日体大記録会が終わりました。29日にある記録会の直後、
10月1日にいよいよ第95回箱根駅伝予選会のエントリー発表になります。
その前日までは、強化中堅校の紹介となります。
面白いけど、箱根駅伝を本気で狙うにはあともう少し強化が必要かなぁと思うチームになってきます。知っている大学・選手も多くなってくるでしょう!
記事内容
今回は、
Part2…9月以降の記録会で予選出場を目指す11チーム+α(9/10~9/21、9/22+9/29?) ☜
Part3…強化中堅校7チームの本選出場応援企画(9/23~9/30) ☜
今回は強化チームを7チーム紹介します。エントリー分を反映はできないですが、予想や展望、本気で連合選手を狙える選手を中心に紹介していくことになります。
掲載内容
前回の予選順位と過去3年のチーム記録、そして今年のチームの簡単な戦力分析を行います。
また、そのチームの主力選手のベストや過去の予選の成績も載せていきます。
なお、各大学の選手は以下の独断のランキングで分けます。(この応援企画のみならず、本気で本選出場が狙える箱根予選展望でも使用します)
ランキング
JOKER(10点)~60分19秒(20㎞換算:~57分10秒/84回:1位)
SSS(9点)60分20秒~60分59秒(20㎞換算:57分11秒~57分49秒/94回:1-2位、93回:なし)
SS(8点)61分00秒~61分39秒以内(20㎞換算:57分50秒~58分27秒/94回:3位、93回:1-2位)
S(7点)61分40秒~62分19秒(20㎞換算:58分28秒~59分05秒/94回:4-5位、93回:3-4位)
A(6点)62分20秒~62分59秒(20㎞換算:59分06秒~59分43秒/94回:6-11位、93回:5-8位)
B(5点)63分00秒~63分39秒(20㎞換算:59分44秒~60分21秒/94回:12-32位、93回:9-17位)
C(4点)63分40秒~64分19秒(20㎞換算:60分22秒~60分59秒/94回:33-80位、93回:18-53位)
D(3点)64分20秒~64分59秒(20㎞換算:61分00秒~61分37秒/94回:81-148位、93回:54-97位)
E(2点)65分00秒~65分39秒(20㎞換算:61分38秒~62分15秒/94回:149-196位、93回:98-138位)
F(1点)65分40秒~66分19秒(20㎞換算:62分16秒~62分53秒/94回:197-228位、93回:139-177位)
G(0点)66分20秒~66分59秒(20㎞換算:62分54秒~63分30秒/94回:229-265位、93回:178-214位)
G候補
※94回は例年より涼しく、93回は暑かった大会です。
それぞれに、独断と偏見でこのくらいかなぁと思うランキングに選手を入れていきます。
早速、はじめていきます。なお、今回は上に追記していく形となります。
ページコンテンツ
[前回18位]流通経済大学
【過去3年間の成績】
94回:18位10:22:37(ボーダーまで12分03秒)※12位まで9分33秒
93回:23位10:37:07(ボーダーまで20分50秒)
92回:20位10:31:20(ボーダーまで19分16秒)
D(3点)64分20秒~64分59秒(20㎞換算:61分00秒~61分37秒/94回:81-148位、93回:54-97位)
菊地海斗③29分43秒95≪17:予157位、16:予189位≫
地福詩音④29分36秒27≪17:予169位、16:予233位≫
E(2点)65分00秒~65分39秒(20㎞換算:61分38秒~62分15秒/94回:149-196位、93回:98-138位)
藤崎真伍④30分04秒50≪17:予209位、16:予273位、15:予227位≫
F(1点)65分40秒~66分19秒(20㎞換算:62分16秒~62分53秒/94回:197-228位、93回:139-177位)
三輪雄大③30分35秒79≪17:予208位≫
小原佑介③30分05秒24≪17:予218位≫
磯谷 駆③30分38秒03≪17:予221位≫
西村 茂③29分38秒43
G(0点)66分20秒~66分59秒(20㎞換算:62分54秒~63分30秒/94回:229-265位、93回:178-214位)
岡島慶典②31分22秒62≪17:予255位≫
浅海雄大②30分43秒33≪17:予295位≫
梶山拓郎②30分38秒03
G候補
中根翔也①32分30秒31
竹上世那①33分47秒45
石井闘志①31分32秒29
横森駿介①32分01秒28
