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【箱根駅伝2018(第94回)】6区の記録・結果を振り返る

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続いて6区です。2位青学大は山下りのスペシャリスト小野田、対する東洋は今西選手で逃げ切りにかかります。

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6区

○後ろからでも関係ない!青学・小野田選手の快走でついにトップへ!
○法大・佐藤選手、2年連続58分台で3位へ1分差に
○東海・中島4人抜き、帝京・横井5人抜きで5位と7位へ進出
○拓大ついに6区克服!中学大も粘り、大混戦シード争い続く

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芦之湯4.8㎞

93回:小野田(青学)16分02秒、秋山(日体)16分03秒

定点順位名前(大学)定点間タイム総合トップ差通過トップ差
1位 今西(東洋) 16分06秒 ①  
3位 小野田(青学) 16分07秒 ②0:37 
11位渕田(早大)16分33秒③2:23
1位 佐藤(法大) 16分06秒 ④4:37  
4位 硴野(拓大) 16分09秒 ⑤4:39 
7位 菊地(城西) 16分22秒 ⑥5:06 
9位江口(順大)16分31秒⑦5:50
6位 中島(東海) 16分18秒 ⑧5:52 
14位廻谷(日体)16分40秒⑧5:52
16位 冨原(中大) 16分49秒 ⑩6:32 
12位横井(帝京)16分36秒⑪6:48
17位 樋口(中学) 16分50秒 ⑫6:58 
15位 中西(駒大) 16分43秒 ⑬8:09 
20位 臼井(國學) 17分10秒 ⑭9:33 
10位安田(神大)16分32秒⑮10:01
5位 高田(国士) 16分17秒 ⑱13:20 [16]10:11 
13位比夫見(山学)16分39秒⑯10:11[16]10:11
8位 河野(東国) 16分27秒 ⑲13:37 [18]10:21 
18位 鴨川(上武) 16分59秒 ⑳14:46 [19]10:53  
18位 奈須(大東) 16分59秒 ⑰12:02 [19]10:53 
18 田崎(亜大) 16分59秒 20.5)21:44 [19]10:53 

復路のスタート、東洋・今西選手がスタートを切る。青学の往路4連覇を阻止した東洋大が、今度は総合の4連覇を阻みに行く。くしくも青学連覇前の優勝チームだ。やはり高い実力を毎年保持しているだけある。36秒後に青学が満を持して投入する山下りのスペシャリストの小野田選手がスタート。青学は逆転して、更に30秒以上リードを目論んでいた。

果たして最初の登りを終わった時点、1秒ではあるが差が広がった。小野田選手は3回目で一番遅い入りではあったものの全体で3番目のタイム。今西選手が1秒上回ってトップタイムだった。東洋としては青学大を焦らせたい狙いがあったそうだが、果たして下りでどうなるか注目だ。

また、もう一人早い入りをしたのが法大・佐藤選手。前回、無印の1年生で58分台をマークし、シード権獲得に貢献した選手だ。5区とセットで区間賞を狙っている。序盤ほぼ同時スタートの拓大・硴野選手に離されていたが、3.2㎞で捉えて4位へ。3位早大との差も2分41秒から2分14秒差へ。この差が詰まるかも注目だ。

全体的にはシードより前がやや早めの入り。先の拓大・硴野選手も、次期主将のデレセ選手の檄を受けながら4番目のタイム。拓大は6区の逆噴射が課題だったがひとまず登りは調子が良かった。後ろの兄貴と同様の区間を走る城西・菊地選手も勢いよく飛び出している。

また7位争いが激しく、3.9㎞地点で順大・江口選手が一時単独8位に上がったものの、日体・廻谷選手も食いつき、注目の東海・中島選手も後ろから上がってきた。定点直後の5.1㎞地点で3人がひと塊になったが、それぞれ上位進出に向けて大事な走りだ。

10位~14位あたりは全体的に遅めの入り、経験者の帝京・横井、中学・樋口選手もここは落ち着いている。一斉スタートは動きがあり、スタート直後は大東・奈須選手が3mリードしていたが、登りが終わった地点では国士・高田選手がぐっと前へ出て、山学・比夫見選手と並走、6区に自信があるという東国・河野選手もまずまずだった。このあとの動きが注目だった。

