箱根駅伝2025(第101回)の16人エントリーが発表されました。
詳細まとめはこちら
以降、
1月2日往路・3日(火)復路朝7時に、当日交代を含めて最終オーダー
1日最大4名、2日間で最大6名の変更が可能となっています。
このサイトでは、29日(金)までに、各大学の戦力分析と区間オーダーの予想を行っています。
チャレンジャーに戻って威力倍増!
✅駒澤大学
です。
本サイトで戦力分析に、独自のランキングを使用しています。
7点:エース区間、山で貯金が望める選手
6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手
5点:エース区間で区間中位以上いける選手
4点:主要区間で区間上位でいける選手
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
はっきりとした分け方はなく、
・過去の駅伝実績
・1万mなどの持ちタイム
・ここ数か月の大会の成績
などから、主が総合的に独断で判断しています。
ご了承ください。
ページコンテンツ
箱根駅伝2024【駒澤大学】戦力分析&区間オーダー予想も!
11月以降の記録まとめ
11/10 日体大記録会
28組
白井恒成②13分57秒02★11/10 世田谷246ハーフ
坂口雄哉①67分18秒11/20 上尾シティハーフ
2位帰山侑大③61分59秒
3位村上 響②62分04秒
谷中 晴①62分05秒
吉本真啓④62分28秒
小山翔也②62分35秒
森重清龍③62分51秒
安原海晴②62分55秒
島子公佑②64分00秒
山口真玄③64分29秒11/23 八王子ロングディスタンス
篠原倖太朗④28分05秒2211/30 日体大記録会
34組
坂口雄哉①14分09秒69★
植阪嶺児②14分13秒8
36組
大和田貴治③14分01秒78★
新谷倖生②14分07秒66★
38組
宮川康之介④14分07秒4112/1 日体大記録会
桑田駿介①28分12秒02
戦力分析
7点:エース区間、山で貯金が望める選手
篠原倖太朗④27分35秒05/60分11秒
≪24全7区1位、出6区3位、日本1万6位、箱1区1位、23全3区2位、出1区1位、箱3区2位、22全5区2位、関東IC1万m8位、21:出1区8位、日本IC5千m2位≫
…駒大の4年生エース。スピードを武器に、各駅伝の主要区間で好走を続けている選手。2年以降は区間3位以内に入り続けている。4年生の今年も、5千m・1万mで高いパフォーマンス、駅伝は全日本駅伝7区で単独走の状況ながら区間賞を獲得している。
6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手
佐藤圭汰③27分28秒50
≪24箱3区2位、23全2区1位、出2区1位、日本5千4位、22全2区2位、出2区1位≫
…駒大のエースであり、怪物。トラック5千mで日本記録に迫るタイムも出しつつ、ロードや駅伝も高いパフォーマンスを発揮。ここ2年の駅伝優勝に大きく貢献している。前回箱根初登場、区間2位もレベルとしては高い走りだった。今年9月に怪我をして、出雲・全日本怪我をして試合は飛ばしている。
山川拓馬③28分36秒98/61分36秒
≪24全8区1位、出3区2位、箱4区6位、23全8区1位、出3区3位、関東IChalf2位、箱5区4位、22全4区1位≫
…駒大の練習の虫でロードの鬼。ロードだと、とにかく前半から突っ込んでそのまま粘り倒す、タフなコンディションやコースで真価を発揮する。全日本8区では、2分以上あったトップとの差を、30秒を切るところまで追い込み、関係者をびっくりさせた。前回ケガ明けで走れなかった5区山登りのリベンジを狙う。
5点:エース区間で区間中位以上いける選手
伊藤蒼唯③28分28秒15/61分16秒
≪24全3区2位、出4区3位、関東IC1万、23全5区2位、出4区3位、関東IC1万8位、箱6区1位≫
