出雲駅伝2025も終わり、
いよいよすぐに箱根駅伝2026予選会が迫ってきます。

以上の、6つに分けて、
各大学の紹介や戦力分析をしていこうと思っています
 

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箱根駅伝2026予選会【展望&戦力分析⑤】逆転出場、初出場は!?

なお、展望&戦力分析するにあたり、

ハーフマラソンの狙えるタイムに分けた

独自のランキングを行っています。

ランキング
JOKER(10点)~60分19秒(100回:1-2位、84回:1位)

SSS(9点)60分20秒~60分59秒(101回:1位、100回:3位、99回:1位)

SS(8点)61分00秒~61分39秒以内(101回2位、100回:4-8位、99回:なし)

S(7点)61分40秒~62分19秒(101回3-5位、100回9-15位、99回:2-5位)

A(6点)62分20秒~62分59秒(101回:6-7位、100回:16-38位、99回:6-13位)

B(5点)63分00秒~63分39秒(101回8-12位、100回:39-74位、99回:14-36位)

C(4点)63分40秒~64分19秒(101回13-20位、100回:75-145位、99回:37-69位)

D(3点)64分20秒~64分59秒(101回21-37位、100回:146-218位、99回:70-126位)

E(2点)65分00秒~65分39秒(101回:38-85位、100回:210-277位、99回:127-172位)

F(1点)65分40秒~66分19秒(101回86-130位、100回:278-337位、99回:173-220位)

G(0点)66分20秒~66分59秒(101回131-172位、100回338-386位、99回:221-266位)

G候補

上位10名得点:

参考:過去3年間(101回、100回、99回)
トップ通過:17点、49点、36点
10位通過:7点、44点、28点

近3年の99回・100回・101回大会の予選を基準に設定。なお、99回は湿度高め、100回は比較的好条件、101回は酷暑の条件でした。

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[前回予選11位]東京農業大学

【過去3年間の成績】
101回予選11位11:01:26(ボーダーまで1秒)
100回予選11位10:39:05(10位まで1分07秒)⇒本戦22位
99回予選17位10:55:01(ボーダーまで6分06秒)

S(7点)61分40秒~62分19秒(101回3-5位、100回9-15位、99回:2-5位)
前田和摩③27分21秒52≪25全予4組12位、24日本1万3位、箱7区14位、23全2区3位、予9位、全予4組3位、関東IC5千4位≫

B(5点)63分00秒~63分39秒(101回8-12位、100回:39-74位、99回:14-36位)
栗本航希③28分56秒01≪25全予3組29位、24予46位、全予3組25位、箱10区23位≫
小島岳斗④29分02秒64≪25全予4組29位、24予232位≫
原田洋輔④29分18秒90≪24予97位、全予4組24位、箱4区19位、23全3区10位、予61位、全予3組31位、22予210位≫

C(4点)63分40秒~64分19秒(101回13-20位、100回:75-145位、99回:37-69位)
井坂 光①29分22秒21≪25全予2組4位、全国5区20位、24高校1区25位≫
深堀 優④29分23秒43≪25全予3組27位、24予102位、全予4組25位、箱9区4位、23予166位、全予1組22位、関東IChalf≫
内田温規①29分30秒98≪25全予1組21位、24高校4区5位≫

D(3点)64分20秒~64分59秒(101回21-37位、100回:146-218位、99回:70-126位)
川上 温②29分32秒22≪25全予1組29位≫
植月俊太③29分35秒14≪24箱6区22位、23関東IC5千≫
菅野優空②29分40秒88≪25全予2組24位、24予144位、全予1組34位≫
磯 光清③30分19秒41≪24予125位≫

E(2点)65分00秒~65分39秒(101回:38-85位、100回:210-277位、99回:127-172位)
松江耕輔③29分46秒26
菅原匠人②30分00秒44
菅原昇真④30分28秒65≪22予248位≫

F(1点)65分40秒~66分19秒(101回86-130位、100回:278-337位、99回:173-220位)

上位10名得点:43点

参考:過去3年間(101回、100回、99回)
トップ通過:17点、49点、36点
10位通過:7点、44点、28点

 昨年度は大健闘の末1秒差の敗戦の東京農業大。今年は前年走ることができなかった大エースの3年前田選手が無事にエントリー。2年時の日本選手権で27分21秒のビッグパフォーマンスをして以降、中々状態が上向かなかったそうですが、今年5月全日予選4組にて久々にレース出場。5割の状態で日本人集団の中前方でゴールしたところは素質か意地か。それよりはもう一つ上向いていると思いたい。

