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【箱根駅伝2025】大学別区間記録から見る高速化の検証

箱根駅伝2025のほとぼりも覚めてきたでしょうか。

区間記録が、2区5区6区7区と更新されましたのは驚きましたね。

区間 前年(100回)まで 今年の記録※赤字更新
1区(21.3㎞) 98回吉居大和②60分40秒中央大 吉居駿恭③61分07秒中央大
2区(23.1㎞) 97回Y.ヴィンセント②65分49秒東京国際大
96回相沢 晃④65分57秒東洋大
R.エティーリ②65分31秒東京国際大
吉田 響④65分43秒創価大
3区(21.4㎞) 96回Y.ヴィンセント②59分25秒東京国際大
100回太田蒼生④59分47秒青山学院大
本間 颯②60分16秒中央大
4区(20.9㎞) 99回Y.ヴィンセント④60分00秒東京国際大
96回吉田祐也④60分30秒青山学院大
太田蒼生④60分24秒青山学院大
5区(20.8㎞) 100回山本唯翔69分14秒城西大
(81回今井正人②69分12秒順天堂大)
若林宏樹④69分11秒青山学院大
6区(20.8㎞) 96回館沢亨次④57分17秒東海大 野村昭夢④56分47秒青山学院大
7区(21.3㎞) 96回阿部弘輝④61分40秒明治大 佐藤圭汰③60分43秒駒澤大
8区(21.4㎞) 95回小松陽平③63分49秒東海大 塩出翔太③64分14秒青山学院大
9区(23.1㎞) 98回中村唯翔③67分15秒青山学院大 桜井優我③68分27秒城西大
10区(23.0㎞) 98回中倉啓敦③67分50秒青山学院大 小河原陽琉①68分27秒青山学院大

 エース区間の2区、山区間となる5区6区と、箱根駅伝要となる区間がどちらも更新されました。2区は留学生最高も日本人最高もどちらも更新されました。5区山登りは旧区間記録の今井さんの記録もタイム上で更新、6区はさらなるスピード化を予感させる56分台でした。

 このほか、故障の影響で7区に回った駒大佐藤選手が、往路レベルに引き上げる区間記録、他にも1区3区4区8区あたりは、かなり区間記録に迫ったと思います。

 各大学の区間記録も、かなりの更新があったようなので、今までの大学別記録と、今大会の記録と比較してみていきます。

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【箱根駅伝2025】大学別区間記録更新比較

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青山学院大

区間 前年(100回)まで 今年の記録※赤字更新
1区(21.3㎞) 92回久保田和真④61分22秒 宇田川瞬矢③62分51秒
2区(23.1㎞) 100回黒田朝日②66分07秒 黒田朝日③65分44秒
3区(21.4㎞) 100回太田蒼生③59分47秒 鶴川正也④61分51秒
4区(20.9㎞) 96回吉田祐也④60分30秒 太田蒼生④60分24秒
5区(20.8㎞) 100回若林宏樹③69分32秒 若林宏樹④69分11秒
6区(20.8㎞) 95回小野田勇次④57分57秒 野村昭夢④56分47秒
7区(21.3㎞) 94回林 奎介③62分16秒 白石光星④63分10秒
8区(21.4㎞) 100回塩出翔太②64分00秒 塩出翔太③64分14秒
9区(23.1㎞) 98回中村唯翔③67分15秒 田中悠登④68分40秒
10区(23.0㎞) 98回中倉啓敦③67分50秒 小河原陽琉①68分27秒

 大会記録を更新した青学大、往路と山が凄かったですね。区間新の黒田・若林・野村選手に、太田選手は、福岡マラソンで活躍したばかりの吉田選手の日本人最高記録を破っての大学記録です。

駒澤大

区間 前年(100回)まで 今年の記録※赤字更新
1区(21.3㎞) 100回篠原倖太朗④61分02秒 帰山侑大③62分39秒
2区(23.1㎞) 98回田澤 廉③66分13秒 篠原倖太朗④66分14秒
3区(21.4㎞) 100回佐藤圭汰②60分13秒 谷中 晴①62分05秒
4区(20.9㎞) 99回鈴木芽吹③61分00秒 桑田駿介①61分24秒
5区(20.8㎞) 100回金子伊吹④70分44秒 山川拓馬③70分55秒
6区(20.8㎞) 97回花崎悠紀③57分36秒 伊藤蒼唯③57分38秒
7区(21.3㎞) 76回揖斐祐治②63分12秒 佐藤圭汰③60分43秒
8区(21.4㎞) 99回赤星雄斗③64分37秒 安原海晴②64分31秒
9区(23.1㎞) 99回山野 力④68分26秒 村上 響②69分04秒
10区(23.0㎞) 97回石川拓慎③69分12秒 小山翔也②68分54秒

