2019年6月1日(土)~2日(日)にかけて、
第271回日本体育大学長距離競技会が行われます。
今回は、1500mに豪華メンバーとペースメイカーを揃えて、
1500m日本記録挑戦会が実施されます。
また、大学駅伝界では、全日本予選エントリー前日とあり、
各大学多くの選手がエントリー。
特に予選への出場枠がかかる大学の大量エントリーがあり、
出場争いが最後まで白熱しそうです。
主に男子長距離のTOP選手と大学生の結果を中心に結果をまとめ、簡単なコメントを行います。
ページコンテンツ
[概要]第271回日本体育大学長距離競技会
競技日程
【1日】
11時30分:女子1500m1~6組
12時15分:男子1500m1~9組
13時15分:男子1500m10~14組
13時50分:女子800m1~4組
14時06分:男子800m1~9組
14時45分:男子10000m1~2組
16時10分:男子1500m(日本記録挑戦会!)
16時25分:女子3000m1~4組
17時30分:女子5000m1~2組
18時15分:男子10000m3組
18時50分:男子10000m4組
19時25分:男子10000m5組
20時00分:男子10000m6組
【2日】
14時00分:男子5000m1組
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17時05分:男子5000m10組
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18時45分:男子5000m15組
注目の1500m日本記録挑戦会は16時10分から。
また、10000mの上位組は18時以降。この時期なので決して気象条件は良くはないですが、日が沈むころからの日程になっています。
【結果】2019.6.1-第271回日本体育大学長距離競技会
主な結果を記載していきます。現在は上位の組のエントリーのみです。
男子1500m日本記録挑戦会
松枝博輝3分38秒12 富士通 日本歴代3位!!
田中秀幸3分41秒34 トヨタ自動車
秦 将吾3分42秒60 大塚製薬
荒井七海3分43秒27 Honda
館澤亨次④3分44秒84 東海大学
楠 康成3分46秒50 阿見アスリートクラブ
田母神一喜④3分49秒80 中央大学
木村理来④3分49秒92 東海大学
舟津彰馬④4分00秒76 中央大学
DNF花牟礼隆汰① 東海大学
DNF川元 奨 スズキ浜松AC
少し風はあったものの、ペースメーカーがしっかり引っ張った結果、非常に好タイムがうまれましたね!富士通の松枝選手が、ペースメーカーがいなくなってもしっかりと走り続けて、3分38秒12の日本歴代3位のタイム!
年々力を付けてきていると感じていましたが、これなら本当に日本記録更新が見えてくるタイムです。また、トヨタ田中・大塚製薬秦選手あたりのスピードランナーもさすがのタイム。またいずれ狙ってほしい。
今回は学生陣がやや失速。関東インカレでの激しいバトルの影響もあったでしょうか。日本選手権やホクレンなどまだトライするチャンスはあると思うので、また調子を整えてほしいですね。
日体大記録会 男子1500m最終組
松枝博輝(富士通)3:38.12 pic.twitter.com/JHWZGf0u1W— EKIDEN News (@EKIDEN_News) 2019年6月1日
男子TOP・実業団・一般市民ランナー結果
こちらには男子1500m、10000m、5000mの最終組と上位陣の結果(大学生のぞく)と簡単なコメントを記載します。
1500m
13組
辻村公佑3分52秒46 大阪ガス
外間勇太3分55秒56 沖縄陸協
井下裕貴3分55秒79 川越市陸協
14組
戸田雅稀3分41秒51 サンベルクス
加藤 光3分45秒65 TOHOKU AC
松本 葵3分47秒16 大塚製薬
