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【Part5】強化下位校の箱根予選&連合挑戦応援企画~2017年度

さて、日体大記録会が終わり(あとは世田谷・国士舘大・十日町長距離など一部記録会がありますが)、

いよいよ箱根駅伝予選会エントリーの締め切りが迫ってきました。

もうここからは強化校のみになってきます

半分、展望や予想になってきます。箱根を狙うにはもう少し強化が必要…と思ったところです(ちなみに今、平成国際大をPart3に入れてしまったことを後悔中…もういっかいやろうかな…)

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次からは箱根駅伝予選会展望&予想になります。

前回の予選17位以下の大学のうち、いくつかはそちらにいれます。

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箱根を狙える位置へ

SS(8点)58分59秒以内(93回:1-4位、92回:1位、91回:1位-2位)
S(7点)59分00秒~59分29秒(93回:5位、92回:2-6位、91回:3-8位)

A(6点)59分30秒~59分59秒(93回:6-10位、92回:7-16位、91回:9-10位)

B(5点)60分00秒~60分29秒(93回:11-27位、92回:17-29位、91回:11-24位)
C(4点)60分30秒~60分59秒(93回:28-53位、92回:30-72位、91回:25-62位)
D(3点)61分00秒~61分29秒(93回:54-86位、92回:73-119位、91回:63-104位)
E(2点)61分30秒~61分59秒(93回:87-122位、92回:120-163位、91回:105-138位)
F(1点)62分00秒~62分29秒(93回:123-149位、92回:164-190位、91回:139-163位)
G(0点)62分30秒~62分59秒(93回:150-181位、92回:191-226位、91回:164-190位)
G候補

既に出ていますが、各大学の戦力分析を、オリジナルの表にあてはめながら各大学紹介していこうと思います。

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[前回17位]関東学院大学

E(2点)61分30秒~61分59秒(93回:87-122位、92回:120-163位、91回:105-138位)
田島 光③29分41秒01≪16:予142位≫

F(1点)62分00秒~62分29秒(93回:123-149位、92回:164-190位、91回:139-163位)
米 奎亮④30分14秒43≪14:予232位≫
関口大樹②30分27秒55≪16:予200位≫

G(0点)62分30秒~62分59秒(93回:150-181位、92回:191-226位、91回:164-190位)
小泉慶太④30分44秒18≪16;予223位≫
安達 駿②30分43秒56≪16:予216位≫
桑山敏哉②30分56秒90

G候補
安西佑騎④30分26秒63
柿田直輝④30分46秒32≪16:予258位、15:予236位≫
横田拓海②31分14秒18
柴咲瑞貴②30分56秒86
山本旺輝②30分36秒98
川良昴世①31分13秒35
西 和希①31分15秒99

【過去3年間の成績】
93回:17位10:33:32(ボーダーまで17分15秒)
92回:23位10:36:59(ボーダーまで24分55秒)
91回:22位10:39:34(ボーダーまで25分31秒)

ここ数年、毎年着実に積み上げて、昨年ぐっと総合力を上げてきた関東学院大。5㎞地点で25位からあげてきたチームワークも良かったのかもしれない。今年も一つまた積み重ねられそうなメンバーが揃っている。主力は前回予選142位から1万のタイムを29分台まで縮めた3年田島選手。関東学院大は3大会連続(結成年)で選抜で選手が走っており、こういうのも継続させたいところだ。また。2年関口選手や4年米選手もトラックでタイムを短縮しており、稼ぎ頭になれる存在だ。

あとのメンバーも粒ぞろいで、9月末の記録会では全体的に30分50秒~31分20秒ほどにまとまっていた。前回200位前半で走った4年小泉・柿田、2年安達選手だけでなく、新戦力の2年柴崎、1年川原・西選手。トラックはタイムがあるが、予選に縁のなかった4年安西選手ら様々な選手がいる。いずれも200位前半の63分台なら充分可能性はある。もう一歩、箱根本戦復帰への道を歩める気配がする。

※関東学院大のみ、箱根予選のエントリーを考慮に入れています。

※以下は箱根予選のエントリーは加味していません(記載日時の関係の為)。

[前回18位]日本薬科大学

SS(8点)58分59秒以内(93回:1-4位、92回:1位、91回:1位-2位)
サイモン カリウキ③27分53秒50≪16:予5位、15:予164位≫

D(3点)61分00秒~61分29秒(93回:54-86位、92回:73-119位、91回:63-104位)
桜庭宏暢④29分31秒79≪17:箱6区20位相当、16:予87位、15:予153位、14:予188位≫

