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第30回出雲駅伝2018区間エントリー予想&戦力分析【立命館大・皇学館大など地方】~打倒関東&枠争い!


参照サイト:http://www.izumo-ekiden.jp/index.html

出雲駅伝のエントリーが発表されて、いよいよ大学駅伝モードになってきましたね!

第30回出雲駅伝2018【要綱・日程・テレビ放送・コース・出場校・エントリー等!】

出雲駅伝の区間オーダー予想を随時行っています。

今回は立命館大・皇学館大・京都産業大等地方チームです。

なお、3強言われている、青学大東洋大東海大はすでに行っています。

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前年度三大駅伝成績:出雲13位、全日本16位

立 命 館 大 学

【エントリーメンバー】
辻村公佑④14分12秒20≪17:全8区13位、出1区11位、16:全1区16位≫
高畑祐樹③14分12秒59≪17:全7区17位≫
今井崇人③14分14秒20≪17:出5区8位≫
吉岡遼人②14分22秒55≪17:全4区18位≫
原田裕作④14分23秒39
森 太一④14分24秒35≪17:出4区18位、16:全5区17位≫
高畑凌太①14分28秒65
藤田孝介③14分32秒82≪16:全6区19位≫
永田一輝①14分34秒85≪16:高5区12位≫
岡田浩平②14分37秒86

やはり関東地区以外で注目となると立命館大は要チェックですよね。昨年の出雲は期待されながらも脱水症状に見舞われる選手が出てしまい13位。全日本は7区の終盤まで一部の関東地区のチームを上回るなど健闘して、関東地区以外では最上位の16位。そして、この1年大きくパワーアップしています!

まずはエースの台頭。3年今井選手が春から1万m29分台を出すなど力を付けると、日本ICでは見事なレースで4位入賞!関東地区があまり出ていないとはいえ、ちょっとびっくりです。昨年も出雲5区8位で光るものはありましたが、一気に伸びましたね。チームが勇気づきますね。

そして9月の記録会では自己ベストラッシュ!毎回エース区間で安定している4年辻村選手に、3年高畑祐選手も急成長。前年主要区間経験した吉岡選手もいます。過去駅伝で苦しい走りとなった森・藤田選手が、再度メンバー入りにアピール。まだ駅伝経験のない4年原田選手、1年高畑凌選手もベスト。しっかり6人のオーダーが組める選手層を身に着けて、まず出雲から勝負となります。

区間エントリー予想
8.0km-5.8km-8.5km-6.2km-6.4km-10.2km
今井崇人③-高畑祐樹③-辻村公佑④-原田裕作④-高畑凌太①-吉岡遼人②

いやぁ、1区と3区戦える人材が2人もいるんですね。今井選手と辻村選手。どちらがいいかなと思いましたが、やはり日本ICでガチンコ勝負をした今井選手を1区に置きました。駅伝はまだ2回目、気負いすぎは禁物ですが、少しでも上位校の中に割って入る成績を残せれば。

2区には5000m14分12秒と大幅ベストの高畑祐選手。昨年の全日本7区で悔しい経験をしている選手ですが、戦い抜きたい。この時点で関東の尻尾を掴んでいれば面白い。3区に予想した辻村選手は前回の駅伝で出雲1区11位、全日本8区13位とエース区間善戦し、何人かの関東の選手に勝っています。駅伝に強いですね。トラックのスピードもつきます。区間一桁いきたいですね。

4区にも強い選手を置きたいです。まだ駅伝経験がない原田選手ですが、日体大記録会1万mでは30分00秒で辻村選手に続きチーム2番手のタイムを出しました。これは繋ぎで秘密兵器になるはずと思います。5区は非常に迷いましたが、1年高畑凌選手を抜擢。駅伝経験者を増やしたい意図です。原田・高畑凌選手が駅伝経験すると、今回のエントリー8名が大学駅伝経験者になり、全日本に繋がりますので。

アンカーは2年の吉岡選手と予想します。大学駅伝デビューは昨年の全日本ですが、当時ルーキーながら主要区間の4区に抜擢されています。成績も区間18位と何とかまとめきっています。この1年での成長をまずは出雲から見たいです。

今井・辻村選手が目立ちますが、6人駒が揃っていますよね。駅伝ファンとしては純粋に何区間が区間10位以内に入ってくるだろうか、とか気になってきます。何とか総合10位以内に入って、全日本に弾みがつく成績を残したいですよね。

