箱根駅伝2024(第100回)の16人エントリーが発表されました。
詳細まとめはこちら
https://hakonankit-fd.com/article/post-22340.html
以降、
1月2日(月)往路・3日(火)復路朝7時に、当日交代を含めて最終オーダー
1日最大4名、2日間で最大6名の変更が可能となっています。
このサイトでは、29日(金)までに、各大学の戦力分析と区間オーダーの予想を行っています。
続いて、
原点に帰って「1=1」 エースの貯金を繋げ!
早稲田大学
箱根直前に異例の刺激!連続シード権の執念は!
東洋大学
です。
本サイトで戦力分析に、独自のランキングを使用しています。
7点:エース区間、山で貯金が望める選手
6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手
5点:エース区間で区間中位以上いける選手
4点:主要区間で区間上位でいける選手
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
はっきりとした分け方はなく、
・過去の駅伝実績
・1万mなどの持ちタイム
・ここ数か月の大会の成績
などから、主が総合的に独断で判断しています。
ご了承ください。
ページコンテンツ
前年、花田監督が就任してから上向きが続いていました。箱根予選はトップ争いをして4位通過、全日本駅伝・箱根駅伝ともにシード権を確保。箱根駅伝は6区終了時で一時単独3位を走っての総合6位と概ね100点に近い走りでした。
年度が代わり、春シーズンも躍進。石塚選手が1万m27分台を出すなど記録ラッシュ。関東ICは、1万mでは石塚選手に1年工藤選手、3年伊藤2年山口選手が5千入賞すると、主将の菖蒲選手は3障で3連覇!夏合宿中は、クラウドファンディングで集めた資金で、海外遠征なども行っていました。
でしたが、秋になってからチームの調子は下降。出雲駅伝は伊藤・山口選手ら序盤区間は戦い、若手の経験も積めました。全日本駅伝は体調不良者などもあり、オーダー変更。序盤はエースの力で上位も選手層薄くシード権落ちの10位。昨年以上の成績をと少し無理してしまった結果と花田監督。このままでは、箱根駅伝もシード権落ちと、巻き返しを誓っています。
10/15 レガシーハーフ
伊福陽太③63分01秒
菅野雄太③63分18秒
宮岡凜太②63分29秒11/19 上尾ハーフ
2位山口智規②61分16秒
佐藤航希④63分40秒※ゼッケン外れ非公式
石塚陽士③63分47秒
山崎一吹①64分22秒
諸冨 湧④64分25秒
和田悠都③64分25秒
宮岡凜太②64分48秒
須山向陽②64分52秒
草野洸正③65分11秒
伊藤幸太郎②65分25秒
濱本寛人④65分41秒
栁本匡哉④67分30秒12/2 日体大記録会
14組
栁本匡哉④14分12秒6710000m2組
伊福陽太③28分55秒78★
辻 文哉④29分08秒11
藤本進次郎②29分39秒50★
早大は例年通り、上尾ハーフに多くの選手が出走する以外はあまり出場なかったですね。その中で山口選手の断トツの記録に驚き!そして、12月日体大に一部の選手が出場。全日本ブレーキとなった伊福選手の28分台ベストに湧きました。
7点:エース区間、山で貯金が望める選手
6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手
山口智規②29分35秒47/61分16秒
≪23全2区4位、出2区3位、関東IC5千3位、22全4区3位、予289位≫
早大の新たなエースとなっている選手。昨年の長距離ロードは体調不良等に見舞われてしまったが、今年は絶好調。関東IC5千3位と表彰台に立つと、出雲・全日本は2区で区間上位の走り。トップ争いに参加した場面もあった。その後、調整なしで出場した上尾ハーフで、大迫選手の持っていた早大記録を大きく破る61分16秒のビッグパフォーマンス!箱根2区を見据えてきたが、他大の1区エース起用の情報もあり、1区希望に変化しつつある。
5点:エース区間で区間中位以上いける選手
石塚陽士③27分58秒63/63分47秒
≪23全3区7位、出3区7位、関東IC1万3位、箱2区10位、22全3区3位、予51位、箱4区6位、21:全5区4位、出4区1位≫
早大のエース選手。1年目の箱根で4区で好走すると、今年の箱根でエース区間2区を任された。後方追い上げの展開ながら、68分05秒の区間10位でまとめあげた。春は1万m27分台&5千m13分40秒台と絶好調。関東ICも1万m3位表彰台に立った。夏も充実していましたが、秋口調子を上げるのに苦しみ、出雲3区7位と順位ダウン。全日本も3区で区間7位もこちらは最初突っ込んで、少し復調気配を見せていた。