E(2点)61分30秒~61分59秒(93回:87-122位、92回:120-163位、91回:105-138位)

F(1点)62分00秒~62分29秒(93回:123-149位、92回:164-190位、91回:139-163位)
時川昌也①30分43秒30

G(0点)62分30秒~62分59秒(93回:150-181位、92回:191-226位、91回:164-190位)
仲間紘大②31分18秒11≪16:予471位≫
今川深透①30分50秒95
土屋祐太②30分43秒63≪16:予197位≫
溜池勇太②30分36秒13≪16:予221位≫

G候補
安藤優気④30分46秒56≪16:予243位、15:予349位、14位:予267位≫
山本翔矢③30分44秒43≪15:予317位≫
千葉勇輝①30分53秒26
及川雄大②31分24秒47
大倉秀太①30分57秒62

【過去3年間の成績】
93回:18位10:33:32(ボーダーまで17分15秒)
92回:21位10:36:38(ボーダーまで24分34秒)
91回:26位10:52:21(ボーダーまで38分18秒)

毎年着実に順位を上げ、前回は総合18位まで浮上、更に学生連合に選出を輩出するまでになった日本薬科大。更に上昇を目指す今季大エースが誕生した。3年カリウキ選手が関東IC2部1万・日本IC1万で共に優勝!名実ともに日本学生最強のランナーとなった。20㎞も前回の59分06秒からどこまで短縮してくるか。個人トップにもなれるかもしれない。とても注目だ。日本人はやはり今年連合で6区出走した4年桜庭選手。毎年堅実にレースを進めてきていたが、今年も自己ベストを更新できるかどうかだ。

そのあとが少し離れているが、これは実績ある4年生が日体大を走らなかったためひとまず入れていないというところ。今勢いがあるのは1年生で、特に時川昌選手が入学後2度30分40秒台を記録、それから今川・千葉・大蔵選手も31分切り。あとは2年仲間選手も好調、4年安藤選手も最後にベストを出せれば選手層が厚くなる。あとは前回200位前後でまとめた2年土屋・溜池選手、1万30分44秒経験の3年山本選手が上がってこれば、10時間20分台までこれるはずだ。

[前回19位]駿河台大学

E(2点)61分30秒~61分59秒(93回:87-122位、92回:120-163位、91回:105-138位)
西沢晃佑③30分12秒16≪16:予284位、15:予186位≫

F(1点)62分00秒~62分29秒(93回:123-149位、92回:164-190位、91回:139-163位)
親崎達朗④30分15秒36≪16:予232位、15:予255位≫
河口昂平④30分15秒24≪16:予230位、15:予175位、14:予283位≫
吉里 駿①30分45秒52
福谷 駿②30分32秒23

G(0点)62分30秒~62分59秒(93回:150-181位、92回:191-226位、91回:164-190位)
大村礼也②30分59秒51

G候補
寄木康弘④30分39秒55≪16:予255位≫
馬場凌太②30分56秒27
高桑昂平④30分59秒04≪16:予298位≫
藤岡勇樹④31分21秒06≪15:予231位、14:予221位≫
鈴木侑太郎④30分36秒74≪16:予263位、15:予248位≫
高橋将平③31分50秒94≪16:予322位≫

【過去3年間の成績】
93回:19位10:34:59(ボーダーまで18分42秒)
92回:19位10:28:30(ボーダーまで16分26秒)
91回:19位10:35:18(ボーダーまで21分15秒)

ここ3年間は安定して総合19位を保っている駿河台大。その間に学生連合で快走する選手も現れ、タイム以上の成長を見せている。今年その候補となりうるのは3年西沢選手。1年時に予選好走、前回は失敗したが、学生ハーフで65分強。試合に出ていないのが懸念されるが、1万も持ちタイムチームトップで走力は一番上の選手だろう。続くのが4年生の親崎・河口選手で安定して1万30分台をキープ。まずは彼らが主力となり引っ張るはず。

続くのが若手メンバー。春に1万30分台を記録した2年福谷・大村選手は面白い存在。そして関東IC1500m8位入賞で注目が集まった1年吉里選手も、5千は14分26秒チームトップ、1万も30分45秒と基礎走力は高い。夏のスタミナ練習次第では面白い存在になるはず。あとは前回200位位台でまとめた寄木・高桑・藤岡・鈴木選手ら今の4年生次第か。前回のトップ4が卒業した中、10時間20分台へ再突入できれば、95回大会が見えてくる。

