箱根駅伝2025予選会は、
史上まれにみる酷暑の中で行われ、様々なドラマを生むことになりました。
【#箱根駅伝予選会】
エースの #浅井皓貴 が日本人2位の走りで引っ張りました。本戦では今季のスローガン「下剋上」を誓います。#順天堂大学 が1秒差でギリギリの箱根駅伝予選会通過 #長門俊介 監督「まだまだ発展途上」@juntendo_ekidenhttps://t.co/8YK3TKJZ3p— 4years. (@4years_media) October 21, 2024
今回は、箱根予選通過校と、落選校で気になったチームをピックアップして、出走者5㎞ごとのラップやチーム状況をまとめます。
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箱根駅伝2025予選会詳細②
続いて、
6位~10位通過の
中央大・日本大・東京国際大・神奈川大・順天堂大になります。
6位中央大学
START-5km | 5-10km | 10-15km | 15km-FINISH |
16位白川③15分08秒 | 15位白川③29分54秒 | 13位白川③45分08秒 | 17位白川③63分58秒 |
16位岡田①15分08秒 | 20位岡田①29分59秒 | 21位岡田①45分25秒 | 24位岡田①64分28秒 |
75位阿部④15分11秒 | 62位山平④30分35秒 | 51位阿部④46分07秒 | 36位阿部④64分58秒 |
75位原田①15分11秒 | 64位吉中③30分36秒 | 51位原田①46分07秒 | 40位原田①65分01秒 |
75位佐藤①15分11秒 | 64位阿部④30分36秒 | 51位佐藤①46分07秒 | 47位佐藤①65分09秒 |
75位山平④15分11秒 | 64位原田①30分36秒 | 80位並川①46分20秒 | 103位鈴木②65分55秒 |
75位吉中③15分11秒 | 64位佐藤①30分36秒 | 113位鈴木②46分34秒 | 126位並川①66分12秒 |
97位並川①15分12秒 | 76位並川①30分38秒 | 117位吉中③46分35秒 | 133位山平④66分22秒 |
97位伊東③15分12秒 | 112位鈴木②30分42秒 | 127位山平④46分39秒 | 139位吉中③66分26秒 |
97位七枝①15分12秒 | 118位佐野④30分43秒 | 201位佐野④47分12秒 | 218位伊東③67分34秒 |
113位鈴木②15分13秒 | 124位七枝①30分44秒 | 233位伊東③47分28秒 | 259位佐野④68分24秒 |
113位佐野④15分13秒 | 129位伊東③30分49秒 | 300位七枝①48分17秒 | 324位七枝①69分50秒 |
上10名計:5位2:31:47 | 3位5:04:55 | 4位7:42:13 | 6位10:56:03 |
LAP | 3位2:33:08 | 7位2:37:18 | 7位3:13:50 |
5㎞:主力が何人か外れ(全日本温存と故障明け)、さらに1年生が5名走るという事、酷暑の予選会で大苦戦した経験がある中央大はちょっと気になっていたところ。その中で長い距離が得意な上級生、4年阿部・山平・3年白川選手あたりが基本的に中心でした。5㎞の地点では、白川選手に、有力ルーキー岡田選手が上位集団で勝負していましたが、そのほかの選手も秒差で集団層。ほとんどが100以内に入っていて、ここでは総合5位でした。
10㎞:ここで総合3位まで浮上します。白川選手と岡田選手が上位集団で通過。ともに10㎞30分を切っていて、この5㎞はペースが上がった場面です。集団走は、ややバラけてしまった感じはありますが、山平・阿部・山中選手上級生に、1年生では原田・佐藤・並川選手がしっかり走っていて、上位8名までが100位以内にいます。比較的スピードランナーが多いので、前半で前目の3位に付けることができたのは良かったのかなと思います。