島龍之介③31分42秒57
鈴木壮馬②30分46秒02
昨年、大幅に順位アップ&タイム短縮に成功した流通経済大。10:22:37はエース吉村選手を擁し、ボーダーまであと6分以内と迫った90回記念大会よりも早い。今年はさらにそのタイムを短縮し、箱根への道筋を照らしたい。トラックシーズンは4年藤崎選手がインカレで1500mや3000m障害で活躍。特に3障は関東ICは1部で11位、日本IC7位入賞!他の大学の選手と堂々と渡り合っている。一転、20㎞も昨年は62分半ばを出すなどチームの力になっている。今年もチーム10位以内に入るか。
さて、長距離ロードはまた別の選手がエースになる。昨年62分を切っている4年地福・3年菊地選手が引っ張るだろう。1万mも29分40秒前後まで短縮し、関東ICハーフもレベルの高い1部の中20位台で粘っている。まずはこの2選手が学生連合での出走ができるレベルまでいき、育成力アピールしたい。
他には前回200位前半で走っている選手が中心になってくるか。関東ICハーフに出場した三輪選手、1000m30分05秒の経験がある小原選手、ハーフ65分台で走った経験のある磯谷選手、更にトラックのタイムは主力とそん色のない西村選手…彼ら全員3年生、チームの中心世代となっている。ここの世代が成長しているとぐっと総合力が増してきます。
2年生以下はまだこれからという感じだが、前回出走の岡島・浅海選手が記録会などでチーム上位で走り続けていて、今年も出場してくるだろうか。スピードのある梶山選手が復調できてれば心強い。1年生は候補が沢山いて、3障で関東IC出場の石井選手が10000mも31分半ばをマーク。竹上・中根選手は5000mで14分台マーク、また夏に横森選手らが32分台を記録。秋以降の成長に期待だ。
前回から卒業生は4人いるものの、先述の3年生世代を中心に成長を期待できる選手も多く、まだまだ上位に上がるチャンスは続いている。これに4年生2選手、しっかりまとめられる選手もいていいチームになってきている。前回の12位チームまでは10分無かった。力を合わせて埋めていきたい。
[前回21位]桜美林大学
【過去3年間の成績】
94回:21位10:28:25(ボーダーまで17分51秒)※12位まで15分21秒
93回:25位10:41:04(ボーダーまで24分47秒)
92回:30位10:54:45
【ランキング&展望】
SSS(9点)60分20秒~60分59秒(20㎞換算:57分11秒~57分49秒/94回:1-2位、93回:なし)
レダマ キサイヤ③27分52秒74≪17:予1位、16:予2位≫日本IC5千&1万優勝
C(4点)63分40秒~64分19秒(20㎞換算:60分22秒~60分59秒/94回:33-80位、93回:18-53位)
田部幹也④29分46秒26≪18:箱3区21位相当、17:予56位、16:予178位、15:予242位≫
F(1点)65分40秒~66分19秒(20㎞換算:62分16秒~62分53秒/94回:197-228位、93回:139-177位)
森 駿太④30分45秒74≪17:予211位、15:予277位≫
小橋 新③30分52秒13
前山晃太郎②31分06秒42≪17:予239位≫
G(0点)66分20秒~66分59秒(20㎞換算:62分54秒~63分30秒/94回:229-265位、93回:178-214位)
平野秀一④30分29秒87≪17:予252位≫
阿川大祐③30分52秒65≪17:予259位≫
安西亮介④31分56秒34≪16:予252位、15位予373位≫
G候補
坂田 光③30分26秒26≪17:予321位、16:予187位≫
佐藤拓巳③31分19秒93≪17:予323位、16:予330位≫
毎年着実に総合順位を上げていっている桜美林大。そして今年の箱根では初めて学生連合で選手が出走。箱根の距離を縮めていっている。エースのキサイヤ選手は昨年57分27秒の歴代2位のタイムで予選トップ!今年もインカレや各大会で存在感を出している。とてもパワフルな走り方だが、20㎞でより強さを増している選手だ。今年もトップ筆頭候補、歴代のトップ(20㎞57分01秒、ハーフ換算60分10秒)へのタイムに挑戦だ。
また、桜美林大として初めて箱根の味を知った田部選手は4年生に。インカレなどにも出走して、まだまだ健在だ。日本学生個人選手権では5000m14分21秒とベストを出して、スピードもついてきている。個人順位もさらにあげていきたいところだ。
