東海大と青学大が抜けてワンツーですね。東海大は主力選手が少しうまくいかなかった部分もありましたが、中堅選手の中島・松尾選手が13分50秒台前半を出して平均アップ！というか10番目で13分54秒とは凄いスピードランナーの数です。

これに青学が追い上げましたね。長い距離のロード型と言われていた森田・林選手が13分台を出して、更に今年復活した橋詰選手が13分37秒！順調なら駅伝で切り札ですよね。これは確かに青学が3冠を狙っていくというのは分かる気も…この争いは要注目ですね。

これに5000ｍでは4番目の東洋大もやはり出雲から優勝を狙っていけるのでしょうね。関東ICや日本選手権で活躍した相澤・西山選手だけでなく、渡邊選手も爆発力がある存在。ロード型の山本選手らが復活すれば今年も東洋らしさを見せられるでしょう。

また、箱根予選から上がるチームの中で明大と駒大が平均13分台。明大は絶好調の小袖選手が14分01秒で僅かに短縮。駒大は大幅ですね。エースの片西選手だけでなく、主力の山下・伊勢選手、更に小島選手ら2年生にも勢いがありました。ここまでが平均13分台、5チームとなります。

6位には早大がツーランクダウン。太田選手の成長がありましたが、もう少しだったでしょうか。ルーキーたちは千明選手が安定していましたが、まだまだこれからでしょう。

続いて神大が7位に浮上したのがびっくりですね！主要大会の経験の少ない杉・多和田選手ら4年、成瀬・北崎選手ら2年生の選手と新戦力候補があがってきました。ここからロードに対応する選手はどれだけでるか。

8位と9位には伝統校の順大と中大。順大は5000ｍの上位選手のベストは藤曲選手に留まりました。中大は記録の出やすかった4月に結果があまり出なかったのが響きましたかね。個々伸びている選手はいるので夏が勝負ですね。

中学大は主力選手の一部が苦戦していましたが、昨年秋から台頭してきた選手が続々ベスト！有馬・光武・市山選手、更に川村選手も今後注目ですね。それにしても14分06秒平均でランク10位もレベル上がってますね。

　11位から13位には箱根シード校が名前を連ねました。城西大は西嶋選手がチームトップになる成績を出したのと、全日本予選最終組で頑張った荻久保選手がベストでしたね。12位日体大はベスト更新は無し…でしたが、主要大会でバシッと合わせましたね。帝京大は今回も短縮。しかもコツコツだｋでなく島貫・遠藤選手のように大幅に縮めた選手がいるのが注目です。

14位～16位には留学生選手が引っ張るチームが続きましたね。ただ、箱根予選があるところはどうしても5000ｍはベスト少ないですかね。創価は昨年秋に記録がとても出たので、ベストを出すのは簡単ではないでしょうし。そのなかで日大はお見事な箱根予選通過でした。

17位18位の大東大・山学大も自己ベストはエース・中堅・若手と出ているのですよね。川澄選手の13分台、大久保選手の復活があった大東。山学は久々5000ｍ走ったニャイロ選手と永戸・清水選手と4年生の成長に、珍しくルーキーがベストです。勢いに乗りたいところ。

あとは19位に落ちた法大の主要大会での強さがとても光りますね。特に5000ｍはあまり出ないかな？東国大ははトップ10での亢進は僅かでしたが、他にも良かった選手はいるのでしっかりチーム状況を整えたいところです。

　29位からは14分30秒オーバーでスピードは少し差が上位校とはあるかなぁ？その中で前回の箱根予選で奮闘したのは麗澤大と日本薬科大。今年主力として期待される選手がベストです。桜美林大も更に浮上できるか注目。

それから実質の強化1期生が入部した慶應義塾大ですが、小野選手以外にも14分台の選手が結構いましたねぇ。ホクレンなどでベストを出していてここまで頑張ってます。誰が出てくるか。それから、非強化校で唯一立大が15分切り、8人目の大房選手までが15分以内のベストを出しているのは凄いですね。