箱根駅伝2024予選会のエントリーも発表され、日に日に緊張感が高まってきています。
第101回 #箱根駅伝予選会
🗓️10月19日(土)あさ9時25分〜#日本テレビ(関東エリア)ほかで生中継📡#TVer でもライブ配信⚡️🪧番組公式ホームページhttps://t.co/cAwyor2cMe
🎬第100回箱根駅伝予選会
《運命の結果発表》 pic.twitter.com/AHzKVHq9D7— 箱根駅伝番組公式 (@hakone_ntv) October 16, 2024
当サイトでも、5つに分けて、
各大学の紹介や戦力分析をしていこうと思っています。
①非強化校の100回記念予選応援
②強化中堅&下位チームの現況は!?
③トップ通過するのはどこか!?
④連続出場繋げられるか!?
⑤初出場or伝統校復帰はあるのか!? ☜
最後に、記念枠⇒通常枠と、枠の数が元に戻る(3つ減る)ところ、
100回年大会に出場できなかったチームで、今回の101回大会で復活の可能性があると、個人的に思った9チームになります!
ページコンテンツ
箱根駅伝2025予選会【展望&戦力分析⑤】初出場or伝統校復帰はあるのか!?
なお、展望&戦力分析するにあたり、
ハーフマラソンの狙えるタイムに分けた
独自のランキングを行っています。
ランキング
JOKER(10点)~60分19秒(100回:1-2位、84回:1位)
SSS(9点)60分20秒~60分59秒(100回:3位、99回:1位、96回:なし)
SS(8点)61分00秒~61分39秒以内(100回:4-8位、99回:なし、96回:1-2位)
S(7点)61分40秒~62分19秒(100回9-15位、99回:2-5位、96回:なし)
A(6点)62分20秒~62分59秒(100回:16-38位、99回:6-13位、96回:3-5位)
B(5点)63分00秒~63分39秒(100回:39-74位、99回:14-36位、96回:6-10位)
C(4点)63分40秒~64分19秒(100回:75-145位、99回:37-69位、96回:11-24位)
D(3点)64分20秒~64分59秒(100回:146-218位、99回:70-126位、96回:25-49位)
E(2点)65分00秒~65分39秒(100回:210-277位、99回:127-172位、96回:50-97位)
F(1点)65分40秒~66分19秒(100回:278-337位、99回:173-220位、96回:98-140位)
G(0点)66分20秒~66分59秒(100回338-386位、99回:221-266位、96回:141-193位)
G候補
上位10名得点:
参考:過去3年間(100回、99回、96回)
トップ通過:49点、36点、27点
10位通過:44点、28点、14点
コースがほぼ同じとなる96回・99回・100回大会の予選を三個にします。なお、96回大会は酷暑、99回は湿度高め、100回は比較的好条件でした。
〇東京箱根間往復大学駅伝競走予選会
・エントリー一覧https://t.co/aVU60iQ5a7
掲載いたしました。— 関東学生陸上競技連盟 (@kgrr_official) October 7, 2024
[予選14位]東京国際大学
【過去3年間の成績】
100回予選14位(10位まで1分52秒)
99回箱根本戦11位
98回箱根本戦5位
JOKER(10点)~60分19秒(100回:1-2位、84回:1位)
R.エティーリ②27分06秒88≪23予12位、日本IC1万1位≫
SSS(9点)60分20秒~60分59秒(100回:3位、99回:1位、96回:なし)
アモス ベット②27分48秒00≪23全2区5位、全予4組1位≫
SS(8点)61分00秒~61分39秒以内(100回:4-8位、99回:なし、96回:1-2位)
S(7点)61分40秒~62分19秒(100回9-15位、99回:2-5位、96回:なし)
A(6点)62分20秒~62分59秒(100回:16-38位、99回:6-13位、96回:3-5位)
佐藤榛紀④28分13秒02≪23全3区5位、予77位、関東IC5千、21:全1区10位、出2区4位≫
B(5点)63分00秒~63分39秒(100回:39-74位、99回:14-36位、96回:6-10位)
木村海斗④28分21秒24≪24全1区7位、23予180位、22全5区12位≫
小柴裕士郎①29分00秒15≪24関東IC1500m6位、全国4区8位≫
菅野裕二郎③29分33秒31≪24関東IC5千18位、23全5区9位、全予1組8位≫
川内琉生③29分53秒17≪24関東IChalf13位、23全8区10位、予40位、関東ICハーフ≫
C(4点)63分40秒~64分19秒(100回:75-145位、99回:37-69位、96回:11-24位)
冨永昌輝④29分02秒28≪24関東IC5千、23予85位、22全1区16位、出1区8位、箱7区6位≫
大林洸己④29分14秒02
D(3点)64分20秒~64分59秒(100回:146-218位、99回:70-126位、96回:25-49位)
楠木悠人④29分03秒72≪24予213位、23全予3組30位、関東IChalf9位≫
益田郁也④29分29秒20≪23全4区10位≫
古賀智也①29分30秒15≪24全国4区23位≫
大村良紀③29分46秒34
松田拓也②29分48秒14
上位10名得点:50点
参考:過去3年間(100回、99回、96回)
トップ通過:49点、36点、27点
10位通過:44点、28点、14点
