箱根駅伝のエントリーが間近に迫ってきましたね。
持ちタイムの平均タイムランキングを集計しなおします。
まず10000mからになります。
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1万チーム上位10人平均ランキング
4番の選手・・・10番目の選手
・順位、タイム変動は駅伝シーズン真っ只中verより
・()は高校から未更新
・27分中盤、後半、28分前半、中盤、後半、29分前半、中盤、後半、30分前半、中盤、後半、31位分台
1位~10位
川端④2832★、小松②2835★、塩澤①2836、湊谷③2841★、國行④2843★、松尾②2850、高田②2857
13.7秒更新
2位(1↓)青学28分46秒9【田村和希④281831、鈴木塁人②283166、下田裕太④283377】
中村④2834、森田③2844★、梶谷③2852、橋詰③2856、貞永④2902、林④2905★、橋間③2908
4.0秒更新
3位(→)日体28分59秒2【小町昌矢④284875、冨安 央④284953、吉田亮壱④285253】
城越④2853、辻野④2858、中川②2859、山口②2905★、住田④2905★、三原③2908★、宮﨑③2911
2.1秒更新
4位(1↑)神大29分01秒4【山藤篤司③282527★、鈴木健吾④283016、鈴木祐希④285299】
大塚④2859★、多和田③2904、越川②2913★、大川④2915、宗②2916、荻野②2917、大野④2918
2.3秒更新
5位(1↓)東洋29分02秒1【相澤 晃②284419、西山和弥①284488、山本修二③285064】
吉川①2853、渡邉②2859、小早川④2908、竹下④2910、小笹③2912、野村④2916、中村②2920
6位(2↑)順大29分05秒0【塩尻和也③274787★、栃木 渡④281989、花澤賢人④284996】
野田②2900、橋本②2916、清水①2920、難波②2922、金原③2931、(馬場③2939)、吉岡③2941
4.5秒更新
7位(5↑)駒大29分06秒3【工藤有生④282385、下 史典③285624、佐々木聖和②290263★】
中西④2903★、藤木④2911★、高本④2911、中村大成②2912★、川戸④2914、白頭③2919★、(小原①2927)
11.9秒更新
8位(1↓)山学29分06秒3【ドミニク ニャイロ③275647、永戸 聖③283059★、上田健太④284892】
市谷④2855、河村④2913、古賀④2915、久保③2920、首藤②2936、出木場③2942、柴田④2943
2.7秒更新
9位(5↑)城西29分06秒9【菅 真大④283556★、西嶋雄伸②284415★、中島公平③285195】
金子③2910、大石③2911★、山本④2915★、中舎④2916、峐下③2918★、酒井④2919、服部③2926
13.3秒更新
10位(1↑)明大29分07秒9【坂口裕之③283547、阿部弘輝②284051★、末次慶太④285664】
田中③2908、三輪②2911、中島②2913★、佐々木②2919★、小袖①2922★、前田①2924★、磯口④2925
6.5秒更新
ついに東海大が5000m・10000m・ハーフ、3部門すべてトップに立ちましたね!鬼塚選手の28分20秒切りを初め、主力の川端・湊谷選手、更にいぶし銀の三上・小松選手らも主力とほぼ変わらないタイムを出して、上位10人が28分台に!しかも10番手の選手以外は今季出した記録なので、東海大のスピード強化が本当にうまくいった結果です!こういう走りが続けば、箱根でも戦えるようになるかと思います。
2位は昨年の王者青学大。今期は学連記録会で思ったより成績が出なかったのはやはり足並みが揃わなかったこと、それまでの自己ベストがかなり良かったことかな?それでも箱根でキーとなりそうな森田・林選手がベストを出しています。
3位からは僅差ですね。試合出場の自粛が続いた日体大が12月についに解禁?になって出場。28分台に平均タイムを載せました。全日本優勝の神大は主力の一部が出場し、山藤・大塚選手がベストを出していますね。試合出場がほぼなかった東洋大を交わして4位にあがっています。
さて6位の順大は個人で素晴らしいタイムが出ましたね。塩尻選手が27分47秒と今期日本人学生ナンバーワンのタイムを叩き出しました!今期は5千・1万中心に鍛えていたとはえ、さすがはオリンピアン、ポテンシャルの高さを示しました。箱根でも楽しみですね。
