箱根駅伝2023予選会のエントリーも発表され、日に日に緊張感が高まってきています。
当サイトでも、5つに分けて、
各大学の紹介や戦力分析をしていこうと思っています。
①非強化校の紹介&連合出場応援!
②トップ・上位通過候補!?+PickUp
③連続出場繋げられるか!?+PickUp
④常連校の復帰はあるのか!?
⑤強化中堅校の連合&本戦出場応援!
ページコンテンツ
箱根駅伝2023予選会【展望&戦力分析③】連続出場繋げられるか!?+PickUp
なお、展望&戦力分析するにあたり、
ハーフマラソンの狙えるタイムに分けた
独自のランキングを行っています。
ランキング
JOKER(10点)~60分19秒(84回:1位)
SSS(9点)60分20秒~60分59秒(95回:1位、94回:1-2位、93回:なし)
SS(8点)61分00秒~61分39秒以内(96回:1-2位、95回:2位、94回:3位)
S(7点)61分40秒~62分19秒(95回:3-8位、94回:4-5位)
A(6点)62分20秒~62分59秒(96回:3-5位、95回:9-15位、94回:6-11位、93回:5-8位)
B(5点)63分00秒~63分39秒(96回:6-10位、95回:16-43位、94回:12-32位)
C(4点)63分40秒~64分19秒(96回:11-24位、95回:44-79位、94回:33-80位)
D(3点)64分20秒~64分59秒(96回:25-49位、95回:80-129位、94回:81-148位)
E(2点)65分00秒~65分39秒(96回:50-97位、95回:130-180位、94回:149-196位)
F(1点)65分40秒~66分19秒(96回:98-140位、95回:181-222位、94回:197-228位)
G(0点)66分20秒~66分59秒(96回:141-193位、95回:223-248位、94回:229-265位)
G候補
上位10名得点:
参考:過去3年間(96回、95回、94回)
トップ通過:27点、54点、35点
10位通過:14点、31点、27点
※95回94回は例年より涼しく、96回は暑くなりました。
97回98回はコロナ禍の影響で、コースが変わっていますので、96回~94回付近を参考に作成しています。
[前回本戦13位]早稲田大学
4years.で公開した記事は、こちらです。#早稲田大学 ・ #花田勝彦 監督、常に優勝を目指すチームとして 核となる選手が背中を見せるhttps://t.co/05UMOG5bdd
— 4years. (@4years_media) October 8, 2022
【過去3年間の成績】
98回箱根本戦13位
97回箱根本戦6位
96回箱根本戦7位
A(6点)62分20秒~62分59秒(96回:3-5位、95回:9-15位、94回:6-11位、93回:5-8位)
井川龍人④27分59秒74≪22:関東IC1万m2位、箱1区16位、21:全2区2位、出2区6位、箱1区5位、20:全2区5位、箱3区14位≫
鈴木創士④28分26秒41≪22:箱7区5位、21:全7区5位、箱4区3位、20:全7区9位、箱7区2位、19:全6区6位≫
B(5点)63分00秒~63分39秒(96回:6-10位、95回:16-43位、94回:12-32位)
石塚陽士②28分36秒53≪22:関東IC5千12位、箱4区6位、21:全5区4位、出4区1位≫
山口智規①29分35秒47≪22:関東IC5千決、21:高1区9位≫
伊藤大志②29分42秒24≪22:関東IC5千16位、箱5区11位、21:全1区7位、出5区12位≫
C(4点)63分40秒~64分19秒(96回:11-24位、95回:44-79位、94回:33-80位)
佐藤航希③29分35秒12≪22:箱9区14位、21:全6区17位、関東IC1部half6位≫
諸冨 湧②30分07秒86≪21:箱5区19位、20:全6区8位≫
D(3点)64分20秒~64分59秒(96回:25-49位、95回:80-129位、94回:81-148位)
辻 文哉③28分54秒74≪20:全1区6位≫
菖蒲敦司③28分58秒10≪22:関東IC1500m3位・3障1位、21:全4区5位、出1区2位≫
