箱根駅伝2026(第102回)の16人エントリーが発表されました。
詳細まとめはこちら
以降、
1月2日(金)往路・3日(土)復路朝7時に、当日交代を含めて最終オーダー
1日最大4名、2日間で最大6名の変更が可能となっています。
このサイトでは、28日(日)までに、各大学の戦力分析と区間オーダーの予想を行っています。
エースの力で強豪校に一撃を!
✅早稲田大学
✅創価大学
です。
本サイトで戦力分析に、独自のランキングを使用しています。
7点:エース区間、山で貯金が望める選手
6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手
5点:エース区間で区間中位以上いける選手
4点:主要区間で区間上位でいける選手
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
はっきりとした分け方はなく、
・過去の駅伝実績
・1万mなどの持ちタイム
・ここ数か月の大会の成績
などから、主が総合的に独断で判断しています。
ご了承ください。
ページコンテンツ
箱根駅伝2026【早稲田大学】戦力分析&区間オーダー予想も!
【#箱根駅伝】
チーム一丸で総合優勝を目指すまでには、4年生の試行錯誤がありました。最後の箱根に懸ける思いを書きました。総合優勝を目標に掲げる #早稲田大学 チーム一丸で「山口主将を胴上げしたい」@Waseda_Kyosohttps://t.co/r6WmY4vhU4
— 4years. (@4years_media) December 22, 2025
11月以降の記録まとめ
11/16 上尾シティハーフ
伊藤幸太郎④62分14秒
吉倉ナヤブ直希②62分26秒
小平敦之③62分28秒
堀野正太①62分28秒
間瀬田純平④62分31秒
宮本優希③63分06秒
多田 真①63分17秒
瀬間元輔②63分33秒
・
鈴木翔瑛②66分23秒
武田知典③66分38秒
宮岡凜太④66分42秒
11/29 日体大記録会
10000m
4組
鈴木翔瑛②30分01秒49
6組
武田知典③29分46秒96
戦力分析
7点:エース区間、山で貯金が望める選手
工藤慎作③28分31秒87/60分06秒≪25全8区1位、出6区3位、ユニバhalf1位、関東IChalf2位、箱5区2位、24全8区3位、出6区2位、全予4組19位、関東IC1万13位、箱5区6位、23全4区13位、出4区10位、関東IC1万6位≫
…早大のロード大エース。山の名探偵として1年時から箱根5区を走ると、昨年は区間記録と25秒差の区間2位好走。その後ユニバハーフ優勝、出雲駅伝6区を走ると、全日本駅伝8区区間賞は30年ぶり日本人レコードホルダー。圧倒した平地の走力をもって、3度目の山登りに挑むか。
6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手
山口智規④27分52秒37/61分16秒
≪25全7区4位、出2区1位、日本1500m2位、関東IC1万3位、箱2区12位、24全2区5位、出1区12位、全予4組4位、関東IC5千4位、箱2区6位、23全2区4位、出2区3位、関東IC5千3位、22全4区3位、予289位≫
…早大のスピード大エース。春先は1500mや5000mで日本トップ相手に激走。出雲駅伝では2区で11位から一気に先頭に立つ活躍で、総合2位に導いた。ここ2年箱根2区に出場していて、前々回に66分台を出していて、絶好調なら見通しが立つ。花田監督に胴上げしたい主将と言われている。
5点:エース区間で区間中位以上いける選手
鈴木琉胤①5千m13分25秒59
≪25全2区4位、出3区5位、関東IC5千2位、全国5区2位、24高校1区1位、24IH5千2位≫
…早大のゴールデンルーキーの1人、高校時代は高校駅伝当時の区間記録1区ホルダーに。春先に5千m13分25秒59の自己ベストで日本選手権でも引っ張る積極的な姿勢があった。大学駅伝デビューの出雲駅伝3区は先頭でタスキをもらい留学生に追われながら区間5位、全日本2区は他校スピードエースと真っ向勝負で区間4位力走。
