関東インカレ陸上2022の長距離5種目のまとめになります。
続いて2部の大学別結果まとめと、
駅伝ファンとしてのコメントになります。
なお、1部はこちら
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【2部長距離】関東インカレ陸上2022結果まとめ
青山学院大学
#関東インカレ#青山学院大学 #鶴川正也 は男子2部5000m決勝で日本人トップの3位につけ、「去年と違って少しは結果を残せた」と評価。だが、ラストスパートで留学生に競り負けたことに「悔しいというよりはもっと強くなろうというだけです」と、現在地に満足していません。https://t.co/RpYp6nHVCv
— 4years. (@4years_media) May 23, 2022
1500m
1組2位西川魁星④3分53秒20 Q
2組2位山内健登③3分49秒56 Q
3組1位宇田川瞬矢①3分49秒69 Q
決勝
1位山内健登③3分45秒51 +8点
2位宇田川瞬矢①3分46秒92 +7点
5位西川魁星④3分47秒72 +4点
10000m
2位岸本大紀④28分28秒94 +7点
11位若林宏樹②29分13秒27
ハーフマラソン
3位西久保遼④63分01秒 +6点
5位横田俊吾④63分04秒 +4点
7位田中悠登②63分10秒 +2点
3000m障害
2組1位黒田朝日①8分51秒69 Q
3組6位山下悠河③9分00秒11
決勝3位黒田朝日①8分49秒44 +6点
5000m
1組8位佐藤有一①14分11秒37 Q
2組2位鶴川正也②14分05秒14 Q
2組8位目片将大④14分06秒16 Q
決勝3位鶴川正也②13分55秒99 +6点
決勝6位目片将大④13分58秒55 +3点
決勝10位佐藤有一①14分06秒39
関東インカレ陸上2部長距離は、青学大祭りになりましたね。優勝・表彰台・トリプル入賞、それほど力を入れてはいない3000m障害まで主役になりえるほどでした。10000mは、エース岸本選手が渾身の走り。留学生の間に割って入っての2位表彰台、2年3年時に、走れなかった悔しさをぶつける走り、素晴らしかったです。
1500mは、西川・山内・宇田川選手が3人とも上位で決勝進出。決勝でも、中盤以降は青学大のユニフォームが上位を占めていました。その中盤から先頭に立った山内選手が、終盤のスパートを決め見事優勝!1年時からトラックの記録が伸びていましたが、やはり強かった!さらにルーキー宇田川選手がラストの争いを制して2着、4年生西川選手が5着に食い込みました。ワンツーを含めたトリプル入賞は、青学大の強さを大きく印象付けました。
残りの種目も青学祭でした。ハーフマラソンは前回優勝の西久保選手に、横田選手と田中選手、箱根駅伝では補欠に終わった選手が躍動。内蔵疲労で万全ではなかった西久保選手は連覇とはいかずも、63分01秒の好タイムで3位。横田選手も5位、田中選手は7位、こちらもトリプル入賞。本当に実力が高い選手がたくさんいると思い知らされます。
3000m障害には、監督も期待のルーキー黒田選手が出場。予選をトップ通過すると、決勝でも2000m付近で単独先頭に!いきなり頂点になるかと思われましたが、最後は上級生の猛追を受け、トップ譲ります。それでも3位表彰台確保、大きな収穫です。
5000mは、鶴川・目片・佐藤選手が危なげなく予選を通過。決勝では鶴川選手が見事な走り、昨年度期待されながら怪我で駅伝シーズンの悔しさを思いっきりぶつけてくれました。さらに日本人だけでなく留学生も食おうとしての3位表彰台。今年の活躍が本当に楽しみ、安定感ある目片選手も最終的に6位、ルーキー佐藤選手も10位。本当に春からフレッシュグリーンが吹き荒れています。
駒澤大学
#関東インカレ#駒澤大学 #花尾恭輔 は男子2部ハーフマラソンで2年連続での2位でした。「負けに不思議の負けはなしなので」と結果を受け止め、更なる飛躍を誓いました。「3年生が一番キーマン」という #大八木弘明 監督の言葉を胸に、世代を引っ張り、チームを勢いづけます。https://t.co/WdalRcXhbf
— 4years. (@4years_media) May 24, 2022
1500m
1組5位大和田貴治①3分53秒42
2組6位庭瀬俊輝②3分51秒32
3組14位桑田泰我①4分01秒81
10000m
8位篠原倖太朗②28分41秒13★ +1点
14位小野恵祟④29分13秒95
29位白鳥哲汰③30分25秒90
ハーフマラソン
2位花尾恭輔③62分56秒 +7点
4位山野 力④63分03秒 +5点
12位円 健介④63分36秒
3000m障害
5000m
2組5位安原太陽③14分06秒15
決勝11位安原太陽③14分07秒73
