いよいよ、三大駅伝の開幕戦!出雲駅伝が近づいてきましたね。エントリーも発表されています。コロナ禍も徐々に緩和され、手拍子応援での有観客となりました。
駅伝ファンとして、優勝候補や上位校の有力チームの区間エントリー予想をしていきますので、お付き合いください。
田澤廉(駒澤大/4年) ⁰「常勝・駒澤大の”絶対エース”として君臨。今季は4月の5000mを13分22秒60(日本人学生歴代6位)で好走して、7月のオレゴン世界選手権に参戦。左膝の違和感とレース中の腹痛に苦しみながらも6000m付近までトップ集団に食らいついた」#大学駅伝https://t.co/Iq3l5erMXy pic.twitter.com/OXN82Jnn1A
— 集英社スポルティーバ (@webSportiva) October 6, 2022
大エースに、有力ルーキーに、復活の主力と、噛み合っていけるか駒澤大学
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出雲駅伝2022【駒澤大学】について
エントリーは10人となります。
なお出雲駅伝2021前日に、出走メンバー6名・補欠2名に絞られ、当日補欠2名と変更もあります。
エントリーメンバーと戦力分析
エントリーメンバー
出:出雲駅伝、全:全日本駅伝、箱:箱根駅伝、高:高校駅伝、予:箱根予選、全予:全日本予選、IC:インカレ
田澤 廉④13分22秒60/27分23秒44≪22:世陸1万m、箱2区1位、21:全7区1位、出6区2位、日本1万2位、箱2区7位、20:全8区1位、箱3区3位、19:全7区1位、出3区2位≫
山野 力④13分47秒67/28分32秒71≪22:関東IChalf4位、箱9区4位、21:箱9区6位、20:全6区4位≫
円 健介④13分48秒67/29分30秒30≪22:関東IChalf12位≫
鈴木芽吹③13分27秒83/27分41秒68≪22:箱8区18位、21:日本1万3位、箱5区4位、20:全3区5位≫
安原太陽③13分37秒01/29分08秒88≪22:関東IC5千m11位、箱3区16位、21:全6区2位、出2区3位≫
花尾恭輔③13分51秒89/28分29秒82≪22:関東IC2部half2位、箱4区9位、21:全8区4位、出雲3区4位、箱7区4位、20:全2区11位≫
吉本真啓②14分02秒31/29分18秒20
佐藤圭汰①13分22秒91≪22日本IC1500m7位、21高3区4位、IH5千m4位1500m2位、20高3区5位、19高2区1位≫
山川拓馬①14分01秒21/30分27秒22≪21:IH5千m16位≫
伊藤蒼唯①14分09秒16
世界の田澤選手、さらに鈴木・佐藤選手、柱は揃っているか
優勝候補の一角にあげられている駒澤大学。春大活躍だった2年篠原選手、スピード抜群の唐澤選手ら1部の主力選手が外れてしまったものの、他に復活した選手や、楽しみな選手は揃っています。
まずは在学中に、世界選手権を経験できた大エース田澤選手。日本選手権はうまくいかなかったですが、その中で酷暑の本番でしっかり粘ってくるあたり、日本のエースでした。そこから3か月、出雲駅伝もしっかり合わせてくると思っています。
そして、昨年は田澤選手と同じ柱と言われていた鈴木選手がエントリー!昨年の秋の故障から歯車が狂い、箱根8区で足を痛めてしまいました。それでも夏合宿はある程度走りこむところまで戻ってきたようですね。これなら起用あるか。
また、話題のルーキー佐藤選手も出雲駅伝エントリー。日本IC1500mにも出場してましたが、夏合宿もある程度長い距離の練習をしながらの出場だった模様。出雲と全日本駅伝は走る可能性充分だそう。高校駅伝での好走もあるので、練習時間取れればロードもかなり強いです。鮮烈な大学駅伝デビューなるか。
あとは、主力選手と言うと4年山野選手、3年安原花尾選手となりますね。山野選手は、今年箱根9区好走から覚醒続きますね。出雲駅伝は出場できれば初出場です。
安原・花尾選手は前回2区と3区襷リレー。その次全日本駅伝では両者とも優勝の立役者になっています。今年は出雲駅伝から優勝に貢献したい。
あとは新戦力候補ですね。結構思わぬ選手がエントリーしていたり。長距離ロード向きと思われる4年円選手、2年吉本選手は10月に5千ベスト、調子の良さを買われていますね。
1年生は佐藤選手入れて3名。IH5千m決勝の実力者山川選手に、大八木監督一押しという伊藤選手。出雲駅伝の地元・島根県出身ということもありますが、調子も非常に良かったそうで、果たしてデビューなるか!?