 勿論、激しい出場争い、前田選手がある程度走ったからと言って通過ラインまではいかないのは全日予選で証明済み。他の選手がどこまで上がってくるか。4年生に秘密兵器がいる。小島選手は、実質5年生。3年生までほとんど試合出場が無い中、昨年の夏前から試合に出られるように。箱根予選はパッとしなかったものの、5年目の今年全日予選最終組を走るまで成長。5年目の飛躍がちょっと楽しみになってくる。

 学年としては同学年になる選手では、2大会前の箱根駅伝を走っている原田・深堀選手が無事にエントリー。原田選手は2年連続二けた順位の安定感、深堀選手は箱根9区4位の激走とハマると威力を発揮する印象がある選手だ。3年で1万m持ちタイムでは上回っている栗本選手は、前回予選46位。これ以上の走りができれば、貴重な貯金に。このあたり主力がどこまで走れるか。

 そして、前田選手効果が、いつになく高いレベルの新入生が無事にエントリー。井坂選手は全日予選2組4位と好走し、他校主力相手にいきなり通用して見せた。予選1組に登場した内田選手が高校駅伝で4区5位の好走歴がある選手。この2人が距離に対応できていれば、二けた順位に入っておかしくない2人。ルーキーの活躍には要注目だ。

 あとはどれくらい選手層が整ったか。2大会前箱根6区を走っている3年植月選手や、今年の全日予選に出走している2年川上・菅野選手、昨年の箱根予選125位とまずまず好走している磯選手あたりがどれくらいまとめられるか。2年ぶり復帰のチャンスは十分、がっちり掴みたい。

PR 大根

[前回予選12位]明治大学

【過去3年間の成績】
101回予選12位11:02:24(ボーダーまで1分59秒差)
100回予選2位10:34:38⇒本戦20位
99回予選2位10:41:41⇒本戦12位

B(5点)63分00秒~63分39秒(101回8-12位、100回:39-74位、99回:14-36位)
森下翔太④28分37秒18≪25全予4組31位、24予265位、箱4区22位、23全2区17位、予106位、全予4組14位、関東IC5千11位、箱3区4位、22全1区8位、予330位≫
大湊柊翔③28分39秒15≪24予168位、全予3組24位、箱1区8位、23予60位≫
堀 颯介④28分50秒82≪25全予4組25位、24全予4組30位、箱6区7位、23予101位、全予2組35位、箱6区8位≫
井上史琉②28分55秒57≪25全予3組13位、24予132位≫
吉川 響④28分59秒97≪25全予2組19位、24予83位、全予4組31位、関東IChalf9位、箱5区21位、23予34位、全予3組7位、関東IC1万、箱5区15位、22全6区7位≫

C(4点)63分40秒~64分19秒(101回13-20位、100回:75-145位、99回:37-69位)
古井康介④28分58秒57≪24予104位、箱10区22位、23予138位≫
室田安寿④29分13秒81≪25全予1組18位、24関東IC5千、23関東IChalf、22予82位≫
桶田悠生①29分27秒84≪25全予1組24位、24高校3区7位、23高校6区3位≫
土田隼司②29分55秒28≪24予93位≫

D(3点)64分20秒~64分59秒(101回21-37位、100回:146-218位、99回:70-126位)
石堂壮真③29分16秒18≪25全予2組26位≫
山本 樹④29分52秒99≪24予172位、23予140位≫
岩佐太陽①31分09秒28≪25全国5区5位、24高校3区10位、全国1区19位、23高校1区18位≫ 

E(2点)65分00秒~65分39秒(101回:38-85位、100回:210-277位、99回:127-172位)
河田珠夏①30分46秒17≪24IH1500m9位≫
小川心徠①30分47秒10≪24IH1500m16位≫

上位10名得点:44点

参考:過去3年間(101回、100回、99回)
トップ通過:17点、49点、36点
10位通過:7点、44点、28点

 ある程度の主力はエントリー出来た。あとはどれくらいの状態か…。昨年の箱根予選で予選落ちの苦難を味わった明治大。どうしても、高校~大学1年時あたりまで活躍していた選手が、2年時以降に伸び悩む負のスパイラルを抜け出せない選手が多い。今年から、長く東国大を率いた大志田監督を招へいして立て直しを図っている。