駒澤大は、日本選手権に出場した田澤選手や、強力ルーキー佐藤選手が出場しなかったものの、しっかり得点を重ねました。1万mに出場した伸び盛りの2年生篠原選手が、優勝争いに食ってかかった末、8位。悔しさも残る中ですが、確かな成長も感じます。また、ここまで決して目立っていなかった4年生小野選手の13位健闘も、見逃せません。
ハーフマラソンは、前回2位の花尾選手がリベンジをかけて出場。終盤に粘りを見せて順位を上げていきますが、箱根駅伝で華の2区を走る力のある選手に屈して、2年連続2位。それでも確かな成長を感じます。また、実業団ハーフで力を見せた山野選手が4位。今年もこの種目で大量得点、さすが強豪校です。また、箱根メンバー外だった円選手も63分台踏ん張りました。
5000mでは、前年度大学駅伝活躍の安原選手が決勝進出するも11位、得点なりませんでした。とはいえ、箱根以降やや足踏みしていただけに、復調のきっかけになるかもしれませんね。また1500mでは大和田選手らルーキーのデビューもありました。復帰途上の選手が戻れば、また強くなりそうですね。
東京国際大学
1500m
1組4位吉住 颯②3分53秒40
10000m
7位丹所 健④28分36秒72 +2点
25位村松敬哲③30分05秒40
ハーフマラソン
6位ルカ ムセンビ④63分10秒 +3点
19位岡 剛史②64分16秒
DNF宗像 聖④
3000m障害
1組6位麓 逸希③9分02秒87
5000m
1組2位山谷昌也④14分02秒94
1組3位白井勇佑②14分02秒96
2組10位牛 誠偉②14分06秒37
決勝4位山谷昌也④13分56秒88 +5点
決勝7位白井勇佑②14分01秒12 +2点
決勝13位牛 誠偉②14分08秒94
東京国際大は大エースのヴィンセント選手がエントリーされませんでしたが、それでも12点を獲得しています。1万mには日本人エースの丹所選手が出場、しっかりと7位入賞と2点加点していますね。春先は試合に出ていないので本調子ではなかったかもですが、さすがです。1500mは吉住選手、3000m障害は麓選手が出場、着順決勝まであと一歩でした。
ハーフマラソンは、前回3位入賞のムセンビ選手が今回も出場。途中単独で飛び出す見せ場は作ったものの、行ききれず6位に。ちょっと足踏み続いてるかな?また、宗像選手はDNFに、2年岡選手が64分前半のタイムと健闘しての19位。このあたりはある意味一番の収穫でしたかね?
長距離最終種目、5000mで大きな見せ場。3選手とも予選を突破すると、決勝ではスピードエース山谷選手と白井選手が躍動!積極的に前の方でレースをした上で、山谷選手が見事に4位、勝負しにいった白井選手も粘って7位入賞でこの種目で5得点獲得しました。牛選手も14分08秒の13位でした。全体的には、2年生に大きく収穫があったような感じでした。
創価大学
1500m
1組13位小暮栄輝②4分00秒51
2組3位望月遥平③3分49秒91 Q
3組6位濱口直人②3分51秒42
決勝7位望月遥平③3分48秒36 +2点
10000m
28位濱野将基④30分18秒02
30位松田爽汰④30分27秒64
DQ新家裕太郎④
ハーフマラソン
16位志村健太③64分11秒
18位本田晃士郎④64分16秒
23位緒方貴典④64分56秒
3000m障害
1組DQ山下唯心③
2組3位黒木陽向①8分53秒82 Q
3組4位溝口泰良③8分53秒25 Q
決勝6位溝口泰良③8分52秒84 +3点
決勝10位黒木陽向①9分07秒22
5000m
1組1位リーキー カミナ①13分56秒73 Q
2組9位石丸惇那①14分06秒31 Q
決勝5位リーキー カミナ①13分57秒96 +4点
決勝22位石丸惇那①14分26秒68
随所で創価大のユニフォームも光りました。1500mは中距離が主戦場の望月選手が活躍、予選・決勝ともに3分50秒を切るパフォーマンス。決勝では7位に入賞しています。また3000m障害では、黒木・溝口選手の2名が決勝に進出、決勝では溝口選手が6位に入賞、このあたり駅伝とはまた違う選手が存在感を示しましたね。
5000mでは、新留学生のリーキー選手が対抗戦デビュー。予選は組トップ通過、決勝では最後まで激しくトップを争いましたが、ここは5位に留まりました。とはいえ、まだまだこれからですね。
他長距離の種目、1万mは箱根組、ハーフは箱根以外組で出場しましたが、ここは見せ場中々できませんでしたかね。1万mはチーム内最初にゴールしていた新家選手が失格に、ハーフは志村選手が64分11秒とまずまず走りましたが16位でした。とはいえユニバ組の嶋津・葛西選手が出場していませんでしたので何とも言えないところかな。全日本予選へ向けてまた上昇していきたいところです。
國學院大學
#関東インカレ
男子2部ハーフマラソンで #國學院大學 #伊地知賢造 が優勝。國學院大の関カレ優勝は2019年にハーフマラソンを制した土方英和以来。3月の学生ハーフ入賞にも悔しさを感じ、地道に努力をしてきました。副将としてチームを支え「3大駅伝表彰台」を目指しています。https://t.co/MRTuyLIU2T— 4years. (@4years_media) May 22, 2022
