箱根駅伝2023予選会のエントリーも発表され、日に日に緊張感が高まってきています。
当サイトでも、5つに分けて、
各大学の紹介や戦力分析をしていこうと思っています。
②強化中堅校の連合&本戦出場応援!
③トップ通過するのはどこか!?
④連続出場繋げられるか!?
⑤常連校の復帰はあるのか!?
⑥初出場or伝統校復帰は!?
ページコンテンツ
箱根駅伝2023予選会【展望&戦力分析①】非強化校の紹介&連合出場応援!
なお、展望&戦力分析するにあたり、
ハーフマラソンの狙えるタイムに分けた
独自のランキングを行っています。
ランキング
JOKER(10点)~60分19秒(84回:1位)
SSS(9点)60分20秒~60分59秒(95回:1位、94回:1-2位、93回:なし)
SS(8点)61分00秒~61分39秒以内(96回:1-2位、95回:2位、94回:3位)
S(7点)61分40秒~62分19秒(95回:3-8位、94回:4-5位)
A(6点)62分20秒~62分59秒(96回:3-5位、95回:9-15位、94回:6-11位、93回:5-8位)
B(5点)63分00秒~63分39秒(96回:6-10位、95回:16-43位、94回:12-32位)
C(4点)63分40秒~64分19秒(96回:11-24位、95回:44-79位、94回:33-80位)
D(3点)64分20秒~64分59秒(96回:25-49位、95回:80-129位、94回:81-148位)
E(2点)65分00秒~65分39秒(96回:50-97位、95回:130-180位、94回:149-196位)
F(1点)65分40秒~66分19秒(96回:98-140位、95回:181-222位、94回:197-228位)
G(0点)66分20秒~66分59秒(96回:141-193位、95回:223-248位、94回:229-265位)
G候補
上位10名得点:
参考:過去3年間(96回、95回、94回)
トップ通過:27点、54点、35点
10位通過:14点、31点、27点
※95回94回は例年より涼しく、96回は暑くなりました。
97回98回はコロナ禍の影響で、コースが変わっていますので、96回~94回付近を参考に作成しています。
[初出場]清和大学
【陸上競技部・駅伝チーム練習風景 その1】
令和4年7月23日(土)午後練メニュー 25km距離走の風景です。
今年10月15日(土)に行われる「第99回 東京箱根間往復大学駅伝競走予選会」に初出場しますので、夢はでっかく箱根路です!!#千葉県 #陸上 #陸上部 #大学陸上部 #清和大学 pic.twitter.com/GoNTV3jo6k— 清和大学 公式 (@seiwauniv) July 25, 2022
【過去3年間の成績】
98回不出場
97回不出場
96回不出場
E(2点)65分00秒~65分39秒(96回:50-97位、95回:130-180位、94回:149-196位)
鍜治 晃②29分53秒42≪22関東IC1500m≫
F(1点)65分40秒~66分19秒(96回:98-140位、95回:181-222位、94回:197-228位)
村澤佑磨②31分33秒56
東 佑飛①31分47秒97
G(0点)66分20秒~66分59秒(96回:141-193位、95回:223-248位、94回:229-265位)
左古 一②32分06秒01
山田龍之介②32分20秒71
初出場を決めたチームがあります!昨年から部員を募集していた清和大が、2年1年のみで、14人フルエントリー!しっかりと戦える状態で、初の箱根予選を迎えることができるのは見事ですね。
名の知れた選手もいて、中学時代に全中5位、3千m8分38秒を記録していた鍛冶選手が、清和大に進学。1年時に1万m29分53秒を記録していて、さすがの走力の高さを示していました。今年度も、関東IC1500mに出場するなどスピードを保持しています。初のハーフマラソンの、個人の成績が楽しみな選手です。