15㎞:ここから中央大は耐える形になります。白川選手が順調に日本人2位バトルを繰り広げて、45分08秒13位。岡田選手も次の集団に控えていて2人が稼いでいます。3番手は阿部・原田・佐藤選手の3人が併走していて、並川選手あたりも見える位置にいて、7番手鈴木選手僅差。ただ、その後方に主力の吉中・山平選手が下がってしまい、10番手に主将の佐野選手、201位まで後退。8番手以降が後退加減で、最後のアップダウンを迎えています・
FINISH:白川選手が非常に素晴らしい走り、63分58秒の17位でゴール。やはり箱根9区出走後、関東ICハーフで3位表彰台上がっただけある走りでした。さらにルーキーでは岡田選手がやはり只者ではない成績で64分28秒の24位。酷暑の中全体のルーキー最上位で走り切っています。3番手グループも最後までまとまってゴール。阿部選手に、原田・佐藤選手が終盤までついていて、上位5人が50位以内でゴール、65分付近でまとめています。
そのあとが、少し点々としてしまいました。6番手鈴木選手が1分近く開いて、65分55秒の103位でゴール。並川選手から66分以上となり、山平・吉中選手が66分半ば。最終的に10番手は、最初に集団から離れた伊東選手が218位67分34秒。ちょっと後ろの方は落ち込みが大きかったのかなと思います。それでも10㎞以降は7番付近のペースは保っていて、何とか凌ぎ切った感じもしますね。
7位日本大学
START-5km | 5-10km | 10-15km | 15km-FINISH |
2位キプケメイ②14分18秒 | 1位キプケメイ②28分51秒 | 1位キプケメイ②43分33秒 | 1位キプケメイ②60分59秒 |
128位大仲③15分14秒 | 86位大仲③30分39秒 | 85位大仲③46分22秒 | 34位大仲③64分51秒 |
128位安藤④15分14秒 | 99位安藤④30分40秒 | 85位安藤④46分22秒 | 57位安藤④65分16秒 |
128位冨田③15分14秒 | 99位冨田③30分40秒 | 85位冨田③46分22秒 | 58位冨田③65分16秒 |
128位鈴木④15分14秒 | 99位鈴木④30分40秒 | 100位鈴木④46分32秒 | 110位髙田②65分57秒 |
128位山口③15分14秒 | 99位山口③30分40秒 | 107位山口③46分33秒 | 147位大橋④66分35秒 |
322位高田②15分34秒 | 239位髙田②31分08秒 | 169位髙田②47分00秒 | 156位山口彰②66分44秒 |
322位大橋④15分34秒 | 239位大橋④31分08秒 | 172位山口彰②47分01秒 | 176位岡田④67分02秒 |
322位山口彰②15分34秒 | 239位岡田④31分08秒 | 175位長澤①47分02秒 | 182位鈴木④67分04秒 |
322位岡田④15分34秒 | 239位長澤①31分08秒 | 182位岡田④47分05秒 | 183位長澤①67分07秒 |
322位長澤①15分34秒 | 239位山口聡②31分08秒 | 192位大橋④47分10秒 | 241位山口聡②68分03秒 |
322位山口聡②15分34秒 | 246位山口彰②31分09秒 | 227位山口聡②47分26秒 | 480位山口③78分19秒 |
上10名計:15位2:32:44 | 8位5:06:42 | 8位7:43:52 | 7位10:56:53 |
LAP | 7位2:33:58 | 6位2:37:10 | 5位3:13:01 |
5㎞:留学生強いチームですが、それでも力をつけた感じもある日大。キプケメイ選手は、酷暑の中でもしっかり留学生軍団の中心の存在。5㎞14分18秒ハイペースで通過しています。日本人は2つのグループに分かれていて、4年安藤・鈴木、3年冨田・大仲・山口選手の5名が128位15分14秒の集団、それ以外は322位15分34秒と後方からあげていく作戦でした。キプケメイ選手の稼ぎもあって、この時点で15位に付けます。
