関東インカレ陸上2021の長距離5種目のまとめになります。
“猛烈な追い上げ” 関東インカレ5000mで順大・三浦龍司がV 伏兵・松永伶も大いにスタンドを沸かす#日テレNEWS #陸上 #関東インカレ #三浦龍司https://t.co/h6iLsrf4Pa
— 日テレNEWS (@news24ntv) May 23, 2022
まずは1部からです。
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【1部長距離】関東インカレ陸上2022結果まとめ
順天堂大学
1500m
1組16位佐藤怜音①3分56秒98
2組1位油谷航亮②3分51秒59 Q
2組10位塩原 匠①3分54秒19
決勝9位油谷航亮②3分47秒31
10000m
1位伊豫田達弥④28分42秒85 +8点
10位野村優作④28分58秒97
12位石井一希③29分01秒33
ハーフマラソン
7位四釜峻佑④63分04秒 +2点
11位西澤侑真④64分23秒
14位海老澤憲伸②64分31秒
3000m障害
1組8位山崎 颯①9分05秒01
2組3位村尾雄己①8分53秒39
2組7位服部壮馬②9分00秒40
決勝8位村尾雄己①8分57秒61 +1点
5000m
1組1位三浦龍司③13分51秒90 Q
1組3位石井一希③13分58秒56 Q
2組12位藤島幹大②14分16秒64 q
決勝1位三浦龍司③13分42秒35 +8点
決勝9位石井一希③13分55秒19
決勝18位藤島幹大②14分03秒88★
初日は本当にびっくりしましたね。1万mで4年伊豫田選手が渾身のスパートでなんと優勝!確かに、例年より留学生が少なく、気温が高く混戦模様になっていました。それでも、他の主力選手を振り切っての優勝には本当に驚きました。一つ大きな勲章を手に入れたのは、大きな自信になりそうな気がします。入賞届かずも、野村・石井選手の粘りも光りました。
ハーフマラソンでは、前年度の成長株四釜選手がしっかりと7位入賞。今年度は必ずしも好調ではないですが、最低限で粘るところはやはり頼りになる存在。西澤選手の11位、新戦力の蛯沢選手の14位も収穫です。
5000mは、本当に三浦選手が凄まじかったですね。2分50秒ほどのペースでレースを先導、残り2周の地点で他の選手の仕掛けにも動じずに、残り1周から爆発的なスプリント!バックストレードで捉え、見事に優勝してみませした。おそらく日本選手権3000m障害が次走と思いますが、繋がっていきそうな結果です。
もう少しいきたかったのは、おそらく3000m障害。前回の2位の服部選手が合わせきれなかったか予選落ち、IH活躍の山崎選手も届きませんでした。そんな中、有力ルーキー村尾選手が決勝進出、ラストの争いで8位に食い込みました。何とか加点できましたね。
あとは5000m予選・本戦と10000m3本長距離を走って安定していた石井選手、5000m決勝でベストを出した藤島選手、さらに1500m決勝に進出して9位に食い込んだ油谷選手らも健闘。前年程の点数とはいかずとも、それぞれ手応えはあったのではと思っています。
東洋大学
1500m
1組15位石川 心③3分56秒08
2組5位及川瑠音④3分52秒48 q
2組14位甲木康博②3分56秒18
決勝4位及川瑠音④3分45秒99 +5点
10000m
3位児玉悠輔④28分45秒74★ +6点
6位松山和希③28分47秒86 +3点
7位佐藤真優③28分49秒54★ +2点
ハーフマラソン
2位梅崎 蓮②62分41秒 +7点
5位木本大地④63分03秒 +4点
8位前田義弘④63分15秒 +1点
3000m障害
5000m
1組8位緒方澪那斗①14分02秒20 Q
1組11位西村真周①14分11秒92 q
2組2位九嶋恵舜③14分10秒42 Q
決勝4位九嶋恵舜③13分48秒67★ +5点
決勝15位緒方澪那斗①14分00秒04
決勝23位西村真周①14分29秒43
今回の長距離最多得点は東洋大でした。初日の1万mでは、なんとトリプル入賞!駅伝で1区を務めることが多い児玉選手が表彰台に立つ3位と、昨年度より一回り以上成長する成績!エース松山選手も今年は粘りある走りで6位入賞、箱根3区から株を上げていた佐藤選手も7位に食い込み、3人で喜びを分かち合っていました。