4点:主要区間で区間上位でいける選手
間瀬田純平④29分13秒46/62分31秒
≪25全1区2位、箱1区4位、24全1区19位、全予1組19位、関東IC1万、箱1区12位、23全1区2位、出5区5位、関東IC1500m、箱1区14位、22全1区11位、予114位、U-20世陸1500m、関東IC1500m10位≫
…早大の1区といえば間瀬田選手。2年時の出雲5区以外はすべて1区を担当していて、箱根駅伝は3年連続1区。区間順位も14位、12位、4位と徐々に実力アップ。スローからのラスト勝負だととくに上位にやってくる。これで競技を引退するそうだが、最後の箱根は10区を希望している。
佐々木哲①5千m13分40秒02
≪25出4区6位、日本3障3位、全国5区1位、24高校3区1位、24IH1500m3位≫
…早大のゴールデンルーキーの1人、全国駅伝の成績上で、鈴木選手を上回ったことがある選手。春先に3000m障害で8分30秒を切る成績を出して、ユニバでも活躍した。出雲4区は突っ込んでいくレースを選択するも区間6位。全日本駅伝欠場してから音沙汰がないが、箱根駅伝には無事エントリーを果たした。
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
吉倉ナヤブ直希②28分46秒86/62分26秒
≪25全4区6位、出1区10位、24関東IC1500m7位≫
…早大の期待のホープ。1万m28分台は1年時に出していたが、大学駅伝出場は今年から。出雲1区はやや早仕掛けになるも、全日本4区は青学大を競って区間6位とまとめている。夏からはとてもいい練習が詰めている。
山口竣平②29分11秒26
≪25関東IC5千8位、箱3区3位、24全5区3位、出3区11位、全予3組7位、関東IC5千15位≫
…前回の箱根3区で当時ルーキーながら61分前半のタイムを出して区間3位、チームの躍進を大きく支えた選手。春は5千mベスト更新するなど良かったが、出雲駅伝1週間前に大腿骨疲労骨折し秋2戦は回避、箱根駅伝エントリー時点で4割ほどの状態、間に合うか。
山﨑一吹③29分39秒35/64分22秒
≪25箱6区5位、23全予1組15位、関東IC5千16位≫
…前回山下りを走って、58分台の区間5位と健闘している選手。今年は記録会堅実に推移していたが、11月は記録会なしでエントリー入り。昨年より上積みがあれば面白くなってくる。
堀野正太①30分10秒69/14分08秒70
≪25全3区13位、出5区7位、24高校3区14位≫
…3人目のルーキーとして、出雲・全日本とも出走メンバーに入った選手。ともに突っ込んでいかなければならない位置でタスキをもらっていて、まだ本来の力を出していない。上り坂に得意意識がある。
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
伊藤幸太郎④29分44秒34/62分14秒≪25関東IChalf15位≫
…4年目になって伸びてきたたたき上げの選手。秋口の5㎞ロードで13分57秒をマーク。全日本駅伝は9番目で僅かの差で駅伝出走メンバーに入れなかったが、上尾ハーフでチームトップ62分14秒で走り切った。
宮岡凜太④29分46秒31/61分59秒≪25全6区6位、24関東IChalf11位≫
…昨年ロードで大きく成長し、前回の箱根は9区出場あと少し。直後の学生ハーフで61分59秒好走している。最終学年になり、全日本駅伝6区でデビューし、途中まで青学大の選手と競って区間6位。
小平敦之③30分04秒55/62分28秒≪25全5区7位≫
…たたき上げで上がってきた選手。秋口の5㎞ロードで13分58秒の記録を出すと、全日本駅伝5区メンバーに選ばれ、流れの中で区間7位まとめている。
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
多田 真①29分45秒30/63分17秒