昨年まさかの予選落ちとなった東京国際大。既に大エースと話題になっていたエティーリ選手が、転倒の影響で本来の力を発揮できなかったことがあったが、後ろの集団走も上がれなかった。スピードランナーが多かったので、慎重にレースをしていたことが仇になってしまい、増枠ありながらも予選落ち。切り替えた全日本駅伝では、序盤からシード権内を保持、8区川内選手がアンカー決戦を制して総合8位、駅伝で戦えるチームだった。
今年は、枠が出場枠に戻っての箱根予選、抜かりはないはずだ。大エースエティーリ選手は、丸亀ハーフで59分台の快足を飛ばしていた。一緒に競っているアモス選手が、かなり高いレベルなのも助かっているだろう。今度は、もう自分から抜け出していくことができるはず。酷暑だった昨年の日本IC1万mも一人だけ颯爽と走っていて、貯金と言う意味では楽しみになってくる。
日本人はまずは4年生。彼らが1年生の時に出雲駅伝を優勝し、上位校定着と思いきやからの急転直下も経験した。エントリー中唯一の出雲優勝メンバーの佐藤選手は、1万m28分13秒まで伸ばしているスピードランナー。全日本駅伝でもエース区間3区で区間5位の成績を残している。前回は集団走だったが、前で勝負できる素質は持っている。
この他にも4年生が多いですね。もう一人1万m28分21秒と高い持ちタイムを持っている木村選手も最終学年、前年は全日本駅伝1区7位と食らいついている。また、下級生時に駅伝で2度区間一桁の経験がある冨永選手は復調待ち、長い距離の主要大会で一定の成果を出している楠木・益田選手、さらにここにきて初主要大会となる大林選手は1万m29分14秒…それぞれの想いが上位通過に繋がるはず。
その中に3年生も非常にいいスパイスになりそう。菅野選手はスピードランナーで、全日予選や全日本5区などで活躍、ハーフは走りやすい丸亀とはいえ62分25秒の好走を見せていて、素質は高い。長い距離で味を出すのが川内選手。前年の箱根予選はチーム内日本人トップ、連戦となった酷暑の全日本8区で粘り倒した選手で、今回の条件こそ活きるかもしれない。
1年生で楽しみなのが小柴選手。大学入学時から好調で関東IC1500m6位入賞の成績がありますが、その流れで1万mも29分00秒好走。長い距離も一気に好走してくるのか。また、古賀選手も夏前はとんとん拍子に自己ベスト、5千14分15秒・1万m29分30秒のベスト、彼らもいい戦力になるはずだ。全体として4年生も多い、しっかりと復活の出場を果たしたい。
[予選15位]麗澤大学
【過去3年間の成績】
100回予選15位10:43:15(10位まで5分17秒)
99回予選14位10:52:40(ボーダーまで3分45秒)
98回予選28位11:08:38(ボーダーまで22分57秒)
SS(8点)61分00秒~61分39秒以内(100回:4-8位、99回:なし、96回:1-2位)
D.ネイヤイ③27分41秒11≪24全予4組7位、関東IC1万1位、23予7位、全予4組4位、22予25位≫
S(7点)61分40秒~62分19秒(100回9-15位、99回:2-5位、96回:なし)
A(6点)62分20秒~62分59秒(100回:16-38位、99回:6-13位、96回:3-5位)
B.キプトゥー①29分05秒52≪23関東IC5千2位≫
B(5点)63分00秒~63分39秒(100回:39-74位、99回:14-36位、96回:6-10位)
鈴木康也④28分37秒68≪24全予3組31位、23予44位、全予4組37位、関東IC1万、22予13位、箱6区10位、21予51位≫
工藤大知④29分18秒79≪24全予4組29位、23予69位、全予3組29位、箱2区21位、22予37位、21予282位≫
C(4点)63分40秒~64分19秒(100回:75-145位、99回:37-69位、96回:11-24位)
廣瀬啓伍④29分06秒59≪24予198位、23全予1組21位、関東IC5千m、22予149位、21予269位≫
D(3点)64分20秒~64分59秒(100回:146-218位、99回:70-126位、96回:25-49位)
牛ノ濱翔汰④29分09秒89≪24全予1組31位、23予289位、全予3組23位、関東IC1500m≫
神之田大翼③29分23秒01≪24全予2組32位≫
小林丈留④29分32秒12≪24全予3組22位≫
水上流輝亜③29分39秒06≪24全予1組35位、23予228位≫
E(2点)65分00秒~65分39秒(100回:210-277位、99回:127-172位、96回:50-97位)
東 晃成③29分46秒46
永戸敢太郎②30分14秒13
F(1点)65分40秒~66分19秒(100回:278-337位、99回:173-220位、96回:98-140位)
砂場育夢③31分48秒22
鈴木龍星④32分26秒63
丸山大地①32分38秒38
上位10名得点:38点
参考:過去3年間(100回、99回、96回)
トップ通過:49点、36点、27点
10位通過:44点、28点、14点
ここ数年、ずっと初出場候補にあがりながらも届かない麗澤大。5年前ビッグチャンスを、ほんの僅か届かなかったところから足踏みが続いている。そんな中、現4年生が1年生の時からもう一度積み重ねて、ボーダーまであと少しのところまではあげてきている。
エースは強い。麗澤大も留学生を入れるようになって、今は2人いる。ネイヤイ選手が高く安定していて、前年の予選は7位の成績。さらにトラックの1万m27分41秒までベストを伸ばして、留学生の多い関東IC2部1万mで優勝している。もう一人今年入部の留学生キプトゥー選手は、関東IC5千2位、自己ベストに反映していない潜在能力がありそうだ。まずは大きく稼げるか。