 楽しみな主力は本当に多い。4年生森下選手は、1年時にいきなり箱根3区4位のパフォーマンス。2年時にも全日予選4組14位とまずまず走っているが、その後は本来の走りができていないか。とはいえ、何とか出場できる算段が立っているのはいいこと。まずは1㎞3分以内刻んでいけるか。

 その他にも主力は多い、4年堀・吉川選手は箱根で山を担当したことで有名ですが、現状主要大会走れれば一定の安定感はあるか。堀選手は全日予選4組で25位と何とかまとめている。吉川選手は、前年チームが苦しむ中箱根予選83位と最低限か。3年大湊選手は、1年時の箱根1区8位の好成績以降は、やはり苦しんでいる。全日予選は名前がなかったところ、箱根予選はエントリーに入ったので走れると信じている。

 あとは主要大会蹴権者では、4年古井選手が、2年連続箱根予選で安定しているか。室田選手は、3大会前の予選で82位の成績がある選手ですが、今年は全日予選で1組18位とまずまず。2年連続予選150位前後でまとめている山本選手も貴重な戦力、3年石堂選手は新戦力になってくるかどうか。

 若手は勢いがある選手もいる。全日予選3組で1万m28分台を記録した2年井上選手は躍進候補、前年予選93位でまずまずまとめた2年土田選手も、2年目の飛躍が楽しみ。どれだけ上げてこれるか。ルーキーもまだまだ有力選手が入っていて、高校駅伝3区7位実績の桶田選手に、同駅伝3区10位と全国5区5位の岩佐選手に、IH1500m決勝進出者も2名エントリー。ポテンシャル発揮すれば通過する選手は集まった。今回は出よう。

[前回予選13位]国士舘大学

【過去3年間の成績】
101回予選⇒本戦8位
100回予選8位10:37:21⇒本戦12位
99回予選10位10:48:55⇒本戦19位

B(5点)63分00秒~63分39秒(101回8-12位、100回:39-74位、99回:14-36位)
横田星那④29分12秒30≪25全予4組33位、箱6区16位相、24予72位、23全8区17位≫

C(4点)63分40秒~64分19秒(101回13-20位、100回:75-145位、99回:37-69位)
水野龍吾④29分26秒18≪24予155位≫
山中寿世夢③29分31秒15≪25全予3組24位、24全予2組37位≫
今堀匡道②29分33秒35≪25全予4組37位、24予194位≫

D(3点)64分20秒~64分59秒(101回21-37位、100回:146-218位、99回:70-126位)
九嶋惠帆④29分29秒03≪25全予2組25位、関東IChalf10位≫
坂上 悠②29分42秒84≪24全予2組30位≫
榎本蒼空③29分44秒01≪24全予1組17位≫
中村貫太②29分45秒77≪25関東IChalf13位≫
江上天晴③29分35秒41
田辺真咲③29分38秒98≪25全予1組31位≫
高須 蓮②29分46秒78
岡元快生②29分49秒92≪24関東IC3障8位≫

E(2点)65分00秒~65分39秒(101回:38-85位、100回:210-277位、99回:127-172位)
郡司珀翔②29分53秒01
髙野耕太郎②30分24秒01

F(1点)65分40秒~66分19秒(101回86-130位、100回:278-337位、99回:173-220位)

上位10名得点:35点

参考:過去3年間(101回、100回、99回)
トップ通過:17点、49点、36点
10位通過:7点、44点、28点

 国士舘大が苦境に立っている。例年のように稼ぐ留学生がおらず、さらに過去箱根駅伝で好走経験のある4年生の多くがエントリーせず。下手すれば、今年は再出場どころか、大きく予選の順位を落とすこともありえるか。

 チームのエースは4年予顔田選手。前回の予選72位好走して、箱根駅伝連合に選ばれ、6区山下りを出走した選手。また、前回予選155位の水野選手や、今年の関東ICハーフ10位に入っている九嶋選手あたりの同学年の選手がエントリー。このあたりの選手が例年の予選集団走を引っ張る形か。