…大学に入ってからぐっと強くなった選手。上尾ハーフで63分17秒と1㎞3分ペースをクリアして、16人のエントリーメンバーに食い込んだ。
宮本優希③29分57秒69/63分06秒
…記録会への出場はそこそこで長い距離で鍛えていた選手。上尾ハーフ63分06秒好走でメンバー入りを果たした。
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
瀬間元輔②29分20秒39/63分33秒≪25関東IChalf20位≫
…毎回駅伝メンバーに選ばれるも、毎回走れてない。記録会で一定の安定感があるからか選ばれ続けている。今度こそ走りたい。直近は上尾ハーフ63分33秒。
武田知典③29分41秒30/66分38秒
…記録会で堅実に推移している。上尾ハーフ66分38秒でやや外してしまったからか、11月末1万m出走し29分46秒とベストに近いタイムで走った。
上位10名合計:40点
(参考:30点前後シード権争い、40点以上優勝争い)
【過去3年間成績】
101回総合4位
100回総合7位
99回総合6位
今年は久々に上位争いをにぎわせましたね。春は怪物ルーキーの入部でも沸きましたが、特に出雲駅伝では見せ場を作りました。2区でエース4年山口選手が先頭に立つと、鈴木選手ら3人ルーキーを並べての優勝争いを繰り広げ総合2位、全日本駅伝は故障者の影響でコマ不足も、総合5位。それだけでなく山の名探偵工藤選手が30年ぶり日本人記録を更新しての区間賞!ことしはただで終わらない雰囲気があります。
やはりまずはスピードエースの4年山口智選手と、ロードエースの3年工藤選手が強くチームをけん引します。山口智選手は、前半戦は1500m・5千mで日本トップレベルの活躍をし、出雲2区で存分にスピードの違いを見せつける走りをしました。全日本は急遽長距離7区で慎重な走りでしたが、箱根2区は過去2度走っていて抜かりはないでしょう。そして工藤選手は、平地でますます充実。山登りへ向けての対策もまた取っているでしょうし、上位争い候補のチームでは、現状最もアドバンテージが取れるはずです。
入学時に大いに沸いた新入生に関しては、非常に好調なのが鈴木選手。出雲駅伝は優勝のプレッシャーも感じながらトップを疾走、全日本2区はスピードエース相手に最後まで戦い切りました。往路どこでも対応できそうです。2大トップと言われた佐々木選手は、夏まで3障を行ったこともあり少し苦戦しましたが、箱根には登場か。もう一人、堀野選手が出雲・全日本に登場。どちらも先頭を追わないといけない展開でしたが、本来は上りが得意なタフ区間向き。前哨戦から様変わりありそうです。
懸念の選手層も今年は例年より上位。全日本4区5区を務めた2年吉倉・3年小平選手が、上尾ハーフでしっかり62分台、これを4年伊藤選手が上回る62分14秒をマーク。ベストなら4年宮岡選手が61分台ですね。他にも63分代前半でまとめた選手中心となり、早大にしては貯金が作れれば…という状況にはなっています。
キーとなるのが前回1区3区を務めている4年間瀬田選手と2年山口竣選手。山口選手は夏場絶好調でしたが、出雲駅伝1週間前疲労骨折、彼がどこまで間に合うか。また早大のスターターとしてチームの顔となっている間瀬田選手は、それ以外の区間を希望しているとか??その事情も踏まえての区間オーダー予想といきたい。
区間オーダー予想
青学大原監督からは、総合優勝候補から外されてしまいましたが、往路優勝は狙って、そのうえで復路繋いでいけないかのオーダー。
1区(21.3km)吉倉ナヤブ直希②28分46秒86
2区(23.1km)山口智規④27分52秒37
3区(21.4km)鈴木琉胤①5千m13分25秒59
4区(20.9km)佐々木哲①5千m13分40秒02
5区(20.8km)工藤慎作③28分31秒87
6区(20.8km)山﨑一吹③29分39秒35
7区(21.3km)小平敦之③30分04秒55
8区(21.4km)堀野正太①30分10秒69
9区(23.1km)山口竣平②29分11秒26
