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【箱根駅伝】東京農業大学~2015年度卒業生&2016年度シーズンに向けて

 
 
大きくメンバー入れ替え3年ぶりへ
 
 
 

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東京農業大学~2015年度卒業生&2016年度シーズンに向けて

 
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2015年度主な卒業生

戸田雅稀④5千13分36秒42≪4年:予7位、3年:予45位、2年:箱3区13位、予10位、1年:箱4区20位、予136位≫…12-13関東IC1500m優勝、15関東IC5千2位、1500アジア大会
佐野雅治④29分15秒04≪4年:予64位、3年:予170位、2年:箱4区21位≫…13関東IC3障優勝
遠藤凌平④29分48秒04≪4年:予128位、3年:予86位、2年:予66位、1年:予選123位≫
大橋真弥④29分42秒56≪4年:予144位、3年:予122位、2年:予85位≫
山浦大輔④29分58秒25≪2年:予163位≫
大澤 拳④30分18秒85≪4年:予129位≫
小澤洸太④5千14分02秒35
 やはり戸田選手が非常に印象深いですね。1500mが得意なスピードランナーという事で入部。入学後のインカレから早速優勝を飾るなど実績を残します。その1500はアジア大会に出場するまでに。また、5千・1万も伸ばし、4年になって5千も表彰台、その後13分36秒という好記録を残し、1万も昨年末に伸ばしましたね。その反面、長距離ロードは1年時は箱根区間最下位に沈むなど苦手でしたが、徐々に対応。最後の年は、エースとして個人7位。懸命にチームを引っ張りました。
 
 次に名前が上がるのは佐野選手ですね。1年時からインカレで3障に出場し、2年時には優勝を飾っています。農大は1500mや3障のといった箱根とは関連が薄い種目にもしっかり力を入れているのはいいことですね。継続してほしいところ。長い距離に関しては2年時に今のベストを出してます。ただその時の箱根は厳しい成績。4年になってインカレ1万に出るなど安定しだし、予選でもしっかり走りましたね。
 
 さて、この世代は予選会で出走している人数が非常に多いですね。遠藤・大橋選手は2年時の予選で突如好走して非常に驚きました。それぞれ66位・85位。2人ともトップ通過に貢献してるんですよね。その後3年連続出走しましたが、2年時の成績が最高になったのが残念。また、2年時には山浦選手も出走していますね。スピードランナーです。逆に4年になって成績を伸ばしたのは大澤選手。1万30分台ながら、62分以内にまとめました。小澤選手はスピード型ですね。特に5千ではチーム2番手の14分02秒。箱根予選に関しては4年間縁がありませんでした。
 
 

2016年度新チーム戦力分析

【1万チームトップ10】
小山直城①29分14分26≪1年:予58位≫…15関東IC5千5位
木山雄生③29分30秒71≪3年:予143位、2年:予79位≫
滋野聖也①29分32秒86≪1年:予146位≫…15関東IC3障2位
荒木暸一③29分35秒27≪2年:予147位≫
茂木洋晃②29分38秒33≪1年:予242位≫
折居卓哉③29分48秒27≪3年:予210位≫
西村昌悟③29分54秒12≪2年:予139位、1年:予269位≫
高橋悠平②30分06秒41
畠山泰成③30分11秒48
原由幸②30分17秒34
≪2年:予95位、1年:予205位≫
上位10人平均:21位農大29分46秒9※箱根予選出場校11位
 
【その他】
田中健祐①30分18秒00
高良綾太郎②30分19秒53

内沼 司②30分23秒72≪2年:予204位≫
関 樹道②5千14分17秒02
瀬戸口凌①5千14分16秒26
田村和基③half65分25秒
加藤大地①half67分27秒
上位10人平均:14位29分28秒1
 
【新入生】
西野匠哉14分27秒08≪都4区22位、高3区26位≫
高田悠太14分32秒99≪高2区16位≫
川田裕也14分34秒26

小西伊吹14分35秒81

渡辺 仁14分37秒75≪高2区32位≫
 さて、卒業生に予選出走者が多い事もあって、主力・中堅選手がガラッと入れ替わりましたね。エースは関東IC入賞し予選でもチーム2番手位の好走していた小山選手になるのは間違いないだろう。予選突破を考えると60分切りは狙いたいところ。潜在能力はあると思う。
 
 問題、2番手以降の選手。もう少し上がってきてほしいのですよね。小山選手以外に、他に予選100位以内に入った選手は新3年の原選手だけ、前の年を入れて木山選手で3人。やはりここはその木山選手とハーフ63分台の経験がある折居選手ら新4年がしっかりチームを引っ張りくらいになってほしいと思う。新4年は荒木・西村選手も予選経験者、畠山選手も近い記録を持ち、ハーフ65分台の田村選手もいる。彼らでぐっと総合力を引き上げたい。
 
 他では3障で活躍がある滋野選手や、新3年茂木選手、全日本予選で大舞台を踏んでいる高橋・高良選手、また5千で記録を出した関・瀬戸口選手らがどれだけ長い距離で力強くなれるか。1万の平均タイムからすると、今年もボーダーギリギリの戦い。エース力と総合力とどちらもバランスよく強化できれば、3年ぶりの本戦出場も見えてくるはずだ。