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【組別・詳細まとめ】改めて全日本大学駅伝2025関東地区予選振り返り

全日本大学駅伝2025の関東地区出場校が決まりましたね。

一人も失敗できない、とてもプレッシャーがかかる予選会で、

今回も様々なドラマが起きました。

タイムまとめて、詳細にみてみます。

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全日本大学駅伝2025関東地区予選振り返り

各チーム詳細はこちら

2025年5月24日(土)に 全日本大学駅伝2025関東地区予選会が行われます。 いつもより1カ月早いですね。  全日本大学駅伝202...
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組総合まとめ

まず組総合

1組総合 2組総合 3組総合 4組総合
1位中大0:58:05.34
2位大東0:58:12.96
3位東海0:58:14.81
4位日大0:58:15.05
5位東洋0:58:15.30
6位順大0:58:19.56
7位神大0:58:24.95
1位中大1:56:03.99
2位大東1:57:02.27
3位順大1:57:08.66
4位東海1:57:09.90
5位日大1:57:18.48
6位神大1:57:42.27
7位中学1:57:47.35
1位中大2:53:52.47
2位大東2:54:19.07
3位東海2:54:40.88
4位順大2:54:47.39
5位中学2:55:24.61
6位日大2:55:41.55
7位日体2:55:42.84
1位中大3:50:27.09
2位大東3:51:28.02
3位順大3:51:33.97
4位日大3:51:57.08
5位東海3:52:01.05
6位中学3:52:41.58
7位日体3:53:00.83
8位中学0:58:31.12
9位日体0:59:08.02
10位明大0:59:15.11
11位法大0:59:16.67
12位山学0:59:23.54
13位農大0:59:43.32
14位駿河0:59:56.88
15位専大1:00:08.68
16位国士1:00:11.15
17位東国1:00:59.07
18位日薬1:01:21.41
19位拓大1:01:43.55
20位麗澤1:02:11.68
8位東洋1:57:57.95
9位日体1:57:59.15
10位駿河1:58:04.75
11位明大1:58:35.91
12位法大1:58:46.49
13位農大1:58:46.85
14位山学1:59:56.63
15位専大1:59:59.78
16位国士2:00:20.21
17位東国2:00:34.12
18位日薬2:01:34.60
19位拓大2:01:40.03
20位麗澤2:04:15.05
8位東洋2:55:49.97
9位神大2:56:37.98
10位明大2:57:03.72
11位法大2:57:27.84
12位駿河2:57:33.81
13位農大2:58:03.20
14位東国2:59:22.06
15位山学2:59:24.64
16位国士2:59:59.30
17位専大3:00:21.92
18位日薬3:01:18.42
19位拓大3:02:28.20
20位麗澤3:04:51.81
8位東洋3:53:12.19
9位神大3:54:45.02
10位明大3:55:05.75
11位法大3:55:12.36
12位駿河3:55:19.48
13位農大3:55:40.27
14位山学3:55:48.83
15位東国3:55:58.68
16位専大3:59:19.83
17位国士3:59:20.19
18位日薬4:00:14.89
19位拓大4:01:05.12
20位麗澤4:04:05.59

1組…中大佐藤選手や、何とか試合に立てたという東海大のエース花岡選手、途中からは順大の山崎選手らがいたこともあり、1万m28分台に届くかどうかというペースになりました。29分一桁で上位陣が雪崩れ込む形になりました。

 事前から早いと言われていた中大が事前からトップになりますが、秒差で大東大・東海大・日大・東洋・順大・神大・中学大の8校が2人も上位でゴールしていた形。一人30分ほどかかっていた中で巻き返すことに成功したのは日体大だけでした。それも約30秒程まで。

 今後、この時期に開催されるのであれば、1組目からのスピードアップに付ける大学だけになっていくかもしれません。

 2組は、中大がエース格吉居選手をここで起用したことと、駿河台大が留学生をこの組に起用したこともあり、この2人が抜け出してマッチレースに。お互いに引っ張り合おうとも声を掛け合ったそうで、28分台でゴール。中大が総合で1分以上抜け出してトップ、駿河台大も総合10位に上がり、一旦は追いつきました。

 また2人以外の集団も、1㎞3分ペースに落ちる場面がありながらも、終盤上げていき29分20秒台ではゴール。多くの上位チームがまとまっていた中、東洋大の2人目が30分かかってしまい、ボーダーライン上の争いに巻き込まれることに。6位神大から10位駿河台大との差が、22秒となります。

 3組は、引っ張る必要がないくらいの大差になった中大ですが、藤田選手ががんがん引っ張っていったことになり、28分半ばまでペースが引きあがりました。もう時代が変わりましたね。総合は中大が引き続きトップも、この組は大東東海大が素晴らしく追い上げました。