1500m
1組8位三潟憲人②3分54秒47
2組10位小松恵達①3分58秒15
3組2位鈴木景仁③3分49秒92 Q
決勝4位鈴木景仁③3分47秒79 +5点
10000m
5位中西大翔④28分35秒87 +4点
6位平林清澄②28分36秒32★ +3点
13位島崎慎愛④29分13秒83
ハーフマラソン
1位伊地知賢造③62分50秒 +8点
8位鶴 元太②63分14秒 +1点
10位坂本健悟④63分26秒
3000m障害
3組7位中薮大智①9分02秒77
5000m
1組5位山本歩夢②14分04秒61 Q
1組20位嘉数純平①14分55秒20
2組17位原 秀寿②14分31秒70
決勝9位山本歩夢②14分04秒78
國學院大も怒涛の加点でしたね。1万mではエースが躍動。平林選手が先頭集団を率いる活躍もあった中で、見事6位入賞。その後方からレースを進めていた4年生エース中西大選手が、上回る5位に入賞。この2人で7点稼ぎました。また、留年した島崎選手も13位とまずまずの走りを見せています。
1500mでは、鈴木選手が予選から3分49秒の高パフォーマンスを見せて決勝に進出。決勝は、予選を上回るペースで進む中、しっかりと流れに乗って4位入賞。見事なレースでした。
最終日にも見せ場は続き、ハーフマラソンには箱根2区を走っている伊地知選手が出場。長い距離は強い選手ですが、やはり違いなく、17㎞付近でロングスパートをかけ単独先頭に。そのまま逃げ切って見事に優勝!やっぱり強いです。他箱根上位校の主力を振り切ったのは見事です。また、新戦力2年鶴選手が8位入賞!こちらは今回最大の収穫かも?全日本駅伝走っている坂本選手も10位に食い込んでいます。
5000mは、箱根3区を含め冬大活躍していた山本選手が決勝へ。ここは惜しくも9位、でしたが混戦の中しっかりまとめました。原・嘉数選手といった若い選手は、今回はきつかったですかね。それでも、エース力と言うことでは、やはり今年の國學院大は怖いなと印象づいた大会でした。
帝京大学
1500m
2組5位古川啓太④3分50秒45 q
10位古川啓太④3分51秒35
10000m
9位小野隆一朗③29分05秒01
15位北野開平④29分18秒00
21位西脇翔太③29分49秒82
ハーフマラソン
14位末次海斗③63分59秒
26位小林大晟②65分02秒
43位中野大地④66分54秒
3000m障害
1組5位鎗田大輝①9分01秒19
2組2位大吉優亮③8分52秒35 Q
3組3位山口翔平①8分51秒46 Q
決勝4位大吉優亮③8分51秒06 +5点
DNF山口翔平①
5000m
1組14位柴戸遼太①14分24秒83
2組19位栗田隆希①14分36秒10
2組23位林 叶大②15分30秒17
主力が抜けた帝京大ですが、それぞれ頑張りがありました。1万mでは箱根往路健闘の小野選手が、入賞まであと一歩と迫る9位。北野選手も15位ながらタイムは29分18秒はまずまず、このあたり全日本予選で中心になっていくのかなと思います。
また、1500mでは4年生古川選手が決勝に進出。決勝では10位となりますが、勝負をかけてバックストレート2位争いを繰り広げていたのが印象的でした。3000m障害では大吉・山口選手が決勝進出。決勝では、山口選手は序盤に転倒する不運に見舞われますが、大吉選手が集団の流れでしっかり勝負。見事に4位入賞、今回の帝京大勢唯一の入賞となりました。
あとは届かず。ハーフマラソンは、昨年の練習でも63分台を出していたという末次選手が63分59秒の14位とまずまず。これは収穫かな。5000mはルーキー柴戸選手ら若手が挑戦しますが、決勝進出者はでませんでした。ここから、全日本予選へ機運高めていくはずです。
神奈川大学
1500m
3組4位中原優人②3分50秒05 q
決勝3位中原優人②3分47秒73 +6点
10000m
12位小林篤貴③29分13秒42★
24位巻田理空③29分59秒13
ハーフマラソン
3000m障害
2組6位塩田大空①9分00秒97
5000m
1組7位尾方馨斗③14分10秒61★
1組12位宇津野篤③14分22秒41
2組15位島崎昇汰④14分28秒21
決勝21位尾方馨斗③14分24秒40
神奈川大は、昨年よりは例年より出場者が多いので、比較的順調かな?1500mには、今年飛躍候補の中原選手が出場。予選は100分の1秒より小さい差で3位を逃し、ヒヤリとするも、タイムに拾われて決勝進出。決勝で、抜群の切れ味を見せて3位表彰台に食い込んだのは熱いですね。今年やはり注目のランナー。
また1万mでは、箱根9区好走があった小林篤選手が健闘。29分13秒自己ベストで13位は、全日本予選へ向けて弾みがつくかな?エース巻田選手も、この大会をきっかけに上がってほしい。