そして、4年生エースが揃っているのですよね。なんと連合で箱根駅伝を走った選手が2人、98回に鈴木選手が6区山下りで、99回に2区エース区間で工藤選手が出走している。2人とも二けた順位では走れる走力は保っていて、頼もしい選手たち。最後の年、日本人トップグループで戦うことができるか。
続いて廣瀬選手が安定感が高い。2年・3年時と箱根予選100位台で走っている選手。1万m29分06秒まで走力アップ。もう一つ伸ばして二けた順位にいけるかどうか。さらに、1500mのスピードを徐々に長い距離に生かしつつある牛ノ濱選手、そして、少しずつ長い距離に対応してきたこの世代実力者小林選手。全日予選3組22位好走、長い距離で活かせれば、大きな戦力アップになる。
あとは3年生以下が中心になってくる。3年生で、新戦力になるのが水上・神之田選手。日本学生ハーフではそれぞれ64分31秒と64分57秒の記録。かつての麗澤大は、選手層で常連校に対抗していた。他に、1万mでは結果を残した3年東・2年永戸選手らも対応できているかどうか。エース・上位層・10番手前後、計算上30秒以上の上積みで届くことになる。4年生強い今年、何とかつかみ取りたい。
[予選18位]専修大学
【過去3年間の成績】
100回予選18位10:44:51(10位まで6分53秒)
99回予選8位10:46:56⇒本戦20位
98回予選9位10:44:58⇒本戦20位
S(7点)61分40秒~62分19秒(100回9-15位、99回:2-5位、96回:なし)
D.マイナ①28分24秒61≪24全予4組28位、関東IC5千2位、23IH5千2位≫
A(6点)62分20秒~62分59秒(100回:16-38位、99回:6-13位、96回:3-5位)
B(5点)63分00秒~63分39秒(100回:39-74位、99回:14-36位、96回:6-10位)
新井友裕③28分49秒54≪24全予4組27位、関東IC1万、23予73位、箱4区19位、22関東IC5千≫
上山詩樹②29分09秒54≪24全予2組21位、関東IC5千20位≫
C(4点)63分40秒~64分19秒(100回:75-145位、99回:37-69位、96回:11-24位)
藁科健斗③29分00秒89≪24全予1組26位、関東IC1万、23予134位、全予3組33位≫
福田達也③29分04秒81≪23予197位、全予3組25位、関東IChalf≫
佐藤 陸②29分39秒63≪24関東IChalf21位≫
具志堅一斗②29分41秒08≪24全予1組29位、関東IChalf14位、23全予1組27位≫
大田和一斗④30分06秒09≪23予154位≫
D(3点)64分20秒~64分59秒(100回:146-218位、99回:70-126位、96回:25-49位)
和田晴之②29分40秒84≪23予299位≫
手塚太一③29分48秒16≪23予237位、全予2組14位、関東IC5千、22全予2組39位≫
長谷川源④33分01秒14≪24関東IC3障、23関東IC3障≫
E(2点)65分00秒~65分39秒(100回:210-277位、99回:127-172位、96回:50-97位)
佐藤恵伍①29分56秒33
丹柊太郎②30分23秒71
田口萩太①30分38秒05
上位10名得点:43点
参考:過去3年間(100回、99回、96回)
トップ通過:49点、36点、27点
10位通過:44点、28点、14点
昨年、連続出場が途切れてしまった専修大。増枠だったにも関わらず、当時の上級生を中心に態勢が整っていなかったことが敗因の一つだった。そこから戦力が入れ替わり、新たな選手たちで挑む今大会。
留学生は今年は、新たに入学したマイナ選手が引っ張り続けている。関東ICでは、5千m2位と早速結果を出していて、IH5千2位の怪物ぶりを発揮している。長距離ロードは勿論初めてになってきますが、まずどれだけの個人タイムを残してくるか。
日本人主力は3年生中心だ。今回エントリーで、唯一の箱根駅伝経験者となる新井選手がエース格。チーム内でも唯一1万m28分台を持っているが、主要大会の成績も、上がってきている。前年の予選は73位、全日予選は4組27位。徐々に上位と戦う力をつけてきている。昨年のコンディションなら62分台を狙っていければ。
他にも3年生が多いですね。前年予選134位健闘して、1万m29分00秒まで走力を伸ばした藁科選手に、1万mは29分04秒と追随する福田選手が復調しエントリー。スピード面では期待が高まっている手塚選手も、そろそろ弾ける時が来るかどうか。
これにスピード面で2年生が食って掛かっていますね。高校時代実績ある大西選手は外れてしまったものの、エース候補選手がずらり。特に1万m29分09秒まで縮めた上山選手が主力候補。全日予選も2組21位とチーム内で健闘しています。ハーフも64分少しまで短縮していますので、この夏次第では化けているかどうか。
他にも、今回のコンディションで光るかもしれない具志堅選手は、関東ICハーフ14位実績あり、佐藤・和田選手も1万m29分台に乗せてきていて、着実に走力アップしてきています。今回数少なくなった4年生は、ハーフベスト63分37秒大田和選手と、3障専門ながらハーフ64分30秒まで伸ばしたハーフ特化の選手のみ。チームが締まっていくか。復活を果たした97回大会も特別上級生中心ではなかったので、今回意外とチャンスがあるのかもしれない。
[予選19位]日本薬科大学
【過去3年間の成績】
100回予選19位10:48:34(10位まで10分36秒)
99回予選16位10:55:00(ボーダーまで6分05秒)
98回予選23位11:01:13(ボーダーまで15分27秒)
JOKER(10点)~60分19秒(100回:1-2位、84回:1位)
デニス キプルト②27分50秒45≪24関東IC5千3位、23予2位、関東IC5千9位≫
