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【速報・結果】出雲駅伝2025(第37回)~各大学詳細まとめ

大学駅伝2025-2026最初の大学駅伝!
出雲駅伝2025スタートします!

速報していきます!

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【速報・結果】出雲駅伝2024(第36回)~各大学詳細まとめ

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区間速報

1区(8.0km)

 非常に気温が高い中、少し向かい風の条件でスタート。駒大谷中選手と東国菅野選手が前の方に出るが、そこまで縦長にはならなさそうか。

 2㎞過ぎ、東国大菅野選手が引っ張る展開、すぐ後ろに駒大谷中・創価織橋・青学小河原選手らが付けている。中大や早大は中団。1㎞2分48秒も、3㎞付近の公園でガクッとペースが落ちて3分09秒。遅れているのは北海道大と東北学連合わせて2チームだけだ。

 4㎞地点で給水、中大岡田選手が前に出るが給水のみ。すぐに横広がりの展開。駒大・創価・中大ら。早大吉倉選手が押し出されるように先頭へ。3㎞-4㎞3分03秒で、遅れたのは皇学館大でOP合わせて19チームが一団だ。

 4-5kmは3分07秒5㎞地点中大岡田選手が出てきてIVYの選手がすぐ後ろに付く。ただ極端に上がっている様子はない。零れたのは18位京都産業大くらいか。

 5.6km地点で、ずっと後ろに付けていた國學院大青木選手が前に出てくる。中大岡田・駒大谷中選手が後ろに付けるが、まだ横広がりか。とはいえ、地方の多くはこれで落ちて行った。

 5-6km2分51秒。國學院青木選手が抜け出そうとロングスパート。一旦5mほど抜けたところ、IVYリーグ選抜が並びかける。さらに帝京大楠岡選手、駒大谷中s年種が食らいつく。少しは離れて中大岡田選手。

 残り1㎞、5位集団にいたはずの中大岡田選手が一気に追い上げて先頭へ。一気に後続との差を開いて2位集団とは20m以上の差がついてくる。2位グループは帝京楠岡・駒大谷中、国学青木選手を交わす。後ろは早大吉倉選手ら5位集団。

 岡田選手の勢いは衰えず、中大岡田選手が先頭へ。2位に駒大、3位帝京らが続いた。なお、関東10番目で23秒差で、やはり僅差の戦いだ。

1位中大23分26秒、2位駒大2秒、3位帝京7秒、4位創価國學、6位青学城西17秒、8位東国IVY、10位早大東洋23秒、12位環太平洋、13位志學館大33秒、14位信州大、15位関西57秒、16位新潟大66秒、17位札学大、OP中四国、18位京産大1分35秒、19位東北選抜1分52秒、20位皇學館1分59秒、21位北海道2分17秒

2区(5.8km)

 1㎞駒大帰山選手が中大濵口選手を捉えて先頭へ。濱口選手もついていく。後ろ帝京島田選手が見えているか。

 2.2kmで駒大帰山選手が単独先頭へ、中大濵口選手が離れた。3位帝京島田選手の後ろ、4位創価小池・5位早大山口選手が5人抜きで追走中だ。

 3㎞地点で駒大帰山選手単独先頭。酷暑の中2分50秒前後をキープし続けている。2位が集団になって創価小池・早大山口選手が急追、中大濵口・帝京島田選手を飲み込んでいく。

 駒大帰山選手が先頭も少し表情険しいか。4㎞過ぎ、早大山口選手がスパートをかけて単独2位にか。創価小池選手を突き放そうとする。後ろ、帝京島田、

 中大濵口選手が失速、6位集団の城西・IVY・國學選手、9位東国大がせ待ってくる。10位青学折田選手が失速気味、11位東洋大だ。中大は後方に飲み込まれていき、中大・青学が苦しくなる。

 残り1㎞を切ったところ、駒大帰山選手に早大山口選手が追いついてくる。ただ、一気には抜かず後ろで休んでいる。3位創価小池、4位帝京島田選手、5位集団くらいまで見える。

 残り600m早大山口選手がスパートをかけて先頭へ。帰山選手が食らいつこうとするが、スピードが圧倒的に違い差が開いていく。早大はルーキー3人へ先頭でタスキを渡す。秒差で駒大。

1位早大39分47秒、2位駒大5秒、3位創価帝京21秒、5位國學24秒、6位IVY26秒、7位城西28秒、8位東国41秒、9位東洋45秒、10位中大青学54秒、、12位環太平洋1分30秒、13位信州関西大2分04秒、15位志學館大、16位札学大2分32秒、

3区(8.5km)

 5秒あった早大鈴木・駒大桑田選手の差が埋まってすぐ後ろに付く状態に。1㎞通過は2分47秒。3位創価ムチーニ選手に帝京小林選手がまだついているか。後方10位青学飯田選手が、中大溜池選手を突き放していく。

 3㎞早大鈴木・駒大桑田選手の先頭は変わらない。3位グループは一段となり、創価・帝京・城西・國學・IVYリーグ。徐々に差がつまってきている。東国大エティーリ選手は、前のグループを追いかける程ではないか。

 4㎞先頭は2分53秒ペースだが、後ろ3位グループが10秒程まで詰めてきたか。創価ムチーニ選手が引っ張っている。帝京大は遅れている。4.2km早大鈴木選手が少し仕掛けたか、少し駒大桑田選手を突き放しにかかる。