5000mは宇津野・島崎選手とスピードあるランナーが苦戦するも、新戦力の尾方選手が14分10秒の自己ベストで予選通過!決勝はさすがに跳ね返されますが、一つ収穫です。3000m障害の塩田選手も予選通過に迫りました。例年より盛り上がったのではと思います。
中央学院大学
10000m
17位吉田礼志②29分21秒33
23位飯塚達也③29分51秒68
ハーフマラソン
21位荻沼直人④64分42秒
28位芳賀利紀②65分30秒
36位鞍野陸人④66分02秒
3000m障害
1組8位平間純哉①9分10秒78
2組4位上野航平④8分54秒64 Q
決勝5位上野航平④8分51秒09 +4点
中学大は種目を絞っての出場となりました。10000mのエース吉田選手に最も期待が集まりましたが、今回はやや息切れでいたか、17位29分21秒に留まりました。今季好調の飯塚選手も30分切るほどでした。このあたりは、全日本予選に向けて、課題ができたというところでしょうか。
ハーフマラソンは、箱根予選のレギュラー争いなのでは、と思われるメンバー構成
でした。ここのところ好調だった4年生荻沼選手が意地を見せましたね。64分台で走破しています。
また、3000m障害期待の上野選手は、今年もしっかり合わせてきましたね。予選は4位ながら8分54秒の好タイムで通過、決勝はさらに早い展開の中、8分51秒の4位に食い込み、中学大唯一の得点を確保しました。チームとしては、ここからの仕上げになりますね。
専修大学
1500m
1組7位髙瀨 桂④3分53秒57
2組8位佐藤真也①3分54秒93
10000m
18位木村暁仁③29分38秒16
26位田島洸樹③30分05秒97
ハーフマラソン
13位ダンカン キサイサ②63分56秒
24位野下稜平③64分57秒
35位冨永裕憂④65分53秒
5000m
2組22位新井友裕①14分59秒21
専修大は今の主力選手が出場しました。1500mはエース級の髙瀨選手が出場も、3分53秒のタイムで予選通過とはいきませんでした。1万mは、箱根1区好走の木村選手が18位29分38秒の成績、また田島選手が主要大会デビューをしています。
ハーフマラソンは、留学生ダンカン選手が出場、入賞とはいきませんでしたが、13位63分56秒と、一時の状態よりは上がってきたようでほっとするところです。あとは野下選手や、ルーキー新井選手ら一つ経験を積みましたね。
拓殖大学
10000m
19位江口清洋④29分41秒18
ハーフマラソン
15位原田大希④64分00秒
40位関根大地④66分22秒
51位山田拓人④68分16秒
3000m障害
1組10位荒木暉登①9分16秒00
2組10位鎗田光希①9分15秒17
3組9位佐々木虎太郎④9分10秒34
拓大は留学生の選手や、一部エース級を欠いた布陣となりました。その中で、4年生の主力選手が長い距離に出場しました。1万mは江口選手のみ出場し29分台ではまとめました。
ハーフマラソンは、明暗が分かれた形ですが、原田選手が、15㎞まで先頭集団についていく健闘。64分00秒の15位、これは大きな収穫ですね。次の全日本予選でひとまずまとめです。
大東文化大学
1500m
10000m
ハーフマラソン
3000m障害
3組1位佐竹勇樹③8分47秒90 Q
決勝1位佐竹勇樹③8分45秒75 +8点
5000m
大東文化大は、3000m障害の佐竹選手以外は、エントリーなしだったのですよね。真名子新監督に、今のチームに思うことがあったでしょうか?そんな中、佐竹選手が大激走。予選を8分47秒と高いレベルで組トップで通過すると、
決勝では、残り1周で猛スパート!途中で飛び出していた選手を、第3コーナー過ぎの水豪で交わして、見事に優勝!これは嬉しいですね。8分45秒もなかなかのパフォーマンス、今後の試合に注目です。チームにも大いに刺激になります。多分、全日本予選に合わせてくると思うので、注目です。
上武大学
1500m
3組5位山林レオ③3分50秒94
10000m
3位K・パトリック①28分31秒41 +6点
27位青山 澪③30分10秒58
ハーフマラソン
44位岩田楽也②67分02秒
3000m障害
1組3位上田陽向③8分56秒60 Q
2組15位北 大輝①9分45秒97
3組5位後閑将太④8分54秒89 q
決勝8位後閑将太④8分56秒50 +1点
決勝11位上田陽向③9分18秒45
5000m
1組17位海村 蓮②14分36秒88
2組6位村上航大④14分06秒22 Q
決勝23位村上航大④14分27秒89
チーム屈指のスピードランナー山林選手が、1500m無念の予選落ち。意気消沈…する暇はありませんでした。初めて迎えた留学生パトリック選手が1万mに出場、ラスト1周で先頭に立って優勝を狙う走り!最後の直線で力尽きましたが、表彰台確保の3位、今後楽しみではないでしょうか?