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小涌園前9.0㎞ー芦之湯4.8㎞=4.2㎞

93回:秋山(日体)10分37秒、小野田(青学)10分53秒

定点順位名前(大学)定点間タイム個人総合総合トップ差通過トップ差
7位 今西(東洋) 10分52秒 1)26:58 ① 
2位 小野田(青学) 10分43秒 1)26:50 ②0:28 
6位 渕田(早大) 10分51秒 7)27:24③2:22 
4位 佐藤(法大) 10分48秒 2)26:54 ④4:33 
8位 硴野(拓大) 10分55秒 5)27:04 ⑤4:42 
16位 菊地(城西) 11分13秒 12)27:35 ⑥5:27 
3位 中島(東海) 10分45秒4)27:03 ⑦5:45 
12位廻谷(日体)11分01秒13)27:41⑧6:01
17位 江口(順大) 11分15秒14)27:46 ⑨6:13 
1位 樋口(中学) 10分38秒10)27:28 ⑩6:44  
4位 横井(帝京) 10分48秒7)27:24 ⑩6:44 
14位冨原(中大)11分12秒16)28:01⑫6:52
18位 中西(駒大) 11分28秒17)28:11 ⑬8:45 
9位安田(神大)10分56秒10)27:28⑭10:05
10位高田(国士)10分58秒6)27:15⑱13:26[15]10:05
13位比夫見(山学)11分09秒15)27:48⑮10:28[16]10:28
11位河野(東国)10分59秒9)27:26⑲13:44[17]10:28
19位 臼井(國學) 12分01秒20)29:11 ⑯10:42 [18]10:42 
14位奈須(大東)11分12秒17)28:11⑰12:22[19]11:13
18.5 田崎(亜大) 11分34秒17.5)28:33 20.5)22:26 [20]11:35 
20位 鴨川(上武) 12分07秒19)29:06 ⑳16:01 [21]12:08 

小涌園までの最初の下りの部分を見て驚いた。ほとんどの上位陣がみんないいですね!今西選手が非常によく下っていて、小野田選手が2番目のタイムにあげてきて、9秒程差を詰めました。最も下りは「思い切り行った」という中、中々差が詰まらず少し焦っていたそうだが…

3位の1年生早大・渕田選手もこの定点間はかなりいい走りで2分22秒でトップとの差をキープ、法大・佐藤選手を寄せ付けていない感じだ。また先の7位争いはひとまず中島選手が制し単独7位へ。下りで勢いに乗れていない菊地選手が前見えてきている。登りで勢いがあった江口選手もここは離された感じだ。

10位争いは大きく動きがあり、下りになった瞬間に樋口選手がぶっ飛ばし始めた。芦之湯で10秒前にいた横井選手に、6.0㎞地点で追い越し引っ張る形に。更に7.2㎞でやや苦戦気味の中大・富原選手を飲み込んだ。この間は樋口選手がトップのタイム。秋口には川崎監督から「間に合わない」と言われていたが、何のそのというのがここまでの走りだ。

後ろは全体的に登りで悪かった選手はそのまま悪いという形に。13位シード権に向けてこれ以上遅れられない駒大は中西選手が下りでここまで厳しい走り、10位と2分差になったが果たしてどうなるか。その後ろの神大・安田、国士・高田選手らがここまでまずまずか。国士大は山がどちらも粘れる可能性が出てきた感じだ。

そういえば14位には國學・臼井選手がいたはずだが、非常に厳しい走り。一気に見た目18番まで落ちて総合も16位に転落。山でどちらも区間下位ではどうしても苦しくなってしまう感じだ。また連合の田崎選手、上武・鴨川選手もやはり厳しい走りになってしまいそうだった。

