新年度ももう前半戦が終了しました。各大学ある程度の収穫と課題があったのではないでしょうか。当サイトでも、大学長距離各チームの2025年度のメンバーの紹介と実績、簡単な戦力分析を行いたいと思います。もちろん、新入生も紹介していきます。
駅伝365:30年ぶり箱根Vへ「現状維持は悪」、中大・藤原監督の意識改革 | 毎日新聞 https://t.co/0UyZs2dn6G
— ゆっくり中大駅伝チャンネル (@yukkuri_CEkiden) July 12, 2025
いよいよ圧倒したスピードで
三大駅伝制覇へ
中央大学です。
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【中央大学】第102回箱根駅伝2026へ~新入生情報や戦力分析&持ちタイムなど!
昨年度の駅伝シーズンは様々なことがありました。全日本大学駅伝は、箱根予選メンバーから何人か入れ替えて臨んだものの、流れに乗り切れず。特に温存していた7区エース吉居選手で、シード権争いから落ちてしまったのはしんどいところでした。
ここから藤原監督の激もあり臨んだ箱根駅伝は往路主役に。1区吉居選手が独走に持ち込むと、2区溜池、3区本間、4区白川選手とトップを疾走しました。特に3区本間選手はレベルの高い区間賞でした。復路はブレーキ区間がありつつも、10区藤田選手の激走で総合5位確保。シード権確保にひとまずほっとするとともに、スピードで制する駅伝が途中までできました。
今年は、また大きなチャンスになりそうです。1万mの上位10人の平均タイムは28分前半でトップ。吉居・溜池・本間選手と、1万m27分台ランナー3名に、岡田選手ら順調にいけば27分台行けるランナーいます。その中で、全日本予選は、トップ通過ももっと断トツでの通過を狙ってのもの。今年は本当に狙えるので、メンバーを見直してみよう。
新チーム各学年戦力分析
※持ちタイムは8月1日地点
※関東ICは1部
4年生主力選手について
【大学駅伝】中央大・溜池一太が全日本選考会で圧勝も「このままじゃ危ない」と厳しい言葉。その理由とは?https://t.co/ksrkK8vsal
— 集英社スポルティーバ (@webSportiva) June 2, 2025
吉居駿恭④27分44秒48/13分22秒01≪25全予2組1位、箱1区1位、24全7区14位、箱7区1位、23全1区3位、出3区11位、日本5千、箱4区5位、22全3区8位、出6区4位≫
溜池一太④27分52秒38/13分25秒11≪25全予4組4位、関東IC5千4位、箱2区9位、24全1区20位、関東IC1万4位、箱1区19位、23全4区3位、出5区3位、箱1区4位、22出5区2位≫
吉中祐太④28分23秒21/13分31秒73≪25全予3組18位、関東IC5千14位、箱9区8位、23全6区4位、関東IC5千8位≫
伊東夢翔④28分38秒62/13分55秒51≪23関東IC5千12位≫
白川陽大④28分45秒07/13分52秒70≪25箱4区9位、24予17位、関東IChalf3位、箱9区16位、23関東IC1万16位≫
佐藤宏亮④29分11秒08/14分09秒49
永島陽介④29分43秒15/14分19秒09
森 基④29分38秒40/14分21秒52
折居幸成④29分40秒12/14分32秒39
西 優斗④30分14秒97/14分03秒11
4年生の2本柱は強い!箱根1区2区ロケットスタートを決めた吉居・溜池選手が、もう最終学年なのですね。溜池選手は、箱根2区66分台を単独走で出していましたが、全日予選は4組4位と競り合いもきっちり強いレース。監督が一番頼りにしているのが分かります。吉居駿選手も、箱根1区の成功からさらにまた安定感が増してきています。この2人が元気なら出雲駅伝から怖い。
あとレギュラーに絡んでいける4年生は3名。そのうち、吉中選手は、今年の往路メンバーとそん色のない練習もできているそうです。今年の箱根9区からレギュラーに選ばれていますが、実戦はもう少しか。必ず報われるはず。あとは持ちタイムは近い伊東選手に、箱根9区4区と長丁場を走っている白川選手。白川選手が8区以降に回れれば相当強くなっていると思います。
3年生主力選手について
本間 颯③27分46秒60/13分32秒77≪25箱3区1位、24全3区6位、23全5区5位≫
藤田大智③28分29秒98/13分34秒30≪25全予3組2位、箱10区4位≫
鈴木耕太郎③28分39秒24/13分53秒43≪24予103位≫
柴田大地③28分47秒69/13分43秒77≪24日本3障2位、関東IC3障2位、箱10区9位≫
佐藤 蓮③28分53秒90/13分51秒80≪25関東IC5千11位≫
伊藤春輝③29分28秒53/13分55秒29
後藤琉太朗③29分32秒90/14分11秒29
山﨑草太③29分46秒48/14分01秒54≪24箱根5区13位≫
今年の箱根3区本間選手の快走は非常に印象に残っていますよね。事前に全日本3区6位、1万m27分台を出していましたが、トップを走りながら、その前年の青学駒大のあのバトルとほぼ同タイムを出してきています。春は一旦調子落ちもありましたが、彼が走る区間が大きなキーマンになりそうです。
その他にも高ランナーずらり。今年の箱根アンカーで快走を見せた藤田選手は、そこからぐっと安定感が増し、全日予選も3組2位と他校のエースとも肩を並べる勢い。1万m28分39秒まで伸ばした鈴木選手もおそらく近い勢いがあるでしょう。