SSS(9点)60分20秒~60分59秒(100回:3位、99回:1位、96回:なし)
SS(8点)61分00秒~61分39秒以内(100回:4-8位、99回:なし、96回:1-2位)
S(7点)61分40秒~62分19秒(100回9-15位、99回:2-5位、96回:なし)
A(6点)62分20秒~62分59秒(100回:16-38位、99回:6-13位、96回:3-5位)
B(5点)63分00秒~63分39秒(100回:39-74位、99回:14-36位、96回:6-10位)
近藤蒼大②28分52秒46≪24関東IC5千、23予164位≫
C(4点)63分40秒~64分19秒(100回:75-145位、99回:37-69位、96回:11-24位)
矢板慈生④29分16秒67≪23予243位、関東IChalf、22予222位、21予298位≫
江原守平③29分25秒30≪24関東IChalf、23予97位、22予244位≫
染谷雄輝③29分39秒95≪23予284位、22予160位≫
D(3点)64分20秒~64分59秒(100回:146-218位、99回:70-126位、96回:25-49位)
光岡和哉②29分42秒50≪23予248位≫
窪田 翔②29分51秒06≪23予324位≫
熱田聖人③29分52秒92
波多江陸人④30分21秒74≪22予83位、21予167位≫
E(2点)65分00秒~65分39秒(100回:210-277位、99回:127-172位、96回:50-97位)
鶴田 拓③30分14秒76≪23予331位≫
嶋田健人③30分23秒55≪23予356位、22予351位≫
河原大和②30分24秒63
F(1点)65分40秒~66分19秒(100回:278-337位、99回:173-220位、96回:98-140位)
下田晃弘②31分01秒92
大原爽生①31分24秒99
G(0点)66分20秒~66分59秒(100回338-386位、99回:221-266位、96回:141-193位)
G候補
上位10名得点:41点
参考:過去3年間(100回、99回、96回)
トップ通過:49点、36点、27点
10位通過:44点、28点、14点
こちらも初出場候補、密かに面白いチームだ。99回予選で、ボーダーまで6分差と過去最高に箱根ボーダーに迫った。その時の主力が抜けた、前年は厳しい戦いになると思われた。でしたが、ボーダーまでは10分に留めて20位以内に留まった。2年生以下が10人だった中でかなり驚異的に見えた。このあたりは、以前関東学院大を率いた中田監督の力もあるのか。それ以降、チームは1万mベストを大きく更新している。
エースのキプルト選手は、当時1年生だった昨年びっくり!60分17秒の好タイムで2位、一旦先頭争いから交代したところから二枚腰で、先頭の留学生に1秒差まで迫ったところでゴールだった。トラックでは測れない力があるのは確か。今回も日本人トップは引き離して大きく貯金を稼ぐのは確実か。
日本人は、まず昨年走っている選手が中心でしょうか。一番伸び代があるのは2年近藤選手、チームで日本人唯一の1万m28分台まで走力アップ。前年予選も164位64分30秒で走り切っていて、そこからどれだけ縮まっているか注目。他にも前回チーム2位の97位で走った3年江原選手に、1万m29分16秒の4年矢板選手ら、100位以内候補がいる。
そして面白いのが3年染谷選手。元々、育英大に所属していて、1年時に予選160位と長い距離に非凡なものを見せていた選手。今回の予選エントリーで、初めて日本薬科大の移籍を知って驚いているが、チームとしては嬉しい戦力アップだ。
他に持ちタイムは伸ばしている選手は多い。ハーフベスト64分台に、2年窪田・光岡・熱田選手がいて、1万mも29分台に短縮。それ以外にも30分少しの選手はいて、何気に選手層は厚い。これに、2大会前83位に食い込んでいる4年波多江選手が復活していれば…今回初出場の可能性が一番高いのは日本薬科大かもしれません。
【箱根への道】 #日本薬科大学 「本気で」初出場狙う 中田盛之監督強気「昨年より10分短縮できます」…19日予選会 https://t.co/jxpchD9XE6 #箱根駅伝
— スポーツ報知・箱根駅伝情報 (@hochi_hakone) October 17, 2024
[予選20位]筑波大学
【過去3年間の成績】
100回予選20位10:49:07(10位まで11分09秒)
99回予選15位10:53:50(ボーダーまで4分55秒)
98回予選13位10:48:14(ボーダーまで2分33秒)
S(7点)61分40秒~62分19秒(100回9-15位、99回:2-5位、96回:なし)
A(6点)62分20秒~62分59秒(100回:16-38位、99回:6-13位、96回:3-5位)
金子佑太朗④28分29秒16≪24関東IC1万12位、23予193位≫
B(5点)63分00秒~63分39秒(100回:39-74位、99回:14-36位、96回:6-10位)
小山洋生③29分13秒87≪23予137位、関東IC1万、22予347位≫
C(4点)63分40秒~64分19秒(100回:75-145位、99回:37-69位、96回:11-24位)
川崎 颯②29分29秒15≪23予173位≫
D(3点)64分20秒~64分59秒(100回:146-218位、99回:70-126位、96回:25-49位)
古川幸治④29分29秒89≪23予266位≫
吉田海渡④29分48秒01≪24関東IC1500m8位、23関東IC1500m、22予235位、関東IC1500m6位≫
塚田萌成⑤30分14秒18≪23予68位、関東IChalf、22予109位≫