安田博登④29分21秒09≪21:関東IChalf15位≫
菅野雄太②30分31秒68≪21:関東IChalf19位≫
E(2点)65分00秒~65分39秒(96回:50-97位、95回:130-180位、94回:149-196位)
北村 光③29分00秒51≪22:関東IC3障6位、21:関東IC3障8位、箱6区8位≫
間瀬田純平①29分13秒46≪22:U-20世陸1500m、関東IC1500m10位、21:高1区7位≫
F(1点)65分40秒~66分19秒(96回:98-140位、95回:181-222位、94回:197-228位)
伊福陽太②30分15秒42
上位10名得点:44点
参考:過去3年間(96回、95回、94回)
トップ通過:27点、54点、35点
10位通過:14点、31点、27点
※95回94回は例年より涼しく、96回は暑くなりました。
危ない、ボーダーではないかと言われている今年の早大。スピード型が多く長い距離が不安定な選手が多い、選手層が薄いなどがもともと懸念されていました。また9月の早大記録会で、うまくいかなかった選手、出場しなかった主力選手がいたことから、余計言われているようです。
ただ、持っているポテンシャルは高い選手は多く、しっかり力を出せる状態の選手が増えてきているのであれば、結構破壊力あるチームではあります。
主力はまずは4年生の2人。一度1万m27分台のスピード抜群の井川選手と、ロードでひたすら粘れる鈴木選手ですね。井川選手は、今年になってからは調子が上がってきていて、ホクレンでは実業団相手に真っ向勝負を繰り広げていました。鈴木選手は、度々故障がありますが、夏前からはコンスタントに試合に出場しています。この2人が万全なら貯金はまずできそうです。
続く2年生がどこまでいけるか。十分62分台出せる力があるのが石塚選手。前年度三大駅伝高い安定感を誇り、今年は1万m28分36秒マーク。9月記録会に姿が無かったのが気になる方が多いですが、ひとまずエントリー入っています。ある程度目途が盾居ると思いたい。
同じ2年生の伊藤選手も将来のエース候補。5千m13分30秒台のスピードもありますが、箱根5区山登りを走り、学生ハーフは63分台。少しずつ安定感が増しています。ここらで爆発あるか。びっくりが1年生の山口選手。元々即戦力期待ですが、まさか7月士別ハーフで63分少し。夏合宿前から、長距離ロードに取り組んでいたようです。一気にエース化するかも?
あとはどうでしょうか。1500mや3000m障害・昨年の出雲全日本では完全にエースだった菖蒲選手や、一度全日本駅伝1区を走っている辻選手。さらに箱根5区経験の諸冨選手や山下りを走っている北村選手も、苦しんでいた時期は脱している形。このあたりが上がってきていると、一気に総合力が上がってきます。
長い距離で開花しかけている選手もいて、箱根9区を走っている佐藤選手が、9月記録会ではチームトップと好調、関東ICハーフで他校の主力に食いついた安田・菅野選手も貴重な戦力です。
あとは、1年生間瀬田選手エントリー。大学に入ってからほとんど1500mを走っていますが、高校駅伝で1区7位とロードのポテンシャルも高い選手。長距離練習もしていたのか、それとも急遽エントリーなのか…。
不安要素はあるのはあるのですが、やはりかなり選手の素質は高い。通過さえすれば駅伝シーズン楽しみではあるチームなんですよね。6月から正式就任した花田監督も、かなり熱を入れて指導している模様。逞しい早稲田大が箱根予選で見られるか。
[前回本戦15位]国士舘大学
【過去3年間の成績】
98回予選10位10:45:41⇒本戦15位
97回予選5位10:30:38⇒本戦18位
96回予選8位10:55:21⇒本戦19位
S(7点)61分40秒~62分19秒(95回:3-8位、94回:4-5位)
ピーター カマウ②28分30秒82≪22:全予4組3位、関東IC1万m13位≫
B(5点)63分00秒~63分39秒(96回:6-10位、95回:16-43位、94回:12-32位)
綱島辰弥④29分09秒33≪22:全予1組6位、箱9区6位、21:予155位、箱10区16位、20:予148位、19:予113位≫
C(4点)63分40秒~64分19秒(96回:11-24位、95回:44-79位、94回:33-80位)