前年度大学駅伝成績:全日本17位

皇 學 館 大 學

【エントリーメンバー】
川瀬翔矢②13分54秒32≪17:全1区10位≫
上村直也②14分26秒62≪17:全3区18位≫
平山寛人②14分32秒10≪17:全6区18位≫
上村一真④14分35秒65≪17:全4区20位≫
山下慧士③14分35秒83
桑山楓矢②14分36秒18
山下大地④14分39秒57
新美 健③14分39秒70≪17:全5区14位≫
平野恵大③14分39秒94≪17:全8区22位≫
鈴木翔也①14分56秒02

昨年、全日本駅伝が大学駅伝初出場し17位と大健闘だた皇學館大がにわかに注目の存在となってきた。出雲駅伝にも初出場を果たすと、9月記録会で多くの選手が5000mのベストを更新。それも10秒・20秒といった単位で更新だった。

前回経験者の2年上村直・平山選手、3年新美・平野選手が推移すると、駅伝未経験の3年山下・2年桑山選手も主力とそん色ないタイムになってきた。またエース川瀬選手も5000m14分13秒、春シーズンの不調からは脱しつつあるようだった。スピードは関東地区と同等と渡り合える選手の復調は嬉しい。4年生がまだもう少し上がり切っていないようなので、比較的若い選手たちの出番になりそうでしょうか。

区間エントリー予想
8.0km-5.8km-8.5km-6.2km-6.4km-10.2km
川瀬翔矢②-上村直也②-平山寛人②-桑山楓矢②-新美 健③-平野恵大③

1区は川瀬選手しかいないでしょうね。昨年ルーキー時代、1500mのスピードランナーながらも、昨年は10㎞以上のアップダウンのあるロードにも対応して駅伝ファンをびっくりさせました。皇学館大の躍進の立役者ですね。春は故障もあったそうですが、ようやく癒えた感じでしょうかね。上り調子の中、チームを勢い乗せていきたい。

しばらくは同世代の2年生で続きましょう。5000mチーム2番手の14分26秒を出した上村直選手を2区にして流れを確実なものにしたい。そのうえで主要区間初となる3区平山選手へ。川瀬選手以外は総合力チームなのでここはやや不安だが耐え抜きたい。その次4区桑山選手。春から結果を残していて全日本予選ではチーム2番手で走り切っている実力者。ここでもう一度流れを作りたい。

残りの2区間は3年生で。5区は昨年の全日本駅伝でキーとなった新美選手。区間14位で前のチームにも迫っているのですよね。あの時の走りがもう一度できれば出場枠争いで面白い位置にいるはずだ。アンカーは平野選手。全日本アンカーの選手で長い距離が得意。全日本予選はチームトップなんですよね。こういう選手を最後に残せる選手層になっています。

基本12位以内が出場枠になりますが、関東10校が12位以内なら13位まで、そのうえでIVYリーグ選抜が13位までに入ったら14位までの理解でいいのでしょうか?出雲駅伝で東海地区が2枠になったことはまだないはず。こういうところからも注目です。

前年度大学駅伝成績:全日本18位

京都産業大学

【エントリーメンバー】
上坂優太④14分17秒37≪17:全2区14位、16:全6区22位≫
宮下朝光③14分21秒95≪17:全3区20位、16:出5区12位≫
浦田昂生①14分28秒91≪18:都1区36位、17:高1区31位≫
稲垣雄二②14分29秒56
日下聖也④14分30秒33≪17:全6区14位、16:全7区18位≫
西川和希④14分36秒28≪17:全1区27位≫
市川佳孝②14分40秒05
黒川大輔③14分47秒54
本井義明③14分51秒23
畠中択実②14分51秒87

古豪の京都産業大もじわりじわり力をつけてきていますね。まずは4年生が主力のチームで、上坂選手が大きく成長を見せていますね。前回の全日本で2区14位の健闘を見せると、今年9月には5000m14分17秒の自己ベスト。駅伝のエース区間で楽しみな存在になりました。他、駅伝経験ある日下・西川選手も健在です。

また1年浦田選手に勢いがあり、全日本予選でチーム3番手の30分38秒をマークすると、9月に5000mベスト更新。主力になってきた。また、3年宮下選手、2年稲垣選手も順調に推移、各学年に主軸となる選手がいるのは頼もしい。しっかりと上位を狙っていく態勢を整えたい。

区間エントリー予想
8.0km-5.8km-8.5km-6.2km-6.4km-10.2km
上坂優太④-宮下朝光③-浦田昂生①-稲垣雄二②-西川和希④-日下聖也④

1区はエースとなった上坂選手ですかね。昨年の全日本は1区が最下位と失敗の中、2区区間14位なので評価は高い成績。難しい1区でもしっかり自分の走りをしてくれるのを期待。続いて、2区、順当なら浦田選手かなぁと思ったのですが、とても調子がいいのでいきなり3区抜擢でもいいんじゃないでしょうか。高校時代も成績はともかく、全国駅伝でエース区間は経験しています。自信もって挑んでもいいと思います。