E(2点)65分00秒~65分39秒(100回:210-277位、99回:127-172位、96回:50-97位)
鈴木将矢③29分54秒70
松浦海瑠③30分19秒52
堀口花道③30分51秒65
大津勇人③31分15秒18
F(1点)65分40秒~66分19秒(100回:278-337位、99回:173-220位、96回:98-140位)
中村優太①30分30秒54
丸子晴樹③30分30秒82≪23予464位≫
山本健介③30分51秒54≪23予414位≫
G(0点)66分20秒~66分59秒(100回338-386位、99回:221-266位、96回:141-193位)
伊佐昂大②30分56秒59≪24関東IC3障≫
上位10名得点:32点
参考:過去3年間(100回、99回、96回)
トップ通過:49点、36点、27点
10位通過:44点、28点、14点
酷暑の予選会、さらに増枠後の次の大会で印象に残った96回大会は、筑波大の26年ぶり箱根路復帰があった。当時は珍しかったクラウドファンディングなど色々噛み合ったところもありましたが、その時以来5年ぶりの箱根路の候補にはあげるべきだろう。
春先に、主力選手中心とはいえ、自己ベストが続出していた。前回初めての予選を193位で走った4年金子選手が急成長!関東IC1万m12位に食い込むと、その後、5千13分45秒・1万28分29秒の大幅ベストを達成。一気に歴代最速の筑波大の主力となった。あとは箱根予選でのハーフマラソン、チームの貯金もあるが、まず個人の記録として楽しみな選手。
その他主力選手としては、ハーフマラソンのベストは現時点でチームトップ64分20秒の3年小山選手は、1万m29分13秒へ短縮、2年川崎選手は箱根予選・日本学生ハーフと64分30秒台と長い距離に高い安定感を持っていて、古川選手は4年間かけて着実にベストを更新し1万m29分29秒まで短縮、育成力は確かなものがある。
それから、スピードランナーとして入学した吉田選手が4年生になって再び伸びてくるか。日本学生ハーフで64分39秒とついに長い距離で結果を出し、その後関東IC1500m8位と2年ぶり入賞。直前にも1万m29分48秒ベスト更新した。さらに、前回チームトップの塚田選手が、医学群5年生として、まだチームに残っているのも心強い。このあたりがまずは上位と差がなく来れるか。
そのあとは、強化枠のない国立大らしく、やや選手層は落ちてくるものの、ハーフ65分台の鈴木選手が1万m29分台までベストを短縮、また、高校時代比較的実績のある3年堀口・大津選手が少しずつ継続して走れるようになってきた。前回予選出場の丸子・山本選手あたりもどこまで伸びているか。選手層あと少しの面もあるが、前半戦の勢いがチーム全体に波及していれば面白い。
[予選22位]慶應義塾大学
【過去3年間の成績】
100回予選22位10:49:20(10位まで11分22秒)
99回予選26位11:07:02(ボーダーまで18分07秒)
98回予選19位10:54:30(ボーダーまで8分49秒)
S(7点)61分40秒~62分19秒(100回9-15位、99回:2-5位、96回:なし)
A(6点)62分20秒~62分59秒(100回:16-38位、99回:6-13位、96回:3-5位)
木村有希④28分47秒04≪23予24位、関東IC5千、22関東IC1万m18位、21予135位≫
田島公太郎④29分41秒55≪24関東IChalf8位、23予45位、22予30位、関東IChalf18位、箱根7区21位相、21:予47位≫
B(5点)63分00秒~63分39秒(100回:39-74位、99回:14-36位、96回:6-10位)
成沢翔英②29分06秒26≪24関東IC5千18位≫
C(4点)63分40秒~64分19秒(100回:75-145位、99回:37-69位、96回:11-24位)
安倍立矩④29分07秒66≪23予133位、関東IC5千、22予329位、関東IC1500m5千m、21:予344位≫
D(3点)64分20秒~64分59秒(100回:146-218位、99回:70-126位、96回:25-49位)
関口功太郎③29分46秒53
佐藤 瑞②30分09秒84≪23予212位≫
E(2点)65分00秒~65分39秒(100回:210-277位、99回:127-172位、96回:50-97位)
東 叶夢③29分34秒65≪23予278位、22予316位≫
鈴木太陽③29分42秒81≪23予292位、関東IC3障、22予354位≫
F(1点)65分40秒~66分19秒(100回:278-337位、99回:173-220位、96回:98-140位)
渡辺 諒③30分38秒89≪23予339位≫
島田 亘③30分56秒84
橘谷祐音④30分57秒51≪23予342位、22予367位≫
田口涼太①31分16秒42
G(0点)66分20秒~66分59秒(100回338-386位、99回:221-266位、96回:141-193位)
野田大晴②31分02秒75
芦野清志郎②31分24秒01
上位10名得点:33点
参考:過去3年間(100回、99回、96回)
トップ通過:49点、36点、27点
10位通過:44点、28点、14点
慶應義塾大としては、再び勝負年となっています。98回大会にひとまず強化世代が整って
ボーダーまで10分以内の19位に付けました。そこから主力が抜けて強化しなおしになりましたが、当時1年生から主力だった選手が4年生になりました。
ロードで期待がかかっている選手4年生は木村・田島選手あたりになるでしょう。木村選手は、前回の箱根予選で62分30秒の24位好走。高速化した予選に対応して見せています。もし連合が合ったらエース区間だったでしょうか。