 ハイペースが続き、ボーダーラインはサバイバル化。中学大のこの組好走があり、総合5位に浮上、18秒程ながら貯金を得た。日大・日体大・東洋大が7秒以内にひしめき合っていて、

 神大が少し零れ加減。4組は耐えるところなのでこの時点で苦しくなった。10位明大は以降は1分差、留学生が控えている東国大山学大はそれまでブレーキが相次ぎ、もうこの時点で苦しくなっていた。

 最終組は、27分台のペースですすむ留学生に、中大溜池選手ら日本人が何人か食らいつく非常に縦長の展開に。中大が最終的にまた抜け出して勝利。3時間50分台だったものの、それほど差を付けられなかったことに、中大は危機感を持ったそう。

 箱根19位の大東大が下馬評を覆す2位通過、序盤の組から新戦力が食いつけば、主力が強かった。順大も昨年の底は脱して右肩上がり。日大も全員が安定していて箱根最下位とは思えないほどスピードに対応して見せた。東海大も、トラックシーズンはひとまずまとまったのでこのくらいというところだった。

 問題はボーダー争いだった。28分半ばのペースで農大前田選手が引っ張った中、ついていけるかどうか。東洋大は、元々持ちタイム29分台だった内堀選手が途中で付けなくなり、最終的に28分台でゴールしたものの、追い上げる立場として厳しく。東洋松井選手が鬼スパートを見せたものの日体大平島選手らを突き離すのは容易ではなかったでしょう。

組別まとめ

1組 2組のみ 3組のみ 4組のみ
1位中大0:58:05.34
2位大東0:58:12.96
3位東海0:58:14.81
4位日大0:58:15.05
5位東洋0:58:15.30
6位順大0:58:19.56
7位神大0:58:24.95
1位中大57:58.65
2位駿河58:07.87
3位順大58:49.10
4位大東58:49.31
5位日体58:51.13
6位東海58:55.09
7位日大59:03.43
1位大東57:16.80
2位東海57:30.98
3位中学57:37.26
4位順大57:38.73
5位日体57:43.69
6位中大57:48.48
7位東洋57:52.02
1位日大56:15.53
2位山学56:24.19
3位中大56:34.62
4位東国56:36.62
5位順大56:46.58
6位大東57:08.95
7位中学57:16.97
8位中学0:58:31.12
9位日体0:59:08.02
10位明大0:59:15.11
11位法大0:59:16.67
12位山学0:59:23.54
13位農大0:59:43.32
14位駿河0:59:56.88
15位専大1:00:08.68
16位国士1:00:11.15
17位東国1:00:59.07
18位日薬1:01:21.41
19位拓大1:01:43.55
20位麗澤1:02:11.68
8位農大59:03.53
9位専大59:51.10
10位中学59:16.23
11位神大59:17.32
12位明大59:20.80
13位法大59:29.82
14位東国59:35.05
15位東洋59:42.65
16位拓大59:56.48
17位日薬60:13.19
18位国士60:09.06
19位山学60:33.09
20位麗澤62:03:37
8位日大58:23.07
9位明大58:27.81
10位法大58:41.35
11位東国58:47.94
12位神大58:55.71
13位農大59:16.35
14位山学59:28.01
15位駿河59:29.06
16位国士59:39.09
17位日薬59:43.82
18位専大60:22.14
19位麗澤60:36.76
20位拓大60:48.17
8位日体57:17.99
9位東海57:20.17
10位東洋57:22.22
11位農大57:37.07
12位法大57:44.52
13位駿河57:45.67
14位明大58:02.03
15位神大58:07.04
16位拓大58:36.92
17位日薬58:56.47
18位専大58:57.91
19位麗澤59:13.78
20位国士59:20.89

※赤文字通過校
※太文字留学生あり

 詳しい内容は省略でいいのかなと思います。スピード化が顕著なので、通過するのは、1組目で2人とも上位集団の最後までついていく必要アリ。遅れても、30秒くらいまで。そのあたりの傾向は今後加速していきそう。

 そして、留学生を起用してもそれほど効果がないのが大学駅伝。日本人選手のレベルも結構上がっているので、そんなに稼げるわけではなく、ブレーキする選手が出れば、もう全く届かないということ。1組から全力でいけるようなチーム状況にすることが大事ですね。


hakonankit

箱根駅伝の魅力に3歳の頃から取りつかれ、今や全日本大学駅伝や出雲駅伝を含めた大学駅伝、その予選会。大学長距離界がとても大好きな人間です。ブログでは10年以上にわたり、追いかけています。

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