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箱根駅伝2026予選会詳細②・6位~10位通過校

箱根駅伝2026予選会は、
史上まれにみる酷暑の中で行われ、様々なドラマを生むことになりました。

今回は、箱根予選通過校と、落選校で気になったチームをピックアップして、出走者5㎞ごとのラップやチーム状況をまとめます。

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箱根駅伝2026予選会詳細②

次に6位~10位通過の
東京農業大・神奈川大・大東文化大・日本体育大・立教大です。

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6位東京農業大学

5km地点 10km地点 15km地点 21.0975km
19位前田③14分58秒 22位前田③29分43秒 13位前田③44分27秒 14位前田③62分12秒
19位原田④14分58秒 22位栗本③29分43秒 26位栗本③44分30秒 21位栗本③62分21秒
19位小島④14分58秒 22位原田④29分43秒 26位原田④44分30秒 27位原田④62分35秒
35位栗本③14分59秒 22位小島④29分43秒 31位深堀④44分31秒 30位深堀④62分38秒
35位深堀④14分59秒 35位深堀④29分44秒 38位小島④44分34秒 41位小島④63分01秒
218位植月③15分19秒 184位井坂①30分31秒 141位井坂①45分40秒 92位井坂①63分45秒
218位磯③15分19秒 184位植月③30分31秒 185位内田①45分45秒 151位菅原②64分20秒
234位井坂①15分20秒 184位菅野②30分31秒 185位菅野②45分45秒 165位内田①64分29秒
234位菅原①15分20秒 184位磯③30分31秒 189位菅原②45分46秒 206位松江③64分49秒
234位内田①15分20秒 193位菅原②30分32秒 189位植月③45分46秒 208位植月③64分49秒
234位松江③15分20秒 193位内田①30分32秒 213位松江③45分53秒 211位菅野②64分53秒
234位菅野②15分20秒 193位松江③30分32秒 274位磯③46分18秒 274位磯③65分45秒
上10名計11位2:31:30 7位5:01:12 5位7:31:14 6位10:34:59
LAP 4位2:29:42 4位2:30:02 8位3:03:45

5km
 エース前田選手の復活に注目が集まっていましたが、もう一つ選手層の面が気になっていました。そうしてみると4年原田・小島・深堀、3年栗本選手と、前田選手を含めて5名の選手が、先頭集団についていっている。この時点ではチャレンジしているのかどうかは分からず。後方6番手以降は3年植月選手や1年生井坂選手らが集団走を行っており、15分20秒ほどで200位付近。総合では11位となった。

10㎞
 ここで東農大が通貨県内の7位に浮上しますね。それもそのはず、先頭集団に、前田・栗本・原田・小島・深堀選手5人ともついています。この時点で東農大が一番多く上位集団についていっていたのではないでしょうか。井坂・植月選手らの集団も1㎞3分03秒ペースをキープしながら、自然に浮上して180位付近。この5㎞間は全体の4番目のタイムでした。

15㎞
 上位の5人は、さすがに前田選手が抜け始めましたが、他の4名も次のグループにはまだいるのですよね。栗本・原田・深堀選手がまだ3人固まっています。小島選手が少し遅れ始めましたが、まだ秒差。順位としては38位。速報で、定点を通過した人数が、テレビ画面に表記されますが、5人の通過は東農大が毎回トップだったのですよね。主力たちの能力アップが素晴らしかった。

 後方の集団は、松江・磯選手の2名が失速しているものの、そのほかのメンバーはちょうど1㎞3分03秒のペースをがっちりキープ。5秒ほど前抜け出した1年井坂選手が141位ですから、このあたりはまだかなり固まっていますね。絞り出し次第で、まだ順位アップが可能です。この5㎞間は4番目で推移、総合5位で通過の可能性が高くなってきました。

FINISH
 エース前田選手が、最後まで他校のエースと競い合いながら62分12秒の全体14位。出来は3割ほどだったそうですが、それでもここまで走れるのは本当に素質の塊。また、「昨年の1秒差敗戦」も体を動かす気力に繋がったとも。まずは一つ稼ぐことができました。

 続く選手も食らいついた。同学年栗本選手が62分21秒と大躍進!4年原田・深堀選手も62分30秒で、2大会前の箱根出走者が大活躍。これなら前田選手以外の往路のめども立つのではないでしょうか。実質の5年生小島選手も、失速を最小限で食い止める63分01秒の41位。上位5名通過は最後まで農大、上位5名の合計タイムは、留学生が先頭だった山学大に次いで2位でした。