また、3000m障害にフルエントリー。上田・後閑選手が、予選通過。決勝では、激しいたたき合いの中、後閑選手が8位入賞し1点確保!チーム全体の苦戦がここ数年続いていた中、嬉しいニュースです。
5000mは、4年生エース村上選手が決勝に進出。決勝では一時先頭を引くなど勝負をかけますが、終盤は息切れしましたかね。また上がってくるはず。あとは今回跳ね返された、青山・海村・岩田選手ら、今後の成長に期待ですね。
城西大学
1500m
1組3位五十嵐賢太郎③3分53秒25 Q
2組7位樋口ワシリー①3分52秒96
3組10位古橋空弥①3分54秒93
決勝6位五十嵐賢太郎③3分47秒96 +3点
10000m
33位藤井正斗④30分54秒11
34位木村吉希④30分54秒37
ハーフマラソン
17位小島 拓④64分12秒
22位平林 樹②64分47秒
3000m障害
1組4位大沼良太郎①8分56秒63
5000m
1組13位斎藤将也①14分23秒79
2組4位ビクトリー キムタイ①14分06秒10 Q
2組13位山中秀真③14分19秒03 q
決勝2位ビクトリー キムタイ①13分55秒82 +7点
決勝18位山中秀真③14分17秒94
城西大は、3年生の主力選手を一部欠く布陣で挑みました。1500m1年生と中距離の五十嵐選手が出場。五十嵐選手が決勝に進出し、6位入賞!予選とは違う展開の中、3分47秒96とまずまずのタイムを出したのもポイントです。
その後は苦戦も多かったかな。1万mは4年生の藤井・木村選手が出場も、30分台と仕上がってなかったかな?ハーフマラソンは小島選手が64分台で走ったのが収穫、3000m障害は大沼選手が出場もまさかの予選落ち。事前は8分50秒を切るタイムも出していましたが、大舞台は簡単ではないですね…。
そんな中、初めて迎え入れた留学生キムタイ選手が、5000mで見事表彰台を確保する2位!やっぱり強いです。1年生でこれですから、将来の楽しみ。また3年生主力の山中選手も決勝に進んでいます。長距離陣営は苦戦も多かった、ここからの全日本予選仕上げに注目です。
立教大学
1500m
1組6位マッキャーン将人①3分53秒49
2組1位大塚直哉①3分48秒99 Q
3組11位後藤謙晶②3分55秒28
決勝9位大塚直哉①3分50秒01
10000m
忠内侑士③31分11秒95
ハーフマラソン
41位忠内侑士③66分25秒
49位山口史朗②68分03秒
3000m障害
1組12位宮澤 徹③9分19秒43
3組2位内田賢利③8分50秒91 Q
決勝7位内田賢利③8分54秒36 +2点
5000m
1組10位林虎太朗②14分14秒19 Q
1組16位國安広人①14分33秒93
2組7位関口絢太③14分06秒23★ Q
決勝14位関口絢太③14分09秒06
決勝16位林虎太朗②14分11秒17
立教大も、少しずつ存在感を示してきている形ですかね。1500mでは、1年生の大塚選手が予選で3分48秒の好タイムでトップ通過!決勝でも頑張りましたが、惜しくも9位獲得なりませんでした。また予選で後藤選手が思い切って逃げにでましたが、予選通過には繋がらなかったですかね。
また3000m障害では、日本選手権も出場している内田選手が、予選から8分50秒の好タイムでしっかり通過。決勝は、叩き合いになりましたが、何とか7位で入賞。得点を確保しましたね。
5000mは3人出場、事前1万m記録会で28分台沸いた國安選手はやや調整を外してしまったか予選落ち。関口・林選手がしっかりと決めていました。決勝では入賞ラインには届きませんでいたが、2人とも入賞に届かずも、14分10秒前後で終盤まで可能性を残しました。このあたりが収穫でしょうかね。
長い距離は苦戦、1万m&ハーフと2種目で忠内選手が出場も、どちらも下位に。エース選手が出場できなったですが、ちょっと気になる結果かな?