 それから、2年連続全日予選を出走し、今年は3組くらいついた3年山中選手や、比較的高校時代から、スピードのある2年今堀選手がエントリー。昨年の予選194位からどこまであがってきているか。

 あとは、3月立川ハーフで64分台を記録している2年中村選手に、全日予選で他校相手に食い下がった3年榎本・田辺選手や、2年坂上選手あたりか。本職3障で8位入賞しながら、立川ハーフ65分少しでまとめている岡本選手あたりも集団走をまとめることができそうか。

 1万m29分台の選手は多いので、例年どおりの集団走はできそうだが、稼げそうな選手はやはり多くはない。気象条件にもよるけども、チーム全員が64分以内には入るくらいのレベルで走れれば、突破のチャンスが出てきそうか。

[前回予選14位]東海大学

【過去3年間の成績】
101回予選14位11:03:39(ボーダーまで2分14秒)
100回予選10位10:37:58 ⇒ 本戦11位
99回予選9位10:47:03 ⇒ 本戦15位

A(6点)62分20秒~62分59秒(101回:6-7位、100回:16-38位、99回:6-13位)
花岡寿哉④28分08秒26≪25全予1組4位、関東IC5千10位、24予23位、全予4組16位、関東IC1万5位、箱2区13位、23全7区7位、予58位、全予4組9位、関東IC1万2位、箱3区6位、22全1区7位≫
兵藤ジュダ④28分33秒55≪25全予4組16位、関東IC5千10位、24全予4組12位、関東IC5千3位、箱1区5位、23全2区9位、予62位、関東IC1500m≫

B(5点)63分00秒~63分39秒(101回8-12位、100回:39-74位、99回:14-36位)
鈴木天智④28分46秒20≪25全予4組23位、24全予3組6位、関東IChalf13位、箱3区13位、23予37位、全予3組14位、22予58位≫
竹割 真④28分46秒83≪25全予3組9位、24全予2組2位、箱9区11位、23全8区13位、予90位、関東IChalf、箱7区18位、22予146位≫
永本 修③28分44秒15≪25全予3組7位、24全予1組5位、23予131位、全予1組9位≫

C(4点)63分40秒~64分19秒(101回13-20位、100回:75-145位、99回:37-69位)
中野純平②29分09秒61≪25全予1組13位、24予159位≫
ロホマン シュマン④29分17秒87≪24予DNF、箱10区20位≫
平井璃空②29分18秒27≪24予401位≫
南坂柚汰③29分21秒24≪24予51位、箱8区7位、23全4区9位、予55位、全予2組6位、関東IC1万15位≫
水野夢大②29分24秒18≪25全予2組6位≫

D(3点)64分20秒~64分59秒(101回21-37位、100回:146-218位、99回:70-126位)
可児悠貴③29分31秒09≪24予119位≫
松山唯人①29分24秒47
佐野鈴太②29分26秒85

E(2点)65分00秒~65分39秒(101回:38-85位、100回:210-277位、99回:127-172位)
中井陸人④30分30秒89≪24予221位、23予203位≫

上位10名得点:47点

参考:過去3年間(101回、100回、99回)
トップ通過:17点、49点、36点
10位通過:7点、44点、28点

 大変な1年でした。前の年の箱根駅伝惜しくも11位、当然通ると思った箱根予選では、出走12人中3人にアクシデントがあり、2人はジョギングペース、1人はゴール寸前で前に進めなくなり途中棄権。連合に選ばれた選手も、最終的に本戦出場が出来ず、本当に苦しかった。それでも、今年度は比較的得意なトラックで行われる全日予選は意地で通過。そこから、上向いている??

 チームのエースは4年生が中心。1年時の箱根3区6位の好走や、関東IC1万m2年連続上位入賞など、4年間引っ張り続けている花岡選手がその一人。体調不良明けだった全日予選も1組で4位に入りチームに活を入れる走り。万全なら62分切も十分の選手だ。これに、スピードに長けている兵頭選手もポテンシャルは近い。駅伝の序盤区間で区間一桁を獲れる切れ味はある。

 さらに、1年時から箱根予選を走っている鈴木・竹割選手も無事エントリー。鈴木選手は1年時から予選二けた順位で、2年時に箱根3区出走もあった。竹割選手は、東海大の中では数少ないスタミナ型の選手だが、今年は高速化した全日予選3組で9位の成績。総合力は高い。これに、昨年の箱根11位と、予選落ちと、なぜかどちらも話題の中心になってしまったロホマン選手も、調子を少しずつ戻してきた。4年生は強い。