…駒大のエース格となってきた選手。2大会前の6区山下り区間賞が有名だが、今年になって平地区間でさらに伸びてきていた。全日本3区は追い上げなければならない展開で区間2位激走、殻を破る走りを見せていた。
4点:主要区間で区間上位でいける選手
桑田駿介①28分12秒02≪24全2区17位、出1区6位、関東IC5千5位、24全国1区10位、23高校4区1位≫
…駒大期待のルーキーの選手。大学入学してからも、関東ICや日本選手権U-18などで5千mでどんどん自己ベストを出している。駅伝では、出雲1区6位まずまずも、全日本2区は波に乗れず失速してしまった。だが、直前の1万mで28分12秒の好記録で高いポテンシャルを示した。
帰山侑大③29分17秒19/61分59秒≪24出2区4位、箱6区12位≫
…駒大のエース格となってきた選手。今年の箱根山下りは、堅くなり本来の走りとならなかったが、スピードは抜群。出雲2区は区間4位と前を追い上げる走り。その後、上尾ハーフ61分59秒と他校のエースと戦える力をつけていることを示した。
谷中 晴①62分05秒≪24全4区3位≫
…1年生でこの夏の成長株。2学年上の山川選手をほうふつとさせる。後方追い上げ展開の全日本4区で区間3位の激走で、駒大ファンは熱くなった。その後の上尾ハーフでも62分05秒の好走で、主要区間への配置もありえるルーキーに。
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
安原海晴②29分05秒31/62分55秒≪24全6区3位、関東IC1万≫
…駒大期待の2年生の一人。今年の春1万m29分05秒ベスト、今年の全日本6区にも起用され、単独走で区間3位まずまずの結果を残している。
村上 響②62分04秒≪24全5区5位≫
…駒大期待の2年生の一人。全日本5区で駅伝デビューを果たして区間5位まずまず。その後の上尾ハーフで62分04秒の好記録を出して、一気に主力の一角となった選手。
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
小山翔也②62分38秒
…2年生元々世代トップの選手で、昨年箱根エントリーに入った。今年は試合間隔が空いていたものの、上尾ハーフで62分38秒と復調。
森重清龍③62分51秒
…今年のかながわハーフで上位に入り、以降安定して長い距離を走れている選手。上尾ハーフで初の62分台をマーク
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
吉本真啓④28分57秒04/62分30秒
…2年時から世田谷246ハーフで63分台を出すなど、ロードで一定の安定感がある選手。今年になり1万m28分台を出し、上尾ハーフで62分30秒の記録。最後に向けて総合力をつけてきた。
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
新谷倖生②63分31秒
…昨年世田谷246ハーフで63分台をマークした。今年の秋はハーフを走っていないものの、5千mでベストを更新している
山口真玄③64分29秒
…今年の上尾ハーフで64分29秒自己ベストを出して、16人に入ってきた。
白井恒成②5千13分57秒02≪24関東IC1500m11位≫
…関東IC1500mで決勝に進出するなどスピードに長けている。11月日体大記録会で5千m13分57秒ベストを出している。
坂口雄哉①5千14分09秒69
≪24全国1区29位、23高校1区27位≫
…ルーキーながら入ってきた。世田谷246ハーフに出場した後、11月末日体大記録会で5千m14分09秒自己ベストを出している。
上位10名合計:44点
(参考:30点前後シード権争い、40点以上優勝争い)
昨年の主力メンバーの何人かが卒業し、春先もう少し印象が薄かったこともあり、三大駅伝戦前の評価はもう少しだった駒澤大。これまで駅伝で大きな活躍をした佐藤選手が怪我したこともあっただろう。だが、ふたを開けてみると、出雲・全日本駅伝とも総合2位。出雲はアンカーまで望みをつなぎ、逆に全日本は2区ブレーキで早々圏外だったからの怒涛の追い上げで、最後は先頭のチームも視界にとらえての総合2位だった。