伊藤大志③29分42秒24/61分50秒
≪23全7区6位、出1区4位、関東IC5千5位、箱5区6位、22全7区5位、予39位、箱5区11位、21:全1区7位、出5区12位≫
トラックも駅伝もフル活動している駅伝の要の選手。特に箱根駅伝では2年連続5区山登りに挑み、スピードランナーながら区間上位でまとめていて、早大の箱根を助けている。今年は関東IC5千mで最後まで先頭を争って5位入賞。駅伝は、出雲1区・全日本7区と異なる区間で上位でまとめている。平地でみたいが、今年も箱根5区か。
4点:主要区間で区間上位でいける選手
北村 光④29分00秒51/65分03秒≪23日本IC3障8位、箱6区3位、22予130位、関東IC3障6位、21:関東IC3障8位、箱6区8位≫
早大の山下り職人。1年時に59分台の区間8位で走ると、前回の3年時は全体的にタイムが伸び悩む中、58分台の区間3位力走。チームを3位に引き上げて見せた。今シーズンは春先故障してしまったが、9月日本IC3障8位入賞と復帰、その後は最後の山下りに向けて、着々と仕上げてきている。
間瀬田純平②29分13秒46/64分50秒
≪23全1区2位、出5区5位、関東IC1500m、箱1区14位、22全1区11位、予114位、U-20世陸1500m、関東IC1500m10位≫
春シーズンは、2年連続1500mでスピードを磨いて、秋の大学駅伝も走っている。前回は当時1年生ながら全日本・箱根ともに1区に抜擢。区間二けたも前が見える範囲でまとめた。今年、出雲駅伝は初めて1区以外となる5区。区間5位追走すると、全日本1区は、残り1㎞で抜群のスパート力を見せて一旦先頭に!最後に駒大に抜かれたが区間2位力走。もしかすると、一番の成長株かも。
佐藤航希④29分35秒12/63分05秒
≪23関東IChalf、箱4区6位、22全8区5位、予16位、箱9区14位、21:全6区17位≫
4年生のロード巧者の選手。3年時になって一気に本格化して、箱根予選で16位とエース格と変わらない成績を残すと、全日本8区5位・箱根4区6位と主要区間で区間上位の成績を残した。その後、延岡西日本マラソンで優勝をするなどタフな面を見せた。その後、調子を落とすも、秋には好調。出雲も出場するかもという調子だった。その後疲れが出て、全日本回避。上尾ハーフで非公式ながら63分40秒付近で走り切っている。
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
菖蒲敦司④28分58秒10/62分00秒
≪23全5区12位、ユニバ3障3位、日本3障3位、関東IC3障1位、箱9区9位、22全6区15位、予257位、関東IC1500m3位・3障1位、21全4区5位、出1区2位、20全5区8位≫
早大の主将。トラックシーズンは1500mや3000m障害で毎年活躍していて、特に今年は3000m障害で活躍、関東IC3年連続優勝に留まらず、日本選手権でも上位争いに加わり3位入賞、ユニバでも3位に食い込んだ。トラックからのロードの移行のため、出雲は飛ばし、4年連続全日本駅伝に出場したが5区12位とまだ上がらず。調整できれば、前回の箱根9区好走・ハーフ62分で走る力はある。
長屋匡起①29分42秒54/64分29秒
≪23出6区6位、22高校5区5位≫
早大の期待のロード巧者。入学したころは貧血で調子が上がっていなかったが、7月士別ハーフで64分29秒と長い距離で結果を出すと、出雲駅伝ではアンカーに抜擢!追走する展開で区間6位の好走を見せた。全日本にも期待が高まったが、一週間前に足首を捻ってしまい欠場。その後は、試合には出ていないものの、練習はつめつつある模様。
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
工藤慎作①28分31秒87/65分01秒
≪23全4区13位、出4区10位、関東IC1万6位、全国5区4位、22高校3区5位、IH5千m10位≫
早大期待のルーキー。高校時代から、駅伝に強く、高校駅伝・都道府県対抗駅伝ともに主要区間で区間一桁で戦っている。大学入学直後は絶好調、1万m28分31秒を出すと、その勢いで関東ICも1万m6位入賞した。夏合宿もこなせたが、その後の調整に苦労し、出場できた出雲4区・全日本4区は区間二けたと崩れてしまった。
伊福陽太③28分55秒78/62分50秒
≪23全8区19位、関東IChalf、箱8区10位≫
一般入試ながら、2年時の前回箱根デビュー。上りが苦手ながら箱根8区で区間10位と粘りの走りをした。10月レガシーハーフで63分01秒好走して長い距離に強いところを見せた。急遽出場した全日本アンカーはブレーキとなってしまったが、12月頭の日体大で28分55秒の大幅ベスト。復調してきた。