4.5km
1位早大、2位駒大3秒、3位創価国学IVY城西7秒、7位東国20秒、8位帝京24秒、9位東洋58秒、10位中大1分03秒、11位青学1分14秒

 この時点で東国大エティーリ選手が一番早いか。青学大がまさかの関東地区最下位と苦しんでいる。

 直後、駒大桑田選手が集団に飲み込まれついていけず単独6位に後退。1位早大と2位集団の差は7秒前後でキープか。6.5kmで駒大桑田選手は、東国大エティーリ選手に交わされさらに後退していく。

 早大鈴木選手は6-7km2分44秒と明らかにペースアップ。2位集団との差はやはりキープか。青学大が関東最後方、中大東洋を視界にとらえて懸命に前を追いかける。

 残り1㎞早大鈴木選手が逃げるが、城西キムタイ・國學院野中・IVYリーグの3人が3秒ほどの差まで縮まってくる。創価ムチーニ選手は少し遅れたか。

 城西キムタイ選手がぐっと抜け出して、早大鈴木選手の背後に迫る。残り500mでキムタイ選手が並びかけるが、鈴木選手はすぐに譲らずも、残り300mでキムタイ選手が先頭へ。2位鈴木選手、背後に國學院大野中選手が迫る。キムタイ選手先頭、2位に國學院大が上がり、3位に最後アクシデント早大が繋ぐ。

1位城西大63分56秒、2位國學4秒、3位早大8秒、4位IVY16秒、5位東国27秒、6位創価29秒、7位駒大1分01秒、8位帝京1分31秒、9位東洋1分33秒、10位中大1分35秒、11位青学2分02秒

4区(6.2km)

 僅か300mで早大佐々木選手が追いつき先頭へ。國學院辻原・城西小田選手が後ろついていく形か。

 2.5km國學院大辻原選手が満を持して単独先頭へ。早大佐々木選手と城西小田選手は2位争いへ後退。

 4.3km國學辻原選手がやはり強くて、じりじり後ろを突き放す。2位に早大佐々木、3位城西小田選手も会田が空いてくる。単独4位にIVYが浮上し、5位創価大。

 後方、中大吉居選手が何とか東洋濱中選手に追いつき、順位を上げる。ただ、前の帝京大原選手がかなり頑張っているか。6位は駒大伊藤選手が浮上し、7位東国中山選手が後退。

 國學院大辻原選手が先頭で中継・しかも区間新記録樹立!連敗に向けて完全に流れを掴んだか。早大何とか2位キープし、IVYが3位に浮上、4位城西が続く。

1位國學、2位早大23秒、3位IVY27秒、4位城西28秒、5位創価36秒、6位駒大1分06秒、7位東国大1分12秒、8位帝京大1分45秒、9位中大1分53秒、10位東洋大2分11秒、11位青学大2分22秒

5区(6.4km)

 1位國學高山選手が逃げて、2位早大堀野選手を突き放していく。向かい風に強いということで配置された高山選手だが、どんどん突き放す。

 早大は、3位IVY・城西大沼選手を気にする状況。後方、6位駒大菅野選手に東国久保選手が追いついている。CMばかりだが、後半になって、創価山口選手が、城西大沼選手を追い抜いて単独4位に浮上する。

 残り1㎞を切って、IVYリーグ選抜が早大堀野選手に追いつき2位争いを展開。國學院大は高山選手がしっかり最後まで走り切り、連覇へ盤石のスタート

1位國學、2位IVY38秒、3位早大42秒、4位創価45秒、5位城西1分08秒、6位駒大1分30秒、7位東国大1分58秒、8位帝京1分59秒、9位中大2分01秒、10位青学2分18秒

6区(10.2km)

  國學上原選手が淡々と刻んでいく。1㎞2分48秒とまずまず。早大工藤選手がすぐにIVYリーグに追いつき2位に浮上。引き離そうとするところ。1㎞は2分48秒と同じだ。

出雲大社6区2.4km
①國學上原
②早大工藤42秒 ⇒ 34秒
③IVY38秒 ⇒ 37秒
④創価野沢45秒 ⇒ 42秒
⑤駒大山川1分30秒 ⇒ 1分09秒!?
⑤城西斎藤1分08秒 ⇒ 1分10秒
⑦中大本間2分01秒 ⇒ 1分54秒
⑦東国大川内1分58秒 ⇒ 1分54秒
⑦帝京谷口1分59秒 ⇒ 1分54秒
⑩青学黒田2分18秒 ⇒ 2分04秒

 多くのチームが詰めてきているが、上原選手が落ち着いているのかどうか。3.5kmで青学黒田選手が東国大川内選手を交わして9位、秒差で中大本間帝京谷口選手がいる状況。

 4.4kmで1位國學院大上原選手と2位早大工藤選手との差はじりじりと詰まっていて、25秒差へ。後方、4㎞地点で中大本間・帝京谷口選手に、青学黒田選手が追いつき7位グループに。

中間点通過
1位國學、2位早大、3位が創価・IVY併走、5位は駒大・城西が併走続いているが、ちょっと見えてこないか。國學院大と早大との差は20秒~25秒ほどでキープとなったか。5位争いは駒大山川選手が、城西齋藤選手を突き放したか。