続く選手となると、9月の関東新人大会で、5千m14分台を出していた2年村澤選手や1年東選手になりますね。ともに1万mも31分33秒と31分47秒を、出していて長い距離もある程度目途が立っていますかね。東選手は、高校時代5千m14分50秒を記録。清和大が懸命に強化に乗り出しているのが分かりますね。
あとは、32分台前半を持っている左古選手や山田選手といった2年生の選手が続きます。あとは直近で33分台で標準を切っている1年生たち中心といった陣容になっています。また、新しい風が吹いてきていますね。
[前回34位]東京大学
【過去3年間の成績】
98回34位11:46:23
97回34位11:36:30
96回32位11:53:54
E(2点)65分00秒~65分39秒(96回:50-97位、95回:130-180位、94回:149-196位)
瀬川莉玖④30分13秒15≪21予398位、20予365位≫
F(1点)65分40秒~66分19秒(96回:98-140位、95回:181-222位、94回:197-228位)
本多健亮③31分00秒70
中根美七海④31分14秒07≪21予360位、20予420位≫
秋吉拓真①32分20秒90
G(0点)66分20秒~66分59秒(96回:141-193位、95回:223-248位、94回:229-265位)
西田大晟②31分49秒99≪21予411位≫
越川剛暉②31分53秒80≪21予422位≫
昨年は、非強化校トップの成績。他の大学は突き放し、強化下位校とも5分~15分ほどに留める。かなりの健闘といえる部類だったのではないでしょうか。その時の出走メンバー12人から、8人が卒業していて、選手層はやや薄くなりましたが、上位勢は昨年以上に成績を伸ばしそうです。
トラックの記録では、エースは4年生瀬川選手。昨年の予選以降一気に記録を短縮し、今年4月に5千m14分26秒76、1万m30分13秒15の自己ベストをマーク。ハーフマラソンも十分65分台は狙っていける走力をつけています。過去最高365位からどこまで上がるか。
続くのが前回360位で、チーム2番手だった中根選手。4年生になった今年も夏に対抗戦に続けて出場し、5千m15分16秒などしっかり走力はキープ。十分短縮が狙える選手です。
もう一人1年生秋吉選手も今後注目の選手。高校時代に5千m14分58秒94をマーク。受験勉強などもあったはずですが、9月関東新人で15分05秒21。ブランクはかなり埋まってきているようで、上位に食い込んでくるかもしれません。
あとは前回補欠に留まった3年本多選手が、9月末の記録会で31分00秒70の自己ベストを出して、一気に主力格に。前回出場している2年西田・越川選手も32分切るなど順調にベストを短縮しています。
今年も強化校トップ(とはいえ、身近に強力なライバルがいる)さることながら、チーム上位勢がどこまで学生連合に肉薄していけるか、注目と言ったところです。
[前回35位]一橋大学
【過去3年間の成績】
98回35位11:58:14
97回39位11:52:09
96回34位12:05:44
E(2点)65分00秒~65分39秒(96回:50-97位、95回:130-180位、94回:149-196位)
西尾 元③30分33秒65≪21予343位、20:予453位≫
F(1点)65分40秒~66分19秒(96回:98-140位、95回:181-222位、94回:197-228位)
G(0点)66分20秒~66分59秒(96回:141-193位、95回:223-248位、94回:229-265位)
戸髙裕太④32分16秒40≪21予359位、20:予452位≫
宮本龍二③32分19秒97≪21予396位、20:予411位≫
久保周斗②5千14分58秒53≪21予421位≫
例年安定して、予選に出場している一橋大。前回、一昨年と非強化校の中では2番3番争いをすることが多い。それでも、10人揃えるのは楽ではない。夏前の時点で、標準切は6名。そこから、9月23日MKディスタンスで3人の選手が標準切し10人目が34分03秒。10月1日国士大でその1人が33分48秒と標準切。ギリギリで10名間に合った状況でした。出場が簡単ではないことを、物語っています。