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
辻 文哉④28分54秒74/63分56秒≪20全1区6位≫
1年時全日本1区に出走し区間6位と結果を残している。その後、故障が重なってしまい、中々主要大会に出場できていない。前回の箱根はアンカー候補だったものの、脚に不安があり回避。今年は7月に士別ハーフに出場し64分24秒まずまず。その後試合出場なかったものの、12月日体大で1万m29分08秒を出して16人エントリーに間に合った。
菅野雄太③29分25秒21/63分18秒
≪23全6区11位、関東IChalf11位、箱10区10位、22予96位≫
前年の箱根予選で96位で走り切ると、箱根駅伝はアンカーにばあっ適され区間10位。関東ICハーフも11位で、長い距離に一定の安定感がある選手。秋は、レガシーハーフに出場し63分18秒、その後全日本に急遽出場し6区11位の成績だった。
山崎一吹①29分47秒73/64分22秒
≪23関東IC5千16位、22高校3区14位≫
早大ルーキートリオの一人。5千mで春先自己ベストを出して、関東IC5千mにも出走している。秋口は調子が上がってこず、前哨戦の駅伝は不出場。それでも11月上尾ハーフで64分22秒の好記録を出して、メンバー入りできる力があることを示した。
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
栁本匡哉④29分17秒37/64分30秒
≪23関東IC1500m7位、22関東IC1500m、箱6区19位、21:U20日本1500m3位≫
1500mを中心にインカレなどで活躍を続けていた4年生。今年は関東ICで7位入賞を果たすなど、久々に好結果を残した。箱根駅伝は、2年時に、北村選手が走れなかったときに、一度山下りを経験している。上尾ハーフはうまくいかずも、12月日体大で5千m14分12秒の記録を出してメンバーに入った。
諸冨 湧③30分07秒86/64分25秒
≪23日本IC3障4位、関東IC3障6位、22予125位、21:箱5区19位、20:全6区8位≫
3大会前に5区山登りを走っている選手。その後は怪我などもあったものの、今年は関東IC・日本ICともに得意種目の3障で上位入賞するなど結果を残している選手。長い距離を淡々と走るのも得意で、上尾ハーフは64分25秒の記録を出している。
宮岡凜太②30分18秒01/63分29秒
今年の成長株の一人。レガシーハーフでは、伊福・菅野選手に続いての63分台となる63分29秒で、箱根組に食いついた。11月の上尾ハーフでは64分48秒となったが攻めていった結果。16人のメンバーには残った。
上位10名合計:38点
(参考:30点前後シード権争い、40点以上優勝争い)
【過去3年間成績】
99回予選4位、本戦6位
98回本戦12位
97回本戦6位
点数は非常に高くなってますが、前哨戦は調子が上がっている選手とそうでない選手と差が非常にあって、噛み合わず、不安が残る形になってしまいました。
その中で上尾ハーフで朗報。出雲・全日本2区と序盤のスピード区間で好走を続いていた山口選手が、61分16秒の好記録!15㎞付近で日本人先頭集団から抜け出して爆発力のある走りで、留学生にも迫っていったというもの。
監督も、それほど調整していなかった中での走りで、大変驚いたそう。改めて山口選手の素質の高さを示したそう。箱根は当初は2区か3区の予定も、強豪校の動き次第では1区もありそうな形になってきました。
もう一人1区候補の2年間瀬田選手も好調。全日本1区では残り1㎞でスパート!最後に駒大に抜かれるも区間2位。ラストの切れ味はなかなかのものがあります。前回に引き続き1区希望だ。オーダーは分からないものの、主力2年生が好調なのはいいことだ。
これに、前回箱根2区4区を務めた上級生の調子が上がってくるか。石塚選手は春先絶好調で1万m27分台マーク、その後も好成績をマークも、出雲・全日本はいずれも3区で区間7位ともう少しの走り。2年連続の箱根2区に少し不安が残った。
佐藤選手はロードに長けている選手ですが、10月下旬に調子を崩し、予定していた全日本は走れなかった。両者とも上尾ハーフで63分40秒付近で走っている。ここから箱根往路で自信を持ってやれるところまで上がってこれるかどうか気になるところ。
