いつもご訪問ありがとうございます。
今年度から、春の時期は、男子実業団駅伝チームの紹介をしていこうと思います。
勿論、箱根駅伝ランナーが多く所属しているから、というのもありますが、
昨今、実業団駅伝チームを閉鎖する企業さんが多くなってきています。
企業運営上仕方がないのですが、陸上長距離ファンとして何かできることはないかと思ったのが、現時点の実業団チームのまとめです。
今回のニューイヤー駅伝は3年連続入賞を目指していましたが、アクシデントもあり序盤から流れが良くなかったので僕の区間で挽回すべくハイペースで入りましたが、維持する事ができず力不足を痛感しました。
来年またリベンジします!
応援サポートありがとうございました!#ニューイヤー駅伝#Yakult pic.twitter.com/1F5U7F5SrN— 荻久保寛也 (@ogtm1211) January 1, 2022
続いて、ヤクルトです。
ページコンテンツ
ヤクルト【男子陸上長距離実業団情報】
参照サイト:Yakult 陸上競技部
2021年度主要大会
■第69回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会北陸予選会
10000m
武田凜太郎28分52秒88
5000m
荻久保寛也13分41秒97
髙久 龍14分29秒72
■第105回日本陸上競技選手権大会(兼 東京2020五輪代表選考会)
10000m
荻久保寛也28分37秒05
小椋裕介29分35秒06
■第69回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会
10000m
荻久保寛也28分37秒82
5000m
武田凜太郎13分49秒71
トラックのスピードに関しては、荻久保選手がエースですね。実業団大会や日本選手権すべてに出走し、5千m13分40秒台・1万m28分30秒台と高い安定感を発揮しています。全日本実業団では、武田選手も13分49秒まずまず結果を残しています。
■第62回東日本実業団対抗駅伝競走大会
チームヤクルトは4位で予選通過しました!
若手の活躍と、新人の頑張り、キャプテンの魂のスパートに助けられました。
ニューイヤー駅伝でも応援よろしくお願いし
ます!#ヤクルト #Yakult #東日本実業団駅伝 pic.twitter.com/PzKVcQZr2U— 小椋 裕介 Yusuke Ogura (@conboy0416) November 3, 2021
4位3時間41分09秒
1区(13.4㎞)4位武田凜太郎39分30秒 4位通過
2区(8.4km)1位スタンネリー ワイザカ22分41秒 1位
3区(16.8km)7位荻久保寛也48分47秒 1位
4区(8.4km)9位小椋裕介24分18秒 2位
5区(8.4km)6位奈良凌介24分26秒 5位
6区(8.4km)4位髙橋翔也24分16秒 4位
7区(12.6km)6位髙久 龍37分11秒 4位
1区高い安定感がある武田選手が、ほぼ集団内でスタート。2区留学生ワイザカ選手が快調な走りで単独トップに立ちます。3区荻久保選手が区間7位ながら、トップキープ。最長区間終了時点で1位はいいですね。
でしたが、4区小椋選手が区間9位不調で2位へ、5区奈良選手が後続に追いつかれ5位まで順位を落とします。予選は中盤区間が不調でしたかね。
6区髙橋選手が悪い流れを断つ区間4位。なんかこのあたり中央学院大時代通りの走り。7区はマラソンの髙久選手が後続の追い上げを断ち切り4位ゴール。まずまずの結果だったでしょうか。
■第66回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)
13位4時間56分43秒
1区(12.3km)19位武田凜太郎35分10秒 19位通過
2区(8.3km)10位スタンネリー ワイザカ22分45秒 15位
3区(13.6km)17位小椋裕介38分24秒 18位
4区(22.4km)15位荻久保寛也65分33秒 17位
5区(15.8km)13位中村大聖49分09秒 15位
6区(12.1km)17位髙橋翔也37分36秒 15位
7区(15.5km)9位髙久 龍48分06秒 13位通過
2年連続の入賞を目指したヤクルト。1区武田選手が途中で転倒するアクシデントがありながら、何とか区間19位。2区ワイザカ選手が15位に浮上、3区小椋選手で18位。激しい中位更粗衣に巻き込まれます。
4区エース区間荻久保選手が、巻き返すべくつっこんでいきますが、少し息切れ区間15位にとどまります。5区中村選手6区髙橋選手が区間10位台も総合15位、ちょっと入賞が厳しくなります。
7区高久選手が向かい風の中、懸命に前方を追いかけます。区間9位の走り、このあたりはロードの強さが光りましたね。総合13位に終わりますが、懸命の継走でした。
■第50回全日本実業団ハーフマラソン大会
7位荻久保寛也60分43秒
42位中村大聖61分41秒
61位吉川洋次62分04秒
春日千速63分51秒
その後、実業団ハーフに出場。エース荻久保選手が見事に60分43秒の好記録で7位!来年はもっと自信を持ってエース区間4区に挑むことができそうかな?