大黒柱は4年生篠原選手。前回の箱根1区区間賞で先陣を切るなど、抜群のスピードとレースセンスでチームを引っ張る選手。5千・1万m・ハーフはとともに学生トップレベルの成績、全日本駅伝7区では、単独で前が全く見えない展開で区間賞獲得と、箱根駅伝に向けて調子を上げてきています。箱根駅伝は初の2区を見据えて標準を定めているはず。
そして3年生が凄い。ロードの鬼山川選手がさらにパワーアップ。出雲3区では、スピード面で格上と思われた青学大の選手と同等の走りをすると、全日本アンカーでは追い風ながら日本人歴代2位の走りで、総合優勝争いに最後に割って入って見せた。こうなると2区の話も出てくるが、本人が5区山登りのリベンジに熱い思いをはせる。
スピードのある伊藤・帰山選手の成長も大きい。伊藤選手は全日本3区区間2位!しかも直前の2区のブレーキから悪い流れを消す走り、これなら平地どこの区間でも起用できる。帰山選手は上尾ハーフで62分を切る走りをして、走力大幅アップ!これに、どうやら箱根駅伝は佐藤選手が戻ってくるようで、準備は万全だ。
1年生も大きく話題になっていて、入学時から期待が高かった桑田選手は概ね順調。全日本2区で悔しい失速が合ったものの、12月日体大記録会で28分10秒のナイスパフォーマンス。箱根に向けて士気は高い。そして、夏に大きく伸びてきた谷中選手は、2年前の山川選手をほうふつとする全日本4区の走り。上尾ハーフも62分少しと、こちらももう駒大の主力と言っていい成績だ。
そして、もっと中心になってほしい2年生の世代が最後にどこまで上がるか。出雲好走の島子選手は外れたが、上尾はハーフでは全日本5区を走った村上選手が62分04秒の激走で、一気に主力の一人に。全日本6区を走った安原選手も、なんだかお兄さんをほうふつとさせる走りだった。さらにこの世代トップの小山選手も戦列復帰し、上尾ハーフ62分38秒。まだ上がり目はある選手なので、今後注目だ。
あとは、長い距離で一定の安定感のある4年吉本・森重選手に、このほか、まだ実績が多くない選手が入っている。おそらくだが、山のリザーブなのだろう。6区経験伊藤・帰山選手は平地にしたいし、山登りに他に候補がいれば山川選手2区篠原選手3区と、これまたとんでもないオーダーを組める。色々考えながら予想していきたい。
箱根駅伝Stories/主将でエースの駒大・篠原倖太朗「2区でも3区でも盛り上げる走りを」
主将としてもエースとしても頼もしい存在だ。しかし、高校時代の5000mベストは14分36秒11。まだまだ身体の線が細かった。#篠原倖太朗 #駒大 #箱根駅伝
|月陸Online https://t.co/3cJcIl0A2R— 月陸Online/月刊陸上競技 (@Getsuriku) December 28, 2024
区間オーダー予想
2区篠原5区山川選手にしましたけど、他のオーダーはちょっと捻ったかもしれません。
1区(21.3km)谷中 晴①half62分05秒
2区(23.1km)篠原倖太朗④27分35秒05
3区(21.4km)帰山侑大③29分17秒19
4区(20.9km)伊藤蒼唯③28分28秒15
5区(20.8km)山川拓馬③28分36秒98
6区(20.8km)白井恒成②5千13分57秒02
7区(21.3km)佐藤圭汰③27分28秒50
8区(21.4km)村上 響②half62分04秒
9区(23.1km)桑田駿介①28分12秒02
10区(23.0km)小山翔也②half62分38秒
1区谷中選手…1区でしっかり先頭に食らいつきつつ主力の上級生を起用したくないので、ギリギリまで考えたうえ、ロード力も非常に高く、上尾ハーフで高パフォーマンスをした谷中選手の1区を考えました。これならマークも強くなく、六郷橋でも脚が残っていると見ます。