10区(23.0km)間瀬田純平④29分13秒46
1区吉倉選手…山口竣選手が務められたら一番楽なんですが、今回は復路想定で。そして鈴木選手ここは勿体ない。そこで浮上したのが2年吉倉選手案。スピードランナーですが、夏合宿からは非常にいい練習ができていて、全日本4区もうまく走っていたと思います。出雲1区はやや仕掛けが早かったですが、経験を積んでいるのもいいでしょう。最後まで集団で行けると見ます。
2区山口智選手…スピードスターを3年連続で華の2区起用となると思います。2年時は66分台を出していて、絶好調なら十分対応可能です。前回は思い切って飛び出すも後半は苦しくなって67分台、とはいえ権太坂以降は思ったより持ち応えた感じも。総合力がついているなら、2年時の記録よりも早い66分前半以内は可能になってくるはずです。往路優勝の可能性を残していけるかどうか、
3区鈴木選手…怪物ルーキーを満を持してスピードエース区間化した3区出走予想。全日本2区の内容が良く、ある程度先頭集団の前の方にいながら、最後まで秒差で争っていたのはいい内容。夏まで5000mをしていますが、じっくり練習を積んでいます。昨年の山口竣選手の61分15秒切り、60分台で走り切れれば、他強豪校と堂々と渡り合っていけるとみます。
4区佐々木選手…この選手のスタミナが間に合っているかどうかですね。2大ルーキー佐々木選手は、全国駅伝では5区で鈴木選手を下しての区間新記録を樹立。春~夏に3障中心で行っての秋シーズン以降に苦戦していますが、身体が完成すれば、高いスピードと脚力を持っています。少なくとも62分切りが狙える状況なら、ここで起用がいいと思います。
5区工藤選手…平地でも学生長距離界の顔となった山の名探偵。昨年69分31秒で、区間記録まであと20秒でした。対して、区間5位が71分29秒のタイム。簡単に到達できる領域ではありません。さらにこの5区の研究も進めていると思いますので、69分切りまでは考えられます。1分半ほどのビハインドまでなら、往路優勝を夢見れるのではないでしょうか。
箱根駅伝15年ぶり優勝を目指す早大の「山の名探偵」工藤慎作は来年3月に東京で初マラソン予定#箱根駅伝
記事はこちら▼https://t.co/VDHFXq4dZE— スポーツ報知・箱根駅伝情報 (@hochi_hakone) December 13, 2025
6区山崎選手…どこまで状態を上げているかでしょう。前年58分45秒の区間5位で走り切りましたが、身体のダメージは結構あったみたいですね。夏合宿はBチームで、もう一度体を作り直して秋シーズン練習を積んでいます。他に山のリザーブも外から見てて考えにくいので、やはり彼かな。昨年以上のタイム、57分台まで見えてくると面白い。
7区小平選手…ここからはしのいでいく区間。たたき上げ組で3年生小平選手を選びました。全日本5区は比較的スピードも求められる区間ですが、区間7位と流れの中で走っています。それより距離が長くなる箱根駅伝型の選手なのは間違いない選手。トラックよりロードでスピードが出ると思いますので、この区間でいい記録出せるかなと。
8区堀野選手…いろんな選手との争いになりますが、出雲・全日本とポテンシャルは見せた堀野選手が8区適任と見ます。実際は、5区山登りを走りたいというくらい上り坂が得意で、万が一の時の控えでもあるでしょう。出雲・全日本とも序盤突っ込んでいく必要がありましたが、この区間は遊行寺坂に脚を残していく区間。持ち味が出るでしょう。
9区山口竣選手…復路で起用するならこの区間を走れる状態なっているか。夏合宿はほぼこなせているはずなので、スタミナ面は何とか大丈夫と見ます。最近だと故障明けのエース選手が中途半端に7区を走って、区間二けた、求められるスピードが上がってきています。後半の粘りで区間順位を上げていく走りができればと思います。
10区間瀬田選手…3年連続1区を務めていた間瀬田選手がアンカー希望しているのですよね。確かに、もし優勝戦線に残っているなら、1区タイプの選手をアンカーに残しておくのは、得策です。上尾ハーフも62分台で走っていますし、ある程度まとめることができます。ここまでどういう展開になっているかは読めませんが、いい有終の美を飾れれば。