[前回20位]明治学院大学

E(2点)61分30秒~61分59秒(93回:87-122位、92回:120-163位、91回:105-138位)
佐久間康弘③30分03秒41≪16:予156位≫
鈴木 陸③30分44秒87≪16:予171位、15:予278位≫

F(1点)62分00秒~62分29秒(93回:123-149位、92回:164-190位、91回:139-163位)
山内郁人③30分50秒82≪16:予234位、15:予326位≫

G(0点)62分30秒~62分59秒(93回:150-181位、92回:191-226位、91回:164-190位)
大谷智希③30分18秒97≪16:予177位、15:予285位≫
雨宮大地②31分12秒39≪16:予240位≫
市原拓実①5千14分57秒74

G候補
添田尚也③31分27秒09≪16:予375位、15:予288位≫
永沼知大④20㎞63分52秒≪16:予229位≫
小野 快③31分21秒52≪16:予299位≫
坂上真生②31分29秒20≪16:予378位≫
大畑智将③5千15分04秒57
山口拓海②5千15分05秒35

【過去3年間の成績】
93回:20位10:36:10(ボーダーまで19分53秒)
92回:28位10:50:40
91回:30位11:07:46

非常に不気味な存在だ。昨年はトラックで表立った成績が少なかった中、これまでのチーム記録を大幅に更新する総合20位の10時間36分を記録。多くのランナーが62分~63分台にまとめてみせた。さらに1番手の4年生の選手が連合に選ばれる育成の実績を残した。今年は2番手~7番手の選手が残っているが調子はいかがだろうか。

2番手で156位に入った3年佐久間選手は1万30分03秒まで短縮、順調なら稼ぎ頭のはずだ。7番手の3年山内選手が春に自己ベストをぐっと縮め、3番手の3年鈴木選手らと主力を担うか。1500mのスピードがある大谷選手が怪我が続いていたが、少しずつ上向いており、予選に合わせられそうか。前回10番手の小野選手ももっとあげられそうだ。新戦力としては、先日ベストを出した2年雨宮・1年市原選手や、2年山口選手も名前を聞くようになってきた。おそらく今年も20㎞特化と思われる。その仕上げに注目だ。

[前回21位]平成国際大学

※記録会でかなり状況が変わったのでもう一度

F(1点)62分00秒~62分29秒(93回:123-149位、92回:164-190位、91回:139-163位)

後藤蓮也④30分00秒61
鈴木悠太③30分13秒16
賀澤拓海③30分21秒62
小美濃駿③half66分06秒≪16:予293位≫

G(0点)62分30秒~62分59秒(93回:150-181位、92回:191-226位、91回:164-190位)

飯田祥平④30分21秒60≪16:予283位≫
滝口 諒④30分25秒52≪16:予321位、15:予239位≫
時任一輝①30分23秒49
工藤淳平②half66分36秒

G候補
小島竜太②30分44秒13
古田 光③30分54秒80
寺嶋晃我③30分56秒31
河野敢太②31分22秒44

【過去3年総合成績】
93回:21位10:36:15(ボーダーまで19分58秒)
92回:17位10:20:37(ボーダーまで8分33秒)
91回:14位10:22:19(ボーダーまで8分16秒)

前々回3年生中心で10時間20分台を記録、4年生中心で勝負をかけた前回は残念ながらうまくいかなかった平成国際大。そして上位5人中4人が卒業、残り1人の選手も状態はあまりよくなく、選手層が薄くなったように思えた。それが9月の記録会で状況が変わった。記録ラッシュや昨年の予選期待されながらも走れなかった選手の復調が多くみられたのだ。

一番良かったのは春先に1万31分切っていた4年後藤選手が一気に伸びて30分00秒を記録!今まで予選とは縁がなかった選手がどこまでいけるか。同じ4年の滝口選手もラストの伸びが楽しみだ。それから一昨年の秋にぐんぐんタイムを伸ばしていた3年鈴木・賀澤・小美濃選手が自己ベスト付近でまとめられるようになり稼ぎ頭になれるか。他、1年ながら30分23秒を記録の時仁選手、関東ICハーフ出場の工藤選手、1万31分前後の選手もいる。昨年のメンバーで一部記録会に出なかった選手らの調子はどうか。総合力で再び数年前の基準に戻りたい。

[前回22位]麗澤大学

D(3点)61分00秒~61分29秒(93回:54-86位、92回:73-119位、91回:63-104位)
国川恭朗②30分11秒58≪16:予134位≫

E(2点)61分30秒~61分59秒(93回:87-122位、92回:120-163位、91回:105-138位)
宮田 僚②20㎞62分46秒≪16:予168位≫