続く選手が差が開いている印象だが、候補はいる。前回20㎞62分30秒の好タイムを出した4年森選手、春決して条件が良くなかった中、10000m31分前半で走っている3年小橋選手、更に前回チーム4番手でゴールした2年前山選手が先日の国士大記録会で31分06秒のベスト、ロードでの成績が楽しみになってくる。
この他では、200位台半ばをマークしている4年平野・安西選手、3年阿川選手が続くだろうか。稼げる選手がいるだけに彼らがひと伸びしていると、総合成績がさらにぐっとあがるはずだ。これに2大会前に187位という成績を残している坂田選手らが状態が上がっているようだと面白いだろうか。
卒業生も少しずつ出だしているが、それでも前回予選トップ10内に入ったのは2選手だけ。他の大学と比較するとまだまだ少ないほう。今年はついに総合順位を19位以内に浮上させることができるかどうか。ボーダーとの差も最低限10分以内へ、あと1人1分なると本気で希望が出るかも。今年、更に存在感が増しそうな雰囲気だ。
[前回22位]平成国際大学
【過去3年間の成績】
94回:22位10:30:05(ボーダーまで19分31秒)※12位まで17分01秒
93回:21位10:36:15(ボーダーまで19分58秒)
92回:17位10:20:37(ボーダーまで8分33秒)
【ランキング&展望】
D(3点)64分20秒~64分59秒(20㎞換算:61分00秒~61分37秒/94回:81-148位、93回:54-97位)
鈴木悠太④29分41秒28≪17:予149位、15:予237位≫
E(2点)65分00秒~65分39秒(20㎞換算:61分38秒~62分15秒/94回:149-196位、93回:98-138位)
時任一輝②29分58秒76≪17:予290位≫
F(1点)65分40秒~66分19秒(20㎞換算:62分16秒~62分53秒/94回:197-228位、93回:139-177位)
佐藤琥稀①30分46秒71
河野翔太③30分59秒56≪17:予272位≫
G(0点)66分20秒~66分59秒(20㎞換算:62分54秒~63分30秒/94回:229-265位、93回:178-214位)
片山拓海②30分40秒06≪17:予229位≫
工藤淳平③31分23秒90≪17:予267位≫
小島竜太③30分44秒13≪17:予314位≫
古田 光④30分54秒80≪17:予315位≫
寺嶋晃我④30分56秒31
G候補
山口貴士①31分46秒65
松本航平①32分04秒71
岩渕亮佑④32分15秒70
上石敦士③31分15秒04
小美濃駿④29分36秒52≪17:予158位、16:予293位≫
賀澤拓海④29分58秒94≪17:予454位、15:予214位≫
至近3大会でボーダーまで10分以内に迫ったことがある平成国際大は。今年はその水準にどこまで迫ることができるか。9月日体大記録会で一番元気だったのは30分11秒をマークした4年鈴木選手。前回の予選で20㎞61分39秒の好記録を残し、その後10000m29分41秒を出している。主力選手が更なる成長を見せており、学生連合での出走を狙える位置にいる。
続くのが2年時仁選手で10000mベスト29分58秒で記録会も30分30秒台でまとめている。前回の予選はやや苦戦していますが、この1年でどこまであげられるか。他、3年河野選手と1年佐藤選手も30分台をマーク。佐藤選手は大挙出場した5組の中でチームトップの成績でいきなり主力として注目。河野選手は上尾ハーフで66分34秒をマーク、先述の記録会も10000mベスト更新で面白い存在だ
その他も前回の予選出走しているランナーの多くが記録会出走。前回62分台の片山選手に、ハーフ66分台経験ある3年工藤選手、3年小島・4年古田選手は10000m30分台の選手ぐっと前回より順位が上がる可能性のある選手たちだ。
また新戦力としては彼らと同等のタイムを残した4年寺嶋選手、ハーフも67分前半で出走経験はあり、十分に中堅以上の走りはできそうか。また1年生の山口・松本選手も彼らに食いつき、出走12人の中に入ってきそうか。
一方で10000m29分台~30分前半を持ている4年生の複数が記録会出走してなかったかなぁ。小美濃・賀澤・日野・布施選手あたりが復調できればぐっと総合タイムを縮めるチャンスが増えるかなと思います。もう一度、上位校を追っていける態勢を整えていきたい。
[前回23位]駿河台大学
【過去3年間の成績】
94回:23位10:31:19(ボーダーまで20分45秒)※12位まで18分15秒
93回:19位10:34:59(ボーダーまで18分42秒)
92回:19位10:28:30(ボーダーまで16分26秒)