往路が何とかなれば、山区間は非常に計算が立ちます。5区山登りは、トラックのスピードもある伊藤選手が過去2年務めていて、区間11位と区間6位と力をつけている。往路平地での走りをそろそろ見たい選手ですが、上り下りの切り替えはチーム屈指になっているそう。山下りは、前回58分台の区間3位の北村選手がいよいよ最後の箱根。こちらも牙を研ぎ澄ませているはずだ。できれば、前回のように6区終了時点で3位付近に付けたいそうです。
復路も選手は揃っているのですよね。3障で大活躍した4年菖蒲選手は、前回驚きの9区出走。3位争いの最中区間9位でまとめた。どうも早大は復路のエース区間9区を、スピードランナーに走らせるノウハウがある模様。菖蒲選手自身は往路希望だが、今年も復路となってくるか。4年と言えば、辻選手も一定の安定感はあるので、復路終盤候補。ラストの切れもある程度ある選手だ。
前回8区と10区を務めた3年伊福・菅野選手も勿論出走候補。全日本はともに苦しい走りになったが、10月レガシーハーフで63分前半。ともに全日本には出走しないローテを組んだ中での出場だった。アンカーを走り熱中症にかかった伊福選手は、12月日体大で初の1万m28分台をマーク。力自体は昨年よりついているはずだ。
1年生トリオと言われた工藤・長屋・山崎選手は、駅伝シーズンそれぞれ苦しんだ。長屋選手が好調で出雲アンカー好走も、その後軽い故障があった。ロードに自信があった工藤選手は疲れが抜けず両駅伝とも区間二けた、山崎選手は疲労で出走できず。上尾で64分少しで走って、何とか上昇傾向か。とはいえポテンシャルは高い3人。調子が噛み合えば、復路のどこかで攻め区間として走れるはずだ。
早大は選手層が薄いと言われますが、残りも1500mのスピードがあり6区山下りの経験がある4年栁本選手に、レガシーハーフで63分台を出した2年宮岡選手、3障のスピードに一定のロードの安定感のある3年諸冨選手ら、ある程度は代わりの選手も出てきた印象も。10区間繋いでいけるはずだ。
主力選手の調子の読み、さらに山口選手をどこに起用するかというのは非常に悩むところです。
1区(21.3km)間瀬田純平②29分13秒46
2区(23.1km)山口智規②29分35秒47
3区(21.4km)石塚陽士③27分58秒63
4区(20.9km)佐藤航希④29分35秒12
5区(20.8km)伊藤大志③29分42秒24
6区(20.8km)北村 光④29分00秒51
7区(21.3km)菖蒲敦司④28分58秒10
8区(21.4km)長屋匡起①29分42秒54
9区(23.1km)伊福陽太③28分55秒78
10区(23.0km)菅野雄太③29分25秒21
1区間瀬田選手…物凄く迷いました。1区に駒大佐藤選手がくるなら、今の早大で一番対応が効くのが山口選手であることは確か。とはいえ、それが最善手かどうかは、他の主力選手の調子次第なところもあります。
山口選手は、実は前半は自分のペースで入ることによって後半抜群な伸びを見せるというのも上尾ハーフで見て分かったこと。前回の経験がある間瀬田選手に頑張ってもらって、上位が見える展開で繋いでいきたい。
2区山口選手…そしてエース格となった山口選手は2区で予想。あれだけハーフの力があるなら、67分前半は十分狙っていけると思います。権太坂以降で順位を上げていって、チームを流れに乗せていければと思います。
3区石塚選手…適性が2区か4区と思う石塚選手ですが、今回は3区かなぁ。得意のアップダウンは少ないですが、1万m27分台のスピードあります。全日本3区は、これまでしなかった前半の突っ込みも見せました。この走りができるなら3区で62分切はいけるかなと思います。
4区佐藤選手…本当は復路9区で起用したい気持ちが強い佐藤選手ですが、2年連続往路4区と予想します。中々コンディションに苦労していますが、練習は10月くらいまで積めてはいたみたいで。区間10位以内を目処に走れれば、山に繋いでいけます。
5区伊藤選手…今のチーム状況だと、往路平地区間も考えた伊藤選手ですが、他の5区山登り候補が思いつかなかったので5区予想。今年の駅伝シーズンも好調なところは示していました。前年の71分49秒からどこまで知縮められるか。71分あたりで走れれば、ぐっと順位を上げてこれるはずだ。
6区北村選手…万全なら、一番自信を持って走れる区間になるだろう6区山下り。前回58分58秒の区間3位で、チームを3位まで引き上げた4年北村選手をもう一度起用できます。過去の経験を活かして、58分前半はターゲットにすると思います。前回以上の復路スタートダッシュをしてほしい。
7区菖蒲選手…6区以降も、調子さえ合えば上がっていけるはずです。前回復路9区を走っている菖蒲選手を7区へ。スピード抜群で下りも比較的得意とのことなので、この区間も適性あると思います。全日本良くなかったですが、昨年もそこから箱根仕上げてきていたので、何とか間に合えばと思います。