 上原選手は淡々とした表情で9㎞通過。後ろ35秒と沿道からの声。國學院大優勝へのカウントダウンとなった。後方は3位に創価大野澤選手がIVYを突き放していく。上原選手が、Wピースでゴールで連覇!早大は2位も久々に表彰台、創価大は出雲2度目の3位となった。

総合結果
1位國學院大學2時間9分12秒
2位早稲田大学+38秒差
3位創価大学+53秒差
4位IVYリーグ+1分00秒差(過去最高)
5位駒澤大学+1分15秒差
6位城西大+1分29秒差
7位青山学大+1分40秒差
8位帝京大+2分20秒差
9位東洋大+2分54秒差
10位中央大+3分31秒差

11位東京国際大+7分21秒差

12位関西大学+8分54秒差
13位札幌学院大+9分12秒差
14位信州大+9分27秒差
来年:関西・北海道・北信越2枠
15位志學館大+10分19秒差
16位環太平洋大+10分46秒差
17位皇学館大+10分56秒差
OP中四国学連選抜+11分48秒差
18位京都産業大+12分00秒差
19位新潟大+13分10秒差
20位東北学連+13分25秒差
21位北海道大+19分03秒差

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詳細結果

🥇國學院大學2時間9分12秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップ差
1区(8.0k) 5位 青木瑠郁④ 23分42秒 5位 14秒差
2区(5.8k) 6位 尾熊迅斗② 16分30秒 5位 24秒差
3区(8.5k) 2位 野中恒亨③ 23分49秒 2位 5秒差
4区(6.2k) 1位 辻原 輝③ 17分20秒 1位 ‐23秒差
5区(6.4k) 2位 高山豪起④ 17分58秒 1位 ‐39秒差
6区(10.2k) 4位 上原琉翔④ 29分53秒 1位 ‐38秒差

総合力で連覇!3区野中4区辻原選手で突き抜ける!

 5強と言われた中、その中で決して目立っていなかったのが國學院大でしたが、総合力高かったですね。1区青木選手と2区尾熊選手が、トップと24秒の6位混戦。3区野中選手が前後に留学生選手がいる中、最後まで留学生に食らいついて、トップと秒差に。当日変更で4区に入った辻原選手が突き抜けましたね。

 正直、辻原選手の調子を疑ってしまったのですが、野中選手に大きな成長があったのでしょう。昨年優勝メンバーには入れなかった5区高山選手が後方を突き放すと、アンカー百戦錬磨の上原選手が見事逃げ切りました。この調子なら、全日本駅伝の連覇も視界良好でしょうか。見事な連覇、おめでとうございます!

🥈早稲田大学2時間9分50秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップ差
1区(8.0k) 10位 吉倉ナヤブ直希② 23分51秒 10位 23秒差
2区(5.8k) 1位 山口智規④ 15分57秒 1位 ‐5秒差
3区(8.5k) 5位 鈴木琉胤① 24分16秒 3位 8秒差
4区(6.2k) 6位 佐々木哲① 17分40秒 2位 23秒差
5区(6.4k) 7位 堀野正太① 18分18秒 3位 43秒差
6区(10.2k) 3位 工藤慎作③ 29分48秒 2位 38秒差

2区山口選手で単独先頭へ!久しぶりの表彰台へ
 終始ハラハラしてみながら、エンジのWが総合2位。1区吉倉選手が最後打ちあがりかけながらなんとか繋ぐと、2区大エース山口選手が見事に9人抜きで先頭へ。最短区間で区間2位と26秒の差と、スピードの違いを見せつけました。

 そして注目された3区鈴木4区佐々木5区堀野選手のルーキーリレー。鈴木選手はプレッシャーのかかる中、最後は脚がつりながらも区間5位。佐々木・堀野選手が徐々に國學院大の背中が遠ざかる中戦い、アンカー工藤選手も攻め切った形。2016年の全日本以来の総合2位獲得。ただ、早大は選手層薄いので、ここで獲りたかった感じもあったりしました。

🥉創価大学2時間10分05秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップ差
1区(8.0k) 4位 織橋 巧③ 23分41秒 4位 13秒差
2区(5.8k) 4位 小池莉希③ 16分28秒 3位 21秒差
3区(8.5k) 5位 S.ムチーニ③ 24分16秒 6位 29秒差
4区(6.2k) 3位 石丸惇那④ 17分32秒 5位 36秒差
5区(6.4k) 4位 山口翔輝② 18分09秒 4位 47秒差
6区(10.2k) 5位 野沢悠真④ 29分59秒 3位 1分00秒差

唯一全員が区間5位以内!高い総合力で見事なリレー

 いいオーダーが組めた印象があった創価大が、見事に総合3位。1区織橋選手が区間4位の滑り出し、2区小池選手が他校のエース選手と競いながら総合3位に浮上する。3区ムチーニ選手が留学生の争いに終盤離れる誤算があり、総合6位でリレー。でしたが、4区に絶好調という4年石丸選手が区間3位で追い上げムードを作ると、5区山口・6区野沢選手がロードの安定感を発揮して、総合3位にまで浮上。酷暑で難しかった中、全員が高い安定感を誇りました。

4位IVYリーグ選抜2時間10分12秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップ差
1区(8.0k) 9位 B.Rosa
(ハーバード大)
23分49秒 9位 21秒差
2区(5.8k) 3位 A.Iverson
(ハーバード大)
16分25秒 6位 26秒差
3区(8.5k) 4位 W.Laird
(イェール大)
23分59秒 4位 17秒差
4区(6.2k) 4位 T.Berg
(コロンビア大)
17分35秒 3位 27秒差
5区(6.4k) 5位

D.Amicon
(コーネル大)

18分10秒 2位 39秒差
6区(10.2k) 8位 J.Lawrence
(ダートマス大)
30分14秒 4位 1分00秒差

 今年も例年以上に盛り上げてくれたIVYリーグ選抜。1区9位スタートも、2区の選手が区間3位の好走をしていて、前の集団に追いつくと、当日変更で3区に入った東京世界陸上出場のLaird選手が、終盤まで上位集団に入る見せ場を作ります。その流れで5区で一旦総合2位まで浮上した中で、総合4位。これだけ調整がうまくいくなら、いずれ一発があるかも…?

