ホクレンディスタンスは終わりましたが、今年からもう一つ北海道で記録会が行われるようですね。
関東学連企画の関東学生網走夏季記録挑戦競技会です。
資格記録に上限記録を設けて
(13分52秒~14分45秒、28分45秒~30分00秒)、
中堅選手の記録向上を目的としています。
参照サイト:http://www.kgrr.org/event2018.html#abashiri
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タイムテーブル
5000mA組:18時30分※PM:ジョセフオンサリゴ(那須建設)
10000mB組:18時50分
10000mA組:19時30分※PM:アレクサンダー ムティソ(NDソフト)
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7/15 関東学生網走夏季記録挑戦競技会 スタートリストhttps://t.co/PvSa8orQn2 pic.twitter.com/ROuYa0mRlB
— ぶっっ@大学駅伝 (@tururinnko) July 12, 2018
なお、当日は雨上がりの曇りで気温は18度ほど、ただ風が5mほどあるようですね
結果
結果速報サイト?(http://www.kgrr.org/event/2018/kgrr/abashiri/hp/kyougi.html)
風の影響もあって、思ったほど記録が伸びなかったようです。
東洋大学
10000m
1組
田上 健②30分19秒82
2組
吉川洋次②29分04秒07
小笹 椋④29分13秒81
鈴木宗孝①29分46秒60
関東ICで思わしくなかった吉川・小笹選手が、夏前にいいタイムを出すことができたのが一番の収穫ですね。それぞれ自己ベストに近いタイムです。1年生の鈴木選手も29分台を複数回出せているので、夏を超えてどうなるか楽しみです、
早稲田大学
5000m
千明龍之佑①14分21秒47
半澤黎斗①14分28秒85
太田直希①14分29秒93
山口賢助①14分52秒61
10000m
1組
清水歓太④30分20秒17
5000mに1年生が多く出場しましたね。全体的には千明選手が一番安定していたような感じがします。半澤・太田選手も夏を超えて逞しくなれれば。清水主将はまだ我慢の時期が続いているでしょうかね。ロードであがってくればと…。
東海大学
5000m
市村朋樹①14分19秒86
西川雄一朗③14分34秒95
田中康靖①14分41秒48
上村亮太②14分46秒26
本間敬大①14分50秒95
10000m
2組
松尾淳之介③29分16秒70
湯澤 舜④29分19秒94
小松陽平③29分26秒47
郡司陽大③29分26秒72
中島怜利③30分16秒09
中園誠也③30分34秒91
5000mは市村選手ら1年生と復帰間もない西川選手。市村選手は上半期通じて安定、西川選手も少しずつ走れるようになりましたかね。
10000mは上級生の中堅選手ですね。松尾・湯澤選手がやはり10000m以上は強いでしょうか。小松・郡司選手もまあまあ安定。中島選手はちょっと失敗レースだったかなと思います。
城西大学
10000m
1組
鈴木勝彦④29分55秒24
2組
大石 巧④30分42秒77
鈴木選手は1組の中では上位。安定していますね。駅伝で後半区間での走りに期待したいでうs。
帝京大学
5000m
畔上和弥④14分37秒85
畔上選手が出場しましたが、最近は少し伸び悩んでますかね?
中央学院大学
10000m
1組
栗原啓吾①29分55秒32★
日東寺毅②30分08秒36
小野一貴①30分20秒19
青柳達也①30分37秒11
吉田光汰①31分10秒55
2組
川村悠登③29分20秒49★
髙橋翔也②29分38秒13
有馬圭哉③29分41秒37
光武 洋④29分53秒72
福岡海統④29分54秒13
石綿宏人②29分57秒74
市山 翼④30分04秒95
10000mに多く出場しましたね。1年生の栗原選手が29分台をマークで自己ベスト更新!春先は不調でしたがやはりポテンシャルはかなりのものがあるでしょうか!?