遠藤靖士3分47秒91 クロスブレイス
岩﨑祐也3分48秒01 大阪ガス
風戸啓希3分48秒38 東京海上日動
高田直也3分48秒76 サンベルクス
今崎俊樹3分50秒51 大阪ガス
白川友一3分50秒71 須坂陸協
薮下響大3分57秒45 大阪ガス
廣瀬大貴4分01秒37 大阪ガス
えー、14組サンベルクス戸田選手が凄まじいタイム。一人で抜け出して独走状態で3分41秒51のタイムをマーク!これ15組で日本記録狙えたのではないですかね?職場環境が変わっても、しっかりと対応できているのがいいですね。
また、ここは市民ランナーの活躍も目立ちましたね。力のある加藤選手は3分45秒、最近話題の市民ランナー遠藤選手はまたベスト更新、東京海上日動の風戸選手3分48秒、白川選手も3分50秒…ここは本当に台頭が多くなっています。今後大きな大会でも見れるかもしれません。
10000m
5組
小根山泰正29分42秒79 警視庁
濱川 駿29分46秒88 コニカミノルタ
蟹沢淳平29分51秒89 トヨタ紡織
6組
ドミニク ランガット28分24秒16 コニカミノルタ 全体2位
サムエル ムワンギ28分43秒01 コニカミノルタ 全体3位
大石港与28分51秒60 トヨタ自動車 日本人トップ
ポール クイラ28分53秒15 JR東日本
アレックス ムワンギ28分58秒94 YKK
山藤篤司29分13秒83 トヨタ自動車
寺田夏生29分16秒52 JR東日本
竹下 凱29分17秒99 SGHグループ
黒川翔矢29分18秒40 JR東日本
畔上和弥29分20秒13 トヨタ自動車
神野大地29分24秒25 セルソース
押川裕貴29分30秒48 NTN
福田 穣29分30秒95 西鉄
市山 翼29分37秒14 埼玉医科大G
佐藤達也29分39秒12 警視庁
春日千速29分41秒75 ヤクルト
作田将希29分55秒05 JR東日本
親崎達朗29分57秒70 新電元工業
其田健也30分03秒04 JR東日本
池田宗司30分20秒62 ヤクルト
コニカミノルタが2人留学生が登場。結果的には大学生の留学生と競り合えたランガット選手が勝利。全体の2位でした。
日本人ではトヨタの力のある大石選手が28分台マークしましたね。全体的にタイムが伸びてこない中、力のあるところを見せました。山藤選手は積極的に、寺田選手も好調ですね。また帝京大卒のルーキー竹下・畔上選手が競り合う場面もあり、ファンは盛り上がったみたいです。
5000m
12組
作田直也14分16秒52 JR東日本
奥村杏平14分19秒83 大阪ガス
13組
竹内 颯14分11秒16 中央発條
米井翔也14分11秒69 JR東日本
宮﨑勇将14分14秒50 JR東日本
清水歓太14分15秒06 SUBARU
大川一成14分15秒81 プレス工業
細川翔太郎14分17秒81 セキノ興産
西 純平14分18秒02 滋賀陸協
辻村公佑14分18秒75 大阪ガス
辻横浩輝14分21秒79 大阪ガス
馬場スタン恵14分24秒16 サンベルクス
5000mは全体的にペースが上がりましたね。12組は10000mと連戦になった作田選手がトップ!さすがマラソンで結果を出しつつあるランナーです。
13組は中央発條の竹内選手、更にJR東日本に進んだ米井・宮崎選手が調子を上げてきました。ともに秋には戦力になりそうでしょうか。
14組
小林 巧14分03秒73 セキノ興産
坂田昌駿14分04秒61 中央発條
野中優志14分05秒06 大阪ガス
岩﨑祐也14分10秒22 大阪ガス
高田直也14分10秒75 サンベルクス
大石 巧14分10秒96 スズキ浜松AC
山端哲世14分11秒07 山陽特殊製鋼
籔下響大14分11秒88 大阪ガス
遠藤靖士14分12秒99 クロスブレイス
及川佑太14分13秒23 YKK
上門大祐14分14秒24 大塚製薬
