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【その他から3校抜粋】2018-2019大学駅伝展望:前半戦を終えて~麗澤大・筑波大・駿河台大の動向は…

春シーズンの振り返りと秋シーズンの展望を各大学行っています。

記念大会での復活or初出場を狙って、懸命の取り組みを行うチーム!

今年の予選会、どこまで伸ばせるか楽しみなチーム

麗澤大・筑波大・駿河台大(初ピックアップ)

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麗 澤 大 学

https://twitter.com/ReUniTandF/status/1033935842098606080

春シーズン振り返り
~主な主要大会~

【関東インカレ】
1500m予選:1組8位椎名修羅①4分00秒99
1500m決勝:
10000m:35位国川恭朗③30分58秒15
3000m予選:2組6位河内宏太③9分11秒10 q
3000m障害:12位河内宏太③9分18秒23
ハーフ:31位水野優希②67分19秒、40位渡邉紘也④68分25秒、52位西澤健太④69分59秒
5000m:33位吉鶴 実④15分14秒37

【個人選手権】
早川朋輝②14分57秒48

4月の記録会はまずまずだったのですが、5月関東インカレの頃には少し疲れが出ていたか全体的に低調でした。チームの柱の国川・吉鶴選手がちょっと絡んでいけなかったかなぁというところでした。

そんな中、3000m障害で河内選手が決勝進出!麗澤大は短い距離のイメージは少ないので、結果以上に存在感があります。また、ハーフでは箱根予選未経験の2年水野選手が67分前半のタイムで健闘しています。

~今季前半戦ランキングまとめ~
5000m
吉鶴 実④14分28秒66★ 4/8
椎野修羅①14分29秒46★ 6/10
水野優希②14分43秒25 7/7
竹内奨真②14分50秒30 4/29
西澤健太④14分51秒62 7/7
難波 天②14分52秒91 4/29
加藤立誠②14分53秒34★ 4/29

10000m
国川恭朗③29分59秒24 4/21
難波 天②30分17秒08★ 4/21
吉鶴 実④30分27秒94 4/21
西澤健太④30分30秒13★ 4/30
早川朋輝②30分38秒99 5/12
渡邉紘也④30分43秒44 4/30
水野優希②30分54秒59 4/30
市川 駿④31分01秒79 4/30
竹内奨真②31分02秒50 5/12
加藤立誠②31分06秒95 5/12
杉保滉太②31分12秒95 5/12

ハーフ
国川恭朗③65分59秒 4/8
西澤健太④66分26秒 4/8
市川 駿④67分15秒 4/8
水野優希②67分19秒 5/27
植田陽平②67分38秒 4/8
太田来紀④67分51秒 4/8
春先は結果出ていましたね。5000mで吉鶴選手が自己ベストを出すと、10000mでは国川選手が29分台、難波・西澤選手が自己ベストを出しています。この時期のベストは珍しいので良かったですね。また、国川・吉鶴選手は箱根予選を見据えてか、日体大記録会で最終組やその一つ前の組に挑戦する姿勢がありました。これが箱根予選繋がるといいですよね。

また、ルーキーの椎野選手が順調な入り。6月に5000mの自己ベストを更新して早くもチーム2番目の持ちタイム。フォームも結構いいらしく秘密兵器になりそうな…?全体的には4年と2年が目立っています。力的には似ている選手が多いですので、練習からうまく団結が取れれば、箱根予選という団体戦で強力な力になるはずです。

箱根予選突破へ【ポイント】:63分台ランナーの複数出現

前回の予選のデータを見ると62分00秒付近で選手が固まっていているのですよね。ハーフ相当では65分20秒前後ということになります。更に気象条件が悪かった日本学生ハーフでも65分中盤の選手が複数いました。この夏しっかり力が付けば、この集団が65分を切り、64分台になる事も不可能ではないはずです。そうなれば、ボーダーにぐっと近づけるはずです。