そして2組では高橋・有馬・市山選手ら主力選手が登場する中、川村選手がトップ!前回の記録会でも主力に食って掛かっていましたが、今回はタイムの上で上回りました!秋の駅伝メンバーが読めなくなりましたね。
順天堂大学
10000m
1組
難波皓平③30分46秒85
2組
藤曲寛人③30分36秒55
清水颯大②30分56秒37
主力選手が出場しましたが、今回は30分半ばオーバーで結果は出ませんでした。
駒澤大学
10000m
2組
片西 景④28分55秒17(全体トップ)
山下一貴③29分10秒91★
堀合大輔④29分17秒66
中村大成③29分18秒52
伊勢翔吾④29分55秒09
小原拓未②30分09秒75
駒大のエース片西選手が全体トップ!28分55秒で唯一の28分台で、得意とは言えないトラックしっかりと走り切りました。夏を超えて片西選手の活躍の場が広がるはずです。
他にも山下選手が順調に力をつけて29分10秒、堀合選手も安定していますね。彼らもロードタイプですね。中村選手はこれからロードに繋がるか。伊勢・小原選手はまた秋に期待です。
神奈川大学
5000m
成瀬隆一郎②14分18秒74
西方大珠①14分24秒58★
10000m
1組
北﨑拓矢②29分58秒35
2組
越川堅太③29分15秒76
多和田涼介④30分08秒56
安田共貴③30分46秒21
5000mでは3障の西方選手がベスト、成瀬選手もアベレージがあがってきてましたかね。10000mは主力・中堅がそれぞれの結果。越川・北崎選手に安定感が増してきています。多和田・安田選手が上がれば箱根予選も安心になってきます。
國學院大學
5000m
浦野雄平③14分04秒28(全体トップ)
藤木宏太①14分20秒06★
添田知宏③14分37秒49
10000m
1組
臼井健太②29分51秒94
茂原大悟③29分53秒13
エースの浦野選手が5000mに出場、全体トップでしたが、このメンバーの中では抜けていましたかね。一緒に出場した藤木選手がベストだったのは収穫。10000mは臼井選手は勿論、茂原選手が少しずつ戦力になってきたのが良かったです。
山梨学院大学
5000m
川口航士郎①15分18秒43
創価大学
5000m
米満 怜③14分12秒08
鈴木大海②14分24秒00
秋以降主力となるだろう2人、米満選手が5000mでも安定してきているのが収穫ですね。14分10秒台で安定しているなら上位集団にもつけるかも。
東京農業大学
10000m
1組
工藤 颯②30分07秒56
田中健祐④30分30秒70
瀬戸口凌④30分43秒99
盛田和輝①31分04秒87★
福脇昭也②31分18秒04
平井陽大②31分29秒17
高橋健留③31分39秒07
西野匠哉③31分42秒89
東農大は現在の主力・中堅選手がこぞって出場。全日本予選4組担当の工藤選手が抜けていましたね。田中選手もまずまずでした。あとは厳しい結果でしたが、盛田選手がベスト、平井選手が試合復帰しています。
亜細亜大学
10000m
1組
上土井雅大③29分55秒42
田崎聖良③30分42秒64
2組
米井翔也④29分55秒35
亜大は主力3選手が出場。上土井・米井選手が春は安定感が高かったですね。29分台をしっかりマークしています。田崎選手が1万m以上で安定してくれば、チーム力があがってきます。
コメント
東洋大学は管理人さんの仰るとおり、吉川選手の復調は夏合宿に入る前に大きな収穫だと思います。全日本は去年と戦い方が大きく変わるので、バリエーションが増えれば、長距離区間にも対応できるので優勝の可能性も出てくるのでは?と密かに考えています。
あとルーキーの鈴木選手もチーム内での競争は激しいですが、少しずつ経験を積んでくれれば。
最後に東海大学の湯澤選手の必要性について。トラック主体のチームの中で数少ないロード型選手。関東インカレのハーフ入賞など勝負強さや経験もあるだけに、ぜひ箱根の10区を期待します。
ポイントになる選手は複数いるだけに(特に6区中島、8区舘澤は確定?)、湯澤選手のような選手がいることがチームに安心感をもたらす一因と捉えています。
2018関東学生網走夏季記録会での東洋大学2年の吉川洋次選手は、以前から注目している選手ですが、ここで夏に向けての準備がしっかりと出来ているように感じられ、流石だなと感心しました。関カレ以降からギアを上げ、きっちり合わせて来ている所などとても安定している様子で、これからの夏合宿を経ての駅伝シーズンには更に期待し注目しています。
頑張って下さい。