武藤健太14分14秒67 JR東日本
富安 央14分14秒74 JR東日本
横井裕仁14分16秒21 NTN
ここもすごい。実業団では中堅どころのランナーがみんな記録を出しました。セキノ小林選手や中央発條坂田選手が成長を遂げる14分一桁、大阪ガス・山陽特殊製鋼の名前もあります。
さらにその中にクロスブレイスの遠藤選手。1500mと5000m共に連続で自己ベストを出しています。だんだん気候が暑くなる中、うまく力を出していますね。
15組
アレクサンダー ムティソ13分28秒18 NDソフト 全体トップ
サイディム サイモン13分30秒20 中央発條
イエゴ エバンス13分36秒26 サンベルクス
メシャク ムングティ13分37秒31 NDソフト
ウイリー キプセレム13分43秒90 コモディイイダ
レダマ ウェズレイ13分44秒40 SUBARU
ダニエル ムイバキトニー13分46秒47 カネボウ
森田歩希13分52秒60 GMOアスリーツ 日本人トップ
チェボティビン エゼキエル13分53秒37 サンベルクス
坂東 剛13分53秒44 大阪ガス
ジョン カリウキ13分56秒42 セキノ興産
菊地賢人14分01秒09 コニカミノルタ
石井秀昂14分03秒39 富士通
國行麗生14分03秒77 大塚製薬
藤原直樹14分04秒15 山陽特殊製鋼
大山憲明14分07秒87 コニカミノルタ
片西 景14分07秒92 JR東日本
設楽啓太14分11秒44 日立物流
川端千都14分11秒93 コニカミノルタ
倉田翔平14分13秒14 GMOアスリーツ
梶原有高14分15秒84 ひらまつ病院
岡本雄大14分17秒42 サンベルクス
松田佑太14分19秒61 サンベルクス
文元 慧14分20秒65 カネボウ
浅石祐史14分21秒87 ヤクルト
野口拓也14分32秒13 コニカミノルタ
今﨑俊樹14分49秒32 大阪ガス
15組は大学生なしという珍しい組に。まずは留学生の選手が力のあるところをみせて、ムティソ選手が13分28秒と貫禄の全体トップ。サイディム・エバンス選手さえも突き放してしまいました。
日本人はGMO森田選手が上がってきて13分52秒は自己ベストでしょうかね。スピードもついてきて総合力が高くなってきますね。駅伝にも参入するっぽい?のでこれからが楽しみです。
高校生結果
1500m
12組
栗原直央3分56秒99 野津田高
久保田徹3分57秒39 聖望学園高
14組
山田俊輝3分57秒92 橘高
5000m
14組
児玉真輝14分16秒16 鎌倉学園
15組
デジェン テスファレムウェルドゥ13分47秒27 星槎国際高校湘南
1500m14組に山田選手が出場。最後は長し気味で余裕の3分57秒だったとか??また狙うレースでの調整ができたでしょうか。
5000mは、鎌倉学園の児玉選手が安定して14分10秒前後。よく参戦しますね。
大学生チーム結果(箱根駅伝2019・1~10位)
男子大学生のチーム別結果(1500m4分以内、10000m31分30秒以内、5000m15分以内を目途、気象条件などで多少前後することあり)を記載します。
東海大学
10000m
5組
鈴木雄太③29分47秒74
鈴木選手が比較的高い組に挑戦。トップが29分42秒という中なのでタイム以上に内容はいいのかなと思います。
帝京大学
10000m
6組
小野寺悠③29分32秒31
鳥飼悠生③30分52秒29
5000m
12組
甘崎 勝③14分27秒28★
元永好多朗①14分37秒16★
14組
田村岳士④14分51秒84
最終組に、今年の箱根が大学駅伝デビューだった3年生が参戦。結果は今回はかなり分かれて、小野寺選手がいい成績でした。
甘崎選手が大幅なベスト。帝京大は育成で一気に挙がってくる選手が出てきますね。田村岳選手がちょっとよくない状態が続いているのが気がかりかな?