それと、3000m障害で学生トップレベルの力がある柴田選手も、少しずつ調子を戻していますかね。箱根10区も走り切っていますし、夏次第ではメンバー入りも。箱根6区候補と言われたこともある佐藤選手も関東IC5千m11位とまずまず。この世代が元気になると、いよいよ優勝が見えてきます。
2年生主力選手について
岡田開成②28分08秒51/13分34秒09≪25全予4組11位、箱7区7位、24全2区6位、予24位、関東IC5千6位、全国5区4位、23IH5千11位≫
佐藤大介②28分24秒72/13分34秒57≪25全予1組3位、関東IC1万7位、24全6区7位、予47位≫
並川颯太②28分32秒15/13分56秒84≪24予126位、関東IC5千20位、23高校4区3位≫
田原琥太郎②28分33秒54/14分10秒91≪25全予1組2位、25関東IChalf9位≫
七枝 直②29分09秒08/13分49秒99
田中伶央②29分12秒10/14分09秒32
原田望睦②29分18秒45/14分08秒73≪24予40位≫
荒井遼太郎②29分21秒67/14分16秒82
三浦彰太②29分27秒62/14分07秒59
相地一夢②29分42秒95/14分09秒59
池田慶次郎②30分12秒04/14分27秒31
木下道晴②30分20秒91/14分28秒72
寺田向希②≪25関東IC1500m9位≫
タレントが揃っている世代ですね。1万m持ちタイムが28分08秒と抜けている岡田選手は、全日予選は4組に抜擢され組11位。継いだ実力のある佐藤選手は早めのペースとなった1組で3位。箱根7区8区は、調整の失敗もあり、うまくいきませんでしたが、もうそんなことはなく、駅d年でも主力になりそうです。
このほかも、横一線ですね。全日予選に抜擢されていた田原選手は1組2位と、佐藤選手を上回っていますし、しかも関東ICハーフ9位からの連戦でした。箱根10区候補にも挙がっていた並川選手や、箱根予選走っていた原田選手、7月に自己ベスト29分09秒を出した七枝選手と、育ちざかりがわんさかいますよね。非常に楽しみです。
1年生主力選手について
濵口大和①13分31秒62≪24高校1区4位、IH5千7位・1500m2位≫
三宅悠斗①13分54秒68/29分23秒84≪25全予2組5位、全国5区3位、24高校4区2位、IH5千11位≫
辻 誉①13分57秒72≪25全国1区16位、24高校1区19位、IH5千9位≫
石川蒼大①14分04秒98/29分43秒83≪25全国4区4位、24高校4区8位≫
長谷川大翔①14分08秒75/29分38秒55≪24高校4区36位、23高校7区8位≫
生江倫太郎①14分08秒82/30分29秒83≪24高校4区14位、23高校5区13位≫
安東海音①14分13秒49≪24高校3区37位、23高校1区25位≫
杉本憲亮①14分13秒94/30分02秒95≪25全国1区18位、24全国1区34位≫
井上優人①14分19秒62≪25関東IC3障12位、24高校6区4位≫
1年生もエース候補が揃ってますね。大エースとも言える濱口選手は、トラックでも駅伝でも大活躍していた選手。大学に入ってからも、一度5千m13分30秒台をマークしていますね。藤原監督からは、自己管理がまだまだという話もあったそうですが、未完の大器のこれからが楽しみです。
一足早く戦力となったのは、三宅選手。高校駅伝4区2位、全国駅伝5区3位は早大のルーキーズに次ぐ成績でしたが、中大の分厚い選手層の中で全日予選の出走メンバーに選ばれて組5位。これは、駅伝メンバーに割って入る可能性は十分あると思って良さそうです。
他にも、高校駅伝1区を走っている辻選手に、1万m29分台を経験している石川・長谷川選手ら、多くの実力者がいます。どの学年も強いですが、一人レギュラーに入った選手もいますので、この世代もうまくあがっていけばと思います。
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【まとめ!】箱根駅伝2026へ向けて
・3年藤田、2年岡田佐藤選手ら勢いが増す
・出雲駅伝から、スピードで他校を圧倒しても
早いし強いランナーが出てきましたね。箱根駅伝は1万m27分台ランナーの吉居・溜池・本間選手で圧倒しました。あれは展開が向いたとはいえ、スピードで抜け出していくことができそうなチームになっていきます。
箱根駅伝アンカーを走った3年藤田選手に、2年生は岡田・佐藤選手がメキメキと力をつけてきていて、出雲駅伝の上位6人は1万m28分を切るくらいのメンバーになってもおかしくありません。新入生も濱口・三宅選手らが上級生に近い実力を既に持っていますね。
今回に関しては、出雲駅伝・全日本大学駅伝は、総合優勝のビッグチャンスがあると言ってもいいでしょう。箱根駅伝は山もありますので何ともいえませんが、中心的存在になりそうです。中央大が表彰台の中心に立つ駅伝があるはずです。
【長距離ブロック】
YouTubeを更新しました🎥藤原正和駅伝監督が2025年上半期を振り返ります✨
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— 中央大学陸上競技部 (@chuo_tf) August 10, 2025
箱根駅伝ファンのための情報集
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【【結果も!】2022年度箱根駅伝ファンのための競技会日程】
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【箱根駅伝アニメ:風が強く吹いている完走】
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