そしてそれを超えるとなると63分台のランナーが何人か出てきてほしいですよね。前回の予選のデータ非常に気象条件が良かった中ですが、ボーダー付近は64分40秒平均でした。国川・吉鶴・椎名選手、それと前半戦はあまりレース出場なかったですが、連合選ばれている3年宮田選手あたりも候補に挙がるでしょうか。過去最大の戦力にはなってきていると思います。距離がハーフになったのは追い風、一気に掴めるでしょうか。

筑 波 大 学

春シーズン振り返り

~主な主要大会~

【関東インカレ】
1500m予選:1組12位村上 諄④3分56秒96 2組5位相沢拓実③3分52秒15 3組1位小林航央④3分47秒59 Q
1500m決勝:3位小林航央④3分51秒85 +6点
10000m:27位相馬崇史②30分32秒00
3000m予選:1組6位川瀬宙夢④9分11秒97 2組9位齋藤零司③9分19秒03
3000m障害:
ハーフ:19位金丸逸樹③67分00秒 41位西 研人②70分09秒 42位児玉朋大②71分15秒
5000m:藤田黎士③15分23秒95

【個人選手権】
1500m
7位三津家貴也(M1)3分53秒83

3000m障害
2組
13位重山源斗②9分22秒74
17位杉山魁声①9分46秒23
3組
6位齋藤零司③9分09秒07

本格的に中距離に移った小林選手の活躍がまずは大いに目立ちましたよね。かなりレベルが上がっている中、最後まで優勝争いをしての3位!表彰台に乗ったのはナイスだと思います。それから医大生の川瀬選手が3000m障害健闘、決勝進出まであともう一押しというところまで生きました。チームにも刺激になりますね。

ただ、長い距離は調整がうまくいかず、全体的には苦戦かなぁ。エースの相馬選手も30分半ばとなってしまいましたし、事前の記録会で良かった西選手も、ハーフで70分オーバーに。ここは苦戦しましたね…。ただ、長らく不調だった3年金丸選手がハーフで19位、1年の時もそうでしたがロードでは覚醒するのが改めて収穫ですね。

学生個人選手権では、院生の三津家選手と3000m障害の斎藤選手が良かったですね。斎藤選手は来年の関東インカレに充分つながる結果、同じ種目の重山選手もこれからです。

【全日本予選】
16位筑波大学4:12:29.91
1組:23位川瀬宙夢④31分23秒95、28位金丸逸樹③31分17秒25
2組:27位村上 諄④31分40秒94、37位藤田黎士③32分13秒94
3組:28位吉成祐人(D1)31分27秒08、29位西 研人②31分37秒81
4組:23位相馬崇史②30分34秒47、35位才記壮人(M2)31分51秒47

関東インカレの調整失敗から、1か月。ここは修正してきたと思います。上位を取る事はできませんでしたが、8人中6人が個人23位から28位の間に収まりました。エース相馬選手以外にも、コツコツ積み上げた村上・川瀬選手ら4年生、西選手らも関東ICからは改善したと思います。

2名35位以下が出てしまいましたが、藤田・才記選手は関東IC5000mで15分オーバーしていた事を考えると仕方ないでしょうか。これからだと思います。総合的には16位は、前年より浮上しています。しかもエース級の池田選手が怪我の出遅れで間に合いませんでしたので、それを考えると総合力も備わっての結果だと思います。

~今季前半戦ランキングまとめ~
5000m
才記壮人(M2)14分16秒55 7/7
村上 諄④14分35秒94★ 7/7
相馬崇史②14分36秒24 4/22
池田 親③14分38秒42 7/7
藤田黎士③14分41秒24 4/22
相沢拓実③14分46秒28 4/22
金丸逸樹③14分51秒58 7/7
山本尊仁①14分53秒86★ 8/2

10000m
西 研人②29分59秒31★ 5/12
相馬崇史②30分28秒97 6/9
金丸逸樹③30分52秒78 6/9
吉成祐人(M2)31分13秒58 6/9
藤田黎士③31分19秒08 6/9