その連合に1年時に走った田島選手が同学年、箱根予選は毎年安定していますが、今年は関東ICハーフで8位入賞!最終学年でもう一つ伸びそうな気配がしています。さらに、スピード型ながら、前年64分11秒の133位と健闘していた安倍選手が、”4年生トリオ”。1年時から注目だった3人がどこまでいけるか。
そして、秘密兵器がいるのですよね。昨年秋9月に入学した成沢選手。IH1500mで結果を残していた選手が、わざわざ入学。予定していた大学にいけず、秋入学があった慶大でスピードを追求する予定だったものの、箱根予選を目指す経歴があった選手。長い距離は未知数も、1万m29分06秒は入学後時期に出した選手。やはり只者ではない。個人で楽しみな選手の一人だ。
そのあとは、選手層としてはちょっと厳しいところがあるものの、前年65分以内で走り切った2年佐藤選手、さらに66分以内で走り切っている3年東・鈴木選手は、後に1万m29分台で走っていて伸び幅はありそうな感じはします。
あとは、1万m29分46秒まで縮めた関口選手あたりがどこまでいけるか。4年橘谷・3年渡辺選手ら予選を経験している上級生もいて、10人何とかまとまれば、昨年からの上昇があるはずだ。
「スポーツ推薦ゼロ」「クラファンで合宿資金調達」“陸の王者”慶應がなぜ? 31年ぶり箱根駅伝へ本気で予選会突破をめざすわけ…「今年が戦力最大値」(佐藤俊)#駅伝 #ekiden #箱根駅伝予選会 #慶應大学 #箱根駅伝 #NumberWeb https://t.co/jcUOLKpr1Z
— Number編集部 (@numberweb) October 17, 2024
[予選23位]芝浦工業大学
【過去3年間の成績】
100回予選23位10:50:14(10位まで12分16秒)
99回予選20位10:59:27(ボーダーまで10分32秒)
98回予選25位11:05:36(ボーダーまで19分55秒)
S(7点)61分40秒~62分19秒(100回9-15位、99回:2-5位、96回:なし)
A(6点)62分20秒~62分59秒(100回:16-38位、99回:6-13位、96回:3-5位)
B(5点)63分00秒~63分39秒(100回:39-74位、99回:14-36位、96回:6-10位)
内山寿頼③28分57秒38≪24予102位、23全予4組34位、関東IChalf、22予52位、関東IChalf≫
C(4点)63分40秒~64分19秒(100回:75-145位、99回:37-69位、96回:11-24位)
横尾 皓③29分04秒79≪23予241位、全予3組24位、関東IC5千、22予157位、関東IC5千m≫
D(3点)64分20秒~64分59秒(100回:146-218位、99回:70-126位、96回:25-49位)
志賀智也④29分21秒51≪23全予2組40位≫
渡邊悠太④29分28秒19≪24関東half26位、23予105位、22予365位、関東IChalf、21予209位≫
丹野暁翔②29分30秒64≪24関東IC5千、23全予1組24位≫
大森隼人④29分37秒16
宮本大心①30分27秒52≪24全国1区35位、23高校1区22位≫
E(2点)65分00秒~65分39秒(100回:210-277位、99回:127-172位、96回:50-97位)
室井慶太④29分49秒02≪23予329位、全予3組28位、22予162位、21予352位≫
植田航生②29分56秒60≪23予368位≫
平井孝佳④30分13秒54≪24予291位、22予390位≫
F(1点)65分40秒~66分19秒(100回:278-337位、99回:173-220位、96回:98-140位)
森本博文④30分32秒72≪23予385位≫
長谷川琉斗④30分45秒12≪23予374位、関東IC1500m≫
G(0点)66分20秒~66分59秒(100回338-386位、99回:221-266位、96回:141-193位)
石井達也②31分02秒70
永田覇人②32分00秒18
上位10名得点:30点
参考:過去3年間(100回、99回、96回)
トップ通過:49点、36点、27点
10位通過:44点、28点、14点
昨年、全日本予選に初出場。理系の大学ながら、時折学生連合に選手を輩出しながら、総合力をあげてきている。中心になるのは3年生2人。前年予選102位とまずまずの結果を残した内山選手が1万m28分57秒と走力を伸ばしてきた。さらに、5千mで14分04秒の大学を記録を持つ横尾選手も、長距離に対応できていれば。爆発力は相当あるはずだ。
続くのは、コツコツ力をつけてきた4年生になってくるか。昨年の箱根予選106位好走している渡邊選手を軸に、1万m29分台の選手が多い。前年の全日予選に出場している志賀選手に、1万m29分37秒まであげてき大森選手、他にも室井・平井選手ら箱根予選を経験している選手が多い。このあたりは、9月末の記録会にも調整で1万m29分台。何気に仕上がってきている感じもする。
2年生以下からも勢いある選手がいる。当時1年ながら全日予選1組24位健闘があった丹野選手は、やはり力があり1万m29分30秒まで短縮、初予選が楽しみ。前年箱根予選経験している植田選手も29分56秒まで伸ばしてきているようで、伸び幅が楽しみだ。
秘密兵器は1年宮本選手になってくるでしょうか。高校駅伝・全国駅伝ともに1区を担当、特に高校駅伝1区22位はかなり戦っていると言える。9月末の1万m30分27秒はまだ底を見せていない状況、どのくらい仕上がっているか楽しみ。ここのところボーダーまで10分少しというところまで来ている中、どういった成績になってくるか。
[予選25位]亜細亜大学
【過去3年間の成績】
100回25位10:52:37(10位まで14分39秒)