5位駒澤大学2時間10分27秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップ差
1区(8.0k) 2位 谷中 晴② 23分30秒 2位 2秒差
2区(5.8k) 2位 帰山侑大④ 16分23秒 2位 5秒差
3区(8.5k) 9位 桑田駿介② 25分05秒 7位 1分02秒差
4区(6.2k) 2位 伊藤蒼唯④ 17分29秒 6位 1分06秒差
5区(6.4k) 8位 菅谷希弥② 18分22秒 6位 1分30秒差
6区(10.2k) 2位 山川拓馬④ 29分38秒 5位 1分15秒差

 駒大は区間2位4つも非常に勿体ない…1区谷中選手が区間2位と最高のリレー。2年連続2区となった4年帰山選手は一旦先頭に立つ走りを見せて、駒大に流れがきたと思ったのですが…。3区桑田選手が中盤から急失速、トップと1分差開けられます。4区地元の伊藤選手、6区大きく突っ込んだ山川選手が区間2位で、総合5位まで追い上げました。選手層は厚いので、全日本には繋がります。

6位城西大学2時間10分41秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップ差
1区(8.0k) 7位 柴田 侑③ 23分47秒 7位 19秒差
2区(5.8k) 5位 小林竜輝② 16分29秒 7位 28秒差
3区(8.5k) 1位 V.キムタイ④ 23分40秒 1位 ‐5秒差
4区(6.2k) 9位 小田伊織③ 17分53秒 4位 28秒差
5区(6.4k) 10位 大沼良太郎④ 18分39秒 5位 1分09秒差
6区(10.2k) 7位 斎藤将也④ 30分13秒 6位 1分29秒差

 櫛部監督が戦前に優勝が見えると仰られていましたが一瞬夢を見ました。絶好調だったという1区柴田選手が区間7位スタート、2区小林選手が区間5位で集団の中でリレー。3区キムタイ選手が留学生の争いも制して見事3年連続区間賞、さらに一気にトップに押し上げました。4区5区が力不足、6区齋藤選手がまだ万全じゃなかったですが、何かまた全日本以降やってくれそうな気配です。

7位青山学院大学2時間10分52秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップ差
1区(8.0k) 6位 小河原陽琉③ 23分46秒 6位 18秒差
2区(5.8k) 10位 折田壮太② 16分56秒 11位 54秒差
3区(8.5k) 10位 飯田翔大② 25分17秒 11位 2分03秒差
4区(6.2k) 8位 神邑亮佑① 17分44秒 11位 2分22秒差
5区(6.4k) 1位 塩出翔太④ 17分54秒 10位 2分18秒差
6区(10.2k) 1位 黒田朝日④ 29分15秒 7位 1分40秒差

 青学大がまさかの総合7位。1区小河原選手がまずまず区間6位でリレーするも、同級生で即戦力期待された2区折田3区飯田選手が中々噛み合わず、ここでまさかの関東地区最下位にまで落ち、トップと2分差。

 4区神邑選手が何とか前を追い上げると、5区6区百戦錬磨の塩出・黒田選手が怒涛の区間賞で総合7位まで浮上しました。3区黒田選手の方が結果は良かったのでしょうが、今回はチャレンジと受け止めた方が良さそうです。

8位帝京大学2時間11分32秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップ差
1区(8.0k) 3位 楠岡由浩③ 23分36秒 3位 8秒
2区(5.8k) 7位 島田晃希④ 16分33秒 4位 21秒差
3区(8.5k) 11位 小林咲冴② 25分18秒 8位 1分31秒差
4区(6.2k) 5位 原 悠太③ 17分39秒 8位 1分45秒差
5区(6.4k) 6位 鎗田大輝④ 18分12秒 8位 1分59秒差
6区(10.2k) 8位 谷口颯太③ 30分14秒 8位 2分20秒差

 総合8位ながら帝京大は今後が楽しみなる結果。1区で楠岡選手が区間3位の好走でトップと8秒差、2区島田選手も後方集団を寄せ付けず、過去最高も見えました。3区小林選手が留学生にチャレンジして打ちあがりましたが、4区原5区鎗田選手が区間5位6位でまとめ、6区谷口選手も初駅伝でまずまず。全日本以降で楽しめるチームです。

9位東洋大学2時間12分06秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップ差
1区(8.0k) 11位 松井海斗② 23分51秒 11位 23秒差
2区(5.8k) 9位 内堀 勇② 16分42秒 9位 45秒差
3区(8.5k) 8位 迎 暖人② 24分56秒 9位 1分33秒差
4区(6.2k) 10位 濱中 尊③ 18分03秒 10位 2分11秒差
5区(6.4k) 9位 馬場アンジェロ光② 18分28秒 11位 2分41秒差
6区(10.2k) 6位 宮崎 優② 30分06秒 9位 2分54秒差