 復路優勝に大きく貢献した佐藤選手は、初優勝時76回大会の揖斐さんの大学記録を破ってのもの。さらに、8区安原10区小山選手も大学記録。復路優勝は佐藤選手の力だけでないのが分かります。

國學院大

区間 前年(100回)まで 今年の記録※赤字更新
1区(21.3㎞) 96回藤木宏太②61分18秒 野中恒亨②62分47秒
2区(23.1㎞) 100回平林清澄③66分26秒 平林清澄④66分38秒
3区(21.4㎞) 96回青木祐人④61分34秒 山本歩夢④61分54秒
4区(20.9㎞) 99回藤本 竜④61分48秒 青木瑠郁③61分09秒
5区(20.8㎞) 96回浦野雄平④70分45秒 高山豪起③72分45秒
6区(20.8㎞) 97回島崎慎愛③58分39秒 嘉数純平③59分41秒
7区(21.3㎞) 99回上原琉翔①63分21秒 辻原 輝②62分21秒
8区(21.4㎞) 100回鎌田匠馬②64分58秒 佐藤快成④64分46秒
9区(23.1㎞) 98回平林清澄①68分07秒 上原琉翔③69分08秒
10区(23.0㎞) 96回殿地琢朗②69分19秒 吉田蔵之介②69分25秒

 國學院大も3区間更新しています。出雲・全日本も大活躍の青木・辻原選手はさすがといったところ。さらに、期待されつつも怪我が多く、箱根がラストランとなった8区佐藤選手が激走しましたね。

早稲田大

区間 前年(100回)まで 今年の記録※赤字更新
1区(21.3㎞) 70回渡辺康幸②61分13秒 間瀬田純平③62分43秒
2区(23.1㎞) 100回山口智規②66分31秒 山口智規③67分01秒
3区(21.4㎞) 85回竹澤健介④61分40秒 山口竣平①61分15秒
4区(20.9㎞) 99回佐藤航希③62分18秒
(71回小林雅幸②61分35秒)
長屋匡起②62分00秒
5区(20.8㎞) 99回伊藤大志②72分04秒
(72回小林雅幸③70分27秒)
工藤慎作②69分31秒
6区(20.8㎞) 91回三浦雅裕③58分31秒 山﨑一吹②58分45秒
7区(21.3㎞) 69回武井隆次③62分53秒 伊藤大志④63分36秒
8区(21.4㎞) 97回千明龍之佑③64分55秒 伊福陽太④65分54秒
9区(23.1㎞) 99回菖蒲敦司③69分12秒 石塚陽士④70分36秒
10区(23.0㎞) 81回高岡 弘③69分40秒 菅野雄太④69分36秒

 過去最速の3強に迫った早大はmレジェンド級の記録が徐々に更新されていっています。3区山口選手は、85回大会竹澤さんの大学記録が更新されましたし、5区工藤選手は、旧区間記録72回大会小林さんを上回りました。何気に10区も、あの区間新でも謝りゴールとなった高岡さんの記録を上回っています。

 あとは、70回大会1区、72回旧4区、そして…69回大会武井さんの記録はいつになってくるか?

中央大

区間 前年(100回)まで 今年の記録※赤字更新
1区(21.3㎞) 98回吉居大和②60分40秒 吉居駿恭③61分07秒
2区(23.1㎞) 99回吉居大和③66分22秒 溜池一太③66分39秒
3区(21.4㎞) 99回中野翔太③61分51秒 本間 颯②60分16秒
4区(20.9㎞) 100回湯浅 仁④61分44秒 白川陽大③62分03秒
5区(20.8㎞) 99回阿部陽樹②70分36秒 園木大斗④71分43秒
6区(20.8㎞) 100回浦田優斗③58分37秒
(80回野村俊輔③58分29秒)
浦田優斗④58分49秒
7区(21.3㎞) 100回吉居駿恭②62分27秒 岡田開成①63分07秒
8区(21.4㎞) 81回奥田 実②64分26秒 佐藤大介①69分51秒
9区(23.1㎞) 98回湯浅 仁②68分31秒 吉中祐太③69分46秒
10区(23.0㎞) 99回助川拓海④69分27秒 藤田大智②69分28秒

