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【大東文化大学】第102回箱根駅伝2026へ~新入生情報や戦力分析&持ちタイムなど!

 新年度ももう前半戦が終了しました。各大学ある程度の収穫と課題があったのではないでしょうか。当サイトでも、大学長距離各チームの2025年度のメンバーの紹介と実績、簡単な戦力分析を行いたいと思います。もちろん、新入生も紹介していきます。

まさかの箱根19位から
全日予選2位通過巻き返し!
大東文化大学です。

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【大東文化大学】第102回箱根駅伝2026へ~新入生情報や戦力分析&持ちタイムなど!

 前の年の箱根駅伝で、久々のシード権獲得叶った大東文化大ですが、キープするのは簡単なことではありませんでした。出雲・全日本とも上位に顔を見せるシーンはありつつも、下位へ。

 箱根駅伝は、直前の上尾ハーフでトップのタイムを出した棟方選手を2区に投入するも、苦戦。その後も挽回もなかなかかなわず、復路は選手層の薄さにもなき、繰り上げスタートとなり、総合19位。記録は伸びていたものの、本番にうまく合ってきませんでした。

 それからおおよそ4~5ヶ月。全日本予選は鬼気迫る走り。選手層の薄さが懸念されましたが、早いペースとなった1組2組で上位、さらに3組の大濱・中澤選手の期待の2年生が1位と3位。4組上級生の入濱・棟方選手も他校エースとがっぷり四つ。その後もベスト、勢いに乗っているところ、メンバーを確認してみましょう。

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新チーム各学年戦力分析

※持ちタイムは8月1日地点
※関東ICは1部

4年生主力選手について

入濱輝大④28分13秒80/13分54秒97≪25全予4組15位、箱3区11位、24全4区6位、出1区5位、箱3区16位、23全4区8位、予51位、全予1組4位、関東IC5千14位、箱3区18位、22:全3区12位、予43位、全予3組21位≫
喜早駿介(M2)28分52秒13/13分53秒42≪24箱5区22位≫
赤星龍舞④29分26秒71/14分08秒30
小野翔太郎④29分30秒09/14分14秒64
松本雄大④29分36秒82/14分20秒23
照井海翔④29分39秒97/14分15秒67
佐藤祥樹④29分52秒03/14分16秒86
戸田優真④29分52秒24/14分18秒49

 入濱選手がエースの一人として引っ張っていますね。箱根駅伝は3年連続で3区を走っているスピードランナー、また全日本駅伝では4区で2年連続好成績を獲得してもいます。最終学年になった今年も全日予選4組15位とその走力は健在です。強い下級生もできてた中で、どれだけやっていけるか。

 この他の4年生は少し苦戦気味ですが、どこまで上がれるか。戸田選手らが3000m障害で頑張ってますかね。あとは、喜早選手も記録会には出場していて、全日本駅伝は狙っていく態勢です。このあたり、もうひとつ総合力が上がればと思います。

3年生主力選手について

棟方一楽③28分19秒82/14分11秒09≪25全予4組17位、箱2区17位、24全5区6位、23予78位≫
藤原幹大③28分50秒30/14分10秒30
庄司瑞輝③29分24秒55/14分12秒77≪25全予2組8位、箱10区16位≫
宮倉騎士③29分25秒74/14分04秒83≪25箱7区19位≫
西村悠誠③29分27秒02/14分06秒81
和田麻里③29分42秒89/14分25秒17
小野寺颯太③30分06秒13/14分18秒33
半澤彰基③30分06秒13/14分18秒33
沖野凌我③/14分19秒67

 前年度は棟方選手が大きく飛躍しましたね。上尾ハーフで61分台で強豪校の選手にも勝ったのは驚き。勢いで走った箱根2区は、序盤入りやや早く権太坂以降で苦しくなりましたが、これも一つの経験ですね。

 その他の選手がどこまで上がってくるか。箱根駅伝を走った庄司・宮倉選手のうち、庄司選手が全日本予選に出場し、2組8位の好成績。今回他校に食らいつきました。他にも1万m28分台の藤原選手、西村・和田選手らもいますね。この夏合宿で選手層が厚くなればと思います。