東京農業大学
1500m
1組1位田口 豪①3分53秒00
2組11位西 樹②3分58秒43
決勝11位田口 豪①3分55秒09
10000m
ハーフマラソン
31位北田大起④65分39秒
3000m障害
1組7位野嶋大佑④9分07秒87
5000m
2組20位深堀 優①14分40秒20
エース選手が欠場ということで、やや陣容としてはやや寂しくなりましたかね。その中で、1500m1年生田口選手が、予選で組トップの激走!内側でひたすら粘っていたのが印象的でした。
このほか、有力ルーキー深堀選手が5000mで大舞台を経験。北田・野嶋選手4年生それぞれの頑張りがありました。
東京経済大学
1500m
10000m
4位大川歩夢④28分35秒51 +5点
ハーフマラソン
20位小山優輝②64分17秒
32位石川晃大③65分42秒
48位村田悠樹③67分55秒
3000m障害
3組8位小池 彪④9分04秒93
5000m
1組19位下田大翔②14分49秒95
トラックの成果が目覚ましい東京経済大。エース大川選手が1万mで、見事に4位入賞!終盤の先頭集団には付かず、第2集団から捲っていく、得意の展開に持ち込めたみたいですね。それでも、2部は青学・駒大らがいますから、価値ある入賞です。
その他では、ハーフマラソンで、2年生小山選手が64分17秒と、まずまずのタイムで20位に入ったのが一つ収穫ですね。強豪校と戦える選手が、一人でも増えていくのが、チームの励みになるはずです。
亜細亜大学
1500m
1組10位光安航希①3分56秒67
10000m
36位吉岡祥希④31分18秒80
ハーフマラソン
30位門田雄誠③65分37秒
33位中西勝輝③65分50秒
37位藤田寛大④66分02秒
3000m障害
1組13位大迫一樹④9分25秒39
2組5位横山隼人④9分00秒90
5000m
2組11位片川祐太②14分06秒50 q
決勝8位片川祐太②14分01秒36★ +1点
5000mでサプライズでしたね!チームのエース格片川選手がやってくれました。予選は10位までに入れず、タイムで通過。このレース1位通過の選手が14分05秒13で、11位の片川選手が14分06秒50で雪崩れ込んだレース。格上相手に食らいつきました。
決勝では、ここからさらに状態が上がって、青学大や東国大の主力選手に食らいつく形で8位入賞。14分01秒36の大幅自己ベストで、この関東インカレという舞台で食い込みました。やってきたことに自信がつきますね。
あとの種目は全体的に苦戦が多かった中、3000m障害で横山選手が9分00秒のタイムで組5位、決勝ラインにあと一歩と迫りました。
日本薬科大学
1500m
10000m
1位ノア キプリモ④28分28秒58 +8点
16位中山雄太④29分20秒94
32位中野魁人④30分34秒06
ハーフマラソン
25位福永一聖③65分00秒
34位白石大以夢④65分52秒
38位波多江陸人②66分09秒
3000m障害
3組12位大曲将護①9分41秒70
5000m
1組6位中山雄太④14分09秒40 Q
2組1位ノア キプリモ④14分05秒13 Q
決勝1位ノア キプリモ④13分55秒47 +8点
決勝12位中山雄太④14分07秒75
4年生キプリモ選手が強かったですね。1万mと5千m2冠!!どちらも最後のスプリント勝負までもつれる展開、他の留学生・食らいつく日本人ランナーもいた中で、どちらも勝ち上がっています。タイム差以上に力の差を感じる勝利でしたね。
日本人エース中山選手も、1万mと5千mどちらにも出場しましたが、今回は惜しくも届かず。日本選手権出場など連戦も続いていた影響があったかもしれません。他、ハーフマラソンで福永選手が65分00秒のタイム、この時期にしてはいいでしょうか。手中に入りつつある全日本予選へ向けての調整になっていきます。
芝浦工業大学
1500m
1組11位森本博文②3分57秒66
10000m
31位松川雅虎④30分30秒28
ハーフマラソン
29位内山寿頼①65分33秒
52位渡邊悠太②68分52秒
DNF橋本章央③
3000m障害
1組2位大谷健斗③8分56秒46 Q
決勝9位大谷健斗③8分58秒96
5000m
1組9位横尾 皓①14分12秒34 Q
2組21位三浦 剛③14分53秒13
決勝20位横尾 皓①14分22秒77
2種目で決勝に進出しましたね。3000m障害で、大谷選手が予選で8分56秒の好タイムで決勝進出、決勝では惜しくも9位となりましたが、2本とも9分を切るタイムで揃えています。
1年生が今回頑張っていて、記録会で大幅自己ベストを出していた横尾選手が決勝に進出!また、ハーフマラソンエントリーの内山選手が65分台にまとめています。芝浦工業大駅伝ブロックの改革をひしひしと感じます!