—————
ここまで書いてだけど、1区間瀬田選手の方が戦いやすいのかなぁとは思ってしまいますかね。特にけが人がこれ以上増えることがあればやはり間瀬田選手1区か。山口智・竣選手に、鈴木・佐々木選手が完調で1区から4区を担えるならアリなのでしょうか。
まとめ
・間瀬田選手は1区なのか10区なのか
・山口智・鈴木選手以外の主力の状態がカギ
工藤選手が絶好調で、区間記録を狙っていける状態なのであれば、往路優勝を狙っていくは大事だと思います。山口智選手は3年連続2区の目途が立っていますし、ルーキー鈴木選手が怪物ぶりを発揮してくれるでしょう。
早大にしては選手層が厚くなってきていて、全日本駅伝では吉倉・小平・宮岡選手が走り、ルーキー堀野選手がうれしい成長、そして他の選手でハーフ62分台も出てきています。間瀬田選手を10区に残していく案も、可能ではあります。
とはいえ、しっかり10区間をつなぎきるためには、他の主力選手がどこまで回復するか。少なくとも、山口竣・佐々木選手のどちらかが往路で万全に走れる必要はあるのかなと思います。往路優勝をして、あわよくば第84回大会のように逃げ切り態勢に持ち込めれば…です。
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箱根駅伝2026【創価大学】戦力分析&区間オーダー予想も!
11月以降の記録まとめ
10/26 国士館大記録会
10000m
3組
山本菖蒲①29分17秒80
石丸修那②29分20秒80
内山椋太①29分27秒13
齊藤大空③29分46秒55
11/9 世田谷246ハーフ
山口翔輝②61分46秒
石丸修那②63分18秒
根上和樹③63分19秒
黒木陽向④63分24秒
池邊康太郎③63分45秒
篠原一希③63分58秒
11/16 上尾シティハーフ
榎木凜太朗②62分37秒
衣川勇太①62分54秒
齊藤大空③63分19秒
藤田圭悟①63分43秒
山本菖蒲①63分53秒
野尻七星②64分14秒
11/22 MARCH対抗戦
S.ムチーニ③27分34秒32
11/29 日体大記録会
ムトゥク ソロモン②28分18秒59
山口翔輝②28分32秒51★
戦力分析
7点:エース区間、山で貯金が望める選手
S.ムチーニ③27分34秒32/61分08秒≪25全3区5位、出3区5位、関東IC1万1位・5千1位、箱3区2位、24全5区2位、関東IC1万2位、箱2区5位、23全7区4位、日本IC1万3位、関東IC5千2位≫
…創価大のエース選手。各駅伝安定した成績を残していて、過去2度の箱根駅伝は2区5位と3区2位の成績。今年は留学生の大井関東IC2部5千・1万優勝するなど充実。出雲・全日本が思ったほどこれなかったが、八王子LDで1万m27分34秒自己ベスト更新、2年ぶり箱根2区に向けて士気が上がってきた。
6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手
山口翔輝②28分32秒51/61分32秒≪25全8区6位、出5区4位、関東IChalf3位、箱5区10位、24全4区8位、出3区7位、関東IChalf15位≫
…2年生ながら創価大のエース格となっている選手。特に長丁場のロードに強く、今年初めての箱根路は5区10位の成績、2年になって関東ICで3位表彰台に立つと、高速化した全日本8区も6位とまとめた。その後も世田谷246ハーフで61分台など、あえて出力を高める練習をしている。
5点:エース区間で区間中位以上いける選手
野沢悠真④28分47秒63/61分46秒≪25全7区7位、出6区5位、関東IChalf2位、箱4区6位、24全8区2位、箱4区15位、23関東IC1万、箱5区13位、22全予3組10位≫