S(7点)61分40秒~62分19秒(20㎞換算:58分28秒~59分05秒/94回:4-5位、93回:3-4位)
ブヌカ ジェームス①28分22秒35
C(4点)63分40秒~64分19秒(20㎞換算:60分22秒~60分59秒/94回:33-80位、93回:18-53位)
西沢晃佑④30分12秒16≪16:予284位、15:予186位≫
D(3点)64分20秒~64分59秒(20㎞換算:61分00秒~61分37秒/94回:81-148位、93回:54-97位)
吉里 駿②29分20秒92≪17:予213位≫
E(2点)65分00秒~65分39秒(20㎞換算:61分38秒~62分15秒/94回:149-196位、93回:98-138位)
屋富祖光佑③30分49秒68≪17:全4区22位、出6区13位、16:出5区15位≫
G(0点)66分20秒~66分59秒(20㎞換算:62分54秒~63分30秒/94回:229-265位、93回:178-214位)
石山大輝②30分28秒95≪17:予298位≫
河合拓巳②31分07秒52≪17:予242位≫
清水涼雅③31分21秒70≪17:予279位≫
G候補
福谷 駿③30分32秒23≪17:予262位≫
馬場凌太③30分39秒06≪17:予265位≫
高橋将平④30分41秒95≪17:予309位、16:予322位≫
大塚勇輝②31分58秒30
13点(G候補-1)
参考:過去3年間(94回、93回、92回)
トップ通過:41点、35点、39点
10位通過:34点、27点、33点
12位(94回のみ):30点
予選会で毎年確実に存在感を増している駿河台大。だが、ボーダーとの差は20分を切るところからが壁になっている状況でもある。そんな中、今年は大きくジャンプアップするチャンスを迎えている。
ついに留学生の選手を獲得、昨年秋から日本でレースをしていたジェームス選手が加入。挨拶初めに焼津ハーフで東海大の主力を振り切って優勝!関東ICもポイント重ねて、記録会10000mは28分前半で安定している。この分なら予選会でもハーフ62分前半以内は期待して良さそうかな?ちなみにこのくらいだせば、前回の10番手と5分は違います。
そして学生連合に入ってもおかしくない選手が3選手も出ているのですよね。うち、1人は昨年関東IC1500m入賞で注目があった2年吉里選手。あれからもっと長い距離10000mも29分20秒まで縮めてきて日本人エース格だ。久しぶりの長距離ロードの成長も楽しみになってくる。
さらに昨年は出走していない選手が2人候補になっている。4年西沢選手は日本学生ハーフで65分前半の成績を残すと、焼津ハーフ・関東ICハーフでも好走。長距離リロードに確かな自信を得て最後の予選に挑む。更に、昨年第一工大で出雲6区13位とエース級だった屋富祖選手がまさかの転入!6月条件が悪い中10000m30分49秒を残し、タイム以上の力がありそうだ。
他は少し離れてしまうが、4月10000m30分28秒を出した石山選手、前回予選20㎞63分02秒で走り切っている河合選手、条件が悪かった9月で31分21秒のベストタイムをだした3年清水選手あたりが候補でしょうか。このあたり65分台あたりは出せるかもしれません。
あとは31分58秒を出した大塚選手ら新戦力は出始めています。これに前回予選でまとめている福谷・馬場選手ら10000m30分台経験したことがある選手が上がってくれば面白い。戦える選手が複数人出てきていることはチームにとっても大きな希望だ。少なくとも、常連校のしっぽを掴む足掛かりの大会にはする力は付けてきている感じがする。
[前回24位]関東学院大学
【過去3年間の成績】
94回:24位10:31:29(ボーダーまで20分55秒)※12位まで18分25秒
93回:17位10:33:32(ボーダーまで17分15秒)
92回:23位10:36:59(ボーダーまで24分55秒)
【ランキング】
D(3点)64分20秒~64分59秒(20㎞換算:61分00秒~61分37秒/94回:81-148位、93回:54-97位)
田島 光④29分37秒79≪18:箱5区20位相当、17:予136位、16:予142位≫
関口大樹③29分42秒46≪17:予189位、16:予200位≫
F(1点)65分40秒~66分19秒(20㎞換算:62分16秒~62分53秒/94回:197-228位、93回:139-177位)
桑山敏哉③30分56秒90‹≪17:予219位≫
G(0点)66分20秒~66分59秒(20㎞換算:62分54秒~63分30秒/94回:229-265位、93回:178-214位)