法政大学
5000m
14組
岡原仁志④14分11秒34
関東IC5000mに引き続いて岡原選手が登場。14分11秒セカンドベストなので、調子は悪くないかな?今後のレースでもう一つレースに出て自信がつけば。
中央学院大学
10000m
4組
坂田隼人②30分41秒07
5組
青柳達也②29分43秒55
城田 航④29分45秒62
長山瑞季④29分49秒39
藤井雄大④29分50秒65
金井優介④30分40秒00
大濱 輝④30分42秒22
5000m
9組
武川流以名①14分57秒54
10組
米山奏楽①14分45秒14★
11組
大津吉信④14分47秒61
田岡享真①14分51秒45
前田篤志①14分59秒22
12組
杉山拓郎④14分28秒01★
鞍野陸人①14分31秒52★
川田啓仁①14分33秒15
荻沼直人①14分37秒86
廣中拓磨②14分49秒70
山盛翔大①14分58秒10
13組
日東寺毅③14分50秒72
10000mは全日本予選の選考レースともいえるレース。青柳選手がトップでした。結果は様々でしたが、5組からはかなり多くのエントリーがありました。
5000mはそれ以外のランナーがエントリー。4年杉山選手や1年鞍野選手など、様々な選手が自己ベストを出しました。全体的には1年生調子よかったかな?
大学生チーム結果(箱根駅伝2019・11~22位)
中央大学
1500m
13組
森 智哉②3分52秒44
谷澤竜弥②3分58秒70
倉田健太②3分59秒01
5000m
12組
川崎新太郎③14分19秒63★
黒須優翔①14分47秒06
13組
小木曽竜盛①15分09秒48
1500mは森智選手が来年の関東ICに出場できるくらいの成績です。5000mは川崎選手が自己ベスト更新!調子を上げてきた時は本当に頼もしい選手が上がってきました。中大駒が揃ってきています。
日本体育大学
10000m
3組
名村樹哉①30分48秒45
續木日向②30分56秒11
4組
大内一輝③30分17秒84
5組
大内宏樹②29分58秒40
亀田優太朗③30分13秒25
齋藤晃太②30分50秒95
岩室天輝③31分01秒99
5000m
10組
岡嶋 翼②14分59秒47
11組
嶋野太海③14分35秒53★
太田哲朗③14分37秒50
松尾拓実③14分41秒28
14組
藤本珠輝①14分21秒78
加藤広之②14分30秒58
10000mは全日本予選への調整も兼ねて何名かの選手が出場。記録に差が出やすい条件の中、大内一・大内宏・亀田選手がまずまず良くなってきました。岩室選手があがってくればいい感じかな?なお多くが13人のエントリーに入っています。
5000mは関東ICから連戦の藤本選手が出場。関東ICでは脱水症状のような感じで失速でしたが、今回は元気な感じ。加藤選手はベストまでもう少しでした。
日本大学
10000m
1組
岩城亮介①30分57秒861★
松岡竜矢①31分11秒32
岩本 宙①31分56秒42
4組
小野修平①30分20秒61★
廣田全規④30分27秒54
濱田祐知①31分04秒93
5組
八木志樹①29分51秒571★
金子智哉④30分14秒47
鈴木康平②30分23秒97
6組
野田啓太③30分04秒40
5000m
10組
大倉真亜玖②14分46秒16
遠田光太郎③14分49秒61
12組
関沼和曉③14分41秒46
内堀太一①14分55秒88
日大はルーキーが元気でしたね。関東IC1500mで入賞したばかりの岩城選手が31分を切って盛り上げます。すると4組小野選手が連続自己ベスト、5組では八木選手が29分台。いい感じですね。
