いよいよ、三大駅伝の開幕戦!出雲駅伝が近づいてきましたね。エントリーも発表されています。コロナ禍も徐々に緩和され、手拍子応援での有観客となりました。
駅伝ファンとして、優勝候補や上位校の有力チームの区間エントリー予想をしていきますので、お付き合いください。
【第34回出雲全日本大学駅伝競走 エントリーメンバー】
4年 内田隼太,扇育,中園慎太朗,松本康汰
3年 稲毛崇斗,松永伶
2年 小泉樹,武田和馬,宮岡幸大
1年 清水郁杜3年ぶりに出雲路を駆け抜けます。
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— 法政大学体育会陸上競技部 (@hoseiTF) October 4, 2022
チーム状態急上昇!エース揃いて、いざ上位校へ挑戦!法政大学です。
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出雲駅伝2022【法政大学】について
エントリーは10人となります。
なお出雲駅伝2021前日に、出走メンバー6名・補欠2名に絞られ、当日補欠2名と変更もあります。
エントリーメンバーと戦力分析
エントリーメンバー
出:出雲駅伝、全:全日本駅伝、箱:箱根駅伝、高:高校駅伝、予:箱根予選、全予:全日本予選、IC:インカレ
内田隼太④13分39秒26/28分50秒49≪22全予4組16位、箱1区9位、21:全1区5位、箱予60位、20:予135位≫
松本康汰④13分46秒62/28分52秒82≪22全予2組19位、21全4区9位、箱予240位、箱3区12位、20:予79位≫
扇 育④14分06秒43/29分07秒34≪22全予1組9位、21:全予1組8位≫
中園慎太郎④14分25秒22/28分58秒54≪22全予3組13位、箱7区8位、21:全7区15位、予127位、箱10区15位、20:予158位、箱8区18位≫
稲毛祟斗③14分19秒74/29分09秒61≪22関東IChalf6位、箱8区13位、20:予139位≫
松永 怜③13分50秒45/28分59秒26≪22全予4組25位、関東IC5千6位≫
宮岡幸大②14分08秒62/29分40秒79
小泉 樹②14分16秒32/29分13秒48≪22:箱3区11位、21:全3区6位、箱予38位≫
武田和馬②14分22秒10/29分25秒38≪22全予1組24位、箱6区2位、21:箱予147位≫
清水郁杜①14分04秒06/29分57秒47≪22関東IC5千、21高1区20位≫
スピード抜群の主力選手は揃った!内田松本選手らで切り込むか
前半戦は、主力選手の相次ぎ故障に泣いた法政大。全日本予選は、アクシデントも重なり、今年は予選落ちでした。でしたが、夏合宿で立て直し、出雲駅伝前の記録会では、スピード抜群のランナーの多くが概ね調子を上げていました。
エースは4年生内田選手。前年度の駅伝は1区で持ち味を発揮、今年4月に5千m13分39秒のナイスパフォーマンス。その後故障もありましたが、しっかり臨戦態勢となっています。
さらにトラックの持ちタイムでは、次ぐ存在の松本選手が復活。出雲駅伝は力を発揮できるはず。前半戦ブレイクの3年松永選手も1万mのベストを28分台に乗せて臨戦態勢。前半戦は故障で棒に振った2年小泉選手が、29分17秒とベストに近いタイムで復帰。このあたり軸になる選手は、調子を上げてのエントリーです。
一部ロード巧者の選手が入っていませんが、それでも中堅どころでは、箱根駅伝3年連続出走の4年中園選手や、関東ICハーフ6位と成長著しい稲毛選手、箱根山下りで爆走した武田選手も1万m29分25秒とベストを出して走力を上げて入っています。若手では、宮岡・清水選手も徐々に勢いを増しています。
さらに、高校時代実力者だった4年扇選手が、ついに軌道に乗ってきて、先日1万m29分07秒自己ベスト!4年目でついに駅伝デビュー間近と迫っています。彼が戦力になれば、非常に貴重な存在になります。調子を上げてきたところで、さて出雲駅伝が楽しみな法政大です。
区間オーダー予想
箱根駅伝に向けても考えるか。今回の出雲駅伝で考えるかでも変わりそう。またエース内田選手を1区にするか3区にするか…どうしましょうか?
2区(5.8㎞)松本康汰④13分46秒62
3区(8.5㎞)松永 怜③13分50秒45
4区(6.2㎞)小泉 樹②14分16秒32
5区(6.4㎞)扇 育④14分06秒43
6区(10.2㎞)稲毛祟斗③14分19秒74
1区内田選手…最終的に内田選手1区と予想します。箱根2区もあると思うので、3区や6区も考えたのですが、出雲駅伝1区の重要性を考えると、外せないかな。メンバー次第では、区間賞候補にもなってくると思います。
2区松本選手…出場できれば、2年箱根以来の大学駅伝となる松本選手。1万mも久々28分台を出してきて、ぐっと調子が上がっています。スピードが生かせる2区出走は充分あると思います。
3区松永選手…今年ブレイクの新戦力!松永選手を、中盤の主要区間3区で、駅伝デビューと予想します。全日本は経験できないので、ここで選手が前後する状況での走りができればと思います。他校のエース相手にどこまで通用するか。
4区小泉選手…復活の将来のエース候補小泉選手。前年度の駅伝の安定感、しかも前半区間を担って強さがありましたね。今回は上がってくる途中ということで、4区で流れを作り直す役割と予想します。
5区扇選手…ついに開花なるか扇選手。即戦力候補と言われながら苦しみましたが、4年目になり上昇気流に乗りました。順当なら十分上位と絡んでるだろう5区で、一つ大学駅伝出走できればと思います。
6区稲毛選手…アンカーは、箱根を見据えて稲毛選手と予想します。今年好調の稲毛選手、箱根は単独走も多い5区か9区とみています。出雲駅伝もアンカーは少しバラけることも多いと思います。ここでしっかり走れれば、箱根も明るくなりそうです。
あとは、やはり内田選手を3区あたりにして、松永選手を1区とか、上がりつつある小泉選手を2区にしてみるとかも考えてみました。オーダーの幅が広がってくるのは、チーム状態がいいい時ですね。
まとめ
・主力内田松永選手に、復活松本小泉選手!
・扇選手ら中堅勢も好調!上位を狙える出雲駅伝
法政大がぐっとあがってきていますね。9月末の法政大記録会では、内田・松本・松永選手といったスピード抜群のランナーが28分台、その他複数の選手が29分前半~中盤にまとめていました。
扇選手といった新戦力や、怪我が癒えた小泉選手もいました。ロードで強い選手もまとめています。夏前から比べると、ずっとチーム全体の調子を上げてきていました。
今回は、出雲・箱根と2つの大学駅伝ですが、出雲駅伝で、何か一つインパクトが残る走りをしてきそうな予感がします。
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