10㎞:このあたりまでは日大としては、ある程度計画通り戦えていたようにみえます。キプケメイ選手は留学生の集団の中でしっかりレースを進めて依然トップ集団。日本人集団もほと崩れていないのですよね。大仲選手が中心になって前の集団は30分40秒で100位以内、後方の集団も髙田選手らが31分08秒の240位付近。全体的にじわじわとポジションを上げていて、総合8位まで浮上。出場圏内に入ってきます。ここまで安定していたのは、最終的に活きたでしょう。
15㎞:キプケメイ選手が安定してレースを進めていますね。基本集団を引っ張る形にもなっていましたが、エースとして十分役割を果たしています。日本人集団も悪くありません。さすがに少し崩れていますが、それでも前の集団は大仲・安藤・冨田選手がポジションをキープして46分22秒。鈴木・山口選手が10秒ほど遅れましたが、そこまで離れていません。後方集団はばらけつつありますが、7番手高田選手から11番手大橋選手まで10秒くらい。全体的にポジションも浮上していました。総合8位ですが、総合10位付近とは少し差はつけています。
FINISH:キプケメイ選手が2年連続個人トップ!しかも前年は気象条件が良くてタイムが出る条件、今年は酷暑となりタイムが出にくいタフな条件と、どちらでも勝ち切るのですから、本当に強いです。60分59秒は、非常に大きな貯金でした。日本人は、15㎞から沖縄県出身大仲選手が大きく浮上し34位64分51秒。やっぱり得意条件でしょうか。安藤・冨田選手も50位台の65分10秒台。ここまでは見事。
続いて、後方集団で上がってきた選手が6番手以降を締めています。春の成長株髙田選手が抜け出てチーム5番手、チーム6番手大橋・山口彰選手が66分台半ば、8番手以降は67分少しで雪崩れ込んでゴール。岡田・長澤選手に、前の方にいた鈴木選手がかなり苦しくなって失速気味でした。
そしてもう一人前目につけていた山口選手が20㎞付近からアクシデント。脱水症状などでフラフラになり倒れ込むアクシデント。電波障害で日大の首脳陣にすぐに伝わらず、審判員が棄権の判断を下せない状況でした。そんな中、15分前後の時間をかけて最後の1㎞を走り切り完走。非常に危なかったシーンです。それでも、全体的に順位を上げた選手が多く、15㎞以降は5番目のタイム、総合7位でゴールしています。
ふたたびの箱根路へ総合力で挑む 2025箱根駅伝予選会で本戦出場権を獲得https://t.co/HaNQHlSO8T
— 箱根駅伝をフリーダムに語っている人 (@hakonankit) October 22, 2024
8位東京国際大学
START-5km | 5-10km | 10-15km | 15km-FINISH |
2位エティーリ②14分18秒 | 1位エティーリ②28分51秒 | 8位エティーリ②44分11秒 | 11位エティーリ②63分35秒 |
32位佐藤④15分09秒 | 20位佐藤④29分59秒 | 21位佐藤④45分24秒 | 31位佐藤④64分38秒 |
50位川内③15分10秒 | 64位大林④30分36秒 | 51位大林④46分07秒 | 35位大林④64分57秒 |
75位大林④15分11秒 | 64位菅野③30分36秒 | 67位菅野③46分15秒 | 44位菅野③65分07秒 |
75位菅野③15分11秒 | 64位川内③30分36秒 | 78位川内③46分19秒 | 86位川内③65分40秒 |
75位大村③15分11秒 | 64位大村③30分36秒 | 80位大村③46分20秒 | 96位大村③65分50秒 |
75位木村④15分11秒 | 184位木村④30分57秒 | 182位小柴①47分05秒 | 145位松田②66分35秒 |
238位冨永④15分25秒 | 205位小柴①31分03秒 | 184位松田②47分06秒 | 195位小柴①67分17秒 |
255位松田②15分27秒 | 205位古賀①31分03秒 | 220位古賀①47分22秒 | 215位古賀①67分33秒 |
255位小柴①15分27秒 | 213位松田②31分04秒 | 247位冨永④47分41秒 | 244位冨永67分41秒 |