間の2区には宮下選手、全日本予選はチーム2番手。前回の全日本で3区走っていますし、前半の繋ぎ区間の経験もあります。エースの流れをしっかり引き継いでほしい。4区の稲垣選手は初駅伝になりますが、調子がいいですね。比較的少ない区間で思いっきり走ってほしいです。

5区6区には4年生を入れてまとめにかかります。西川選手は1度駅伝経験がありますが、昨年急遽全日本1区任され区間最下位に沈んでいます。嫌なイメージを払拭するために、一旦主要区間外しています。アンカー日下選手は、過去2度の駅伝は後半に入っていて、前回は全日本6区14位と結果を出しています。今年は主要区間でうまくまとめてほしいです。

トラックでは14番目のタイムですが、ここはとにかく駅伝・ロードでぐっと結束力があがってくるチームです。なんだかんだで京産大が最終的にあがってきていることもあると思います。

その他のチーム

残りのチームも何とかやりましょう。ほぼほぼ、全日本予選での成績をみて決めています。

なお数字は5000mのベストタイムです。

・札幌学院大学
グレ135527-佐々木144956-田中143741-原田144331-宇野150693-野村145318
初の2枠の北海道地区、枠確保は難しいと言われていますが、札幌学院大はスピードランナー多いので楽しみです。まずグレ選手がどこまで強くなっているか。順調なら上位勢に入れます、。あとはスピードのある佐々木・田中選手ら前半区間。長い距離もいける野村選手らを後半区間予想です。

・札幌国際大学
板垣142316-水谷144902-平沼150323-黒田145698-白戸151386-山口144481
初出場札幌国際大は、板垣・山口選手の主力がいずれもスタミナ型なのでどう勝負にでますかね?やはり板垣選手1区で何とか食いついていって、北海道駅伝で区間賞獲得の平沼選手らでじわりじわり順位をあげていく展開を狙っていくことになるでしょうか。全日本駅伝は選抜でも出ないので、ここでしっかり結果を出したい。

・東北選抜
松浦145649-沼田150814-渡辺151011-伊藤150695-新舘150544-斉藤152820
まずは東北大のエースの松浦・斎藤選手1区と6区ですかね。斎藤選手は東北全日本予選で16㎞トップの実力者です。松浦選手はチーム唯一の5千m14分台ですね。あとは東北全日本予選の成績を見ながら決めました。3区渡辺選手は山形大の選手です。持ちタイム平均最下位から上がれるか。

・北信越選抜
福田142516-小林144874-鈴木145792-野辺145926-本間145601-依田144942
北信越地区史上最強ランナーの福田選手1区でまずどこまで食い下がれるかですね。前年も区間14位で走り切っています。タイム差・順位ともに注目です。あとは北信越全日本予選の結果から。新潟大の鈴木・依田選手が良かったので主要区間に。全日本初出場する新潟医療福祉大の小林・本間選手は、負担も考え繋ぎに。信州大も野辺選手ら意地見せたい。

・大阪経済大
富田143714-内山144815-古井145354-福井145964-伊吹145732-塚本143718
第3回大会以来、27年ぶりに出場する大阪経済大ですが、どちらかというと長い距離の育成に力を入れているチームなだけにオーダーは選考はちょっと難しそう。その中で全日本関西予選で結果を出した富田・古井・塚本選手がやはり主要区間担当かな?あとは比較的5000m持ちタイムの高い内山選手らで粘っていきたい。

・広島経済大
木邑142513-古谷144237-大島143857-柴野144837-松石144898-大下142425
全日本予選は辛勝だった広島経済大ですが、まずは3本柱が健在ですね。エースの木邑選手、大島選手、院2年でも健在の大下選手。1区3区6区、もしくは最初の3区間に並べて攻めていっても面白いかもしれませんね。あとは予選でチーム4番手の柴野選手や、5000mベストを出した古谷選手などを固めて、地区学連枠を獲得しに行きたい。

・日本文理大
北村142398-森口145807-山田142721-増田150765-森口145807-副島142935
昨年末の島原駅伝での好成績により、日本文理大が九州から出場できるのですよね。4年生エース北村選手がついに最終学年。駅伝で力を出し切れなかったこともありますが、日本ICで健闘。今年は食いつきたい。あとは山田・副島選手も同等の力があります。ここは大きいところ。あとは1500mの森口選手や長い距離安定の増田選手らで地区学連枠を狙っていくか。

※IVYリーグ選抜は、勉強不足のため行いません。
ただ、昨年10位のメンバーが3人も来ていますので、面白い結果を残すかもしれません。