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大平台13.4㎞-小涌園前9.0㎞=4.4㎞

93回:佐藤(法大)11分18秒、秋山(日体)11分26秒

定点順位名前(大学)定点間タイム個人総合総合トップとの差通過トップとの差
7位 今西(東洋) 11分41秒 4)38:39 ① 
2位 小野田(青学) 11分28秒 1)38:18 ②0:15 
6位渕田(早大)11分40秒8)39:05③2:21
3位 佐藤(法大) 11分32秒 2)38:26 ④4:24 
8位 硴野(拓大) 11分51秒 5)38:55 ⑤4:52 
1位 中島(東海) 11分27秒 3)38:30 ⑥5:31 
14位菊地(城西)12分00秒11)39:35⑦5:46
18位 廻谷(日体) 12分06秒 14)39:47 ⑧6:26 
16位 江口(順大) 12分01秒 15)39:47 ⑨6:33 
4位 横井(帝京) 11分33秒 6)38:57 ⑩6:36 
5位 樋口(中学) 11分37秒 8)39:05 ⑪6:40 
17位 冨原(中大) 12分05秒 17)40:06 ⑫7:16
9位中西(駒大)11分53秒16)40:04⑬8:57
10位高田(国士)11分56秒9)39:11⑱13:41[14]10:32
19位 安田(神大) 12分10秒 12)39:38 ⑭10:34 [15]10:34 
11位河野(東国)11分56秒10)39:22⑲13:59[16]10:43
13位比夫見(山学)11分58秒13)39:46⑮10:45[17]10:45
14位臼井(國學)12分00秒19)41:11⑯11:01[18]11:01
12位奈須(大東)11分57秒18)40:08⑰12:38[19]11:29
20.5 田崎(亜大) 12分51秒 19.5)41:24 20.5)23:36 [20]12:45 
20位 鴨川(上武) 12分28秒 20)41:34 ⑳16:48 [21]12:55 

大平台~小涌園間は一番傾斜がきつい宮ノ下の部分が入るので、ある意味下りのセンスが問われる(と勝手に思っている)定点間と思っています。昨年は法大佐藤選手が一番だったのですよね。

今年は下り2回目の東海・中島選手が一番早かった。やはり菊地選手を交わして6位に浮上。9位スタートだったので既に3人抜き。ここまで早いとまずまずのペースで下っている前の拓大・硴野選手との差もじりじり詰まっていきますがどうなるか。

注目だった小野田・佐藤選手もやはり早いペースをキープ。ここにきてトップとの差が詰まり始め15秒差へ。カーブが多い山中でもそろそろ見え始める差だ。佐藤選手は昨年ほどの勢いではないものの安定している形だ。

また先ほど早いペースだった10位争いはこおこにきて帝京・横井選手が元気に。前の順大・江口選手、この定点間厳しかった日体・廻谷選手を巻き込みそうだ。日体大は山の神が抜けた区間だが、どこまで我慢ができるだろうか。12位冨原選手がジリジリ引き離されて、後ろ13位中西・見た目14番に浮上した高田選手が元気な感じだ。

意外だったのは神大・安田選手がこのあたり厳しかった感じだ。また、國學・臼井選手は少し回復、かなり遅れていた大東・奈須選手も少し上げてきた。まとめにかかりたい。その後ろ、亜大・田崎選手がガクンと失速。一旦引き離した鴨川選手がすぐ後ろに迫っている。

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函嶺洞門17.0㎞-大平台13.4㎞=3.6㎞

93回:秋山(日体)9分22秒、小野田(青学)9分28秒

定点順位名前(大学)定点間タイム個人総合総合トップ差通過トップ差
1位 小野田(青学)9分03秒 1)47:21 
8位 今西(東洋)9分31秒 4)18:10 ②0:13
14位渕田(早大)9分37秒7)48:41③2:40
3位 佐藤(法大)9分21秒 3)47:47 ④4:27
19位 硴野(拓大)9分47秒 8)48:42 ⑤5:21
2位 中島(東海)9分12秒 2)47:42 ⑥5:25
17位 菊地(城西)9分47秒 15)49:22 ⑦6:15
4位 横井(帝京)9分23秒 5)48:20 ⑧6:41
10位廻谷(日体)9分33秒14)49:20⑧6:41
8位 江口(順大)9分31秒 13)49:18 ⑩6:46
5位 樋口(中学)9分27秒 6)48:32 ⑪6:49
17位 冨原(中大)9分47秒 18)49:53 ⑫7:45
7位 中西(駒大)9分29秒 16)49:33 ⑬9:08
12位安田(神大)9分34秒11)49:12⑭10:50
6位 比夫見(山学)9分27秒 12)49:13 ⑮10:54
10位河野(東国)9分33秒10)48:55⑲14:14[16]10:58
16位 高田(国士)9分44秒 9)48:55 ⑱14:07[16]10:58
15位 臼井(國學)9分39秒 19)50:50 ⑯11:22[18]11:22
13位奈須(大東)9分35秒17)49:43⑰12:55[19]11:46
20位 鴨川(上武)10分05秒 20)51:39 ⑳17:35[20]13:42
20.5 田崎(亜大)10分49秒 20.5)52:13 20.5)25:07[21]14:16