 3区本間選手が非常に高レベルでの大学記録です。まだあと一度挑戦できますね。山以外は全員残る来季、優勝争いもそうですが、大学記録にも注目ですね。

城西大

区間 前年(100回)まで 今年の記録※赤字更新
1区(21.3㎞) 100回野村颯斗④61分26秒 久保出雄大④62分51秒
2区(23.1㎞) 100回斎藤将也②67分15秒 V.キムタイ③66分55秒
3区(21.4㎞) 100回V.キムタイ②61分29秒
(96回菅原伊織③63分12秒)
(87回八巻 賢④63分46秒)
平林 樹④62分28秒
4区(20.9㎞) 100回山中秀真④62分06秒 林 晃燿④62分54秒
5区(20.8㎞) 100回山本唯翔④69分14秒 斎藤将也③70分50秒
6区(20.8㎞) 97回野村颯斗①59分11秒 小林竜輝①58分06秒
7区(21.3㎞) 100回林 晃燿③63分24秒 三宅 駿①64分29秒
8区(21.4㎞) 99回桜井優我①65分35秒 岩田真之③66分21秒
9区(23.1㎞) 99回平林 樹②69分11秒 桜井優我③68分27秒
10区(23.0㎞) 99回山中秀真③69分58秒 中島巨翔②69分48秒

 2区キムタイ選手は、城西大初の66分台でさすがといったところですが、今年は復路の健闘が光りますね。6区は、大学記録…どころか1年生最高記録となった小林選手、さらに9区区間賞の桜井選手は高レベルの水準に、アンカー中島選手も決めましたね。

創価大

区間 前年(100回)まで 今年の記録※赤字更新
1区(21.3㎞) 96回米満 怜④61分13秒 齊藤大空②63分02秒
2区(23.1㎞) 97回フィリップ ムルワ③67分18秒
91回後沢広大③72分26秒
吉田 響④65分43秒
3区(21.4㎞) 97回葛西 潤②62分41秒 S.ムチーニ②60分51秒
4区(20.9㎞) 98回嶋津雄大④61分08秒 野沢悠真③61分44秒
5区(20.8㎞) 97回三上雄太③72分05秒 山口翔輝①72分18秒
6区(20.8㎞) 100回川上翔太②58分15秒 川上翔太②59分33秒
7区(21.3㎞) 99回葛西 潤④62分43秒 織橋 巧②63分09秒
8区(21.4㎞) 99回桑田大輔③65分07秒 石丸修那①65分54秒
9区(23.1㎞) 97回石津佳晃④68分14秒 吉田 凌④70分20秒
10区(23.0㎞) 96回嶋津雄大②68分40秒 小池莉希②71分01秒

 2区で日本人最高記録をマークしての区間新の吉田響選手の激走、これを継続した3区ムチーニ選手が大学記録。それにしても色んな区間でエースが走っていて、どの区間もハードル高い。

東京国際大

区間 前年(100回)まで 今年の記録※赤字更新
1区(21.3㎞) 98回山谷昌也③61分49秒 木村海斗④62分55秒
2区(23.1㎞) 97回Y.ヴィンセント②65分49秒
96回伊藤達彦④66分18秒
R.エティーリ②65分31秒
3区(21.4㎞) 96回Y.ヴィンセント①59分25秒
98回丹所 健③60分55秒
佐藤榛紀④63分29秒
4区(20.9㎞) 96回佐伯 涼③62分53秒 大林洸己④62分35秒
5区(20.8㎞) 96回山瀬大成④72分55秒 楠木悠人④74分04秒
6区(20.8㎞) 98回林 優策②59分33秒 中山拓真③59分00秒
7区(21.3㎞) 97回佐伯 涼④63分10秒 冨永昌輝④62分30秒
8区(21.4㎞) 98回村松敬哲②65分37秒 益田郁也④66分12秒
9区(23.1㎞) 96回相沢悠斗④69分04秒 菅野裕二郎③69分01秒
10区(23.0㎞) 98回野澤巧理④69分06秒 大村良紀③69分38秒

