにきて5千m自己ベストは出しています。彼らがまず箱根予選からどのくらい戦えるようになっているかですね。
2年生主力選手について
山下翔吾②29分25秒91/13分52秒67≪24予237位、全予2組19位≫
本宮慶尚②29分33秒54/14分16秒95
松永拓己②29分48秒65/14分17秒25
鈴木愛音②29分49秒15/14分07秒63≪24予115位、全予2組15位≫
田丸颯馬②29分51秒60/14分22秒49
山本晄太郎②30分44秒29/14分45秒46
添田祥平②14分18秒20
森川祐暉②/14分29秒93
この世代が徐々に浮上してきているようですね。昨年の全日本予選通過に貢献した鈴木・山下選手が、本格化してくれると一気に戦力が上がってくるでしょう。山下選手は6月に1万m29分25秒の自己ベストを出していますし、主力に追いついてくるかどうか。鈴木選手が前半戦ふるわなかったですが、箱根予選は彼の方が良かったので、期待していきたい。
その他の選手も少しずつ記録は伸ばしてきています。松永選手や田丸選手、さらに本宮選手がすでに29分台を出しています。また立川ハーフで64分台で走っている森川選手も、箱根予選で登場することができれば、貴重な戦力になりそうです。
1年生主力選手について
向津 翼①14分09秒29/29分39秒19≪25全国4区7位、24高校2区4位≫
尾関柊太①14分23秒92≪24高校7区8位≫
尾田悠翼①14分24秒20
浮邉直人①14分24秒72/30分05秒63
工藤羽流①14分28秒13
山田涼太①14分31秒86
真田大輔①14分35秒39
八木原想太①14分36秒12/31分20秒45
立教大の1年生も頑張っています。ここまで活躍しているのが元々力が抜けていた向津選手ですね。夏前に1万m記録会に挑戦し29分39秒と、箱根予選出走を十分目指せるレベルの記録を出しています。まずは、彼に注目。
その他の選手も、まだ結果は出ていませんが、記録会には出場できるようになってきましたね。まずは秋に誰が台頭してくるかですね。
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【まとめ!】箱根駅伝2026へ向けて
・4年生に主力が多数
・選手層のということで予選はボーダー
昨年、復活のシード権獲得かと思われましたが、今の高速化の波の激しさを思い知る箱根駅伝となりました。そこから國安・馬場選手の2大エースが凄まじい活躍。箱根予選からになりますが、彼らを中心に日本人先頭争いが繰り広げられるのではと思われるほどです。
その次が少し差がある印象なので、誰が伸びてくるかですね。同じ4年生で今年の箱根、それぞれ悔しい思いをしている吉屋・小倉・永井選手に、伸び盛りの2年生から山下・鈴木選手らが伸びてくるか。3障の3年原田選手も長い距離行けます。
ただ、3年生以下はまだもう少し選手層が欲しいというのが第一印象ですかね。箱根予選通過も堅いとは言えないと思います。夏の追い込みで、どこまで仕上がっているかになりますね。
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