福井大夢④29分17秒51≪22:全予3組32位、関東IC1万m、箱6区13位、21:予96位、20:予152位≫
山本龍神③29分20秒49≪22:全予4組34位、関東IC5千m、箱8区14位、21:予175位、箱1区18位、20:予77位≫
D(3点)64分20秒~64分59秒(96回:25-49位、95回:80-129位、94回:81-148位)
中島弘太②29分33秒06≪22:全予2組13位、関東IC1500m≫
清水悠雅④29分33秒10≪22:関東IChalf17位、21:予261位、箱8区16位、20:予121位、箱8区13位≫
渡辺大喜②29分33秒22
川勝悠雅①29分33秒29≪22:全予1組14位、21高7区32位≫
瀬川翔誠①29分33秒37
鈴木伸弥②29分33秒39
西田大智②29分33秒44
福士陽都④29分33秒63
望月 武④29分33秒75≪22:関東IChalf、箱10区18位≫
山本雷我③29分35秒97≪22:箱5区13位≫
上位10名得点:38点
参考:過去3年間(96回、95回、94回)
トップ通過:27点、54点、35点
10位通過:14点、31点、27点
※95回94回は例年より涼しく、96回は暑くなりました。
国士舘大が、上がってきましたよね。今年の箱根の健闘はありましたが、当時の4年生の選手中心。今年度は厳しい戦いになるのではないか…と予想でしたが、春先からトラック好調、全日本予選はここ数年で一番健闘したのではという成績。そして直近の学内記録会では、予選エントリー者全員が1万m29分33秒付近でゴール。ここまでは調整バッチリ、普通にボーダー内入って来そうな勢いです。
エース選手は、留学生カマウ選手。前年度に入学し、海外のハーフで61分14秒をマーク。日本のレースでも少しずつ力を発揮できるようになってきているところですね。箱根予選のコースでどこまでタイムを伸ばしてくるか、非常に興味がありますね。
日本人の主力選手は、まずは経験豊富な4年生。今年の箱根9区で区間6位の好走している綱島選手がまず上がりますね。前半戦は故障で遅れましたが、全日予選は1組6位とバッチリ。長い距離での実力は確かですので、しっかり上位に食い込むでしょう。
続くのが同じ4年生福井選手。前回予選96位で走り切り、山下りで箱根初出走。今年は全日本予選3組と主力の一角です。さらにトラックでは3年山本選手がエースになりかけているところ。ポテンシャルは国士大内屈指、この夏でどこまで確固たる力を手に入れることができたか。
あとは29分33秒の横一線組となっています。国士大は、昨年はともかく、例年集団走でボーダー内にしっかり入ってくるのがポイント。今年はより一層高いレベルでできそうな気がします。
大きな大会で実績があるのは4年清水選手。1年時から箱根を走っている選手、昨年は足踏みでしたが、ここにきてまた上がりつつあります。他にも山登りを走っている山本雷選手、800m専門から箱根10区射止めた望月選手、4年目になって一気に伸びてきた福士選手ら上級生、
今年ブレイク、関東IC1500mから全日予選まで好走している中島選手、今年の箱根メンバーの西田選手、あとは渡辺・鈴木選手と言った2年生も多くエントリー。1年生は一番力ある選手が漏れましたが、全日予選を走っている川勝選手ら、瀬川選手がエントリー。
稼げる選手が、留学生以外少し少なめですが、10番目前後は集団走がうまくいけば結構上位でゴールできそうな陣容です。侮れない存在です。
[前回本戦16位]中央学院大学
【過去3年間の成績】
98回予選7位10:43:08⇒本戦16位
97回予選12位10:34:36(ボーダーまで37秒)
96回箱根本戦11位
A(6点)62分20秒~62分59秒(96回:3-5位、95回:9-15位、94回:6-11位、93回:5-8位)
吉田礼志②28分22秒42≪22:全予4組8位、関東IC1万m17位、箱2区18位、21:全4区10位、箱予130位≫
C(4点)63分40秒~64分19秒(96回:11-24位、95回:44-79位、94回:33-80位)
小島慎也④28分42秒41≪21:全予3組1位、箱3区18位相当、20:全2区15位、予67位、19:出2区5位≫