8区長屋選手…ルーキートリオの誰か一人は箱根で走るのかなと思います。ここは出雲駅伝6区で、改めて長距離ロードの適性を見せていた長屋選手の調子が上がっていればと思います。前回の条件なら、十分箱根8区で65分切まで走るポテンシャルはあるはずです。シード権はここまでに安全圏に入りたい。
9区伊福選手…長丁場はスタミナ面を中心に強化した一般入試組に任せたい。全日本で失敗した伊福選手ですが、元々は知る予定なかったところから、長距離ロード連戦になりました。本来は9区で69分台くらいはいける力はあるはずです。区間中位なら流れはキープできるはず。
10区菅野選手…アンカーは2年連続菅野選手がいいと思います。昨年度はハーフ64分台で安定していた中で区間13位。今回はレガシーハーフで63分18秒と一回り以上成長しています。昨年のリベンジも兼ねて、アンカー。区間一桁を目処にしたいところだ。
もし5区山登りを務められる選手が他にいるなら、出雲高速1区に対応した伊藤選手を1区にして、2区石塚選手凌いで、3区山口選手で攻めていくこともできるのですけどね。佐藤選手を復路に残せることもできますが…さて。
早大は前哨戦では2年生が絶好調でしたね。特に全日本1区間瀬田2区山口選手が絶好調で、この時点で首位争いに顔を出していました。その後山口選手のハーフの走りは知っての通り、また5区山登り予想の3年伊藤選手も駅伝の高い安定感を見せていて、出雲1区・全日本7区と違う区間でそれぞれ好走しています。
ポイントとなるのはほかの選手の調子が上がってくるかどうか。4年菖蒲・佐藤選手、3年石塚選手と上級生の主力選手が、中々調子を上げることができず、前哨戦は額面割れの成績となりました。彼らがどこまで上がるか。強い選手は強いので、噛み合えば爆発力は秘めているチームです。
復路も、山下り北村選手が万全ならスタートダッシュは切れるだけに、あとが続いていくかどうか。1年生トリオと言われた工藤・長屋・山崎選手も、一般組の伊福・菅野選手に、辻選手もレギュラー争い加わってくるはずです。
全日本は、チームの調子が上がっていない中で少し無理をした。つまり、いつも理念に掲げている「1=1」以上を求めてしまったそう。懸命の調整での、「1=1」がどのくらいの状態なのか、いい切れ味を出せるようになっていれば。
82回大会以降、一度もシード権を落としていない東洋大。その間に、総合優勝を4度飾るなど黄金時代も築き上げました。その後もしばらく3位付近をキープしていましたが、ここ近年は、その安定感も少しずつなくなってきている。エース選手の故障なども多いのも原因か。
前回の箱根駅伝は2区で最下位争いを経験するほど落ち込むも、3区と5区が区間上位でシード権争いに戻ると、8区9区の好走で何とか総合10位。ギリギリながらシード権をもぎ取った。
今シーズンも楽ではなく、出雲駅伝は8位に入ったものの、全日本は区間一桁が1つだけで総合14位に沈んだ。一時チームの雰囲気も悪くなったというが、エースの一人が復帰して何とかチーム状況が上がってきたそう。今一度戦力をまとめてみます。
10/15 レガシーハーフ
西村真周②63分28秒
村上太一④63分52秒11/11 日体大記録会
吉田 周③28分56秒34★
村上太一④29分11秒52
梶野稜太郎④29分12秒14
久保田琉月①29分33秒07★11/18 激坂最速王
15位馬場大翔①57分41秒
18位佐藤真優④59分14秒11/19 上尾ハーフ
26位菅野大輝④63分04秒
34位奥山 輝④63分19秒
36位九嶋恵舜④63分25秒
40位薄根大河①63分31秒
49位岸本遼太郎②63分39秒11/26 日体大記録会
10000m
8組
岸本遼太郎②28分58秒16★11/26 小江戸川越ハーフ
吉田 周③62分43秒
西村真周②63分30秒
兼原尚也④63分34秒
松山和希④63分35秒
永吉恭理③63分35秒
小林亮太③63分42秒
梅崎 蓮③63分42秒
村上太一④63分45秒
久保田琉月①64分43秒
薄根大河①67分17秒
馬場大翔①67分17秒
十文字優一④67分18秒
奥山 輝④67分18秒
佐藤真優④67分18秒12/23 法政大競技会
梅崎 蓮③28分39秒97★
松山和希④28分44秒74
永吉恭理③29分09秒13★
久保田琉月①29分19秒09★
増田涼太③29分24秒65★
薄根大河①29分34秒14★
基本的には主力選手以外が出場し、吉田選手の復活1万m28分台、ハーフは63分台のメンバーは何人も出ていて、ある程度仕上げているのは確認。さらに12月23日びっくり、主力松山・梅崎選手らが出場して28分台走破。果たしていい方向に転がっていくのか!?