 3年ぶりシード権獲得となった東国大も多いですね。2区区間新のエティーリ選手は勿論、4区と7区で大林・冨永選手の4年生の激走がありました。また、やや苦手としていた山下りも克服、さらに9区菅野選手が次のエースに名乗りを上げています。

東洋大

区間 前年(100回)まで 今年の記録※赤字更新
1区(21.3㎞) 90回田口雅也③61分46秒 小林亮太④62分52秒
2区(23.1㎞) 96回相澤 晃④65分57秒 緒方澪那斗③68分50秒
3区(21.4㎞) 100回小林亮太③62分03秒 迎 暖人①62分40秒
4区(20.9㎞) 95回相澤 晃③60分54秒 岸本遼太郎③61分15秒
5区(20.8㎞) 96回宮下隼人②70分25秒 宮崎 優①72分16秒
6区(20.8㎞) 96回今西駿介④57分34秒 西村真周③58分56秒
7区(21.3㎞) 88回設楽悠太②62分32秒 内堀 勇①64分16秒
8区(21.4㎞) 88回大津顕杜②64分12秒 網本佳悟③64分18秒
9区(23.1㎞) 99回梅崎 蓮②68分36秒 吉田 周④69分22秒
10区(23.0㎞) 98回清野太雅③68分50秒 薄根大河②70分11秒

 過去優勝争いをしていたレジェンドたちがすごい。その中で、4区岸本・8区網本選手がかなり迫っていますね。

帝京大

区間 前年(100回)まで 今年の記録※赤字更新
1区(21.3㎞) 96回小野寺悠③61分32秒 島田晃希③62分45秒
2区(23.1㎞) 98回中村風馬④67分10秒 山中博生④66分22秒
3区(21.4㎞) 96回遠藤大地②61分23秒 柴戸遼太③63分56秒
4区(20.9㎞) 96回岩佐壱誠④62分11秒 尾崎仁哉③63分16秒
5区(20.8㎞) 98回細谷翔馬④70分33秒 楠岡由浩②73分09秒
6区(20.8㎞) 96回島貫温太③58分44秒 廣田 陸②58分13秒
7区(21.3㎞) 100回小野隆一朗④62分44秒 福田 翔④63分19秒
8区(21.4㎞) 96回鳥飼悠生③64分50秒 高島大空④64分47秒
9区(23.1㎞) 97回橋本尚斗③69分25秒 小林大晟④69分03秒
10区(23.0㎞) 96回吉野貴大④68分43秒 小林咲冴①70分08秒

 2区山中選手は、過去最速の帝京大のエースを見事に証明。66分22秒は現在でもかなりの高水準と思います。それより、往路14位から巻き返してのシード権を獲得した復路。6区廣田選手が大幅更新、さらにこれまで大きな実績が少なかった8区高島選手、9区小林選手の追い上げは、いつの間にか過去のエースたちを上回ったようです。

順天堂大

区間 前年(100回)まで 今年の記録※赤字更新
1区(21.3㎞) 100回三浦龍二④61分38秒 浅井皓貴④62分52秒
2区(23.1㎞) 95回塩尻和也④66分45秒 玉目 陸①68分22秒
3区(21.4㎞) 98回伊豫田達弥③61分19秒 海老澤憲伸④62分46秒
4区(20.9㎞) 98回石井一希②61分31秒 堀越翔人④61分48秒
5区(20.8㎞) 99回四釜峻佑④70分19秒 川原琉人①72分52秒
6区(20.8㎞) 97回清水颯大④58分06秒 林 龍正②58分55秒
7区(21.3㎞) 99回浅井皓貴②63分04秒 吉岡大翔②62分21秒
8区(21.4㎞) 99回平 駿介④64分17秒 荒牧琢登②65分14秒
9区(23.1㎞) 75回高橋謙介②69分17秒 石岡大侑③69分46秒
10区(23.0㎞) 99回西澤侑真④68分42秒 古川達也②70分09秒

