いよいよ、三大駅伝の開幕戦!出雲駅伝が近づいてきましたね。エントリーも発表されています。
駅伝ファンとして、優勝候補や上位校の有力チームの区間エントリー予想をしていきますので、お付き合いください。
順大は三浦龍司らをエントリー 1年生は吉岡大翔ら4人/出雲駅伝 https://t.co/rJEw7YdwBJ
— 陸上マニア (@rikujou_mania) October 3, 2023
続いて、
三浦選手最終学年!スーパールーキー吉岡選手との襷リレーはあるのか!?順天堂大学です。
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出雲駅伝2023【順天堂大学】戦力分析&区間エントリー予想
エントリーは10人となります。
なお出雲駅伝の前日に、出走メンバー6名・補欠2名に絞られ、当日補欠2名と変更も認められています。
エントリーメンバーと戦力分析
エントリーメンバー
出:出雲駅伝、全:全日本駅伝、箱:箱根駅伝、高:高校駅伝、予:箱根予選、全予:全日本予選、IC:インカレ
三浦龍司④13分26秒78/28分32秒28≪23世陸3障6位、日本3障3連覇、関東IC5千連覇、箱2区12位、22全2区3位、出2区2位、世陸3障、日本3障連覇、関東IC5千m1位、箱2区11位、21五輪3障7位、箱1区10位≫
石井一希④13分46秒94/28分48秒45≪23関東IChalf8位、箱4区15位、22全4区5位、箱4区2位、21:全4区14位、出5区4位、箱4区5位、20:全5区5位、予21位≫
海老澤憲伸③13分55秒97/28分36秒69≪23関東IC1万9位、22全5区9位≫
浅井皓貴③14分00秒12/28分30秒11≪23関東IC1万4位、箱7区3位≫
森本喜道②13分55秒33/29分58秒55
村尾雄己②13分58秒04/29分15秒36≪23日本3障10位、関東IC3障3位、箱6区17位、22関東IC3障8位≫
吉岡大翔①13分22秒99/28分48秒96≪23日本IC5千4位、関東IC5千4位、全国5区1位、22高校3区2位、国体1区1位≫
大野聖登①13分56秒18/≪23関東IC1500m4位、全国1区17位、22高校1区24位、IH1500m1位≫
荒牧琢登①14分06秒11/29分18秒30≪23関東IC1万、全国4区28位≫
後田 築①14分22秒77/30分19秒35≪23日本IC1500m1位、関東IC1500m2位、全国4区16位≫
順天堂大は、昨年の主力が何人か卒業しましたが、それでも上級生は核となる選手がいますし、長門監督「元気がいい」といっていた1年生が4人エントリーするなど、今回も虎視眈々と上位を狙える態勢を整えてきました。
まずはエース三浦選手がついに4年生に。3年連続3障で世界と戦った後に、三大駅伝で挑むことになりました。3障は、今年は世界6位とまた一つ前進。出雲駅伝も、調整が問題なければ、今年も出場となるはずです。
そして同期4年で復活を期す石井選手。駅伝で非常に安定感が高いのですが、今年の箱根は失速(のちに肋骨の疲労骨折と判明)。その後、関東ICハーフ8位入賞から少しずつ調子を取り戻してきているところ。おそらく主要区間のどこかで走るはずだ。
今季は、3年生の調子が非常に良い。今年箱根7区3位の好走の浅井選手が、関東IC1万m4位入賞!自己ベストも28分30秒に更新しました。この調子なら駅伝も主要区間でしょうか。同学年で海老澤選手も28分39秒とベストを大幅更新、関東IC1万mは9位と食い下がりました。昨年、出雲走っていない2人がこれだけ力をつけたのは大きい。
2年生は、村尾選手が3000m障害でフル回転。今年は関東IC3障で3位表彰台、日本選手権でも戦いきった。今年の箱根山下り以来2度目の大学駅伝を狙う。この村尾選手に、9月日体大記録会で勝利したのが同学年森本選手、13分55秒のベストで主力に肩を並べ、こちらは初出走に一歩前進した形です。
そして1年生、5000m日本人高校生記録保持者の吉岡選手が、やはり勢いよい。日本IC5千mでは留学生3名に次ぐ4位で日本人トップ、切れ味鋭いスパートを見せていて、やはり前半の主要区間でデビューか。他に、1500mでインカレを沸かせている後田・大野選手や、長い距離に強いという荒牧選手がエントリー。エースと新戦力を試しながら、上位をうかがうことになりそうだ。
区間オーダー予想
三浦選手は、コンディション整っていれば、今年も2区かなと思っています。1区でスパート活かしたい気持ちもありますが、今年は無理せず。そして、1区は人選がいると思います。
2区(5.8km)三浦龍司④13分26秒78
3区(8.5km)浅井皓貴③14分00秒12
