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【箱根駅伝2019へ展望】東洋大がやっぱり打倒王者一番手!?~出雲&全日本振り返って

前哨戦~可能性は見せるロード力

東 洋 大 学

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スポトウ|東洋大学スポーツ新聞編集部(https://sports-toyo.com/news/category/id/143)

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前哨戦~可能性は見せるロード力

2位東洋大学2:12:10
区間(距離)名前学年[区間順位]区間タイム(総合順位)トップとの差
1区(8.0㎞)相澤 晃③[2]23分21秒(2)6秒差
2区(5.8㎞)西山和弥②[6]16分54秒(3)34秒差
3区(8.5㎞)山本修二④[3]25分23秒(3)36秒差
4区(6.2㎞)小笹 椋④[4]18分09秒(2)45秒差
5区(6.4㎞)今西駿介③[1★]18分30秒(2)27秒差
6区(10.2㎞)吉川洋次②[1★]29分53秒(2)12秒差

3位東洋大学5:15:57
1区(9.5㎞)田上 健②11位27分44秒(10)0:16
2区(11.1㎞)西山和弥②14位33分11秒(14)1:09
3区(11.9㎞)今西駿介③4位34分43秒(8)1:43
4区(11.8㎞)浅井峻雅②7位35分22秒(10)2:27
5区(12.4㎞)小笹 椋④3位36分27秒(5)2:29
6区(12.8㎞)鈴木宗孝①5位38分05秒(5)2:52
7区(17.6㎞)山本修二④3位52分02秒(3)3:07
8区(19.7㎞)相澤 晃③1位58分23秒★(3)2:46

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今西・小笹選手の成長が一番の収穫

出雲駅伝は最後まで王者の背中を見続けての2位、全日本は主力が欠けてさらに前半でブレーキもあった中での3位。それぞれ収穫があったと思いますが、2つの駅伝通しての収穫は、3年今西選手、4年小笹選手のガッツある走りでした。

出雲4区小笹選手は必ずしも得意距離ではなかったと思います。その中、5000m13分台の選手を追いかけて9秒差で凌いでいます。今西選手は、懸命に前を追い、見事昨年の区間10位からリベンジの区間賞!優勝への望みをつなげる力走でした。

全日本は、序盤で出遅れた中、襷が渡っています。3区今西選手はまさかの14位でタスキを受けた中、意地の6人抜き。5区小笹選手は10位でタスキをもらって、今度は5人抜きの力走!青学・東海のトップ争いにも負けないようなインパクトある走りでした。

気負いもあったか、エースの足並みが揃わず

その中で勝ちきれなかったり、優勝争いに加われなかったりしたのが、期待されていた選手の中にうまくいかなかった選手が今回いたところでしょうか。

出雲駅伝ではトラックで大暴れしていた相澤・西山選手が、リードを奪えたなかったのはちょっと意外な姿でした。箱根駅伝でのロケットスタートのイメージが強すぎたのかもしれません。ただ、狙って青学相手にリードを奪うのは、そんなに簡単ではないのかもしれません。

全日本ではさらに明暗が分かれ、相澤選手はアンカーを走り区間賞!本人的にはかなり早い段階で見えていた前の選手を捉えられなかったので悔しさもかなりあるでしょうが、エースの意地でした。

東洋・相澤「すごく悔しい」全日本の区間賞

一方、西山選手は東海・青学と10秒少しの差を早い段階で埋めよう、そして出雲での失敗も取り返したい気持ちもかなり感じた走りでしたが…。結果的に力みとややオーバーペースだたように、傍からみえました。とにかくメンタル的にいろいろと考える時期なのかもしれません。

箱根駅伝2019に向けて~どこでリードを目論む作戦にするか

・5区は田中選手か、それとも…

少しでも王者の姿を捉える可能性を高めるために、微妙なバランスの中にある。あまりにもこうしようという意識が強すぎると、王者へ隙を与えることになります。

それでもある程度、どこで攻めていくかという作戦の中、今の自分の力では何ができるのか冷静に考えていく力が必要になります。

そんな中、山をどうするかということは考える点と思っています。5区は昨年田中選手が登っています。ほとんど事前情報がなかった中、区間9位で凌いだ形になりました。今年は1万mの走力が夏以降にぐんと上がり、上げ幅には期待できそうです。

ただ、その点は青学大も同じ、昨年区間5位で走った選手が相当力をつけてきているとの情報です。そうであれば主力の中で、登りの適性が高いと言われている山本選手を起用して、勝負に行くこともありえますかね??