 復調傾向だった7区吉岡選手が、見事に大学記録更新。次は往路で観たいですね。

日本体育大

区間 前年(100回)まで 今年の記録※赤字更新
1区(21.3㎞) 96回池田耀平③61分21秒 平島龍斗③62分40秒
2区(23.1㎞) 97回池田耀平④67分14秒 山崎 丞③68分44秒
3区(21.4㎞) 99回漆畑徳輝③62分36秒 富永椋太④62分45秒
4区(20.9㎞) 98回分須尊紀①63分31秒 田島駿介③61分35秒
5区(20.8㎞) 94回小町昌矢④72分49秒
(65回島津秀一④72分40秒)
浦上和樹③72分19秒
6区(20.8㎞) 93回秋山清仁④58分01秒 石川龍芽④59分52秒
7区(21.3㎞) 100回田島駿介②63分44秒 住原聡太④62分56秒
8区(21.4㎞) 100回分須尊紀③64分40秒 分須尊紀④64分32秒
9区(23.1㎞) 90回矢野圭吾④68分29秒 山口 廉④69分59秒
10区(23.0㎞) 81回山田紘之④69分05秒 二村昇太朗③71分00秒

 高速化してから、久々にシード権争い戦った日体大はやはり多いですね。4区田島選手は、2分もの大幅更新。5区浦上選手も旧コース時代を含めての更新。7区8区も前回の記録を更新しました。

立教大

区間 前年(100回)まで 今年の記録※赤字更新
1区(21.3㎞) 100回林虎太朗④62分47秒 吉屋佑晟③62分56秒
2区(23.1㎞) 99回國安広人①69分37秒 馬場賢人③66分32秒
3区(21.4㎞) 100回馬場賢人②62分48秒 稲塚大祐④63分21秒
4区(20.9㎞) 100回中山凛斗④62分45秒 林虎太朗④63分09秒
5区(20.8㎞) 100回山本羅生③73分23秒 山本羅生④71分29秒
6区(20.8㎞) 100回原田颯大①59分48秒 原田颯大②59分19秒
7区(21.3㎞) 99回服部凱杏③64分28秒 小倉史也③64分54秒
8区(21.4㎞) 100回稲塚大祐③65分33秒 山口史朗④64分41秒
9区(23.1㎞) 99回中山凛斗③69分44秒 安藤圭佑④70分06秒
10区(23.0㎞) 100回関口絢太④69分29秒 永井 駿③71分54秒

 シード権惜しかった立教大。その中で2区馬場選手が66分32秒の高水準、5区6区も更新しましたね。その中で、上位を目指すにはさらなる走力アップが必要と言う事なのでしょう。

中央学院大

区間 前年(100回)まで 今年の記録※赤字更新
1区(21.3㎞) 96回栗原啓吾②61分26秒 堀田晟礼④62分53秒
2区(23.1㎞) 84回木原真佐人③67分42秒 吉田礼志④66分24秒
3区(21.4㎞) 91回塩谷桂大③63分07秒 市川大世②64分02秒
4区(20.9㎞) 96回城田 航④62分29秒 太田 翔④63分31秒
5区(20.8㎞) 94回細谷恭平④72分17秒 柴田大輝④71分47秒
6区(20.8㎞) 96回武川流以名①58分25秒 小松裕大朗③59分07秒
7区(21.3㎞) 100回工藤巧夢③64分00秒 坂本 駿③64分30秒
8区(21.4㎞) 82回杉本芳規④64分48秒 黒谷 優③65分48秒
9区(23.1㎞) 84回篠藤 淳④68分01秒 長部虎太郎①71分34秒
10区(23.0㎞) 100回飯塚達也④70分20秒 近田陽路③70分37秒

 5区柴田選手が見事に大学記録!マラソン活躍中の細谷選手の記録を上回ったのはナイスです。

法政大

区間 前年(100回)まで 今年の記録※赤字更新
1区(21.3㎞) 98回内田隼太③61分58秒 武田和馬④62分55秒
2区(23.1㎞) 98回鎌田航生④67分11秒 小泉 樹④67分57秒
3区(21.4㎞) 99回川上有生④62分52秒 矢原倖瑛③63分39秒
4区(20.9㎞) 99回扇  育④62分19秒 花岡慶次③64分11秒
5区(20.8㎞) 96回青木涼真④71分06秒 野田晶斗②72分43秒
6区(20.8㎞) 100回武田和馬③58分02秒 湯田陽平兵②59分51秒
7区(21.3㎞) 100回矢原倖瑛②63分44秒 宮岡幸大④63分00秒
8区(21.4㎞) 99回宗像直輝③64分16秒 安澤駿空④66分06秒
9区(23.1㎞) 99回中園慎太朗④68分46秒 清水郁杜③70分20秒
10区(23.0㎞) 99回高須賀大勢③70分29秒 行天陽虹③72分34秒