255位古賀①15分27秒 | 255位冨永④31分13秒 | 307位木村④48分24秒 | 318位木村④69分40秒 |
384位楠木④15分46秒 | DNF楠木④ | ||
上10名計:4位2:31:40 | 5位5:05:21 | 7位7:43:50 | 8位10:58:53 |
LAP | 6位2:33:41 | 12位2:38:29 | 10位3:15:03 |
5㎞:2年ぶりの出場を目指した東国大。まずは大エースのエティーリ選手が留学生集団の中に入って14分18秒とまずまずの通過。とはいえ、ここから抜け出す感じではありませんでしたね。日本人は2つの集団に分かれてました。4年佐藤・大林・木村選手、3年川内・菅野・大村選手が15分10秒の50位付近、それ以外の集団は15分27秒で250位付近でした。全体としてはある程度上位で、総合4位でスタート。
ただ、既にアクシデントがあり、楠木選手がすでに脱水症状に陥ってしまい、フラフラで転倒してしまう状態に。5㎞過ぎの給水あたりで棄権せざるを得なくなっていました。
10㎞:エティリー選手はひとまず順調。とはいえ、抜け出す感じではなく集団の後方に控えているのがちょっと気になったくらいでしょうか。日本人は佐藤選手が第2集団で勝負しにいっている形。大林・菅野・川内・大村選手は、64位の30分36秒で固まって通過。ただ、木村選手は後退しています。そのすぐ後ろに後方集団がきていて205位31分03秒ほどで通過。ただ、箱根経験者の富永選手がやや遅れて、11番手となっていました。
15㎞:このあたりから、東国大としては耐え時になりました。なんとエティーリ選手が12㎞付近から先頭集団から後退。脇腹を抑えるなど、暑さも堪えている感じの走りに。今回も思うような貯金が難しくなりました。
ただ、今年は日本人も奮闘しています。佐藤選手が20位付近をキープして他校エース格と戦っています。続く集団は湧かれ気味ですが、大林選手ら頑張っていてチーム6番手までが100位以内をキープしています。このあたり踏ん張っていたのは大きいですね。その後方では木村選手がかなり苦しくなり、チーム11番手に後退。それ以外後方グループも200位付近から上昇に苦労していました。この5㎞間は12番目のタイム、総合7位に後退しました。
FINISH:エティーリ選手は、強いですね。アクシデントがあっても大幅には落ちません。63分35秒の11位で、日本人トップ付近くらいのタイムでは2年連続まとめました。次も佐藤選手が苦しくなりながらも31位64分38秒で踏ん張ると、初主要大会4年大林選手が35位と奮起、菅野選手もすぐ続きました。川内・大村選手も66分以内の100位以内で続いていますね。6人が100以内に入れたのは良かった。続く選手が、時間かかりましたが、2年松田選手が頑張って浮上し145位に。それ以外は苦しむも何とか15㎞のポジションをキープしました。ある程度勝負しにいった選手がいたからこそ、圏内で留まりましたね。
9位神奈川大学
START-5km | 5-10km | 10-15km | 15km-FINISH |
16位宮本③15分08秒 | 24位宮本③30分02秒 | 43位宮本③45分53秒 | 41位酒井③65分02秒 |
50位中野③15分10秒 | 61位中野③30分33秒 | 99位西坂③46分31秒 | 52位大岩②65分13秒 |
151位酒井③15分16秒 | 137位酒井③30分52秒 | 100位酒井③46分32秒 | 59位志食③65分16秒 |
151位志食③15分16秒 | 150位大岩②30分53秒 | 100位大岩②46分32秒 | 75位西坂③65分29秒 |
151位西坂③15分16秒 | 150位志食③30分53秒 | 100位志食③46分32秒 | 78位近藤②65分30秒 |
151位近藤②15分16秒 | 150位西坂③30分53秒 | 100位近藤②46分32秒 | 87位上田①65分41秒 |
151位上田①15分16秒 | 150位近藤②30分53秒 | 100位上田①46分32秒 | 131位塩田③66分19秒 |