1500mでは、一人決勝にコマを進めた及川選手が、しっかりと決勝も力を出してきて4位入賞。何気にスピード種目での安定感はかなり高いものがあります。2種目で16点獲得していくのですから物凄い勢いでした。
最終日でも大きく見せ場を作ります。ハーフマラソンでは、2年梅崎選手が、終盤で集団から抜け出し、トップ選手を追走する2位。また箱根で悔しい思いをした木本選手が5位大躍進!チームを引っ張る前田主将も8位に粘りました。なんと長距離2種目でトリプル得点を獲得しました。昨年無得点を重く受け止め、合わせてきたところはあると思いますが、それでもチーム力が高くないと中々できないことだと思います。
最終日の5000mも、ルーキー2人を含めて3人で決勝チャレンジ。3年九嶋選手が、積極的に前の方に付けた中で、13分48秒の自己ベストで4位!大舞台で走れるのは本当に強みですね。緒方・西村選手も現状の力を出したのかなと思います。東洋大ファンとしては本当に楽しめた関東インカレだったのではないでしょうか。
「今年は一人ひとりが主役になるチームになっていければと思っている」#関東インカレ のハーフマラソンを終えた #東洋大 #前田義弘 主将の力強い言葉。#松山和希 選手も自分の役割が分かっているからこそ、自身へ厳しい言葉を並べたのだと思います。https://t.co/TYRKKJr6jd
— 朝日新聞スポーツ部陸上担当 (@asahi_runner) May 23, 2022
中央大学
1500m
1組3位中野倫希②3分50秒97 Q
2組3位千守倫央④3分52秒46 Q
2組7位山田俊輝③3分53秒18
決勝8位千守倫央④3分47秒11 +1点
決勝12位中野倫希②3分52秒36
10000m
8位阿部陽樹②28分50秒23 +1点
9位湯浅 仁③28分54秒63
14位若林陽大④29分13秒07
ハーフマラソン
3位山平怜生②62分48秒 +6点
11位助川拓海④64分29秒
24位園木大斗③65分30秒
3000m障害
1組3位大澤健人③8分59秒55 Q
2組5位浦田優斗②8分54秒12 Q
決勝4位浦田優斗②8分56秒10 +5点
決勝7位大澤健人③8分57秒42 +2点
5000m
1組7位溜池一太①14分01秒98
1組17位伊東夢翔①14分53秒08
2組3位中野翔太③14分11秒42
決勝3位中野翔太③13分48秒01 +6点
19位溜池一太①14分04秒99
中央大も強くなってきていますよね。1万mでは、出場した阿部・湯浅・若林選手が終盤まで先頭集団についていました。湯浅選手が一瞬前に出てたのは、中大ファン盛り上がったところ。最終的に、最後の叩き合いで阿部選手が粘って8位入賞し得点。湯浅選手も9位、マラソン一度走ってまた合わせてきている点が強いです。
1500mは、箱根経験者の千守選手と中距離主戦の中野選手の2名が予選突破。まずまず早めのペースになりましたが、千守選手が粘り切って8位入賞。下級生の頃からスピードに長けていましたが、レベル上がりつつある関東インカレで通用したのは大きな収穫です。
最終日も着実に加点。ハーフマラソンでは、山平選手が積極的なレースで3位表彰台!今年は本当に伸び盛り。助川選手も粘っていますね。3000m障害は、大澤・浦田選手がどちらも決勝進出。スローペースから混戦になった中で、浦田選手が4位、大澤選手が7位と、どちらも加点しました。
5000mは、主力中野選手と、2人出場のルーキーのうち、溜池選手が決勝に進出。中野選手は、個人選手権で魅せたラストの強さをしっかりと見せて13分48秒のタイムで3位表彰台!これは嬉しいですね。溜池選手も2本とも14分一桁でまとめたのは、次につながりそうです。チームとしても、出場全5種目で得点できたのは大きな収穫、次に向けての手応えを感じる結果です。
法政大学
1500m
1組11位大島史也①3分52秒75
2組12位高橋彰太①3分54秒44
2組安澤駿空②
10000m
20位川上有生④29分43秒73
30位松永 怜③30分15秒69
内田隼太④
ハーフマラソン
6位稲毛祟斗③63分03秒 +3点
10位河田太一平④64分13秒
28位山本恭澄④65分56秒
3000m障害
