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全日本駅伝関東予選2023戦力分析&組予想その2[国士大・専修大・日大・東農大]

全日本大学駅伝2023関東地区予選会が6月17日(土)に行われます。

エントリー詳細は、こちら

https://hakonankit-fd.com/article/post-21276.html

それまでに、
出場する全20チームの戦力分析と、組予想を行いたいと思います。

続いて、
巻き返しを狙う古豪・伝統校
✅国士舘大学
✅専修大学
✅日本大学
✅東京農業大学

になります。

その1[麗澤大・駿河台大・芝浦工大・亜大]記事

https://hakonankit-fd.com/article/post-21287.html

ページコンテンツ

全日本駅伝関東予選2023戦力分析・組予想

関東学生陸上競技連盟

全日本予選要項

4組×2名、合計8名のタイムで競い合います。

基本的に上位組の方に実力者を配置するように、申し合わせがあります。

国士舘大学

エントリーメンバー
ピーター カマウ③28分21秒49/13分55秒37
山本龍神④29分00秒14/14分03秒05
中島弘太③29分18秒86/13分57秒29
川勝悠雅②29分21秒46/14分20秒52
松井遼太③29分33秒14/14分19秒02
西田大智③29分33秒44/14分15秒20
生田目惇③29分36秒33/14分21秒44
富岡晃世②29分40秒87/14分15秒98
生駒直幸②29分41秒47/14分10秒59
竹前光哉②29分52秒38/14分23秒37
小林瑠偉③29分52秒85/14分22秒56
福岡亮宏④29分53秒61/14分23秒85
江上天晴①/14分26秒69

参考:参照サイト
4月日体大
4組
安田快聖④29分51秒11★
小林瑠偉③29分52秒85★
美谷佳輝③30分02秒57
竹前光哉②30分05秒39
落合倭和④30分14秒73
熊谷 澪③30分23秒83
野中創太④30分25秒11
九嶋惠帆②30分31秒15
小谷翼咲②30分44秒49
渡辺健太①30分46秒71
5組
生田目惇③29分36秒33★
水野龍吾②29分48秒93★
松井遼太③29分51秒50
福岡亮宏④29分53秒61★
横田星那②30分13秒18
笹井耕汰②30分27秒78
齋藤正剛③30分49秒44
中西真大④30分58秒75
9組
ピーター カマウ③28分21秒49★

4月織田記念・早大
5000m
9位中島弘太③14分08秒42
3000m
中島弘太③8分07秒45

5月絆記録会
松井遼太③14分19秒02★
小林瑠偉③14分22秒56★
竹前光哉②14分23秒37★
福岡亮宏④14分23秒85★
西田大智③14分32秒37
水野龍吾②14分37秒63
笹井耕汰②14分38秒11
生駒直幸②14分40秒85

関東インカレ
10000m
29位山本龍神④29分55秒03
DNS瀬川②

1500m
1組10位勝部愛大②3分56秒25

ハーフマラソン
6位ピーター カマウ③63分25秒 +3点
24位川勝悠雅②66分12秒
33位生田目惇③69分24秒

3000m障害
予選
1組4位安達京摩④8分59秒23 Q
2組11位江上天晴①9分17秒10
2組16位佐藤佑紀①9分30秒34
決勝
5位安達京摩④8分51秒71 +4点

5000m
21位中島弘太③14分19秒38
36位富岡晃世②14分58秒07

 国士舘大は、箱根駅伝はここのところ連続出場が続いていますが、一方全日本駅伝の予選会はなかなか通過できていないのですよね。でしたが、昨年は久々に出場ボーダーに絡むことができました。トラックの持ちタイムも全体的に上がったような感じがします。

 エースは、留学生のカマウ選手に、4年生の山本選手あたりになります。関東ICではカマウ選手はハーフマラソンに出場し6位。この時期はやや苦手ですが、主要大会一定の安定感があります。山本選手は、4月5月と1万m29分台続けてマーク、昨年最終組を務めた2人はひとまず健在と言えそうですかね?これにトラックが得意な中島選手が5千m13分57秒、1万m29分18秒とアップ。この3人が他校主力選手と戦えるかがまず大事。