育英大学
1500m
2組4位元村航大④3分50秒41
3組12位奥田歩凪④3分56秒30
決勝8位元村航大④3分49秒04 +1点
10000m
10位新田 楓④29分10秒17
22位諸星颯大④29分50秒27
ハーフマラソン
9位諸星颯大④63分23秒
3000m障害
5000m
1組11位奥田歩凪④14分19秒14
決勝19位奥田歩凪④14分19秒05
戦いましたね。1500mには、前回9位と惜しくも得点を逃していた元村選手が出場。無事予選を突破すると、決勝では激しいたたき合いの末、3分49秒04のタイムで8位入賞!流れが激しい1500mで、一つ順位を上げ、念願の対抗得点を獲得しました。
1万mでは、昨年の学生連合に選ばれていた新田選手が29分10秒のタイムで10位、ハーフマラソンでは連合で10区激走した諸星選手が9位と入賞次点、5000mでも奥田選手が決勝に進み、大崩れせずに走り抜けました。みんな4年生ですが、この世代本当に育英大史上に残りそうです。
関東学院大学
1500m
2組12位野中拓海④3分58秒81
3組8位小林駿介③3分54秒20
10000m
ハーフマラソン
39位森屋源太④66分16秒
42位鈴木健太④66分44秒
3000m障害
2組8位緒方 快①9分04秒81
3組10位武藤琉斗③9分19秒54
5000m
1組21位森川凛太郎②15分02秒89
2組16位内野李彗③14分29秒07
関東学院大も出場数が少しずつ増えてきているように思います。入賞にはまだ遠かったですが、5000m予選内野選手や、3000m障害のルーキー緒方選手が健闘ですね。
桜美林大学
1500m
10000m
ハーフマラソン
45位須田大志④67分21秒
47位八木 結④67分55秒
53位ダニエル カヨウキ④69分28秒
3000m障害
1組11位青木一真①9分18秒43
5000m
1組23位内山祐希③15分33秒11
2組14位白川大地④14分22秒85
5000mにエース白川選手が出場。14分22秒と頑張りましたが、予選突破には届きませんでした。他、ルーキー青木選手が3000m障害で主要大会デビューです。
立正大学
1500m
2組9位平松幸記④3分56秒41
10000m
ハーフマラソン
11位木實優斗②63分31秒
3000m障害
1組14位長﨑優斗③9分31秒35
2組7位ジョー キアリエ①9分04秒67
5000m
2組18位ジョー キアリエ①14分35秒09
立正大はサプライズがありましたね。ハーフマラソンに出場した木實選手が、終盤までトップ集団に!15㎞通過では先頭を率いていたのですからびっくり、最終的に63分31秒と、1㎞3分をほぼ刻んだ好タイムで11位。上位校の中に割って入りました。
立正大の中では高校時代の実績は飛び抜けていいですが、昨年度はそこまで目立ってはいなかったはずですが…。話が早いですが、関東学生連合での、箱根駅伝出場も視野に入ってきましたかね?