1組4位中園慎太郎④8分59秒56 Q
2組10位宮本哲汰①9分12秒88
決勝5位中園慎太郎④8分56秒12 +4点
5000m
1組内田隼太④
1組15位清水郁杜①14分39秒18
2組6位松永 怜③14分11秒91 Q
決勝6位松永 怜③13分50秒45★ +3点
法政大は、エース内田選手が怪我の影響で欠場。その中で10点以上獲得してきたのですから、チームの底力が上がっていることを示していますかね。
初日の1500mと10000mは他校との力の差を感じましたが、最終日に主力以外のメンバーが活躍。ハーフマラソンで、今年の箱根駅伝8区を走った稲毛選手が踏ん張って6位入賞。長い距離の強さが発揮されましたね。3000m障害は、前年も入賞している中園選手が今回も安定した走りで5位食い込みました。
見せ場は、長距離最終種目の5000m。今年の成長株松永選手が決勝進出、決勝では残り2周の時点で、一気にスパートをかけて、他校のエースに大勝負を演じます。
バックストレート以降は捉えられますが、粘り切って6位入賞。大幅自己ベストの13分50秒のタイムを出しました。今後大きく注目を集めそうですね。法政大から新たな主力候補が誕生です。
東海大学
1500m
1組1位飯澤千翔④3分50秒36 Q
1組13位佐伯陽生③3分54秒65
2組17位草刈恭弓①4分03秒00
決勝1位飯澤千翔④3分44秒44 +8点
10000m
16位松崎咲人④29分18秒70
19位喜早駿介③29分42秒84
23位松尾昴来③29分46秒26
ハーフマラソン
4位竹村拓真④62分53秒 +5点
9位入田優希③64分05秒
23位宇留田竜希④65分27秒
3000m障害
2組1位杉本将太④8分52秒98 Q
決勝9位杉本将太④8分57秒65
5000m
1組14位溝口 仁③14分38秒00
2組16位徳丸寛大②14分32秒33
2組18位鈴木天智①14分46秒79
まず1500mの飯澤選手に大きな注目が集まりましたね。春先の大会で3分40秒を切るビッグパフォーマンスを見せていました。予選・決勝とも、とても安定したスプリント力を見せて見事優勝をもぎ取りました。日本選手権以降にいい弾みがつきますかね?
トラックは、1万mが松崎選手の16位29分18秒が最高・5千mは3選手とも予選落ちと苦しい結果。その反面、ハーフマラソン組が奮闘。箱根復路エース区間9区でも粘りの走りを見せていた竹村選手が、終盤に順位を上げていって4位入賞。入田選手も9位と入賞まであと一歩を粘りました。
また3000m障害では、杉本選手が予選で高いスプリント力を見せてトップ通過。決勝はラストの叩き合い最後まで粘っての9位と、入賞まで次点の成績でした。それぞれ良かった選手とうまくいかなかった選手と少し差があったかなぁ。全日本予選に向けては、ここから次第となってきたのかなと思います。
早稲田大学
1500m
1組5位間瀬田純平①3分51秒30 Q
1組12位栁本匡哉③3分54秒40
2組3位菖蒲敦司③3分52秒46 Q
決勝3位菖蒲敦司③3分45秒54 +6点
決勝10位間瀬田純平①3分47秒62
10000m
2位井川龍人④28分44秒82 +7点
ハーフマラソン
15位安田博登④64分36秒
19位菅野雄太②64分54秒
鈴木創士④
3000m障害
1組1位菖蒲敦司③8分59秒30 Q
2組6位北村 光③8分55秒14 q
決勝1位菖蒲敦司③8分52秒38 +8点
決勝6位北村 光③8分57秒06 +3点
5000m
1組6位石塚陽士②14分00秒13
2組4位山口智規①14分11秒66
2組7位伊藤大志②14分12秒02
決勝12位石塚陽士②13分57秒09
決勝16位伊藤大志②14分00秒87
決勝20位山口智規①14分13秒06
今年も1500mと3000m障害で菖蒲選手が、大きく加点しましたね。1500mは、昨年より明らかにレベルが上がっている中で今年も3位表彰台確保しています。3000m障害は、スローペースの展開で、終盤に他選手との差を見せつけるスパート。強いレースで2連覇を果たしました。3000m障害は、一度は辞めているのですが、走力と素質ともにかなりの高さを感じました。
