続いて
2年連続46回目
連続テールエンドからの浮上は…
国士舘大学
エントリー選手独断ランク付け
7点:エース区間、山で貯金が望める選手
6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手
5点:エース区間で区間中位以上いける選手
住吉秀昭③28分57秒02≪17:予11位、箱2区20位、16:全1区11位、予13位、15:予65位≫
4点:主要区間で区間上位でいける選手
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
八巻雄飛④29分15秒06≪17:予34位、箱3区19位、16:全2区18位、予192位、15:予121位、14:予225位≫
多喜端夕貴③29分26秒89≪17:予40位、箱4区20位、16:全6区16位、予89位≫
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
高田直也③29分25秒36≪17:予45位≫
藤江千紘③29分35秒46≪17:予77位、箱5区20位、16:全7区13位、予107位≫
辻田拓真④29分35秒69≪17:予58位≫
福田有馬②30分06秒41≪17:予52位、箱6区20位≫
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
三田眞司④29分07秒97≪17:予154位、16:全3区15位、予119位、15:予184位、14:予371位≫
鼡田章宏②29分35秒00≪17:予78位、16:予149位≫
戸澤 奨③29分39秒35≪17:予131位、箱7区19位、16:全4区15位、予40位≫
工藤海良③29分54秒14
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
近藤 航④29分42秒17
守屋太貴④29分48秒88≪16:予143位、15:予226位≫
石川智康②29分50秒89
杉本恭吾②29分59秒53
大西 彰②30分04秒31
上位10人合計:22点
(参考:30点前後でシード争い、40点以上で優勝争い)
82~85回以来の連続出場。しかも当時は関東ICポイントを加味してのものも多く、国士大長距離部の走力としては久々に充実し始めていると言っていいのでしょう。
全日本予選が連続出場ならなかったところで、チームの意識が変わったそう。箱根予選はエースの住吉選手だけでなく2番手以降も踏ん張り、15㎞地点まで総合3位の上での7位通過で出場を決めていますね。
元々中堅の八巻・藤江・多喜端選手だけでなく、1500m得意の高田、前回箱根を走った福田、4年間で力をつけた辻田、前回の予選から大きくジャンプアップした鼡田選手といった面々が二けた順位、総合力のアップに成功していますね。
区間オーダー予想
多喜端夕貴③-住吉秀昭③-高田直也③-藤江千紘③-鼡田章宏②
工藤海良③-八巻雄飛④-辻田拓真④-福田有馬②-戸澤 奨③
さて、問題はここから。国士大は至近出場の2大会(90回、93回)は、1区(と6区)で大きく出遅れてしまい、全く勝負することができていないのですよね…。1区は最重要視する考えですが、誰を持ってくるか。
一旦はエースの住吉選手を1区も考えましたが、2区こそ住吉選手しかいないよなとも思い、1区は別の選手に。予選2番手だった八巻選手が1万記録会でもう少しだったので、3番手で全日本予選3組で健闘している多喜端選手(彼は1万記録会不出場ですが…)かなぁ…。
今回の1区はどういうペースになるのか読みにくいのですが、ひとまず主要大会でまとめ続けているというのはポイントでしょう。2区に中位が見える位置に繋いでほしい。住吉選手も昨年よりしっかりタイムなど縮めらそうですね。
3区は長い距離で急成長の高田選手。トラックもロードも飛躍的に伸びていて面白い存在だ。まずは初駅伝伸び伸びと走ってほしい。4区は前回5区の藤江選手。アップダウンはこなせるはずなので、伸びた走力を活かしてほしいかなと。
山は正直分からないのですが、これまた夏に大きく伸びて陸マガで5区希望している鼡田選手が走れないかなと思うのですがどうでしょうか。
6区は陸マガ増刊号ではとても希望者が多いのですが、世田谷ハーフ65分台で走っている工藤選手で予想してみます。他、直前に急成長した近藤・石川選手などもありそうでしょうか。ここも慎重に人選したいところです。
その次、7区にスピードのある八巻選手を投入。状態が上がっているなら1区3区4区どこでもいきたいところですが、こういう区間で攻めていくのも面白いかもしれません。いずれにせよしっかり争いに加わっていってほしいです。
ここから終盤。8区は4年の辻田選手。4年間地道にベストを伸ばし、箱根予選で一気に頭角を現しましたね!後半の遊行寺坂がある8区でこれまでの成果が活きそうな感じがします。区間上位に食い込みたい。
9区10区は前回の復路で悔しい思いをした2人。6区でブレーキした福田選手を主要区間の9区へ。平地の20㎞でしっかり走れるようになってきているので、大役を担えれば。10区は本来長い距離得意の戸澤選手。秋からやや苦戦していますが、持っている力を発揮してほしいです。
戦力からすと、現状では厳しい戦いかもしれないですかね。住吉選手以外で1区~3区を区間15位以内で乗り切れる選手が出てくるかは大事でしょう。ここで前のランナーが点々と見える位置に踏みとどまりたいですね。
一旦流れに乗れば予想外の好走が連発することもあるのは、過去の国士大にはよくあること。2大会連続の最下位から、大きく覆す成績を残したい。