オーダー予想に映ります。
区間オーダー予想
駒澤大は全日本大学駅伝は強いのですが、出雲駅伝は、勝てそうで勝てない戦いが続いているのですよね。メンバーを見ながら、ちょっとオーダーを変えました。
2区(5.8㎞)佐藤圭汰①13分22秒91
3区(8.5㎞)田澤 廉④13分22秒60
4区(6.2㎞)鈴木芽吹③13分27秒83
5区(6.4㎞)花尾恭輔③13分51秒89
6区(10.2㎞)山野 力④13分47秒67
1区安原選手…昨年三大駅伝の1区担当者は、篠原・佐藤・唐澤選手…。3人ともいません。佐藤・鈴木選手も今回は別の区間に予想。そうなると、関東IC日本ICとも5千mに出場している安原選手でしょうか。入賞こそならずも、まとめています。しっかり小差できてくれるはず。
2区佐藤選手…最短2区に、スピード抜群のルーキー佐藤選手と予想します。高校駅伝3区で日本人トップの快走をしたように、ロードも準備できればかなり走ってます。一気に先頭付近に追いつく走りができれば面白いです。
3区田澤選手…そして今回は3区に田澤選手を配置すると予想しました。万全なら一気に単独先頭に立てると思います。今回のメンバーなら、田澤選手の流れをさらに加速させることができるのではないかと思うので、この区間にします。
4区鈴木選手…ここは調子が上がってきている選手。鈴木選手が行ける状態なら、この区間起用かなと思っています。最終的に流れを加速する走りになればと思います。きついなら、1年生伊藤選手もありかも。
5区花尾選手…優勝へ向けて加速させる区間。ここのところ主要区間をずっと走っている花尾選手を、5区に回してみます。他校が手薄になりがちなところで、一気にアドバンテージが獲れればと思っての起用です。後方とどれくらい差を付けられるか。
6区山野選手…山野選手が逞しくなりましたね。彼がいるから田澤選手を3区に回して貯金をつくる作戦というのも、一つ手になるのではと思います。箱根9区・実業団ハーフなど、ロードの安定感は抜群。ある程度貯金があれば、東国大の留学生以外は何とかなるはず。
勿論田澤選手アンカーでもいいかもしれません。その場合は3区4区花尾選手や山野選手ら主力を畳みかける形になると思います。ロードに強い選手を選んでいますので、昨年のようにはならないでしょうし。
まとめ
・世界の田澤選手に、ルーキー佐藤選手、復帰鈴木選手いけるか
・花尾安原山野選手、ロードを走れる選手もしっかり揃った
駒澤大は、まずは主力選手が揃うかどうか非常に注目していました。結果、世界選手権出場の田澤選手、箱根で故障して以来エントリーの鈴木選手、化け物級のスピードがあるルーキー佐藤選手は揃いましたね。
その代わり、駅伝で1区の経験がある篠原・唐澤選手が外れてしまったのがちょっと残念ですかね。それでも、ロードで光る山野選手に花尾選手、調子戻りつつある安原選手もいるので、優勝は十分狙える陣容になっています。
オーダーとしては、田澤選手をアンカーに残しておくか、アンカーはロードに強い選手を置いて、3区田澤選手で先頭を奪いに行く作戦にするか。これでかなり変わります。また、佐藤・鈴木選手がどこまで対応できるか…もですかね。
ある意味、区間エントリー、そして当日変更まで一番ドキドキするチームかもしれませんね。大八木監督の采配に大いに注目です。
※9月14日撮影
🎵出雲駅伝中継テーマソング🎵#Official髭男dism 『#フィラメント』2022Ver.
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