横田拓海③31分14秒18≪17:予263位≫
松下昌人④31分30秒48
河本英樹④31分08秒39≪16:予267位≫
厚浦大地①30分34秒96
川良昴世②30分41秒64≪17:予280位≫
G候補
小野元也③30分56秒29
木口航太④31分28秒19
山田拓磨②31分45秒16
石本孝二②30分08秒30
安達 駿③30分13秒83≪17:予247位、16:予216位≫
荒川将輝③30分28秒61
西 和希②31分15秒99≪17:予245位≫
関東学院大の94回予選は、順位は落としたものの総合タイムは短縮、更に田島選手が学生連合に選出された。12番目だったが、直前に故障者がでて、代役で山登り5区出走!力走する姿があった。今年も学生連合の出走候補の選手がいて、3年関口選手に勢いがある。昨年末に29分台を出したが、今年のホクレンでも29分台をマーク、力がついてきている。田島選手も走力を保っており、まず予選2人でできる限り上位に食い込みたいところだ。
3番手以降がやや開いてしまっているが、候補と言える選手が出てきている。10000mの持ちタイムで言えば、石本・安達・荒川選手らがいるが、日体大記録会では6組に大挙出場し、上位の選手は少し違う様相となった。トップはこれまで予選出場経験のない4年松下選手が31分30秒。これに前回の予選でチーム3番手で走っている3年桑山選手に、横田選手が続いた。上級生がしっかり結果を残したのは良いことで、予選で積み上げを見せてほしい。
このあとにも、2年前予選出走の4年河本選手の前後に、4年木口、3年小野、2年山田選手らが31分40秒前半あたりに続いた。このあたり新戦力候補だ。6組はかなり条件が悪かっただけにこれだけの選手が31分中盤あたりに多くの選手が固まったのは、まずまずの収穫だったのではと個人的に思います。
今回は良くなかったですが、10000m30分41秒を持っている2年川良選手、高校時代に10000mを30分34秒で走り切った経験のある1年厚浦選手あたり若い選手の突き上げがさらにあればいいチームになってくるのかなと思います。
前回の予選は多くの選手を、20㎞63分台でしっかりゴールさせている。今回の記録会を見る限り10名の選手層という点は昨年以上かもしれない。2大会前には一旦17位まで総合順位を浮上させた。もう一度10位台と巻き返していく年としたい。
[前回25位]武蔵野学院大学
【過去3年間の成績】
94回:25位10:36:21(ボーダーまで25分47秒)※12位まで23分17秒
93回:27位10:49:28(ボーダーまで33分11秒)
92回:24位10:42:33
【ランキング】
A(6点)62分20秒~62分59秒(20㎞換算:59分06秒~59分43秒/94回:6-11位、93回:5-8位)
タイタス ワンブア②28分28秒91≪17:予6位、16:予236位≫
F(1点)65分40秒~66分19秒(20㎞換算:62分16秒~62分53秒/94回:197-228位、93回:139-177位)
田村剣心②30分05秒97≪17:予212位≫
高岡朝日④30分36秒73≪17:予244位、16:予161位、15:予388位≫
G(0点)66分20秒~66分59秒(20㎞換算:62分54秒~63分30秒/94回:229-265位、93回:178-214位)
下田季矢②30分10秒60≪17:予146位≫
藤井亮矢③29分30秒31≪17:予364位、箱7区16位相当、16:予42位≫
岩永 令③30分19秒45≪17:予264位、16:予278位≫
G候補
木村純一郎②31分04秒01≪17:予310位≫
佐藤拓夢②30分46秒32≪17:予331位≫
安部智輝④30分45秒40≪17:予343位、16:予266位、15:予263位≫
竹内嵩人②30分23秒61≪17:予411位≫
森 竜也③30分30秒81≪16:予352位≫
舩田圭吾①5千14分47秒00
友村俊介①5千14分48秒90
原田宗市①5千14分50秒87
昨年、下級生中心に大幅にタイムを短縮してきた武蔵野学院大。今年、更に上位校との差を縮めていくチャンスだ。エースワンブア選手は昨年ついに長いロードに対応し20㎞59分10秒と結果を残した。今年はインカレ等で後半の失速が気がかりではあるが、まずは昨年の自信を目標に62分台では走行したい。
先日の日体大記録会では、暑い時間帯で多くのランナーが出走。タイム的には目立たなかったが収穫はあった。元々高校時代力がある2年田村選手がチームトップの30分47秒マーク。昨年は予選212位で走り今年は100位台が視野になってくる。また2大会前に161位の入った4年高岡選手も31分10秒とまずまずだ。ベスト成績を出したい。