 3年生は全日予選3組7位など、トラックで活躍が光る永本選手が今年はエントリー。走力は高いので、62分台など記録してもいい選手。そして、前回の予選以来ようやく名前を見た南坂選手は、どこまで戻してきているか。長いロードは高校時代から本当に安定しているので、走れるなら頼もしい選手だ。

 若い選手も勢いがあり、全日予選1組で戦った中野選手や、同2組で6位の好走がある水野選手がいる。1年生は、松山唯選手がエントリーか。ここ数年秋口の主力選手の不調・怪我に苦しんでいた東海大ですが、今のところそういう雰囲気はないか?これに、長い距離は一定の安定感がある4年中井・3年可児選手もいて、ほぼ万全に近い。トップ通過いきたい。

[前回予選16位]駿河台大学

【過去3年間の成績】
101回予選16位11:09:10(ボーダーまで7分45秒)
100回予選12位10:39:40(10位まで1分42秒)⇒本戦18位
99回予選19位10:56:07(ボーダーまで7分12秒)

A(6点)62分20秒~62分59秒(101回:6-7位、100回:16-38位、99回:6-13位)
古橋希翁③28分19秒45≪25全予4組35位、24予315位、箱3区18位、23予63位、全予4組33位、関東IC5千16位≫
S.レマイヤン③28分28秒24≪25予2組2位、24関東IC1万6位、予5位、全予4組6位、箱1区6位、23予10位、日本IC1万4位≫
佐藤我駆人②28分35秒78≪25全予4組13位、25箱根5区、24予76位≫

B(5点)63分00秒~63分39秒(101回8-12位、100回:39-74位、99回:14-36位)
小島光稀②28分57秒39≪25全予3組21位、24予163位、全予3組30位≫

C(4点)63分40秒~64分19秒(101回13-20位、100回:75-145位、99回:37-69位)
岡崎 樹④28分53秒63≪25全予3組32位、24全予3組28位、箱8区12位、23予130位、全予2組37位≫
坂本滉斗④29分12秒63≪25全予1組37位、24全予1組38位、関東IC3障12位≫
東泉大河④29分15秒99≪24全予4組23位、箱4区14位、23予100位、全予3組40位≫
藤井空大④29分17秒83≪25全予2組13位、24全予3組17位、箱7区21位、23予229位、全予3組20位≫

D(3点)64分20秒~64分59秒(101回21-37位、100回:146-218位、99回:70-126位)
沖勘太郎④29分33秒89
黒川拓海④29分37秒44≪24予327位≫
長田拓巳④29分42秒80≪24箱9区21位、23全予1組36位、関東IChalf≫
久保俊翔③29分53秒32≪24予56位、箱10区13位≫

E(2点)65分00秒~65分39秒(101回:38-85位、100回:210-277位、99回:127-172位)
安部広大④30分30秒81
大橋正昊③30分51秒57

上位10名得点:45点

参考:過去3年間(101回、100回、99回)
トップ通過:17点、49点、36点
10位通過:7点、44点、28点

 98回大会に初出場したものの、まだ連続出場はできていない駿河台大。ずっと率いてきたカリスマ監督が別の大学の駅伝監督になったものの、現状昨年からチームは上向いてきているように見える。留学生レマイヤン選手は、ひとまず走力キープ。関東IC1万m6位に入賞すると、あえての全日予選2組起用にはしっかり応えて見せた。

 そして日本人選手が楽しみ、前年チームが苦しむ中、予選76位に入った2年佐藤選手が急成長。学生連合の出場争いの中、1万m28分35秒の好記録を出して、箱根本戦は5区山登りで出場を果たした。全日予選も4組で13位で他校のエースと戦い評価急上昇中だ。これを持ちタイムで上回る3年古橋選手も、夏前のハーフで62分台で不振脱出。箱根予選ではしっかり貯金ができそうだ。

 続く選手がどこまで出てくるか。今年の全日予選の多くは4年生で構成され、1万m28分台の岡崎選手や、3障でも好成績を残している坂本選手、2大会前の箱根7区を走っている藤井選手が最後の予選まとめることができるか。1万m29分台半ばの沖・黒川選手に、2大会前箱根9区を走っている長田選手らどこまでいくか。