 これに2年生世代のエントリーが多くなっています。箱根駅伝10区出走した川勝選手のほかに、富岡・生駒選手ら将来のエース候補も多くなっています。3年生松井・西田・生天目選手らもじわじわタイムを伸ばしつつありますし、選手層はぐっと厚くなってきていますね。序盤の組も戦えそうな感じがしてきます。

組エントリー予想
4組:ピーター カマウ③28分21秒49、山本龍神④29分00秒14
3組:中島弘太③29分18秒86、川勝悠雅②29分21秒46
2組:松井遼太③29分33秒14、西田大智③29分33秒44
1組:富岡晃世②29分40秒87、小林瑠偉③29分52秒85

 最終組は、2年連続でカマウ・山本選手でいいと思います。カマウ選手はこの時期の気候は苦手ですが、それでも粘りはあると思います。自分のペースで走れれば、十分貯金できる選手。昨年は28分44秒で3位でした。山本選手は、前年は30分オーバーとやや跳ね返されましたが、走力が上がった今年なら戦えるでしょう。中島選手とも迷いましたが、ラストの切れ味が鋭い選手でもあるので、活かせそうな組へ。

 その中島選手と、2年川勝選手を3組へ。この2人昨年も全日本予選に出走していて、中島選手2組13位、川勝選手1組14位の好成績を残しています。途中までボーダー争いできたのはこの2人の好走も大きかったですね。一回り成長した今年、満を持して3組以上の組にチャレンジできるかと。特にスピードのある中島選手が、最後まで食らいつければ、、、面白い組になると思います。

 2組には、確実に成長してきている3年生の松井・西田選手。松井選手はここのところ主要大会から遠ざかっていましたが、絆記録会で5千m14分19秒ベストとここにきてぐんと状態アップ。西田選手は、昨年度の秋は箱根予選・本選ともに出走するなど、一つレベルが上がってきています。非関東IC組の調整もちょっと楽しみだったり。

 あとは横一線ですね。関東IC5千mに出場している2年富岡選手は、自己ベスト何度か出している勢いで。また、4月日体大記録会で1万m、5月絆記録会5千mと連続してベストを出している3年小林選手も出場候補かなと1組で予想してみました。とはいえ、そのほかの選手の記録上は結構横一線でしょうかね。

 基本的に、トラックよりロードの印象が強かった国士大ですが、この1年ぐっとトラックのタイムも伸びてきています。失速する組が出なければ、昨年のようにボーダー上に絡んでいく戦いができそうです。

専修大学

エントリーメンバー
ダンカン キサイサ③28分11秒79/13分39秒16
田島洸樹④28分54秒78/14分10秒67
手塚太一②29分29秒67/14分07秒93
水谷勇登④29分38秒83/14分08秒00
福田達也②29分39秒54/14分22秒19
和田晴之①29分40秒84/14分27秒63
藁科健斗②29分48秒58/14分30秒68
具志堅一斗①29分53秒82/14分24秒70
佐藤 陸①29分55秒29/14分24秒54
江幡凛太朗①30分25秒44/14分22秒76
山城弘弐④30分09秒48/14分27秒18
大西裕翔①30分39秒18/14分03秒88
有本 逸③30分58秒30/14分41秒98

参考:最近の記録
4月日体大
10000m
5組
和田晴之①29分40秒84★
佐藤 陸①29分55秒29★
日比野陸①30分02秒57★
丹柊太郎①30分34秒07★
具志堅一斗①30分43秒70
江幡凛太朗①31分03秒00★
6組
野下稜平④29分46秒11★
山城弘弐④30分24秒43★

5000m
12組
水谷勇登④14分34秒30
14組
手塚太一②14分07秒93★
16組
田島洸樹④14分19秒95

関東インカレ
10000m
1組11位田島洸樹④28分54秒78★
2組18位ダンカン キサイサ③28分45秒32

1500m
1組10位樋口拓海②3分58秒98

ハーフマラソン
25位中山敦貴④65分33秒
42位山城弘弐④66分34秒
50位福田達也②67分01秒

3000m障害
1組8位長谷川源③9分18秒87

5000m
1組18位水谷勇登④14分32秒22
1組DNS大西①
2組19位手塚太一②14分27秒00

5月世田谷記録会
3000m
大西裕翔①8分24秒11
10000m
3組
手塚太一②29分48秒17
藁科健斗②29分51秒38
具志堅一斗①29分53秒82
山城弘弐④30分09秒48
江幡凛太朗①30分25秒44
辻 優輝③30分34秒78
兼箇段颯③31分17秒88
佐藤 陸①31分35秒81