他、留学生のキアリエ選手が、3000m障害と5000mと変則的な出場で、大学主要大会デビュー。3000m障害の方が予選突破に近かったですかね。
平成国際大学
1500m
3組8位新井今生人③3分54秒04
10000m
ハーフマラソン
3000m障害
2組13位野口 颯④9分22秒10
3組11位宮内憲広①9分37秒91
5000m
1組22位土赤本気①15分16秒51
2組3位ステファン カマウ④14分06秒04 Q
2組12位穴澤友崇④14分16秒31 q
決勝17位ステファン カマウ④14分12秒56
決勝24位穴澤友崇④14分39秒03
5000mに主力選手3名がエントリーできたのはチームとして嬉しいですね。エース格のカマウ選手と穴澤選手が決勝に進出しています。決勝では力負けしましたが、一つ成果が出ました。期待のルーキー土赤選手も、まずは経験ですね。
その他強化校
10000m
20位辻野大輝④(武蔵野学院大)29分41秒55
ハーフマラソン
27位大澤巧使③(麗澤大)65分07秒
46位安田隼人④(明治学院大)67分55秒
50位柗野優輝④(明治学院大)68分09秒
3000m障害
1組1位青木 颯③(湘南工科大)8分51秒64
2組14位鎌田虎太郎③(湘南工科大)9分23秒50
決勝2位青木 颯③(湘南工科大)8分48秒56 +7点
5000m
1組15位廣瀬啓伍②(麗澤大)14分24秒57
1組18位辻野大輝④(武蔵野学院大)14分37秒10
大サプライズがあったのは、3000m障害。予選で、湘南工科大青木選手が、綺麗な飛越でトップ通過、決勝でも集団の前の方を走るなど存在感を示すと、最後のスパートでさらにペースが上がり、8分48秒56の好タイムで、なんと表彰台2位!高校時代、そして大学時代も決して目立っていなかっただけに、この覚醒は驚きました!ある意味一番目立ってますね。
他、武蔵野学院大・麗澤大あたりは、主力選手が中位で踏ん張っている姿が印象的でした。
その他
川内優輝の盟友の埼玉大34歳オールドルーキー牧野冴希が関東インカレデビュー 勉強を最優先に最高齢の箱根駅伝出場目指す(スポーツ報知)#Yahooニュースhttps://t.co/eVBnqKkcOq
— 寺田的陸上競技WEB (@rikujouterada) May 22, 2022
1500m
1組9位野村洸翔③(東京海洋大)3分54秒62
1組12位田代旺生⑥(防衛医科大)3分59秒46
1組14位米澤颯斗③(成蹊大)4分02秒40
2組13位宮本 力④(一橋大)3分59秒90
2組14位柴田瀬允④(東京工業大)4分06秒06
3組3位石川昌樹④(横浜国立大)3分50秒05 Q
3組7位鍜治 晃②(清和大)3分53秒67
3組13位石嵜寛之③(上智大)3分59秒31
決勝12位石川昌樹④(横浜国立大)4分01秒72
10000m
ハーフマラソン
54位牧野冴希①(埼玉大)69分40秒
3000m障害
1組9位小林将吾④(東京工業大)9分13秒76
2組9位打木耕平③(成蹊大)9分11秒55
2組11位植村勇太③(群馬大)9分15秒90
2組12位北野晴海①(武蔵大)9分21秒80
5000m
1組4位デジェン テスファレムウェルドゥ③(星槎大)14分03秒90 Q
決勝15位デジェン テスファレムウェルドゥ③(星槎大)14分10秒68
強化チーム以外も、健闘が合ったのですよね。1500mは出場が非常に多かったです。その中で3組は、決勝常連の横浜国立大石川選手が、激戦を制して決勝へ。決勝は最下位も、一時先頭を率いる頑張りをみせました。また、清和大鍜治選手などの予選の健闘がありました。
3000m障害も参加が多かったです。決勝進出にはもう少しでしたが、全体的に大きく崩れることもなかったかなぁ。成蹊大打木選手、東工大小林選手、群馬大植村選手ら9分10秒台で粘りました。武蔵大1年生北野選手も、ちょっと気になるかな?
また、一部話題になっていた埼玉大牧野選手がハーフマラソンで出走。駒大卒業後、34歳にて2度目の大学入学、昼は働いて、夜は授業という生活だそうですね。今回は最下位でしたが、陸上の方も頑張っていかれるそうです。本当に多くの選手にチャンスがあるなと思いました。
3部まとめ
1500m
1位吉川右門(M1・筑波大院)3分57秒60
2位久田淳司(M1・東京大大学院)3分57秒83
3位竹岡 大(M2・東京工業大大学院)4分05秒49
10000m
1位古川大晃(D2・東京大大学院)29分49秒19
ハーフマラソン
1位古川大晃(D2・東京大大学院)64分38秒
3000m障害
1位重山源斗(M2・筑波大院)9分04秒23
2位森田雄貴(M1・東京大大学院)9分18秒39
3位青山光生(M2・宇都宮大大学院)9分27秒10
5000m
1位古川大晃(D2・東京大大学院)14分19秒02
1500mと3000m障害は3人の大学院生が出場しましたね。1500mは、2部予選の中ではなく、3部のみで決勝が行われました。筑波大院吉川選手が最初から先頭に立ち押し切って優勝!東大院久田選手の追い上げを凌ぎました。
3000m障害は、2部予選の組に振り分けられましたが、筑波大院重山選手の実力が抜けていましたね。9分04秒と、学部決勝も見えるタイムでした。理科大から東大院に進んだ森田選手も健闘ですかね。
長距離は、今年の学生連合に出場した古川選手が3種目一人出場してすべて優勝!とはいえ、1日目に1万m29分49秒19、2日目に5千m14分19秒02、4日目にハーフマラソン64分38秒と全て安定したパフォーマンスを見せていることが凄いですよね。
以上、こうみると各大学本当にドラマが多かったですね。
箱根駅伝ファンのための情報集
【箱根駅伝ファンのためのリンク集】
【【結果も!】2022年度箱根駅伝ファンのための競技会日程】
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【箱根駅伝アニメ:風が強く吹いている完走】
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