99回24位11:04:06(ボーダーまで15分11秒)
98回22位11:00:38(ボーダーまで14分57秒)
SS(8点)61分00秒~61分39秒以内(100回:4-8位、99回:なし、96回:1-2位)
ジョンソン モゲニ②27分58秒36≪24全予4組3位、関東IChalf4位、23予8位、全予4組26位、関東IC1万13位≫
S(7点)61分40秒~62分19秒(100回9-15位、99回:2-5位、96回:なし)
片川祐大④28分11秒20≪24関東IC5千4位、23予93位、全予4組11位、関東IC1万5位≫
A(6点)62分20秒~62分59秒(100回:16-38位、99回:6-13位、96回:3-5位)
B(5点)63分00秒~63分39秒(100回:39-74位、99回:14-36位、96回:6-10位)
C(4点)63分40秒~64分19秒(100回:75-145位、99回:37-69位、96回:11-24位)
稲森優翔④29分02秒72≪23予267位、関東IC1万、22予372位、21予328位≫
村吉孝海④33分10秒24
D(3点)64分20秒~64分59秒(100回:146-218位、99回:70-126位、96回:25-49位)
堤 亮雅④29分53秒55≪23予375位≫
光安航希③29分58秒09≪24関東IC5千≫
E(2点)65分00秒~65分39秒(100回:210-277位、99回:127-172位、96回:50-97位)
金木健次朗③30分05秒93
中原胡太郎④29分53秒18≪24全予2組40位、23予443位、22予237位≫
荒井秀太③30分07秒19≪24全予1組36位、23予306位、全予1組33位≫
永田将也④30分08秒13≪24全予2組39位、23予236位≫
水崎 隼③30分27秒24≪24全予4組40位、23予310位≫
F(1点)65分40秒~66分19秒(100回:278-337位、99回:173-220位、96回:98-140位)
松永遥斗①30分21秒97
白坂秀虎④30分30秒93
鍜治進之介①33分09秒27
G(0点)66分20秒~66分59秒(100回338-386位、99回:221-266位、96回:141-193位)
G候補
上位10名得点:37点
参考:過去3年間(100回、99回、96回)
トップ通過:49点、36点、27点
10位通過:44点、28点、14点
何とか全日本予選には出場しているものの、箱根予選は20位台と厳しい戦いとなっている亜細亜大。最も、毎年エース格がエントリーできず、その中で最初の5㎞を5位前後くらいのオーバーペースで入っているのだから、無理もない。長距離ロードで全く力を発揮することができていないのだ。
今回はエース2人が無事エントリー。留学生のモゲニ選手は着実にレベルアップ。前年も予選8位とまずまず走っていて、今年は1万m27分58秒をマーク。今年はさらに貯金をもたらすとみている。
そして4年生になった片川選手がエントリー。トラックでは毎年のように活躍していて、昨年は関東IC1万5位、今年は5千4位と、トラックでは強豪校のエースに穴をあけている。ロードシーズンに毎年調子を落としているものの、丸亀ハーフで62分06秒。やはり力はあるはず。調子が万全であれば、かなり走れるはずで、まずはどれくらいいけるか。
それ以外も上級生中心になってくるだろうか。1万m29分02秒を持っている稲森選手は箱根予選は4年連続になる。最高順位267位ということで、まだ力を発揮できていないところ、最後に大きく上げられるか。さらに、高校時代の実力者村吉選手が初エントリー。走れるなら非常に面白い選手で、個人で注目したい。
ほかになると、やや力は落ちるか。1万m30分前後までは走力は伸ばしているが、主要大会もう少しというところだろうか。4年堤選手や中原・永田選手あたりが、29分台には走力を上げてきている。長い距離も65分前後は見込めるところだが、どこまでいけるか。
3年では光安選手が関東IC5千mを経験、また、全日本予選1組を2年連続で走っている荒井選手や、今年の全日予選4組を務めた水崎選手、持ちタイムは30分05秒の金木選手の主要大会デビューもどこまでいけるかすかね。今回もまた特攻するか、それとも堅実に進めるか、このあたりも総合順位にかかわってきそうです。
[予選28位]流通経済大学
【過去3年間の成績】
100回28位10:55:02(ボーダーまで17分04秒)
99回30位11:15:58(ボーダーまで27分03秒)
98回17位10:53:21(ボーダーまで7分40秒)
S(7点)61分40秒~62分19秒(100回9-15位、99回:2-5位、96回:なし)
B.ムテチ②28分30秒44≪24全予4組35位、23予48位、関東IC1万10位≫
A(6点)62分20秒~62分59秒(100回:16-38位、99回:6-13位、96回:3-5位)
長谷川瑠④28分37秒79≪24全予4組22位、23予235位、関東IC1万、22予34位、21予295位≫
森川蒼太④28分37秒79≪24全予3組33位、23予312位、関東IC1万、21予146位≫
B(5点)63分00秒~63分39秒(100回:39-74位、99回:14-36位、96回:6-10位)
C(4点)63分40秒~64分19秒(100回:75-145位、99回:37-69位、96回:11-24位)
小島 准④29分45秒42≪23予358位、関東IChalf、21予335位≫
D(3点)64分20秒~64分59秒(100回:146-218位、99回:70-126位、96回:25-49位)
芳口彗人②29分33秒34≪24全予3組36位、23予388位、関東IChalf≫