2年生主力選手について

E.キプロップ②28分29秒35/13分49秒65≪24出3区12位≫
中澤真大②28分29秒46/13分55秒23≪25全予3組3位、箱5区19位、24全3区14位、出5区7位、関東IC5千19位、23IH3障14位≫
大濱逞真②28分33秒58/13分35秒78≪25全予3組1位、箱1区8位、24全1区5位、出2区3位、関東IC1500m、23高校1区9位、IH5千m6位≫
清水雄翔②28分56秒45/14分24秒11
松浦輝仁②29分00秒89/14分12秒56≪25全予1組11位≫
大澤琉欧②29分24秒76/14分09秒39≪25全予2組10位≫
平田 碧②29分38秒66/14分18秒08
鈴木青空②29分42秒94/14分07秒68
庄治大翔②29分53秒49/14分19秒32
野﨑 想②/14分15秒09
矢嶋大梧②/14分18秒33
福井陽仁②/14分19秒02

 2年生はエース候補多いですね。もうすでに上級生と肩を並べているのが、大濱・中澤選手。大濱選手は、出雲2区で強豪校のスピードランナーと競い合ったのが記憶にありますが、さらに今年本格化。全日予選3組28分台で全体トップになると、5千m13分35秒78の大東大記録。まだ伸び盛りで、秋が楽しみになってきます。

 もう一人中澤選手も着実に成長していますね。初めての箱根山登りはやや苦しみましたが、そこから成長。全日予選は3組3位と、大濱選手に続き上位通過に貢献しています。駅伝も今度こそ活躍なるか。

 その他選手も上がってきましたね。全日予選は松浦選手が1組、大澤選手が2組に入り、組上位の成績。ペースが速くなった中で対抗戦見事な活躍を見せました。これに持ちタイムがいい清水選手、留学生のキプロップ選手もいずれ出番があると思います。この学年が今後主役となっていきそうです。

1年生主力選手について

上田翔大①14分08秒55≪24高校3区4位、22高校7区8位≫
菅﨑大翔①14分12秒55/29分04秒67≪25全予1組6位≫
鈴木 要①14分12秒50/29分38秒87≪25全国4区8位、24高校3区13位≫
井上陸斗①14分25秒31/30分10秒97≪24高校2区14位≫
金子大和①14分26秒93
越前谷洋武①14分27秒51/30分28秒11
増子 岳①14分25秒85/30分48秒82≪23高校1区43位≫
日髙龍之助①14分32秒06
菅原 爽①14分36秒54≪24IH1500m8位≫

 真名子監督になってから、大東大のスカウトも少しずつよくなっていますね。全日本予選では菅崎選手がいきなり全日予選1組に登場すると、組6位の好成績。29分04秒の自己ベストをマークする活躍。一気に主力になっていきそうですね。

 さらに、記録会では鈴木選手が29分38秒と、上級生の中に割って入るベストをマーク。高校駅伝の実績もありますし、今後が楽しみ。実績面では高校3区4位の実績がある上田選手も、夏前何とか始動し始めましたかね。チームとして、勢いのってきているので、今後が楽しみですね。

【まとめ!】箱根駅伝2026へ向けて

・入濱&棟方選手の安定した上級生
・楽しみしかない大濱&中澤選手の2年生陣
・選手層の厚いチームを再び

 見事に上位通過を果たした全日本予選は、まずエースが良かったですね。4年生入濱選手と3年生棟方選手といった、対抗戦経験が豊富なメンバーが他校の主力戦う力をつけていました。

 その走力を、もう上回ってきそうな2年生大濱・中澤選手がその力を見せました。大濱選手はこの時点で5千m13分30秒台の成績でまだまだ底を見せていない、日本選手権以上を目指せる成績です。

 選手層の薄さが少し懸念でしたが、全日予選は1年生菅崎選手に、2年生の選手らが力を合わせてボーダーライン上に浮上しました。上級生の選手層の薄さが懸念ですが、真名子監督の指導が乗ってきた時の凄みは、一昨年に見てきたこと。

 箱根予選はありますが、十分トップ通過も可能な陣容に見えます。全日本駅伝も見据えられるくらいの強さがついてくると、箱根本戦が面白くなってきます。

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