 後方少し離れましたが、井坂選手が15㎞以降のアップダウンを1㎞3分を切るペースで大幅に順位アップ。92位の63分45秒でフィニッシュ。これは脚を余していたような感じで伸びしろがありそう。ほかの下級生菅原・内田選手らも続いていて、ルーキーの元気さも総合力アップにつながりました。松江・植月選手が11番手までが65分以内でフィニッシュ。このあたり、昨年前田選手なしで総合11位となったチカラは本物だったと思い知らされましたね。

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7位神奈川大学

5km地点 10km地点 15km地点 21.0975km
55位宮本④15分00秒 45位宮本④29分45秒 41位宮本④44分36秒 34位宮本④62分50秒
69位酒井④15分01秒 72位酒井④30分05秒 62位上田②45分14秒 48位上田②63分11秒
69位三原③15分01秒 72位三原③30分05秒 62位酒井④45分14秒 58位酒井④63分18秒
69位花井③15分01秒 80位花井③30分06秒 62位三原③45分14秒 70位三原③63分24秒
82位滝本③15分02秒 80位滝本③30分06秒 62位花井③45分14秒 77位花井③63分29秒
119位上田②15分14秒 99位上田②30分18秒 62位滝本③45分14秒 82位滝本③63分34秒
163位塩田④15分17秒 174位塩田④30分30秒 157位塩田④45分43秒 115位塩田④63分59秒
163位大岩③15分17秒 174位大岩③30分30秒 157位大岩③45分43秒 122位大岩③64分03秒
163位平川③15分17秒 174位山本③30分30秒 157位山本③45分43秒 131位山本③64分09秒
195位山本③15分18秒 174位志食④30分30秒 157位志食④45分43秒 132位志食④64分10秒
195位志食④15分18秒 174位遠藤②30分30秒 157位遠藤②45分43秒 146位遠藤②64分18秒
195位遠藤②15分18秒 174位平川③30分30秒 224位平川③45分58秒 236位平川③65分16秒
上10名計:10位2:31:28 15位5:02:25 11位7:29:41 7位10:36:07
LAP 16位2:30:57 10位2:31:13 5位3:02:29

5km
 4年生エース宮本選手のほか、同学年の酒井選手のほか、3年生の選手の調子のい選手がついている感じでしょうか。箱根5区の三原選手に、1万m28分台滝本選手に、全日予選で健闘した花井選手がいい調子。途中2年上田選手を挟んで、7番手以降が15分17秒ほどの集団走。志食・大岩選手ら今年の箱根組、新戦力の塩田・平川選手が走っていますね。150位~200位以内にはまとまっていて、総合10位につけていました。

10㎞
 一瞬黄色信号がともった10㎞地点。総合15位に落ちています。宮本選手が上位集団についていますが、29分45秒は数秒後ろ。少し気になる位置でした。酒井・三原・花井・滝本選手は30分05秒前後でまずまず
。上田選手も30分18秒と、じわじわ浮上してきていますね。ただ、7番手の集団がじわりと順位を落として30分30秒の180位付近。他校は後方集団も5㎞以降からペースを上げてるんですよね。その分、わずかな差ですが、一旦圏外になった形か。ここから上げていくことが大事でした。

15㎞
 1番手の宮本選手は44分36秒ですが、総合41位。日本人先頭集団にはつけず、大きくは稼げてないところ。後ろの上りが大事になってきました。後ろは上田選手が追いついて、2番手集団で45分14秒で通過。上位6人が100位以内には入ってはいましたね。7番手以降は1㎞3分03秒を守り続けていて45分43秒の150位付近。平川選手だけ遅れて、7番手から11番の集団にはまとまっています。この時点で総合11位、いつもの神大なら上がるはずという位置でした。

FINISH
 宮本選手が、本調子ではなかった中でも、34位62分50秒。15㎞以降はじりじりと順位を上げていったところ、安定感抜群ですね。2番手は上田選手が最後に浮上して63分11秒と、宮本選手に迫る勢い。秒差で酒井・三原・花井選手が続き、滝本選手が踏ん張りました。昨年の箱根10区はうまくいかなかったですが、スピードある選手らロード対応できたのは大きい。

 後方の集団もしっかり上がりましたね。4年塩田選手が1㎞3分を切る勢いで上り115位63分59秒、すぐに大岩・山本・志食選手が雪崩れこみ132位64分10秒で10番手。遠藤選手も秒差でしたね。例年よりスピードアップがあった中、ヒヤリとはしましたが、総合量の高さでの突破ですね。