7点:エース区間、山で貯金が望める選手
6点:エース区間、山で区間上位をとれる選手
5点:エース区間で区間中位以上いける選手
梅崎 蓮③28分39秒97/62分41秒
≪23全8区12位、出6区7位、関東IChalf3位、箱9区4位、22全7区7位、関東IChalf2位、箱7区11位、21全5区4位≫
東洋大屈指のロード巧者。1年時から駅伝で活躍すると、2年時から出場している関東ICハーフでは2位と3位と表彰台をキープしている。前回の箱根は9区に出走、シード権がかかる中、区間4位68分36秒と力を出し切った。今年は前哨戦の駅伝はいずれもアンカー担当すると、12月23日に1万m28分39秒自己ベストを出した。
松山和希④28分42秒17/60分43秒
≪23出4区8位、22:全予4組4位、関東IC1万m6位、箱2区5位、21:全7区13位、関東IC1部5千18位、箱2区4位≫
東洋大の大エースの選手。1年時・2年時と箱根駅伝でエース区間2区を走って67分半以内、区間4位5位で走り切った。権太坂以降でいつの間にか順位を上げる”松山ワープ”も話題になった。でしたが、故障も多く、3年時はトラックで活躍するも、秋シーズン駅伝に出場するこことはできなかった。
4年目の今年も、故障が非常に多く、春先にも夏合宿中にも故障した。3割ほどの状態で出場した出雲は4区8位の成績、その後も脚に不安があり全日本は飛ばした。5割ほどの状態だった小江戸川越ハーフで63分35秒で集団走で走り切ると、12月23日1万m28分44秒を余裕をもって記録。ここにきて、2区66分台を目指すと強気の発言が多くなってきた。
4点:主要区間で区間上位でいける選手
小林亮太③28分36秒42/63分42秒
≪23全2区16位、出3区8位、関東IC1万8位、箱3区9位≫
前回の箱根3区に出走して、後方追走ながら区間9位の好走。シード権獲得へ向けて流れを作っていた。今年は1万m28分台をマークすると、関東IC1万m8位入賞。エース不在の中、チームを引っ張っていた。駅伝シーズンは、出雲3区8位とある程度走るも、全日本2区は前が見えている状態で区間16位。やや外してしまった。
緒方澪那斗②28分36秒67/
≪23全4区14位、出1区6位、関東IC1万14位、22全予4組20位、関東IC5千m15位≫
将来のエース候補として、1年時から全日予選4組で走るなど将来を期待されていた選手。今年になって徐々にその能力が開花していって、駅伝デビューとなった出雲1区はハイペースの中、まとめる走りをして区間6位。流れが悪かった全日本4区は区間14位に終わった。上り坂は得意意識があって、箱根2区を意識して練習を積んでいる。
3点:繋ぎの区間で区間上位で走れる選手
熊崎貴哉④28分36秒36/64分03秒
≪23全1区11位、出2区9位、22全予2組2位≫
昨年に1万m38分36秒36のチームトップとなる記録を出して、一時は箱根7区内定を勝ち取った選手。その後故障してしまったが、今年の秋口に試合復帰。出雲2区・全日本1区で大学駅伝の舞台を踏んでいる。区間10位前後ではあるものの、何とか序盤区間を乗り切った。
九嶋恵舜④28分45秒60/63分25秒
≪23関東IC5千17位、22全5区5位、関東IC5千4位、箱6区10位、全3区9位、21箱6区14位≫
1年時・2年時に山下りを走っているスピードのある4年生。3年時に関東IC5千m4位に入るなど、飛躍を仕掛けたが、その後故障なども重なり、駅伝出場は昨年の全日本5区5位に留まっている。出雲・全日本に出場しなかったが、上尾ハーフで63分25秒と復調傾向に。
吉田 周③28分56秒34/62分43秒≪22出6区8位≫
2年時に出雲駅伝アンカーを務めるなど、ロード巧者。主力の一角となったが、その後故障が重なって試合に出られない日が続いていた。秋になってついに試合復帰し、11月に1万m28分56秒、ハーフで62分43秒と立て続けに自己ベストを出して、一気に主力格になった。アップダウンがあるコースの方がいい。
村上太一④29分07秒76/63分33秒
≪23全6区6位、関東IChalf9位、22全6区5位≫
長い距離には自信がある選手。2年連続北海道マラソンに出場している。箱根はここまで縁がなく、全日本6区に2年連続出場しともに区間一桁。特に今年は、酷暑で追い上げる中区間6位とチーム唯一の区間一桁を記録した。最初で最後の箱根は長丁場のどこかか。
2点:繋ぎの区間で区間中位で粘れる選手
西村真周②29分03秒95/63分28秒
≪23全7区18位、箱6区13位、22関東IC5千決勝≫
今年の箱根駅伝で当時1年生ながら、山下り6区を務めた選手。区間13位となったが、シード権を追いかけて積極果敢なレースが印象的だった。今年10月にレガシーハーフ63分28秒好成績。おそらく急遽出場した全日本7区は失速したが、川越ハーフで再び63分30秒。力は確実についてきている。
1点:繋ぎの区間で耐えられる選手
佐藤真優④28分49秒54/62分55秒
≪23関東IC1万、箱7区15位、22出4区11位、関東IC1万m7位、箱3区8位、21:全1区12位、20全3区9位≫