上級生も頑張っていて、廣田選手が安定していますね。金子・鈴木選手も久々に上がってきました。関東ICはエントリーされなかった野田選手も間に合ったようです。
明治大学
10000m
3組
田村 圭②31分09秒24
4組
飯田晃大③30分11秒19
下條乃將①30分58秒65
中嶋大樹②31分04秒73
5000m
11組
三上晋弥①14分53秒12
12組
富田峻平①14分27秒49★
13組
杉本龍陽①14分30秒30
大西理久②14分51秒78
丸山幸輝②14分54秒34
10000mは全体的に記録が出ない中、飯田選手が30分11秒と粘りの走り。これが評価されたのか、13人の全日本予選エントリーに割って入りました。
5000mは若手中心の出場。3障で関東IC出場した富田選手が自己ベスト。あとは杉本選手もまずまずでした。
大学生チーム結果(その他の大学)
亜細亜大学
10000m
1組
藤田寛大①31分18秒53
3組
脇山隼斗②30分55秒76
柿木郁人③31分11秒32
千田悠人③31分35秒50
倉淵大輔②31分38秒70★
小室俊貴④31分43秒50
4組
竹井祐貴②30分33秒98
長谷部航②30分45秒43
兼次祐希③30分55秒51
宍戸 春②31分05秒54
中川侑斗③31分56秒19
全日本予選への調整、そしてギリギリのところだったため、記録更新も兼ねたでしょうか。結果的に上位8人の平均はあがらなかったものの、20番目で辛くも連続出場、
それでもその中でそれほど悪くなく、竹井・長谷部・兼次選手が30分台記録してまずまず。1組新戦力藤田選手が候補になったのも収穫です
東京農業大学
10000m
3組
小山日颯③31分12秒03
5000m
9組
尾辻 颯③14分55秒55
今井優作④15分05秒00
11組
小玉歩葵①14分39秒09
11組小玉選手がまずまずの記録ですね。9組今井選手は長い距離力ありますがちょっと厳しい結果。13人のエントリーに入れませんでした。
筑波大学
1500m
吉川右門②3分58秒27
10000m
4組
池田 親④30分13秒19
西 研人③30分18秒06
金丸逸樹④31分09秒40
まさか…筑波大が3年ぶりに全日本予選出場を逃してしまいました。ここまでじりじり上がってきていましたが悔しい結果。西・金丸選手は関東IC欠場して合わせてきましたが、SB更新とはなりませんでした。
それでもロードの箱根予選はまた別の戦いだと思います。長い距離は徐々に強くなってきているように見えますので、早いうちに目的を定め直していければと思います。
日本薬科大学
10000m
3組
中川竜大朗②31分12秒50
谷口 蓮①31分18秒52
時川昌也③31分24秒43
山田直樹③31分28秒97
梶原尊人①31分38秒87★
4組
中山雄太①30分25秒90★
時川朋也④31分49秒08
土屋祐太④31分55秒39
今川深透③32分16秒49
6組
ノア キプリモ①28分24秒12★
いやぁびっくりしました!逆転で全日本予選初出場決定です!1年生中山選手が入学当初から好調で、上級生が31分オーバーする中で、30分25秒のベスト。さらにキプリモ選手が最終組でトップ争い!
応援に熱が入る中、見事全体トップの28分24秒をマーク。この記録で筑波大と亜大を逆転して、19番目に浮上。初の全日本予選への切符を掴みました。
前回までは、27分台の留学生がいても届かなかったので、ひたむきにチーム力アップに努めた結果です。ぜひ、これまでになかった舞台を経験してほしいです。
留学生だけに頼らずチーム力が上がったからこその結果かな。ノアキプリモくんを応援する日本薬科の選手たちのこの1枚が今日の最高の1枚!