 東洋大は1区松井選手がまさかの関東地区最下位の区間11位となしましたが、その後は懸命に戦えたのではないでしょうか。特にエース区間となる3区で迎選手が8位、アンカー宮崎選手が区間6位と次につながる走り。全日本は出ないので、今年は箱根前に記録を狙いに行きます。

10位中央大学2時間12分43秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップ差
1区(8.0k) 1位 岡田開成② 23分28秒 1位 ‐2秒差
2区(5.8k) 11位 濵口大和① 17分13秒 10位 53秒差
3区(8.5k) 7位 溜池一太④ 24分50秒 10位 1分35秒差
4区(6.2k) 7位 吉居駿恭④ 17分43秒 9位 1分53秒差
5区(6.4k) 3位 佐藤大介② 18分07秒 9位 2分02秒差
6区(10.2k) 10位 本間 颯③ 31分22秒 10位 3分31秒差

 総合優勝予想、1区岡田選手が見事なロングスパートで区間賞。これならいけると思ったのですが…、2区濵口選手がややアクシデント気味で10位に後退すると、3区溜池4区吉居選手区間7位、佐藤選手が区間3位頑張りますが、結局総合10位。出雲に合わせていたかは何とも言えずも、難しさを感じました。

11位東京国際大学2時間16分33秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップ差
1区(8.0k) 8位 菅野裕二郎④ 23分48秒 8位 20秒差
2区(5.8k) 8位 小柴裕士郎② 16分41秒 8位 41秒差
3区(8.5k) 3位 R.エティーリ③ 23分54秒 5位 27秒差
4区(6.2k) 11位 中山拓真④ 18分10秒 7位 1分12秒差
5区(6.4k) 11位 久保遼人③ 18分45秒 7位 1分59秒差
6区(10.2k) 22位 川内琉生④ 35分15秒 11位 7分21秒差

 最終的に関東地区最下位に。1区菅野選手が結構引っ張りながら区間8位、その流れで3区エティーリ選手が、途中練習ができなかった時期もありながら区間3位で総合5位に浮上しまいした。アンカー川内選手がアクシデントかな?全日本がないことで、何とか立て直しができればと思います。

12位関西大学2時間18分06秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップ差
1区(8.0k) 15位 谷村恒晟④ 24分25秒 15位 57秒差
2区(5.8k) 13位 平野圭人③ 17分27秒 14位 2分04秒差
3区(8.5k) 14位 芝 秀介④ 26分19秒 14位 4分15秒差
4区(6.2k) 13位 井手蒼人③ 18分25秒 14位 5分15秒差
5区(6.4k) 20位 高村瑛太② 19分45秒 14位 7分02秒差
6区(10.2k) 13位 秋山翔太郎④ 31分45秒 12位 8分54秒差

 今回他地区でトップだったのは関西大。1区谷村選手が区間15位でしたが、2区平野3区芝4区井手選手と安定したリレー。アンカー秋山選手が区間13位で2人抜き。総合力で全日本以降も楽しめそうです。

13位札幌学院大学2時間18分24秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップ差
1区(8.0k) 17位 西塚璃純④ 24分41秒 17位 1分13秒差
2区(5.8k) 16位 キプゲノ ケネス① 17分38秒 16位 2分31秒差
3区(8.5k) 18位 山田陽翔④ 26分49秒 16位 5分12秒差
4区(6.2k) 17位 早川拓海④ 18分44秒 15位 6分31秒差
5区(6.4k) 13位 栗田伸冴③ 19分05秒 15位 7分38秒差
6区(10.2k) 11位 伊藤 徹④ 31分27秒 13位 9分12秒差

 札幌学院大が2年連続地区枠獲得!前半区間の西塚・キプゲノ選手はもう少しで地区枠圏外だったのですが、5区栗田選手が区間13位で流れを変えると、連続アンカーの伊藤選手が今年も好走で区間11位。一気に13位にまで浮上しました。

14位信州大学2時間18分39秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップ差
1区(8.0k) 14位 片岡晴哉② 24分19秒 14位 51秒差
2区(5.8k) 15位 森田克馬④ 17分33秒 13位 2分04秒差
3区(8.5k) 12位 松林直亮(M2) 25分31秒 12位 3分27秒差
4区(6.2k) 15位 尾崎康佑④ 18分40秒 13位 4分42秒差
5区(6.4k) 19位 佐藤 匠④ 19分44秒 13位 6分28秒差
6区(10.2k) 17位 内田善登③ 32分52秒 14位 9分27秒差

 初めて単独で出場した信州大が、最後の地区枠を獲得し、北信越は2年連続2チーム出場へ。3区松林選は注目でしたが、1区片岡選手区間14位、2区森田選手の区間15位がかなり効いたと思います。4区以降は徐々に追い上げられましたが、粘り込み成功しました。

15位志學館大学2時間19分31秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップ差
1区(8.0k) 13位 中村晃斗③ 23分58秒 13位 33秒差
2区(5.8k) 19位 小田夕琥② 18分02秒 15位 2分15秒差
3区(8.5k) 16位 齊藤莉樹② 26分27秒 15位 4分34秒差
4区(6.2k) 20位 大平倫嗣① 19分34秒 16位 6分43秒差
5区(6.4k) 15位 日野拓夢② 19分24秒 16位 8分09秒差
6区(10.2k) 14位 辻田鉄人② 32分03秒 15位 10分19秒差