7位と9位に11月中旬集計で、トップ10圏外だった駒大と城西大が、大きく順位をあげて割って入ってきました。駒大は佐々木選手などまだ箱根出場がない選手が5人29分一桁~10秒台!主力にもかなりの刺激になったのではないでしょうか?城西大は現在売り出し中の菅選手以外にも複数の主力中堅にベストが出ていて、いいムードになりつつありますね。
残念ながらランクダウンになったのが山学大。少しじれったい時期が続いていますが永戸選手が元気ですね。それから明大が箱根本戦不出場チームながらトップ10に浮上!阿部選手の目覚ましい活躍が光っています。
11位~20位
髙橋①2902、廣③2908、福岡③2915、光武③2920、森田③2922、細谷④2924、吉見④2926★
0.2秒更新
12位(3↓)早大29分09秒3【永山博基③282585、光延 誠④290347、藤原滋記④290396】
安井④2907、(新迫②2907)、太田②2909、宍倉①2917★、清水③2924、車田③2926、石田④2929
2.4秒更新
13位(2↑)中大29分09秒7【堀尾謙介③283454、舟津彰馬②283507★、二井康介②285600】
加井①2908★、竹内④2912、池田①2913★、中山③2916、安永②2929★、苗村③2935★、畝①2935★
11.1秒更新
14位(4↓)大東29分10秒0【新井康平③285010★、前田将太④285334★、林 日高④285510★】
原 法利④2908、齋藤 諒③2909、川澄②2911、奈良②2912、谷川③2920、山本④2929、中神③2931
4.0秒更新
15位(4↑)帝京29分12秒2【畔上和弥③284168★、横井裕仁③290965★、竹下 凱③290966★】
岩佐②2911★、平田②2913★、島貫②2914★、佐藤④2915、吉野②2917★、星①2924★、小野寺①2925★
14.6秒更新
16位(7↑)創価29分14秒5【ムソニ ムイル②273805★、大山憲明④285762、作田将希③291070★】
鈴木①2923★、古場③2925★、上田②2926★、二宗③2930★、蟹沢④2934、米満②2937、玉利④2940
19.3秒更新
17位(5↑)拓大29分14秒9【W.D.タソ③281916、馬場祐輔③284372★、西 智也④284544★】
赤崎②2916★、石川①2922★、鈴見③2934★、戸部③2934、苅田④2934★、土師④2938、硴野③2940★
18.8秒更新
18位(5↓)國學29分17秒3【向 晃平④284936、浦野雄平②285191★、土方英和②291356】
江島③2916、熊耳④2917、青木②2922、芹澤③2924、臼井①2930、磯邊④2932、國澤④2933
1.6秒更新
19位(1↑)専大29分18秒9【和田照也③285609★、長谷川柊②290454、宮尾佳輔④290582★】
吉田④2909、岩田④2917、佐藤③2924★、川平③2927、風岡④2930、小林②2934★、山本④2939★
8.5秒更新
20位(2↓)日大29分19秒6【パトリック③274996★、加藤拓海③290368、岡野佑輝④292066】
(竹元①2923)、高野④2931、野田①2933★、武田①2935★、松木②2937★、阿部②2938★、金子②2942★
6.8秒更新
このあたりランクアップしているところは本当に充実していましたね。ランクアップしたところから、中大は舟津選手が28分半ばと力をつけたこと、そして今回は1年生が大幅ベストが出ています。15位帝京大は畔上選手の28分台を初め、箱根予選で良かった選手みんなが29分一桁あたりを出してきて層の厚いところを見せています。20㎞ロードではもっとあがるはずです。
大きく上がったのは箱根予選落ちした創価大。ムイル選手が爆発して27分38秒!そしてそれだけでなく作田・鈴木選手らを初め多くのランナーが大幅ベスト。トラックのイメージは少なかったのですが、20秒近く更新し順位も7つあげました!そして拓殖大も良かったのですよね。主力の馬場・西選手以外にも若手で29分中盤に入ってきた選手がいます。久々のシード権獲得に向け底上げとなっています。他では専大が和田選手が28分台、宮尾選手の快進撃などでランクアップしてますかね。
順位が下がってしまった中では、大東大が走っていない前田選手が復調し、箱根1区でやれそうな感じに。日大がようやく中堅選手が29分中盤を出せるようになり、これからというところです。中学・早大・國學院は主力の出場がほとんどなかったので大幅ランクダウンは仕方ないところ。その中、國學院は浦野選手が28分台の朗報がありました。早大はトップ10割り込むのは珍しい。それ以上に主力の仕上がりが果たしてどうなるでしょうか?