堀田晟礼②28分49秒05≪22:全予2組10位、21:箱予186位≫
松島 匠④29分05秒81≪22:全予3組17位≫
飯塚達也③29分06秒55≪22:全予3組15位、関東IC1万m≫
工藤巧夢②29分21秒52≪22:箱6区4位、21:箱予262位≫
荻沼直人④29分29秒45≪22:関東IChalf17位≫
前田篤志④29分40秒94≪22:全予2組12位≫
近田陽路①29分46秒50≪22:全予1組21位、21高3区33位≫
川田啓仁④29分46秒71≪21:全3区17位、予63位、20:予184位≫
黒岩勇禅①29分55秒12
D(3点)64分20秒~64分59秒(96回:25-49位、95回:80-129位、94回:81-148位)
鞍野陸人④29分49秒89
安藤武留②29分56秒73
井澗翔太③30分07秒21
上位10名得点:42点
参考:過去3年間(96回、95回、94回)
トップ通過:27点、54点、35点
10位通過:14点、31点、27点
※95回94回は例年より涼しく、96回は暑くなりました。
中央学院大は、全日本予選で主力を欠きながらも、粘り強い戦いで通過圏内に入ってきました。箱根予選もまた主力が何人か欠いている状態です。戦国の予選会なので、一抹の不安はありますが、総合力はまずまず高いはずです。
エースは、一人飛び抜けていますね。今年の箱根2区を走っている2年生吉田礼選手がチームを引っ張っています。学生ハーフで62分台で上位入賞、全日本予選でも4組8位で他校のエースと戦いきっています。前回の箱根予選も期待されながら体調不良で力を出せませんでした。個人として、どこまで貯金を稼げるか非常に注目です。
2番手は少し離れていますが、復帰した4年生主力選手に注目ですね。小島選手は前年の全日本予選で大活躍していますが、それ以来レースに出ていません。走れば1年半ぶりとなります。また前回予選63位で走った川田選手もほぼ1年ぶりになります。彼らがいい状態に仕上がっているのなら、ほぼ通過圏内に入ってくるはずです。
選手層はかなり厚いと思います。2年生で1万m28分台を持っている堀田選手が、全日予選で2組戦力に。長距離も走れれば一気にエースになってきます。それから、全日予選3組で健闘していた飯塚・松島選手も楽しみな存在。飯塚選手が特にぐんぐん伸びていて、もっとタイムを出せそうな気配です。
下級生では、山下りでびっくりの激走を見せていた工藤選手が、ハーフ64分少しで走っていて平地にも対応。さらに1年生の近田・黒岩選手も、夏前に64分台で走っていて、集団層などで十分対応が可能な実力をつけています。
あとは、コツコツ力を付けた上級生。関東ICハーフを走っている荻沼選手、全日予選2組12位健闘の前田選手らも主力候補。他にもハーフ65分以内で走っている鞍野選手らが選ばれています。10番手前後の選手層は充分です。取りこぼしがなければ、十分通過圏内に入って来そうな勢いです。
[前回本戦17位]日本体育大学
【過去3年間の成績】
98回予選3位10:39:32⇒本戦17位
97回予選6位10:30:49⇒本戦14位
96回予選3位10:54:29⇒本戦17位
B(5点)63分00秒~63分39秒(96回:6-10位、95回:16-43位、94回:12-32位)
分須尊紀②28分59秒82≪22:全予4組33位、関東IC3障2位、箱4区15位、21:全7区12位、予157位≫
C(4点)63分40秒~64分19秒(96回:11-24位、95回:44-79位、94回:33-80位)
名村樹哉④28分46秒96≪22:全予4組36位、関東IC1万、21:全4区15位、予66位、箱10区17位、20:全6区11位、19:予133位≫
盛本聖也④29分02秒98≪22:全予3組30位、関東IChalf、箱6区20位、21:全2区16位、予42位、20:予280位、19:予66位≫
D(3点)64分20秒~64分59秒(96回:25-49位、95回:80-129位、94回:81-148位)
九嶋大雅④28分56秒18≪22:関東IC3障決勝、箱8区19位、21:予140位≫
大森椋太③29分01秒32≪22:全予2組31位、関東IC1万、21:全5区16位≫