 一部主力選手がエントリーから外れてしまった専修大。全日本予選は、やや苦手としているので、厳しい戦いになる…と思いきや、トラックの持ちタイムをぐっと縮めてきている選手が多く、また例年以上にトラックへの出場が多くなっています。むしろ、ここ数年では一番楽しみなメンバー構成になっています。

 エースのダンカン選手は、コンスタントに28分台中盤あたりを出せるようになってきて、チームを引っ張っています。他校の留学生レベルにもう少しですが、着実に距離は縮まっています。日本人では、トラックが得意とみる田島選手が、4年目でついに28分台。しかも関東ICの大舞台で出しましたので、全日本予選も注目の選手。また、安定感のある4年水谷選手も、何とか間に合う見込み。上位組で戦える選手はいますかね。

 全体的には2年生以下も多く、若いメンバーですね。手塚選手ら29分台を出している選手らに、さらに和田選手ら1年生も5名!高校時代に5千m14分03秒を出している大西選手もエントリー。記録会とはいえ、タイムをある程度持っている選手もいますので、そつなく戦えるエントリーにできそうな感じだ。

組エントリー予想
4組:ダンカン キサイサ③28分11秒79、田島洸樹④28分54秒78
3組:手塚太一②29分29秒67、水谷勇登④29分38秒83
2組:和田晴之①29分40秒84、大西裕翔①30分39秒18
1組:藁科健斗②29分48秒58、具志堅一斗①29分53秒82

 最終組は、やはりこの2名。ダンカン選手と田島選手と予想します。下級生時には故障もあって、本来の走りができなかったレースがありましたが、少しずつそういうレースも減ってきましたね。今回は28分台など、上位に食い込んでいく走りができると思います。田島選手は、前回の箱根は欠場も、1区の可能性もあった選手。持ち味を生かしたい。

 3組は、まずは間に合えば4年水谷選手あたりか。箱根駅伝などロードで安定している選手ですが、前回の箱根前に故障。春になってから試合に復帰し、関東IC5千mに出場。さらに調子を上げてくると思います。もう一人は、若手の中で、最も成長したとみられる手塚選手。関東IC5千mに出場し、大崩れはしませんでした。なんとか粘りたい。

 下位の組は、若手中心のメンバーの予想。2組は、専大史上の大物ルーキー大西選手と和田選手の1年生コンビ。大西選手は、大学に入ってからの好走がまだ少ないものの、U-20日本選手権にも出場。状態が上がっていれば、もう一つ対抗戦積ませたい。

 和田選手は4月に早くも1万m29分40秒。現時点で、この世代でい一番実績ありますね。他校の主力選手に食いつきたい。1組は、直近で29分台をマークしている2年藁科選手と、もう一人1年具志堅選手。多くの若手に対抗戦走ってもらうことになるかなぁ?あとは関東ICハーフ福田・山城選手らもいますし、層厚くなっていますね。

 箱根予選は、個々のところ3年連続予選を突破していますが、全日本予選で久々にボーダーに迫っていけるか楽しみな陣容です。

日本大学

エントリーメンバー
J.キプケメイ①28分13秒10/13分36秒9
下尾悠真④28分50秒15/13分48秒55
西村翔太④28分51秒23/14分10秒27
久保昇陽④29分16秒98/14分22秒89
大仲竜平②29分17秒16/14分26秒59
安藤風羽③29分19秒30/14分08秒46
冨田悠晟②29分28秒59/14分36秒48
山口月暉②29分57秒47/14分34秒96
鈴木孔士②29分59秒31/14分32秒88
山口聡太①/14分10秒55
古川楓馬②/14分13秒64
片桐禅太①/14分26秒83
山室陽太①/14分48秒50