トップ争いが急を告げたのはこのあたりからだった。13.6㎞で15秒になってからみるみるつまり出した。見えてから一気に小野田選手に力が湧いただろうか。渡辺さんが「今西君は並ばれてから硬くならない事」と解説している間にも差が詰まり、14.8㎞時点では3秒差となった。

そしてトップ交代の時は訪れた。15.03㎞地点で小野田選手が並びかける。ここで今西選手が意地を見せダッシュをかけるも、つかの間の15.26㎞地点でついに小野田選手が前へ。今西選手が懸命に食らいつこうとするも15.4㎞付近からじわじわと差が付き、16.4㎞地点で10秒差、17.7㎞地点で12秒差となった。急こう配のなった時のバランスのとり方は小野田選手が一つ上でこのあたり技術的なものもあったか。

それでも、定点間のタイムを見ると小野田選手が凄まじかった。区間記録保持者の秋山選手が9分22秒だったが、小野田選手がなんと9分03秒!僅かな距離でこのタイム差は凄い。今西選手がのちに「人間じゃねぇ…」と話していたが、この瞬間の小野田選手は確かに人間越えしていたともいえるかもしれない。とにもかくにも青学が予定通りトップを奪い返した。その差が最後の平地でどうなるかが気になった。

他、中島・佐藤選手も変わらず元気で、中島選手はこの間大苦戦してしまった拓大・硴野選手を眼前に捉える好走。往路苦戦の東海大が息を吹き返しそうだ。8位~11位争いは横井・樋口選手に追いつかれてから廻谷・江口選手が粘り激しい争いに。

後方離れたチームが少し元気で後半頑張っている中西選手、戻してきた安田選手、更に久々に明るい色がついた山学・比夫見選手が東国・河野選手を引き連れて前に。ここまで好走していた国士・高田選手は少し息切れといった感じとなった。

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小田原中継所20.8㎞-函嶺洞門17.0㎞=3.8㎞

93回小野田(青学)10分31秒、秋山(日体)10分33秒

定点順位名前(大学)定点間タイム個人総合総合トップ差通過トップ差
1位小野田(青学) 10分42秒 1)58:03 ① 
11位今西(東洋)11分21秒5)59:31②0:52
20位 渕田(早大) 11分48秒 11)60:29 ③3:46 
4位 佐藤(法大) 11分02秒 3)58:49 ④4:47 
2位 中島(東海) 10分54秒 2)58:36 ⑤5:37 
9位硴野(拓大)11分17秒7)59:59⑥5:56
3位 横井(帝京) 11分00秒 4)59:20 ⑦6:59 
6位 江口(順大) 11分10秒 10)60:28 ⑧7:14 
19位 菊地(城西) 11分44秒 17)61:06 ⑨7:17 
8位 樋口(中学) 11分15秒 6)59:47 ⑩7:22 
16位 廻谷(日体) 11分28秒 15)60:51 ⑪7:30 
15位 冨原(中大) 11分28秒 18)61:21 ⑫8:31 
7位 中西(駒大) 11分13秒 14)60:46 ⑬9:39 
5位 安田(神大) 11分08秒 9)60:20 ⑭11:16 
13位比夫見(山学)11分22秒13)60:35⑮11:34
14位河野(東国)11分24秒8)60:19⑱14:56[16]11:40
17位 高田(国士) 11分35秒 12)60:30 ⑲15:00 [17]11:51 
10位臼井(國學)11分20秒19)62:10⑯12:00[18]12:00
11位奈須(大東)11分21秒16)61:04⑰13:34[19]12:25
18位 鴨川(上武) 11分35秒 20)63:14 ⑳18:28 [20]14:35 
20.5 田崎(亜大) 12分12秒 20.5)64:25 20.5)26:37[21]15:46 

さて、下りで脚を使い切っていると予想以上にペースが上がらないことがあるラスト3㎞の平地。そんな中、ラストの絞り出しで一番早かったのはトップに挙がった小野田選手。実は下りで力を使った分前回よりは遅いタイムだったのですが、これが3度目の山下りの貫録だろうか。58分03秒と区間記録に2秒迫るタイム、初の2位の位置だったが、あっぱれな走りだった。

かくして2位東洋・今西選手は最後は力尽きる形で52秒差まで後方に追いやられた。画面上では20㎞過ぎても第一中継車から見えていたようにも見えたが、ラストは苦しんだ形だ。それでも59分半ば、タイムとしては悪くなく粘ったが相手が強すぎた感じだった。