杉本訓也②29分13秒50
田中槙梧③29分22秒49
山下大毅②29分28秒89≪22:全予3組26位≫
平島龍斗①29分32秒26≪22関東IC5千決勝、20高1区37位≫
田島駿介①29分32秒57
山崎 丞①29分34秒24≪22関東IC1500m、21高1区19位、20高1区28位、19高7区24位≫
植松孝太②29分41秒64
E(2点)65分00秒~65分39秒(96回:50-97位、95回:130-180位、94回:149-196位)
廣澤優斗④28分52秒54≪22:関東IC1500m5千決勝≫
松浦凛太郎④29分58秒84
上位10名得点:34点
参考:過去3年間(96回、95回、94回)
トップ通過:27点、54点、35点
10位通過:14点、31点、27点
※95回94回は例年より涼しく、96回は暑くなりました。
74年連続74回出場している日本体育大にある意味注目が集まってしまいました。大エースと言える藤本選手が、故障のためエントリーから外れてしまいました。加えて、前半シーズンはあまり目立った戦績が上がっていなかったこともあげられますかね。
実績では、今回のメンバーで一番高いのは2年生の分須選手。今年の箱根4区出走し、区間15位とまずまず。トラックシーズンは3障で関東IC2位と輝かしい結果、全日予選は4組で調整間に合わなかった感でしたが、夏合宿でさらに長距離を伸ばしているはずです。
あとは横一線の印象ですが、実績で言うと、4年生の名村・盛本選手になりましすかね。前年の箱根予選は、この2名が上位に入ったおかげで、上位通過に繋がっています。今年は、全日本予選も上位の組でやや苦戦しましたが、好走経験のある箱根予選で、もうひと伸びを期待したい。
それから、箱根8区出走している九嶋選手、全日本予選を走っている大森選手や山下選手が実績ある選手になるでしょうか。持ちタイム的には拮抗している田中・杉本選手も、集団走でしっかりついていければと思います。
下級生の実力者のエントリーもメア散ますね。1年生はエントリー直前に29分半ばでまとめている平島・田島・山崎選手がエントリー。特に平島・山崎選手が高校時代から全国経験豊富。夏合宿でうまくいっていれば、一気にチームの主力になっている可能性ありか。2年植松選手も高校時代実力者、力を発揮できていれば面白い。
あとは、ちょっとびっくりなエントリーだった4年廣澤選手。1万m28分台の走力は持っていますが、基本的に1500m~5千mで戦っていた選手。実は長い距離走れるようになっていた…もありえるのかどうか。
エース不在の不安要素はありますが、一定の選手層はあります。それから近年の箱根予選の安定感ですね。元々の作戦をしっかり遂行する力はありますので、通過圏内に付けることは十分可能です。例年以上に集団走の完成が大事になるのかなという印象です。本戦に、日体大の姿はあるはずです。
[前回本戦19位]駿河台大学
「このままだと落ちるぞ」箱根駅伝予選会へ、徳本一善監督の一喝…駿河台大は夏に生まれ変われたかhttps://t.co/PTcmJCo75H#箱根駅伝
— 箱根駅伝速報(読売新聞) (@YOL_hakone) October 9, 2022
【過去3年間の成績】
98回予選8位10:44:47⇒本戦19位
97回予選15位10:38:05(ボーダーまで4分06秒)
96回予選12位10:58:44(ボーダーまで1分58秒)
S(7点)61分40秒~62分19秒(95回:3-8位、94回:4-5位)
M.ゴッドフリー①28分47秒58≪22全予4組4位、関東IC5千2位≫
A(6点)62分20秒~62分59秒(96回:3-5位、95回:9-15位、94回:6-11位、93回:5-8位)
清野太成④28分49秒66≪22全予3組29位、箱1区17位、21:予54位、関東IC1部1500m8位、20:予93位≫
B(5点)63分00秒~63分39秒(96回:6-10位、95回:16-43位、94回:12-32位)
町田康誠④28分39秒82≪22全予4組37位、関東IC1万、箱3区12位、21:予85位、箱9区12位相当、20:予59位、19:予80位≫
C(4点)63分40秒~64分19秒(96回:11-24位、95回:44-79位、94回:33-80位)