8位大東文化大学

5km地点 10km地点 15km地点 21.0975km
19位入濱④14分58秒 13位棟方③29分42秒 23位入濱④44分28秒 23位入濱④62分23秒
19位中澤②14分58秒 22位入濱④29分43秒 26位棟方③44分30秒 28位中澤②62分35秒
19位棟方③14分58秒 22位中澤②29分43秒 36位中澤②44分33秒 39位棟方③63分00秒
35位松浦②14分59秒 35位松浦②29分44秒 40位松浦②44分35秒 47位松浦②63分09秒
35位庄司③14分59秒 35位庄司③29分44秒 97位庄司③45分27秒 93位大濱②63分45秒
150位大濱②15分16秒 164位大濱②30分29秒 141位大濱②45分40秒 104位鈴木①63分53秒
150位上田①15分16秒 164位上田①30分29秒 141位鈴木①45分40秒 120位上田①64分03秒
150位増子①15分16秒 164位増子①30分29秒 141位上田①45分40秒 159位増子①64分26秒
150位和田③15分16秒 164位和田③30分29秒 141位藤原③45分40秒 161位和田③64分27秒
150位藤原③15分16秒 164位藤原③30分29秒 149位増子①45分41秒 168位藤原③64分31秒
150位宮倉③15分16秒 164位宮倉③30分29秒 149位和田③45分41秒 198位宮倉③64分45秒
163位鈴木①15分17秒 174位和田③30分30秒 149位宮倉③45分41秒 288位庄司③66分00秒
上10名計7位2:31:12 6位5:01:01 7位7:31:54 8位10:36:12
LAP 19位2:31:35 7位2:30:35 4位3:04:18

5㎞
 事前に大濱選手が故障明け、様子をぎりぎりまで見るということでしたが、6番手をまとめる集団走で出走。15分16秒の150位前後で固まっています。上位には、力るのある4年入濱・3年棟方・2年中澤選手が、日本人先頭集団についていく様子。直後に新戦力候補3年庄司・2年松浦選手もいて、彼らも一緒に行く形。少し責めていく形で、総合7位につけます。

10㎞
 この時点では、日本人先頭集団に5人。棟方選手が29分42秒で一番前、少し後ろに入濱・中澤選手、そしてやはり松浦・庄司選手が食らいつく形。この2人がどのくらいまとめられるかといったところでした。6番手集団は大濱選手のほか、上田・益子・鈴木選手といった1年生に、新戦力候補の3年生といった様子。ここは1㎞3分03秒を守ったためか、やや順位ダウン。この5㎞LAPは順位落ちましたが、最初の5㎞つっこんだチームを抜いて6位に浮上します。

15㎞
 上位集団にいた選手では、入濱選手が一番前。とはいえ一番先頭とは少し離れ加減の44分28秒の23位。その後ろは数秒離れての棟方・中澤・松浦選手がいますね。実績を思うと松浦選手が健闘、棟方選手らが踏ん張れるかどうかか。庄司選手は失速加減で、97位45分27秒で通過しました。後方集団は万全で、1㎞3分02秒ペースに上げて45分40秒ですがまだ集団は崩れず。この5㎞LAPは7位で総合7位に浮上、通過の可能性はぐっとあがってきました。 

ハーフ
 4年間主力の入濱選手が逞しかったですね。最後まで他校のエースとバトル仕切って62分23秒の23位。中澤選手も最後ナイス粘り、この2人が稼ぎましたね。続く棟方選手がやや失速して63分00秒となりますが、2年松浦選手が食い下がって63分09秒の好記録。上位4人は奮闘しましたね。

 続いていた庄司選手が苦しくなりましたので、5番手集団から上がる選手がいないといけない。ここを主力の大濱選手が見事なビルドアップ。万全ではなかった中で、15㎞以降141位から93位まで順位アップして、63分45秒。

 これに1年生が食らいつきましたね。高校時代実績ある鈴木・上田選手が64分前後に入りました。ビルドアップできてますので、まだ上積みがありそう。増子選手もほぼキープで粘ってますね。和田選手ら9番手以下3年生がビルドアップしたかったところが、本戦分課題でしょうか。15㎞以降のLAPは4番目なんですが、総合8位。底上げもう少しずつでしょうか。