ハーフ
金丸逸樹③67分00秒 5/27
全体的にトラック型が多かった事を考えると、もう少しのシーズンで下でしょうかね。4月頃に練習の疲れが出てしまったのが悔やまれますかね。そんな中、7月に池田選手が5000m14分30秒台を出せるまでに快復、もともとトラックの持ちタイムが高い才記選手も状態が上がってきました。チームの士気も上がってくるのではと思います。

箱根予選突破に向けての『ポイント』:チーム10番手65分29秒切り

ロードでのエース選手は3名いるのですよね。学生連合に選出された経験のある金丸選手と相馬選手、それから池田選手も昨年予選会二けた順位で行ける能力は持っています。まずはこの3選手が元気に走る事が予選突破に向けての絶対条件かなと思います。

その上で、ハーフでの選手層ですよね。ここはチームの弱点なのですが何とか強化を図りたい。前回の10番手63分13秒は、ハーフ換算で66分30秒台になってきます。ちょっとハードル高いですが、65分30秒あたりまでにまとめられるようになれれば。通過ラインに近づける可能性は出てくるのではないでしょうか。

くしくもこのランキングに出ている選手外でも、走れるようになった選手が出てきているようです。筑波大史上最大スカウトとなった2年生世代が軌道に乗り出すと突破に向けて明るくなってくるはず。春先から少しずつチーム状況が良くなってきている中、秋に万全な状態になってくれば…と思います!

駿河台大学

春シーズン振り返り

~主な主要大会~

【関東インカレ】
1500m予選:3組8位石沢祟紀③3分54秒75
1500m決勝:
10000m:8位ブヌカ ジェームス①29分32秒55 +1点、30位吉里 駿②30分38秒11
3000m予選:1組16位入江泰世①10分01秒39 2組10位阪本大貴①9分36秒64
3000m障害:
ハーフ:14位西沢晃佑④66分05秒
5000m:8位ブヌカ ジェームス①14分15秒81 +1点、23位吉里 駿②14分46秒19

話題になった新加入のジェームス選手が、いきなり5000mと10000mに登場。ややペースの不安定さがあったものの、どちらの種目も入賞ラインには踏みとどまって、今後に期待させるものがありましたね。また、昨年の秋以降話題になった吉里選手もどこまでいけるかと思われていましたが、ここはピークアウトしてしいる感じのタイムでした。

それともう一人、ハーフマラソンで成績が急上昇していた西澤選手にも注目が集まっていましたが、しっかりと14位。8位入賞ラインも視界に入る位置でのゴール。秋以降楽しみです。また、1年生が3000m障害で2人主要大会デビュー。ちょっとうまくいかなかった感じでしたが、今後の糧になればと思います。

~今季前半戦ランキングまとめ~
5000m
ブヌカ ジェームス①14分05秒60 4/22
吉里 駿②14分06秒55★ 4/7
西沢晃佑④14分30秒30 6/28
屋富祖光佑①14分31秒66★ 6/28
河合拓巳②14分50秒58 6/28
高倉 渉②14分50秒81 6/28
石山大輝②14分52秒74 4/22
内宮寛文④14分55秒45 6/28

10000m
ブヌカ ジェームス①28分22秒35★ 6/9
吉里 駿②29分21秒86 4/21
石山大輝②30分28秒95★ 5/12
西沢晃佑④30分31秒07 4/21
屋富祖光佑①30分49秒68★ 6/9
阪本大貴①31分22秒88★ 6/9

ハーフ
ブヌカ ジェームス①63分49秒 4/8
西沢晃佑④65秒07秒 4/8
河合拓巳②67分25秒 4/8
屋富祖光佑①69分01秒 7/22
まずはやはりジェームス選手ですね。昨年の秋頃に日体大記録会に名前がありましたが、4月に無事に入部。デビューが焼津ハーフでいきなり対抗戦でした。練習の一環で出場したそうですが、風がある中63分台で走り切ってしまいました。やはり強いですね。その後、一時調子が落ちた時期がありますが、6月の記録会で10000mベスト。これから本格化する気配が漂っています。