新山舜心③28分56秒54≪22全予3組14位、関東IC1万15位、箱7区15位、21:予86位。20:予211位≫
D(3点)64分20秒~64分59秒(96回:25-49位、95回:80-129位、94回:81-148位)
池原悠月②29分31秒04≪22全予2組29位、関東IC1万≫
永井竜二④29分32秒45≪22関東IChalf12位、箱5区20位、21:箱予103位、20:予242位、19:予167位≫
小泉 謙④29分47秒36≪22:箱6区3位、21:箱予101位、20:予137位≫
出仙龍之介④29分50秒41≪22関東IChalf、箱8区15位、21:箱予230位、全予2組31位≫
山内亮威③30分16秒62≪22全予2組14位≫
E(2点)65分00秒~65分39秒(96回:50-97位、95回:130-180位、94回:149-196位)
長谷部巧人③29分53秒48
賀来葵伊②30分38秒85
F(1点)65分40秒~66分19秒(96回:98-140位、95回:181-222位、94回:197-228位)
古澤拓樹④30分41秒99
小江幸人①31分03秒51
沖勘太郎①32分11秒97
上位10名得点:36点
参考:過去3年間(96回、95回、94回)
トップ通過:27点、54点、35点
10位通過:14点、31点、27点
※95回94回は例年より涼しく、96回は暑くなりました。
2年連続2回目の出場を狙う駿河台大。今年は春先のトラックは好調でしたが、本気で通過を目指した全日本予選は、新戦力は良かったのですが、主力選手が凡走で通過ならず。徳本監督の「このままでは箱根予選でも落ちる」の言葉を危機感に、夏合宿に臨んでいたとのこと。1年生の主力選手以外は、ある程度エントリーに入った感じですかね。
エースは、新留学生のゴッドフリー選手。関東IC・全日本予選と概ね他校のエース選手と戦っていて、箱根予選でもある程度走ってくれそうな雰囲気です。日本人は4年生の清野・町田選手になりますかね。
清野選手は、高校時代の実績ほぼ皆無ながら、前回の箱根予選54位で走破し通過に貢献。箱根1区での粘りもありました。夏は今まで最高の練習ができたとのことで伸び代に非常に期待です。町田選手はロードで逞しくなる選手。前半戦がやや不振でしたが、箱根予選は3年連続二けた順位、最後にどこまで上がるでしょうか。
続いて中堅どころ。選手層がやや薄い印象なので、非常に大事になってきます。エースになりかけているのが新山選手。前回予選二けた順位、そして今年は全日予選3組など他校の主力とも戦っています。彼が柱になってくると通過に近づきそう。
それから箱根を走っている4年生永井・小泉・出仙選手。永井選手は関東ICまで順調でしたが、その後故障。懸命に間に合わせた中、どこまで走れるか。小泉・出仙選手は、前半戦はあまり元気がなかったですが、夏にどこまであがってきたでしょうか。
あとは新戦力候補になってきますかね。トラックのスピードは主力級の池原選手が、長距離ロードに対応できるようになっているか。全日予選2組で好走して新戦力候補の山内選手、昨年末1万m29分台を出して箱根メンバーに入っていた長谷部選手らが戦力になっているか。コツコツ積み上げてきた古澤選手の意地も注目。
若手では、少しずつ長い距離対応している賀来選手と、1年生は小江・沖選手となりますね。一見選手層が薄いですが、育成力に長けている駿河台大が、どこまで引き上げてきているか。今年も通過できるようなら、出場が伝統になっていきます。
[前回本戦20位]専修大学
【過去3年間の成績】
98回予選9位10:44:58⇒箱根本戦20位
97回予選10位10:33:59⇒箱根本戦20位
96回予選14位11:01:57(ボーダーまで5分11秒差)
A(6点)62分20秒~62分59秒(96回:3-5位、95回:9-15位、94回:6-11位、93回:5-8位)
髙瀨 桂④29分06秒71≪22全予4組13位、関東IC1500m、箱2区20位、21:予10位、箱1区19位、20:予61位≫
B(5点)63分00秒~63分39秒(96回:6-10位、95回:16-43位、94回:12-32位)