3位は少し離れてしまい、ラストは非常に苦しんだ早大・渕田選手。下りの部分はとても良く、来年以降が楽しみ。ただ、優勝争いとしてはここで苦しくなった。後ろさすが58分台で下ってきた法大・佐藤選手が2年連続の58分台をマーク。4位浮上だけでなく、3位と1分01秒差。昨年あたりから法大の主要大会に合わせる力が本当に増してきている感じだ。法大がトップ3に入れば記録モノだが果たして…。

さて5位だ。中島選手がここまで浮上してきた。17.3㎞で拓大・硴野選手に並びかける。硴野選手も粘りを見せるも、19㎞付近では中島選手が抜け出した。58分36秒の区間2位で5位に浮上。3位にも2分差に迫ったのはさすがに優勝候補の一角だった。復路は強いはずだ。また拓大もこの区間は区間12位が目標だったが硴野選手が59分59秒の区間7位!順位は落としたものの拓大としては久々の区間一桁。4年ぶりのシード権獲得に向けて一歩前進だ。

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7位はこれまた順位を上げてきたチーム、帝京・横井選手が12位から7位までポジションアップ!中野監督からどこでも走れる区間の高評価、実は1区か4区の予定だったが、目途が立ち、6区予定の選手が調子を落として球に入ったそうだが、この走りは凄い。後ろは団子だが一歩でも前に出れたのは大きい。

その団子、8位争いが混戦で最後頑張った江口選手が8位と最終的に順位キープ、後ろは苦しかった菊地選手。19.1㎞で横井選手に抜かれていたがここまで落ちてしまった。ただ9位はキープした。10位樋口選手もいぶし銀の走りだった。廻谷選手が最後に脱落し11位へ。レース後に5区走れなかった辻野選手が慰めていたが、層の厚い日体大としては61分きりで何とかまとめた形だ。前が見える位置ではある。

12位以下は前が見えないところまで離れてしまった。自信があったという中大・富原選手が残念ながらスピードに乗れず、日体大から1分以上、終盤は粘ったものの中西選手もさらに1分以上後ろだ。駒大としては調子落ちとしては7区エース投入だが果たしてどうなるかといった形だ。

14位と15位はなんだかんだ神大と山学が頑張った。安田・比夫見選手とも難しい位置で60分半ばにまとめた。すぐ後ろに一斉組トップで東国・河野選手が駆け込んだ。60分19秒の区間8位はまずまずだろう。国士・高田選手も最後苦しかったが、山は2区間とも健闘だ。國學・臼井、大東・奈須選手はその後ろ。終盤はまずまず粘ったものの出足としてはやや苦しいか。何とか7区で巻き返したい。

その後ろは2分以上、トップとの見た目差もかなり開いた。上武・鴨川選手が個人タイム63分台、今季序盤に怪我をして朝練の練習を長くして戻してきたが、箱根の山は難しかった。最後は終盤の落ち込みから戻せなかった亜大・田崎選手。どうも連合の6区は最近タイムがかかりすぎだが…。往路同様、復路も苦しい位置となった。

トップついに青学が奪い返した。青学は更に駒がいるだけにさらに畳みかけるか。3位争い、シード権争いがそれぞれまだもつれそうな展開となった。

おまけ:山の合計タイム

順位大学タイム総合シード権
1位法政大2:10:33獲得
2位青山学大2:10:52獲得
3位中央学大2:12:04獲得
4位早稲田大2:12:33獲得
5位順天堂大2:12:58
6位帝京大2:13:29獲得
7位東海大2:13:35獲得
8位日体大2:13:40獲得
9位東洋大2:13:47獲得
10位城西大2:14:07獲得
11位拓殖大2:15:36獲得
12位国士大2:15:44
13位中央大2:15:51
14位東京国大2:16:35
15位駒沢大2:17:13
16位山梨学大2:17:36
17位大東大2:17:47
18位國學院大2:19:11
19位上武大2:19:25
20位神奈川大2:21:22
21位学生連合2:21:4420.5

記事が長くなってしまいますが、山の合計タイムと総合順位とを比較しています。優勝した青学大はやはり山はしっかりと稼いでいました。それを上回った法大は本当にすさまじかった。しかも2区間とも2年生。平地次第では今後化ける可能性のあるチームだ。

