【第95回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会】
来年1月2日、3日に行われる第95回東京箱根間往復大学駅伝競走への出場をチーム最高成績で獲得しました!本戦に向けチーム一丸となり一層努力していきますので、引き続き応援よろしくお願い致します!本日はありがとうございました。#途切れず前へ pic.twitter.com/xxHDPJsZUe
— 東京国際大学駅伝部 (@TIUekiden) October 13, 2018
この企画最後です。
出雲駅伝・箱根予選・全日本大学駅伝と怒涛の一か月間でした。
箱根駅伝のエントリー日まで、できる限り各チームの振り返りや箱根への展望をしてみたいと思います。
※本日(11月30日)発売の雑誌情報や、12月記録会は反映しておりません
3度目の出場で旋風の予感!
東 京 国 際 大 学
箱根予選&記録会の振り返り
【箱根予選】
6位東京国際大学10:41:15
12位タイタス モグス③62分42秒
20位相沢悠斗③63分13秒
32位伊藤達彦③63分30秒
62位河野 歩④63分59秒
80位真船恭輔③64分20秒
88位山瀬大成③64分27秒
91位佐伯 涼②64分29秒
93位堤 完一④64分30秒
109位渡邊和也②64分43秒
156位浦馬場裕也④65分22秒
165位加藤純平②65分29秒
190位梅本祥汰④65分46秒
11/11 日体大記録会5000m
タイタス モグス③13分36秒78 伊藤達彦③14分00秒99
相沢悠斗③14分10秒52 大澤春平②14分12秒47
内山涼太③14分20秒42 山崎冬馬②14分22秒52
山瀬大成③14分23秒50 栗原卓也②14分24秒40
杉崎 翼②14分24秒75 佐藤雄志③14分25秒02
浦馬場裕也④14分25秒40 真船恭輔③14分35秒04
芳賀宏太郎①14分38秒93 草場大地②14分40秒53
堤 完一④14分56秒17
11/24 10000m記録挑戦競技会
河野 歩④29分17秒29 内山涼太③29分28秒21
山瀬大成③29分30秒70 浦馬場裕也④29分31秒75
真船恭輔③29分34秒59 栗原卓也②29分54秒17
佐藤雄志③29分55秒56 堤 完一④30分44秒42
相沢悠斗③DNF
11/24八王子ロングディスタンス
タイタス モグス③28分16秒35 伊藤達彦③28分28秒62
・主力と中堅かみ合い、過去最高順位の通過
今回で3度目の出場の東京国際大。過去2回はギリギリでの通過でしたが、3度目の今回は6位通過、初めて余裕を持っての通過となりました。
故障が多かったモグス選手がついに力を発揮!62分台の力強い走りでチームを引っ張ると、同じく3年生が続きましたね。前回2区出走の伊藤選手も順調、それを10区出走の相沢選手が上回るという展開。ほぼ主力となりましたね。
また前回山下りの河野選手が成長の63分台、真船・佐伯選手がややもたついた感じでしたが、新戦力の山瀬選手に、2年連続好走の堤・浦馬場選手、大ベテランの渡邉選手もしっかりまとめました。ぐっと総合力を付けての通過でした。
・記録会で自己ベスト続出!目下絶好調
その後の記録会では記録ラッシュでしたね。特に5000mは凄かった。モグス選手が大幅ベストの13分36秒、主力の伊藤・相沢選手も14分00秒、14分10秒でした。そのあとの選手も大澤・山崎・栗原・杉崎選手ら箱根予選出走選手以外にも自己ベスト続出!チームとしていい感じした。
その後先週の10000mも自己ベストラッシュでした。モグス選手が記録上他の留学生と肩を並べる結果、伊藤選手の28分半切はびっくりでした。八王子は記録出やすいとは思いますが、箱根往路から前に行けるオーダーが組めるかも?