1万mは、日本選手権も戦っている井川選手が、連続で高いパフォーマンス。しっかりと2位表彰台を確保して、最上級生として力のある所を示しました。3000m障害では、北村選手も6位入賞。貧血からようやく立ち直った瞬間でした。
5000mは手応えと悔しさを感じるレース。3選手とも決勝に進出しましたが、入賞には僅かに届かないレース。石塚選手がいい位置で終盤を迎えましたが、最後は脚が残っていなかったそう。とはいえ、安定感は高いものがありますね。
ハーフマラソンは、エース格の鈴木選手が欠場しますが、新戦力候補の安田・菅野選手が64分台で踏ん張ったのは、箱根予選に向けて大きな収穫でしょう。強力ルーキーと言われる間瀬田・山口選手も、まずは大学の大舞台を経験できました。今後次第なのかなと思います。
明治大学
1500m
1組4位馬場勇一郎③3分51秒06 Q
2組2位近藤 亨④3分52秒70 Q
2組6位吉川 陽③3分52秒54
決勝5位近藤 亨④3分46秒69 +4点
決勝7位馬場勇一郎③3分47秒04 +2点
10000m
4位児玉真輝③28分47秒06 +5点
5位富田峻平④28分47秒71 +4点
17位小澤大輝④29分34秒74
ハーフマラソン
16位橋本基紀③64分48秒
20位加藤大誠④65分00秒
26位鈴木祐太②65分48秒
3000m障害
1組10位窪田悠人①9分15秒62
5000m
1組4位小澤大輝④13分58秒57 Q
1組5位富田峻平④13分58秒74 Q
2組11位漆畑瑠人④14分14秒56 q
決勝7位富田峻平④13分50秒72 +2点
決勝10位小澤大輝④13分55秒51
決勝14位漆畑瑠人④13分58秒60
明治大も随所でトラックに強いところを見せたと思います。1500mは馬場・近藤選手が予選突破。吉川選手もあと一歩でした。決勝では、近藤選手が5位、馬場選手も7位と、大変な混戦の中、得点をもぎ取りました。
主力選手とここぞとばかりに投入した1万mは、児玉・富田選手が4位と5位入賞しているのがさすがと言えますかね。スピードランナー、最後の叩き合いの強さは抜群でした。ハーフマラソンは、加藤選手がうまくいかずも、橋本選手が新戦力候補としてあがってきました。
5000mは、小澤・富田・漆畑選手3選手とも決勝へ進出。富田選手が、決勝でも戦いきって7位、1万mに続き2種目目入賞!これはもっと取り上げてもいいのでは?1万mはうまくいかんかった小澤選手が10位奮起、漆畑選手も14位ながら13分台で粘りましたね。エースたちの躍動がみられた今大会でした。
国士舘大学
1500m
1組10位中島弘太②3分52秒03
2組9位富岡晃世①3分53秒49
10000m
13位ピーター カマウ②29分01秒84
21位福井大夢④29分44秒11
ハーフマラソン
17位清水悠雅④64分50秒
30位望月 武④66分41秒
33位佐藤悠貴也③69分24秒
3000m障害
5000m
1組13位岩下翔哉①14分18秒07
2組15位山本龍神③14分31秒22
2組21位生駒直幸①14分52秒68
国士舘大は残念ながら得点を獲得することができませんでした。一番惜しかったのが1万mカマウ選手。中盤抜け出して単独トップに立つシーンはあったのですが、最後まで持ちませんでした。全日本予選でまた、他校のエースとの闘いを見たいところ。
その他では、ハーフマラソンで清水選手が64分台の17位とまずまず。この1年苦しんでいましたが、不調から脱してきた印象。5000mは、注目ルーキー岩下選手が組13位と、決勝進出まであと少しのところまで迫りました。チームとしてはやや厳しかったですが、収穫はあったと思います。
日本体育大学
日体大のエース・藤本珠輝選手が、関東インカレ男子1部ハーフマラソンで2008年にメクボ・モグスさんがマークした大会記録を更新して優勝。ゴールの国立競技場でもう一段階ギアを上げたのは「応援してくださっているみんなが元気になれるような走りを」という思いからでした。https://t.co/P6XkJqG7pP
— 松永早弥香 (@ohmatu27) May 23, 2022
1500m
1組2位高村比呂飛②3分50秒78 Q
2組11位廣澤優斗④3分54秒23
2組13位山崎 丞①3分56秒17
決勝
2位高村比呂飛②3分45秒54 +7点