総合2位となった東洋大は山は鍛えがいのある感じ。ここだけで青学に3分近く差がついているので来年に向けて強化ポイントだろう。こちらも若手が多いので化けるかどうか。

全体的に見ると、山で11位以内のチームがシード権獲得となり、山を制する者は箱根を制す、その通りのデータとなった。唯一獲得できなかったのは順大だが、最終的に争った中学大が更に稼いでいた形に。中学大としては細谷&樋口コンビがとても光った形となった。

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コメント

  1. 袖野諒平 より:

    今西選手は急造の6区だったのに59分台なのはお見事。小野田選手は圧巻の走りでしたね。「下りの神」秋山選手が抜けて人間同士の争いと小野田選手言ってましたが、小野田選手が人間界を抜けでたみたいですね。中島選手もお見事な走り。ただ対青学の事を考えた時来年に向けて往路でもっと戦えるようにしないと中島選手が活きないと思います。

  2. りっく より:

    しかし今回の小野田選手、襷渡しの後にぶっ倒れましたからね。そう考えると秋山選手って恐ろしかったんだなと痛感しました。まあ十分人間卒業はしているとは思いますが。

    あと今回の6区は作戦ミスしたチームが目立った印象です。下りが重要なのはもちろんですが芦ノ湯までの登りがかなり重要になると感じてます。芦ノ湯から小涌谷の踏切まで意外と休めると感じていて切り替えさえできれば無駄な脚力を使わずに走れるので登りはしっかりと走った方が良いのではと思いました。あと大平台以降に足が残ってない選手は芦ノ湯以降に切り替えができてないのにスピードを上げてしまった選手が目立ちますかね。
    それと自分が感じたのは宮ノ下以降でカーブが多くなる部分で足へのブレーキがかかりやすくなることですかね。
    つまりは切り替えが重要でスピードを上げ下げするのが切り替えではないということが結論でしょうか?足捌きが上手いランナーが山下りは良いタイムで走れている気がします。

  3. たけぽっぽ より:

    中央学院の樋口選手がまさか本当に走るとは当日のエントリー変更まで信じていなくて、しかもしっかり60分切ってくるとは全く想定していませんでした。完全に川崎監督の見極めと樋口選手のピークの持って行き方に脱帽です。

    近年の6区で感じることは、60分30秒くらいで走っても、区間賞と2分近く差がついてしまうあたり、これからは優勝争いのチームは最低でも59分30秒前後で走れる選手の育成が必要かなと。
    管理人さんの最後のデータが示すとおり、やはり箱根で目標(優勝、シード)を達成するためには、5、6区である程度信頼できる選手を置くことの重要性を感じました。

  4. さすらいの巨匠 より:

    大平台から先の小野田は、非常に強かったですね。
    来年は区間記録を狙って欲しい。

    渕田は途中までは区間一桁で行けると思っていたのですが、ラスト3kmでこんなに失速していたのですね…。
    平地の走力を付けてリベンジして欲しい。

    中位では横井が目立ちました。

  5. シセン より:

    まさか小野田選手が区間記録と2秒差で走りきるとは思いませんでした。しかし走り終わった後の足への負担を見ると区間記録保持者秋山選手の走りがいかにすごいかが分かりますね。彼は元気でしたし。
    東海大の中島選手は来年も6区確定でしょう。58分36秒は素晴らしいですね。これからを考えると出雲、全日本に出場するのは難しいと思うので箱根に合わせてほしいですね。
    それにしても92回大会から3年連続で58分台が3人ですからレベルは高いです。大体区間中位は60分30秒ですから1分半ものアドバンテージが生まれることになります。他の大学にとっては驚異でしょう。一斉スタートで6区大失速すると繰り上げの危機ですし、重要度はこれからも上がっていきそうです。

  6. smt13 より:

    神奈川は逆に平地が3位相当のタイムだったみたいですね…。
    本当に勿体なかったですが、また頑張ってほしいと思います。

    ちなみに6区のタイム推移が一番気になってました笑
    渕田くんの下り部分がこれだけ走れてるのであれば走力ついたらかなり楽しみですね。5区をしっかり目処つけて来年も頑張ってほしいです!

  7. おぎやん より:

    走り終えた後、今西選手が「人間じゃね、あれ」とコメントしてましたが
    唯一走りを見ることができた者ならではの感想なのでしょう。
    小野田選手の大平台~函嶺洞門間のタイムが
    秋山選手より19秒も早かったことが裏付けていますね。
    もっとも、この分のツケが平地に出た感じもありますが・・・。