F(1点)62分00秒~62分29秒(93回:123-149位、92回:164-190位、91回:139-163位)
大道聖斗④half66分05秒≪16:予239位≫
田中 匠③30分05秒99≪16:予213位、15:予151位≫
渡邉紘也③30分38秒88
植田陽平①31分03秒96

G(0点)62分30秒~62分59秒(93回:150-181位、92回:191-226位、91回:164-190位)
太田来紀③30分47秒84≪16:予224位≫
西澤健太③30分37秒58≪16:予259位、15:予171位≫
瀬尾和輝②30分57秒25≪16:予325位≫
早川朋輝①31分27秒31

G候補
吉鶴 実③30分11秒83≪16:予176位≫
市川 駿③30分41秒17≪16:予211位、15:予206位≫
藤村 穣③30分26秒08≪16:予290位、15:予200位、14:予214位≫
永田啓将③31分41秒36

【過去3年間の成績】
93回:22位10:36:51(ボーダーまで20分35秒)
92回:18位10:21:10(ボーダーまで9分06秒)
91回:16位10:27:22(ボーダーまで13分19秒)

10時間20分台と健闘を続ける麗澤大。昨年はやや失敗気味だったものの、卒業生は10番手の選手のみと非常に少ない。今年は再びジャンプアップするチャンスだ。エースは前回1年生ながら学生連合に選ばれた国川選手。関東ICハーフで15位に入り、今年は出走を狙うチャンスだ。続くのが同じ2年の宮田選手で彼も関東ICで健闘、また4年かけて力をつけた大道選手を入れて3本柱と言えるだろう。

このほか、1万以上を中心に長い距離で記録を残したことがある選手は複数いる。学生ハーフで66分台を出している田中・渡邉選手、暑さのある7月東海ナイターで31分台で走った2年瀬尾、3年太田・村瀬選手など中堅候補は多数いる。1年では植田・早川選手が前半戦では食いついていたか。これに予選200位以内の経験のある4年藤村、3年西澤・吉鶴選手が復調すれば選手層がぐっと厚くなる。今期は過去最強の補強もできているので、しっかりと結果を示していきたい。

[前回27位]武蔵野学院大学

S(7点)59分00秒~59分29秒(93回:5位、92回:2-6位、91回:3-8位)
タイタス ワンブア②28分28秒91≪16:予236位≫

C(4点)60分30秒~60分59秒(93回:28-53位、92回:30-72位、91回:25-62位)
藤井亮矢②29分30秒31≪17:箱7区16位相当、16:予42位≫

E(2点)61分30秒~61分59秒(93回:87-122位、92回:120-163位、91回:105-138位)
高岡朝日③30分58秒27≪16:予161位≫

F(1点)62分00秒~62分29秒(93回:123-149位、92回:164-190位、91回:139-163位)
岩永 令②half66分14秒≪16:予278位≫
下田季矢①30分32秒19

G(0点)62分30秒~62分59秒(93回:150-181位、92回:191-226位、91回:164-190位)
佐藤貴洋③half66分27秒≪16:予342位≫
竹内嵩人①32分07秒33
安倍智輝③5千14分33秒44≪15:予263位≫

G候補
田村剣心①5千14分26秒30
佐藤拓夢①32分16秒08
小野雄大②30分45秒40≪16:予415位、15:予320位≫

【過去3年間の成績】
93回:27位10:49:28(ボーダーまで33分11秒)
92回:24位10:42:33
91回:23位10:45:45

前回、チーム成績は下がったものの、当時1年生の藤井選手が初の学生連合として箱根駅伝出走の快挙を成し遂げた武蔵野学院大学。今年は個人もチームも成績を急上昇させる大きなチャンスだ。留学生のワンブア選手が関東ICで入賞するなど成長。前回は初のロードレースで失敗してしまったが、今回は最低限59分台では走り、稼ぎたいところだ。

藤井選手の他の日本人は前回161位の3年高岡選手がまず期待、それに日本学生ハーフで66分台え走った2年岩永・3年佐藤選手もタイムを伸ばしそうな存在だ。これに5千のタイムはチーム4番手の3年安部選手に、入学後からまずまずのレースを続ける下田・竹内・佐藤選手ら1年生も面白い存在だ。今回は出走の可能性は低いが、5千14分26秒の田村選手など下級生が多い今、どれだけ縮めらるか。上記の試算だと一気に10時間20分前半となる。