新年度ももう前半戦が終了しました。各大学ある程度の収穫と課題があったのではないでしょうか。当サイトでも、大学長距離各チームの2024年度のメンバーの紹介と実績、簡単な戦力分析を行いたいと思います。もちろん、新入生も紹介していきます。
続いて、
初の箱根連続出場へ!エースも育ってきた!
駿河台大学です
ページコンテンツ
初出場だけで終わらせなかった。98回大会に箱根駅伝初出場を果たした駿河台大。繰り上げ回避、最下位回避、笑顔のゴールに、次の青学大の登場だとも騒がれた。でしたが、次の箱根予選は惨敗。正直、チームは燃え尽き症候群に陥っていました。
それを、監督とともに立て直したのが前年の4年生の選手。緩い雰囲気を直すために、多くの退部者も出ました。それでも改革を断行した結果、第100回箱根駅伝予選会は12位。増枠分での際どい争いに残っての2度目の出場でした。
箱根本戦は、1区に留学生を配するも、スタートダッシュとはならず。4区まで20位争いでしたが、5区山登りで浮上。往路14位と健闘します。復路は6区が最下位スタートもあり、繰り上げスタートに。それでも8区岡崎選手と10区久保選手の健闘で、総合は18位と、2年前を上回る成績でした。
今年度は、初の箱根駅伝連続出場を目指す年。3年生から5千13分27秒98を記録する東泉選手が大エースとして、一歩を踏み出していて、チームとしても面白くなっています。全日本予選は残念ながら今年も通過なりませんでしたが、本戦通過への糧になるか。まとめます。
※持ちタイムは8月1日地点
※関東ICは1部
秋保松平④29分56秒55/14分46秒81≪24関東IChalf≫
佐々木瑠希④29分58秒88/14分40秒17≪23予436位≫
加藤亮太④30分06秒07/14分48秒11≪23予165位≫
松尾陽輝④30分23秒45/14分44秒45
濱本零士④30分31秒67/14分43秒15
福本聖真④31分00秒58/14分51秒64
この世代は少し選手層が薄くなってしまいましたかね。箱根駅伝に出る前の世代になってくるので、致し方ない面もあります。その中で、秋保・佐々木・加藤選手は長い距離でそれぞれ主要大会で結果を出していて、加藤選手は特に前年の箱根予選165位とまずまず。まずは、箱根予選のメンバーに名を連ねたいですね。
M.ゴッドフリー③28分28秒36/13分35秒56≪23日本IC1万7位、全予4組6位、22予54位≫
東泉大河③28分32秒29/13分27秒98≪24全予4組23位、箱4区14位、23予100位、全予3組40位≫
藤井空大③29分08秒40/14分16秒10≪24全予3組17位、箱7区21位、23予229位、全予3組20位≫
長田拓巳③29分19秒35/14分32秒25≪24箱9区21位、23全予1組36位、関東IChalf≫
塩路悠耀③29分23秒53/14分12秒99≪24全予2組33位、関東IC1万、箱6区23位、23予199位≫
沖勘太郎③29分31秒44/14分41秒03
坂本滉斗③29分35秒49/14分14秒89≪24全予1組38位、関東IC3障12位、23関東IC3障≫
岡崎 樹③29分35秒84/14分36秒69≪24全予3組28位、箱8区12位、23予130位、全予2組37位、関東IChalf≫
黒川拓海③29分45秒82/14分18秒89
永井蒼己③29分49秒46/14分31秒06
伊藤太雅③29分49秒53/14分38秒45
島 航平③30分40秒43/14分44秒36
早稲田蓮③30分43秒56/14分42秒16≪24関東IChalf、23予185位≫
安部広大③30分47秒39/14分54秒67
箱根駅伝を経験したこの3年生世代がカギになってきますね。東泉選手がついにエースに成長。箱根駅伝でも4区で途中前を追い上げる走りを見せていましたが、ここにきて少しずつ本格化して初めていますね。春先に5000m13分27秒98のビッグパフォーマンスを披露。その後は、疲労などもあり不完全燃焼になった形ですが、少しずつ未完の大器が仕上がりつつあります。まずは箱根予選での個人パフォーマンスに注目ですね。