4区(6.2km)森本喜道②13分55秒33
5区(6.4km)海老澤憲伸③13分55秒97
6区(10.2km)石井一希④13分46秒94
1区吉岡選手…スーパールーキー吉岡選手のデビューは、出雲駅伝1区になると予想します。ここまで、5000mを中心にレースに出て、インカレも終盤まで先頭争いをして戦いきっています。大学駅伝の1区でも、十分先頭争いの範疇で襷リレーができると思います。
2区三浦選手…三浦選手は、走るならやはりこの区間になってきますかね。昨年は区間2位も、前を追い詰めきれなかったのは悔しいところだったと思います。今年こそ区間賞で一気に先頭に立つシーンといきたいところです。
3区浅井選手…新エース格となった浅井選手を、エース区間3区に投入。関東IC1万mで、堂々他校のエースと渡り合って28分半ば。その前箱根7区も単独でどんどん前を追っていく走りを披露。初の主要区間でも、物おじせずに走れるのではないでしょうか。
4区森本選手…多くエントリーされた2年生以下の新戦力から、2年森本選手を抜擢すると予想。トラックで時折好走していて、9月日体大で初の5千m13分台をマーク。勢いがあるところで、一度大学駅伝を経験させたい。入学時の印象では、長門監督「ロードもいける」そうですが、果たして。
5区海老澤選手…アンカーに向けて流れを作り直したい区間。昨年の全日本駅伝5区で、一度大学駅伝を経験している海老澤選手で予想します。1万m28分台を出すなど一回り成長しています。どれだけ前を追っていけるでしょうか。
6区石井選手…アンカー決戦に、4年生エース石井選手を残しておきます。今年の箱根前から、中々調子が上がりませんでしたが、9月日体大で1万m29分12秒を記録。少しずつですが、復調しつつあります。総合力が必要な区間がいいですかね。
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もし、三浦選手がいけなければ、村尾選手や大野選手あたりに2区を任せるのもいいかもしれませんね。種目が違うとはいえ、主要大会の経験は多いですし、スピードはあります。彼らが走ることになっても楽しみは多いのではないでしょうか。
まとめ
・3年生浅井&海老澤選手が新たな主力に!
・吉岡選手だけじゃない!1年生が4人エントリー!
1年時から、大学駅伝界を賑わせていた三浦・石井選手が、ついに最終学年になりましたね。三浦選手は、3000m障害で日本人初の快挙を成し遂げるなど、順調に成長。石井選手も、順大駅伝に欠かせない存在になっています。
前年度の主力が多く卒業しましたが、3年生以下から新たな選手が出てきています。浅井選手が関東IC1万m4位入賞するなどエース格に成長。おそらく主要区間で登場か。海老澤選手もどこかで登場するか。
また、1年生が4人もエントリーされたのが特徴的。5千m高校日本人高校記録保持者の吉岡選手は、関東・日本両インカレで5千m4位に入るなど、ひとまず順調。今回は三浦選手が海外遠征明けなので、満を持して主要区間デビューのはず。
そして日本IC1500mを走っていた後田・大野選手もエントリー。持ち前のスピードでデビューを飾るのかどうか。他にも森本・荒巻選手らも気になり、面白いですね。
万全なら、4年石井・3年浅井・1年吉岡選手が、比較的長めの距離、間を三浦選手や新戦力というオーダーですかね。昨年も強かったですが、序盤で先頭に立つなど見せ場は作れるか。色々と見どころがありそうな出雲駅伝になりそうです。
箱根駅伝ファンのための情報集
【箱根駅伝ファンのためのリンク集】
【【結果も!】2022年度箱根駅伝ファンのための競技会日程】
姉妹サイトより
【箱根駅伝アニメ:風が強く吹いている完走】
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コメント
予想
吉岡ー石井ー浅井ー後田ー森本ー海老澤
三浦選手出場の場合は2区で石井選手が他区間に回る予想です。
ぜひ見たいところですがDL最終戦までほぼ出ずっぱりだったのが気になります。
吉岡選手をスターターにすれば少なくともラスト勝負になる位置には付けられるかなと思います。出雲1区はエースが来ることが多いですがいきなり区間賞デビューも考えられます。
その他トラックが得意な1年生もいるので誰かしら出雲では使ってきそうな気もします。
>サバまさしさん
三浦選手が、前年三大駅伝とももう少しの成績が続いたことを考えると、もしかするとここは飛ばしてくるかもしれませんね。その時の2区の人選が大変ですが、石井選手らも一つ手になってきますかね。
吉岡選手だけでなく、大野・後田選手らもエントリーに入ったのは気になりますので、若手の起用もあるのか注目ですね。