エース選手のトラックのタイムは非常に高く、なんと5000m14分台が3名、15分一桁が1名(エントリー者のみ)います。その中で抜けているのが3年生の西尾選手。5千m14分46秒と1万m30分33秒の好タイム。前回予選の69分台からぐっと短縮してくることもありそうだ。
続くのが、4年戸髙選手。今年4月に5千m14分54秒の自己ベスト。6月にも15分15秒とまずまず。彼も前回の予選69分台から、ぐっと短縮してくるかもしれません。若手では、昨年末に5千m14分58秒を出した久保選手もどこまで走ってくるか。上位勢は昨年より十分強いですね。
あとは、今年あまり試合に出ていない選手や、秋以降に初めて標準切をした選手が中心になってきますかね。まずは、総合で前年のタイムよりも短縮していきたいところです。
[前回36位]帝京平成大学
【過去3年間の成績】
98回36位12:08:30
97回35位11:40:08
96回32位12:09:27
G(0点)66分20秒~66分59秒(96回:141-193位、95回:223-248位、94回:229-265位)
森山功稀③31分50秒86≪21予419位、20:予423位≫
島貫聖吾④32分38秒99≪21予414位、20:予418位≫
西河豪志④32分17秒35≪21予383位、20予439位、19予396位≫
岡田拓巳④31分08秒50≪20:予438位、19:予497位≫
北林拓也③5千15分16秒05≪21予433位≫
声をかけるのみの勧誘で、箱根予選及び本戦に挑戦を続けている帝京平成大。とはいえ、ここ2年は順位を落としてきているので、何とかこのあたりで巻き返していきたい。
主力選手は、まずは4年生の西河選手が上がってくるでしょうか。前回383位70分台とチームトップ、そして今年出場すれば4年連続の箱根予選出走となります。昨年末5千m15分13秒のベスト、少しでも短縮してチームに貯金ができれば。
他に名前をあげると、トラックのタイムでは5千m1万mともチームトップの4年岡田選手。今年6月に5千m15分12秒を出している3年森山選手、その森山選手と箱根予選2年連続ほぼ同順位でゴールしている4年島貫選手。5千mは15分16秒と主力に並ぶ北林選手あたりになってくるでしょうか。
彼らが状態を上げてきているのであれば、総合力としては充分昨年を上回ってくる可能性はあるだろう。この他、過去好記録を出したことのある石堂選手など14人フルエントリー。しっかりと順位をあげていきたい。
[前回37位]東京大学大学院
【日本I.C.まであと1日🥇】
長距離パート最初で最後のカウントダウンを務めますのは、9日(金) 19:20- の男子10000mに出場します古川(D2)です!
先日スペインでの学会に際して行われた5kmの大会では14’12で見事優勝!🥇
勢いそのまま西京極でも古川旋風を巻き起こします🌀🌪https://t.co/ysRehtjrtG pic.twitter.com/oPjEGuGLRu— 東京大学陸上運動部 長距離パート (@uttf_long) September 7, 2022
【過去3年間チーム記録】
98回37位12:09:31
97回37位11:49:24
96回41位12:45:52
B(5点)63分00秒~63分39秒(96回:6-10位、95回:16-43位、94回:12-32位)
古川大晃(D1)29分08秒79≪21予88位、19:全7区14位、18:全6区15位、17:全5区12位≫
E(2点)65分00秒~65分39秒(96回:50-97位、95回:130-180位、94回:149-196位)
森田雄貴(M1)30分23秒31≪21予429位、20:予310位、19:予362位、18:予373位≫
丸山翔太郎(M1)29分56秒98≪21予241位、20予366位、19:予301位≫
F(1点)65分40秒~66分19秒(96回:98-140位、95回:181-222位、94回:197-228位)
松本啓岐(D3)31分10秒48≪21予330位、20:予384位、19:予356位、16:予341位、14:予390位≫