ダンカン キサイサ②28分57秒27≪22全予4組22位、関東IChalf13位、箱3区20位、21:予23位≫
木村暁仁③29分04秒21≪22全予2組35位、関東IC1万18位、箱1区4位、20:予44位≫
C(4点)63分40秒~64分19秒(96回:11-24位、95回:44-79位、94回:33-80位)
水谷勇登③29分38秒83≪22:箱4区17位、21:予106位、箱8区18位、20:予217位≫
野下稜平③30分01秒73≪22全予3組34位、関東IChalf、箱5区19位、21:予117位、箱5区20位≫
D(3点)64分20秒~64分59秒(96回:25-49位、95回:80-129位、94回:81-148位)
成島航己④29分32秒59≪22全予1組38位、21箱7区20位、20:予130位≫
吉岡拓哉④29分53秒92≪21:予141位、20:予259位≫
冨永裕憂④29分58秒26≪22関東IChalf≫
E(2点)65分00秒~65分39秒(96回:50-97位、95回:130-180位、94回:149-196位)
田島洸樹③29分28秒91≪22全予3組36位、関東IC1万≫
千代島宗汰②29分52秒61
山村啓仁③29分54秒93
粟江倫太郎③30分00秒35≪21:予341位≫
F(1点)65分40秒~66分19秒(96回:98-140位、95回:181-222位、94回:197-228位)
山城弘弐③30分38秒48
G(0点)66分20秒~66分59秒(96回:141-193位、95回:223-248位、94回:229-265位)
大田和一斗②32分44秒44
上位10名得点:37点
参考:過去3年間(96回、95回、94回)
トップ通過:27点、54点、35点
10位通過:14点、31点、27点
※95回94回は例年より涼しく、96回は暑くなりました。
ここ2年下馬評を覆して箱根予選を突破している専修大。その中で徐々に戦力は整えてきている印象です。通過候補には、名前が挙がってくると思います。
エース選手は3人いますが、前半戦活躍していたのは、4年髙瀨選手になります。前回予選個人10位と大活躍しています。箱根2区は失速したものの、全日予選4組では再び他校のエースと張り合う姿を見せました。最後の箱根予選も核となるはずです。
爆発力では負けてないのは3年木村選手。怪我が少しありますが、今年箱根1区区間4位は、専大の未来を照らす光です。留学生のダンカン選手は、少しずつ安定感が出てきましたかね。全日予選4組も何とか中位でまとめました。この2人が上位集団で戦うことが出来れば、しっかりと貯金が作れます。
続くのが、確実に毎年成長してきている水谷選手。箱根4区では難しい位置でしっかり力を出しています。また、山登りを走っている野下選手も、平地の力が少しずつ伸びてきていますかね。しっかり二けた順位で走り切りたいところ。
このあとが、どこまで上がってくるか。前々回の箱根復活に力になった成島選手が夏前に試合復帰。力になってくるか。2年連続予選に出場している吉岡選手、関東ICに出場している冨永選手といった4年生がまず何とかまとまりたい。
あとは1万m29分台ベストのランナーがどこまで仕上がっているか。トラックの持ちタイムはチーム上位の田島選手が一気に主力になっていると面白くなりますがどうか。千代島・山村選手、前回予選を走っている粟江選手なども65分以内で粘れると、かなり通過に近くなりますかね。
柱もいて、戦力は整いつつありますね。ボーダーより上位の通過を目指していきたいところです。
[前回予選16位]立教大学
【陸上指導者の哲学】
“日本一速い”上野裕一郎監督が並走 箱根駅伝を狙う立教大、選手の成長促す異色指導
立教大学陸上競技部男子駅伝チーム・上野裕一郎監督
インタビュー第2回記事はこちら👇https://t.co/1FiJ9t7G8W
— THE ANSWER (@theanswerc2) September 5, 2022
【過去3年間の成績】
98回予選16位10:53:07(ボーダーまで7分26秒差)
97回予選28位10:54:12(ボーダーまで20分13秒差)
96回予選23位11:23:49(ボーダーまで27分03秒差)
B(5点)63分00秒~63分39秒(96回:6-10位、95回:16-43位、94回:12-32位)