…4年生のロードエース。箱根は5区や4区などタフ目な区間を走り続けて、徐々に区間順位を上げていっている選手。前年全日本8区2位の好成績で一躍注目を浴びた。今年は関東ICで2年山口選手に勝っての2位、出雲6区全日本7区で堅実に走っている。山口選手と5区山登り枠を競っているらしい。
4点:主要区間で区間上位でいける選手
ムトゥク ソロモン②28分18秒59/13分47秒51≪25関東IC3障1位≫
…創価大もう一人の留学生選手。入学当初は、それほど目立っていなかったが、少しずつ力を付けてきて、11月末1万m28分18秒自己ベスト。チーム内の日本人に勝てるようになってきた。
石丸惇那④28分21秒48/62分31秒
≪25全1区8位、出4区3位、関東IC5千9位、24全3区10位、出1区10位、関東IC5千19位、箱7区8位、23全3区13位、出1区5位、箱10区15位、22全4区11位、出4区7位≫
…3年時の箱根以外はすべての駅伝で出場を果たしているチームの大黒柱。前回の箱根で連続出場が途切れてから、また一つスイッチが入り、出雲・全日本ともに区間一桁の好走。箱根は過去2回復路だが、往路で希望している。
小池莉希③28分26秒33/62分21秒
≪25全2区5位、出2区4位、関東IC1万5千8位、箱10区13位、24関東IC5千7位、箱8区15位、23全4区16位、出2区5位≫
…創価大のスピードスター。2年連続関東IC5千mで入賞するなど実力がある。以前は駅伝でスピードを持て余していたが、今年は出雲2区4位、全日本2区5位。少しスピードを生かした駅伝走りができるようになってきた。
織橋 巧③28分41秒25/61分16秒
≪25全4区4位、出1区4位、箱7区8位、24関東IC5千16位、23全1区4位、日本IC5千7位≫
…主力の一角で各駅伝好成績でまとめている選手。出雲駅伝1区4位で好スタートを切ると、全日本4区は他校の主軸と争いながら区間4位で流れをつないでいる。1区以外でも、スピード区間に回せるようになってきた。
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
齊藤大空③28分27秒44/63分19秒
≪25箱1区17位、24関東IC3障3位、23関東IC3障≫
…3000m障害をやりながらも、力を付けてきた選手。今年の箱根1区は最終盤に足を痛めながらも走り切った。秋になって故障が癒え、四肢に出場。上尾シティハーフで63分19秒ベストで、起用の目途が立ちつつある。
石丸修那②28分49秒65/63分18秒≪25箱8区11位≫
…4年石丸選手の弟さん、前回の箱根は、兄貴からの当日変更で8区を担った。今年は世田谷246ハーフで63分18秒を出してエントリーに。
黒木陽向④28分51秒07/62分36秒
≪25関東IC3障2位、24全6区9位、出5区6位、関東IC3障1位≫
…関東IC3障で優勝争いをするレベルを維持しながら、徐々に長い距離をこなせるようになった。昨年度、出雲・全日本で繋ぎ区間を堅実につないでいる。今年6区候補エントリーできず、代打があっても。
衣川勇太①half62分54秒≪25全5区6位、全国4区4位、24高校4区25位≫
…今年の全日本5区で大学駅伝デビューを果たしたルーキー。他校の主力に食い下がる区間6位。上尾ハーフでも62分台で走り切り、主力候補に。
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
根上和樹③29分26秒60/63分19秒
…秋の成長株の一人、9月絆記録会で5千m14分01秒ベスト、11月に世田谷246ハーフで63分19秒を出してメンバー入り。
榎木凜太朗②29分32秒28/62分28秒≪25全6区10位≫
…榎木監督のいとこにあたる選手。一関国際ハーフ64分台と結果を出してから全日本6区出走を果たしている。その後、上尾ハーフで62分台きちんと走って見せた。
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
篠原一希③28分59秒50/63分58秒
…世田谷246ハーフで64分きりをして、16人のメンバーに入ってきた選手。