 初出場の志學館大は惜しかった。1区中村選手が13位スタートをすると、3区齋藤選手や6区辻田選手のエース区間も十分他チームとやり合いました。部員14名なので選手層の薄さは仕方なくも、九州地区のチームが久々に元気にやり合えました。

16位環太平洋大学2時間19分58秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップ差
1区(8.0k) 12位 山本涼介④ 23分58秒 12位 30秒差
2区(5.8k) 12位 松下俊海② 17分20秒 12位 1分30秒差
3区(8.5k) 15位 谷末智哉④ 26分26秒 13位 3分48秒差
4区(6.2k) 12位 髙嶋荘太④ 18分19秒 12位 4分42秒差
5区(6.4k) 16位 本岡春穏② 19分31秒 12位 6分15秒差
6区(10.2k) 20位 角南祐行① 34分24秒 16位 10分46秒差

 見せ場を十分に作ったのが環太平洋大。1区山本選手と2区松下選手が区間12位好走しました。3区谷末選手が耐えて、4区髙嶋選手も区間12位!地方最高も見えましたが、ロードで走れる選手が不足していたが、最後に力尽きました…。OP出場の中四国チームに勝てたのは良かった。

17位皇學館大學2時間20分08秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップ差
1区(8.0k) 21位 曽越祐志② 25分27秒 20位 1分59秒差
2区(5.8k) 14位 清水大斗② 17分30秒 19位 3分09秒差
3区(8.5k) 20位 前野皓士③ 27分18秒 18位 6分19秒差
4区(6.2k) 16位 塩見昊瑛② 18分42秒 17位 7分36秒差
5区(6.4k) 18位 松葉琥太郎① 19分37秒 18位 9分15秒差
6区(10.2k) 12位 新間 圭③ 31分34秒 17位 10分56秒差

 総合力で戦う皇學館大。前半区間が苦手ですが、1区と3区が今回もきつかった。ただ、2区清水選手が区間14位、アンカー新間選手が区間12位と追い上げる場面もあり。今年は全日本は東海選抜になりますが、またいずれ復活してほしい。

OP中国四国学連選抜2時間21分00秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップ差
1区(8.0k) 18位 東 秀太④
(広島経済大)
24分53秒 17.5 1分25秒差
2区(5.8k) 20位 南 凱士④
(広島大)
18分08秒 19.5 3分13秒差
3区(8.5k) 13位 赤澤京弥④
(岡山大)
26分02秒 15.5 5分07秒差
4区(6.2k) 19位 橋本怜弥④
(福山平成大)
19分26秒 16.5 7分08秒差
5区(6.4k) 12位 木戸 颯③
(岡山大)
19分04秒 16.5 8分14秒差
6区(10.2k) 19位 小川晴也④
(広島経済大)
33分27秒 17.5 11分48秒差

 中々味のあるチームでしたよね。途中まで参考で地区枠のボーダーの浮上がありました。今回はチームとして出雲全日本に参加できなかった岡山大の赤澤・木戸選手が頑張り3区13位と5区12位!またチームで戻ってきてほしいですね。

18位京都産業大学2時間21分12秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップ差
1区(8.0k) 18位 桒田大樹④ 25分03秒 18位 1分35秒差
2区(5.8k) 16位 松原幸之助③ 17分38秒 18位 2分53秒差
3区(8.5k) 21位 武内里賢④ 28分04秒 19位 6分49秒差
4区(6.2k) 14位 藤田大暉③ 18分36秒 18位 8分00秒差
5区(6.4k) 14位 西村稜太④ 19分09秒 17位 9分11秒差
6区(10.2k) 16位 竹村明人② 32分42秒 18位 12分00秒差

昨年の琵琶湖駅伝制覇で出場権を得ていた京都産業大は、ちょっと苦しかったですかね。3区までに地区枠が厳しくなりました。4区藤田選手以降巻き返していったのが収穫。琵琶湖駅伝で、もう一つ意地をみたい。

19位新潟大学2時間22分22秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップ差
1区(8.0k) 16位 中戸元貴④ 24分34秒 16位 1分06秒差
2区(5.8k) 18位 志賀風太(M2) 17分55秒 17位 2分41秒差
3区(8.5k) 17位 金子敦哉④ 26分45秒 17位 5分18秒差
4区(6.2k) 22位 遠藤皓大③ 20分14秒 19位 8分07秒差
5区(6.4k) 17位 小木曽翔太② 19分35秒 19位 9分44秒差
6区(10.2k) 18位 谷端良鷹(M1) 33分19秒 19位 13分10秒差

 北信越から単独で出勝した新潟大。1区中戸選手が区間16位と頑張りましたが、あとは少しずつ離されてしまいましたか。それでも3区金子選手6区谷瑞選手が健闘したのが、次につながると思います。

20位東北学連選抜2時間22分37秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップ差
1区(8.0k) 20位 萩川 晄②
(東北学院大)
25分20秒 20位 1分52秒差
2区(5.8k) 21位 近江 周(M1)
(山形大)
18分26秒 20位 3分58秒差
3区(8.5k) 19位 吉田奏斗③
(東北学院大)
27分00秒 20位 6分50秒差
4区(6.2k) 18位 千葉航太④
(東北大)
19分14秒 20位 8分39秒差
5区(6.4k) 21位 齋藤颯希④
(東北学院大)
20分11秒 20位 10分52秒差
6区(10.2k) 15位 岡田 卓⑤
(弘前大)
32分26秒 20位 13分25秒差