主将でチームを引っ張っている4年生。1年時から全日本など駅伝に出場し、2年時箱根3区で区間8位好走を見せてエース候補になった。その後故障が重なり、前回の箱根は調整不足で7区15位の成績。その後、故障が重なっていたが、11月に練習の刺激もかねて激坂最速王に出場。5区山登り候補としてエントリーしている。
岸本遼太郎②28分58秒16/63分39秒
徐々に記録を短縮してきている2年生の選手。まだ駅伝未出走だが、エントリーには入ってきている。11月は上尾ハーフで63分39秒、下旬には日体大記録会で1万m28分58秒の記録をマーク。力はついてきている。
薄根大河①29分34秒14/63分31秒
≪23全5区10位、全国4区26位、22高校4区13位≫
全日本駅伝驚きの出走メンバーとなったが、5区区間10位の走り。チームが下位に沈む中、一番の収穫となった。その後、上尾ハーフで63分31秒と、チーム内4年生に食らいつく走り。1万mも12月に29分34秒を記録した。
0点:これまでの実績だと苦しい?or未知数
奥山 輝④29分05秒45/63分19秒
≪23全3区16位、関東IC1500m3位、22全1区15位、21出2区9位≫
1500mや5千mが得意分野で今年は関東ICで1500m3位の好成績を残している。その中で、時折大学駅伝にも出場している。主力が出れなかった今年は、全日本3区に出走。腹痛もあり区間15位と苦い思いをしている。その後、上尾ハーフで63分19秒で、長い距離も一定の目途が立っている。
永吉恭理③29分09秒13/63分35秒≪23関東IC10kmW≫
今年の関東ICで競歩に出場しつつも、箱根駅伝16人エントリーに食い込み話題になった選手。もともと高校時代に1万m29分46秒で走るなど、走力も高かった。川越ハーフで63分35秒の好走をすると、12月には1万m29分09秒更新。走りで開花し始めている。
久保田琉月①29分19秒09/64分43秒
≪23全国4区2位、22高校3区11位≫
箱根メンバーに食い込んできた1年生。高校時代に5千m14分05秒を出して、高校駅伝3区11位など主要区間で戦った実績もある。川越ハーフは64分43秒、1万mは11月に29分33秒・12月に29分19秒と実力をつけつつある。
馬場大翔①29分48秒91/67分20秒≪22高校6区14位≫
激坂最速王に出場した1年生。山登り候補としてエントリーしている。1万mベスト29分48秒91は高校2年生の時の記録。
上位10名合計:33点
(参考:30点前後シード権争い、40点以上優勝争い)
【過去3年間成績】
99回本戦10位
98回本戦4位
97回本戦3位
びっくりしました。何とか4年生大エース松山選手がエントリーしてほっとしていたところ、12月23日法政大記録会に松山選手ともう一人ロード巧者の梅崎選手が、1万mのレースに出場。箱根メンバーが、しかも主力選手が、この時期の記録会に出場するのは異例のことでした。
留学生の選手がペースメーカーを務める中、ネガティブスプリットで28分40秒前後でゴール。観戦者によると、結構走り切った中で余裕があったとか。酒井監督・松山選手の中では、かなり箱根駅伝2区での手応えはあったのでしょう。本当に66分前半でいけるかは分かりませんが、本当に走れたら、前哨戦とはいい意味で全く違う姿の東洋大となりそうだ。
そして一緒に走って28分台を出している3年梅崎選手もどうやら絶好調の模様。関東ICハーフ連続で表彰台に入るなど、長い距離は非常に安定感が高い選手。箱根9区が一番力が出せる区間ではありますが、アップダウンなどもこなせるタフさはありますので、箱根4区もあるかもしれません。
他に往路候補として上がってくるのは、前回往路3区の3年小林選手、出雲1区で好走している2年緒方選手、川越ハーフで62分台を出している3年吉田選手あたりか。特に緒方選手は、箱根2区もかなり意識した中でのトレーニングらしくて往路ならどこでも対応するか。小林選手は前回好走の3区希望、吉田選手もロード巧者で往復どこでも主要区間チャンスありそうだ。
山に関しては候補者はいます。目処が立っているのは山下りで、過去経験者の4年九嶋・2年西村選手がどちらもエントリー。ともに11月にハーフ63分台で走っているので、調子は上々。あとはどちらの方が走れるかというところ。5区山登りは、4年佐藤1年馬場選手が激坂王で感触を確かめ、候補に挙がも、他のエントリー選手も候補に入るそう。前回は残り2週間で、主力選手が急遽抜擢され好走。この区間も29日注目だ。
このほか、復路や10番目の争いも白熱。最初で最後を狙う4年生では、前回7区出走予定だった熊崎選手がリードか。出雲全日本は序盤区間で何とか戦い抜いています。復路ならやはり面白そう。1500mが得意な奥山選手も、上尾ハーフで63分台で走るなど、臨戦態勢ををとのえています。
さらに、意外にも箱根駅伝未出走の村上選手も非常に楽しみなランナー。フルマラソンも走れるくらいスタミナがあり、全日本駅伝は6区で好走、関東ICハーフも9位と一定の安定感があります。箱根駅伝が一番光るはずなので、ポイント区間で出走あるでしょうか。若手では2年岸本選手が、11月28分台を出して出走候補。どこかで出走はあるでしょうか。
このほか、競歩との二刀流で話題になった3年永吉選手や、全日本5区出走の薄根選手らも出走候補ですが、12月23日の記録会に出場したところをどう見るか。とはいえ、練習過程で自己ベストは出せる状況です。シード権獲得、さらに上を目指せるオーダーを考えてみたい。