また、NY駅伝5区走っている中村選手も61分台はまずまず走ったと思います。それから駅伝組以外では、吉川選手が62分04秒とまずまず。冬のロードはやはり強いです。
2021年度記録ランキング
5000m
スタンネリー ワイザカ13分14秒21 2021/10/03日本体育大学長距離記録会
(スタンネリー ワイザカ13分24秒39 2021/11/14日本体育大学長距離記録会)
荻久保寛也13分34秒78 2021/06/06日本体育大学長距離記録会
(荻久保寛也13分41秒97 2021/05/16第63回東日本実業団陸上競技選手権)
武田凜太郎13分49秒71 2021/09/26第69回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会
小椋裕介13分56秒73 2021/04/10第29回金栗記念陸上中長距離大会
中村大聖13分57秒05 2021/06/06日本体育大学長距離記録会
髙久 龍14分01秒08 2021/07/11ホクレンディスタンス網走大会
奈良凌介14分04秒23 2021/07/14ホクレンディスタンス北見大会
浅石祐史14分19秒21 2021/06/06日本体育大学長距離記録会
春日千速14分20秒68 2021/06/06日本体育大学長距離記録会
ワイザカ選手が13分20秒前後、荻久保選手が13分40秒前後で複数回まとめてきているところはさすがですね。この他、武田・小倉・中村選手と、主力選手が一度は13分台でしっかりまとめているところはさすが。また、2021年度で引退となった浅石・春日選手も一度は5千mでいい成績出していました。
10000m
スタンネリー ワイザカ27分19秒16 2021/04/24日本体育大学長距離記録会
荻久保寛也27分44秒74 2021/11/27八王子ロングディスタンス
(スタンネリー ワイザカ27分47秒15 2021/04/10第29回金栗記念陸上中長距離大会)
(荻久保寛也28分00秒82 2021/04/10日本学連10000m記録会)
武田凜太郎28分07秒41 2021/11/27八王子ロングディスタンス
(荻久保寛也28分18秒77 2021/07/10ホクレンディスタンス網走大会)
小椋裕介28分23秒57 2021/11/27八王子ロングディスタンス
小島海斗28分24秒53 2021/11/13日本体育大学長距離記録会
中村大聖28分37秒89 2021/12/04日本体育大学長距離記録会
奈良凌介28分43秒61 2021/12/04日本体育大学長距離記録会
髙橋翔也28分50秒13 2021/12/04日本体育大学長距離記録会
堀合大輔29分07秒89 2021/04/24日本体育大学長距離記録会
高宮祐樹29分13秒47 2021/09/25東海大学長距離記録会
春日千速29分35秒00 2021/12/04日本体育大学長距離記録会
吉川洋次29分35秒60 2021/09/25東海大学長距離記録会
浅石祐史30分23秒83 2021/09/25東海大学長距離記録会
ワイザカ選手27分19秒を出しているのはさすが。荻久保選手が高いレベルで何度も1万m記録を出しています。八王子で27分44秒の他、28分前半の好タイムを2度も出しています。一段と競技力が上がっている印象ですね。
また、八王子では武田選手が28分07秒、小椋選手も28分23秒の好タイムをマーク。NY駅伝でそのまま1区と3区起用されていますね。高いスピードを持っている選手が走っています。