みんな、デカい声出るんじゃん!よく響いてた(笑) pic.twitter.com/omcqNgkUx2— いの🅿️(Inoue) (@inokeiinori) 2019年6月1日
流通経済大学
10000m
3組
大場麻央②31分09秒82★
池上健太③31分44秒52★
小野悠人②31分57秒92★
4組
西村 茂④30分31秒63
鈴木壮馬③30分49秒57
水柿岳大③30分53秒59
田頭操真④31分03秒31
熊田翔太②31分08秒32
竹上世那②31分46秒64
西田 楓③31分49秒46
石井闘志②32分07秒46
5組
梶山拓郎③30分18秒53★
中原陸斗④30分37秒49
岡島慶典③31分03秒30
三輪雄大④31分10秒84
6組
菊地海斗④30分27秒90
流通経済大も久々に全日本予選を本気で狙える位置にいたので、大逆転を狙っていました。4組で西村選手がベスト8に入る成績、さらに5組で力のある梶山選手が大幅ベストの30分18秒でラインに迫りましたが、あと2秒届かず。
それでも10000mのベストは全体的に大幅に浮上してきたのは確か。選手層は比較的ある方、箱根予選でまずは全日本予選出場校を一つ一つ食っていければ。
関東学院大学
10000m
2組
田中龍之介②31分39秒70
3組
山田拓磨③31分25秒55
渡辺拓海②31分52秒25★
北島辰也①32分03秒08★
4組
安達 駿④30分57秒66
小野元也④31分14秒51
5組
関口大樹④30分49秒67
関東学院大も10000mへの出場が多かったですね。秘かに予選出場を狙っていたような…。今回は若手にベストが出たようです。
びわこ学院大学
5000m
10組
杉岡洸樹14分52秒28
岩本直樹14分58秒83
11組
小松原遊波14分52秒37
湯川達矢14分56秒15
13組
今西洸斗④14分16秒38
井上亮真14分42秒97
強化がすすんでいるびわこ学院大の多くのランナーが出場。エース級の今西選手が好成績です。全日本本戦初出場へ向けて手応えはどうだったでしょうか?
その他の大学
1500m
13組
泉田湧哉3分57秒61 新潟医療福祉大
松川雅虎3分57秒94 芝浦工業大
14組
藤本浩太郎3分48秒38 関西学院大
金子雅也3分50秒90 静岡大
10000m
3組
若澤新也31分39秒33 新潟医療福祉大
山口拓海31分42秒01 明治学院大
小林史弥32分17秒79 新潟医療福祉大
5000m
10組
田中誉也14分54秒10 近畿大
小泉 謙14分58秒40 駿河台大
11組
市原拓実③14分41秒42★ 明治学院大
小林飛斗①14分56秒32★ 芝浦工業大
松川雅虎①14分57秒36★ 芝浦工業大
1500mでは関西学院大の藤本選手が好記録!3分48秒はいいですね。静岡大の金子選手も状態を上げてきました。
5000mは明治学院大と芝浦工業大の飛躍が目立ちました。自己ベストが続出!特に芝浦工業大の1年生陣が凄いです。予選出場、そして本格的に強化校となっていくのでしょうか??
コメント
富士通の松枝選手は、高校時代までは800メートルを主戦場としていただけに、順天堂、富士通でスピードと距離を踏んだトレーニングがここにきて一気に開花した感じがします。
それにしても条件が良かったとはいえ自己ベストを3秒縮めるあたり、このレベルではかなり難しいだけにやはり凄い事だと思います。同じ順天堂出身の田中選手も自己ベストを2秒縮めているだけに、インカレを重視している順天堂の育成力の凄さをあらためて感じました。
最後にサンベルクスの戸田選手はもう完全復活と言ってもいいでしょう。次の活躍の舞台は1500メートルのレースか、東日本の予選会で1区での快走か楽しみです。
>たけぽっぽさん
そういえば松枝選手は、もともと中距離をしていた選手でしたね。中距離を専門的に行えるところは日本では少ないですが、順天堂・富士通とうまく進んだのかなという印象があります。
1500mのタイムは展開に左右されやすいとはいえ、一気に2秒自己ベスト更新ですか!今後も中距離を中心に楽しみな存在になりそう。戸田選手もしっかりと成長してきていて、いいですね。1500mの強化が進んでいるのはいいことだと思います。