10000m
24位名村樹哉④29分49秒87
27位村越凌太④29分57秒13
31位大森椋太③30分29秒15
ハーフマラソン
1位藤本珠輝④62分20秒 +8点
22位水金大亮③65分22秒
29位盛本聖也④66分27秒
3000m障害
1組2位富永椋太②8分59秒55 Q
1組6位九嶋大雅④8分59秒60 q
2組2位分須尊紀②8分53秒04 Q
決勝2位分須尊紀②8分55秒52 +7点
決勝11位富永椋太②9分09秒16
DNS九嶋大雅④
5000m
1組10位平島龍斗①14分05秒51 Q
2組5位廣澤優斗④14分11秒80 Q
2組20位溝上賢伸②14分48秒37
決勝13位廣澤優斗④13分57秒72
決勝21位平島龍斗①14分15秒55
日体大も随所でポイントを獲得してきましたね。1500mでは唯一決勝に進出した高村選手が、他有力選手に一撃。最後の直線での叩き合いで、ぐっと上がってきて、なんと2位表彰台!タイムも3分45秒と高速化の今でもかんり高いタイムです。活きのいい選手が出てきましたね。10000mはちょっと力不足という形でした。
最終日、ハーフマラソンに回った藤本選手が、しっかり実力を発揮。中盤から飛び出すとそのまま独走して優勝!62分20秒は大会新記録だったそうですね。さすが箱根2区もかなりの好タイムで好走していただけありました。
3000m障害は、見事3人とも決勝進出。その中から強かったのは2年分須選手。比較的スローな展開から、激しい2位争いになっていましたが、それを制する形で、2位表彰台に食い込みました。箱根で長い距離に一定の成果を出していましたが、得意種目でもっと強くなっていました。
5000mは、1500mから連闘の廣澤選手に、1年生平島選手が決勝進出。決勝では、廣澤選手は13分台の13位と入賞ラインに近づく活躍を見せました。今回は上位に行く選手は本当に表彰台まで駆け上がる形でした。全日本予選は、今回うまくいかなかった1万mでの勝負。ここからの仕上げですね。
山梨学院大学
1500m
1組6位都築勇貴④3分51秒42 q
1組19位村本龍彦④4分02秒55
2組8位髙木駿太③3分53秒24
決勝11位都築勇貴④3分49秒20
10000m
22位木山達哉④29分44秒89
29位伊東大輝④30分02秒30
33位砂川大河②30分46秒71
ハーフマラソン
21位栗原光弘④65分01秒
27位篠原 楓④65分51秒
DNF横山竜之介③
3000m障害
1組5位中込 空③8分59秒58 Q
1組9位品田滉人①9分11秒50
2組8位笛木慎之輔④9分11秒51
決勝10位中込 空③8分57秒78
5000m
1組9位B.ムルワ④14分02秒20 Q
2組13位髙田尚暉②14分21秒54
決勝5位B.ムルワ④13分49秒35 +4点
山学大は、今年エースのムルワ選手がきっちり仕事したのが一番の収穫でしょうかね。組9位決勝進出ながら、決勝では5位と加点しました。序盤控えて、中盤になってからぐっと上がってくるレースで、うまく流れに乗ったなという印象です。
あとは専門種目だろう1500m・3000m障害は、1500mで都築選手が決勝に進出し10位。3000m障害は、中込選手が決勝に進出して10位と健闘しました。
日本人中長距離勢は全体的に苦戦していしまいましたね。1万mは木山選手の29分44秒の22位が最高、ハーフは栗原選手の21位が最高でした。伸び盛りの髙田・砂川選手も今回は苦戦。次、全日本予選に向けて、どれだけ仕上げていけるか、ですかね。
駿河台大学
1500m
2組16位福田翔哉③4分01秒34
10000m
15位新山舜心③29分18秒53
28位町田康誠④29分59秒50
34位池原悠月②31分32秒97
ハーフマラソン
12位永井竜二④64分27秒
31位出仙龍之介④67分46秒
3000m障害
5000m
1組清野太成④
2組1位M.ゴッドフリー①14分08秒28 Q
2組9位東泉大河①14分12秒56 Q
決勝2位M.ゴッドフリー①13分47秒69 +7点
決勝24位東泉大河①15分10秒87