2区篠原選手…3区の可能性も考えつつも、最終的に2区は篠原選手しかいないと思いました。単独走も得意ですが、篠原選手と言えば競り合いでの+αが期待できる選手。留学生のいるチームなどとも混じると思いますが、レースセンスで66分前半は十分走っていくと思います。
3区帰山選手…堂々の箱根スピードエース区間へ。5千も13分40秒を切るスピードを持っていて、さらにハーフも61分台に乗せてきた帰山選手を3区抜擢はあるのかなと思っています。下り坂も本来は得意なはず。ここでも61分台のパフォーマンスができれば面白くなってきます。
4区伊藤選手…復路9区を希望しているという3年伊藤選手ですが、全日本駅伝3区の走りがとても良かったので、往路で勝負でいけるとみます。全日本3区突っ込んで最後まで突っ切った走りは、とても印象に残っています。アップダウンも比較的大丈夫と思いますので、ここで勝負できれば。
5区山川選手…勝負区間として山川選手を5区山登りへ。1年生の時も70分台の走りで、往路優勝に貢献し、総合優勝にも導きました。走力はその時から上がっていますので、69分台、それをも短縮する勢いがあります。青学大に食らいつけていればのオーダーです。
6区白井選手…6区山下りだけ読めないのですよね。帰山・伊藤選手はおそらく平地でしょうから…直近で5千m13分台を出している2年白井選手で予想します。まあ58分台では駒大のランナーら来ると思います。下りのセンスで言えば、1年桑田選手も相当あると思いますが、考え過ぎかな?
7区佐藤選手…往路が終わって総合優勝の芽があればということになりますが…、当日変更で佐藤選手を投入してくるのではないかとみます。青学大はおそらく6区までに貯金を作る作戦なので、7区に攻めに転じていくという流れは大事になってくると思います。区間記録までいける状態なら。
8区村上選手…ここにきて一気に力をつけてきた村上選手。上尾ハーフで62分少しまで走力をあげてきたのはちょっとびっくりしましたよね。全日本5区もある程度単独では走れていましたので、それを想定しての8区になります。どういう展開で終盤に渡せるか。
9区桑田選手…復路のエース区間に1年生桑田選手とみます。下り気味のコースの強さは高校時代から抜群のものがあります。最近9区はスピードランナーの攻略も目立ってきていますので、優勝争いに残っていれば、非常に面白くなるのではと思います。
10区小山選手…最後まで優勝争いがもつれているという想定なら、2年小山選手を残しておきたい。5千m13分台のスピードは既に持っていますし、その中で長い距離もかなり克服してきていると思います。上尾ハーフ62分半ばから、まだ上昇してくるでしょう。
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もし3区佐藤選手がいけるなら、それこそ面白くなってきますかね。1区帰山選手、4区桑田選手、そして9区に伊藤選手を残す成功のオーダーとなります。青学太田選手が3区でなければ、昨年の状態の佐藤選手でいいはずですが。
まとめ
・期待のルーキー桑田谷中選手に2年生急浮上
・あとは佐藤選手がどのくらいの状態か
エースは今年も強い。走力にレースセンスもある篠原選手がついに4年生、3区が適任ですが2区でいくか。3年生は佐藤選手が休んでる間に、山川・伊藤・帰山選手がパワーアップ。往路や主要区間で他優勝を争うチームとも戦うのだろうか。
面白くしているのは下級生。1年生は桑田・谷中選手がそれぞれ往路も狙うほど力はあります。谷中選手は嬉しい戦力アップですね。そして、箱根を狙うなら大事になると言われた2年生も村上選手らじわじわと力をつけてきています。山を担う選手も出てくるかどうか。
あとは3年佐藤選手が箱根に復帰するとして、どのくらいの状態か。昨年の用に往路3区を担えれば、正攻法。7区あたりでも、今年の状況でも面白い。他、1区ということもありますが…。駒大は当日までオーダーが読めなさそうですね。
箱根駅伝ファンのための情報集
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