G(0点)66分20秒~66分59秒(96回:141-193位、95回:223-248位、94回:229-265位)
加藤泰斗(M1)32分13秒11≪21予367位、20:予421位、19:予369位≫
深澤 陸(M1)31分20秒67
さて、もしかすると学部チームを追い抜いて、非強化チームトップになるのではないかと思われる東大大学院。エース古川選手だけでなく、東大長距離ブログの、学内15㎞TTの結果では、院生が上位独占している模様です。
その古川選手は、今回学生連合で箱根駅伝を走る実質ラストチャンス。3年のうちに…だったのですが、第100回記念大会は、関東学生連合が組まれないことが決定していますので、99回の今回絶対に射止める必要があります。
今年は関東ICでは1万m(29分49秒)、5千m(14分19秒)、ハーフ(64分38秒)と3種目に出場し、手堅くまとめるタフネスぶりを発揮。箱根予選へ繋がっているか。前回は88位(64分10秒)でも上位10名に入れませんでした。コースは変わりますが、1㎞3分は刻みたいところです。
今回、他にも実力者が大勢。東京理科大から東大大学院に進学した、丸山・森田選手が走力を保っています。丸山選手は、10月国士舘大で30分26秒07の好記録。森田選手も9月日体大で5千m14分40秒91、このタイムならチームとしてもかなり貯金が見込まれるのではないでしょうか。
移籍組は他にもいて、筑波大から進学した深澤選手、学習院大から進学した柚木崎選手も上位候補でしょうか。柚木崎選手は今期になって自己ベストを更新!学習院大がここのところ予選に出れてないだけに、是が非でも好走したいところ。
東大から上がってきた選手も走力を上げている選手がいます。出場すれば6回目の予選となる松本選手は、6月に5千m14分49秒のベストでさらに走力アップ。学部時代にも3度走っている加藤選手は、9月に5千m15分04秒35自己ベスト。ハーフマラソンもさらに更新するかもしれません。
他にも院生になってから初めて34分を切ってきた選手などもおり、14人フルエントリー。どれだけ、タイムを短縮していくか注目のチームです。
[前回38位]東京工業大学
【過去3年間の成績】
98回38位12:11:03
97回41位12:05:32
96回37位12:28:15
F(1点)65分40秒~66分19秒(96回:98-140位、95回:181-222位、94回:197-228位)
小林将吾④30分55秒18≪22関東IC3障、21予311位、20:予390位、19:予419位≫
G(0点)66分20秒~66分59秒(96回:141-193位、95回:223-248位、94回:229-265位)
裏野凌央②31分46秒45≪21予447位≫
柴田瀬允④31分57秒57≪21予351位、20:予396位、19:予460位≫
大野成輝③15分14秒01≪21予400位、20予486位≫
毎年、連続出場を続けている東京工業大。前年は総合順位を上げて38位に食い込んだ。今年も12人エントリー、そして主力選手は強くなっていて、順位を上げていくチャンスです。
エース選手は4年生小林選手。毎年確実に強くなっていて、前回は風が吹くあまりいい条件じゃない中で、67分49秒のタイムで走破している。今年は関東IC3000m障害で出走するなどさらに走力アップ。先日の国公立では1万m30分55秒の大幅ベスト!非常に乗っている選手、果たして最終学年でどこまでタイムを短縮するでしょうか。
続いて、31分台後半の選手がいますね。同じく4年生になる柴田選手も、過去3年連続出走で確実に順位を上げていっている。前回は69分ジャストで走破しています。さらに今年学生ハーフで67分11秒のベスト。5千m14分37秒はチームトップだ。十分貯金をつくりに行けそうだ。
ぐんぐん成長してきているのが2年裏野選手。国公立大で1万m31分46秒ベスト。昨年も箱根予選出走していますが、どこまで短縮できるか注目ですね。それと3年大野選手も気になる選手、国公立で3障9分19秒で関東IC2部で来年走りが見れるか。ハーフも冬に2本69分前後で走っています。こう見ると上位で稼げそうな選手が多くなっていますね。