主力選手は今回は不調、町田選手が1万m28位、清野選手は欠場という中でしたが、見せ場は作っています。1万mでは新山選手が頑張って、29分18秒まずまずのタイムで15位結果を出しました。ハーフマラソンでは永井選手が粘って、64分27秒で12位。主力に続く選手たちが入賞ラインに迫ったのは収穫だと思います。
さらに5000mでは、新留学生ゴッドフリー選手が、ついに大学初戦。組トップで通過すると、決勝では、激しい2位争いの叩き合いを制する形で、2位表彰台。まずまずのデビューになったのではないでしょうか。ルーキー東泉選手も決勝に進出、それぞれ収穫があったと思います。
筑波大学
1500m
1組7位吉田海渡②3分51秒51 q
1組14位小林竜也④3分55秒39
2組15位堀口花道①3分57秒63
決勝6位吉田海渡②3分46秒69 +3点
10000m
11位福谷颯太④29分00秒66★
32位國井辰磨④30分44秒27
ハーフマラソン
32位岩佐一楽④67分56秒
3000m障害
2組4位松村匡悟④8分53秒66
決勝3位松村匡悟④8分55秒93 +6点
5000m
1組2位小林竜也④13分58秒48 Q
2組10位平山大雅③14分13秒85 Q
決勝17位小林竜也④14分01秒93
決勝22位平山大雅③14分23秒92
筑波大も、しっかり得点を重ねましたね。1500mでは2年生の吉田選手が決勝進出。タイムで拾われた形になりましたが、決勝では6位に食い込む活躍。高校時代中距離から、距離を伸ばしてきていますが、ベースのスピードはさらに期待あげられていました。
また、3000m障害では、前年の日本ICで健闘していた松村選手が、さらに力を付けていましたね。終盤のスプリント勝負でしっかりと前に出て3位表彰台躍進!このあたりが盛り上がりましたかね。
長距離種目も、奮闘。1万mでは福谷選手が自己ベストを出して11位、5千mは小林選手が健闘しています。ハーフ岩佐選手はやや苦しんでいましたが、ここからあがっていけるかですね。
流通経済大学
1500m
1組18位鎌形駿也③4分02秒24
10000m
26位森川蒼太②29分56秒81
ハーフマラソン
3000m障害
5000m
1組18位嶋田翔太④14分56秒55
2組17位三角隼人②14分41秒55
2組19位森川蒼太②14分46秒80
標準記録が高く、参加人数は少なったですかね。その中で、森川選手が2つ戦い抜きました。1万mは29分台でまとめていまし、現状の力は出し切ったように思います。
慶應義塾大学
1500m
1組9位田村颯斗④3分52秒00
1組17位安倍立矩②3分59秒52
10000m
18位木村有希②29分39秒36★
ハーフマラソン
18位田島公太郎②64分53秒
3000m障害
1組11位黒澤瑛紀③9分16秒10
5000m
1組16位安倍立矩②14分46秒59
2組14位森田剛史④14分30秒41
慶應義塾大は、主力選手はまずまずかな。1万mは木村選手が29分39秒自己ベストで18位、ハーフマラソンでは田島選手が64分台で18位。このあたりがまずまずですかね。安倍・森田選手が今後もっとあがっていけるかどうか。
日本大学
1500m
1組8位大野雅也②3分51秒79
10000m
25位安藤風羽②29分56秒33
チャールズドゥング④樋口翔太④
ハーフマラソン
25位濱田祐知④65分34秒
DNFチャールズドゥング④
若山 岳④
3000m障害
1組7位山口月暉①9分02秒41
2組秋山好輝①
5000m
1組12位下尾悠真③14分12秒02
2組8位松岡竜矢④14分12秒20
2組22位滝澤愛弥①15分14秒29
決勝8位松岡竜矢④13分51秒36 +1点
決勝11位下尾悠真③13分55秒68★
日本大は、5000mで松岡選手が貴重な1点加点。主力が復活できたのは本当に良かったなと思います。ドゥング・樋口選手が中々思うようにいかない中、チームの希望の光です。5000mでは、下尾選手も決勝に進出し、13分55秒自己ベストの11位!このあたりは例年以上の健闘ですかね。
他では、1万m安藤選手が29分台でまとめたことあたりが収穫になると思います。大野・山口選手あたりもまずまず粘ったかな。全日本予選で、どのくらい総合力があるか気になるところです。
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