 ここ2年高速化した中シード権獲得していた法政大は今年は苦しかった。その中で、7区宮岡選手が激走しました。

神奈川大

区間 前年(100回)まで 今年の記録※赤字更新
1区(21.3㎞) 98回巻田理空②62分03秒 大岩 蓮②63分51秒
2区(23.1㎞) 93回鈴木健吾③67分17秒 宮本陽叶③68分29秒
3区(21.4㎞) 100回宇津野篤④63分26秒 酒井健成③63分51秒
4区(20.9㎞) 94回大塚 倭④62分21秒 近藤大智②64分21秒
5区(20.8㎞) 98回山崎諒介③71分59秒
(74回勝間信弥①71分28秒)
三原涼雅②73分07秒
6区(20.8㎞) 100回大岩歩夢④58分40秒
(75回中澤 晃④58分06秒)
上田航大①58分49秒
7区(21.3㎞) 77回吉村尚悟①63分20秒 新妻玲旺②65分28秒
8区(21.4㎞) 77回林健太郎④65分15秒 西坂昂也③66分26秒
9区(23.1㎞) 98回小林篤貴②69分57秒 志食隆希③70分07秒
10区(23.0㎞) 97回佐々木亮輔①69分58秒 滝本朗史②73分04秒

 今年はまずは箱根路連続出場だった神奈川大。次年度に続々更新期待ですね。

専修大

区間 前年(100回)まで 今年の記録※赤字更新
1区(21.3㎞) 98回木村暁仁②61分24秒 新井友裕③63分32秒
2区(23.1㎞) 83回座間紅祢③68分35秒 D.マイナ①67分29秒
3区(21.4㎞) 74回藤原正昭④63分33秒 上山詩樹②63分10秒
4区(20.9㎞) 98回水谷勇登②63分54秒 手塚太一③64分51秒
5区(20.8㎞) 99回冨永裕憂④75分30秒
(71回高木 展④73分36秒)
田口萩太①77分48秒
6区(20.8㎞) 99回粟江倫太郎③59分30秒
(82回辰巳陽亮④59分07秒)
(73回小栗一秀④59分07秒)
丹柊太郎②59分36秒
7区(21.3㎞) 98回国増治貴③64分11秒 具志堅一斗②64分26秒
8区(21.4㎞) 99回野下稜平③66分17秒 犬塚知宏③66分15秒
9区(23.1㎞) 84回木下卓己③70分40秒 大田和一斗④70分36秒
10区(23.0㎞) 90回上野大空④71分15秒 藁科健斗③71分10秒

 97回大会以降で一番戦った専修大。2区マイナ選手と3区上山選手が、懐かしいエース選手の記録を更新。さらに復路後半も3区間連続で大学記録、専修大の新しい歴史がこれから築かれていきそうです。

山梨学院大

区間 前年(100回)まで 今年の記録※赤字更新
1区(21.3㎞) 71回中村祐二②61分32秒 平八重充希③62分48秒
2区(23.1㎞) 85回M・モグス④66分04秒
86回高瀬無量③69分03秒
J.ムトゥク③66分55秒
3区(21.4㎞) 88回O・コスマス61分38秒
91回井上大仁④62分56秒
村上大樹④64分20秒
4区(20.9㎞) 97回ポール オニエゴ③62分15秒
98回伊東大輝③63分43秒
(79回D.カリウキ④61分32秒)
(71回井幡政等④62分00秒)
和田瑛登②64分57秒
5区(20.8㎞) 100回弓削征慶②72分59秒
(74回横田一仁③71分25秒)
弓削征慶②72分03秒
6区(20.8㎞) 97回日影優哉②59分06秒 大西 陸④61分34秒
7区(21.3㎞) 99回石部夏希④63分58秒 大杉亮太朗①64分48秒
8区(21.4㎞) 73回古田哲弘①64分05秒 阿部紘也①64分25秒
9区(23.1㎞) (90回阿部竜巳③69分46秒)
70回黒木 純④70分18秒
徳田秋斗④73分12秒
10区(23.0㎞) 99回篠原 楓④69分49秒 土器屋快都④74分38秒

 5区山登り弓削選手が昨年の自信の記録を50秒以上更新。あまり試合に出ていない中、上手に準備できていました。8区好走の阿部選手は、更新しているだろうと思ったら…そうだレジェンドが走っていた…。