竹田康之助④29分19秒27/64分04秒
…長い距離を中心に鍛えている選手。11月以降の選考会に出場はしていないがメンバーに入ってきた。
有馬貫太②29分33秒16/64分00秒
…世田谷246ハーフは64分00秒だったものの、12月甲佐10マイル47分36秒おまずまずの結果を出してメンバー入りへ。
上位10名合計:38点
(参考:30点前後シード権争い、40点以上優勝争い)
【過去3年間成績】
101回総合7位
100回総合8位
99回総合8位
上位校定着しながら、戦力を整えてきていますよね。出雲駅伝では織橋・小池選手が好スタート、さらに4年石丸選手の成長で上位の流れに乗ると、山口・野沢選手の活躍で総合3位と初めて表彰台に食い込みました。全日本駅伝は4区まで首位争いをしながら、5区6区でやや上位から後退、7区8区も堅実にまとめましたが、総合7位。ここでややトーンダウンしていました。
でしたが、出雲・全日本は留学生のムチーニ選手がともに区間5位とやや不発気味でした。そのムチーニ選手が1万m27分34秒自己ベスト!もう一人の留学生の成長の刺激もありましたし、今度は2区を任せられそうです。
さらにロードのエース格2人の4年野沢・2年山口選手が安定感が増していて、特に山口選手の成長が著しい。全日本8区の直後に世田谷246ハーフで61分台を記録するなど、主力を高めてきていて、箱根平地でも山登りでもどちらでもいける気配だ。野沢選手と共に5区山登りを争っていることですが、さてオーダーはどうなってくるか。
スピード区間と言う事では、出雲・全日本2区で少し駅伝走りができるようになったきたとみる小池選手に、スピード区間で堅実に走っている織橋選手の3年生2人が成長、これに今年になって復活した4年石丸選手もスピード区間で絡んできそうな勢い。主力は揃っているのですよね。
全日本駅伝を見ると7番手以降がやや物足りない感じでしたが、11月になって全体的に上がってきました。世田谷246ハーフでは、昨年度好走している4年黒木選手に3年根上・2年石丸選手が63分20秒前後で走り切ると、全日本5区6区出走の2年榎木・1年衣川選手が62分台、昨年1区の3年齋藤選手もついに上向いてきて、どうやら全日本から巻き返しが合っても、という雰囲気になってきました。
「『キーマン』と呼ばれる存在に」創価大学の2年生エース候補・山口翔輝に期待される“ゲームチェンジャー”への進化[PR] #箱根駅伝 #駅伝 #創価大学 https://t.co/WlKMrt3TP6
— Number編集部 (@numberweb) December 23, 2025
区間オーダー予想
1区(21.3km)石丸惇那④28分21秒48
2区(23.1km)S.ムチーニ③27分34秒32
3区(21.4km)山口翔輝②28分32秒51
4区(20.9km)織橋 巧③28分41秒25
5区(20.8km)野沢悠真④28分47秒63
6区(20.8km)黒木陽向④28分51秒07
7区(21.3km)小池莉希③28分26秒33
8区(21.4km)石丸修那②28分49秒65
9区(23.1km)齊藤大空③28分27秒44
10区(23.0km)根上和樹③29分26秒60
1区石丸惇選手…ここまで10度の大学駅伝に出場している4年石丸選手。昨年の箱根で弟と入れ替わる形で全出場が途切れましたが、いいカンフル剤になっているか。今年になって大きく伸びてきていますね。創価大がいい時は1区に強い4年生がいるときが多いですが、どうやら彼でいけそうな気配です。
2区ムチーニ選手…2区は日本人ランナーを走らせるかどうかも迷いましたが、最終的にムチーニ選手でいいと思います。出雲・全日本駅伝で日本人ランナーに交わされてしまっていたのですが、その後の大会で1万m27分半ば。2大会前の箱根2区も対応できていましたし、流れを作れると思います。