そして、他箱根本戦や主要大会の経験者が増えましたね。藤井選手は、やや波がありますが、今年の全日予選は3組で17位とまずまずまとめています。そして今年の箱根駅伝経験者の塩路選手、岡崎選手、長田選手といますね。1万m29分前半のところまで走力もアップしきています。このあたりが3年目の夏にレベルアップしていると、箱根予選の戦いがかなり楽になるはずです。
この他、2年連続3000m障害で関東ICを戦っている坂本選手、持ちタイムは変わらない沖選手、長い距離に強く、前年の箱根予選に出場している早稲田選手ら、頭数は非常に多くなっています。この3年生がどこまで強くなるか。
留学生のゴッドフリー選手は、やや駅伝関連の出場には厳しい立場にはなっていますが、懸命に頑張っています。主将の黒川選手ら、チーム力の底上げが気になります。
S.レマイヤン②27分56秒49/13分47秒40≪24全予4組6位、箱1区6位、23予10位、日本IC1万4位≫
古橋希翁②28分51秒69/14分08秒19≪24関東IC5千、箱3区18位、23予63位、全予4組33位、関東IC5千16位≫
大橋正昊②29分14秒96/13分59秒82
久保俊翔②29分51秒46/14分29秒49≪24箱10区13位≫
高見泰杜②30分30秒23/14分45秒03
2年生は少数精鋭ですね。昨年の秋になってきた留学生レマイヤン選手が、実質チームのエースになっていますね。箱根予選も走り、本戦も彼が走りました。練習がまだできていないということで、2区ではなく1区になりましたが、終盤もう少し。夏に芯のエースとなっていくかどうか。
日本人は、古橋選手がまずまず順調に来ていますかね。箱根3区もクレバーな走りを見せていました。全日予選に出場しませんでしたが、その後記録会で1万m28分51秒の自己ベスト。この調子なら、日本人2人目の走りになっていそうでしょうか。
また、当時1年生アンカーを走っている久保選手も、長い距離を中心に楽しみな選手。予選での秘密兵器になるでしょうか。もう一人、怪我が多いですが実力者大橋選手の復活も待ちたいですね。
小島光稀①14分13秒21/29分32秒00≪24全予3組30位、関東IC5千、全国5区33位、23高校4区18位≫
稲葉龍矢①14分24秒11/29分45秒74≪24全予1組28位≫
佐藤我駆人①14分26秒44≪23高校6区4位≫
侭田宇生①14分29秒41≪23高校5区8位≫
江澤聖悟①15分05秒41
宮﨑太陽①15分12秒30
末永諒馬①15分18秒00
平尾航希①15分19秒32
1年生も基本的には少数になりましたね。ここは3年生が非常に人数が多くなっているので、全員の面倒を見るために調整をしているのかなと思います。
その中で、小島・稲葉選手が早速全日本予選で戦力に。小島選手は3組、稲葉選手は1組でそれぞれ少し辛酸をなめた結果になりましたが、1年生で貴重な経験だと思います。ベストもすでに29分台ですね。
このほか、高校駅伝で活躍ががある佐藤選手に、侭田選手以外は、おそらく一般入試でしょうか。このあたり誰が戦力になってくるか注目です。
初出場で話題になってから、色んな激流の中にさらされた駿河台大。今は3年生が非常に頭数が多いチームになっています。その中で、他校と戦えるエース選手が出てきましたね、今年の箱根4区を走った東泉選手が、大幅にトラックのベストを更新。各主要大会楽しみな存在になっています。
3年生は主要大会経験者豊富、エース格の藤井選手に、今年の箱根出走者に選ばれている塩路・岡崎・長田選手に、トラックの活躍がある坂本選手ら、選手が揃っています。この夏次第では一気に総合力が上がるかもしれません。
他の学年は少数精鋭になっていますが、2年生は留学生エースのレマイヤン選手がいて、日本人は古橋選手が1万m28分台を出すなど順調に成長集、1年生は小島・稲葉選手が全日本予選を経験。早くから主力になる選手が多いので、箱根予選も期待。2年連続出場できるかは際どいのかなと思いますが、成長してきた選手も多いので、予選会での上りが楽しみです。
箱根駅伝ファンのための情報集
【箱根駅伝ファンのためのリンク集】
【【結果も!】2022年度箱根駅伝ファンのための競技会日程】
姉妹サイトより
【箱根駅伝アニメ:風が強く吹いている完走】
【競馬重賞予想!~予想も一流よ!~】