吉川・渡邊・西山選手の状態はいかに。

勿論、それはほかの主力・中堅選手の状態も考えながらになります。ここは流動的になるのは避けれないと思いますが、空回りが続く西山選手と、中々復帰とまでいかない渡邊選手、そして出雲で素晴らしい走りを見せながらも全日本欠場した吉川選手となります。

酒井監督は主力2人が復帰する箱根は、青学を倒すのはウチだ、という趣旨の発言をされています。あまり深刻な状況ではないのかなということでひとまずオーダーに入れて予想しています。

箱根駅伝区間オーダー予想(例)
1区西山和弥②
2区相澤 晃③
3区山本修二④
4区吉川洋次②
5区田中龍誠②

6区今西駿介③
7区渡邉奏太③
8区小笹 椋④
9区鈴木宗孝①
10区中村拳梧④

まず西山選手は1区に戻しましょうか。追いかける展開でうまく走れなかったというところなので、前回区間賞獲得の1区に戻すというのは一つの案になるでしょう。今は大変な時期ですが、2か月あれば、色々試行錯誤できるはずです。

そして、基本路線は前回と同じ区間配置にして考える感じですかね。もし、山本選手を5区にするなら、今西選手以外に6区候補が見つかった場合か、渡邊・吉川選手が絶好調で3区4区に入れるようになった場合でしょうか。いずれにせよ、箱根でのロード力を見せつけられれば。

7区まで前回と同じメンバーなら、8区9区10区は自分ならこういう並び方。8区、青学は前回よりは少し落ちる可能性ある区間ですので、小笹選手投入。もし、リードを奪えているならば、過去64分台で走っている大津・高久選手のような走りができるレベルでは??

9区10区は未知の力にかけています。高校時代まで大舞台の経験はほとんどなかった中、しっかり自分の力を出し切っている鈴木選手。ハーフマラソンにかけている4年中村選手にアンカーを託す形で…。

箱根2区を初め往路を走れる選手が揃っている東洋大、もう一度トップに立って、ロードでの破壊力を見ることはあるのでしょうか。

コメント

  1. 屋敷 より:

    基本線はこのような感じになると思いますが、もし渡邊が間に合って調子がいいなら3区にして山本4区吉川を復路7.9あたりに置きたいなあと思います。下りで今西以外で目処があるなら渡邊、吉川復路においていい戦いができると考えてます。小笹を8区に置くのは個人的には賛成でふ。相手が前より落ちるとこでガツンとやれる力を持っていると思うのでそうしたい。前にいればかなり逃げれると思うので期待したいです。

    • hakonankit より:

      >屋敷さん
      渡邉選手が絶好調なら3区、そして色々と作戦をめぐらすこともできますよね。山登りにエースを置くこともできるし、復路にだれかを残すこともできそうです。小笹選手は8区など間違いなく優勝争いが佳境を迎える所で配置かな?

  2. たけぽっぽ より:

    管理人さんの仰るとおり、渡邊、吉川、西山の主力選手の状況次第で大きく変わる可能性があるだけに、東海以上に予想が難しいです。

    現時点で考えるオーダーは相澤ー山本ー西山ー今西ー田中、鈴木ー吉川ー浅井ー小笹ー定方です。相澤選手はスパートの力は絶対的な武器なので、六郷橋までに他チームを振り切って独走態勢を築くことは十分可能かと。
    本当は渡邊選手が万全なら4区渡邊、6区今西、8区鈴木、10区浅井としたいところですが、ポイントは今西選手。平地でも今シーズン十分結果を残しているので、6区候補が育成できていれば、主力に有事があった場合でもスクランブル対応ができるので、今西選手の区間配置は地味に重要かもしれません。
    最後に、フルメンバーが揃えば、おもしろい戦いは十分できると思います。