9位日本体育大学

5km地点 10km地点 15km地点 21.0975km
13位平島④14分57秒 13位平島④29分42秒 13位平島④44分27秒 8位平島④62分06秒
19位田島④14分58秒 13位田島④29分42秒 13位田島④44分27秒 16位田島④62分15秒
150位山崎④15分16秒 193位山崎④30分32秒 110位山崎④45分33秒 57位山崎④63分16秒
150位佐藤②15分16秒 193位佐藤②30分32秒 110位二村④45分33秒 89位佐藤②63分44秒
150位吉田③15分16秒 193位吉田③30分32秒 157位佐藤②45分43秒 108位荻野②63分56秒
163位荻野②15分17秒 193位夏見①30分32秒 157位荻野②45分43秒 110位二村④63分58秒
163位大竹④15分17秒 193位水津①30分32秒 157位大竹④45分43秒 112位大竹④63分58秒
163位夏見①15分17秒 214位荻野②30分33秒 157位吉田③45分43秒 127位吉田③64分08秒
163位水津①15分17秒 214位二村④30分33秒 157位夏見①45分43秒 145位夏見①64分17秒
163位樋村②15分17秒 214位大竹④30分33秒 157位水津①45分43秒 177位水津①64分36秒
163位天瀬③15分17秒 214位樋村②30分33秒 157位樋村②45分43秒 232位樋村②65分11秒
195位二村④15分18秒 214位天瀬③30分33秒 261位天瀬③46分10秒 292位天瀬③66分05秒
上10名計:19位2:32:08 19位5:03:43 15位7:34:18 9位10:36:14
LAP 19位2:31:35 7位2:30:35 4位3:01:56

5㎞
 毎年連続出場のプレッシャーがのしかかっている日本体育大。今年は4年生エースのうち、平島・田島選手が先頭集団に食らいつき、山崎選手が15分16秒付近の、集団走のまとめ役に徹する形に。例年以上に、距離不安がある下級生が多かったということで、回ることになりました。なお、最後方にもう一人の4年生二村選手がいます。

10㎞
 平島・田島選手が先頭集団について、後ろの動きが気になりました。3番手集団は本当に慎重な入りですね。1㎞3分03秒ペースを守って30分33秒。5㎞から上げていったチームが多かった中、大幅に順位を落として200位前後の集団に。総合では19位でしたが、今回はこの戦い方に徹していました。

15㎞
 平島・田島選手は先頭集団に付いたまま、しっかり稼いでいきます。3番手集団がそろそろ動いていきたいところ。山崎・二村選手の4年生2人が抜け出してきています。1人遅れが出てしまったところ、予定より早い14km地点でスパートをかけたそうですね。一気に110位に浮上。5番手~11番手の集団も自然に160位付近には浮上。この5㎞間のラップは7番目に浮上しています。

FINISH
 うっちゃりましたね。平島選手が最後まで日本人先頭争いをして、日本人2番目の成績62分06秒。昨年の全日本1区区間賞から本当に強くなっています。続いて62分15秒で田島選手。箱根4区でも今年本当に強かった。この2人は箱根2区でどちらでもやっていけると思います。

 次がどこまでくるかですが、14kmまで”送りバント”に徹した山崎選手が15㎞45分33秒から63分16秒でフィニッシュ!5㎞14分30秒を切るペースで、公園内のアップダウンをこなした計算です。毎年この上がりは本当にすごいです。プレッシャーはこちらか計り知れないものがあると思いますが、この4年間は彼の上がりの速さで毎年出場が繋がったと思います。

 二村選手はやや息切れしましたが、結果的に後ろの集団の選手と競える位置でしたね。2年佐藤・荻野選手の若手選手が63分台で上がってい100位前後へ。最小夜で最後の箱根を狙う大竹選手が63分58秒の同時フィニッシュ。3年吉田・1年夏海選手らも何とか浮上しました。選手層はもう少しですが、箱根本戦でまずは日体大エースの本気を見たい。