その他の選手は1万m33分台の選手中心になりますかね。それでも5千m15分29秒のベストを持つ1年生の選手などもいます。70分切りに近づく選手が出てくると、ぐっと順位が上がります。
[前回39位]高崎経済大学
【過去3年間の成績】
98回39位12:21:32
97回33位11:35:28
96回記録なし(10名出走できず)
F(1点)65分40秒~66分19秒(96回:98-140位、95回:181-222位、94回:197-228位)
笠井大輝③31分43秒02≪21予382位、20:予413位≫
G(0点)66分20秒~66分59秒(96回:141-193位、95回:223-248位、94回:229-265位)
鈴木清太郎②31分56秒69≪21予463位≫
渡辺龍平④33分36秒77≪21予420位、20:予457位≫
群馬県から12年連続して予選に出場を続ける高崎経済大。前々回非強化校トップに立つサプライズもありました。今年は夏の段階で、標準突破が8名でしたが、国公立大OPで標準切りが2名出て、10名ギリギリで予選への出場が可能になりました。
1万mの持ちタイムでは抜けている選手が2名います。前回チームトップの382位の70分台で走破している3年笠井選手。1万m持ちタイムはチームトップの31分43秒、国公立でも32分少しで走っていて、箱根予選でも自己ベストを狙っていけそうな様子だ。
勢いがあるのは、2年鈴木選手。国公立大では葛西選手を上回る31分56秒の自己ベスト。昨年の予選はチーム10番手でしたが、一気にエース格になってきました。この2人で稼いでいく形になりますかね。
あとは前回の上位者の4年渡辺・出淵選手や、3年島田選手らが続いていく形ですかね。他にも若手でコンスタントに試合に出続けている選手もいますので、ひそかに走力アップしている選手もいるか。再び順位を上げていく気流に乗せていきたい。
[前回40位]東京理科大学
【過去3年間の成績】
98回–位(10名完走できず)
97回36位11:46:01
96回33位12:05:05
G(0点)66分20秒~66分59秒(96回:141-193位、95回:223-248位、94回:229-265位)
横田健剛④32分15秒07≪21予376位≫
坂本清弥②32分30秒29≪21予406位≫
西澤航大②33分09秒56≪21予434位≫
東京理科大も毎年予選会の常連と言えるほど、連続出場を続けています。ただ、前回は完走者が10名に満たず、記録なしとなるなどうまくいきませんでした。今年は1年生の選手が10月1日国士大記録会で3名標準を突破、11名でエントリーして箱根予選に臨みます。
1万m持ちタイムでトップになるのは4年横田選手。3年生になってから入部し、前回予選初出場ながら、70分切りで走り切っています。今年もチームを引っ張る走りとなるか。
昨年の予選で続いたのが、当時1年生だった坂本・西澤選手。2人とも高校時代に5千m15分10秒台を出していて、確かな走力がある選手。対抗戦でコンスタントに試合には出場していて、上積みもあるかもしれませんね。
あとは今年になってからぐっと調子を上げている4年生もいますし、先の1年生から好走者が出るかもしれません。今年しっかり記録を残して、また非強化チームの上位に戻っていく気流を作りたい。
[2年ぶり]埼玉大学
【過去3年間の成績】
98回不出場
97回44位12:24:12
96回不出場
F(1点)65分40秒~66分19秒(96回:98-140位、95回:181-222位、94回:197-228位)
牧野冴希①33分19秒29≪22関東IChalf≫
G(0点)66分20秒~66分59秒(96回:141-193位、95回:223-248位、94回:229-265位)
石飛朝陽④33分29秒65≪20予471位≫
金澤宏哉②33分23秒79
埼玉大が2年ぶりに箱根予選復帰!春に一つニュースがあったチームなので、10人揃えることができたのはホッとしました。そのニュースとは、牧野冴希選手の埼玉大進学です。