関口絢太③28分40秒35≪22:全予4組15位、関東IC5千14位、21:予87位≫
中山凛斗③28分50秒52≪21:予34位、箱根4区18位相当、20:予90位≫
林虎太朗②28分55秒09≪22:全予3組7位、21:予253位≫
C(4点)63分40秒~64分19秒(96回:11-24位、95回:44-79位、94回:33-80位)
國安広人①28分53秒82≪22:全予4組30位≫
服部凱杏③29分22秒88
D(3点)64分20秒~64分59秒(96回:25-49位、95回:80-129位、94回:81-148位)
山本羅生②29分26秒56≪22:全予2組23位、21:予257位≫
永井 駿①29分51秒39≪22:全予1組15位、21高4区26位≫
安藤圭佑②29分57秒12≪21:予77位≫
E(2点)65分00秒~65分39秒(96回:50-97位、95回:130-180位、94回:149-196位)
後藤謙晶②29分13秒30≪21:予281位≫
忠内侑士③29分34秒78≪22関東IC1万half、21:予210位、20:予362位≫
内田賢利③29分46秒38≪22:日本3障8位、関東IC3障7位、21:予250位、20:予262位≫
F(1点)65分40秒~66分19秒(96回:98-140位、95回:181-222位、94回:197-228位)
相澤拓摩①30分43秒62
G(0点)66分20秒~66分59秒(96回:141-193位、95回:223-248位、94回:229-265位)
金城 快④30分36秒95≪19:予285位≫
吉屋佑晟①31分22秒61
上位10名得点:36点
参考:過去3年間(96回、95回、94回)
トップ通過:27点、54点、35点
10位通過:14点、31点、27点
※95回94回は例年より涼しく、96回は暑くなりました。
PickUp分になります。立教大が、一気に箱根本戦の距離を縮めてきましたよね。前年一気にボーダーまで7分差となりました。しかも最初の5㎞を1位通過と飛ばしての中でのことで、次年度の飛躍を予感させました。今年度は、全日本予選もしっかりと戦っていて、十分ボーダーまで盛ってこれる戦力となってきています。
エース選手は、今年度活躍している3年関口選手と2年林選手。関口選手は、前回予選87位、そこから関東IC5千m14位・全日予選4組15位と走力に磨きがかかっています。林選手もぐっと成長していて、全日予選3組7位好成績、かなり上位の集団で戦えるのではないでしょうか。
そして、元々エース選手の中山選手が戦線復帰。一足先に箱根路を経験して、前回予選33位の好走。暫く故障で苦しんでいましたが、調子が上がっていれば一番頼りになる選手です。まずはどれだけ稼げるか。
さらにエースになる素質がある選手がいます。まずは1年生ながら春に1万m28分台を出して話題となった國安選手。全日予選4組はやや苦戦しましたが、この夏でどこまで自信を付けたか。そして、服部選手がついに箱根予選エントリー。怪我が多かったですが、学生ハーフで64分台。満を持して登場で、55年ぶり出場へ向けて加速させることができるか。
続くのは、前回77位と好走している2年安藤選手や、全日本予選で力になった2年山本選手や1年永井選手あたりでしょうか。順位で言うと100位以内に入ってこれるかどうか。選手層はまだ常連校に比べて決して厚くないので、中堅層あたりの順位は大事になってきます。
あとは、1500mが中心の後藤選手や、3000m障害で日本選手権8位の実績がある内田選手がエントリー。夏合宿でスタミナがどこまでついたか。主要大会の経験は多い忠内選手の伸びも気になるところ。相澤選手ら1年生の選手や、4年生で唯一エントリーに入った金城選手の頑張りも大事ですかね。
主力がしっかり活躍出来れば、もしかすると、ボーダーの壁を、一気に突き破ってくるかもしれない…。そこまで勢いがついているか…!?
箱根駅伝ファンのための情報集
【箱根駅伝ファンのためのリンク集】
【【結果も!】2022年度箱根駅伝ファンのための競技会日程】
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