21位ー30位
濱登④2916、真船②2927★、荒井④2934、上村④2937、佐藤②2939★、佐藤②2939、鈴木②2943
3.0秒更新
22位(6↓)法大29分22秒1【坂東悠汰③284487、土井大輔③290665、矢嶋謙悟③291403】
細川④2922、佐藤②2923、青木②2930、東福③2931、大畑②2932、狩野③2935、田上②2938
23位(2↓)国士29分26秒0【住吉秀昭③285702、三田眞司④290797、八巻雄飛④291506】
高田③2925★、多喜端③2926、藤江③2935、辻田④2935★、鼡田②2935★、戸澤③2939、近藤④2942★
5.4秒更新
24位(2↑)農大29分26秒7【小山直城③285177★、川田裕也②291693★、金子 鷹③292041★】
平井①2926★、高橋④2926★、加藤③2933★、山舘④2934★、茂木④2938、工藤①2938★、瀬戸口③2939
20.7秒更新
25位(→)上武29分38秒8【坂本佳太④284391★、太田黒卓③292446、井上弘也④293005】
関稜③★、大森③2937、熊倉③2945★、小林④2950、川原②2955★、関佑③2958、淵③3005
8.3秒更新
26位(2↓)亜大29分46秒1【加藤風磨④290749、佐々木直人④293364、梅本龍太③293908★】
田崎②2943、上土井②2948、山口③2953、山本④2955、米井③2955、古川③2957★、立石②3006
0.8秒更新
27位(→)筑波29分54秒3【森田佳祐④292611、相馬崇史①292777★、小林航央③294925】
池田②2949、金丸②2958、河野④2959、武田④3005、児玉①3005★、村上③3009、藤田②3013★
5.7秒更新
28位(1↑)日薬29分54秒9【サイモン カリウキ③275350、桜庭宏暢④293179、溜池勇太②294075★】
高橋④2951、大倉①2954★、今川①2954★、土屋②3026★、時川②3030★、中才④3043、時川①3043
18.3秒更新
29位(2↑)平国30分04秒2【小美濃駿③293652★、鈴木悠太③294128★、吉田和也④294412】
時任①2958★、賀澤③2958★、後藤④3000、布施③3015★、飯田④3021、滝口④3025、片山①3040★
16.0秒更新
30位(→)麗澤30分07秒8【大道聖斗④294569★、吉鶴 実③295585、国川恭朗②295714】
太田③2959★、植田①3004★、田中③3005、難波①3018★、水野①3020★、藤村④3025、渡邉③3026★
11.6秒更新
大躍進となったのは東農大ですね。小山選手だけでなく川田・金子選手んど自己ベストがずらり!20秒以上も更新して、1万の平均タイム上は箱根出場校の尻尾を完全に掴みましたね!じり貧が続いていた農大でしたが、大きな収穫です!
ここに前後する箱根出場校のうち、法大は全く試合に出場していないので、これに関してはチームの現状は見て取れないですかね。東国大・国士大・上武大は試合に出場していますが、もう少しというところが多かったですかね。東国大は伊藤、上武大は坂本選手が元気ですので、いい流れができるようにしていきたところです。
そこから平均タイムはやや落ちますがタイムは上がってきていますね。日本薬科大が溜池選手と1年生2人が29分台を出し、平均タイムが初めて29分台へ!うまく強化が進んでいあmす。また、平国大が29分台新たに4人、麗澤大は全体的に自己ベストが多数出て30分一桁にあがっています。
31位ー
佐藤③3021、竹内①3023★、岩永②3025★、安部③3026★、下田①3029★、高岡③3036★、小野③3045
21.4秒更新
32位(4↓)流経30分09秒9【福留大樹④292745、地福詩音③293627★、西村 茂②295915★】
藤崎③3004、小原②3005、菊地②3016、出田④3021、三輪②3035、渡邊④3035、稲富④3036
2.5秒更新
33位(1↓)駿河30分16秒8【吉里 駿①292092★、親崎達朗④292617★、西沢晃佑③301216】
河口④3015、岩嵜④3024、福谷②3032、鈴木④3036、馬場②3039★、寄木④3039、高橋③3041
5.4秒更新
34位(→)関学30分17秒6【田島 光③293779★、関口大樹②294246★、石本孝二①300830★】
安達②3013★、米④3014、安西④3026、荒川②3028★、山本②3036、川良①3043★、小泉④3044
16.8秒更新
35位(→)桜美30分26秒8【レダマ キサイヤ②281479★、田部幹也③294626★、小高真基④301368】
平野③3029★、坂田②3039★、阿川②3052★、仲原②3055、星④3058★、森③3102★、鶴田②
18.7秒更新
36位(1↑)東経30分55秒4【小新裕貴③300832★、松浦大輝④3011、宮田共也①303872★】