その他もいいですね。挑戦会は河野選手がチームトップの29分17秒。これは山下りから往路になるかもですね。そして予選好走した山瀬選手は調子キープ。それから浦馬場選手が大幅に記録短縮ですね。予選10番手からはあがているはず。
他にも新戦力内山選手もまずまず。真船選手も最低限は走っていますかね?堤選手が予選以降下降しているのと相澤選手のDNFが気になりますが、オーダーを組んでみると面白いチームになってきそうです。
箱根駅伝2019へ向けて・展望
あとは佐伯選手が全く試合に出ていないのですかね。昨年は山下りの候補にも挙がっていましたし、備えていると見たい。それにベテラン渡邉選手もおそらく独自の調整をしていると思うので、オーダーに入れていきます。
・今年も変則的にオーダーを組むのか
ところで前回はやや変則的にオーダーを組んだのですよね。2区までは最下位でいいから離されないように、3区にエースを入れて爆上げを狙っていました。結果的に3区が不発に終わり、波に乗れませんでしたが、また作戦を考えるかもです。
箱根駅伝オーダー予想(例)
1区相沢悠斗③
2区伊藤達彦③
3区河野 歩④
4区タイタス モグス③
5区山瀬大成③
6区佐伯 涼②
7区渡邊和也②
8区浦馬場裕也④
9区真船恭輔③
10区内山涼太③
ということで、前回2区出走している伊藤選手は、単独で走ってまずまずでしたのでここを動かさずにオーダーを考えてみました。1区は安定感のある相沢選手にして前と僅差で。2区伊藤選手がガッツリと他校と戦えたらと思います。
3区は山下りから降ろした河野選手。20㎞の走力もついたならこの区間は適任と思います。だいたい15位~18位あたりにつけれればと言う感じでしょうか。そして4区にモグス選手。山の直前で一気に流れを手繰り寄せましょう。
山はまだわかりませんが、佐伯選手がどちらかには入ると思うんですけどね。6区として、5区は中堅にしっかりあがった山瀬選手あたりか、それか5区佐伯選手で6区昨年候補に挙がった熊谷選手あたりか。ここは外さないとは思いますがどうなりますかね。
7区は前回経験者の渡邊選手。区間一桁と中々の”大学駅伝デビュー”でしたし、ここで一気にシード権内に入りたい。残りは調子のいい選手。8区は最初で最後となる浦馬場選手。9区は主力の真船選手を残します。10区は予選走ってないものの安定している内山選手。
今考えられるのはこんな感じかな。それでも頭数は確実に多くなってきていますので、最後の最後までいろんなオーダーが考えられるかも。3度目の箱根路で、1度目の時を超える旋風を巻き起こしたいところです。
コメント
個人的には最も楽しみな大学です。真船、相沢選手の状態が心配ですが、この2人が万全であれば、シード権付近の大学にはかなりの脅威になる可能性大です。
私が考えるオーダーは内山ー伊藤ーモグスー真船ー佐伯、河野ー渡辺ー浦馬場ー相沢ー山瀬です。
1区は万全なら真船選手を起用したいですが、チーム内でも好調な内山選手が10位がある程度見えるあたりで中継してくれれば。2区伊藤選手は前回単独走ながら70分ちょっとで走っているので、今回は69分30秒前後を期待。3区モグス選手にはスピードを発揮してもらいここでシード権が見える位置に浮上。4区真船選手は前回1区最下位だったものの、64分を切っているので、何とか調子を戻してもらいたい。5区佐伯選手は来年以降スペシャリストになってもらう期待込みで。この段階で15位くらいでも10位と2分以内なら十分だと思います。
6、7区は東京国際にとって攻める区間。2人とも前回は区間中位以上で走っているだけに、30秒ずつタイムを上げればかなりシード権が見える位置につけることができるのではと考えます。8区の浦馬場選手は箱根予選では2年連続ネガティブスプリットを成功させているので、きちんと自分の走りを貫くことを期待します。9区相沢選手は万全ならシード権争いの大学のなかではこのクラスの選手を置くのは難しいのでは?最後には箱根予選から安定している山瀬選手がいるのは心強いと思います。
長くなりましたが、結論は駅伝経験者が少ないのは不安材料ですが、経験者が前回以上のタイムを出せれば、シード権争いに入ってくる可能性は十分あると捉えています。
相沢が10000m挑戦会途中棄権なのが心配ですね。旋風を巻き起こすには相沢伊藤タイタスの3枚看板が全員好調であることが条件でしょうし。
相沢-伊藤-タイタス-真船-山瀬 河野-渡邊-佐伯-内山-浦馬場
3枚看板は出し惜しみ無しで行ってほしいですね。上手く行ければシードも十分狙えるポテンシャルを秘めてると思うので頑張ってもらいたい。