10位立教大学

5km地点 10km地点 15km地点 21.0975km
13位國安④14分57秒 22位原田③29分43秒 13位原田③44分27秒 20位原田③62分20秒
19位原田③14分58秒 22位國安④29分43秒 25位國安④44分29秒 33位國安④62分49秒
19位小倉④14分58秒 35位小倉④29分44秒 38位小倉④44分34秒 44位小倉④63分06秒
19位木島③14分58秒 50位吉屋④29分47秒 50位吉屋④44分47秒 55位吉屋④63分16秒
35位吉屋④14分59秒 50位野口③29分47秒 56位野口③44分56秒 67位野口③63分22秒
55位山下②15分00秒 56位木島③29分48秒 62位山下②45分14秒 90位山下②63分44秒
69位野口③15分01秒 66位山下②29分58秒 81位木島③45分18秒 133位永井④64分10秒
82位永井④15分02秒 84位永井④30分07秒 97位永井④45分27秒 139位木島③64分13秒
257位鈴木②15分21秒 229位鈴木②30分34秒 194位鈴木②45分47秒 164位鈴木②64分29秒
257位浮邉①15分21秒 242位浮邉①30分35秒 271位本宮②46分16秒 255位本宮②65分27秒
257位田丸②15分21秒 276位本宮②30分38秒 271位浮邉①46分16秒 284位浮邉①65分59秒
272位本宮②15分22秒 288位田丸②30分42秒 317位田丸②46分46秒 334位田丸②66分43秒
上10名計1位2:30:35 1位4:59:46 3位7:31:09 10位10:36:56
LAP 2位2:20:11 11位2:31:23 13位3:05:47

5㎞
 昨年トップ通過の立教大がギリギリの通過。大エース馬場選手が走れないことはチーム内でも分かっていた事でした。作戦を見ると5㎞地点で相当多くの選手が上位に入っています、

 もう一人のエース國安選手だけではなく、箱根経験者の原田・小椋・吉屋・永井選手に、長い距離が得意の木島選手に、野口・山下選手の新戦力候補も上位。例年通り、前半から突っ込ん入る立教大スタイルですね。ただ、今年は9番手~12番手の4名だけ集団走。15分21秒の250位付近なので、非常にスロー。ただ、まだ差はついていないのでトップでした。

10㎞
 少しずつペースが上がっていく中、原田・國安・小倉選手が先頭集団に食らいついていく展開。中堅どころと思われた選手もいるのが面白い。少し後ろに吉屋・野口・木島選手、1㎞3分を守って山下・永井選手。思い思いのところで走っていますかね。9番手の集団は鈴木選手がやや抜け出して、ちょっとバラバラになりかけてるのが気がかりか。それでもまたトップを保っています。

15㎞
 ここで総合3位へ。脚が溜まっていたスピードチームもいたので、このくらいは…と思っていましたが、この5㎞のLAPは11番。先頭集団についていくがなんと原田選手。3障と山下りのイメージがある選手なので、これはびっくり。國安・小倉選手がやや遅れ加減。

 その後方もまだ点々とついていて8番手永井選手が100以内に入っていますが、全体的に1㎞3分ペースから落ちてきています。アップダウンはいる前にこれは良くなかったところ。実際17.4kmで一気に総合7位に後退しています。後方は鈴木選手が単独で追いかけますがまだ194位45分47秒。10番手が中継中も、全く来ないと思っていましたが、なんと271位46分16秒。高速化進む中、厳しい戦いになりつつありました。

FINISH
 原田選手が見事に62分20秒の全体20位。ここまで走力が上がっていたとはびっくりです!これは6区山下りはもう勿体ない。1区か3区でいいのではないでしょうか?國安選手は本調子ではなかった形ですが、最低限走り切りました。小倉・吉屋選手も確実に成長、野口・山下選手も63分台では走り切り、上位6人までは100位以内には入りました。

 永井・木島選手が、やや失速してしまい130位台の64分10秒付近。このあたりのチャレンジできたのは良かったですが、後ろが中々上がりませんでした。鈴木選手がじわり浮上して164位64分29秒。

 15㎞で大きく遅れていた10番手ですが…本宮選手が15㎞から僅かに浮上して65分27秒でゴール。11番手は65分59秒でしたから、この僅かな浮上がなければ、予選落ち…。際どい所でした。ただ、100位以内に上位6人、10番手が64分29秒、1時間の前倒し以上に、後半の求められるスピードが上がってきたなと感じました。


コメント

  1. 神大の応援者 より:

    神奈川大学、無事に予選会を突破出来て
    本当に良かったです。
    後半しっかり上がったのは日頃の成果がでていますね。
    個人的には、上田の3区出走を見てみたいものです。
    (1区宮本、2区酒井、3区上田)
    これくらい攻めたオーダーを見たいです。

    • hakonankit より:

      >神大の応援者さん
      宮本選手も万全ではなかった中、無事に突破したようでほっとしましたね。
      上田選手は、まだまだ底が知れないですし、往路平地でもいいと思います。2区か3区でしょうか。