参考:最近の記録

4月日体大
7組
久保昇陽④29分16秒98★
大仲竜平②29分17秒16★
冨田悠晟②29分28秒59★
大橋 優③30分47秒10

5000m
下尾悠真④13分56秒60
安藤風羽③14分08秒46★

4月法政大
5000m
2組
古川楓馬②14分13秒64★
山口聡太①14分36秒94
10000m
鈴木孔士②29分59秒31★

3000m障害
山口月暉②9分01秒01
山室陽太①9分06秒62

5月GGN
J.キプケイメ①14分15秒20

関東インカレ
10000m
10位下尾悠真④28分50秒15★
23位安藤風羽③29分40秒47
DNSJ.キプケイメ①

1500m
1組DNS大野③
2組13位山口聡太①4分00秒29

ハーフマラソン
20位大仲竜平②65分34秒
29位久保昇陽④68分14秒
34位冨田悠晟②69分34秒

3000m障害
1組10位山室陽太①9分11秒20
2組6位山口月暉②8分52秒48 q
決勝
7位山口月暉②8分52秒58 +2点

5000m
32位古川楓馬②14分43秒25
DNSキプケメイ①
DNS山口彰①

 前回の全日本予選は、見事に通過した日大。そこから主力が入れ替わったものの、連続して出場は決めたいところ。新しい留学生キプケメイ選手は、前年度に1万m28分13秒10の好記録をマークしていたそうですね。大学に入ってからは、まだ調子が上がり切っていないのか、関東ICは欠場に。それでもエントリーはされたので、今度こそ、キプケイメ選手の走りが見れそうだ。

 日本人ランナーは、4年下尾選手が好調。関東IC1万mは、28分50秒15と自己ベストをマーク。全日予選は、前年も3組19位と好走しているので、今年もの楽しみな選手。同じく4年主力の西村選手が、今シーズン試合に出ていないですが、エントリー。間に合えば心強い選手。

 それ以外の選手も少しずつ伸びてきましたね。少しずつタイムを伸ばしてきた4年久保・3年安藤選手に、大仲・冨田選手ら2年生以下の若手も1万m29分台へ。1年生も3人エントリーしていますね。徐々にチーム状態が整いつつある中で、全日本予選を迎えます。

組エントリー予想
4組:下尾悠真④28分50秒15、安藤風羽③29分19秒30
3組:J.キプケメイ①28分13秒10、山口聡太①5千m14分10秒55
2組:久保昇陽④29分16秒98、大仲竜平②29分17秒16
1組:西村翔太④28分51秒23、冨田悠晟②29分28秒59

 まず留学生キプケメイ選手は、3組予想に。5月GGNも5千m14分10秒台だったので、3組に配して、確実にボーダーに入ろうとすると予想します。4組には、関東IC1万m組が入ると予想。好調下尾選手に、4月に5千m14分08秒のベストを出している安藤選手。関東ICでも1万m29分台では走っているので、ある程度まとめられるとみます。ボーダーに絡めていれば戦えるメンバーです。

 もう一人調子が分かってない主力選手、西村選手は1組で予想。昨年も、ギリギリ間に合わせて1組に入り好走しています。その再現になればと思ってます。3組が一人開きますが、ここに1年生期待の山口聡選手に予想。大学入ってからは、まだそれほどレースに出ていませんが、ポテンシャルは高い選手。状態が合えば、3組で通用する力を有しています。

 2組1組の、残り3枠は、少し予想が難しいかなぁ。結局、4月日体大記録会で1万m自己ベストをマークし、ハーフマラソンを走っている4年大仲・2年大仲・冨田選手が入るかなぁ。他にも5月に29分台マークの鈴木選手や、関東ICで7位入賞している山口選手らの出番があるか。

 一見、通過予想チームと差があるように見えても、気候が暑くなり、ペースが上がりにくい条件になると、通過圏内に入ってくること日大。一時より戦力が整ってきていて、今年も侮れない存在だ。

東京農業大学

エントリーメンバー
高槻芳照④28分11秒99/13分53秒02
並木寧音④28分16秒30/13分51秒74
原田洋輔②28分58秒83/14分20秒38
松本虎太郎④29分17秒11/14分29秒77
深堀 優②29分27秒85/14分11秒56
圓谷吏生②29分32秒00/14分22秒97
髙島侑翔③29分33秒12/14分35秒04
吉村智輝②29分49秒90/14分38秒59
長谷部慎④29分53秒54/14分22秒75
実井智哉③29分53秒58/14分35秒21
吉村颯斗④30分19秒05/14分34秒89
植月俊太①30分52秒06/14分14秒73
前田和摩①/13分56秒65

参考:最近の結果

4月日体大
4組
吉村智輝②29分49秒90★
実井智哉③29分53秒58★
宮副雅生③30分07秒34
田岡航一③31分05秒12
渡邉有翔①31分11秒00
6組
深堀 優②29分27秒85★
植月俊太①30分52秒06★