大東文化大

区間 前年(100回)まで 今年の記録※赤字更新
1区(21.3㎞) 100回西川千青③61分57秒 大濱逞真①62分49秒
2区(23.1㎞) 100回久保田徹④67分35秒 棟方一楽②68分29秒
3区(21.4㎞) 79回田子康晴④63分26秒 入濱輝大③63分06秒
4区(20.9㎞) 95回奈良凌介③63分14秒 西代雄豪④63分51秒
5区(20.8㎞) 100回菊地康介④71分41秒 中澤真大①75分29秒
6区(20.8㎞) 100回佐竹勇樹④58分24秒 小田恭平④59分37秒
7区(21.3㎞) 100回小田恭平③63分27秒 宮倉騎士②66分49秒
8区(21.4㎞) 90回吉川修平④65分50秒 西川千青④66分42秒
9区(23.1㎞) 99回大谷章宏②69分46秒 大谷章宏④72分03秒
10区(23.0㎞) 100回佐々木真人③70分00秒 庄治大翔①71分43秒

 苦しい駅伝となった大東大ですが、その中で3年連続3区となった入濱選手が、79回大会田子選手の記録をついに更新しましたね。踏切で最近になって話題になった方です。

日本大

区間 前年(100回)まで 今年の記録※赤字更新
1区(21.3㎞) 100回西村翔太④61分28秒 安藤風羽④63分17秒
2区(23.1㎞) 95回P.M.ワンブイ①66分18秒
74回山本佑樹②68分43秒
J.キプケメイ②67分31秒
3区(21.4㎞) 100回安藤風羽④61分56秒 冨田悠晟③65分00秒
4区(20.9㎞) 95回武田悠太郎②63分35秒 大仲竜平③64分13秒
5区(20.8㎞) 93回川口賢人③74分24秒
(76回渡辺尚幹③71分44秒)
鈴木孔士③73分03秒
6区(20.8㎞) 96回宮崎佑喜③58分21秒 山口月暉③70分50秒
7区(21.3㎞) 71回川崎光年④64分39秒 長谷川豊樹②67分12秒
8区(21.4㎞) 81回福井 誠②64分50秒 大橋 優④67分13秒
9区(23.1㎞) 81回武者由幸③70分24秒 小路翔琉③72分17秒
10区(23.0㎞) 84回笹谷拓磨③70分26秒 山口彰太②71分14秒

 日大も苦しかった中、5区鈴木選手が大学記録更新。次は旧記録といきたいところですね。

関東学生連合

区間 前年(100回)まで 今年の記録※赤字更新
1区(21.3㎞) 98回中山雄太③日薬大61分41秒 片川祐大④亜大62分56秒
2区(23.1㎞) 98回並木寧音②東農大68分16秒 森川蒼太④流経大68分58秒
3区(21.4㎞) 96回菅原伊織③城西大63分12秒 小山洋生③筑波大62分55秒
4区(20.9㎞) 96回上土井雅大④亜大63分24秒 溝上稜斗④明治大63分54秒
5区(20.8㎞) 99回橋本章央③芝浦工大72分38秒
(80回鐘ケ江幸治④筑波大72分21秒)
佐藤我駆人①駿河台大74分22秒
6区(20.8㎞) 96回竹上世那④流通経大59分05秒 横田星那③国士大59分38秒
7区(21.3㎞) 95回田中健祐④東京農大64分41秒 栗原 舜④明学大64分36秒
8区(21.4㎞) 97回高槻芳照②東京農大65分56秒 秋吉拓真③東大64分45秒
9区(23.1㎞) 98回竹井祐貴④亜細亜大69分03秒 古川大晃(D4)東大院71分52秒
10区(23.0㎞) 98回諸星楓大③育英大69分12秒 福本陽樹④武蔵学大72分57秒

 15位前後の流れの中で戦いきった関東学生連合。3区筑波大小山選手が初の62分台で走破、このほか明学大栗原選手に、赤門リレーで和田になった東大秋吉選手が大幅に更新しています。

 学生連合も含めれば50以上も更新がありましたね。高速化でどんどん記録が更新されていく一方、旧時代の大学記録が残っているチームが上位でもあったり。

 スカウトを含めての栄枯盛衰があるので、一概に言えませんが、10年・20年以上前に、いまでも通用する記録を残しているランナーへのリスペクトも忘れたくないですね。


コメント

  1. たび より:

    中央学院大の吉田選手もレジェンドの記録更新ではないでしょうか