151位塩田③15分16秒 | 150位上田①30分53秒 | 130位塩田③46分41秒 | 162位中西④66分47秒 |
151位新妻②15分16秒 | 150位塩田③30分53秒 | 148位中野③46分46秒 | 166位滝本②66分53秒 |
243位大岩②15分26秒 | 166位中西④30分55秒 | 159位滝本②46分55秒 | 175位中野③67分02秒 |
255位中西④15分27秒 | 177位新妻②30分56秒 | 196位新妻②47分11秒 | 251位新妻②68分14秒 |
265位滝本②15分29秒 | 190位滝本②30分58秒 | 224位中西④47分23秒 | DNF宮本③ |
上10名計:11位2:32:36 | 15位5:07:40 | 11位7:45:26 | 9位10:59:12 |
LAP | 14位2:35:04 | 9位2:37:46 | 6位3:13:46 |
5㎞:神大もアクシデントがあった中での通過だったのですよね。5㎞はエース格の宮本選手が上位集団で勝負の様相。また、ハーフマラソン経験豊富な新戦力中野選手も比較的上位に位置しています。真ん中の集団走では酒井選手らが引っ張り150位付近15分16秒の通過、後方は3名で中西選手が15分27秒の250位付近。この時点では総合11位ですね。
10㎞:ここではまだ仕掛けるとかいう感じではありませんでした。宮本選手が比較的上位集団で30分02秒、もう一人単独走の中野選手が30分33秒で通過、中位の集団は酒井選手が引っ張り続け30分53秒の150位前後、ここはポジションキープですね。これに後方の中西選手らがある程度追いついた形でした。この時点で総合15位にポジションを下げていましたが、内容を見ると、3番手~12番手が30分50秒台で固まっているので、浮上は期待できる状況でした。
15㎞:ここで次点の11位にまで浮上してきています。総合順位を見ると神大は通過できるのだろうと思ってみていました。ただ、実はちょっと危うくなってきていて、エース宮本選手が後退加減、中野選手も集団内にまでダウン。フリー2人が失速していたいのです。集団層は上位は酒井・大岩選手らが46分32秒の100位にまで浮上。10番手も159位滝本選手で47分以内、集団走が上がっていたために、ボーダーに近づいていましたが、稼ぐ選手がいない状況になっていました。
FINISH:最終的に9位通過。ただ、結果を見てびっくり。宮本選手が脱水症状などもあり、最終的に走り切れず棄権。つまり15㎞でチーム1番手を走っていた選手が棄権していました。さらに中野選手は3度嘔吐しながら、何とかチーム10番手でゴールするという状況でした。
そんな中、圏内にポジションを上げたのは、集団走で走っていた選手たち。酒井選手が60人近く追い抜いて41位65分02秒、さらに大岩・志食選手も食らいつく形で65分10秒台でゴール。さらに、西坂・近藤・上田選手ら、前半戦まではあまり名前を聞かなかった新戦力の選手が65分台半ば、100位以内でゴール。15㎞地点で2人だった100位以内が一気に6名へ。
そこからは、ぽつぽつと一人ずつのゴールになりましたが、150位前後くらい、中野選手も67分02秒の175位では走り切ったために、15㎞以降は6番目のタイムで走行。神大通過順位以上の力を確実に付けていますね。
10位順天堂大学
START-5km | 5-10km | 10-15km | 15km-FINISH |
16位吉岡②15分08秒 | 27位浅井④30分03秒 | 18位浅井④45分16秒 | 14位浅井④63分49秒 |
50位浅井④15分10秒 | 40位吉岡②30分16秒 | 51位海老澤④46分07秒 | 37位海老澤④64分58秒 |
50位古川②15分10秒 | 64位海老澤④30分36秒 | 51位古川②46分07秒 | 50位古川②65分12秒 |
75位海老澤④15分11秒 | 64位古川②30分36秒 | 95位吉岡②46分28秒 | 98位吉岡②65分53秒 |