3区山口選手…少し変則的な予想です。ロードのエース山口選手を3区にしました。全日本8区を無難にいってしまったということで、世田谷246ハーフと1万m記録会と高い出力で走り切りました。箱根5区もありますが、この調整だと平地がいいように感じました。61分切りくらいは十分に目標にできる走力はあると思います。
4区織橋選手…スピードランナーのイメージのある織橋選手を4区へ。1区かなぁと思っていましたが、全日本4区の起用の仕方を見るとそこまでこだわってるわけじゃないのかなと思います。競り合っても自分のペースでも、走れれば自分の力を出し切っているイメージがあります。この4区でも区間上位候補になるでしょう。
5区野沢選手…最上級生となった野沢選手が3大会ぶりに5区山登りと予想しています。1年前半にハーフ63分台で走ってロードで期待が高かったですよね。その1年時の5区山登りは73分26秒の区間13位。ここから走力はぐっと上がりました。このタイムなら走力アップは短縮につながると思います。どのくらいで上がるか楽しみです。
6区黒木選手…2年連続山下りを担っていた川上選手が、上尾ハーフでアクシデントがありエントリー回避。白羽の矢が立っているのが、4年黒木選手。3000m障害で関東IC2部で活躍しつつ、駅伝でもうまく繋いだ経験があります。4年間で培った脚力で、この窮地を乗り越えてもらえれば。
7区小池選手…4強を崩すために少し変則的な予想をしていました。小池選手を7区まで温存する予想です。1区や3区が順当なオーダーですが、”おもしろい区間でとうじょうするかもしれない”とのこと。駅伝走りができるようになったところ、復路の7区で思い切って稼いでいく役割を任されるかもしれません。
8区石丸修選手…ここからは堅実につないでいく区間になると思います。前年当時ルーキーながら8区を走って区間11位でまとめている石丸修選手を再びの2区へ。世田谷246ハーフでもまとめていてタフな区間は一定の適性があるのではと思っています。今度は区間一桁以内といきたい。
9区齋藤選手…最近9区はタフな区間というよりスピード化もしてきている印象なので、スピードランナーのイメージがある齋藤選手でいかがでしょうか。前回1区を務めているランナー。故障からちょうど上がってきたところ、脚が合えば面白いかなと思っています。ここで攻めれるならもう一つ攻めたい。
10区根上選手…世田谷246ハーフでチームトップでゴールした選手。上尾ハーフ62分中盤までなら、この根上選手を選びたいかなぁ。また絆記録会でも5千m14分01秒ということでスピードもつけてきているので、総合力あると思います。長丁場乗り切ってもらえれば。
まとめ
・駅伝走りできる小池選手はいずこに
・全日本駅伝より上昇気配
創価大も、箱根駅伝に向けて仕上げてきています。出雲3位表彰台から、全日本で7位となりました。留学生ムチーニ選手がもう少し稼げず、選手層も課題でした。
そのムチーニ選手が1万m27分台のベストと復活し2区を任せられるように。日本人もロードエースの野沢・山口選手に、スピードのある石丸・織橋選手、そして駅伝が慣れてきた小池選手と総合力で勝負できそうです。
選手層も、全日本駅伝で順位を落とした選手が上尾ハーフ62分台、さらに新戦力候補や復調加減の選手が世田谷246ハーフで好走するなど、10人組めるようになってきました。このチームの巻き返しがあってもいいです。
駅伝巧者の「ダークホース」創価大が箱根駅伝壮行会 三坂主将「目標は3位」#箱根駅伝
記事はこちら▼https://t.co/ICnn5Cc4xe— スポーツ報知・箱根駅伝情報 (@hochi_hakone) December 17, 2025
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コメント
本文中、宮倉ではなく宮岡選手ですね。
前回悔しい思いをした彼が、100%の力を出せるか否か。
早稲田の復路を占う大事なファクターかと思います。頑張って欲しい選手です。
>PAVELさん
失礼しました。修正しました。
宮岡選手は復路でどこでも入れると思うし、絶好調なら9区で68分台以内狙っていけると思います。頑張ってほしいですね。