他にも注目ランナーいるんですよね。スピードのある吉里選手は4月調子よく金栗記念で5000m14分一けた!これからのが楽しみ、西澤選手は長い距離でにわかに注目、。また第一工大から転入した屋富祖選手が好調、5000m大幅ベスト、更に記録が非常に出にくいときに10000m30分台は中々力があるとおもいます。他、石山選手が10000mが、河合選手はハーフで単発ながら記録を出しています。あとは少し離れていますが5000m14分台は複数人、このくらいの記録の選手をまずは作っていきたい

箱根予選突破へ『ポイント』:下級生の距離対応

前回は予選23位と苦戦していたのですよね。ただ、西澤選手エントリーにも入れていませんでしたので、陣容は相当変わってくるはずです。その中で下級生がどれだけハーフを走れるようになっているかまず注目。下級生と言っても色々いるのですよね。まずは62分台候補のジェームス選手はどのくらい走れるようになっているか気になるところ。彼の貯金で5分以上総合タイムが短縮なるはず。そして屋富祖選手は65分台なら十分可能な範囲、64分台に手が届けばチームに勇気が出ます。

吉里選手は前回予選は66分前後の相当、夏前の調子落ちが気がかりですが、どれだけ距離に名地王できるようになるか。注目のまた、河合選手が66分半、石山選手は67分半ほど相当ですが、しっかりベストを出したい。夏前の状況では戦える選手が限られていますが、これだけチームが盛り上がると10番手前後の底上げも出てくるかもしれません。波に乗り始めた中、チーム内の大幅ベスト更新は出来そうな気配が漂っています。


他にも、長い距離をじっくり鍛えている日本薬科大流通経済大は番狂わせが起きる可能性はゼロではないなぁと思います。9月の記録会に出てくるところもあると思いますので、このあたりのチームも注目です。

コメント

  1. アリストテレス より:

    麗澤大学は今年が勝負の年の中で椎野選手の勢いはタイム以上にチーム全体に刺激を入れてくれてると思います。まずは9月以降の記録会(日体大ですかね?)で主力選手の元気な姿を見れれば良いなと。箱根予選では主力選手の好走と去年見事なビルドアップを見せた太田選手が距離対応してきている2年生を引き連れてビルドアップ集団走で100~150位付近で固められるようならチャンスは大いにあると思います。

    筑波大学は全日本予選で成長している部分を見れましたね箱根常連校が揃う中でもしっかり戦える下地は付いてきています。一方ハーフとなると、まだ信頼に足る選手は少ないですね。トラックで見せるスピードをロードに活かせればチャンスはあると思うのですが。個人としては相馬・西選手が楽しみですが、この二人に続く選手の台頭が見たいところです。

    駿河台大学はジェームス・吉里選手が非常に強力ですが、3番手以降の選手がどこまで続けるか。九州の強豪、第一工大から来た屋富祖選手の経験をチームとして活かしていければと思います。今回はタイムの面では去年度まででいう10時間20分前後のタイムは十分出せると思いますが、そこから詰めていくためには、トラックでのスピードがもう少し欲しいところかなとも思います。
    いずれにしても9月の日体大記録会は注目ですね。

    • hakonankit より:

      >アリストテレスさん
      麗澤大は国川・吉鶴・椎名選手あたりはフリーで走らせて、あとはビルドアップですね。太田・西澤選手ら4年生が2年生と引き連れていってほしいですね。暑ければチャンス出てくるはず。

      筑波大・駿河台大はスピードあって楽しみなランナーはいますが、長い距離は総合力もう少しですかね。もしかすると、流経大や日薬大のほうが上位にいけるかもしれません。