安達悠雅②29分50秒46≪24全予2組24位≫
E(2点)65分00秒~65分39秒(100回:210-277位、99回:127-172位、96回:50-97位)
木村楓斗②29分56秒17
上北阿槻④30分02秒20
渡辺雄斗④30分07秒92≪24全予1組37位、23予344位≫
佐野慎之介④30分12秒24≪24全予2組27位≫
伊藤聡平③30分19秒17≪23予226位≫
森田一希④31分09秒86
F(1点)65分40秒~66分19秒(100回:278-337位、99回:173-220位、96回:98-140位)
西川結人②30分40秒37≪23予365位≫
芦田優太郎③31分40秒79
上位10名得点:37点
参考:過去3年間(100回、99回、96回)
トップ通過:49点、36点、27点
10位通過:44点、28点、14点
結構長く強化している流通経済大。98回大会に久々ボーダーに近づいた年もありましたが、ここ2年はかなりボーダーから遠ざかる成績に。そんな中、今年はまた比較的チャンスがあるように見える。久々に全日本予選に出場できたことは、一定強化が進んでいる。そして4年生エースもいるのだ。
4年生エースと言うのは、長谷川・森川選手の2人の選手。森川選手は1年時からある程度長距離に対応、長谷川選手は2年時に予選34位の好成績で、一旦は連合の往路に内定したくらいの選手。その後怪我などもあり、昨年は2人とも精彩を欠いていたのだ。その後、28分37秒79の同タイムをマーク。森川選手は冬にハーフ62分台をマークしている。万全なら、2人とも相当稼げるはず。
留学生ムテチ選手は、前半戦はちょっと調子が上がらなかった。関東IC1部残留のために慣れない3障にエントリーするも、失格も経験。全日予選はまだ調子が上がっていなかった。とはいえ、夏を超えて本来の力は戻ってきている可能性もある。子のムテチ選手と、長谷川・森川選手が本領発揮なら、相当稼げるはずだ。
この他の選手がどれだけあがってきているか。全体的には4年生と2年生の中心のエントリーか。4年生は小島選手が中心、比較的スカウトに力が入った世代の中で、最も実力が高かった選手。中々長い距離で結果が出なかったが、学生ハーフで63分台半ば、ついに流経大しゅりょおくとして役割を果たせるか。
上級紙絵は1万m30分少しまでは記録を縮めている選手が多いですね。その中で、全日予選を経験している渡辺・佐野選手や、それより自己ベストが高い上北選手、ハーフ65分台ベストの森田選手、前回予選で226位のチーム3位と比較的健闘していた3年伊藤選手ら、ある程度層は厚くなってきたか。
2年生以下も面白く、芳口・安達選手が、入学早くから長い距離を中心に走り1万m29分台を達成。今年は全日予選を走っていて、安達選手は2組24位健闘、芳口選手は3組抜擢で揉まれた格好だ。木尾の2人の成長がどこまでか。あとはハーフ65分台では走っている木村選手ら、調整が上手くいっていれば、かなりのタイム短縮は期待できるか。全日予選まではいけたチーム力は箱根予選でどこまで。
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おまけ:簡単なまとめ
①東海52点
②中大51点
③東国50点
③中学50点
③日体50点
⑥日大49点
⑥駿河49点
⑧明大48点
⑧順大48点
⑧山学48点
⑪立大46点
⑪国士46点
⑬専大43点
⑭神大42点
⑮日薬41点
⑯麗澤38点
⑯農大38点
⑱亜大37点
⑱流経37点
⑳慶大33点
㉑筑波32点
㉒芝工30点
全く差がないデータになりましたね。トップ通過候補としておきながら神大が42点とは??それから酷暑のコンディションは想定していないので、もう一度考え直してから予想を投稿します。
箱根駅伝ファンのための情報集
【箱根駅伝ファンのためのリンク集】
【【結果も!】2022年度箱根駅伝ファンのための競技会日程】
姉妹サイトより
【箱根駅伝アニメ:風が強く吹いている完走】
【競馬重賞予想!~予想も一流よ!~】
コメント
最近このサイトを知って色々記事を見させてもらい、予選会の出場に関するドラマなども興味深く拝見しました
本題に移りますが、波乱があるならという観点に絞ると
悪い意味で起こしそうなのは主力を温存した影響で10番手付近が大ブレーキのパターンがある中央
いい意味で起こしそうなのは主さんと一致で予選会経験者と30分切りがそれなりに多い日本薬科大で
暑いからこそ突っ込んで前残りを狙えば…と思っています
>123さん
御覧いただき、コメントありがとうございます。
予選結果出てから失礼しますが、
中央大は、1年生がこういうタフな条件の中走れたのは本当に強いですね。疲れは心配とはいえ、全日本駅伝楽しみです。
日薬大はチャンスと思ったのですが、無念でしたね…
東京国際大学は、全日本大学駅伝が控つつも、去年のように日本人エースを温存できませんがエティーリ&アモス選手はTOP争いできるポテンシャルがあるので、十分上位争いができるのではないかと思います。
麗澤は、連合経験のある鈴木・工藤世代が最終学年で戦力は揃っていますね。悲願の初出場果たして欲しい。
他にも、亜細亜大学片川選手、慶應大学の木村・田島選手、流通経済大学長谷川・森下選手などは日本人トップも狙える選手が例年よりたくさん集まっており見応えがありそうです。
あまり下馬評が高くない専修大学ですが、復活の可能性が高いのではないかとみえます。
>とるとるさん
予選終わってからのコメント失礼します。
東国大は、エティーリ選手を初め苦戦がありましたが、何とか戦い抜きましたね。スピードランナーが復活すれば全日本戦えます。
専修大の慧眼お見事です!それにしても2位通過とは!?