長距離ファンには馴染みある市民ランナーが、34歳にして経済を学び直したいと2度目の大学進学(1度目は駒大)。フルタイムで働きながら夜間に勉強。練習は早朝と土日の生活だそうです。競技は二の次ながらも、関東ICハーフにも出場していました。箱根予選も、どこまで走れるか楽しみなランナーです。
あとは本当に必死で10人揃えた形でした。幸いにも2年前出場時の主力選手が、複数人院生で残っていて、標準切りの走力を有していました。国公立大の1万mで標準切りした選手が出て、10人到達しました。
1万m自己ベストは、全員33分台ですが、2大会前の出走者の4年石飛3年手塚選手や、今年複数回33分台で安定して走っている2年金澤選手らが主力でしょうか。まずはしっかり総合結果を残して、次年度以降に繋げていきたい。
[13年ぶり]成蹊大学
【過去3年間の成績】
98回不出場
97回不出場
96回不出場
F(1点)65分40秒~66分19秒(96回:98-140位、95回:181-222位、94回:197-228位)
斎藤周平④5千m15分14秒36
井口善治郎②5千m15分15秒11
G(0点)66分20秒~66分59秒(96回:141-193位、95回:223-248位、94回:229-265位)
米澤颯斗③5千m15分00秒97≪22関東IC800m1500m≫
打木耕平③3障9分11秒58≪22関東IC3障≫
コアな箱根ファンは知っているだろう”1回だけ箱根本戦出場経験のある”チームの成蹊大。その成蹊大が、86回箱根予選以来13年ぶりに、参加資格を満たしましたた!87回予選から、標準タイムの引き上がり、中々揃えられず。そのうち部員も10人満たなかった時期もありました。
でしたが、昨年あたりからぐっと部員数が増えて、久々に標準切に挑戦。昨年は惜しくもあと1人足りませんでした。今年も秋の記録会で標準切に挑戦。10月国士大記録会で、一気に4人の選手が標準を突破し、11名で予選会に挑みます。
エース選手は4年斎藤選手と2年井口選手。両者とも今年5千m15分10秒台のベストをマーク!1万mはまだPMに務めている記録の模様。本気の長い距離、箱根予選密かに楽しみな2名だったりします。
あとは、中距離種目で関東ICに出場している選手がいるんですね。3年米澤選手が800mと1500mで関東ICに出場。5千mも15分00秒のタイムを昨年末出していますね。また3障に出場した打木選手が、本番で9分11秒58と自己ベストを更新。チームとしても個人としても、しっかりと中長距離を強化していっています。
あとはほとんどが直前に33分台を出したばかりのランナーになりますかね。それでも、記録会で魅せた集中力は凄まじかったです。箱根予選でもう一つ結果を残したいところです。
【第5回国士舘大学競技会】
本日行われた男子10000mにて、新たに4名の選手が箱根予選会の標準を突破し、
2009年以来13年振りの箱根駅伝予選会の出場が決まりました‼️🎉✨ pic.twitter.com/Rj06OgnjER— 成蹊大学体育会陸上競技部 (@seikeitf) October 1, 2022
[おまけ:あと1人]群馬大学
昨年は、あと1人だった成蹊大をおまけで特集しました。今年は、群馬大が久々の出場まであと1人でした。5千m14分台の力のある3年生エース植村選手、国公立大OPで次々33分台を出した1年生ら、さらに10月国士大記録会で、医学部生の中林選手の力も借りながら、あと一歩でした。
石原諒人①330471
牛久賢哉①331428
中林 俊③332025
遠藤洋平③333165
大池 駿①333872
大﨑佑哉②334874
吉井奎登①335512
佐々木奏門②335841
そして、今回突破している9名は、全員3年生以下。復活のビッグチャンスですね。
箱根駅伝ファンのための情報集
【箱根駅伝ファンのためのリンク集】
【【結果も!】2022年度箱根駅伝ファンのための競技会日程】
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