この他の選手も多くは31分台後半はマーク。5000mのタイムもいい4年安部、3年森選手は最後長距離ロードまとめられるか。2年木村・佐藤・竹内選手らは前回からぐっと順位を押し上げることができるかも。前回出走者が中心なので、昨年よりレベルアップしていることを確認して、確かな自信にしていきたい。
1年生は5000m14分台が4人入部!うち、舩田・友村選手が先日の日体大記録会で10000m32分少しを記録。上級生に食らいついた。また原田選手は春に31分台を記録していて、彼らの成績も楽しみだ。
あとは前回チーム2番手の2年下田選手、前々回連合で出走している3年藤井選手が調子を上げることができれば、総合力が高いチームになってくる。前回は12位チームまで23分ほど、前回出走者が全員残っている今年は15分以内には付けたいところだ。
[前回27位]慶應義塾大学
【過去3年間の成績】
94回:27位10:42:42(ボーダーまで32分08秒)
93回:28位10:55:27
92回:31位10:58:39
D(3点)64分20秒~64分59秒(20㎞換算:61分00秒~61分37秒/94回:81-148位、93回:54-97位)
根岸祐太④29分45秒90≪18:箱8区19位相当、17:予76位、16:予219位、15:予256位≫
G(0点)66分20秒~66分59秒(20㎞換算:62分54秒~63分30秒/94回:229-265位、93回:178-214位)
永野裕也④30分52秒91≪17:予276位≫
田島爽也③31分18秒46≪17:予288位、16:予369位≫
G候補
清水拓哉①31分50秒43
鈴木 輝①32分08秒17
佐伯拓海④31分59秒48≪17:予357位、16:予333位≫
石井克弥③31分20秒73≪17:予282位≫
昨年、保科光作監督を迎えての初めての予選会は大学記録更新!更にエースの根岸選手が学戦連合8区出走!まずは在学生のみで結果を残した。強化2年目の今年は、実質の強化1年目の選手が入部。スポ推ではないため制限がある中、5000m14分台(入学後ベスト含む)の選手が6名もおり、いよいよ本気で箱根を狙って上昇していく準備が整ってきている。
春前は1500mIH8位小野選手の入部に驚いたが、他にも有力選手がおり、5000m14分46秒清水選手、更に14分50秒台に鈴木・印藤・杉浦・内藤選手と結構多くの選手が入部している。先日の日体大記録会は暑い時間帯での出走となったが、清水選手が31分50秒、鈴木選手が32分08秒と結果を残し、まずはこの2人がいきなり主力としての走りができるかもしれない。
また、杉浦選手ら他の1年生も32分中盤~33分台の記録をマーク。期待の小野選手が34分切れなかったのが残念だが、司代選手なども標準を切り、おそらくエントリー半数の7人を1年生が締めるかも?その多くは出走しそうで、まずは彼らの力走に注目したい。
上級生は、4年根岸選手が早い流れに付けずも10000m30分45秒で走力キープ、前回その根岸選手に続いた4年永野選手も健在だ。さらに3年田島選手が、日体大でチーム2番手の記録をマーク。他に、前回3番手の石井選手がどうかか。彼らも負けじと頑張れば、一気に他の強化校を抜いてくることも可能だ。チームとしての成長を見せていきたい。
コメント
あと、流通経済、日本薬科、桜美林ですね。
時間が大変でしょうが頑張ってください!
ってか去年か一昨年に部内で問題(?)が起きたらしい松蔭大学は今どうなってるんでしょうね?関東学園大学のように自然消滅してしまうのでしょうか・・・
>ユーポンさん
ありがとうございます!
日本薬科大は、急遽この記事より後に登場させることになりました!
松蔭大は…一応部員10名以下ではありますが活動は続けてるんですよね。1年生も1人は入っているみたいで。何とかまた戻ってきてほしいですが、どうなるのか…
10人以下ですか・・・僕がいた頃の立正並みに悲惨だな・・・松蔭もいつか復活してくれるといいんですが。
最後に紹介の流通経済大ですが、エントリー見て部内で何かトラブルあったのかと思ってしまいました。トラブル無いようだったら調整酷すぎるんじゃないかと思わざるを得ません。本来主力となるべき選手が殆ど欠場、エントリー大半が一年生とは、、、松陰大を思い出して心配になった次第です。
何が起こったんでしょうね。一部主力は入ってますが・・・それとも1年生が急激に力をつけたとか、まさかね・・・