川越ハーフで松山選手が状態5割くらい、緒方選手が2区へのアピールしているので、2区緒方・4区松山選手で考えていたのですが、2区松山選手ということで、色々オーダーこねくり回しました。
1区(21.3km)緒方澪那斗②28分36秒67
2区(23.1km)松山和希④28分42秒17
3区(21.4km)小林亮太③28分36秒42
4区(20.9km)梅崎 蓮③28分39秒97
5区(20.8km)吉田 周③28分56秒34
6区(20.8km)九嶋恵舜④28分45秒60
7区(21.3km)熊崎貴哉④28分36秒36
8区(21.4km)岸本遼太郎②28分58秒16
9区(23.1km)村上太一④29分07秒76
10区(23.0km)西村真周②29分03秒95
1区緒方選手…箱根2区を希望している緒方選手を1区に予想。2区も見てみたかったですが、今年ハイペースだった出雲1区に対応できていた緒方選手が1区に入るのは、いいオーダーだと思っています。六郷橋の坂も乗り越えて、総合力の高さを見せてくれれば。
2区松山選手…外部からはどこまで状態が戻っているかは分かりませんが、どうやら2区松山選手で心中していく様子ですね。コースは誰よりも知っていると思います。仕掛けるポイントも分かっていると思います。松山選手が好走した年は、チームは3位争いをしています。67分切、期待したい。
3区小林選手…前回大学駅伝初出場、いきなり往路主要区間3区、しかも後方から追い上げる状況で区間9位。シード権から零れそうなところギリギリ戻した小林選手。前半戦、1万m28分台出すなど好調、秋口の駅伝はやや息切れしましたが、得意舞台、もう一度調子を上げ直してくると思います。
4区梅崎選手…箱根9区4位・関東ICハーフ連続表彰台など、ロード巧者の梅崎選手。それが、ここにきてトラック1万mに出場し、28分38秒。もしかして往路4区でも区間上位に入る目処が立ったかもしれません。62分切くらいまでいければ、順位を押し上げられるはず。
5区吉田選手…山登り候補が2人いましたが、監督は激坂王で合格点をあげたわけではないようで…。他、ロード巧者の選手からの選出もあると思います。昨年の男鹿駅伝、アップダウンの激しい区間で断トツの区間賞の3年吉田選手で予想!11月末ハーフ62分台からの消耗は気になりますが、この区間で光ると思うけどなぁ。一人で終盤走ったのはポイント、あの時の勢いに戻っていると思います。
6区九嶋選手…前回出走の西村選手と非常に悩ましたが、出走すれば3度目の山下りとなる4年九嶋選手と予想します。スタートラインにさえ立てれば、どこの区間でも走れる選手。専門性が高いこの区間を、区間上位もしくは59分台で走って流れを作ってほしい。
7区熊崎選手…4年生最初で最後の箱根路となる熊崎選手を2年越し7区へ。前年1万m28分36秒を出して一時は7区内定。その後故障で棒に振りましたが、今年は秋に大学駅伝を経験。遠回りして良かったと言える走りができると思います。
8区岸本選手…元々村上・吉田選手や、はたまた競歩もやってる永吉選手など考えましたが、直前に予想を変えました。好調2年生岸本選手が駅伝デビューを飾ると思います。11月に入り1万m28分58秒・ハーフ63分39秒と立て続けにベスト。ここを乗り切ると、9区でもう一つ攻めていけます。
9区村上選手…フルマラソンも走れるほどのステイヤー村上選手、4年目復路のエース区間9区で箱根初出走が合うと思います。気温が高いレースでの強さは織り込み済み。力としたら間違いなく上位。爆発力が課題と言いますが、68分台と突き抜けられるか。
10区西村選手…今年の箱根6区を走った西村選手を10区へ。同区間でもいいのですが、年間通じて試合に出て、ハーフも10月11月2度63分台でまとめている西村選手が相応しいとみます。長丁場の区間を乗り切っていければと思います。
これで5区が予定通り佐藤選手らが走れるのなら、吉田選手を8区か10区に残しておくこともできますので、かなり分厚いオーダーになりますね。あとは松山選手次第ですが、いい戦いできそうです。
松山選手がどうやら箱根2区間に合いそう、それだけでガラッと前哨戦から雰囲気が変わりそうですね。67分前半やそれ以上で走れるなら、東洋大はシード権のみならず上位に入れるほどの、選手層は誇っています。まずは松山選手になりますね。
このほか、箱根2区も準備していたという2年緒方選手もいますし、前回の箱根好走している3年小林・梅崎選手が1万m28分台を出してパワーアップ、さらにロード巧者3年吉田選手も戻ってきました。
さらに4年生もようやく充実。過去2度箱根を走っている九嶋選手に、まだ未出走ながら他駅伝で実績を積んでいる熊崎・村上選手らも、ついに初の箱根舞台を踏みそうです。山登りがやや未知数ですが、また酒井マジックが発動するかどうか、やはり鉄紺は箱根で光るか、目が離せません。
箱根駅伝ファンのための情報集
【箱根駅伝ファンのためのリンク集】
【【結果も!】2022年度箱根駅伝ファンのための競技会日程】
姉妹サイトより
【箱根駅伝アニメ:風が強く吹いている完走】
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