97位荒牧②15分12秒 | 160位堀越④30分54秒 | 98位堀越④46分29秒 | 130位堀越④66分19秒 |
151位油谷④15分16秒 | 160位服部④30分54秒 | 159位油谷④46分55秒 | 150位大倉③66分36秒 |
151位児島②15分16秒 | 160位油谷④30分54秒 | 162位大倉③46分56秒 | 174位服部④67分01秒 |
162位堀越④15分17秒 | 160位児島②30分54秒 | 190位服部④47分09秒 | 177位油谷④67分02秒 |
162位大倉③15分17秒 | 166位大倉③30分55秒 | 196位児島②47分11秒 | 196位荒牧②67分17秒 |
162位服部④15分17秒 | 166位永原①30分55秒 | 209位荒牧②47分19秒 | 199位児島②67分18秒 |
162位谷本①15分17秒 | 184位荒牧②30分57秒 | 256位谷本①47分50秒 | 274位谷本①68分54秒 |
162位永原①15分17秒 | 251位谷本①31分12秒 | 260位永原①47分53秒 | 330位永原①70分01秒 |
上10名計:9位2:32:14 | 10位5:06:57 | 12位7:45:57 | 10位11:01:25 |
LAP | 12位2:34:43 | 13位2:39:00 | 11位3:15:28 |
5㎞:僅か1秒差、繋いだ伝統の襷でしたが、チーム内の順位変動はどうだったでしょうか。吉岡選手が積極的に前へ。秒差で、復帰の4年生エース浅井選手や、古川・海老澤・荒牧選手が続いていますが、このあたりまでは比較的フリーだったでしょうか。続く集団に、油谷・服部選手や1年生が入っている集団で150位付近の15分16秒で通過。ここでは僅差の総合9位となっていました。
10㎞:浅井選手がポジションを上げてきて27位30分03秒は日本人先頭グループの一番後ろ辺りへ。吉岡選手が次のグループの30分16秒、海老澤・古川選手はある程度流れの中で一をキープしています。集団層は、30分54秒の160位付近なので、ある程度流れに沿っていますかね。ただ、荒牧・谷本選手がやや遅れ加減。ここでボーダーの総合10位でした。
15㎞:ここから苦しい戦いになります。エース浅井選手はじりじりと浮上、日本人2番手争いの中に割って入ります。しかし、吉岡選手が後退し、95位46分28秒。主力に明暗が分かれます。古川・海老澤選手は、46分07秒の50位付近とここはキープしています。後方集団はバラバラになって耐久勝負に。堀越選手が大きく順位を上げて100位以内となる46分29秒、油谷・大倉選手が47分以内、そこから後ろは47分オーバーの200位前後と順位を下げました。1年生は苦しくなりました。総合順位は12位にと圏外にダウン。一部浮上した選手もいますが、全体としては集団走が崩れる形となり、通過が危ぶまれることになりました。
FINISH:浅井選手が最後の最後まで絞り出して、最終的に日本人2位の14位63分49秒!全員が絞り出した1秒とはいえ、最後にエースがここまで上がってきたのは大きかったか。また、海老澤選手が続いて37位64分58秒、古川選手がこれに続く形に。吉岡選手は15㎞からは何とかポジションをキープする形で100位以内へ。100以内は4名のみだったのですよね。
5番手に一旦浮上した堀越選手が最終的に130位66分19秒、続いて大倉選手が150位66分36秒でゴール。そのあとは67分オーバーする形、ただ、服部選手の67分01秒174位から、小島選手の67分18秒199位でまとまってゴールできたのは幸いだったでしょうか。これに他通過確実と思われたチームのアクシデントなどもあって、辛くも連続出場が繋がった形。
高校時代の有力選手が多い順大としては、不本意だった部分もあるでしょうが、ここから下剋上する潜在能力はあるはずです。
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