    • hakonankit より:

      >たけぽっぽさん
      西山・渡邉・吉川選手の状態がどうかが分かりにくいですよね。そして例年の東洋大は試合に出場しませんからね(苦笑) まあ、箱根への仕上げは東洋大は本当にすごいのでいい状態にはなってるとは思ってますが。
      今西選手が実はいろんなところに起用できそうなくらい調子が上がってきているのですよね。山下りはそれなりにやれるのは分かっているのですが、3区4区とかでもやれそう。でも、青学の一番のストロングポイントですので、中々6区からは外せないかどうか…。

  3. 袖野諒平 より:

    田中選手が5区に入る事を疑問視する必要はないと思います。もともと5区の適性においては五郎谷選手と同じかそれ以上。で最近になって1万の記録を更新して走力がついた事も証明してる。昨年の山田選手ほどのタイムは予想できます。その為揺るがないかと。
    区間予想ですが
    西山→相澤→渡邉→小笹→田中
    今西→山本→吉川→鈴木→中村拳
    と予想します。西山選手がいけない場合は田上選手か大澤選手で穴埋めできる。
    西山選手の不調に関しては管理人さんと全く同意見です。前回の箱根駅伝のG+特別編を見る限りかなり情熱的な選手なのでそこで気負ってしまっているのではと予測します。
    3区の渡邉選手は故障上がりなので負担となる区間を避ける。逆に渡邉選手も先頭だと威力を発揮するので相澤選手には是非とも先頭で来て欲しいところ。4区の小笹選手はクロカンの力がつき駅伝で結果も残せてきていてかつ短4区経験者なので。5区6区は昨年と変更なし。復路小田原時点で30秒想定です。7区に山本選手は実は上りは努力で克服したタイプだと思ったのと吉川選手の方が登る力はあると見たので。そして8区吉川選手でここまでで前に出れなければほぼ諦めるしかないかも。9区は1年次の服部勇選手の起用と同じ感じで。10区は向かい風でも対応できそうな中村拳選手を起用したいところだと思います。

    • hakonankit より:

      >袖野諒平さん
      中々考えた配置ですね。前回大きくやられた7区と8区に主力を残しますか。西山・相澤選手が前回のように決まれば一つ面白いのかもしれません。
      西山選手は、本当に気負いだけかなと思っていますので、変に相手を意識し過ぎず、自分自身との対話をしっかりとしてスパートをかけてほしいなと思います。

  4. たび より:

    全員復調してるとして、青学に勝てるオーダーは…と考えました。
    西山-相澤-渡邊-吉川-山本
    今西-鈴木-田中-小笹-中村

    青学に対抗するとしたら去年のように4区までジリジリ差をつけ、5区で差を詰められず、6区で貯金を活かして前にいるようにするしかないかな、と。
    6区終了時点である程度差をつけられれば、東洋得意のトップ効果で逃げ切る可能性あると思います。
    …それでも去年の林選手のようなぶっち切りの走りをされたらお手上げですがね。。

    • hakonankit より:

      >たびさん
      全員好調で、うまいこと1区2区飛び出して、更に5区山本選手配置できれば、ある程度差をつけて往路優勝できるはず。そして、力の付いた6区今西選手でそれほど差が詰まらなければ…チャンス出てきます。

  5. 39 より:

    先頭効果は、出雲や全日本よりも箱根に最も効果的に働くと思います。

    さて、5区はやはり山本くんか復調の吉川くんかなと思いますが、田中くんの伸び具合と調子次第でしょうか。
    西山くんは大丈夫ですよ

    • hakonankit より:

      >39さん
      先頭効果…そうですね。前回の4区はちょっと想定外でしたね。ここだけで1分半近く差が空きましたから。一度トップに立つとそういうことがありますから、早い段階で主導権を握れるようにしたいところです。