元川③3051、鈴木②3052、阿部①3102★、小山②、益田②、松本①★、所河②
5.9秒更新
37位(1↓)明学30分59秒1【佐久間康弘③300341、大谷智希③301897、鈴木 陸③3044】
添田③3048★、山内③3050、大畑③3108、雨宮②、小野③、坂上②、山口②
3.8秒更新
以上、平均31分以内チーム詳細
以下、10名以上出走確認チーム
なお、31分以内最大3名紹介、いなければ31分20秒以内を1名紹介
※来年の箱根駅伝予選会に出場決定しているチームに◎をつけています。
38位(→)慶大31分14秒0◎(根岸祐太③294590、下川唯布輝④301763★、武田③3050)
39位(→)立大31分28秒6◎(栗本一輝②303999★、加世田雅之③304196、中村②3049)
40位(→)芝工31分41秒4(矢澤健太④295799★、斎藤④3053)
41位(→)東大31分58秒0◎(近藤秀一③291371★、阿部②3047)
42位(→)東情32分06秒2(篠崎拓弥③303941、井上和弥④304610)
43位(→)上智32分41秒8(外山正一郎④304689)
44位(2↑)一橋32分48秒0◎
45位(2↑)防大32分48秒5(古林③3118)
46位(2↓)学習32分52秒6(藤村章太④304835)
47位(2↓)理科32分56秒2◎
48位(New)東工32分57秒4(塩田 匠③294966)
49位(→)高経33分16秒6
50位(2↓)学芸33分16秒6(川口③3114)
51位(New)千葉33分17秒8
52位(New)茨城33分31秒8(小野④3104)
53位(3↓)国武33分35秒9(露木③3129)
54位(3↓)首都33分39秒4
55位(New)東大院33分42秒2(渥美祐次郎(M2)303370、福島(M1)3047)
現在、第95回箱根駅伝予選会出場校数:32校
他の強化校もかなり躍進していますよね。武蔵野学院大は30分前半に多くのランナーがまとめられるようになりましたし、流経大も全体的な力があがりますよね。なんと32位までが30分一桁、過去最高の戦力となってきた桜美林大の30分26秒で35位!。更に東経大と明学大が31分以内へ…どこも必死です。
箱根予選出場に関しては、比較的記録の出しやすい時期でしたが、この1か月では増えたのは1校でした。まだまだ苦戦が続いていますかね。またスタートラインに立てるように頑張っていきたいところです。
全日本予選出場争い
※2018年度の関東地区全日本大学駅伝予選への出場争いについてです。
※今年の全日本大学駅伝のシード校以外で、10000mの上位8人の平均タイム(対象期間:2017年1月~2018年6月頭?)の上位20校が出場します。
現在は以下の通りです。
【全日本関東地区予選出場争い】
12/2日体大・順大込み
・上位は日体、拓大、日大、農大が浮上
・18位国士までひとまず安全圏、上武巻き込まれる
・20位筑波5秒浮上も21位亜大10秒浮上、僅か0.15秒差に!
・更に日薬が3.64秒差に急接近、武蔵・麗澤・平国も虎視眈々
・上武筑波VS多数の大学の構図! pic.twitter.com/3k8MzKHVeh— とある大学駅伝マニアの空言・戯言 (@hakonankit) 2017年12月2日
上位チームはまあいいでしょう。通過に関しても今は参考記録としかならないですからね。タイムで明確に区切られる20位の争いに着目します。
今年参加できなかった東農大は安全圏
今年の全日本予選は波乱がありました。筑波大が久々に出場し、東農大がはじき出されました。その東農大は、直後に監督が交代しましたが、10000mの成績向上が凄いですね。出場争いからすると、完全に安全圏に入っています。
ボーダー挟む19位~21位がし烈な争いに
ひとまず18位の国士大までは大丈夫でしょうか。問題は19位から。19位上武大、20位筑波大、21位亜大、22位日本薬科大が29分50秒台に固まっています。
筑波大と亜大に関しては1秒もありません!まだまだ争いは続きそうです。日本薬科大も初出場を目指して、着実にチーム力がついてきていますね。
22位武蔵野学院大がダークホース
そして続く22位に大幅に10000mの記録を向上させてきた武蔵野学院大が続きます。これから半年の伸びシロという面では一番あるように思います。
ワンブア選手の上積みも勿論期待ですが、大きく記録を伸ばせる可能性の高い選手が3人います。エースの藤井選手は最近になって復調、自己ベストまで伸ばせればあと30秒短縮。
箱根予選で学生連合まであと1秒だった下田選手も29分台狙う力があると思います(あと30秒)。そして高校時代最も力のある田村選手が、故障が癒えて今最も勢いがあります。彼も30秒短縮して29分中盤までいければ、一気に29分50秒前半平均となり今のボーダーを上回ります。
勿論、そう簡単ではないでしょうが、強化のさなかにあるチームの何人かが飛躍的に伸び始めています。また、今年も目が離せない展開になるかもしれませんね。