関東インカレ
10000m
1組13位原田洋輔②28分58秒83★
2組7位並木寧音④28分29秒63 +2点
2組24位高槻芳照④29分28秒14

1500m
1組11位西  樹③4分01秒02
3組9位田口 豪②4分04秒90

ハーフマラソン
33位吉村颯斗④66分02秒
55位深堀 優②67分45秒
DNF圓谷吏生②

5000m
1組3位前田和摩①14分09秒71 Q
2組29位植月俊太①15分20秒50
決勝
4位前田和摩①13分57秒25 +5点

5月世田谷記録会
3000m
長谷部慎④8分32秒38

10000m
3組
髙島侑翔③30分14秒47
宮副雅生③30分17秒39
田岡航一③30分31秒06
髙山匠也③30分34秒10

 ここ10年、大学駅伝出場から遠ざかっている東京農業大。ただ、今年は4年生2大エースに、生きのいい若手が出ていて、ここ数年では一番戦力が上がってきています。その2大エース並木・高槻選手が今年は健在。前年は2人とも欠場し、最下位の19位となってしまいました。並木選手が絶好調で関東IC入賞できるほど、高槻選手は状態を上げる最中、全日本予選でさらに走るでしょうか。

 そして、活きのいい若手が入ってきましたよね。高校時代から全国区の前田選手が、大学駅伝から遠ざかっている東京農業大へ入部。関東IC5千mで日本人2番手に食い込んで、さっそくその走力の片りんを見せています。また、2年原田選手が、関東IC本番で1万m28分台。他校の主力とも戦えたのは良かったです。

 そのあとは、少し実績としては差が開いていますが、同じく2年生で深堀・圓谷選手が1万m29分台マーク、吉村兄弟も少しずつベストを更新、さらに下級生時に主力になりかた長谷部・松本選手が久々エントリー。全日予選当日に誰が調子を上げてくるか、楽しみです。

組エントリー予想
4組:並木寧音④28分16秒30、前田和摩①5千m13分56秒65
3組:高槻芳照④28分11秒99、原田洋輔②28分58秒83
2組:深堀 優②29分27秒85、吉村智輝②29分49秒90
1組:長谷部慎④29分53秒54、実井智哉③29分53秒58

 4組と3組は非常に楽しみですね。4組は関東IC入賞の2人でいいのではないでしょうか。4年並木選手は、連合で箱根2区でも他校のエースと戦い、その後28分16秒自己ベスト。留学生の間にも割って入って、個人でどこまでいけるか楽しみな選手。そして、1年生前田選手、初1万mですが全日本予選最終組でいいでしょう。5千mですでに他校のエースや留学生に割って入りました。実践1万m初でも、かなりいい走りを見せるのではないでしょうか??

 3組も強い。調子を上げている最中と思われる高槻選手が、1万mのベストでは一番早い。28分11秒のベストの頃までとはいかずでも、3組の中ではトップレベルの実力になるのではないでしょうか。さらに、関東IC28分台をマークした原田選手もいます。ここまでボーダーに近い位置で戦えていれば、本当に捲れそうなメンバーです。

 2組1組の人選は慎重になるでしょう。まず2年の深堀選手。関東ICハーフは失速してしまったものの、トラックでぐっと伸びてきていた選手。2組でラストで上がっていくことができれば。もう一人は、同じ2年から吉村智選手。4月に1万m29分49秒ベストを出して、上り調子の選手。2組の流れに、うまく乗っていければ。

 1組は、先手も狙って勝負。4年生長谷部or松本選手どちらかを起用できれば。戻っていれば走力は申し分ないはずです。もう一人は4月に29分53秒ベストの実井選手。その後試合出場はないが、調整をしていると思っています。あとは、2年圓谷選手あたりも復調していると…面白くなってきます。

 チームの雰囲気も良くなってきているということ。東農大が、全日本予選で果たして暴れてくるか、要注目です。

 続き↓

https://hakonankit-fd.com/article/post-21294.html


hakonankit

箱根駅伝の魅力に3歳の頃から取りつかれ、今や全日本大学駅伝や出雲駅伝を含めた大学駅伝、その予選会。大学長距離界がとても大好きな人間です。ブログでは10年以上にわたり、追いかけています。