 また、2大会前に当時1年生ながら箱根アンカーを走った久保選手が復帰。さらに1万m28分台を出していて、今年の全日予選3組21位と他校のエースに食らいついた2年小島選手もエントリーされていて、かなり万全に見える。そして…、4年東泉選手・3年大橋選手、かつての実力者が復帰しての予選突破なら、駅伝ファンとしてこれほど嬉しいことはない。やっぱり密かに注目のチームだ。

[前回予選21位]日本薬科大学

【過去3年間の成績】
101回予選21位11:15:30(ボーダーまで14分05秒)
100回予選19位10:48:34(10位まで10分36秒)
99回予選16位10:55:00(ボーダーまで6分05秒)

SS(8点)61分00秒~61分39秒以内(101回2位、100回:4-8位、99回:なし)
デニス キプルト③27分43秒15≪25全予4組5位、関東IC5千2位、24予6位、関東IC5千3位、23予2位、関東IC5千9位≫

B(5点)63分00秒~63分39秒(101回8-12位、100回:39-74位、99回:14-36位)
染谷雄輝④28分38秒95≪25予3組23位、関東IChalf9位、24予203位、23予284位、22予160位≫

C(4点)63分40秒~64分19秒(101回13-20位、100回:75-145位、99回:37-69位)
近藤蒼大③28分52秒46≪25全予2組27位、24予193位、23予164位≫

D(3点)64分20秒~64分59秒(101回21-37位、100回:146-218位、99回:70-126位)
窪田 翔③29分14秒89≪25全予4組40位、24予319位、23予324位≫
光岡和哉③29分23秒98≪25全予2組37位、23予248位≫
江原守平④29分31秒03≪25全予3組35位、24予206位、23予97位、22予244位≫
島居優成②29分41秒93

E(2点)65分00秒~65分39秒(101回:38-85位、100回:210-277位、99回:127-172位)
今村 愁④29分39秒33≪25全予1組35位≫
河原大和③29分43秒47≪25全予1組36位、24予301位≫

F(1点)65分40秒~66分19秒(101回86-130位、100回:278-337位、99回:173-220位)
大原爽生②30分40秒82
下田晃弘③30分43秒26≪24予264位≫
嶋田健人④30分44秒41≪24予252位、23予356位、22予351位≫
岡本龍司②31分23秒32
大城拓海②

上位10名得点:34点

参考:過去3年間(101回、100回、99回)
トップ通過:17点、49点、36点
10位通過:7点、44点、28点

 初出場の可能性が最も高いチームを1校。時折、ボーダーまで5分くらいまで迫ることがある日本薬科大は、今年も引き続きチャンスがあるチーム状況だろう。

 留学生3年キプルト選手は年々力強くなっていて、1万m27分43秒を記録。久々に出場した全日予選でも4組5位とまずまずの結果を残している。予選は2大会前の2位があるが、その時以上の貯金ができるか。

 日本人もいつになくレベルが高い、育英大から移籍して話題になった染谷選手が4年生。春先に1万m28分38秒自己ベストを出し、関東ICハーフ9位に食い込み、続けざまとなった全日予選は3組23位と戦い切った。予選は意外にも1年時の160位が最高だが、どこまで上位に食い込んでくるか。

 これに1万m28分台の近藤選手に、2月日本学生ハーフで63分台で走り切っている4年江原・3年光岡選手が再び状態をあげていけていけるか。全日予選4組抜擢された窪田選手に、守谷ハーフで65分少しで走った2年島居選手らポテンシャルは高い選手もいる。

 他に、全日予選1組に登場している4年今村・3年河原選手の伸びはどこまでか。川原選手は学生ハーフで65分台は出している。持ちタイムは落ちてくるが、出走すれば4年連続出走となる嶋田選手や、前回264位健闘の下田選手あたりもエントリー。高い壁ではあるが、稼げる選手いる今年は、またチャンスのはずだ。


hakonankit

箱根駅伝の魅力に3歳の頃から取りつかれ、今や全日本大学駅伝や出雲駅伝を含めた大学駅伝、その予選会。大学長距離界がとても大好きな人間です。ブログでは10年以上にわたり、追いかけています。

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