他、28分台後半ですが、小島選手が28分24秒と好タイムで走っています。駅伝出走はなりませんでしたが、ポテンシャルはやはり高い。次年度こそ、レギュラーで活躍する姿が楽しみです。
ハーフマラソン
荻久保寛也60分43秒 2022/02/13全日本実業団ハーフ
中村大聖61分41秒 2022/02/13全日本実業団ハーフ
吉川洋次62分04秒 2022/02/13全日本実業団ハーフ
堀合大輔63分35秒 2021/05/05札幌マラソンフェスティバル
春日千速63分51秒 2022/02/13全日本実業団ハーフ
(春日千速64分30秒 2021/05/05札幌マラソンフェスティバル)
フルマラソン
MGC髙久 龍2時間8分38秒 2021/12/06第75回福岡国際マラソン選手権大会
武田凜太郎2時間8分48秒 2022/02/27大阪びわ湖毎日統合マラソン
髙久 龍2時間11分01秒 2022/03/06東京マラソン
荻久保寛也2時間15分43秒 2022/03/06東京マラソン
マラソンは、髙久選手が、福岡国際マラソンで2時間8分38秒の好タイムで粘り切りMGC出場権を獲得。比較的気象条件が悪かったので、価値がありますね。東京マラソンにも連続で出場していたのは驚きです。MGC獲っていた中でびっくり!
また、大阪びわ湖毎日では武田選手が出場。比較的後方からあげていく展開になりましたが、そのうえで2時間8分48秒で走り切りました。今後、MGC出場権獲得に期待が持てそうですね。
2022年度移籍・引退選手
参照ページ
浅石祐史(引退・社業専念)
春日千速(引退・社業専念)
今回2選手が引退となりました。駒大出身のスピードランナー浅石選手が引退。怪我が多く、今シーズンも秋の途中でレースに出れなくなってしまいました。また、NY駅伝一桁の経験のある春日選手もこれで引退。都道府県対抗駅伝での好走も記憶にあります。最後も実業団ハーフ63分台でゴール。お疲れさまでした。
2022年度新入部員・中途加入選手
参照ページ
鎌田航生(法政大)
太田直希(早稲田大)
新入部員も2名。少数精鋭ですね。どちらも箱根駅伝4年連続出場した即戦力級の選手です。鎌田選手は、法政大エース選手。3年時の1区区間賞、4年時は2区エース区間で留学生とも対応していました。
早大太田選手はスピードありますね。3年時に1万m27分台をマークしている逸材です。昨年度は故障がちでしたが、最後箱根3区に間に合わせて区間一桁で走っています。どちらの選手も楽しみです。
4years.は大学スポーツにまつわるドラマにひとつでも多く寄り添っていきます。
おすすめ記事をごらんください。
「陸上・駅伝 – 法政大・鎌田航生、4度の箱根駅伝でエースが深めた自信 実業団でも1年目から活躍を 」https://t.co/C4w256OA97— 4years. (@4years_media) March 7, 2022
エース荻久保選手5000m13分37秒好走
先日の日体大記録会では5000mが記録ラッシュになりました。ヤクルトの選手も出場していて、留学生ワイザカ選手が13分28秒、荻久保選手が13分37秒と早くも記録が出ています。マラソン上がりの武田選手も13分台を出していました。
このあたりエース選手が早くからいい走りを見せているようですね。新入部員も含めて、十分戦力アップできるところですので、今後の動向が楽しみです。
箱根駅伝ファンのための情報集
【箱根駅伝ファンのためのリンク集】
【【結果も!】2022年度箱根駅伝ファンのための競技会日程】
姉妹サイトより
【箱根駅伝アニメ:風が強く吹いている完走】
ウマ娘【競走馬元ネタ解説シリーズ】