 例年1区から大きく他チームから離されてしまうのですが、今年は最後まで前が見える位置で戦えましたかね。特にアンカー弘前大の岡田選手が区間15位で通用したのはびっくり!来年はもう一つ順位を上げたい。

21位北海道大学2時間28分15秒

区間 区間順位 名前学年 区間タイム 通過順位 トップ差
1区(8.0k) 22位 奥村日向(D1) 25分45秒 21位 2分17秒差
2区(5.8k) 22位 大野憲尚④ 18分32秒 21位 4分29秒差
3区(8.5k) 22位 大久保伸一③ 28分29秒 21位 8分50秒差
4区(6.2k) 21位 竹中順思④ 19分46秒 21位 11分11秒差
5区(6.4k) 22位 米井太位鷹② 20分37秒 21位 13分50秒差
6区(10.2k) 21位 秋野僚太(D1) 35分06秒 21位 19分03秒差

 北海道が2枠になり、出場できた北海道大。総合力はやはり厳しかったですが、1区奥村選手がそれほど前と離れず食い下がったのが収穫。勉学もありますが、来年も出場する可能性がありますので、少しでも強化したい。

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もうひとつの出雲駅伝2025

補欠の選手による記録会、今回の結果です。

青山学院大
1位榅山一颯①13分55秒93

駒澤大学
2位安原海晴③13分57秒74
5位島子公佑③14分10秒77

 不完全燃焼に終わった青学大と駒大の控え選手が爆発!この条件で13分台は速いですね。青学大椙山選手は全日本に大きく近づいたいかな。駒大安原選手は、全日本はあの区間かな?

國學院大學
3位鼻野木悠翔②13分58秒02

東洋大学
4位網本佳悟④14分10秒12
田中 純③14分25秒04

帝京大学
藤本雄大④14分16秒38
尾崎仁哉④14分22秒43

東京国際大学
菱田紘翔③14分17秒58
政 仁斗②14分34秒59
佐藤柊輔①14分36秒03

 國學院大は、当日変更となった鼻野木選手がしっかりと13分台。7番目もかなりレベル高かった。東洋帝京は4年生がまずまず走れたのは良かったです。

関西大学
坂本亘生(M1)14分27秒62
岡村和真③14分28秒56
嶋田匠海④14分49秒98

IVYリーグ
T.Syed14分29秒21 コロンビア大
W.Laird14分51秒61 イェール大

札幌学院大
高坂光希③14分29秒54
大橋史空①14分44秒59
宮野勇太③14分50秒37

 地区枠で上位に入った関西大と札幌学院大は控えの選手も早かった。地方の選手が7番目以下で14分30秒切るのはあまり聞かない。全日本でもまずは地区枠いけそうか。

京都産業大学
1組
木下太成④14分51秒19
2組
髙倉侃斗②14分36秒29

新潟大
上月隆徳(M2)14分54秒84

OP中四国選抜
1組
吉村拓樹④14分41秒86 広島修道大
2組
菊永翔太②14分44秒88 広島大
藤井奏汰③14分56秒89 広島経済大

まとめ

・國學院大強い!3区野中4区辻原選手で突き抜けた!
・早大久しぶりの表彰台!2区山口選手圧巻の走り
・高い安定感、着々と強豪校へ創価大
・優勝へ向けての制覇は本物、IVYリーグ選抜
・良くも悪くも桑田選手次第となった駒澤大
・瞬間先頭に立った!城西キムタイ選手3年連続区間賞
・若手バケる作戦は次へ持ち越し、青山学院大
・序盤で帝京大、終盤に見せ場東洋大
・1区岡田選手区間賞も…調整難再び中央大
・地区枠は、関西・北海道・北信越と変わらず

 出雲駅伝にMVPを選ぶ制度があるなら、やはり4区区間新&チームをトップに押し上げた國學院大辻原選手になるのでしょう。とはいえ、大きすぎるおぜん立てをしたのは3区野中選手でしょう。留学生のグループとほぼ同時にタスキをもらい、どこまで食らいつけるのかの視点で眺めていましたが、まさか最後まで競い合って、区間賞の選手と秒差の2位で中継。前年3区を走っている辻原選手を4区に回す余裕が國學院大にあったと見えるのでしょう。また1区青木選手がやや早仕掛け気味も、結果的に総合2位の早大1区が最後に大きく失速しているので、全員が強かったです。

 早大は、やっと表彰台に戻ってきた…という気持ちもありつつも、今回チャンスあったよなぁとも。1区が万全の2年山口選手が入ることができたなら、少なくとも國學院大と同等でリレー。すると3区終了地点では國學院大の前でタスキリレーできて、4区佐々木5区堀野選手が抜かれても、すぐ見える範囲で6区工藤選手にタスキリレーできたなと思います。人数はギリギリだったので、全日本駅伝に向けては??

 駒大・中大は評価据え置き。駒大は、本当に桑田選手をどう乗せていくかということになってきそう。総合優勝の可能性がある成績を残しました。全日本も先頭争いに顔を出すでしょうか。中大は、外から見た感じでは、箱根駅伝の時のように1年生の選手や初駅伝の選手へのフォローアップの点になるようには見えました。選手一人一人は速いので、調整過程からというところでしょうか。青学大は、前半戦上がりかけていた2年生がみんなもう少しというところだったでしょうか。気負いもあったかもしれません。全日本は3区黒田・8区塩出選手で戦いやすくなりそうですが、そうするかどうか…。

 その中で、全日本駅伝以降も面白そうだったのは、創価大・城西大・帝京大。創価大と城西大は、エース格を適材適所配置できそうで必ず上位で戦えそう。帝京大は、本当に3区で失速しただけでもっと上位で戦えていました。全日本以降距離が長くなっていいチームなので、今度こそ昨年以上の旋風を巻き起こせるはずです。東洋大は、2年生は松井選手がもう少しだった以外は奮闘したので、あとは4年生次第です。

 全日本駅伝は、一気に國學院大の連覇が現実味を帯びてきていますね。チームも自信をつけてくることでしょう。逆転がありえるのは、駒大・中大あたりになるのかなと思います。


コメント

  1. なかじ より:

    今年も駅伝シーズン開幕ですね。
    管理人さん、まとめ等ありがとうございます。
    今年もよろしくお願いします。
    國學院は、3区野中選手の走りが良かったですね。
    留学生やIVYリーグの選手に名前負けせず、トップ争い出来たことが大きいですね。4区辻原選手らの快走を演出し、連覇を果たしました。全日本も優勝候補かな。

    中大は1区岡田選手が、8月に1000キロ距離を踏みながらもロングスパートで区間賞。管理人さん、中大の選手は夏合宿の疲れがあったんでしょうか。コメント楽しみにしています。

    早稲田は鈴木選手が強さを見せましたね。山口&工藤選手の柱もいるので、全日本も楽しみ。

    青学は箱根経験者と未経験者の差がありますね。
    期待されている2年生に速さだけでなく、強さが求められます。

    駒大は桑田選手次第になりました。全日本は佐藤選手もメンバー登録されていますが、桑田選手が強さを見せられるかが優勝の鍵になるでしょうか。

    今年もよろしくお願いします。

    • 神大の応援者 より:

      國學院大學は本当にお見事でした。
      特に3区野中、4区辻原の走りが最大の勝因かなと、私は思いました。
      (2区の尾熊も上手く繋ぎましたし。)
      駒澤大学は桑田で流れが切れたのが、本当にもったいなかった。
      青山学院大学は、折田と飯田の脆さ?が
      かなり出てしまった印象でした。
      中央は・・・持ち味のスピードを駅伝に
      ちゃんと直結する事。これに尽きるでしょう。(簡単ではないのは重々承知です。)

      全日本は駒澤、佐藤圭汰に國學院の野中を同じ2区に置いてカウンターにする。
      3区辻原、7区青木、(彼は単独走の方が向いている様に私は見えます。)
      アンカー上原。國學院が優勝するなら、
      こういう配置で私ならいきます!!

      • hakonankit より:

        >神大の応援者さん

        ありがとうございます。
        國學院大は、全部繋がりましたね。思えば、2区で失速したチームも多かった中、2区尾熊選手も名前負けはしていない印象です。
        青学は、飯田選手は主要区間を下位でもらったので、もう一度チャンスがあっていいと思います。折田選手をどう育てていくかがカギになりそうです。

        駒大は佐藤選手がいきなり2区に来るかは??なので、2区帰山3区伊藤選手で首位争いでタスキを渡せればと思ってます。國學院大、青木選手の1区は出雲限定は私も同意です。2区3区もしくは7区あたりがいいかなと。

    • hakonankit より:

      >なかじさん
      今年もよろしくお願いします^^
      野中選手は単独走で追っていける選手の強みがある選手ですが、競い合ってもプラスアルファを出していける、駅伝では最強のランナーになってきているかもしれません。ほかのランナーも強いので、7区野中8区上原選手で盤石の態勢を築いていけるのかなと思います。

      中大は、多少夏合宿の疲れの抜け具合はあったのだと思いますが、結果的に置きに行った区間があったのかなと思います。反省点はいろいろあると思うので、全日本はガラリとメンバーが変わればと思います。

  2. おぬ より:

    國學院強かったですね
    野中選手と辻原選手の活躍は皆さん語ってる通りと思いますが、上原選手のアンカーとしての走り方が流石でしたね

    そして東洋ファンとしては9位という結果以上に得られたものは大きかったのではと思います
    1区松井選手はペースの上下に苦しんでしまいましたが、そもそも1区向きなタイプではないように思いますので、箱根は2区以降で見てみたいですね
    迎選手、宮崎選手は後方からでしたが良い走りをしてくれたと思います

    全日本で鉄紺を見れないのは残念ですが…東洋の順位を気にしなくて良いという前向きな気持ちで楽しみにしていようと思います

    • hakonankit より:

      >おぬさん
      思えば上原選手ずっと主要区間で安定した走りを繰り広げながら、上位安定していますし、昨年の全日本アンカーをみても、勝負勘鋭い選手だったなと思います。

      1区はスローペースでしんどかった選手もいると思いますので、また次の走りに期待の選手もいますね。東洋大は、松井選手は十分2区の芽はあると思いますし、2区松井3区迎5区宮崎選手のオーダーが組めれば、箱根面白くなってきそうです。